JPH11122514A - 光学装置の架台およびその固有振動周波数の決定方法 - Google Patents

光学装置の架台およびその固有振動周波数の決定方法

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JPH11122514A
JPH11122514A JP9291527A JP29152797A JPH11122514A JP H11122514 A JPH11122514 A JP H11122514A JP 9291527 A JP9291527 A JP 9291527A JP 29152797 A JP29152797 A JP 29152797A JP H11122514 A JPH11122514 A JP H11122514A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学装置の架台の固有振動周波数を制御す
る。 【解決手段】 カメラ本体11を第1の支持部材31、
32で第1の支持体30の中空内に支持する。第1の支
持部材31は固定部31a、固定部31b、固定部31
aと固定部31bを一体的に連結する円柱形の連結部3
1cとを有する。第1の支持部材32も同様の構成を有
する。連結部31c、32cは光軸OPに直交する第1
の中心軸Xを中心として捩ることが可能な弾性部材から
なる。第1の支持体30を第2の支持部材41、42で
第2の支持体40の中空内に支持する。第2の支持部材
41は固定部41a、41b、固定部41aと固定部4
1bを一体的に連結する円柱形の連結部41cとを有す
る。第1の支持部材42も同様の構成を有する。連結部
41c、42cは、光軸OPに直交しかつ第1の中心軸
Xに直交する第2の中心軸Yを中心として捩ることが可
能な弾性部材からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像振れ補正機能を
備えた監視カメラ等の光学装置を固定する架台に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば交通監視等を行なうために
ビデオカメラを戸外に設置することが行なわれている。
ビデオカメラを戸外に設置すると強風時や大型車両の通
過時等にビデオカメラに激しい像振れが発生することが
ある。このような像振れを防止するためには、ビデオカ
メラを設置する架台の剛性を高めるとともに、ビデオカ
メラを架台に強固に固定することが要求される。しかし
ながら、カメラレンズの焦点距離が長くなるとわずかな
揺れでも激しい像振れを引き起こすため、架台の剛性を
高めたり、ビデオカメラの固定を強固にしても限界があ
り、像振れを完全に除去することは困難である。
【0003】一方、近年像振れ補正機能を備えた光学装
置が知られている。像振れの補正機能は観察像のずれを
補正する補正光学系、光学装置の光軸の角速度を検出す
るジャイロセンサを有しており、ジャイロセンサが検出
した角速度から光学装置の光軸の振れ角度情報を求め、
光学装置の光軸の移動を打ち消す方向にアクチュエータ
等で補正光学系を駆動することにより光学装置の像振れ
を補正する。通常の手振れの周波数の上限は約20Hz
であるのに対し、従来のジャイロセンサが検出可能な角
速度の周波数の上限は約40Hzであるため、手振れに
よる光学装置の光軸の角速度は従来のジャイロセンサに
より検出可能である。このような像振れ補正機能を戸外
に設置するビデオカメラにも適用して像振れを補正する
ことが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにビデオカメラを設置する架台は高剛性で作られて
いるため固有振動周波数が高くなり、強風時や大型車両
の通過時などに大地や建物の振動に架台の固有振動周波
数に近い成分が含まれていると、ビデオカメラが架台の
固有振動周波数に共振して揺れる。また架台に何らかの
外力が加わると、ビデオカメラは架台の固有振動周波数
で振動しやすい。その周波数は50Hzを超える高周波
でありジャイロセンサの角速度検出の機能を超えている
ため、ジャイロセンサから出力される光軸の角速度は正
確なものとはならない。従って、ビデオカメラを戸外に
設置して使用する場合、像振れ補正機能をビデオカメラ
に備えるだけでは像振れを完全に補正することはできな
いという問題があった。
【0005】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、像振れ補正機能を備えた光学装置を設置する架台に
おいて、像振れ補正機能が正常に作動できるよう光学装
置を支持する架台を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる光学装置
の架台は、光学装置の光軸を含む第1の平面内および光
軸を含みかつ第1の平面に直交する第2の平面内におけ
る光軸の単位時間当たりの変位量を検出する光軸変位量
検出手段と、光軸変位量検出手段が検出した変位量をも
とに光軸の位置情報を求める光軸位置演算手段と、光軸
の振れに起因して発生する観察像のぶれを補正する補正
光学系と、補正光学系を駆動する補正光学系駆動手段
と、補正光学系の位置を検出する位置検出手段とを備
え、光軸位置演算手段が出力する光軸の位置情報と位置
検出手段が出力する補正光学系の位置情報との差分が解
消されるように補正光学系を駆動することにより観察像
のぶれを補正する光学装置を固定する架台であって、光
学装置が固定された状態での固有振動周波数が、光軸変
位量検出手段が検出可能な周波数及び補正光学系の駆動
手段が駆動可能な周波数の帯域内に設定されていること
を特徴とし、光学装置は例えばビデオカメラである。
【0007】光軸変位量検出手段は例えば、光軸の振れ
の角速度を検出し、光軸位置演算手段は、光軸変位量検
出手段が出力する光軸の振れの角速度を積分することに
より光軸の振れの角度情報に変換して出力する。
【0008】好ましくは、固有振動周波数が、光軸変位
量検出手段が検出可能な周波数及び補正光学系の駆動手
段が駆動可能な周波数の帯域内におさまるよう、光学装
置と架台との連結部材の捩ればね係数が設定されてい
る。
【0009】例えば、第1の平面と平行でかつ光軸に直
交する第1の中心軸を有する一対の第1の支持部材で光
学装置を支持する第1の支持体と、第2の平面と平行で
かつ光軸に直交する第2の中心軸を有する一対の第2の
支持部材で第1の支持体を支持する第2の支持体とを有
し、光学装置は第1の中心軸を中心として回動可能であ
り、第1の支持体は第2の中心軸を中心として回動可能
である。
【0010】第1の支持部材は例えば、光学装置に固定
された第1の固定部と、第1の支持体に固定された第2
の固定部と、第1の固定部と第2の固定部を一体的に連
結し第1の中心軸を中心として捩ることが可能な弾性部
材からなる第1の連結部とを有し、第2の支持部材は例
えば、第1の支持体に固定された第3の固定部と、第2
の支持体に固定された第4の固定部と、第3の固定部と
第4の固定部を一体的に連結し第2の中心軸を中心とし
て捩ることが可能な弾性部材からなる第2の連結部と有
する。
【0011】好ましくは固有振動周波数が20Hz以下
となるよう、第1および第2の連結部の捩ればね係数が
設定されている。
【0012】好ましくは固有振動周波数が20Hz以下
となるよう、第1および第2の連結部の捩ればね係数と
光学装置が固定された際の架台の質量および慣性モーメ
ントが設定されている。
【0013】第1の支持部材は例えば、光学装置に固定
された第1の固定部と、第1の支持体に固定された第2
の固定部と、第1の固定部と第2の固定部を連結し第1
の中心軸を中心として回転可能な第1の連結部と、第1
の連結部の外周囲に巻き回された第1の弾性部材とを有
し、第2の支持部材は、第1の支持体に固定された第3
の固定部と、第2の支持体に固定された第4の固定部
と、第3の固定部と第4の固定部を連結し第2の中心軸
を中心として回転可能な第2の連結部と、第2の連結部
の外周囲に巻き回された第2の弾性部材とを有する。
【0014】好ましくは、第1の中心軸と第2の中心軸
が直交し、光学装置の重心が第1の中心軸と第2の中心
軸の交点に位置する。
【0015】第1の支持体および第2の支持体が例えば
中空の角筒形状を有し、第1の支持体の中空部に光学装
置が配設され、第2の支持体の中空部に第1の支持体が
配設されている。
【0016】また、本発明に係る光学装置の架台は、光
学装置の光軸の角速度検出手段と、角速度検出手段の出
力を積分して光軸の振れ角度情報に変換する積分手段
と、光軸の振れに起因して発生する観察像のぶれを補正
する補正光学系と、補正光学系の位置を検出する位置検
出手段とを備え、積分手段が出力する光軸の振れ角度情
報と位置検出手段が出力する補正光学系の位置情報との
差分が解消されるように補正光学系を駆動することによ
り観察像のぶれを補正する像振れ補正機能を備えた光学
装置を固定する架台であって、光学装置が固定された状
態での固有振動周波数を、角速度検出手段が検出可能な
振動周波数の範囲内におさまるよう低下させる固有振動
周波数調整手段を有することを特徴とする。
【0017】固有振動周波数調整手段は例えば、架台に
おいて光学装置を支持する支持体と光学装置とを連結す
る弾性を有する連結部であり、固有振動周波数が20H
z以下となるよう、連結部の弾性特性が設定されてい
る。
【0018】また、本発明に係る光学装置の架台の固有
振動周波数の決定方法は、光学装置の光軸の角速度検出
手段と、角速度検出手段の出力を積分して光軸の振れ角
度情報に変換する積分手段と、光軸の振れに起因して発
生する観察像のぶれを補正する補正光学系と、補正光学
系の位置を検出する位置検出手段とを備え、積分手段が
出力する光軸の振れ角度情報と位置検出手段が出力する
補正光学系の位置情報との差分が解消されるように補正
光学系を駆動することにより観察像のぶれを補正する像
振れ補正機能を備えた光学装置を固定する架台におい
て、下記の式によって求まる架台の固有振動周波数f
を、角速度検出手段が検出可能な周波数帯域内である2
0Hz以下に定めるべく、架台と光学装置との連結部の
捩ればね係数Kと、光学装置を固定した際の架台の慣性
モーメントJが決定されるよう、連結部および架台の構
成要件を設計することを特徴とする。
【数3】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。尚、本明細書において「縦」とは
本発明の実施形態に係る像振れ補正機構を備えた光学機
器の通常の使用状態における鉛直方向を指し、「横」と
は「縦」に直交する方向を指す。図1は、本発明に係る
第1実施形態が適用されるビデオカメラの撮影光学系と
撮像素子を示す斜視図である。撮影光学系は対物レンズ
70と、レンズ支持枠25に保持された補正レンズ28
を有している。レンズ支持枠25は補正レンズ28の光
軸OPに直交する平面25Xを有する平板であり、その
平面と平行な面における断面外輪郭の形状は略方形であ
る。レンズ支持枠25の図1における上端面25Aは、
平面25Xに対して垂直であり、かつ光軸OPを含む横
方向に延びる面と平行である。また、レンズ支持枠25
の図1における右端面25Bは、平面25Xに対して垂
直であり、かつ光軸OPを含む縦方向に延びる面と平行
である。上端面25Aと右端面25Bは隣接し互いに直
交しており、それぞれ凹部26、27が設けられてい
る。
【0020】対物レンズ70を通過した光束は補正レン
ズ28を通過し、撮像素子80に導かれ、撮像素子80
に被写体像が結像される。すなわち、補正レンズ28が
対物レンズ70と撮像素子80の間に位置決めされるよ
う、レンズ支持枠25は光学機器内に配設される。ま
た、本明細書において「基準位置」とは、補正レンズ2
8の光軸OPが対物レンズ70等の他の光学系の光軸と
一致する位置を指す。
【0021】凹部26には、第1の直動型アクチュエー
タ131が配設されている。第1の直動型アクチュエー
タ131は例えば直動型のソレノイドで、駆動コイル収
納部131aと、駆動コイル収納部131aに対して進
退の移動動作を行うシャフト131bとから成る。シャ
フト131bの進退の方向および移動量は、駆動コイル
収納部131a内の駆動コイル(図示せず)へ印加され
る電圧の大きさと方向により決定される。駆動コイル収
納部131aは光学機器の外枠の内壁面(図示せず)に
固定されており、シャフト131bの先端は面26aに
当接している。
【0022】凹部27には、第2の直動型アクチュエー
タ132が配設されている。第2の直動型アクチュエー
タ132は第1の直動型アクチュエータ131と同様の
構成を有しており、シャフト132bは駆動コイル収納
部132a内の駆動コイル(図示せず)への印加電圧の
大きさと方向に基づいて、進退の移動動作を行う。駆動
コイル収納部132aは光学機器の外枠の内壁面(図示
せず)に固定されており、シャフト132bの先端は面
27aに当接している。
【0023】右端面25Bにはレンズ支持枠25の内部
に向かって、上端面25Aと平行に延び、所定の深さを
有する穴29a、29bが上端部および下端部近傍に穿
設されている。コの字型のガイドバー61は、それぞれ
の軸方向が平行である横方向ガイド部61a、61b
と、横方向ガイド部61aと61bを連結する縦方向ガ
イド部61cとからなる。縦方向ガイド部61cの軸方
向の長さは、穴29a、29bの間の距離に略等しい。
穴29aにはガイドバー61の横方向ガイド部61a、
穴29bには横方向ガイド部61bがそれぞれ摺動可能
に挿入されている。
【0024】ガイドバー61の縦方向ガイド部61cは
光学機器の外枠の内壁面に形成された突起部11を挿通
し、縦方向に往復動可能に突起部11に支持されてい
る。
【0025】レンズ支持枠25の上端面25Aと右端面
25Bが直交する角部の近傍にはピン151が突出して
いる。ピン151にはコイルバネ152の端部152a
が固定されている。コイルバネ152のもう一方の端部
152bは、光学機器の外枠の内壁の突起部(図示せ
ず)に掛けられており、レンズ支持枠25を光軸OPに
垂直な面において光軸点に向かって45度方向で近づく
方向に付勢している。すなわち、コイルバネ152は、
第1の直動型アクチュエータ131のシャフト131b
および第2の直動型アクチュエータ132のシャフト1
32bの先端部が、常に凹部26の面26a、凹部27
の面27aにそれぞれ均等の付勢力で当接するように、
レンズ支持枠25を付勢している。
【0026】レンズ支持枠25には、横方向位置検出用
の第1のスリット208と、縦方向位置検出用の第2の
スリット211が穿設されている。第1のスリット20
8は面25Xと平行な面で切断した断面形状の長手方向
が第1の直動型アクチュエータ131のシャフト131
bの進退方向と直交する方向に延び、第2のスリット2
11は面25Xと平行な面で切断した断面形状の長手方
向が第2の直動型アクチュエータ132のシャフト13
2bの進退方向と直交する方向に延びている。第1のL
ED207は、レンズ支持枠25から所定の間隔だけ離
れかつ第1のスリット208に対応する位置に配設さ
れ、レンズ支持枠25を挟んで第1のLED207の反
対側には第1の1次元PSD(Position Se
nsitive Device)204が配設されてい
る。第2のLED212は、レンズ支持枠25から所定
の間隔だけ離れかつ第2のスリット211に対応する位
置に配設され、レンズ支持枠25を挟んで第2のLED
212の反対側には第2の1次元PSD209が配設さ
れている。
【0027】レンズ支持枠25の横方向の位置は、第1
のLED207から出射される光束が第1のスリット2
08を通過し第1の1次元PSD204上に照射される
位置により検出され、レンズ支持枠25の縦方向の位置
は、第2のLED212から出射される光束が第2のス
リット211を通過し第2の1次元PSD209上に照
射される位置により検出される。
【0028】第1の直動型アクチュエータ131の駆動
コイル収納部131aの駆動コイルに特定方向の電圧を
印加するとシャフト131bはx1方向に突出し、レン
ズ支持枠25はx1方向に変位される。駆動コイルに反
対方向の電圧を印加するとシャフト131bはx2方向
に引き込まれ、コイルバネ152の付勢力によりレンズ
支持枠25はx2方向に変位される。
【0029】第2の直動型アクチュエータ132の駆動
コイル収納部132aの駆動コイルに特定方向の電圧を
印加するとシャフト132bはy1方向に突出し、レン
ズ支持枠25はy1方向に変位される。駆動コイルに反
対方向の電圧を印加するとシャフト132bはy2方向
に引き込まれ、コイルバネ152の付勢力によりレンズ
支持枠25はy2方向に変位される。
【0030】図2は、第1実施形態のビデオカメラの像
振れ補正の制御回路において横方向の像振れ補正を行う
回路構成を示す図である。横方向ジャイロセンサ200
から手振れ等によるビデオカメラの横方向の光軸の角速
度を示す信号が出力される。横方向ジャイロセンサ20
0には横方向増幅器210が接続されており、横方向ジ
ャイロセンサ200から出力された光軸の角速度を示す
信号が増幅される。積分回路220は演算増幅器22
1、抵抗R222およびコンデンサC223から構成さ
れる。横方向増幅器210から出力された増幅信号は抵
抗R222を介して演算増幅器221の反転入力端子
(−)に入力される。演算増幅器221において、非反
転入力端子(+)は接地されており、反転入力端子と出
力端子の間にはコンデンサC223が接続されている。
【0031】積分回路220には比較増幅器230が接
続されている。積分回路220の出力信号は比較増幅器
230の反転入力端子に入力される。比較増幅器230
の出力端子には電力増幅器240が接続され、電力増幅
器240には第1のアクチュエータ131が接続されて
いる。
【0032】横方向位置センサ250は、第1のLED
207と第1の1次元PSD204(図1参照)からな
り、補正レンズ28の横方向の位置情報を示す信号を出
力する。横方向位置センサ250は比較増幅器230の
非反転入力端子に接続されており、横方向位置センサ2
50から出力される補正レンズ28の横方向の位置情報
が入力される。
【0033】比較増幅器230は、積分回路220から
入力される角度ぶれ信号と、横方向位置センサ250か
ら入力される補正レンズ28の位置情報の信号とが相殺
される方向および速さで補正レンズ28が駆動されるよ
う、第1のアクチュエータ131の駆動信号を出力す
る。
【0034】図3はビデオカメラを本実施形態の架台に
設置した場合の斜視図である。ビデオカメラ10はカメ
ラ本体11とレンズ鏡筒12を有している。レンズ鏡筒
12は光軸OPを有する撮影レンズ(図示せず)を支持
している。架台20は第1の支持体30と第2の支持体
40を備えている。第1および第2の支持体30、40
はそれぞれ中空の角筒形状を有しており、カメラ本体1
1は第1の支持体30の中空部内に配設され、第1の支
持体30は第2の支持体40の中空部内に配設されてい
る。第2の支持体40は雲台50に固定されている。
【0035】図4は図3のビデオカメラ10と架台20
をレンズ鏡筒12の側から見た平面図である。カメラ本
体11は一対の第1の支持部材31、32により第1の
支持体30の中空内に支持されている。第1の支持部材
31はカメラ本体11の側面11Rに固定された固定部
31a、第1の支持体30の内側面30Rに固定された
固定部31b、固定部31aと固定部31bを一体的に
連結する円柱形の連結部31cとを有する。同様に第1
の支持部材32は、カメラ本体11の側面11Lに固定
された固定部32a、第1の支持体30の内側面30L
に固定された固定部32b、固定部32aと固定部32
bを一体的に連結する円柱形の連結部32cとを有す
る。連結部31cおよび32cは、光軸OPに直交する
第1の中心軸Xを中心として捩ることが可能な弾性部材
からなる。
【0036】第1の支持体30は一対の第2の支持部材
41、42により第2の支持体40の中空内に支持され
ている。第2の支持部材41は第1の支持体30の外側
面30Tに固定された固定部41a、第2の支持体40
の内側面40Tに固定された固定部41b、固定部41
aと固定部41bを一体的に連結する円柱形の連結部4
1cとを有する。同様に第2の支持部材42は、第1の
支持体30の外側面30Bに固定された固定部42a、
第2の支持体40の内側面40Bに固定された固定部4
2b、固定部42aと固定部42bを一体的に連結する
円柱形の連結部42cとを有する。連結部41cおよび
42cは、光軸OPに直交しかつ第1の中心軸Xに直交
する第2の中心軸Yを中心として捩ることが可能な弾性
部材からなる。
【0037】すなわち、カメラ本体11の第1の中心軸
Xの周りの固有振動の周波数は一対の第1の支持部材3
1、32の連結部31c、32cの捩ればね係数により
決定され、カメラ本体11の第2の中心軸Yの周りの固
有振動の周波数は一対の第2の支持部材41、42の連
結部41c、42cの捩ればね係数により決定される。
【0038】ここで、各連結部の捩ればね係数と架台の
固有振動周波数の関係について説明する。連結部31
c、32cの捩ればね係数Kは、連結部の直径D、横弾
性係数G、長さLより求まる。
【0039】
【数1】
【0040】一方、カメラ本体11と撮影レンズを含め
た慣性モーメントJは、カメラ本体11と撮影レンズと
を含めて長手方向が光軸OPに沿っている直方体と近似
した場合の直方体の長さa、高さh、質量Mより求ま
る。
【0041】
【数2】
【0042】連結部31c、32cの中心軸X周りの固
有振動周波数fは、連結部31c、32cの捩ればね係
数Kおよび上記慣性モーメントJより求まる。
【0043】
【数3】
【0044】連結部41c、42cの中心軸Y周りの固
有振動周波数は、連結部41c、42cの捩ればね係数
と、カメラ本体11、撮影レンズ、第1の支持体30を
含めた慣性モーメントより求まる。
【0045】従来の像振れ補正機能で補正可能な固有振
動周波数は約20Hzである。従って、各連結部の直
径、長さ等の値を適宜調整して捩ればね係数を制御し、
カメラ本体11を架台20に設置した際、光軸の振れの
周波数を20Hz以下におさめることにより、カメラ本
体11に備えられた像振れ補正機能による像振れ補正が
可能となる。
【0046】一例として、カメラ本体11と撮影レンズ
とを含めて長手方向が光軸OPに沿っている直方体を、
長さaが25cm、幅bが7cm、高さhが7cmの直
方体に近似する直方体とし、その質量Mが3kgである
と仮定する。連結部31c、32cの直径Dが0.5c
m、長さLが0.5cm、弾性係数Gが0.84x10
10kgf/m2 とした場合の連結部31c、32cのば
ね係数Kと、カメラ本体11と撮影レンズを含めた慣性
モーメントJと、および連結部31c、32cの中心軸
X周りの固有振動周波数fとを求める。連結部31c、
32cの直径Dが0.5cm、長さLが0.5cm、弾
性係数Gが0.84x1010kgf/m2 であることか
らそのばね係数Kは202N・m/radとなる。
【0047】
【数4】
【0048】尚、(4)式中、横弾性係数Gに9.8を
積算しているのは、横弾性係数Gの単位をN/m2 に変
換するためである。
【0049】また、カメラ本体11と撮影レンズとを含
めて長手方向が光軸OPに沿っている直方体と近似した
場合の直方体の長さaが25cm、高さhが7cm、質
量Mが3kgであるため、カメラ本体11と撮影レンズ
を含めた慣性モーメントJは0.0169kg・m2
なる。
【0050】
【数5】
【0051】連結部31c、32cの捩ればね係数Kが
202N・m/radであり、慣性モーメントJが0.
0169kg・m2 であることから、連結部31c、3
2cの中心軸X周りの固有振動周波数fは17.4Hz
となる。
【0052】
【数6】
【0053】以上のように、架台の固有振動周波数f
は、従来の補正光学系で補正可能な振動周波数の範囲
内、すなわち20Hzより低い値におさめられている。
従って、強風や架台の設置場所における大きな振動によ
り手振れ周波数の帯域外の揺れが発生しても、カメラの
光軸の振れに像振れ補正機構が追従することができる。
【0054】さらに、第1の直動型アクチュエータ13
1および第2の直動型アクチュエータ132の駆動周波
数を予め検出しておき、各連結部の捩ればね係数がその
駆動周波数の帯域内に収まるよう各連結部の値を調整す
ることも可能である。
【0055】図5は本発明の第2実施形態に係る架台
を、ビデオカメラを配設した状態で撮影レンズの側から
見た場合の平面図である。尚、第1実施形態と同様の部
材には同一番号を付してある。カメラ本体11は一対の
第1の支持部材33、34により第1の支持体30の中
空内に支持されている。第1の支持部材33は、両端部
がカメラ本体11の外側面11Rおよび第1の支持体3
0の内側面30Rに接している円柱状の支持柱33c、
カメラ本体11の外側面11R上に配設され支持柱33
cの端部が回転可能に篏合する軸受け部33a、第1の
支持体30の内側面30R上に配設され支持柱33cの
端部が回転可能に篏合する軸受け部33b、支持柱33
cの周りに巻き回されたスクリューバネ33dを有す
る。スクリューバネ33dの両端部はそれぞれ軸受け部
33aおよび33bに固定されている。支持柱33cは
第1の支持体30に対して回転可能である。
【0056】同様に第2の支持部材34は、両端部がカ
メラ本体11の外側面11Lおよび第1の支持体30の
内側面30Lに接している円柱状の支持柱34c、カメ
ラ本体11の外側面11L上に配設され支持柱34cの
端部が回転可能に篏合する軸受け部34a、第1の支持
体30の内側面30L上に配設され支持柱34cの端部
が回転可能に篏合する軸受け部34b、支持柱34cの
周りに巻き回されたスクリューバネ34dを有する。ス
クリューバネ34dの両端部はそれぞれ軸受け部34a
および34bに固定され、支持柱34cは第1の支持体
30に対して回転可能である。
【0057】第1の支持体30は一対の第2の支持部材
43、44により第2の支持体40の中空内に支持され
ている。第2の支持部材43は、両端部が第1の支持体
30の外側面30Tおよび第2の支持体40の内側面4
0Tに接している円柱状の支持柱43c、第1の支持体
30の外側面30T上に配設され支持柱43cの端部が
回転可能に篏合する軸受け部43a、第2の支持体40
の内側面40T上に配設され支持柱43cの端部が回転
可能に篏合する軸受け部43b、支持柱43cの周りに
巻き回されたスクリューバネ43dを有する。スクリュ
ーバネ43dの両端部はそれぞれ軸受け部43aおよび
43bに固定され、支持柱43cは第2の支持体40に
対して回転可能である。
【0058】同様に第2の支持部材44は、両端部が第
1の支持体30の外側面30Bおよび第2の支持体40
の内側面40Bに接している円柱状の支持柱44c、第
1の支持体30の外側面30B上に配設され支持柱44
cの端部が回転可能に篏合する軸受け部44a、第2の
支持体40の内側面40B上に配設され支持柱44cの
端部が回転可能に篏合する軸受け部44b、支持柱44
cの周りに巻き回されたスクリューバネ44dを有す
る。スクリューバネ44dの両端部はそれぞれ軸受け部
44aおよび44bに固定され、支持柱44cは第2の
支持体40に対して回転可能である。
【0059】本実施形態において、固有振動周波数はス
クリューバネの捩ればね係数により決定される。固有振
動周波数とスクリューバネの捩ればね係数との関係は第
1実施形態における固有振動周波数と連結部の捩ればね
係数と同様である。
【0060】以上のように、第1および第2実施形態に
よれば、像振れ補正機能を備えたビデオカメラを固定す
る架台において、固有振動周波数が手振れ周波数の帯域
内に収まるよう、ビデオカメラを支持する部材の適正な
捩ればね係数が、設計可能である。従って、強風や架台
の設置場所における大きな振動により手振れ周波数の帯
域外の揺れが発生しても、カメラの光軸の振れは、カメ
ラに備えられた像振れ補正機能により補正可能な程度に
抑えられる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば像振れ補
正機能が正常に作動するよう光学装置を固定する架台が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用されるカメラの像
振れ補正機能の斜視図である。
【図2】第1実施形態が適用されるカメラの像振れ補正
機能のブロック図である。
【図3】第1実施形態の架台と、架台に設置されたカメ
ラを示す斜視図である。
【図4】第1実施形態の架台と、架台に設置されたカメ
ラを示す平面図である。
【図5】第2実施形態の架台と、架台に設置されたカメ
ラを示す平面図である。
【符号の説明】
10 ビデオカメラ 20 架台 25 レンズ支持枠 28 補正レンズ 30 第1の支持体 40 第2の支持体 50 雲台 70 対物レンズ 80 撮像素子 131 第1の直動型アクチュエータ 132 第2の直動型アクチュエータ 200 ジャイロセンサ 210 増幅器 220 積分回路 230 比較増幅器 240 電力増幅器 250 位置センサ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学装置の光軸を含む第1の平面内およ
    び前記光軸を含みかつ前記第1の平面に直交する第2の
    平面内における前記光軸の単位時間当たりの変位量を検
    出する光軸変位量検出手段と、前記光軸変位量検出手段
    が検出した前記変位量をもとに前記光軸の位置情報を求
    める光軸位置演算手段と、前記光軸の振れに起因して発
    生する観察像のぶれを補正する補正光学系と、前記補正
    光学系を駆動する補正光学系駆動手段と、前記補正光学
    系の位置を検出する位置検出手段とを備え、前記光軸位
    置演算手段が出力する前記光軸の位置情報と前記位置検
    出手段が出力する前記補正光学系の位置情報との差分が
    解消されるように前記補正光学系を駆動することにより
    観察像のぶれを補正する光学装置を固定する架台であっ
    て、前記光学装置が固定された状態での固有振動周波数
    が、前記光軸変位量検出手段が検出可能な周波数及び前
    記補正光学系の駆動手段が駆動可能な周波数の帯域内に
    設定されていることを特徴とする光学装置の架台。
  2. 【請求項2】 前記光軸変位量検出手段が前記光軸の振
    れの角速度を検出することを特徴とする請求項1に記載
    の光学装置の架台。
  3. 【請求項3】 前記光軸位置演算手段が前記光軸変位量
    検出手段が出力する前記光軸の振れの角速度を積分する
    ことにより前記光軸の振れの角度情報に変換して出力す
    ることを特徴とする請求項2に記載の光学装置の架台。
  4. 【請求項4】 前記固有振動周波数が、前記光軸変位量
    検出手段が検出可能な周波数及び前記補正光学系の駆動
    手段が駆動可能な周波数の帯域内におさまるよう、前記
    光学装置と前記架台との連結部材の捩ればね係数が設定
    されていることを特徴とする請求項1に記載の光学装置
    の架台。
  5. 【請求項5】 前記第1の平面と平行でかつ前記光軸に
    直交する第1の中心軸を有する一対の第1の支持部材で
    前記光学装置を支持する第1の支持体と、前記第2の平
    面と平行でかつ前記光軸に直交する第2の中心軸を有す
    る一対の第2の支持部材で前記第1の支持体を支持する
    第2の支持体とを有し、前記光学装置は前記第1の中心
    軸を中心として回動可能であり、前記第1の支持体は前
    記第2の中心軸を中心として回動可能であることを特徴
    とする請求項1に記載の光学装置の架台。
  6. 【請求項6】 前記第1の支持部材は、前記光学装置に
    固定された第1の固定部と、前記第1の支持体に固定さ
    れた第2の固定部と、前記第1の固定部と前記第2の固
    定部を一体的に連結し前記第1の中心軸を中心として捩
    ることが可能な弾性部材からなる第1の連結部とを有
    し、 前記第2の支持部材は、前記第1の支持体に固定された
    第3の固定部と、前記第2の支持体に固定された第4の
    固定部と、前記第3の固定部と前記第4の固定部を一体
    的に連結し前記第2の中心軸を中心として捩ることが可
    能な弾性部材からなる第2の連結部と有することを特徴
    とする請求項5に記載の光学装置の架台。
  7. 【請求項7】 前記固有振動周波数が20Hz以下とな
    るよう、前記第1および第2の連結部の捩ればね係数が
    設定されていることを特徴とする請求項6に記載の光学
    装置の架台。
  8. 【請求項8】 前記固有振動周波数が20Hz以下とな
    るよう、前記第1および第2の連結部の捩ればね係数と
    前記光学装置が固定された際の前記架台の質量および慣
    性モーメントが設定されていることを特徴とする請求項
    6に記載の光学装置の架台。
  9. 【請求項9】 前記第1の支持部材は、前記光学装置に
    固定された第1の固定部と、前記第1の支持体に固定さ
    れた第2の固定部と、前記第1の固定部と前記第2の固
    定部を連結し前記第1の中心軸を中心として回転可能な
    第1の連結部と、前記第1の連結部の外周囲に巻き回さ
    れた第1の弾性部材とを有し、前記第2の支持部材は、
    前記第1の支持体に固定された第3の固定部と、前記第
    2の支持体に固定された第4の固定部と、前記第3の固
    定部と前記第4の固定部を連結し前記第2の中心軸を中
    心として回転可能な第2の連結部と、前記第2の連結部
    の外周囲に巻き回された第2の弾性部材とを有すること
    を特徴とする請求項5に記載の光学装置の架台。
  10. 【請求項10】 前記第1の中心軸と前記第2の中心軸
    が直交し、前記光学装置の重心が前記第1の中心軸と前
    記第2の中心軸の交点に位置することを特徴とする請求
    項5に記載の光学装置の架台。
  11. 【請求項11】 前記第1の支持体および前記第2の支
    持体が中空の角筒形状を有し、前記第1の支持体の中空
    部に前記光学装置が配設され、前記第2の支持体の中空
    部に前記第1の支持体が配設されていることを特徴とす
    る請求項5に記載の光学装置の架台。
  12. 【請求項12】 前記光学装置がビデオカメラであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光学装置の架台。
  13. 【請求項13】 光学装置の光軸の角速度検出手段と、
    前記角速度検出手段の出力を積分して前記光軸の振れ角
    度情報に変換する積分手段と、前記光軸の振れに起因し
    て発生する観察像のぶれを補正する補正光学系と、前記
    補正光学系の位置を検出する位置検出手段とを備え、前
    記積分手段が出力する前記光軸の振れ角度情報と前記位
    置検出手段が出力する前記補正光学系の位置情報との差
    分が解消されるように前記補正光学系を駆動することに
    より観察像のぶれを補正する像振れ補正機能を備えた光
    学装置を固定する架台であって、前記光学装置が固定さ
    れた状態での固有振動周波数を、前記角速度検出手段が
    検出可能な振動周波数の範囲内におさまるよう低下させ
    る固有振動周波数調整手段を有することを特徴とする光
    学装置の架台。
  14. 【請求項14】 前記固有振動周波数調整手段は、前記
    架台において前記光学装置を支持する支持体と前記光学
    装置とを連結する弾性を有する連結部であり、前記固有
    振動周波数が20Hz以下となるよう、前記連結部の弾
    性特性が設定されていることを特徴とする請求項13に
    記載の光学装置の架台。
  15. 【請求項15】 光学装置の光軸の角速度検出手段と、
    前記角速度検出手段の出力を積分して前記光軸の振れ角
    度情報に変換する積分手段と、前記光軸の振れに起因し
    て発生する観察像のぶれを補正する補正光学系と、前記
    補正光学系の位置を検出する位置検出手段とを備え、前
    記積分手段が出力する前記光軸の振れ角度情報と前記位
    置検出手段が出力する前記補正光学系の位置情報との差
    分が解消されるように前記補正光学系を駆動することに
    より観察像のぶれを補正する像振れ補正機能を備えた光
    学装置を固定する架台において、下記の式によって求ま
    る前記架台の固有振動周波数fを、前記角速度検出手段
    が検出可能な周波数帯域内である20Hz以下に定める
    べく、前記架台と前記光学装置との連結部の捩ればね係
    数Kと、前記光学装置を固定した際の前記架台の慣性モ
    ーメントJが決定されるよう、前記連結部および前記架
    台の構成要件を設計することを特徴とする光学装置の架
    台の固有振動周波数の決定方法。 【数3】
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