JPH11271830A - ブレ検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラ - Google Patents
ブレ検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラInfo
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- JPH11271830A JPH11271830A JP10075133A JP7513398A JPH11271830A JP H11271830 A JPH11271830 A JP H11271830A JP 10075133 A JP10075133 A JP 10075133A JP 7513398 A JP7513398 A JP 7513398A JP H11271830 A JPH11271830 A JP H11271830A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレを正確に検出して補正することができる
ブレ検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラを提供
する。 【解決手段】 加速度センサ1は、例えば、ピエゾ抵抗
型半導体加速度センサであり、その検出可能な周波数領
域内に共振周波数が存在する。BEF(帯域遮断フィル
タ)7は、加速度センサ1の共振周波数近傍の周波数領
域に、中心周波数が設定されている。BEF7は、共振
周波数近傍の周波数領域を、加速度センサ1の出力信号
から除去する。その結果、ブレを正確に検出することが
できる。CPU8は、共振周波数近傍の周波数領域を遮
断した後の信号に基づいて、VCM(ボイスコイルモー
タ)を駆動制御する。その結果、ブレを正確に補正する
ことができる。
ブレ検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラを提供
する。 【解決手段】 加速度センサ1は、例えば、ピエゾ抵抗
型半導体加速度センサであり、その検出可能な周波数領
域内に共振周波数が存在する。BEF(帯域遮断フィル
タ)7は、加速度センサ1の共振周波数近傍の周波数領
域に、中心周波数が設定されている。BEF7は、共振
周波数近傍の周波数領域を、加速度センサ1の出力信号
から除去する。その結果、ブレを正確に検出することが
できる。CPU8は、共振周波数近傍の周波数領域を遮
断した後の信号に基づいて、VCM(ボイスコイルモー
タ)を駆動制御する。その結果、ブレを正確に補正する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラなどの撮影
装置に生ずる手ブレなどのブレを検出して補正するブレ
検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラに関するも
のである。
装置に生ずる手ブレなどのブレを検出して補正するブレ
検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ピエゾ抵抗式、静電容量式、
圧電式などの種々の半導体加速度センサが存在する。こ
れらの半導体加速度センサは、いずれも重りに加わる力
を加速度として認識して出力することで振動を検出して
いる。以下では、ピエゾ抵抗型半導体加速度センサを例
に挙げて説明する。
圧電式などの種々の半導体加速度センサが存在する。こ
れらの半導体加速度センサは、いずれも重りに加わる力
を加速度として認識して出力することで振動を検出して
いる。以下では、ピエゾ抵抗型半導体加速度センサを例
に挙げて説明する。
【0003】図9は、ピエゾ型半導体加速度センサの構
造を概略的に示す図である。図10は、ピエゾ型半導体
加速度センサのセンサ回路を示す回路図である。図11
は、ピエゾ型半導体加速度センサに加速度が加わった状
態を示す図である。ここで、図9(A)は、ピエゾ型半
導体加速度センサの平面図であり、図9(B)は、ピエ
ゾ型半導体加速度センサの断面図である。図10(A)
は、X軸方向又はY軸方向のセンサ回路を示し、図10
(B)は、Z軸方向のセンサ回路を示す。図11(A)
は、X軸方向又はY軸方向に加速度が印加した状態を示
す図であり、図11(B)は、Z軸方向に加速度が印加
した状態を示す図である。
造を概略的に示す図である。図10は、ピエゾ型半導体
加速度センサのセンサ回路を示す回路図である。図11
は、ピエゾ型半導体加速度センサに加速度が加わった状
態を示す図である。ここで、図9(A)は、ピエゾ型半
導体加速度センサの平面図であり、図9(B)は、ピエ
ゾ型半導体加速度センサの断面図である。図10(A)
は、X軸方向又はY軸方向のセンサ回路を示し、図10
(B)は、Z軸方向のセンサ回路を示す。図11(A)
は、X軸方向又はY軸方向に加速度が印加した状態を示
す図であり、図11(B)は、Z軸方向に加速度が印加
した状態を示す図である。
【0004】加速度センサ100は、加速度を検出する
センサである。加速度センサ100は、図9に示すよう
に、加速度を受けて移動する重り101と、台座となる
固定部102と、この重り101を一端で支持し、固定
部102に他端を固定して、重り101と固定部102
とをつなぐはり部103などからなるピエゾ型半導体加
速度センサである。はり部103は、ダイアフラムの薄
い膜からなり、このダイアフラムに、X軸、Y軸及びZ
軸の計3軸分で合計12個のピエゾ抵抗体を形成してい
る。
センサである。加速度センサ100は、図9に示すよう
に、加速度を受けて移動する重り101と、台座となる
固定部102と、この重り101を一端で支持し、固定
部102に他端を固定して、重り101と固定部102
とをつなぐはり部103などからなるピエゾ型半導体加
速度センサである。はり部103は、ダイアフラムの薄
い膜からなり、このダイアフラムに、X軸、Y軸及びZ
軸の計3軸分で合計12個のピエゾ抵抗体を形成してい
る。
【0005】ピエゾ抵抗体RX ,RY ,RZ は、重り1
01が慣性力によって変位し、ダイアフラムが撓むこと
による機械的な変位を、ピエゾ抵抗体の抵抗値の変化と
いう電気的な変化に変換する機械−電気変換素子であ
る。ピエゾ抵抗体RX1,RX2,RX3,RX4は、X軸方向
の加速度を検出するものであり、ピエゾ抵抗体RY1,R
Y2,RY3,RY4は、Y軸方向の加速度を検出するもので
あり、ピエゾ抵抗体RZ1,RZ2,RZ3,RZ4は、Z軸方
向の加速度を検出するものである。図10に示すよう
に、加速度センサ100のセンサ回路は、それぞれピエ
ゾ抵抗体RX1,RX2,RX3,RX4、ピエゾ抵抗体RY1,
RY2,RY3,RY4、ピエゾ抵抗体RZ1,RZ2,RZ3,R
Z4からなる合計3組のホイートストンブリッジ回路を構
成している。
01が慣性力によって変位し、ダイアフラムが撓むこと
による機械的な変位を、ピエゾ抵抗体の抵抗値の変化と
いう電気的な変化に変換する機械−電気変換素子であ
る。ピエゾ抵抗体RX1,RX2,RX3,RX4は、X軸方向
の加速度を検出するものであり、ピエゾ抵抗体RY1,R
Y2,RY3,RY4は、Y軸方向の加速度を検出するもので
あり、ピエゾ抵抗体RZ1,RZ2,RZ3,RZ4は、Z軸方
向の加速度を検出するものである。図10に示すよう
に、加速度センサ100のセンサ回路は、それぞれピエ
ゾ抵抗体RX1,RX2,RX3,RX4、ピエゾ抵抗体RY1,
RY2,RY3,RY4、ピエゾ抵抗体RZ1,RZ2,RZ3,R
Z4からなる合計3組のホイートストンブリッジ回路を構
成している。
【0006】図11(A)に示すように、Y軸方向の加
速度が重り101に加わると、重り101が移動して、
ピエゾ抵抗体RY1,RY2,RY3,RY4に引っ張り応力又
は圧縮応力が加わる。ピエゾ抵抗体RY1,RY3は、引っ
張り応力が加わるために、抵抗値が増加し、ピエゾ抵抗
体RY2,RY4は、圧縮応力が加わるために、抵抗値が減
少する。このように、抵抗値の変化量は、重り101に
加わった加速度に比例するために、図10(A)に示す
ピエゾ抵抗体RY1,RY2,RY3,RY4からなるホイート
ストンブリッジ回路の出力を読み取って、Y軸方向の加
速度を演算することができる。X軸方向の加速度につい
ても、同様に演算することができる。なお、図11
(B)に示すように、Z軸方向の加速度が重り101に
加わったときには、X軸方向及びY軸方向の加速度が重
り101に加わったときと重り101の動きが異なる。
このために、図10(B)に示すように、ホイートスト
ンブリッジ回路は、ピエゾ抵抗体RZ1,RZ2,RZ3,R
Z4の配列が、図10(A)に示すホイートストンブリッ
ジ回路と異なる。また、Z軸方向の動的な特性は、X軸
方向及びY軸方向の特性と異なる特性を示す。
速度が重り101に加わると、重り101が移動して、
ピエゾ抵抗体RY1,RY2,RY3,RY4に引っ張り応力又
は圧縮応力が加わる。ピエゾ抵抗体RY1,RY3は、引っ
張り応力が加わるために、抵抗値が増加し、ピエゾ抵抗
体RY2,RY4は、圧縮応力が加わるために、抵抗値が減
少する。このように、抵抗値の変化量は、重り101に
加わった加速度に比例するために、図10(A)に示す
ピエゾ抵抗体RY1,RY2,RY3,RY4からなるホイート
ストンブリッジ回路の出力を読み取って、Y軸方向の加
速度を演算することができる。X軸方向の加速度につい
ても、同様に演算することができる。なお、図11
(B)に示すように、Z軸方向の加速度が重り101に
加わったときには、X軸方向及びY軸方向の加速度が重
り101に加わったときと重り101の動きが異なる。
このために、図10(B)に示すように、ホイートスト
ンブリッジ回路は、ピエゾ抵抗体RZ1,RZ2,RZ3,R
Z4の配列が、図10(A)に示すホイートストンブリッ
ジ回路と異なる。また、Z軸方向の動的な特性は、X軸
方向及びY軸方向の特性と異なる特性を示す。
【0007】図12は、従来のブレ検出装置における検
出回路のブロック図である。以下では、加速度センサ1
00の1軸方向の検出回路について説明する。センサ駆
動回路200は、加速度センサ100を作動させるため
の回路である。センサ駆動回路200は、センサドライ
ブ段によって加速度センサ100を定電圧駆動又は定電
流駆動する。
出回路のブロック図である。以下では、加速度センサ1
00の1軸方向の検出回路について説明する。センサ駆
動回路200は、加速度センサ100を作動させるため
の回路である。センサ駆動回路200は、センサドライ
ブ段によって加速度センサ100を定電圧駆動又は定電
流駆動する。
【0008】増幅部300は、加速度センサ100の出
力信号を増幅するものである。増幅部300は、加速度
センサ100の出力信号が、図10に示すように、ホイ
ートストンブリッジ回路からの出力信号であるために、
差動増幅回路によってこの出力信号を増幅する。増幅部
300は、重力成分による重り101の姿勢変化を検出
するために、DC結合回路である。増幅部300は、増
幅した信号を低域通過フィルタ(以下、LPFという)
500に出力する。
力信号を増幅するものである。増幅部300は、加速度
センサ100の出力信号が、図10に示すように、ホイ
ートストンブリッジ回路からの出力信号であるために、
差動増幅回路によってこの出力信号を増幅する。増幅部
300は、重力成分による重り101の姿勢変化を検出
するために、DC結合回路である。増幅部300は、増
幅した信号を低域通過フィルタ(以下、LPFという)
500に出力する。
【0009】オフセット調整部400は、増幅部300
のオフセット電圧を調整するものである。オフセット調
整部400は、増幅部300が直流増幅回路であるため
に、オフセット調整機構によってオフセット調整を行
う。
のオフセット電圧を調整するものである。オフセット調
整部400は、増幅部300が直流増幅回路であるため
に、オフセット調整機構によってオフセット調整を行
う。
【0010】LPF500は、A/D変換時の折り返し
誤差を低減するためのアンチエリアスフィルタである。
LPF500は、高周波数成分を除去した後の信号を、
A/D変換器600に出力する。A/D変換器600
は、LPF500の出力信号(アナログ信号)をディジ
タル信号に変換する。
誤差を低減するためのアンチエリアスフィルタである。
LPF500は、高周波数成分を除去した後の信号を、
A/D変換器600に出力する。A/D変換器600
は、LPF500の出力信号(アナログ信号)をディジ
タル信号に変換する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図13は、ピエゾ型半
導体加速度センサにX軸方向又はY軸方向の加速度が印
加したときの周波数特性及び位相特性を示す図である。
図14は、ピエゾ型半導体加速度センサにZ軸方向の加
速度が印加したときの周波数特性及び位相特性を示す図
である。図13(A)及び図14(A)において、縦軸
はゲインであり、横軸は加振周波数であり、図13
(B)及び図14(B)において、縦軸は位相であり、
横軸は加振周波数である。
導体加速度センサにX軸方向又はY軸方向の加速度が印
加したときの周波数特性及び位相特性を示す図である。
図14は、ピエゾ型半導体加速度センサにZ軸方向の加
速度が印加したときの周波数特性及び位相特性を示す図
である。図13(A)及び図14(A)において、縦軸
はゲインであり、横軸は加振周波数であり、図13
(B)及び図14(B)において、縦軸は位相であり、
横軸は加振周波数である。
【0012】カメラなどの手ブレは、1Hz〜数10H
z付近であり、加速度センサの共振周波数(共振点)
は、それよりも高い数100Hz〜数kHz付近に存在
する。図13(A)及び図14(A)に示すように、一
般に、X軸方向及びY軸方向の共振周波数は、Z軸方向
の共振周波数よりも低い。また、通過帯域におけるゲイ
ン(感度)も、X軸方向及びY軸方向のほうがZ軸方向
よりも大きい。加速度センサ100は、図9及び図11
に示すように、機械的な構造であるために、機械的な共
振周波数が存在し、図13(A)及び図14(A)に示
すように、共振周波数近傍の周波数領域では、ゲインが
かなり大きくなっている。加速度センサの共振周波数
は、角速度を検出する角速度センサなどの共振周波数に
比べて、手ブレによる周波数領域側に近づいている。そ
して、この共振周波数近傍の周波数領域は、カメラのシ
ャッタ駆動などにより生ずる機械的な振動の周波数と重
なるために、共振が発生する可能性がある。このため
に、手ブレによる出力信号よりも、共振による出力信号
が大きいときには、加速度を正確に検出できない可能性
がある。
z付近であり、加速度センサの共振周波数(共振点)
は、それよりも高い数100Hz〜数kHz付近に存在
する。図13(A)及び図14(A)に示すように、一
般に、X軸方向及びY軸方向の共振周波数は、Z軸方向
の共振周波数よりも低い。また、通過帯域におけるゲイ
ン(感度)も、X軸方向及びY軸方向のほうがZ軸方向
よりも大きい。加速度センサ100は、図9及び図11
に示すように、機械的な構造であるために、機械的な共
振周波数が存在し、図13(A)及び図14(A)に示
すように、共振周波数近傍の周波数領域では、ゲインが
かなり大きくなっている。加速度センサの共振周波数
は、角速度を検出する角速度センサなどの共振周波数に
比べて、手ブレによる周波数領域側に近づいている。そ
して、この共振周波数近傍の周波数領域は、カメラのシ
ャッタ駆動などにより生ずる機械的な振動の周波数と重
なるために、共振が発生する可能性がある。このため
に、手ブレによる出力信号よりも、共振による出力信号
が大きいときには、加速度を正確に検出できない可能性
がある。
【0013】本発明の課題は、ブレを正確に検出して補
正することができるブレ検出装置、ブレ補正装置及びブ
レ補正カメラを提供することである。
正することができるブレ検出装置、ブレ補正装置及びブ
レ補正カメラを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定するものではない。すなわ
ち、請求項1の発明は、ブレを検出するブレ検出部
(1)と、前記ブレ検出部の出力信号を処理する信号処
理部(7)とを含み、前記ブレ検出部は、検出周波数帯
域内に少なくとも1つの共振周波数が存在し、前記信号
処理部は、前記ブレ検出部の出力信号の共振周波数成分
を抑えることを特徴とするブレ検出装置である。
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定するものではない。すなわ
ち、請求項1の発明は、ブレを検出するブレ検出部
(1)と、前記ブレ検出部の出力信号を処理する信号処
理部(7)とを含み、前記ブレ検出部は、検出周波数帯
域内に少なくとも1つの共振周波数が存在し、前記信号
処理部は、前記ブレ検出部の出力信号の共振周波数成分
を抑えることを特徴とするブレ検出装置である。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載のブレ
検出装置において、前記ブレ検出部は、印加した加速度
によって移動する可動部(101)と、前記可動部を支
持し、この可動部の移動に応じて変位するはり部(10
3)と、前記はり部を固定する固定部(102)と、前
記はり部の変位量を電気信号に変換して出力する機械−
電気変換素子(RX ,RY ,RZ )とを含むことを特徴
とするブレ検出装置である。
検出装置において、前記ブレ検出部は、印加した加速度
によって移動する可動部(101)と、前記可動部を支
持し、この可動部の移動に応じて変位するはり部(10
3)と、前記はり部を固定する固定部(102)と、前
記はり部の変位量を電気信号に変換して出力する機械−
電気変換素子(RX ,RY ,RZ )とを含むことを特徴
とするブレ検出装置である。
【0016】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のブレ検出装置において、前記ブレ検出部は、前
記共振周波数近傍の周波数帯域のゲインが大きく、前記
信号処理部は、前記共振周波数近傍の周波数帯域のゲイ
ンが小さいことを特徴とするブレ検出装置である。
に記載のブレ検出装置において、前記ブレ検出部は、前
記共振周波数近傍の周波数帯域のゲインが大きく、前記
信号処理部は、前記共振周波数近傍の周波数帯域のゲイ
ンが小さいことを特徴とするブレ検出装置である。
【0017】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置において、前
記ブレ検出部は、加速度を検出する加速度センサ(1)
であり、前記信号処理部は、前記加速度センサを作動さ
せる駆動回路(2)と、前記加速度センサの出力信号を
増幅する増幅回路(3)と、前記増幅部の出力信号から
前記共振周波数近傍の信号成分を除去する帯域遮断フィ
ルタ回路(7)とを含むことを特徴とするブレ検出装置
である。
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置において、前
記ブレ検出部は、加速度を検出する加速度センサ(1)
であり、前記信号処理部は、前記加速度センサを作動さ
せる駆動回路(2)と、前記加速度センサの出力信号を
増幅する増幅回路(3)と、前記増幅部の出力信号から
前記共振周波数近傍の信号成分を除去する帯域遮断フィ
ルタ回路(7)とを含むことを特徴とするブレ検出装置
である。
【0018】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置と、ブレを補
正するブレ補正光学系(12)と、前記ブレ補正光学系
を駆動する駆動部(11)と、前記ブレ検出装置の出力
信号に基づいて、前記駆動部を駆動制御する制御部
(8)とを含むことを特徴とするブレ補正装置である。
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置と、ブレを補
正するブレ補正光学系(12)と、前記ブレ補正光学系
を駆動する駆動部(11)と、前記ブレ検出装置の出力
信号に基づいて、前記駆動部を駆動制御する制御部
(8)とを含むことを特徴とするブレ補正装置である。
【0019】請求項6の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置と、ブレを補
正するブレ補正光学系(12)と、前記ブレ補正光学系
を駆動する駆動部(11)と、前記ブレ検出装置の出力
信号に基づいて、前記駆動部を駆動制御する制御部
(8)とを含むことを特徴としているブレ補正カメラで
ある。
までのいずれか1項に記載のブレ検出装置と、ブレを補
正するブレ補正光学系(12)と、前記ブレ補正光学系
を駆動する駆動部(11)と、前記ブレ検出装置の出力
信号に基づいて、前記駆動部を駆動制御する制御部
(8)とを含むことを特徴としているブレ補正カメラで
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図面を参
照して、本発明の第1実施形態について、さらに詳しく
説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るブレ補
正カメラのブロック図である。以下では、本発明の第1
実施形態に係るブレ検出装置及びブレ補正装置をカメラ
に搭載した場合を例に挙げて説明する。また、図9〜図
12に示す部材又はブロックと同一の部材又はブロック
は、対応する番号を付して説明し、詳細な説明を省略す
る。
照して、本発明の第1実施形態について、さらに詳しく
説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るブレ補
正カメラのブロック図である。以下では、本発明の第1
実施形態に係るブレ検出装置及びブレ補正装置をカメラ
に搭載した場合を例に挙げて説明する。また、図9〜図
12に示す部材又はブロックと同一の部材又はブロック
は、対応する番号を付して説明し、詳細な説明を省略す
る。
【0021】本発明の第1実施形態では、図1に示すよ
うに、加速度センサ1の出力信号は、LPF5に入力
し、LPF5の出力信号は、増幅部3に入力する。
うに、加速度センサ1の出力信号は、LPF5に入力
し、LPF5の出力信号は、増幅部3に入力する。
【0022】帯域遮断フィルタ(バンドエリミネイショ
ンフィルタ(以下、BEFという))7は、加速度セン
サ1の共振周波数近傍の信号成分を、増幅部3の出力信
号から除去するフィルタである。A/D変換器6は、B
EF7の出力信号(アナログ信号)をディジタル信号に
変換して、CPU8に出力する。
ンフィルタ(以下、BEFという))7は、加速度セン
サ1の共振周波数近傍の信号成分を、増幅部3の出力信
号から除去するフィルタである。A/D変換器6は、B
EF7の出力信号(アナログ信号)をディジタル信号に
変換して、CPU8に出力する。
【0023】CPU8は、A/D変換器6及びA/D変
換器14の出力信号に基づいて、ブレ補正量を演算した
り、ボイスコイルモータ(以下、VCMという)11を
駆動制御したりする中央処理部である。CPU8は、演
算したブレ補正量に応じた駆動信号をD/A変換器9に
出力する。D/A変換器9は、この駆動信号(ディジタ
ル信号)をアナログ変換してドライバ10に出力し、ド
ライバ10は、VCM11に電力を供給する。
換器14の出力信号に基づいて、ブレ補正量を演算した
り、ボイスコイルモータ(以下、VCMという)11を
駆動制御したりする中央処理部である。CPU8は、演
算したブレ補正量に応じた駆動信号をD/A変換器9に
出力する。D/A変換器9は、この駆動信号(ディジタ
ル信号)をアナログ変換してドライバ10に出力し、ド
ライバ10は、VCM11に電力を供給する。
【0024】VCM11は、ブレ補正レンズ12を駆動
するためのモータである。VCM11は、例えば、ブレ
補正レンズ12を電磁駆動方式により駆動する。
するためのモータである。VCM11は、例えば、ブレ
補正レンズ12を電磁駆動方式により駆動する。
【0025】ブレ補正レンズ12は、撮影光路を変更し
てブレを補正するレンズである。ブレ補正レンズ12
は、例えば、光軸に対して略直交する方向に駆動して、
ブレを補正する。
てブレを補正するレンズである。ブレ補正レンズ12
は、例えば、光軸に対して略直交する方向に駆動して、
ブレを補正する。
【0026】位置検出センサ13は、ブレ補正レンズ1
2の位置を検出するセンサである。位置検出センサ13
は、例えば、赤外発光ダイオード(IRED)と、位置
検出素子(PSD)と、ブレ補正レンズ13に取り付け
たスリット部材とからなる。位置検出センサ13は、ブ
レ補正レンズ13がスリット部材とともに移動すること
により、PSD上で移動する光の位置を検出し、ブレ補
正レンズ13の実際の位置を位置検出信号として出力す
る。A/D変換器6は、この位置検出信号(アナログ信
号)をディジタル信号に変換して、CPU8にフィード
バックする。
2の位置を検出するセンサである。位置検出センサ13
は、例えば、赤外発光ダイオード(IRED)と、位置
検出素子(PSD)と、ブレ補正レンズ13に取り付け
たスリット部材とからなる。位置検出センサ13は、ブ
レ補正レンズ13がスリット部材とともに移動すること
により、PSD上で移動する光の位置を検出し、ブレ補
正レンズ13の実際の位置を位置検出信号として出力す
る。A/D変換器6は、この位置検出信号(アナログ信
号)をディジタル信号に変換して、CPU8にフィード
バックする。
【0027】図2は、本発明の第1実施形態に係るブレ
検出装置における検出回路を示す回路図である。図3
は、本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置における
BEFの周波数特性を示す図である。以下では、加速度
センサ1の1軸方向の検出回路を説明する。
検出装置における検出回路を示す回路図である。図3
は、本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置における
BEFの周波数特性を示す図である。以下では、加速度
センサ1の1軸方向の検出回路を説明する。
【0028】本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置
における検出回路は、加速度センサ1の出力信号の共振
周波数成分を抑えるための回路である。この検出回路
は、図2に示すように、センサ駆動回路2と、加速度セ
ンサ1と、LPF5と、増幅部3と、BEF7とから構
成されている。
における検出回路は、加速度センサ1の出力信号の共振
周波数成分を抑えるための回路である。この検出回路
は、図2に示すように、センサ駆動回路2と、加速度セ
ンサ1と、LPF5と、増幅部3と、BEF7とから構
成されている。
【0029】加速度センサ1は、センサ駆動回路2によ
ってバイアスされたピエゾ抵抗体RX1,RX2,RX3,R
X4のブリッジで構成されている。加速度センサ1は、2
つの出力信号をそれぞれ1次のLPF5に出力する。
ってバイアスされたピエゾ抵抗体RX1,RX2,RX3,R
X4のブリッジで構成されている。加速度センサ1は、2
つの出力信号をそれぞれ1次のLPF5に出力する。
【0030】LPF5は、抵抗R50,R51,R5
2,R53,R54、コンデンサC50,C51、オペ
アンプOP50,OP51及び基準電圧Vrefからな
る。LPF5の出力信号は、それぞれ増幅部3に入力す
る。
2,R53,R54、コンデンサC50,C51、オペ
アンプOP50,OP51及び基準電圧Vrefからな
る。LPF5の出力信号は、それぞれ増幅部3に入力す
る。
【0031】増幅部3は、抵抗R30,R31,R3
2,R33、オペアンプOP30、基準電圧Vref及
び基準電源V30からなる差動増幅回路である。増幅部
3は、FET入力であり、バイアス電流が小さいため
に、LPF5の抵抗の影響を殆ど無視することができ
る。増幅部3の出力信号は、帯域遮断を行うBEF7に
入力する。
2,R33、オペアンプOP30、基準電圧Vref及
び基準電源V30からなる差動増幅回路である。増幅部
3は、FET入力であり、バイアス電流が小さいため
に、LPF5の抵抗の影響を殆ど無視することができ
る。増幅部3の出力信号は、帯域遮断を行うBEF7に
入力する。
【0032】BEF7は、抵抗R70,R71,R7
2、フィルタ特性のシャープさを示すQ値を調整し設定
するための抵抗R73,R74,R75、コンデンサC
70,C71,C72、オペアンプOP70,OP71
及び基準電圧Vrefからなる。抵抗R72の抵抗値
は、抵抗R70,R71の抵抗値の1/2に設定されて
おり、コンデンサC72の容量は、コンデンサC70,
C71の容量の2倍に設定されている。BEF7は、図
3に示すように、null周波数(ヌル周波数)fn近
傍の周波数領域のゲインが小さいために、加速度センサ
1の機械的な共振周波数近傍における周波数領域のゲイ
ンを下げることができる。
2、フィルタ特性のシャープさを示すQ値を調整し設定
するための抵抗R73,R74,R75、コンデンサC
70,C71,C72、オペアンプOP70,OP71
及び基準電圧Vrefからなる。抵抗R72の抵抗値
は、抵抗R70,R71の抵抗値の1/2に設定されて
おり、コンデンサC72の容量は、コンデンサC70,
C71の容量の2倍に設定されている。BEF7は、図
3に示すように、null周波数(ヌル周波数)fn近
傍の周波数領域のゲインが小さいために、加速度センサ
1の機械的な共振周波数近傍における周波数領域のゲイ
ンを下げることができる。
【0033】図4は、本発明の第1実施形態に係るブレ
検出装置における検出回路の具体例を示す回路図であ
る。以下では、加速度センサ1の共振周波数が500
〔Hz〕であるときの検出回路の具体的な定数設定を説
明する。LPF5は、抵抗R50=82k〔Ω〕、抵抗
R51=20k〔Ω〕、抵抗R52=82k〔Ω〕、抵
抗R53=20k〔Ω〕、抵抗R54=80.2
〔Ω〕、コンデンサC52=0.1μ〔F〕に設定され
ている。LPF50は、そのカットオフ周波数が1k
〔Hz〕近辺に設定されている。
検出装置における検出回路の具体例を示す回路図であ
る。以下では、加速度センサ1の共振周波数が500
〔Hz〕であるときの検出回路の具体的な定数設定を説
明する。LPF5は、抵抗R50=82k〔Ω〕、抵抗
R51=20k〔Ω〕、抵抗R52=82k〔Ω〕、抵
抗R53=20k〔Ω〕、抵抗R54=80.2
〔Ω〕、コンデンサC52=0.1μ〔F〕に設定され
ている。LPF50は、そのカットオフ周波数が1k
〔Hz〕近辺に設定されている。
【0034】増幅部3は、抵抗R30=10k〔Ω〕、
抵抗R31=10k〔Ω〕、抵抗R32=10k
〔Ω〕、抵抗R33=10k〔Ω〕に設定されている。
増幅部3は、ゲインが500倍に設定されている。
抵抗R31=10k〔Ω〕、抵抗R32=10k
〔Ω〕、抵抗R33=10k〔Ω〕に設定されている。
増幅部3は、ゲインが500倍に設定されている。
【0035】BEF7は、抵抗R70=33k〔Ω〕、
抵抗R71=33k〔Ω〕、抵抗R72=16.5k
〔Ω〕、抵抗R73=1k〔Ω〕、抵抗R74=10k
〔Ω〕、コンデンサC70=0,01μ〔F〕、コンデ
ンサC71=0,01μ〔F〕、コンデンサC72=
0,02μ〔F〕に設定されている。
抵抗R71=33k〔Ω〕、抵抗R72=16.5k
〔Ω〕、抵抗R73=1k〔Ω〕、抵抗R74=10k
〔Ω〕、コンデンサC70=0,01μ〔F〕、コンデ
ンサC71=0,01μ〔F〕、コンデンサC72=
0,02μ〔F〕に設定されている。
【0036】図5は、本発明の第1実施形態に係るブレ
検出装置におけるBEFの周波数特性及び位相特性(具
体例1)を示す図である。図5は、Q値を2.75近辺
に設定したときのBEF7の周波数特性及び位相特性を
示したものである。ここで、Q値は、以下の数1により
求めることができる。
検出装置におけるBEFの周波数特性及び位相特性(具
体例1)を示す図である。図5は、Q値を2.75近辺
に設定したときのBEF7の周波数特性及び位相特性を
示したものである。ここで、Q値は、以下の数1により
求めることができる。
【0037】
【数1】
【0038】また、G(f)は、周波数fにおけるゲイ
ンであり、以下の数2により求めることができる。
ンであり、以下の数2により求めることができる。
【0039】
【数2】
【0040】数2より、10HzにおけるゲインGは、
0.909倍であり、500HzにおけるゲインGは、
0.177倍であり、1000HzにおけるゲインG
は、0.886倍であり、2000Hzにおけるゲイン
は、0.905倍である。図4に示す検出回路は、50
0倍の差動増幅段の後に、0.9倍程度のゲインがかか
っているために、総合的なゲインは、(500×0.9
09=454.5)455倍程度になる。また、θ
(f)は、周波数fにおける位相であり、以下の数3に
より求めることができる。
0.909倍であり、500HzにおけるゲインGは、
0.177倍であり、1000HzにおけるゲインG
は、0.886倍であり、2000Hzにおけるゲイン
は、0.905倍である。図4に示す検出回路は、50
0倍の差動増幅段の後に、0.9倍程度のゲインがかか
っているために、総合的なゲインは、(500×0.9
09=454.5)455倍程度になる。また、θ
(f)は、周波数fにおける位相であり、以下の数3に
より求めることができる。
【0041】
【数3】
【0042】t(f)は、周波数fにおける遅れであ
り、以下の数4により求めることができる。
り、以下の数4により求めることができる。
【0043】
【数4】
【0044】数4より、10Hzにおける遅れtは、
0.12m〔s〕である。ヌル周波数(中心周波数)f
nは、以下の数5により求めることができる。
0.12m〔s〕である。ヌル周波数(中心周波数)f
nは、以下の数5により求めることができる。
【0045】
【数5】
【0046】ヌル周波数fnは、482.288〔H
z〕であり、500〔Hz〕近辺であるために、加速度
センサ1の共振周波数近傍の信号を除去することができ
る。
z〕であり、500〔Hz〕近辺であるために、加速度
センサ1の共振周波数近傍の信号を除去することができ
る。
【0047】図6は、本発明の第1実施形態に係るブレ
検出装置におけるBEFの周波数特性及び位相特性(具
体例2)を示す図である。図6は、図4に示す抵抗R7
4を4.7k〔Ω〕に設定して、Q値を1.425近辺
に設定したときのBEF7の周波数特性及び位相特性を
示したものである。ヌル周波数fnは、具体例1と同様
に482.288〔Hz〕であるが、10Hzにおける
遅れtは、0.232m〔s〕である。また、10Hz
におけるゲインGは、0.824倍であり、500Hz
におけるゲインGは、0.084倍であり、1000H
zにおけるゲインGは、0.754倍であり、2000
HzにおけるゲインGは、0.812倍である。
検出装置におけるBEFの周波数特性及び位相特性(具
体例2)を示す図である。図6は、図4に示す抵抗R7
4を4.7k〔Ω〕に設定して、Q値を1.425近辺
に設定したときのBEF7の周波数特性及び位相特性を
示したものである。ヌル周波数fnは、具体例1と同様
に482.288〔Hz〕であるが、10Hzにおける
遅れtは、0.232m〔s〕である。また、10Hz
におけるゲインGは、0.824倍であり、500Hz
におけるゲインGは、0.084倍であり、1000H
zにおけるゲインGは、0.754倍であり、2000
HzにおけるゲインGは、0.812倍である。
【0048】図7は、本発明の第1実施形態に係るブレ
検出装置におけるBEFの周波数特性及び位相特性(具
体例3)を示す図である。図7は、図4に示す抵抗R7
4を22k〔Ω〕に設定して、Q値を5.75近辺に設
定したときのBEF7の周波数特性及び位相特性を示し
たものである。ヌル周波数fnは、具体例1及び具体例
2と同様に482.288〔Hz〕であるが、10Hz
における遅れtは、0.057m〔s〕である。また、
10HzにおけるゲインGは、0.957倍であり、5
00HzにおけるゲインGは、0.367倍であり、1
000HzにおけるゲインGは、0.951倍であり、
2000HzにおけるゲインGは、0.956倍であ
る。
検出装置におけるBEFの周波数特性及び位相特性(具
体例3)を示す図である。図7は、図4に示す抵抗R7
4を22k〔Ω〕に設定して、Q値を5.75近辺に設
定したときのBEF7の周波数特性及び位相特性を示し
たものである。ヌル周波数fnは、具体例1及び具体例
2と同様に482.288〔Hz〕であるが、10Hz
における遅れtは、0.057m〔s〕である。また、
10HzにおけるゲインGは、0.957倍であり、5
00HzにおけるゲインGは、0.367倍であり、1
000HzにおけるゲインGは、0.951倍であり、
2000HzにおけるゲインGは、0.956倍であ
る。
【0049】本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置
は、以下に記載するような効果を有する。 (1) 本発明の第1実施形態は、加速度センサ1の共
振周波数近傍の信号を、加速度センサ1の出力信号から
除去するBEF7を備えている。そして、このBEF7
は、加速度センサ1の共振周波数近傍における周波数領
域(ヌル周波数fn近傍の周波数領域)のゲインを小さ
く設定している。このために、共振周波数近傍における
周波数領域のゲインを、加速度センサ1の出力信号を処
理する外付け回路(BEF7)によって、確実に下げる
ことができる。その結果、カメラのミラー駆動、撮影光
学系のズーミングやフォーカシングなどによる機械的な
振動の周波数、撮影者の声などによる振動の周波数が、
加速度センサ1の共振周波数と重なって、この加速度セ
ンサ1が共振するのを抑えることができる。
は、以下に記載するような効果を有する。 (1) 本発明の第1実施形態は、加速度センサ1の共
振周波数近傍の信号を、加速度センサ1の出力信号から
除去するBEF7を備えている。そして、このBEF7
は、加速度センサ1の共振周波数近傍における周波数領
域(ヌル周波数fn近傍の周波数領域)のゲインを小さ
く設定している。このために、共振周波数近傍における
周波数領域のゲインを、加速度センサ1の出力信号を処
理する外付け回路(BEF7)によって、確実に下げる
ことができる。その結果、カメラのミラー駆動、撮影光
学系のズーミングやフォーカシングなどによる機械的な
振動の周波数、撮影者の声などによる振動の周波数が、
加速度センサ1の共振周波数と重なって、この加速度セ
ンサ1が共振するのを抑えることができる。
【0050】また、加速度センサ1の共振を、機械的な
構成ではなく電気的な処理によって抑えることができる
ために、このブレ検出装置を搭載したブレ補正装置やカ
メラを安価に製造することができる。さらに、加速度セ
ンサ1の機械的な共振の影響を抑えることができるため
に、ブレを正確に検出することができるとともに、この
ブレ検出装置を搭載したブレ補正装置やカメラによって
ブレを正確に補正することができる。
構成ではなく電気的な処理によって抑えることができる
ために、このブレ検出装置を搭載したブレ補正装置やカ
メラを安価に製造することができる。さらに、加速度セ
ンサ1の機械的な共振の影響を抑えることができるため
に、ブレを正確に検出することができるとともに、この
ブレ検出装置を搭載したブレ補正装置やカメラによって
ブレを正確に補正することができる。
【0051】(2) 本発明の第1実施形態は、コンデ
ンサの容量や抵抗値を可変することによって、図5〜図
7に示すように、BEF7のヌル周波数fnを最適値に
することができる。このために、加速度センサ1個々の
共振周波数がばらついたり、加速度センサ1の種類や取
付方法によって共振周波数が変わっても、加速度センサ
1の構造を変えずに、ヌル周波数fnを最適値に調整し
て、共振の影響を軽減することができる。
ンサの容量や抵抗値を可変することによって、図5〜図
7に示すように、BEF7のヌル周波数fnを最適値に
することができる。このために、加速度センサ1個々の
共振周波数がばらついたり、加速度センサ1の種類や取
付方法によって共振周波数が変わっても、加速度センサ
1の構造を変えずに、ヌル周波数fnを最適値に調整し
て、共振の影響を軽減することができる。
【0052】(3) 本発明の第1実施形態は、BEF
7における抵抗R73,R74の抵抗値を可変すること
によって、図5〜図7に示すように、Q値を変更するこ
とができる。このために、共振周波数近傍における周波
数領域の広狭に応じて、ヌル周波数fn近傍の周波数領
域におけるゲインを調整することができる。
7における抵抗R73,R74の抵抗値を可変すること
によって、図5〜図7に示すように、Q値を変更するこ
とができる。このために、共振周波数近傍における周波
数領域の広狭に応じて、ヌル周波数fn近傍の周波数領
域におけるゲインを調整することができる。
【0053】(第2実施形態)図8は、本発明の第2実
施形態に係るブレ補正カメラのブロック図である。以下
では、図1に示すブロックと同一のブロックは、対応す
る番号を付して説明し、詳細な説明を省略する。本発明
の第2実施形態に係るブレ補正カメラは、第1実施形態
と異なり、BEF7の後段にLPF5を設けた他の実施
形態である。LPF5は、BEF7の出力信号から高域
周波数成分を除去した後の信号を、A/D変換器6に出
力している。本発明の第2実施形態に係るブレ補正カメ
ラは、第1実施形態の効果に加えて、増幅部3の出力信
号が含む高周波ノイズ成分を除去することができる。
施形態に係るブレ補正カメラのブロック図である。以下
では、図1に示すブロックと同一のブロックは、対応す
る番号を付して説明し、詳細な説明を省略する。本発明
の第2実施形態に係るブレ補正カメラは、第1実施形態
と異なり、BEF7の後段にLPF5を設けた他の実施
形態である。LPF5は、BEF7の出力信号から高域
周波数成分を除去した後の信号を、A/D変換器6に出
力している。本発明の第2実施形態に係るブレ補正カメ
ラは、第1実施形態の効果に加えて、増幅部3の出力信
号が含む高周波ノイズ成分を除去することができる。
【0054】本発明は、以上説明した実施形態に限定す
るものではなく、以下に記載するように、種々の変形又
は変更が可能であって、これらも本発明の均等の範囲内
である。 (1) 本発明の実施形態は、加速度センサ1としてピ
エゾ抵抗型半導体加速度センサを例に挙げて説明した
が、これに限定するものではない。例えば、静電容量型
半導体加速度センサは、重り側に設けた電極と、この電
極と対向する固定部側に設けた電極との間隔が、印加し
た加速度に応じて変化し、この間隔の変化を静電容量の
変化として検出するセンサである。このために、ピエゾ
抵抗型半導体加速度センサと同様に、機械的な共振周波
数が存在する。また、圧電式加速度センサやサーボ型加
速度センサは、機械的な変位を電気信号の変化として検
出するセンサであり、重りとばね部材などを備えるため
に、機械的な共振周波数が存在する。本発明は、これら
の加速度センサなどの共振を抑える場合にも、適用する
ことができる。
るものではなく、以下に記載するように、種々の変形又
は変更が可能であって、これらも本発明の均等の範囲内
である。 (1) 本発明の実施形態は、加速度センサ1としてピ
エゾ抵抗型半導体加速度センサを例に挙げて説明した
が、これに限定するものではない。例えば、静電容量型
半導体加速度センサは、重り側に設けた電極と、この電
極と対向する固定部側に設けた電極との間隔が、印加し
た加速度に応じて変化し、この間隔の変化を静電容量の
変化として検出するセンサである。このために、ピエゾ
抵抗型半導体加速度センサと同様に、機械的な共振周波
数が存在する。また、圧電式加速度センサやサーボ型加
速度センサは、機械的な変位を電気信号の変化として検
出するセンサであり、重りとばね部材などを備えるため
に、機械的な共振周波数が存在する。本発明は、これら
の加速度センサなどの共振を抑える場合にも、適用する
ことができる。
【0055】(2) 本発明の実施形態は、加速度セン
サ1が検出可能な周波数領域内に、1つの共振周波数が
存在する場合を例に挙げて説明したが、複数の共振周波
数が存在する加速度センサについても、本発明を適用す
ることができる。
サ1が検出可能な周波数領域内に、1つの共振周波数が
存在する場合を例に挙げて説明したが、複数の共振周波
数が存在する加速度センサについても、本発明を適用す
ることができる。
【0056】(3) 本発明の実施形態は、3軸を同時
に検知するピエゾ抵抗型半導体加速度センサを例に挙げ
て説明したが、2軸を同時に検知するピエゾ抵抗型半導
体加速度センサについても、本発明を適用することがで
きる。
に検知するピエゾ抵抗型半導体加速度センサを例に挙げ
て説明したが、2軸を同時に検知するピエゾ抵抗型半導
体加速度センサについても、本発明を適用することがで
きる。
【0057】(4) 本発明の実施形態は、レンズ一体
型のカメラを例に挙げて説明したが、一眼レフカメラシ
ステム、その交換レンズや中間アダプタなどにも本発明
を適用することができる。また、スチルカメラに限らず
ディジタルスチルカメラやビデオカメラなどの撮影装置
や、双眼鏡、望遠鏡などの光学装置などにも本発明を適
用することができる。
型のカメラを例に挙げて説明したが、一眼レフカメラシ
ステム、その交換レンズや中間アダプタなどにも本発明
を適用することができる。また、スチルカメラに限らず
ディジタルスチルカメラやビデオカメラなどの撮影装置
や、双眼鏡、望遠鏡などの光学装置などにも本発明を適
用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、信号処理部は、ブレ検出部の出力信号の共振周波
数成分を抑えるので、ブレを正確に検出することができ
るとともに、ブレを正確に補正することができる。
れば、信号処理部は、ブレ検出部の出力信号の共振周波
数成分を抑えるので、ブレを正確に検出することができ
るとともに、ブレを正確に補正することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るブレ補正カメラの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置にお
ける検出回路を示す回路図である。
ける検出回路を示す回路図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置にお
けるBEFの周波数特性を示す図である。
けるBEFの周波数特性を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置にお
ける検出回路の具体例を示す回路図である。
ける検出回路の具体例を示す回路図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置にお
けるBEFの周波数特性及び位相特性(具体例1)を示
す図である。
けるBEFの周波数特性及び位相特性(具体例1)を示
す図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置にお
けるBEFの周波数特性及び位相特性(具体例2)を示
す図である。
けるBEFの周波数特性及び位相特性(具体例2)を示
す図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係るブレ検出装置にお
けるBEFの周波数特性及び位相特性(具体例3)を示
す図である。
けるBEFの周波数特性及び位相特性(具体例3)を示
す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るブレ補正カメラの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図9】ピエゾ型半導体加速度センサの構造を概略的に
示す図である。
示す図である。
【図10】ピエゾ型半導体加速度センサのセンサ回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図11】ピエゾ型半導体加速度センサに加速度が加わ
った状態を示す図である。
った状態を示す図である。
【図12】従来のブレ検出装置における検出回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図13】ピエゾ型半導体加速度センサにX軸方向又は
Y軸方向の加速度が印加したときの周波数特性及び位相
特性を示す図である。
Y軸方向の加速度が印加したときの周波数特性及び位相
特性を示す図である。
【図14】ピエゾ型半導体加速度センサにZ軸方向の加
速度が印加したときの周波数特性及び位相特性を示す図
である。
速度が印加したときの周波数特性及び位相特性を示す図
である。
1,100 加速度センサ 2,200 センサ駆動回路 3,300 増幅部 5,500 LPF(低域通過フィルタ) 7 BEF(帯域遮断フィルタ) 8 CPU 11 VCM(ボイスコイルモータ) 12 ブレ補正レンズ 101 重り 102 固定部 103 はり部 RX ,RY ,RZ ピエゾ抵抗体
Claims (6)
- 【請求項1】 ブレを検出するブレ検出部と、 前記ブレ検出部の出力信号を処理する信号処理部とを含
み、 前記ブレ検出部は、検出周波数帯域内に少なくとも1つ
の共振周波数が存在し、 前記信号処理部は、前記ブレ検出部の出力信号の共振周
波数成分を抑えること、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のブレ検出装置におい
て、 前記ブレ検出部は、 印加した加速度によって移動する可動部と、 前記可動部を支持し、この可動部の移動に応じて変位す
るはり部と、 前記はり部を固定する固定部と、 前記はり部の変位量を電気信号に変換して出力する機械
−電気変換素子と、 を含むことを特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のブレ検出
装置において、 前記ブレ検出部は、前記共振周波数近傍の周波数帯域の
ゲインが大きく、 前記信号処理部は、前記共振周波数近傍の周波数帯域の
ゲインが小さいこと、 を特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
項に記載のブレ検出装置において、 前記ブレ検出部は、加速度を検出する加速度センサであ
り、 前記信号処理部は、 前記加速度センサを作動させる駆動回路と、 前記加速度センサの出力信号を増幅する増幅回路と、 前記増幅部の出力信号から前記共振周波数近傍の信号成
分を除去する帯域遮断フィルタ回路と、 を含むことを特徴とするブレ検出装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
項に記載のブレ検出装置と、 ブレを補正するブレ補正光学系と、 前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部と、 前記ブレ検出装置の出力信号に基づいて、前記駆動部を
駆動制御する制御部と、 を含むことを特徴とするブレ補正装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項4までのいずれか1
項に記載のブレ検出装置と、 ブレを補正するブレ補正光学系と、 前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部と、 前記ブレ検出装置の出力信号に基づいて、前記駆動部を
駆動制御する制御部と、 を含むことを特徴とするブレ補正カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10075133A JPH11271830A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | ブレ検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10075133A JPH11271830A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | ブレ検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11271830A true JPH11271830A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13567398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10075133A Pending JPH11271830A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | ブレ検出装置、ブレ補正装置及びブレ補正カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11271830A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-03-24 JP JP10075133A patent/JPH11271830A/ja active Pending
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