JP3353408B2 - 車載用撮影装置 - Google Patents

車載用撮影装置

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JP3353408B2
JP3353408B2 JP21086793A JP21086793A JP3353408B2 JP 3353408 B2 JP3353408 B2 JP 3353408B2 JP 21086793 A JP21086793 A JP 21086793A JP 21086793 A JP21086793 A JP 21086793A JP 3353408 B2 JP3353408 B2 JP 3353408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に搭載する撮影
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は例えば実開平4−116833
号公報に示された従来の車載用撮影装置を示す斜視図
で、図17はこの車載用撮影装置の設置箇所を示す側面
図である。図16において、1はレンズ部11と撮像素
子12が固定されている鏡筒で、7は撮像素子12で得
られた信号を映像信号に変換する映像回路である。92
は映像回路7を収納する筐体で、図17のように、車体
9のボンネット94の上に固定されており、鏡筒1は進
行方向を撮影するように筐体92に固定されている。1
5はレンズ部11の前方に設けられて雨滴などを除去す
るレンズカバーである。
【0003】次に、動作について説明する。車体前方の
被写体からの光は鏡筒1に入射してレンズ部11を通っ
て撮像素子12の撮像面に結像する。撮像素子12よっ
て光学像は電気的情報に変換されて映像回路7によって
映像信号を得る。得られた映像信号は、車室内のモニタ
(図示せず)に撮影画像として表示され、車体外界の情
報を運転者に提供したり、先行車までの距離を測定する
などの目的で、画像処理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】車体9が路面の凹凸に
より揺れたとき、車体9に固定された鏡筒1も振動して
画振れを起こし、運転者からの撮影画像の視認性が悪く
なるという問題があった。
【0005】また、鏡筒1から得られる撮影画像を画像
処理する場合などにおいて、路面の凹凸により車体9が
揺れたとき、鏡筒1も振動し、画像処理に用いるための
静止画が画振れしたものになり、演算精度が低下した
り、あるいは、演算ができないという問題があった。
【0006】さらに、鏡筒1を車体9の外側に設ける
と、鏡筒1の前方にあるレンズカバー15等に雨滴など
の付着物が付着し、撮影画像の視認性が悪くなるという
問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、車体が揺れても安定した撮影
画像が得られる車載用撮影装置を得ることを目的として
いる。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項にかかる車載用
撮影装置は、第一鏡筒に対して第二鏡筒を並置してこれ
らを一体に固定した複合鏡筒部を、車体に対して水平軸
回りに回動自在に支持する支持手段と、上記車体に対し
て制振駆動する駆動手段とで構成した。
【0010】請求項にかかる車載用撮影装置は、請求
1において、第一鏡筒から得られた第一映像と、第二
鏡筒から得られた第二映像を比較し被写体までの距離を
算出する距離演算回路を設けた。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】請求項にかかる車載用撮影装置は、請求
1において、複合鏡筒部の相対角度を検出する位置セ
ンサを設け、この位置センサの初期設定置を可変に構成
て複合鏡筒部の回動角を制御する構成とした。
【0015】
【0016】
【作用】 請求項の発明によれば、車体がピッチングし
ても、駆動手段によって二つの鏡筒を一体に保持した複
合鏡筒部の姿勢を安定させることができる。
【0017】請求項の発明によれば、車体がピッチン
グしても、駆動手段によって複合鏡筒部の姿勢を安定さ
せることができ、制振された二つの鏡筒で得た映像から
被写体までの距離を測定することができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項の発明によれば、位置センサの初
期設定置を可変とすることで、複合鏡筒部を水平軸回り
に回動させることができる。
【0022】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例につい
て説明する。図1〜図11はこの発明の車載用撮影装置
の実施例1を示す図で、図1は車載用撮影装置を示す斜
視図、図2はその構成を示す分解斜視図、図3は駆動手
段としてのアクチュエータの構成を示す分解斜視図、図
4は制御回路の構成を示す図、図5は距離演算回路の構
成を示す図、図6は実施例1の車載用撮影装置の車載箇
所を示す車体の一部拡大側面図、図7は距離演算の原理
を説明するための図、図8は車体の振動を示す斜視図、
図9は車体の揺れが画振れに与える影響を示す側面図、
図10は複合鏡筒部の撮影範囲を示す斜視図、図11は
車載用撮影装置の車載箇所を示す車体の一部拡大正面図
であり、前記従来例のものと同一または相当部分には同
一符号を付してある。
【0023】図1、図2において、1はレンズ部11と
撮像素子12が固定されている第一鏡筒、2は第一鏡筒
1と同一のレンズ部21と撮像素子22が固定されてい
る第二鏡筒、3は第一鏡筒1と第二鏡筒2が同一方向を
撮影し、かつ、それぞれの光軸13,23が平行となる
よう一体に保持する鏡筒保持部材であり、この鏡筒保持
部材3の両端には支持軸31,32が植設されており、
第一鏡筒1と第二鏡筒2、および鏡筒保持部材3によっ
て複合鏡筒部100が構成されている。4は複合鏡筒部
100を光軸13,23に垂直で、かつ水平な回動軸3
00の回りに回動自在に支持する支持手段で、鏡筒保持
部材3の支持軸31,32が軸受け部41,42と嵌合
している。5は複合鏡筒部100を回動駆動する駆動手
段としてのアクチュエータ、6は複合鏡筒部100に固
定されて、複合鏡筒部100の回動軸300の回りの回
転角速度を検出する角速度検出手段としての角速度セン
サ、7は撮像素子12,22で得られた信号をそれぞれ
映像信号に変換する映像回路7a,7bで構成される。
70は距離演算回路であり、いずれも鏡筒保持部材3に
固定されている。
【0024】図3について、アクチュエータ5の構成を
説明する。52はコイル51が固着されたコイル基板
で、支持手段4の側板4aに固定されている。54,5
5は、ヨークで、スペーサ56,57を中間に挟んでこ
れらは一体に結合されており、両ヨーク54,55の中
間の空間にコイル51とコイル基板52が配置され、コ
イル51は、ヨーク54に固着されたマグネット53が
対向する位置関係になっており、ヨーク55は鏡筒保持
部材3に固定されている。58はコイル51の中央部に
固定された位置センサで、マグネット53の磁極が切り
替わる位置に対向しており、支持部材4に対する鏡筒保
持部材3の支持軸31,32を回転中心とする相対的な
回転角度を検出する。
【0025】次に、図4について、制御回路60の構成
を説明する。図において、60は角速度センサ6と位置
センサ58の検出信号にもとづきアクチュエータ5に制
振信号を出力する制御回路で、角速度センサアンプ60
aと、位置センサアンプ60bと、アクチュエータドラ
イバ60cで構成されている。
【0026】次に、図5について、距離演算回路70の
構成を説明する。距離演算回路70は、第一鏡筒1と第
二鏡筒2で得られたそれぞれの映像信号をA/D変換す
るA/Dコンバータ70a,70bと、それぞれの映像
信号を記録する画像メモリ70c,70dと、その二つ
の映像信号を比較し被写体までの距離を演算する演算処
理部70eで構成されている。
【0027】次に、図6について、車載位置を説明す
る。9は車体で、92はフロントガラス91とルームミ
ラー93を連結し車体9に固定された筐体である。この
筐体92内に複合鏡筒部100が進行方向を撮影するよ
うに、かつ、複合鏡筒部100の回動軸300が水平軸
となるように配置されている。
【0028】次に、動作について説明する。被写体から
の光は第一鏡筒1および第二鏡筒2に入射し、それぞれ
第一レンズ部11,第二レンズ部21を通って第一撮像
素子12,第二撮像素子22の撮像面に結像する。光学
像は第一撮像素子12および第二撮像素子22によって
電気的情報に変換され、映像回路7a,7bによってそ
れぞれ第一映像信号と、第二映像信号を得る。
【0029】第一鏡筒1と第二鏡筒2で得られたそれぞ
れの映像信号は、A/Dコンバータ70a,70bでA
/D変換され、それぞれ画像メモリ70c,70dで逐
次記録される。そして、その二つの映像信号を演算処理
部70eで比較し、被写体までの距離を演算する。
【0030】距離演算の原理を図7について説明する。
第一鏡筒1と第二鏡筒2のレンズ部11,21は同一の
焦点距離で、この焦点距離をf、先行車までの距離を
R、レンズ部11,21の光軸13,23からの像のシ
フト量をそれぞれa,bとすると、三角形の相似式より
先行車99までの距離は、次式のように求められる。 R=(f×L)/(a+b) さらに、撮像素子12,22の画素ピッチをpとし、シ
フト量a,bを加算したシフトした画素数をnとする
と、 R=(f×L)/(n×p) となり、この式を用いて撮像素子12,22上の先行車
の画像のシフトした画素数から先行車までの距離Rを求
める。
【0031】ここで、第一鏡筒1と第二鏡筒2で得られ
る画像は互いにずれることなく、また、画像メモリ70
c,70dに記録する静止画は画振れのない鮮明な画像
である必要があり、車体9が路面の凹凸等により揺れ撮
影画像に画振れが生じると、距離演算においてエラーを
起こすことがある。
【0032】いま、走行中の車体9が路面の凹凸等によ
り揺れた時の、複合鏡筒部100の撮影画像に影響を与
える車体の揺れを考える。複合鏡筒部100は進行方向
を撮影するため、図8に示すように、鉛直方向の平行移
動97と、ピッチングの回転振動96の二つの振動の影
響が大きいといえる。
【0033】鉛直方向の平行移動97とピッチングの回
転振動96の撮影画像の画振れに与える影響を比較する
ため、図9のように、ホイールベースがWの車体9が、
高さDの段差を乗り越えた場合を考えてみる。複合鏡筒
部100は車体9のホイールベースの中点位置に固定さ
れ、複合鏡筒部100の光軸の鉛直方向の平行移動量を
δ、回転変位量をθとすると、 δ=D/2 θ=tan-1(D/W) で表される。
【0034】振動による画振れを撮影画面に対する割合
で表し、それを画振れ量として比較するために、図10
に示すように、複合鏡筒部100の撮影画角(垂直方
向)をα、被写体までの距離をRとし、撮影画像の垂直
方向の範囲をHとすると、 H=2・R・tan(α/2) となり、また、鉛直方向の平行移動量はδ/Hとなり、
回転による画振れ量はθ/αとなる。
【0035】仮に、ホイールベースWを2500mm、
段差の高さDを30mm、撮影画角αを30度、先行車
99までの距離Rを20mとすると、回転変位量θは約
0.7度となり、鉛直方向の平行移動量δは15mmと
なり、鉛直方向の平行移動による画振れ量の撮影画面に
対する割合は約0.14%、回転による画振れ量の撮影
画面に対する割合は約2.33%となる。
【0036】したがって、車体の振動のうち、撮影画像
の画振れに最も影響を与える振動は、ピッチングの回転
振動96であるといえ、複合鏡筒部100の制振機構は
ピッチングの回転振動96を抑制する構成とすること
で、撮影画像の画振れは効果的に抑制することができ
る。
【0037】次に、制振動作について、制御回路の構成
を示す図4で説明する。車体に対して回動自在に支持さ
れた複合鏡筒部100の水平軸回りの回転振動を角速度
センサ6で検出する。この検出信号は制御回路60の角
速度センサアンプ60aでアンプされ、この出力に基づ
きアクチュエータドライバ60cがアクチュエータ5の
コイル51に電圧を印加し、回転振動を打ち消すように
複合鏡筒部100を駆動して、角速度センサ6の出力が
常にゼロに近づくようにフィードバックして制御する。
【0038】また、位置センサ58は、複合鏡筒部10
0と支持手段4の相対角度を検出する。この検出信号は
制御回路60の位置センサアンプ60bでアンプされる
が、この出力特性を図4(b)に示した。車体9の軸線
方向を複合鏡筒部100が向いている時の回動角度をθ
0 とすれば、この出力に基づきアクチュエータドライバ
60cがアクチュエータ5のコイル51に電圧を印加
し、複合鏡筒部100の回動角度がθ0 と一致するよう
に、位置センサ58の出力をフィードバックして制御す
る。
【0039】このように、車体9が揺れても、複合鏡筒
部100をアクチュエータ5によって姿勢を制御するこ
とで、安定した撮影画像を得ることができる。そして、
画像メモリ70c,70dに記録される静止画も画振れ
の無い鮮明なものとなり、距離演算におけるエラーを防
止することができる。
【0040】また、図11に示すように、複合鏡筒部1
00は車室内のフロントガラス91とルームミラー93
の間に設置されている。この場所は、複合鏡筒部100
の前方のフロントガラス91に雨滴などの付着物が付着
して前方視界が悪化しても、ワイパー95によって拭き
取れる範囲であるため、複合鏡筒部の前方視界は常にク
リアーに保たれている。また、運転者から見てルームミ
ラー93の後方に複合鏡筒部100が設置されているた
め、運転者の視界を妨げない。
【0041】なお上記実施例1では、車体9の軸線方向
を向いている時の複合鏡筒部100の角度θ0 と一致す
るように複合鏡筒部100を制御する構成としている
が、車体9の前後重量のアンバランスによって車体9が
傾いたとき、複合鏡筒部100の設定角度をθ0 をずら
したい場合が生じる。このような場合は、図4(b)に
示すように傾きをずらせたい角度θ1 に対応する位置セ
ンサ出力V1 に予め設定することにより、複合鏡筒部1
00に設定角度を調節することができる。さらに、複合
鏡筒部100の角度を大きく振って、近くの被写体を映
し出す場合も、上記位置センサ出力の設定値を可変とす
ることにより対応することができる。
【0042】また、上記実施例1では、二つの鏡筒を並
置した複合鏡筒部100を回動可能としたが、一つの鏡
筒を回動可能とした構造でも撮影画像の画振れを効果的
に抑制することができるのは明白である。
【0043】実施例2.実施例1に示した複合鏡筒部1
00は、第一鏡筒1と第二鏡筒2が、それぞれの撮影方
向が同一で、かつ、第一光軸13と第二光軸23が平行
となるように鏡筒保持部材3に一体に保持し、距離演算
回路70を設けて先行車99までの距離を測定する構成
としたが、第一鏡筒1と第二鏡筒2の光軸13,23が
所定の角度をもつように鏡筒保持部材3に一体に保持し
た構成の複合鏡筒部としてもよい。以下、実施例2にて
説明する。
【0044】図12から図15は実施例2を示す図で、
図12はその構成を示す斜視図、図13は複合鏡筒部の
撮影範囲を示す平面図、図14は車載用撮影装置の車載
箇所を示す車体の一部拡大側面図、図15は車載用撮影
装置の表示モニタを示す正面図である。図12におい
て、第一光軸13と第二光軸23が、所定の角度を持つ
ように第一鏡筒1と第二鏡筒2が、鏡筒保持部材3に一
体に保持されている。
【0045】その他の支持手段4、アクチュエータ5、
角速度センサ6、位置センサ58、制御回路60、映像
回路7の構成は実施例1と同じなので説明は省略する。
そして、複合鏡筒部100の車載箇所を示す図14にお
いて、複合鏡筒部100は、車体9のリヤウインド98
と車室内の天井を連結した筐体92の中に設置されてい
る。
【0046】次に動作について説明する。複合鏡筒部1
00は、主として車体9が後退する時に車体9の後方を
監視するもので、図13に示すように、第一鏡筒1は撮
影範囲Lを撮影し、第二鏡筒2は撮影範囲Rを撮影して
広画角な撮影画像を得る。得られた二つの撮影画像は、
それぞれ映像回路7でつなぎ合わせるように画像処理さ
れて、図15に示すように、一つのモニタ75に表示さ
れる。
【0047】ここで、撮影中に車体9が路面の凹凸等で
揺れたときには、実施例1と同様に、角速度センサ6の
出力に基づき、アクチュエータ5が複合鏡筒部100を
水平軸回りに回動駆動して制振する。
【0048】このように、広画角な撮影画像を得るため
に、第一鏡筒1と第二鏡筒2とを所定の角度をもって一
体に保持した複合鏡筒部100を、アクチュエータ5に
よって姿勢制御することで、車体9が揺れても、二つの
撮影画像は互いにずれることなく、安定した撮影画像を
得ることができる。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、車載用撮影装置を前
述のように構成したので、次のような効果を奏する。
【0050】
【0051】請求項の発明によれば、複数の鏡筒を一
体に制振することにより車体が揺れても二画面が互いに
ずれることのない安定した撮影画像を得ることができ
る。
【0052】請求項の発明によれば、二つの鏡筒で得
られる二つの撮影画像を用いて被写体までの距離を測定
する複合鏡筒部を一体に制振することにより、画振れに
よる距離測定のエラーを防ぐことができ、測定性能が向
上する。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】請求項の発明によれば、位置センサの初
期設定値を可変としたことにより、複合鏡筒部の設定角
度を調整でき、また、水平軸回りで任意の撮影方向を設
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による車載用撮影装置を示
す斜視図である。
【図2】実施例1の車載用撮影装置の構成を示す分解斜
視図である。
【図3】実施例1の車載用撮影装置の駆動手段としての
アクチュエータの構成を示す分解斜視図である。
【図4】実施例1の車載用撮影装置の制御回路の構成と
位置センサの検出特性を示す図である。
【図5】実施例1の車載用撮影装置の距離演算回路の構
成を示す図である。
【図6】実施例1の車載用撮影装置の車載箇所を示す車
体の一部拡大側面図である。
【図7】実施例1の車載用撮影装置の距離演算の原理を
説明するための図である。
【図8】実施例1の車体の振動を示す斜視図である。
【図9】実施例1の複合鏡筒部の振動が画振れに与える
影響を説明するための側面図である。
【図10】実施例1の複合鏡筒部の振動による撮影範囲
の変動を説明するための図である。
【図11】実施例1の車載用撮影装置の車載箇所を示す
車体の一部拡大正面図である。
【図12】この発明の実施例2による車載用撮影装置を
示す斜視図である。
【図13】実施例2の複合鏡筒部の撮影範囲を示す平面
図である。
【図14】実施例2の車載用撮影装置の車載箇所を示す
車体の一部拡大側面図である。
【図15】実施例2の表示モニタを示す正面図である。
【図16】従来の車載撮影装置を示す斜視図である。
【図17】従来の車載撮影装置の車載箇所を示す車体の
側面図である。
【符号の説明】
1 第一鏡筒 2 第二鏡筒 3 鏡筒保持部材 4 支持手段 5 アクチュエータ 6 角速度センサ 7 映像回路 9 車体 11 第一レンズ部 12 第一撮像素子 21 第二レンズ部 22 第二撮像素子 51 コイル 53 マグネット 60 制御回路 70 距離演算回路 91 フロントガラス 93 ルームミラー 100 複合鏡筒部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−110906(JP,A) 特開 平4−72878(JP,A) 特開 昭61−192176(JP,A) 特開 平3−266739(JP,A) 特開 平4−214937(JP,A) 特開 昭63−26517(JP,A) 特開 昭61−139715(JP,A) 実開 平4−116833(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ部と撮像素子とを保持する第一鏡
    筒と、この第一鏡筒と並置された第二鏡筒と、上記第一
    鏡筒と上記第二鏡筒とを一体に固定した複合鏡筒部と、
    この複合鏡筒部を車体に対して水平軸回りに回動自在に
    支持する支持手段と、上記複合鏡筒部を上記車体に対し
    て制振駆動する駆動手段とを備えた車載用撮影装置。
  2. 【請求項2】 第一鏡筒から得られた第一映像と、第二
    鏡筒から得られた第二映像とを比較し、被写体までの距
    離を算出する距離演算回路を設けたことを特徴とする請
    求項第項記載の車載用撮影装置。
  3. 【請求項3】 支持手段と複合鏡筒部の相対角度を検出
    する位置センサが設けられており、この位置センサの初
    期設定値を可変とすることによって上記複合鏡筒部の回
    動角を制御する構成としたことを特徴とする請求項第1
    項記載の車載用撮影装置。
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