JP2720955B2 - 像ぶれ防止装置 - Google Patents

像ぶれ防止装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラ、光学機器等において手振れにより
発生する像ぶれを防止する像ぶれ防止装置に関するもの
である。
[従来の技術] 本発明の対象となる従来技術を、カメラの場合を例に
して以下に説明する。
現代のカメラは露出決定やピント合わせ等の撮影にと
って重要な作業はすべて自動化されているため、カメラ
操作に未熟な人でも撮影失敗を起こす可能性は非常に少
なくなっているが、カメラぶれによる撮影失敗は自動的
に防ぐことが困難とされていた。このカメラぶれに起因
する撮影失敗をも防止するカメラが近時意欲的に研究さ
れ、特に、撮影者の手ぶれによる撮影失敗を防止する目
的のカメラについて開発、研究が進められている。
撮影時のカメラの手ぶれは、周波数として通常1Hzな
いし12Hzの振動であるが、カメラシャッターのレリース
時点においてこのような手ぶれを起こしていても像ぶれ
のない写真を撮影可能とするための基本的な考え方とし
て、上記手ぶれによるカメラの振動を検出し、その検出
値に応じて補正レンズを変位させることが必要とされて
いる。従って、上記目的(すなわち、カメラのぶれが生
じても像ぶれを生じない写真を撮影できること)を達成
するためには第1にカメラの振動を正確に検出し、手ぶ
れによる光軸変化を補正することが必要となる。
この振動(カメラぶれ)の検出は、原理的にいえば、
角加速度,角速度等を検出する振動センサと、該センサ
信号を電気的、あるいは機械的に積分して角変位を出力
するカメラぶれ検出システムとをカメラに搭載すること
によっておこなうことができる。そしてこの検出情報に
基づき、撮影光軸を偏心させる補正光学機構を駆動させ
て像ぶれ抑制が行なわれる。ここで、振動検出センサと
して角速度計を用いた像ぶれ抑制システムの従来の一例
を第4図を用いてその概要を説明する。この例は、図示
41の矢印方向のカメラ縦ぶれ41p及びカメラ横ぶれ41yに
由来する像ぶれを抑制するものである。同図中42はレン
ズ鏡筒、43p,43yは各々カメラの縦ぶれ角速度、カメラ
の横ぶれ角速度を検出するための角速度計であり、44p,
44yはそれぞれの角速度の検出方向を示す。45p,45yは公
知のアナログ積分回路を用いて構成された積分器であ
り、角速度計からの信号を積分して手ぶれ角変位に変換
する。そして、その信号により補正光学機構46(47p,47
yは各々その駆動部、48p,48yは補正レンズの位置検出セ
ンサ)を駆動させて像面49での像の安定を確保する。な
お、補正光学機構自体に機械的積分作用を持たせ、上記
のアナログ積分回路を省くことも出来る。
第2図は、上述した補正光学機構46の従来の構成例を
具体的に説明するための図である。この図において、補
正レンズ23が先端部に組付けられた補正レンズ鏡筒46′
は、ジンバル21によつて上述の検出ぶれ方向41p,41yと
一致する直交2軸22p,22yの軸回り回転が可能に支持さ
れている。すなわち、ジンバル21は固定部である鏡筒42
(この第2図では図示せず)に対し軸22y回りの回転が
可能に支持され、更に補正レンズ鏡筒46′を軸22p回り
の回転が可能に支持している。
そして補正レンズ鏡筒46′の後端部には、固定部であ
る鏡筒42に設けられたボイスコイル24p,24yと対向して
ヨーク25p,25yと永久磁石26p,26yが設けられていて、ボ
イスコイル24p,24yの通電励磁により、フレミングの法
則に従った磁気駆動力を生ずるようになっている。従っ
てこのボイスコイル24p,24yへの通電励磁を、像ぶれ抑
制のための補正量に見合って制御することで、目的とす
る像面49上での像ぶれ抑制が実現される。
第2図(a)の符号29p,29y〜212p,212yはこのボイス
コイル24p,24yへの通電励磁を制御するための電気的な
制御回路を示しており、例えばジンバル21に設けた磁気
抵抗効果型センサ27p,27yと、これに対向して補正レン
ズ鏡筒46′に設けた磁性マーカー28p,28y(ただし28yは
作図上図示せず)との関係で、補正レンズ鏡筒46′の各
軸22p,22y回りの偏角が電気的信号として取り出され、
この信号が位置検出増幅回路29p,29yに入力される。そ
して増幅された信号は更に、特性安定用の補償回路210
p,210y、差動増幅器211p,211y、駆動回路212p,212yに順
次に伝えられて、ボイスコイル24p,24yを励磁させる。
そして上記差動増幅器211p,211yには、上述したカメラ
ぶれ検出システム(振動検出システム)の積分回路45p,
45yからの信号が入力されるようになっている。
以上の構成により上記制御回路は、積分回路45p,45y
からの入力がない場合には補正レンズ鏡筒46′を所定の
中立位置で撮影光軸と平行となるように位置制御し、他
方カメラにぶれが生じた場合には、積分回路45p,45yか
らの入力により、補正レンズ鏡筒46′を揺動させて、像
面49上での像ぶれを抑制するように撮影光軸を偏心させ
る。
なお上記補正光学機構の補正レンズ鏡筒46′は、ジン
バル21を間にして先端部の補正レンズ23と、後端部のヨ
ーク25p,25y等とが重量バランスをとるように設けられ
ていて、これにより軸22p,22yは実質的にその重心を通
り、これによって、これら軸22p,22y回りの回転外乱
(ぶれ)が生じない限り、ボイスコイル24p,24yの力を
必要とせずに撮影光軸との平行が保たれる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来例の構成では、第2図(b)に示す
様に補正レンズ鏡筒46′が駆動されて撮影光軸から傾く
と、目的とする光軸が偏心の他に、以下の欠点を生ず
る。その一つは第2図(b)の傾きにより、補正レンズ
23はジンバル21を中心とした回転軌跡に従って回転し、
レンズ周縁部には光軸方向に最大δ1の位置ずれを起こ
す。このため撮影された写真は周辺にゆくに従ってピン
トが甘くなった見苦しい写真になってしまう。
この問題を解決する為に、第3図(a)に示す平行リ
ンク式の補正光学機構も提案されている。
この平行リンク式の補正光学機構を第3図により説明
すると、これは補正レンズ系を支持するレンズ枠31を、
光軸32に対して直交する互いに直角な2方向33p,33yに
平行リンクを用いて移動出来る構造としたものである。
すなわち、第3図(a)において、固定の保持枠34に対
しボールベアリング35p1,35p2,35y1,35y2(35p2,35
y2は作図上図示せず)により支持されて各々36p,36y方
向に回転可能なブラケット37p1,37p2,37y1,37y2が設
けられ、これら各ブラケット上からはボールベアリング
38p1,38p2,38y1,38y2(38p1は作図上図示せず)によ
り支持されて各々36y,36p方向に回転可能な梁39p1,39p
2,39y1,39y2(39p2,39y2は作図上一部しか見えな
い)が延出されている。
これにより上記の各梁は各々保持枠34に対しブラケッ
ト37p1,37p2,37y1,37y2を中心にして36p,36yの9両
方向に回転可能となっている。
第3図(b)は梁39y2の一部を拡大した図であり、梁
の先端には光軸32に直角な方向に可撓なスプリングワイ
ヤ310が取り付けられていて、このスプリング310により
レンズ枠31を支持している。そのため梁39p1,39p2(も
しくは39y1,39y2)はブラケットを中心に平行リンク構
造となりレンズ枠31を33p(又は33y)方向に平行シフト
させることができる。
そしてブラケット37y2に磁気抵抗効果等を利用した位
置センサ311を取り付け、これに対向して梁39y2に埋め
込んだ磁性体312との関係で、梁39y2の36p回りの回転量
を検出する構成を設け、同様にブラケット37p2にも位置
センサを取り付け、梁37p2の36y回りの回転量を検出す
る構成を設ける。更にまた梁39p2,39y2には第3図
(a)に示した如く駆動源としてのボイスコイル313p,3
13yを取り付ける。第3図(c)は梁39y2に取り付けた
上記ボイスコイル313pの拡大図であり、不図示の固定部
(レンズ鏡筒42の一部)に固定されたヨーク314p(315p
1,315p2は永久磁石)には図示破線316に示す如く磁気
回路が形成される。この状態でボイスコイル313pのコイ
ル(矢印317y方向に巻かれている)に電流を流す事で、
矢印318p方向に駆動力を発生し、レンズ枠31を矢印33p
方向にシフトさせることができる。梁39p2に取り付けら
れたボイスコイル313yも同様に構成され、通電によりレ
ンズ枠31を矢印33y方向にシフトさせることができる。
この様な構成の補正光学機構は、第2図(b)で説明
したレンズ周縁部のピントボケが起こらない利点があ
る。しかし、この構成の機構では第3図(d)に示す様
に平行リンク構造故に、光軸偏心時に補正レンズが光軸
方向にδ2だけシフトすることが避けられない。その為
ピントが全体として僅かにズレる。このようなピントズ
レの問題は、最近の自動焦点機構を採用しているカメラ
においては、自動焦点機構の駆動により追従補正させる
ことが可能である。しかし、この自動焦点機構で追従さ
せる方式では、像ぶれ抑制時に自動焦点機構のレンズ繰
り出し作動が行なわれて、その音が聞こえるのは不快で
あるし、又カメラにおける手ぶれには、かなり高周波
(30Hz)のぶれも舎まれているが、この高周波ピントズ
レ迄も自動焦点機構で補正してゆく事は機構の応答性の
上で難しい。
従って上記機構の補正光学機構では、ある程度のピン
トズレは容認しなくてはならないという難がある。
更に又、別の欠点として第2図(a)及び第3図
(a)で示した補正光学機構にあっては、共に回転中心
をもつ構成であるために、回転中心から各々長さl1,l2
の位置に補正レンズが保持され、この長さl1,l2を短く
してゆくと僅かの光軸偏心で大きなピントズレが生ずる
事になる。
それ故に長さl1,l2を短くする事は好ましくなく、必
然的に補正光学機構が大型化してしまうという問題があ
る。これはカメラの小型化が求められている現在におい
て機構上の大きな欠点となる。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、
像ぶれ防止によるピントズレを生じない、新規な構成の
像ぶれ防止装置を提供することを目的とする。
[課題を解決する手段及び作用] 上記目的を達成するために本発明は、結像光学系によ
り形成される像のぶれを防止する像ぶれ防止手段と、前
記像ぶれ防止手段を保持する保持手段と、前記保持手段
と遊嵌して、像ぶれ防止のために前記像ぶれ防止手段を
前記結像光学系の光軸方向に対して実質垂直な方向に少
なくとも直線移動自在に案内する案内手段と、前記像ぶ
れ防止手段を駆動するための電磁力を、第1の部材と第
2の部材との間に発生させる駆動手段とを有し、前記第
1、第2の部材のいずれか一方が前記保持部材に設けら
れるものである。
この構成により、像ぶれ防止手段が光軸方向のずれを
発生することなく実質光軸に垂直な方向に動作する。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明よりなる像ぶれ抑制装置の補正光学機
構を説明するための図であり、同装置の他の構成は、第
4図に示した従来例と同様のものとして構成することが
できるので、その図示及び説明は省略する。
第1図において、12は補正レンズ、13はこの補正レン
ズ12が固定されている環状のレンズ保持枠であり、本例
では水平方向(第1図(a)の左右方向)の両側に軸受
けのためのボス部13a,13aが延出形成されていて、この
ボス部13a,13aを図の上下方向に貫通した孔部に嵌合さ
れたオイルレスメタルからなるブッシュ14を会して、後
記第1の保持枠16に固定のピッチシャフト15が上下方向
摺動可能に支持されていて、これによりレンズ保持枠13
は、左右のすべり軸受けを介して第1の保持枠16により
上下方向に移動可能に支持されている。
またこれらピッチシャフト15には、その第1の保持枠
16への取付け部(上下に2カ所ある)とレンズ保持枠13
のボス部13aとの間にピッチコイルバネ17,17が外装され
ていて、これらのピッチコイルバネ17,17のバネ力バラ
ンスにより、レンズ保持枠13が図の上下方向に関して中
立した位置に保持されるようになっている。
また上記レンズ保持枠13の図の上部、下部にはそれぞ
れピッチコイル18(図では一部を断面で示している)が
固定されると共に、このピッチコイル18を厚み方向から
挟むようにその両側に第1の保持枠16に固定のピッチマ
グネット19及びピッチヨーク110が設けられ(第1図
(b)参照)、これによりピッチマグネット19及びピッ
チヨーク110により構成される磁気回路111中に位置した
上記ピッチマグネット19を通電励磁することで、レンズ
保持枠13(従って補正レンズ12)を第1の保持枠16に対
し図の上下方向であるピッチ方向11pに駆動できるよう
になっている。
なおピッチコイル18にはスリット112が設けられてい
て、これを挟んで両側の位置に第1の保持枠16に固定し
た例えば赤外発行ダイオード(IRED)等の投光器113
と、例えば半導体検出素子(PSD)等の受光器114の組合
わせで、レンズ保持枠13の第1の保持枠16に対するピッ
チ方向11pの位置検出ができるようになっている。
以上の構成は、レンズ保持枠13を第1の保持枠16によ
ってピッチ方向に関して浮動的に支持する構成を示して
いるが、これと同様の構成によつて第1の保持枠16は第
2の保持枠119によってヨー方向11yに浮動的に支持され
る。
すなわち第1の保持枠16には、ヨー方向11yに延びる
ヨーシャフト115がその上部、下部に一対に設けられて
いて、これが、第2の保持枠119のボス部であるハウジ
ング117,117の図の左右方向に貫通した孔部にオイルレ
スメタルからなるブッシュ116を介し滑合して、第1の
保持枠16がヨー方向である図の左右方向摺動可能に支持
されている。これにより、レンズ保持枠13は第1の保持
枠16に対しピッチ方向に浮動的に支持されると共に、第
2の保持枠119に対しヨー方向に浮動的に支持されるこ
とになる。
なお118,118は、第1の保持枠16を第2の保持枠119に
対し中立位置に保持するためにヨーシャフト115に外装
された一対のヨーコイルバネである。
また121は第1の保持枠16に固定されたヨーコイルで
あり、上記ピッチコイルの場合と同様に、厚み方向に関
しスペーサ124を介して離間して第2の保持枠119に固定
されたヨーマグネット122、図示しないヨーヨークで形
成される磁気回路中に配置されて、これによりヨーマグ
ネット122を通電励磁することで、第1の保持枠16を第
2の保持枠119に対し図の左右方向であるヨー方向11yに
駆動できるようになっている。
なおヨーコイル18にはスリット123が設けられてい
て、これを挟んで両側の位置に第2の保持枠119に固定
した赤外発光ダイオード(IRED)等の投光器と、半導体
検出素子(PSD)等の受光器(いずれも図示せず)の組
合せで、第1の保持枠16の第2の保持枠119に対するヨ
ー方向の位置検出ができるようになっている。
以上によって、レンズ保持枠13(従って補正レンズ1
2)は、光軸Oと直交する平面(第1図(b)のP−
P′を含む平面)内をピッチ方向11pとヨー方向11yにつ
いてそれぞれ浮動的に支持されることになり、しかも像
ぶれ抑制のために該平面内で移動されて光軸を偏心制御
する場合にも、光軸方向の移動を生じないので、所謂ピ
ントズレの問題を招くことがないという効果がある。
また上記のようにピッチシャフトやヨーシャフトを用
いて補正レンズ12を直交する2軸方向(11p,11y)に移
動可能に支持した構成であるため、従来の補正光学機構
に比べて光軸方向に関する機構の寸法を小さくでき、こ
れによってカメラやレンズを大型化することなく像ぶれ
抑制システムをカメラに組込むことができるという効果
もある。
なお本発明は上記した実施例のものに限定されるもの
ではなく、種々の変更した態様で実施できることは言ま
でもない。例えば上述の実施例ではピッチ方向やヨー方
向の浮動的な支持のためにそれぞれ一対のシャフトを用
いているが、これは各々1本のシャフトを用いて移動可
能の支持を行なわせると共に、この軸回りの回転を拘束
する構成を採用したり、移動を駆動制御するためのピッ
チコイルやヨーコイルを各々一つのみとしたり、ボイス
コイルを用いるようにしてもよい。更には補正レンズの
浮動的な支持のためのシャフトを用いたスライド軸受け
の構成に替え、補正レンズを固定したレンズ保持枠を光
軸方向の両側に配置した滑り板で摺動可能に挟持する形
式とすることもできる。
(特許請求の範囲と実施例の対応関係) 実施例において補正レンズ12は、特許請求の範囲にお
ける「像ぶれ防止手段」に相当し、同様に、レンズ保持
枠13,ブッシュ14、あるいはレンズ保持枠13,ブッシュ1
4,ピッチシャフト15,第1の保持枠16,ヨーシャフト115
が「保持手段」に相当し、ピッチシャフト15,第1の保
持枠16,あるいはハウジング117が「案内手段」に相当す
る。また、実施例のピッチコイル18(ヨークコイル12
1)のピッチマグネット19(ヨークマグネット122)のい
ずれか一方が特許請求の範囲における「第1の部材」
に、いずれか他方が特許請求の範囲における「第2の部
材」にそれぞれ相当する。
以上が実施例の各構成と本発明の各構成の対応関係で
あるが、本発明はこれら実施例の構成に限られるもので
はなく、本発明の各構成により得られる作用,機能が達
成できる構成であればどのようなものであってもよいこ
とは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成
で、像ぶれ防止手段が光軸方向にズレることなく実質光
軸に垂直な方向に動作するように支持することができ、
像ぶれ防止手段の光軸方向へのズレにより生ずる不都合
(例えばピントズレ等)の発生を回避できる像ぶれ抑制
装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の像ぶれ防止装置の補正光学機構
の構成概要一例を示す一部断面を含む正面図、第1図
(b)は第1図(a)のA−A線の縦断面図である。 第2図(a)は従来の一例の補正光学機構を説明する斜
視図、第2図(b)は光学偏心時の状態を説明する図、
第3図(a)は従来の他の一例の補正光学機構を説明す
る斜視図、第3図(b)は補正光学機構の一部を拡大し
て示した図、第3図(c)は像ぶれ防止のための駆動手
段を説明する拡大図、第3図(d)は光軸偏心時の状態
を説明する図である。 第4図は従来のカメラにおける像ぶれ防止システムの概
要を説明するための斜視図である。 12:補正レンズ、13:レンズ保持枠 16:第1の保持枠、119:第2の保持枠 14,116:すべり軸受け 18,121:駆動コイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結像光学系により形成される像のぶれを防
    止する像ぶれ防止手段と、前記像ぶれ防止手段を保持す
    る保持手段と、前記保持手段と遊嵌して、像ぶれ防止の
    ために前記像ぶれ防止手段を前記結像光学系の光軸方向
    に対して実質垂直な方向に少なくとも直線移動自在に案
    内する案内手段と、前記像ぶれ防止手段を駆動するため
    の電磁力を、第1の部材と第2の部材との間に発生させ
    る駆動手段とを有し、前記第1、第2の部材のいずれか
    一方が前記保持部材に設けられることを特徴とする像ぶ
    れ防止装置。
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