JP2006343506A - レンズ駆動装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低消費電力化を確保した上で可動レンズの移動量の増加を図る。
【解決手段】 レンズホルダー17に連結され軸方向に移動可能とされた動力伝達軸18と、該動力伝達軸を上記軸方向に移動自在に支持する軸支持部19aを有すると共に作動流体22が封入された流体用ケース19とを設け、該流体用ケースの一部として機能すると共に駆動電圧が印加されて変形される圧電素子21を設け、該圧電素子の変形に伴う作動流体の変位によって動力伝達軸が軸方向へ移動されてレンズホルダーと可動レンズ16が所定の方向へ移動されるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明はレンズ駆動装置及び撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、圧電素子の変形に伴う作動流体の変位によって可動レンズを移動し、低消費電力化を確保した上で可動レンズの移動量の増加を図る技術分野に関する。
可動レンズを所定の方向へ移動させるレンズ駆動装置は、ビデオカメラやスチルカメラの他、携帯電話等の各種の撮像装置に組み込まれている。可動レンズは、これを保持するレンズホルダーとともに可動部を構成し、該可動部はレンズ駆動装置によってフォーカス又はズーミングのために光軸方向へ移動されたり、ブレ補正を行うために光軸方向と直交する方向へ移動される。
このようなレンズ駆動装置には、駆動用コイルや駆動用マグネット等によって構成されたリニアアクチュエーターを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
ところが、このようなレンズ駆動装置には、駆動用コイルや駆動用マグネット等によって構成されたリニアアクチュエーターが設けられているため、構造が複雑であると共に配置スペースも大きくなり撮像装置の大型化を来たすという問題がある。
また、可動部をその可動範囲において移動させる場合に加え、可動部を所望の位置に保持する場合においても、常時、駆動用コイルに通電を行う必要があり、その分、消費電力が大きいという問題がある。
そこで、レンズ駆動装置として、駆動電圧が印加されて変形される圧電素子を用いたものがある(例えば、特許文献2参照)。圧電素子は消費電力が小さいと共に小型軽量化を図ることができるという特徴を有する。
特許第3387173号公報 特開2000−194026号公報
しかしながら、圧電素子は印加される駆動電圧に対する変形量(変位量)が小さいため、光学設計上、可動レンズの移動量を大きくする必要がある場合には、高い駆動電圧や長さの長い圧電素子が必要となり、消費電力の増大や撮像装置の大型化を来たしてしまうことになる。
そこで、本発明レンズ駆動装置及び撮像装置は、上記した問題点を克服し、低消費電力化を確保した上で可動レンズの移動量の増加を図ることを課題とする。
本発明レンズ駆動装置及び撮像装置は、上記した課題を解決するために、レンズホルダーに連結され軸方向に移動可能とされた動力伝達軸と、該動力伝達軸を上記軸方向に移動自在に支持する軸支持部を有すると共に作動流体が封入された流体用ケースとを設け、該流体用ケースの一部として機能すると共に駆動電圧が印加されて変形される圧電素子を設け、該圧電素子の変形に伴う作動流体の変位によって動力伝達軸が軸方向へ移動されてレンズホルダーと可動レンズが上記所定の方向へ移動されるようにしたものである。
従って、本発明レンズ駆動装置及び撮像装置にあっては、作動流体の変位により移動される動力伝達軸の移動方向に応じた方向へ可動レンズが移動される。
本発明レンズ駆動装置は、レンズホルダーに保持された可動レンズを所定の方向へ移動させるレンズ駆動装置であって、レンズホルダーに連結され軸方向に移動可能とされた動力伝達軸と、該動力伝達軸を上記軸方向に移動自在に支持する軸支持部を有すると共に作動流体が封入された流体用ケースとを備え、該流体用ケースの一部として機能すると共に駆動電圧が印加されて変形される圧電素子を設け、該圧電素子の変形に伴う作動流体の変位によって動力伝達軸が軸方向へ移動されてレンズホルダーと可動レンズが上記所定の方向へ移動されるようにしたことを特徴とする。
従って、作動流体を用いて圧電素子の変位量を可動部に伝達しているため、圧電素子の変位量を拡大して可動部に伝達することが可能となり、低消費電力化を確保しつつ可動レンズの移動量の増加を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、上記レンズホルダーを可動レンズの光軸方向に対して互いに直交する方向へ移動可能とする一対の移動機構を設け、上記流体用ケースを一対設け、流体用ケースの各軸支持部に光軸方向に対して互いに直交する方向へそれぞれ移動自在に支持される一対の動力伝達軸を設け、該一対の動力伝達軸をそれぞれ上記一対の移動機構を介してレンズホルダーに連結したので、可動部を光軸に互いに直交する2方向を含む平面内へ移動させることが可能であるため、ブレ補正の信頼性の向上を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、上記流体用ケースの少なくとも軸支持部以外の部分を可動レンズの放射方向以外の位置に配置したので、撮像装置内におけるスペースを有効に活用することが可能であり、レンズ駆動装置が組み込まれる撮像装置の小型化を図ることができる。
本発明撮像装置は、レンズホルダーに保持された可動レンズと該可動レンズを所定の方向へ移動させるレンズ駆動装置とを備えた撮像装置であって、レンズ駆動装置は、レンズホルダーに連結され軸方向に移動可能とされた動力伝達軸と、該動力伝達軸を上記軸方向に移動自在に支持する軸支持部を有すると共に作動流体が封入された流体用ケースとを備え、該流体用ケースの一部として機能すると共に駆動電圧が印加されて変形される圧電素子を設け、該圧電素子の変形に伴う作動流体の変位によって動力伝達軸が軸方向へ移動されてレンズホルダーと可動レンズが上記所定の方向へ移動されるようにしたことを特徴とする。
従って、作動流体を用いて圧電素子の変位量を可動部に伝達しているため、圧電素子の変位量を拡大して可動部に伝達することが可能となり、低消費電力化を確保しつつ可動レンズの移動量の増加を図ることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。本発明撮像装置は、携帯電話、ビデオカメラ、スチルカメラ等の動画撮影又は静止画撮影の機能を有する各種の撮像装置に適用することができ、本発明レンズ駆動装置は、これらの撮像装置に組み込まれた各種のレンズ駆動装置に適用することができる。
撮像装置1は、図1に示すように、カメラブロック2、カメラDSP(Digital Signal Processor)3、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)4、媒体インターフェース5、制御ブロック6、操作部7、LCD(Liquid Crystal Display)8及び外部インターフェース9を備え、記録媒体100が着脱可能とされている。
記録媒体100としては、半導体メモリーを用いた所謂メモリーカード、記録可能なDVD(Digital Versatile Disk)や記録可能なCD(Compact Disc)等のディスク状記録媒体等の種々のものを用いることができる。
カメラブロック2は、可動部10、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子11、A/D変換回路12、第1のドライバー13、第2のドライバー14、タイミング生成回路15等を備えている。
可動部10は、例えば、手振れや像振れを補正するための補正レンズ等の可動レンズ16と該可動レンズ16を保持するレンズホルダー17を有している(図2参照)。レンズホルダー17は後述する流体用ケースに支持され、上下方向(図2に示すY方向)へ移動可能とされている。
レンズホルダー17には動力伝達軸18が連結されている。動力伝達軸18は上下方向に長い丸軸状に形成され、レンズホルダー17から下方へ突出されている。
可動部10の下方には流体用ケース19が配置されている。流体用ケース19は、箱状に形成され、上面に上下に延び円筒状を為す軸支持部19aを有している。流体用ケース19は左右両側面がそれぞれ撮像装置1内に設けられた固定部20、20に固定されている。軸支持部19aには動力伝達軸18が摺動自在に支持されている。
流体用ケース19の下面の一部は圧電素子21によって構成されている。圧電素子21としては、例えば、鉄板等の金属板の両面に一対の素子(セラミック素子)が貼り付けられて構成された所謂バイモルフ型が用いられ、一方の素子に正方向の駆動電圧が印加され他方の素子に負方向の駆動電圧が印加されることにより中央部が上方へ変位するように変形され、また、それぞれの素子に前記とは逆方向の駆動電圧が印加されることにより中央部が下方へ変位するように変形される。
尚、圧電素子21としてはバイモルフ型に限られることはなく、金属板の片面のみに素子(セラミック素子)が貼り付けられて構成された所謂ユニモルフ型を用いることも可能である。ユニモルフ型の圧電素子20にあっては、素子に一方の方向への駆動電圧が印加されることにより中央部が上方へ変位するように変形され、逆方向への駆動電圧が印加されることにより中央部が下方へ変位するように変形される。
流体用ケース19の内部には所定の粘度を有する作動流体22が封入されている。
撮像素子11は、図1に示すように、第2のドライバー14からの駆動信号に応じて動作し、可動レンズ16を介して取り込まれた被写体の画像を取り込み、制御ブロック6によって制御されるタイミング生成回路15から出力されたタイミング信号に基づいて、取り込んだ被写体の画像(画像情報)を電気信号としてA/D変換回路12に送出する。
尚、撮像素子11はCCDに限られることはなく、撮像素子11として、例えば、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の他の素子を使用することもできる。
A/D変換回路12は、入力された電気信号としての画像情報に対して、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行っての良好なS/N比の保持、AGC(Automatic Gain Control)処理を行っての利得の制御、A/D(Analog/Digital)変換を行ってのデジタル信号としての画像データーの生成等を行う。
第1のドライバー13は、制御ブロック6の後述するCPUの指令に基づいて圧電素子21に対して駆動信号を送出する。
第2のドライバー14は、タイミング生成回路15から出力されたタイミング信号に基づいて撮像素子11に対して駆動信号を送出する。
タイミング生成回路15は、制御ブロック6による制御に応じて、所定のタイミングを提供するタイミング信号を生成する。
カメラブロック2には可動部10のY方向における変位量を検出する検出手段23が設けられている。検出手段23としては、例えば、MR(Magneto Resistance)センサー等の磁気的な検出手段やホール素子等を有する光学的な検出手段が用いられている。検出手段23によって検出された検出結果は、制御ブロック6の後述するCPUに可動部10の位置情報として入力される。
カメラDSP3は、A/D変換回路12から入力した画像データーに対して、AF(Auto Focus)、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)等の信号処理を行う。AF、AE、AWB等の信号処理が行われた画像データーは、所定の方式でデーター圧縮され、制御ブロック6を介して記録媒体100に出力され、該記録媒体100にファイルとして記録される。
カメラDSP3には、SDRAMコントローラー24が設けられ、該SDRAMコントローラー24の指令によりSDRAM4に対して高速でデーターの読み書きが行われる。
制御ブロック6は、CPU(Central Processing Unit)25、RAM(Random Access Memory)26、フラッシュROM(Read Only Memory)27、時計回路28等の各部がシステムバス29を介して接続されて構成されたマイクロコンピュータであり、撮像装置1の各部を制御する機能を有する。
CPU25は第1のドライバー13やタイミング生成回路15を介して第2のドライバー14等に指令信号を送出し、これらの各部を動作させる。CPU25には、検出手段23によって検出された可動部10の位置情報が入力され、CPU25によって、入力された位置情報に基づいて第1のドライバー13に対して指令信号が出力される。
RAM26は処理の途中結果を一時記憶する等、主に作業領域として用いられる。
フラッシュROM27には、CPU25において実行する種々のプログラムや各処理に必要となるデーター等が記憶される。
時計回路28は、現在年月日、現在曜日、現在時刻、撮影日時等を出力する回路である。
操作部7は撮像装置1の筐体に設けられたタッチパネルやコントロールキー等であり、操作部7に対する操作に応じた信号がCPU25に入力され、該CPU25によって入力した信号に基づいて各部に指令信号が送出される。
LCD8は、例えば、筐体に設けられ、システムバス29に接続されたLCDコントローラー30によって制御される。LCD8には、LCDコントローラー30の駆動信号に基づいた画像データー等の各種の情報が表示される。
外部インターフェース9はシステムバス29に接続されている。外部インターフェース9を介して外部機器200、例えば、外部のパーソナルコンピューターと接続し、このパーソナルコンピューターから画像データーを受け取って記録媒体100に記録したり、記録媒体100に記録されている画像データーを外部のパーソナルコンピューター等に出力することができる。尚、記録媒体100はシステムバス29に接続された媒体インターフェース5を介して制御ブロック6に接続される。
また、外部インターフェース9に外部デバイス200、例えば、通信モジュールを接続することにより、例えば、インターネット等のネットワークに接続し該ネットワークを通じて種々の画像データーやその他の情報を取得し、これらのデーターや情報を記録媒体100に記録したり、記録媒体100に記録されているデーターを、ネットワークを通じて目的とする相手先に送信したりすることができる。
尚、外部インターフェース9は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1324、USB(Universal Serial Bus)等の有線用インターフェースとして設けることも可能であり、また、光や電波による無線用インターフェースとして設けることも可能である。
一方、記録媒体100に記録された画像データーは、ユーザーによって行われた操作部7に対する操作に応じた操作信号に基いて記録媒体100から読み出され、媒体インターフェース5を介してカメラDSP3に送出される。
カメラDSP3は、記録媒体100から読み出されて入力された圧縮されている画像データーについて、データー圧縮の解凍処理(伸張処理)を行い、解凍後の画像データーをシステムバス29を介してLCDコントローラー30に送出する。LCDコントローラー30は、この画像データーに基づいた画像信号をLCD8に送出する。LCD8には画像信号に基づいた画像が表示される。
以上のように構成された撮像装置1において、動力伝達軸18、流体用ケース19、圧電素子21、作動流体22及び検出手段23は、可動部10の移動制御を行うレンズ駆動装置31の構成要素とさる(図1参照)。
撮像装置1において、上記したように、検出手段23によって検出された可動部10の位置情報に基づいてCPU25から第1のドライバー13に対して指令信号が出力されると、第1のドライバー13から圧電素子21に対して駆動信号が出力され、図示しない電源回路から圧電素子21に対して駆動電圧が印加されて該圧電素子21が変形される。
例えば、圧電素子21の中央部が上方へ変位するように変形されると、作動流体22は流体面が上昇する方向へ変位されて動力伝達軸18が作動流体22によって押圧されて上方へ移動され、該動力伝達軸18の移動に伴って可動部10が上方へ移動される。
逆に、圧電素子21の中央部が下方へ変位するように変形されると、作動流体22は流体面が下降する方向へ変位されて動力伝達軸18が下方へ移動され、該動力伝達軸18の移動に伴って可動部10が下方へ移動される。このとき流体用ケース19内は一定の圧力状態に保持されるように負圧が生じ、この負圧により動力伝達軸18が流体用ケース19内に引き込まれて下方へ移動される。
上記のように可動部10が光軸方向に直交する方向(上下方向)へ移動されることにより、手振れや像振れによって生じるブレを補正するブレ補正が行われる。
以上に記載した通り、撮像装置1にあっては、レンズ駆動装置31に圧電素子21を用いているため、機構の簡素化や軽量化を図ることができると共にレンズ駆動装置31の配置スペースが小さくて済むため小型化を図ることができる。
特に、可動部10が可動レンズ16、レンズホルダー17及び動力伝達軸18のみによって構成されており、マグネットや駆動コイル等の駆動部品を可動部分に必要としないため、可動部10が軽量となり、レンズ駆動装置31の軽量化及び小型化を図ることができる。
また、作動流体22を用いて圧電素子21の変位量を可動部10に伝達しているため、圧電素子21の変位量を拡大して可動部10に伝達することが可能となり、低消費電力化を確保しつつ可動レンズ16の移動量の増加を図ることができる。
さらに、圧電素子21を用いているため、可動レンズ16を必要な位置に保持するときに、常時、駆動電圧を圧電素子21に印加する必要がなく、省電力を図ることができる。
加えて、動力伝達軸18が可動部10の放射方向、即ち、可動レンズ16の中心を横切り光軸方向に直交する方向に位置されているため、図5に示すように、推力発生点P、即ち、動力伝達軸18と可動部10の重心Gとを結ぶ方向を可動部10の移動方向に一致させることが可能である。従って、光軸に直交する軸を中心としたモーメントM、Mが発生することがなく、可動部10の安定した動作状態を確保することができる。
尚、「圧電素子21の変形量に対応して変位した作動流体22の体積」は「動力伝達軸18の軸径×可動部10の移動量」に等しい。従って、動力伝達軸18の軸径を小さくすることにより圧電素子21の変形量を一層拡大して可動部10に伝達し該可動部10の移動量を増加させることが可能である。
また、一般に、アクチュエーターを有する駆動系の運動方程式は以下の式(1)によって表される。
M・dx/dt+C・dx/dt+K・x=Kt/R・E…(1)。
Mは可動部の質量、Cは可動部の減衰係数、Kは可動部のバネ定数、Ktは推力定数、Rは電圧に対する抵抗値、Eは駆動電圧、xは可動部の移動量、tは時間である。
上記した運動方程式(1)においては、M及びKによって定まる臨界減衰係数Ccに対して可動部の減衰係数CがC<Ccの場合には、この駆動系が振動し、減衰係数Cと臨界減衰係数Ccの差が大きい程、振動が大きくなることが知られている。
例えば、圧電素子によって直接可動レンズが支持されている構成とされた駆動系においては、可動部の減衰係数Cは0であるか、又は、空気による減衰のみであるため略0である。従って、制御回路等の補正により減衰係数Cに相当する成分を発生させない限り、圧電素子によって直接可動レンズが支持されている構成とされた駆動系の動作安定性は低く、可動部に付与される外乱等に対して振動が生じ易く、ブレ補正機能に悪影響を及ぼしてしまう。
しかしながら、撮像装置1にあっては、作動流体22を用いて圧電素子21の変位量を可動部10に伝達しているため、減衰係数Cを大きくすることが可能であり、ブレ補正機能の適正化を図ることができる。
特に、上記のように、検出手段23によって検出した検出結果に基づいて可動部10の位置制御を閉ループ制御により行う場合にあっても、制御安定性を確保し、良好なサーボ特性を得ることができる。
また、減衰係数Cは、作動流体22の種類を適宜に変更することにより所望の値を得ることが可能であり、設計の自由度の向上をも図ることができる。
尚、上記には、可動部10をY方向へ移動させてブレ補正を行う例を示したが、動力伝達軸18及び流体用ケース19を可動部10の側方へ配置することにより、可動部10をX方向(図1参照)へ移動させることも可能である。
上記には、可動部を光軸に直交する1方向(Y方向又はX方向)のみに移動させる例を示したが、以下に示す第1の変形例(図6参照)のように、可動部を光軸に直交する2方向(X方向及びY方向)を含む平面内へ移動させることも可能である。尚、以下に示す第1の変形例は、上記した例と比較して、移動機構が設けられていること、動力伝達軸及び流体用ケースが一対設けられていることのみが相違するため、上記した例と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については上記した例における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
第1の変形例に係る可動部10Aは、可動レンズ16と該可動レンズ16を保持するレンズホルダー17Aを有している。レンズホルダー17Aは流体用ケース19、19に支持され、左右方向(図6に示すX方向)及び上下方向(図6に示すY方向)へ移動可能とされている。
レンズホルダー17Aには下方へ突出された軸取付部17a、17aと側方へ突出された軸取付部17b、17bとが設けられ、軸取付部17a、17aは左右に離隔して位置され、軸取付部17b、17bは上下に離隔して位置されている。
軸取付部17a、17a間には第1の移動機構32が組み付けられている。第1の移動機構32は左右に延びる被案内軸33と該被案内軸33が摺動自在に支持された案内部材34とから成る。案内部材34は左右に延びる基部34aと該基部34aの左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された支持部34b、34bとから成る。案内部材34の支持部34b、34bには被案内軸33が左右方向に摺動自在に支持されている。
案内部材34の基部34aには、下方へ突出されるようにして動力伝達軸18が連結されている。
軸取付部17b、17b間には第2の移動機構35が組み付けられている。第2の移動機構35は上下に延びる被案内軸36と該被案内軸36に摺動自在に支持された案内部材37とから成る。案内部材37は上下に延びる基部37aと該基部37aの上下両側縁からそれぞれ側方へ突出された支持部37b、37bとから成る。案内部材37の支持部37b、37bには被案内軸33が上下方向に摺動自在に支持されている。
案内部材37の基部37aには、側方へ突出されるようにして動力伝達軸18が連結されている。
可動部10Aの下方及び側方にはそれぞれ流体用ケース19、19が配置されている。流体用ケース19、19は、それぞれ撮像装置1内に設けられた固定部38、38、39、39に固定されている。流体用ケース19、19の軸支持部19a、19aには、それぞれ動力伝達軸18、18が摺動自在に支持されている。
下方に位置する流体用ケース19の圧電素子21に対して駆動電圧が印加されると、該圧電素子21は中央部が上方又は下方へ変位するように変形され、下方に位置する動力伝達軸18と可動部10Aが一体となって上下方向(Y方向)へ移動される。このとき被案内軸36が案内部材37に案内されて摺動される。
一方、側方に位置する流体用ケース19の圧電素子21に対して駆動電圧が印加されると、該圧電素子21は中央部が左方又は右方へ変位するように変形され、側方に位置する動力伝達軸18と可動部10Aが一体となって左右方向(X方向)へ移動される。このとき被案内軸33が案内部材34に案内されて摺動される。
上記のように可動部10Aが光軸方向に直交する方向(X方向及びY方向)を含む平面内へ移動されることにより、手振れや像振れによって生じるブレを補正するブレ補正が行われる。
このように第1の変形例においては、可動部10Aを上下方向及び左右方向へ移動させることが可能であるため、ブレ補正の信頼性の向上を図ることができる。
以下に、第2の変形例を示す(図7及び図8参照)。この第2の変形例は、図2乃至図5において示した上記した例と比較して、流体用ケースの配置位置及び形状が異なることのみが相違するため、上記した例と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については上記した例における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
第2の変形例に係る流体用ケース19Bは第1の封入部40と第2の封入部41と連結部42とから成る(図7参照)。
第1の封入部40の上面の一部は圧電素子21によって構成されている。
第2の封入部41は第1の封入部40の下方に位置され、後端部が第1の封入部40と連結部42によって連結されている。第2の封入部41の前端部には軸支持部41aが設けられ、該軸支持部41aは上方に開口されている。
流体用ケース19Bは軸支持部41aを除く部分が可動部10の後方に位置され、第1の封入部40の後面が撮像装置1内に設けられた固定部43に固定されている。流体用ケース19Bの軸支持部41aには動力伝達軸18が摺動自在に支持されている。
流体用ケース19Bの圧電素子21に対して駆動電圧が印加されると、該圧電素子21は中央部が上方又は下方へ変位するように変形され、動力伝達軸18と可動部10が一体となって上下方向へ移動される。
上記のように可動部10が光軸方向に直交する方向(上下方向)へ移動されることにより、手振れや像振れによって生じるブレを補正するブレ補正が行われる。
このように第2の変形例においては、流体用ケース19Bの軸支持部41aを除いた部分が可動部10の放射方向に配置されないため、撮像装置1内における空きスペースに流体用ケース19Bを配置すればよく、撮像装置1内におけるスペースを有効に活用することが可能であり、撮像装置1の小型化を図ることができる。
また、動力伝達軸18が可動部10の放射方向に位置されているため、推力発生点、即ち、動力伝達軸18と可動部10の重心Gとを結ぶ方向を可動部10の移動方向に一致させることが可能であるため、不必要なモーメントが発生することがなく、撮像装置1の小型化を確保した上で、可動部10の安定した動作状態を確保することができる。
尚、第2の変形例は、可動部10を上下方向へ移動させてブレ補正を行う例であるが、この第2の変形例にあっても、動力伝達軸18及び流体用ケース19Bを可動部10の側方へ配置することにより、可動部10をX方向(左右方向)へ移動させることも可能である。
また、第1の変形例と同様に、流体用ケース19B、19B等を可動部10の下方と側方に一対配置することにより、可動部10を光軸に直交する2方向(XY方向)を含む平面内へ移動させることも可能である。
さらに、図8に示すように、コ字状に形成した動力伝達軸18Cを設けることにより、全体が可動部10の後方に配置されるような流体用ケース19Cを構成することも可能である。この流体用ケース19Cにあっては、第1の封入部40Cの上方に第2の封入部41Cが位置され、第1の封入部40Cの下面の一部が圧電素子21によって構成され、軸支持部41bが下方に開口されている。
このように全体が可動部10の放射方向に配置されない流体用ケース19Cを構成することにより、可動部10の放射方向において必要なスペースが一層小さくなり、撮像装置1内におけるスペースを一層有効に活用することが可能であり、撮像装置1の小型化を図ることができる。
尚、第2の変形例にあっては、流体用ケース19Bの軸支持部41aを除いた部分又は流体用ケース19Cの全体を可動部10の後方に配置した例を示したが、流体用ケース19Bの軸支持部41aを除いた部分又は流体用ケース19Cの全体が可動部10の前方に配置される構成とすることも可能である。
上記には、可動部10、10Aを光軸に直交する方向へ移動させてブレ補正を行う例を示したが、本発明は可動部を光軸方向へ移動させる装置にも適用することが可能である。この場合には、例えば、図9に示すように、動力伝達軸18を前方又は後方へ突出させて該動力伝達軸18が光軸方向へ移動される構成とすればよい。
尚、上記に示した上下左右前後の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の適用においては、これらの方向に限定されることはない。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図9と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 要部を一部を断面にして示す正面図である。 可動部が一方に移動された状態を一部を断面にして示す正面図である。 可動部が他方に移動された状態を一部を断面にして示す正面図である。 可動部の重心と推力発生点との位置関係を示す概念図である。 第1の変形例を一部を断面にして示す正面図である。 第2の変形例を一部を断面にして示す側面図である。 第2の変形例の別例を一部を断面にして示す側面図である。 可動部が光軸方向へ移動される構成の一例を一部を断面にして示す側面図である。
符号の説明
1…撮像装置、16…可動レンズ、17…レンズホルダー、18…動力伝達軸、19…流体用ケース、19a…軸支持部、21…圧電素子、22…作動流体、31…レンズ駆動装置、17A…レンズホルダー、32…第1の移動機構、35 第2の移動機構、19B…流体用ケース、41a…軸支持部、18C…動力伝達軸、19C…流体用ケース、41b…軸支持部

Claims (4)

  1. レンズホルダーに保持された可動レンズを所定の方向へ移動させるレンズ駆動装置であって、
    レンズホルダーに連結され軸方向に移動可能とされた動力伝達軸と、
    該動力伝達軸を上記軸方向に移動自在に支持する軸支持部を有すると共に作動流体が封入された流体用ケースとを備え、
    該流体用ケースの一部として機能すると共に駆動電圧が印加されて変形される圧電素子を設け、
    該圧電素子の変形に伴う作動流体の変位によって動力伝達軸が軸方向へ移動されてレンズホルダーと可動レンズが上記所定の方向へ移動されるようにした
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 上記レンズホルダーを可動レンズの光軸方向に対して互いに直交する方向へ移動可能とする一対の移動機構を設け、
    上記流体用ケースを一対設け、
    流体用ケースの各軸支持部に光軸方向に対して互いに直交する方向へそれぞれ移動自在に支持される一対の動力伝達軸を設け、
    該一対の動力伝達軸をそれぞれ上記一対の移動機構を介してレンズホルダーに連結した
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 上記流体用ケースの少なくとも軸支持部以外の部分を可動レンズの放射方向以外の位置に配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  4. レンズホルダーに保持された可動レンズと該可動レンズを所定の方向へ移動させるレンズ駆動装置とを備えた撮像装置であって、
    レンズ駆動装置は、
    レンズホルダーに連結され軸方向に移動可能とされた動力伝達軸と、
    該動力伝達軸を上記軸方向に移動自在に支持する軸支持部を有すると共に作動流体が封入された流体用ケースとを備え、
    該流体用ケースの一部として機能すると共に駆動電圧が印加されて変形される圧電素子を設け、
    該圧電素子の変形に伴う作動流体の変位によって動力伝達軸が軸方向へ移動されてレンズホルダーと可動レンズが上記所定の方向へ移動されるようにした
    ことを特徴とする撮像装置。
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