JP5577882B2 - 像ぶれ補正装置及び撮像装置 - Google Patents

像ぶれ補正装置及び撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5577882B2
JP5577882B2 JP2010143692A JP2010143692A JP5577882B2 JP 5577882 B2 JP5577882 B2 JP 5577882B2 JP 2010143692 A JP2010143692 A JP 2010143692A JP 2010143692 A JP2010143692 A JP 2010143692A JP 5577882 B2 JP5577882 B2 JP 5577882B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line segment
support shaft
actuator
lens
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010143692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012008311A (ja
Inventor
立幸 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2010143692A priority Critical patent/JP5577882B2/ja
Priority to US13/074,547 priority patent/US8625022B2/en
Priority to CN2011101301318A priority patent/CN102298220A/zh
Priority to TW100120364A priority patent/TW201232044A/zh
Publication of JP2012008311A publication Critical patent/JP2012008311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5577882B2 publication Critical patent/JP5577882B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/023Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses permitting adjustment
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B5/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/681Motion detection
    • H04N23/6812Motion detection based on additional sensors, e.g. acceleration sensors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0007Movement of one or more optical elements for control of motion blur
    • G03B2205/0015Movement of one or more optical elements for control of motion blur by displacing one or more optical elements normal to the optical axis
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0053Driving means for the movement of one or more optical element
    • G03B2205/0069Driving means for the movement of one or more optical element using electromagnetic actuators, e.g. voice coils

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は像ぶれ補正装置及び撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、第1の支軸と第2の支軸とレンズ等の位置関係に対して第1のアクチュエーターと第2のアクチュエーターを所定の位置に配置してぶれ補正に関する性能の向上を図る技術分野に関する。
ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置には、レンズ又は撮像素子を光軸方向に直交する方向へ移動させて像ぶれの補正を行う像ぶれ補正装置が設けられているものがある。
このような像ぶれ補正装置には、固定部材に第1の支軸を支点として回動自在に支持された第1の駆動体と第1の駆動体に第2の支軸を支点として回動自在に支持された第2の駆動体とを備え、第1の支軸と第2の支軸がそれぞれ光軸方向に平行な方向へ延びるように配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された像ぶれ補正装置にあっては、第1の支軸の中心とレンズ等の中心とを結ぶ方向における線分が第2の支軸の中心とレンズ等の中心とを結ぶ方向における線分に直交し、双方の線分の交点にレンズ等の中心が存在する構成にされている。
像ぶれ補正装置においては、第2の駆動体にレンズ又は撮像素子が保持されており、第1の支軸を支点として第1の駆動体が固定部材に対して光軸方向に直交する第1の方向へ回動されることにより、第1の駆動体に支持された第2の駆動体が第1の駆動体の回動に伴って動作されレンズ等が第1の方向へ移動される。また、第2の支軸を支点として第2の駆動体が第1の駆動体に対して光軸方向及び第1の方向にともに直交する第2の方向へ回動されることにより、レンズ等が第2の方向へ移動される。
像ぶれ補正装置には第1の駆動体と第2の駆動体を第1の方向へ回動させる第1のアクチュエーターと第2の駆動体を第2の方向へ回動させる第2のアクチュエーターとが設けられている。第1のアクチュエーターは第1の支軸の中心とレンズ等の中心とを結ぶ方向における線分上に存在し、第2のアクチュエーターは第2の支軸の中心とレンズ等の中心とを結ぶ方向における線分上に存在する。
特開平6−35022号公報
ところが、特許文献1に記載された像ぶれ補正装置にあっては、第1の支軸と第2の支軸とレンズの中心等の三者の位置関係について、第1の支軸とレンズ等の中心とを結ぶ方向における線分が第2の支軸とレンズ等の中心とを結ぶ方向における線分に直交し、双方の線分の交点にレンズ等の中心が存在する構成にされている。
従って、第1の支軸を支点として第1の駆動体が第1の方向へ回動されたときに第2の支軸が第2の駆動体の動作方向である第2の方向に対して約45°の方向へ移動されてしまい、第1の方向における補正を行ったときの第2の方向における補正に対する干渉が大きく、ぶれ補正に関する性能が悪化すると言う問題がある。
そこで、本発明像ぶれ補正装置及び撮像装置は、上記した問題点を克服し、ぶれ補正に関する性能の向上を図ることを課題とする。
像ぶれ補正装置は、上記した課題を解決するために、固定部材と、光軸方向に平行な方向へ延びる第1の支軸を支点として前記固定部材に回動自在に支持された第1の駆動体と、レンズ又は撮像素子を保持し光軸方向に平行な方向へ延びる第2の支軸を支点として前記第1の駆動体に回動自在に支持された第2の駆動体と、前記第1の駆動体と前記第2の駆動体を前記第1の支軸を支点として回動させる第1のアクチュエーターと、前記第2の駆動体を前記第2の支軸を支点として回動させる第2のアクチュエーターとを備え、前記第1の支軸の中心と前記第2の支軸の中心を結ぶ方向における線分を第1の線分とし、前記第2の支軸の中心と前記レンズ又は前記撮像素子の中央とを結ぶ方向における線分を第2の線分としたときに、前記第1の線分と前記第2の線分が直交し、前記第1のアクチュエーターの略中央部と前記第2のアクチュエーターの略中央部とが前記第1の線分上又は前記第2の線分上に存在するようにし、さらに、前記第1のアクチュエーターの略中央部が前記第1の線分上に存在し、前記第2のアクチュエーターの略中央部が前記第2の線分上に存在するようにし、または、前記第1の駆動体の回動方向における位置を検出する第1の検出素子と、前記第2の駆動体の回動方向における位置を検出する第2の検出素子とを設け、前記第1の検出素子を前記第1の線分上に配置し、前記第2の検出素子を前記第2の線分上に配置したものである。
従って、像ぶれ補正装置にあっては、第1の支軸を支点として第1の駆動体が回動されたときに第2の支軸が第2の駆動体の動作方向に対して約45°の方向へ移動されない。
そして、さらに、第1のアクチュエーターの略中央部が第1の線分上に存在し、第2のアクチュエーターの略中央部が第2の線分上に存在することにより、第1のアクチュエーターの略中央部が第1の支軸の中心と第2の支軸の中心とを結ぶ線分上に位置され、第2のアクチュエーターの略中央部が第2の支軸の中心とレンズ又は撮像素子の中央とを結ぶ線分上に位置される。
または、第1の検出素子を第1の線分上に配置し、第2の検出素子を第2の線分上に配置することにより、第1の検出素子が第1の支軸の中心と第2の支軸の中心とを結ぶ線分上に位置され、第2の検出素子が第2の支軸の中心とレンズ又は撮像素子の中央とを結ぶ線分上に位置される。
撮像装置は、上記した課題を解決するために、レンズ又は撮像素子を光軸方向に直交する方向へ移動させて像ぶれを補正する像ぶれ補正装置を備え、前記像ぶれ補正装置は、固定部材と、光軸方向に平行な方向へ延びる第1の支軸を支点として前記固定部材に回動自在に支持された第1の駆動体と、レンズ又は撮像素子を保持し光軸方向に平行な方向へ延びる第2の支軸を支点として前記第1の駆動体に回動自在に支持された第2の駆動体と、前記第1の駆動体と前記第2の駆動体を前記第1の支軸を支点として回動させる第1のアクチュエーターと、前記第2の駆動体を前記第2の支軸を支点として回動させる第2のアクチュエーターとを備え、前記第1の支軸の中心と前記第2の支軸の中心を結ぶ方向における線分を第1の線分とし、前記第2の支軸の中心と前記レンズ又は前記撮像素子の中央とを結ぶ方向における線分を第2の線分としたときに、前記第1の線分と前記第2の線分が直交し、前記第1のアクチュエーターの略中央部と前記第2のアクチュエーターの略中央部とが前記第1の線分上又は前記第2の線分上に存在するようにし、さらに、前記第1のアクチュエーターの略中央部が前記第1の線分上に存在し、前記第2のアクチュエーターの略中央部が前記第2の線分上に存在するようにし、または、前記第1の駆動体の回動方向における位置を検出する第1の検出素子と、前記第2の駆動体の回動方向における位置を検出する第2の検出素子とを設け、前記第1の検出素子を前記第1の線分上に配置し、前記第2の検出素子を前記第2の線分上に配置したものである。
従って、撮像装置にあっては、第1の支軸を支点として第1の駆動体が回動されたときに第2の支軸が第2の駆動体の動作方向に対して約45°の方向へ移動されない。
そして、さらに、第1のアクチュエーターの略中央部が第1の線分上に存在し、第2のアクチュエーターの略中央部が第2の線分上に存在することにより、第1のアクチュエーターの略中央部が第1の支軸の中心と第2の支軸の中心とを結ぶ線分上に位置され、第2のアクチュエーターの略中央部が第2の支軸の中心とレンズ又は撮像素子の中央とを結ぶ線分上に位置される。
または、第1の検出素子を第1の線分上に配置し、第2の検出素子を第2の線分上に配置することにより、第1の検出素子が第1の支軸の中心と第2の支軸の中心とを結ぶ線分上に位置され、第2の検出素子が第2の支軸の中心とレンズ又は撮像素子の中央とを結ぶ線分上に位置される。
本発明像ぶれ補正装置は、固定部材と、光軸方向に平行な方向へ延びる第1の支軸を支点として前記固定部材に回動自在に支持された第1の駆動体と、レンズ又は撮像素子を保持し光軸方向に平行な方向へ延びる第2の支軸を支点として前記第1の駆動体に回動自在に支持された第2の駆動体と、前記第1の駆動体と前記第2の駆動体を前記第1の支軸を支点として回動させる第1のアクチュエーターと、前記第2の駆動体を前記第2の支軸を支点として回動させる第2のアクチュエーターとを備え、前記第1の支軸の中心と前記第2の支軸の中心を結ぶ方向における線分を第1の線分とし、前記第2の支軸の中心と前記レンズ又は前記撮像素子の中央とを結ぶ方向における線分を第2の線分としたときに、前記第1の線分と前記第2の線分が直交し、前記第1のアクチュエーターの略中央部と前記第2のアクチュエーターの略中央部とが前記第1の線分上又は前記第2の線分上に存在するようにしている。
従って、第1の支軸を支点として第1の駆動体が回動されたときに第2の駆動体の動作方向における補正に対する干渉が小さく、また、駆動効率が高いため、ぶれ補正に関する性能の向上を図ることができる。
そして、さらに、レンズ又は撮像素子を動作させるときの駆動効率の向上を図ることができる。
または、第1の駆動体と第2の駆動体の位置検出における精度の向上を図ることができる。
本発明像装置は、レンズ又は撮像素子を光軸方向に直交する方向へ移動させて像ぶれを補正する像ぶれ補正装置を備え、前記像ぶれ補正装置は、固定部材と、光軸方向に平行な方向へ延びる第1の支軸を支点として前記固定部材に回動自在に支持された第1の駆動体と、レンズ又は撮像素子を保持し光軸方向に平行な方向へ延びる第2の支軸を支点として前記第1の駆動体に回動自在に支持された第2の駆動体と、前記第1の駆動体と前記第2の駆動体を前記第1の支軸を支点として回動させる第1のアクチュエーターと、前記第2の駆動体を前記第2の支軸を支点として回動させる第2のアクチュエーターとを備え、前記第1の支軸の中心と前記第2の支軸の中心を結ぶ方向における線分を第1の線分とし、前記第2の支軸の中心と前記レンズ又は前記撮像素子の中央とを結ぶ方向における線分を第2の線分としたときに、前記第1の線分と前記第2の線分が直交し、前記第1のアクチュエーターの略中央部と前記第2のアクチュエーターの略中央部とが前記第1の線分上又は前記第2の線分上に存在するようにし、さらに、前記第1のアクチュエーターの略中央部が前記第1の線分上に存在し、前記第2のアクチュエーターの略中央部が前記第2の線分上に存在するようにし、または、前記第1の駆動体の回動方向における位置を検出する第1の検出素子と、前記第2の駆動体の回動方向における位置を検出する第2の検出素子とを設け、前記第1の検出素子を前記第1の線分上に配置し、前記第2の検出素子を前記第2の線分上に配置している。
従って、第1の支軸を支点として第1の駆動体が回動されたときに第2の駆動体の動作方向における補正に対する干渉が小さく、また、駆動効率が高いため、ぶれ補正に関する性能の向上を図ることができる。
そして、さらに、レンズ又は撮像素子を動作させるときの駆動効率の向上を図ることができる。
または、第1の駆動体と第2の駆動体の位置検出における精度の向上を図ることができる。
以下に、本発明像ぶれ補正装置及び撮像装置を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本発明撮像装置をビデオカメラに適用し、本発明像ぶれ補正装置をこのビデオカメラに設けられた像ぶれ補正装置に適用したものである。
尚、本発明撮像装置及び像ぶれ補正装置の適用範囲はそれぞれビデオカメラ及びビデオカメラに設けられた像ぶれ補正装置に限られることはない。本発明撮像装置及び像ぶれ補正装置は、例えば、スチルカメラ、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の各種の機器に組み込まれた撮像装置又はこれらの撮像装置に設けられた像ぶれ補正装置に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、ビデオカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、被写体側が前方となり、撮影者側が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
また、以下に示すレンズは、単一のレンズによって構成されているもの及び複数のレンズによりレンズ群として構成されているものの両者を含む意味である。
[像ぶれ補正装置の全体構成]
先ず、像ぶれ補正装置について説明する。
<第1の実施の形態>
以下に、像ぶれ補正装置の第1の実施の形態について説明する(図1乃至図9参照)。
像ぶれ補正装置1は固定部材2と第1の駆動体3と第2の駆動体4を有している(図1乃至図5参照)。
固定部材2は横倒しの略T字状に形成され、縦長の矩形の第1の部分5と第1の部分5の上下方向における両端部を除く部分から左方へ突出された矩形状の第2の部分6とから成り、前後に貫通された開口2aを有している。
第1の部分5には上端部から下方へ突出された支持突部7が設けられ、支持突部7の下端部には前方へ突出された第1の支軸7aが設けられている。第1の部分5には、上端寄りの位置に左右に離隔して第1の軸保持部5a、5aが設けられ、右端寄りの位置に上下に離隔して第2の軸保持部5b、5bが設けられている。
第1の部分5の下端部には前後方向を向く板状の第1のコイル取付部8が設けられ、第1のコイル取付部8には前方に開口された配置孔8aが形成されている。
第2の部分6には左端寄りの位置に上下に離隔して第3の軸保持部6a、6aが設けられている。
第2の部分6には前後方向を向く板状の第2のコイル取付部9が設けられ、第2のコイル取付部9には前方に開口された配置孔9aが形成されている。
第1の部分5の第1の軸保持部5a、5a間には第1のガイド軸10が取り付けられ、第1の部分5の第2の軸保持部5b、5b間には第2のガイド軸11が取り付けられ、第2の部分6の第3の軸保持部6a、6a間には第3のガイド軸12が取り付けられている。
第1のコイル取付部8の配置孔8aには第1の駆動用コイル13と第1の検出素子14が上下に並んで配置される。第2のコイル取付部9の配置孔9aには第2の駆動用コイル15と第2の検出素子16が左右に並んで配置される。第1の検出素子14と第2の検出素子16としては、例えば、磁気検出素子が用いられている。
第1の駆動体3は左右に延びる被支持部17と被支持部17の左右方向における中央部から下方へ突出された支持部18と支持部18から下方へ突出されたマグネット取付部19とから成る。
被支持部17の上端部には左右に離隔して上方に開口されたコ字状の第1の軸受部17a、17aが設けられている。被支持部17には前後に貫通された被支持孔17bが形成されている。
支持部18は被支持部17とマグネット取付部19に対して前側に位置されている。支持部18には前後に貫通された支持孔18aが形成されている。
マグネット取付部19の下端部における右端部には右方に開口されたコ字状の第2の軸受部19aが設けられている。マグネット取付部19には第1のマグネット20が取り付けられている。
第1の駆動体3は被支持部17の被支持孔17bに固定部材2の支持突部7に設けられた第1の支軸7aが後方から挿入され、第1の支軸7aを支点として固定部材2に回動自在に支持される。
第1の駆動体3が固定部材2に回動自在に支持された状態において、第1の軸受部17a、17aが第1のガイド軸10に摺動自在に支持され、第2の軸受部19aが第2のガイド軸11に摺動自在に支持され、第1のマグネット20が第1の駆動用コイル13と第1の検出素子14の前方に対向して位置される(図6参照)。
第1のマグネット20と第1の駆動用コイル13によって第1の駆動体3と第2の駆動体4を第1の支軸7aを支点として回動させる第1のアクチュエーター21が構成される。
第2の駆動体4は左右に延びる形状に形成され、レンズ取付部22とレンズ取付部22から左方へ突出されたマグネット取付部23とから成る(図1乃至図5参照)。
レンズ取付部22には、右端部に上下に離隔して右方に開口されたコ字状の第1の軸受部22a、22aが設けられ、右端寄りの位置に前方へ突出された第2の支軸22bが設けられている。
レンズ取付部22の左端部にはレンズ24が取り付けられている。尚、レンズ取付部22にはレンズ24に代えてCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子が取り付けられていてもよい。
マグネット取付部23の左端部には左方に開口されたコ字状の第2の軸受部23aが設けられている。マグネット取付部23には第2のマグネット25が取り付けられている。
第2の駆動体4はレンズ取付部22の第2の支軸22bが第1の駆動体3の支持部18に形成された支持孔18aに後方から挿入され、第2の支軸22bを支点として第1の駆動体3に回動自在に支持される。
第2の駆動体4が第1の駆動体3に回動自在に支持された状態において、第1の軸受部22a、22aが第2のガイド軸11に摺動自在に支持され、第2の軸受部23aが第3のガイド軸12に摺動自在に支持され、第2のマグネット25が第2の駆動用コイル15と第2の検出素子16の前方に対向して位置される(図7参照)。第1の駆動体3の支持部18は第2の駆動体4のレンズ取付部22の前側に位置され、レンズ24が固定部材2の開口2aに対応して位置される。
第2のマグネット25と第2の駆動用コイル15によって第2の駆動体4を第2の支軸22bを支点として回動させる第2のアクチュエーター26が構成される。
固定部材2の後面にはフレキシブルプリント配線板27が取り付けられている。フレキシブルプリント配線板27の前面には第1の駆動用コイル13、第1の検出素子14、第2の駆動用コイル15及び第2の検出素子16が搭載されている。従って、フレキシブルプリント配線板27が固定部材2の後面に取り付けられることにより、第1の駆動用コイル13と第1の検出素子14が第1のコイル取付部8の配置孔8aに配置され、第2の駆動用コイル15と第2の検出素子16が第2のコイル取付部9の配置孔9aに配置される。
像ぶれ補正装置1は、上記のように構成されており、第1の駆動体3の回動支点である第1の支軸7aの中心と第2の駆動体4の回動支点である第2の支軸22bの中心とを結ぶ方向における線分を第1の線分L1とし、第2の支軸22bの中心とレンズ24の中心とを結ぶ方向における線分を第2の線分L2とすると、第1の線分L1は上下方向に延び、第2の線分L2は左右方向に延びる(図5参照)。
第1の線分L1と第2の線分L2は直交する線分となり第2の支軸22bの中心において交差し、第1のアクチュエーター21の略中央部が第1の線分L1上に存在し、第2のアクチュエーター26の略中央部が第2の線分L2上に存在する。また、第1の検出素子14が第1の線分L1上に位置され、第2の検出素子16が第2の線分L2上に位置される。
[像ぶれ補正装置の動作]
上記のように構成された像ぶれ補正装置1において、第1の駆動用コイル13に電流が供給されると、第1のマグネット20との関係において、供給された電流の方向に応じて左方又は右方への推力が第1のアクチュエーター21によって第1の駆動体3に付与される。第1の駆動体3に左方又は右方への推力が付与されると、第1の駆動体3が固定部材2に対して第1の支軸7aを支点として光軸方向に直交する方向へ回動され、第2の駆動体4が略左右方向(図5、図8及び図9に示すR1方向)へ移動される。
また、第2の駆動用コイル15に電流が供給されると、第2のマグネット25との関係において、供給された電流の方向に応じて上方又は下方への推力が第2のアクチュエーター26によって第2の駆動体4に付与される。第2の駆動体4に上方又は下方への推力が付与されると、第2の駆動体4が第1の駆動体3に対して第2の支軸22bを支点として光軸方向に直交する方向へ回動され、第2の駆動体4が略上下方向(図5、図8及び図9に示すR2方向)へ移動される。
例えば、第1のアクチュエーター21によって第1の駆動体3に右方への推力が付与され、第2のアクチュエーター26によって第2の駆動体4に上方への推力が付与されると、図8に示すように、レンズ24又は撮像素子が右斜め上方へ移動される。また、例えば、第1のアクチュエーター21によって第1の駆動体3に左方への推力が付与され、第2のアクチュエーター26によって第2の駆動体4に下方への推力が付与されると、図9に示すように、レンズ24又は撮像素子が左斜め下方へ移動される。
第1の駆動体3と第2の駆動体4が回動動作されるときには、第1の検出素子14によって第1の駆動体3の左右方向(第1の方向)における位置検出が行われ、第2の検出素子16によって第2の駆動体4の上下方向(第2の方向)における位置検出が行われる。第1の検出素子14によって行われた第1の駆動体3の位置の検出結果と第2の検出素子16によって行われた第2の駆動体4の位置の検出結果に基づいて、レンズ24又は撮像素子の光軸方向に直交する面内における移動位置が算出される。
上記したように、第1の検出素子14と第2の検出素子16として、例えば、磁気検出素子が用いられており、第1の駆動体3と第2の駆動体4の位置検出はそれぞれ第1のマグネット20と第2のマグネット25に発生する磁束の変化に基づいて行われる。従って、第1のマグネット20と第2のマグネット25はそれぞれ第1のアクチュエーター21と第2のアクチュエーター26の構成要素として機能すると共に第1の検出素子14と第2の検出素子16の検出用のマグネットとしても機能する。
このように第1のマグネット20と第2のマグネット25が第1の駆動体3と第2の駆動体4を動作させる駆動用のマグネット及び第1の駆動体3と第2の駆動体4の位置を検出する検出用のマグネットとして機能するため、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
上記のように、レンズ24又は撮像素子を保持する第2の駆動体4が光軸方向に直交する面内においてR1方向及びR2方向へ回動されることにより、像ぶれが補正される。
上記したように、像ぶれ補正装置1にあっては、第1のアクチュエーター21の略中央部が第1の線分L1上に存在し、第2のアクチュエーター26の略中央部が第2の線分L2上に存在するため、レンズ24又は撮像素子を動作させるときの駆動効率の向上を図ることができる。
また、第1の検出素子14を第1の線分L1上に配置し、第2の検出素子16を第2の線分L2上に配置しているため、第1の駆動体3と第2の駆動体4の位置検出における精度の向上を図ることができる。
<第2の実施の形態>
以下に、像ぶれ補正装置の第2の実施の形態について説明する(図10乃至図14参照)。
像ぶれ補正装置31は固定部材32と第1の駆動体33と第2の駆動体34を有している(図10乃至図13参照)。
固定部材32は横長の矩形の枠部35を有し、左右方向における中央部に開口32aを有している。
枠部35の下端部には前方へ突出された第1の支軸35aが設けられている。枠部35には、左端寄りの位置に上下に離隔して第1の軸保持部35b、35bが設けられ、右端寄りの位置に上下に離隔して第2の軸保持部35c、35cが設けられている。
固定部材32には開口32aの左右の両側にそれぞれ前後方向を向く板状の第1のコイル取付部36と第2のコイル取付部37が設けられ、第1のコイル取付部36には配置孔36aが形成され、第2のコイル取付部37には配置孔37aが形成されている。
枠部35の第1の軸保持部35b、35b間には第1のガイド軸38が取り付けられ、枠部35の第2の軸保持部35c、35c間には第2のガイド軸39が取り付けられている。
第1のコイル取付部36の配置孔36aには第1の駆動用コイル40と第1の検出素子41が配置され、第1の検出素子41は第1の駆動用コイル40の中央部に配置される。第2のコイル取付部37の配置孔37aには第2の駆動用コイル42と第2の検出素子43が左右に並んで配置される。第1の検出素子41と第2の検出素子43としては、例えば、磁気検出素子が用いられている。
第1の駆動体33は上下に延び中間に位置する連結部44と連結部44の下端に連続する被支持部45と連結部44の上端に連続する支持部46とから成る。
被支持部45には前後に貫通された被支持孔45aが形成されている。
支持部46には前後に貫通された支持孔46aが形成されている。
第1の駆動体33は被支持部45の被支持孔45aに固定部材32の枠部35に設けられた第1の支軸35aが後方から挿入され、第1の支軸35aを支点として固定部材32に回動自在に支持される。
第2の駆動体34は左右に延びる形状に形成され、左右方向における中央部に位置するレンズ取付部47とレンズ取付部47の左端に連続する第1のマグネット取付部48とレンズ取付部47の右端に連続する第2のマグネット取付部49とから成る。
レンズ取付部47にはレンズ50が取り付けられている。尚、レンズ取付部47にはレンズ50に代えてCCDやCMOS等の撮像素子が取り付けられていてもよい。
第1のマグネット取付部48の左端部には左方に開口されたコ字状の第1の軸受部48a、48aが上下に離隔して設けられている。第1のマグネット取付部48には前方へ突出された第2の支軸48bが設けられている。第1のマグネット取付部48には第1のマグネット51が取り付けられている。
第2のマグネット取付部49の右端部には右方に開口されたコ字状の第2の軸受部49aが設けられている。第2のマグネット取付部49には第2のマグネット52が取り付けられている。
第2の駆動体34は第1のマグネット取付部48の第2の支軸48bが第1の駆動体33の支持部46に形成された支持孔46aに後方から挿入され、第2の支軸48bを支点として第1の駆動体33に回動自在に支持される。
第2の駆動体34が第1の駆動体33に回動自在に支持された状態において、第1の軸受部48a、48aが第1のガイド軸38に摺動自在に支持され、第2の軸受部49aが第2のガイド軸39に摺動自在に支持される。第1のマグネット51は第1の駆動用コイル40と第1の検出素子41の前方に対向して位置され、第2のマグネット52は第2の駆動用コイル42と第2の検出素子43の前方に対向して位置される。
第1のマグネット51と第1の駆動用コイル40によって第1の駆動体33を第1の支軸35aを支点として回動させる第1のアクチュエーター53が構成される。第2のマグネット52と第2の駆動用コイル42によって第2の駆動体34を第2の支軸48bを支点として回動させる第2のアクチュエーター54が構成される。
固定部材32の後面にはフレキシブルプリント配線板55が取り付けられている。フレキシブルプリント配線板55の前面には第1の駆動用コイル40、第1の検出素子41、第2の駆動用コイル42及び第2の検出素子43が搭載されている。従って、フレキシブルプリント配線板55が固定部材32の後面に取り付けられることにより、第1の駆動用コイル40と第1の検出素子41が第1のコイル取付部36の配置孔36aに配置され、第2の駆動用コイル42と第2の検出素子43が第2のコイル取付部37の配置孔37aに配置される。
像ぶれ補正装置31は、上記のように構成されており、第1の駆動体33の回動支点である第1の支軸35aの中心と第2の駆動体34の回動支点である第2の支軸48bの中心とを結ぶ方向における線分を第1の線分L1とし、第2の支軸48bの中心とレンズ50の中心とを結ぶ方向における線分を第2の線分L2とすると、第1の線分L1は上下方向に延び、第2の線分L2は左右方向に延びる(図13参照)。
第1の線分L1と第2の線分L2は直交する線分となり第2の支軸48bの中心において交差し、第1のアクチュエーター53の略中央部と第2のアクチュエーター54の略中央部とが第2の線分L2上に存在する。また、第1の検出素子41と第2の検出素子43が第2の線分L2上に位置される。
[像ぶれ補正装置の動作]
上記のように構成された像ぶれ補正装置31において、第1の駆動用コイル40に電流が供給されると、第1のマグネット51との関係において、供給された電流の方向に応じて左方又は右方への推力が第1のアクチュエーター53によって第1の駆動体33に付与される。第1の駆動体33に左方又は右方への推力が付与されると、第1の駆動体33が固定部材32に対して第1の支軸35aを支点として光軸方向に直交する方向へ回動され、第2の駆動体34が略左右方向(図13乃至図15に示すR1方向)へ移動される。
また、第2の駆動用コイル42に電流が供給されると、第2のマグネット52との関係において、供給された電流の方向に応じて上方又は下方への推力が第2のアクチュエーター54によって第2の駆動体34に付与される。第2の駆動体34に上方又は下方への推力が付与されると、第2の駆動体34が第1の駆動体33に対して第2の支軸48bを支点として光軸方向に直交する方向へ回動され、第2の駆動体34が略上下方向(図13乃至図15に示すR2方向)へ移動される。
例えば、第1のアクチュエーター53によって第1の駆動体33に右方への推力が付与され、第2のアクチュエーター54によって第2の駆動体34に上方への推力が付与されると、図14に示すように、レンズ50又は撮像素子が右斜め上方へ移動される。また、例えば、第1のアクチュエーター53によって第1の駆動体33に左方への推力が付与され、第2のアクチュエーター54によって第2の駆動体34に下方への推力が付与されると、図15に示すように、レンズ50又は撮像素子が左斜め下方へ移動される。
第1の駆動体33と第2の駆動体34が回動動作されるときには、第1の検出素子41によって第2の駆動体34の左右方向(第1の方向)における位置検出が行われ、第2の検出素子43によって第2の駆動体34の上下方向(第2の方向)における位置検出が行われる。第1の検出素子41によって行われた第1の駆動体33の位置の検出結果と第2の検出素子43によって行われた第2の駆動体34の位置の検出結果に基づいて、レンズ50又は撮像素子の光軸方向に直交する面内における移動位置が算出される。
上記したように、第1の検出素子41と第2の検出素子43として、例えば、磁気検出素子が用いられており、第1の駆動体33と第2の駆動体34の位置検出はそれぞれ第1のマグネット51と第2のマグネット52に発生する磁束の変化に基づいて行われる。従って、第1のマグネット51と第2のマグネット52はそれぞれ第1のアクチュエーター53と第2のアクチュエーター54の構成要素として機能すると共に第1の検出素子41と第2の検出素子43の検出用のマグネットとしても機能する。
このように第1のマグネット51と第2のマグネット52が第1の駆動体33と第2の駆動体34を動作させる駆動用のマグネット及び第1の駆動体33と第2の駆動体34の位置を検出する検出用のマグネットとして機能するため、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
上記のように、レンズ50又は撮像素子を保持する第2の駆動体34が光軸方向に直交する面内においてR1方向及びR2方向へ回動されることにより、像ぶれが補正される。
上記したように、像ぶれ補正装置31にあっては、第1のアクチュエーター53の略中央部と第2のアクチュエーター54の略中央部が第2の線分L2上に存在するため、レンズ50又は撮像素子を動作させるときの駆動効率の向上を図ることができる。
また、第1の検出素子41と第2の検出素子43を第2の線分L2上に配置しているため、第1の駆動体33と第2の駆動体34の位置検出における精度の向上を図ることができる。
さらに、第1のガイド軸38と第2のガイド軸39に第2の駆動体34が支持される構成とされ第1の駆動体33を支持するガイド軸を必要としないため、その分、部品点数を削減することができ、機構の簡素化を図ることができる。
<変形例>
以下に、第2の実施の形態における像ぶれ補正装置31の変形例について説明する(図16乃至図19参照)。
尚、以下に示す変形例である像ぶれ補正装置31Aは、上記した像ぶれ補正装置31と比較して、ガイド軸に代えて支持バネと球体によって第2の駆動体を支持することのみが相違する。従って、像ぶれ補正装置31Aについては、像ぶれ補正装置31と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については像ぶれ補正装置31における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
像ぶれ補正装置31Aは固定部材32Aと第1の駆動体33と第2の駆動体34Aを有している。
固定部材32Aは横長の矩形の板状に形成され、略中央部に開口32bを有している。
固定部材32Aの下端部には前方へ突出された第1の支軸32cが設けられている。固定部材32Aの前面における外周部にはバネ掛け突部32d、32d、32dが設けられている。固定部材32Aの前面には開口32bの周囲の位置に周方向に離隔して前方に開口された凹状の球支持部32e、32e、32eが形成されている。
第1の駆動体33は被支持部45の被支持孔45aに固定部材32Aに設けられた第1の支軸32cが後方から挿入され、第1の支軸32cを支点として固定部材32Aに回動自在に支持される。
第2の駆動体34Aは左右に延びる形状に形成され、左右方向における中央部に位置するレンズ取付部47Aとレンズ取付部47Aの左端に連続する第1のマグネット取付部48Aとレンズ取付部47Aの右端に連続する第2のマグネット取付部49Aとから成る。
レンズ取付部47Aにはレンズ50が取り付けられている。尚、レンズ取付部47Aにはレンズ50に代えてCCDやCMOS等の撮像素子が取り付けられていてもよい。
第1のマグネット取付部48Aの左端部にはバネ掛け片48c、48cが上下に離隔して設けられている。第1のマグネット取付部48Aには前方へ突出された第2の支軸48dが設けられている。第1のマグネット取付部48Aには第1のマグネット51が取り付けられている。
第2のマグネット取付部49Aの右端部にはバネ掛け片49bが設けられている。第2のマグネット取付部49Aには第2のマグネット52が取り付けられている。
第2の駆動体34Aの後面には凹状の球受部34a、34a、34aが形成され、球受部34a、34a、34aはレンズ50の周囲に周方向に離隔して位置されている。
第2の駆動体34Aは第1のマグネット取付部48Aの第2の支軸48dが第1の駆動体33の支持部46に形成された支持孔46aに後方から挿入され、第2の支軸48dを支点として第1の駆動体33に回動自在に支持される。
固定部材32Aの前面にはフレキシブルプリント配線板55が取り付けられている。
第2の駆動体34Aが第1の駆動体33に回動自在に支持された状態において、球体56、56、56がそれぞれ固定部材32Aの球支持部32e、32e、32eと第2の駆動体34Aの球受部34a、34a、34aとの間に配置される。また、第2の駆動体34Aが第1の駆動体33に回動自在に支持された状態において、固定部材32Aのバネ掛け突部32d、32d、32dと第2の駆動体34Aのバネ掛け片48c、48c、49bとの間にそれぞれ圧縮コイルバネである支持バネ57、57、57が支持される。
従って、支持バネ57、57、57の付勢力によって第2の駆動体34Aが球体56、56、56を挟んで固定部材32Aに押し付けられ、第2の駆動体34Aは球体56、56、56が転動されることにより光軸方向に直交する面内において固定部材32Aに対して移動可能とされる。
第2の駆動体34Aが第1の駆動体33に回動自在に支持された状態において、第1のマグネット51は第1の駆動用コイル40と第1の検出素子41の前方に対向して位置され、第2のマグネット52は第2の駆動用コイル42と第2の検出素子43の前方に対向して位置される。
像ぶれ補正装置31Aは、上記のように構成されており、第1の駆動体33の回動支点である第1の支軸32cの中心と第2の駆動体34Aの回動支点である第2の支軸48dの中心とを結ぶ方向における線分を第1の線分L1とし、第2の支軸48dの中心とレンズ50の中心とを結ぶ方向における線分を第2の線分L2とすると、第1の線分L1は上下方向に延び、第2の線分L2は左右方向に延びる(図19参照)。
第1の線分L1と第2の線分L2は直交する線分となり第2の支軸48dの中心において交差し、第1のアクチュエーター53の略中央部と第2のアクチュエーター54の略中央部とが第2の線分L2上に存在する。また、第1の検出素子41と第2の検出素子43が第2の線分L2上に位置される。
[像ぶれ補正装置の動作]
上記のように構成された像ぶれ補正装置31Aにおいて、第1の駆動用コイル40に電流が供給されると、第1のマグネット51との関係において、供給された電流の方向に応じて左方又は右方への推力が第1のアクチュエーター53によって第1の駆動体33に付与される。第1の駆動体33に左方又は右方への推力が付与されると、第1の駆動体33が固定部材32Aに対して第1の支軸32cを支点として光軸方向に直交する方向へ回動され、第2の駆動体34Aが略左右方向(図19に示すR1方向)へ移動される。
また、第2の駆動用コイル42に電流が供給されると、第2のマグネット52との関係において、供給された電流の方向に応じて上方又は下方への推力が第2のアクチュエーター54によって第2の駆動体34Aに付与される。第2の駆動体34Aに上方又は下方への推力が付与されると、第2の駆動体34Aが第1の駆動体33に対して第2の支軸48dを支点として光軸方向に直交する方向へ回動され、第2の駆動体34Aが略上下方向(図19に示すR2方向)へ移動される。
第1の駆動体33と第2の駆動体34Aが回動動作されるときには、第1の検出素子41によって第2の駆動体34Aの左右方向(第1の方向)における位置検出が行われ、第2の検出素子43によって第2の駆動体34Aの上下方向(第2の方向)における位置検出が行われる。第1の検出素子41によって行われた第1の駆動体33の位置の検出結果と第2の検出素子43によって行われた第2の駆動体34Aの位置の検出結果に基づいて、レンズ50又は撮像素子の光軸方向に直交する面内における移動位置が算出される。
上記のように、レンズ50又は撮像素子を保持する第2の駆動体34Aが光軸方向に直交する面内においてR1方向及びR2方向へ回動されることにより、像ぶれが補正される。
上記したように、像ぶれ補正装置31Aにあっては、第1のアクチュエーター53の略中央部と第2のアクチュエーター54の略中央部が第2の線分L2上に存在するため、レンズ50又は撮像素子を動作させるときの駆動効率の向上を図ることができる。
また、第1の検出素子41と第2の検出素子43を第2の線分L2上に配置しているため、第1の駆動体33と第2の駆動体34Aの位置検出における精度の向上を図ることができる。
さらに、支持バネ57、57、57の付勢力によって第2の駆動体34Aが球体56、56、56を挟んで固定部材32Aに押し付けられ第2の駆動体34Aが固定部材32Aに対して移動可能とされているため、機構の簡素化を図ることができる。
[撮像装置]
次に、撮像装置の一例について説明する(図20参照)。
撮像装置100は、カメラブロック110、カメラDSP(Digital Signal Processor)120、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)130、媒体インターフェース140、制御ブロック150、操作部160、LCD(Liquid Crystal Display)170及び外部インターフェース180を備え、記録媒体200が着脱可能とされている。
記録媒体200としては、半導体メモリーを用いた所謂メモリーカード、記録可能なDVD(Digital Versatile Disk)や記録可能なCD(Compact Disc)等のディスク状記録媒体等の種々のものを用いることができる。
カメラブロック110は、撮像部111、レンズ駆動系112、手振れ補正系113及び画像取出系114を備えている。
撮像部111は光学像を得るための撮像レンズ111a及び得られた光学像を電気信号に変換する撮像素子111bを有している。撮像素子111bとしては、例えば、上記したCCDやCMOS等が用いられている。
レンズ駆動系112は、撮像レンズ111a中の可動レンズを駆動してズーミング及びフォーカシングを行う機能を有している。レンズ駆動系112は、可動レンズを駆動するためのステッピングモータ等の駆動手段112a、該駆動手段112aに駆動信号を送出するドライバー112b及び駆動手段112aの動作をフィードバックする検出手段112cを有している。
手振れ補正系113は、撮像装置100の像ぶれを検出する検出素子等のぶれ検出手段113a、ぶれ検出手段113aの検出結果に基づいて像ぶれ補正装置113bを動作させるドライバー113cを有している。像ぶれ補正装置113bは上記した像ぶれ補正装置1、31、31Aに相当する。
尚、像ぶれ補正装置113bは撮像レンズ111aとともに筐体の内部に配置されていてもよく、筐体に像ぶれ補正装置113bや撮像レンズ111aが配置されることにより、レンズ鏡筒300が構成される。レンズ鏡筒300は撮像装置100の本体に対して着脱可能な所謂交換レンズであってもよく、また、本体に一体に設けられているタイプであってもよい。
画像取出系114は、制御ブロック150による制御に応じて撮像素子111bの駆動タイミングを生成するタイミング生成回路114a、タイミング生成回路114aが生成したタイミングに基づき撮像素子111bを駆動するドライバー114b、撮像素子111bから取り出したアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路114cを有している。
A/D変換回路114cは、入力された電気信号としての画像情報に対してCDS(Correlated Double Sampling)処理を行って良好なS/N比を確保し、AGC(Automatic Gain Control)処理を行って利得を制御し、A/D(Analog/Digital)変換を行ってデジタル信号としての画像データーの生成等を行う。
カメラDSP120は、A/D変換回路114cから入力された画像データーに対してAF(Auto Focus)、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)等の信号処理を行う。AF、AE、AWB等の信号処理が行われた画像データーは、所定の方式でデーター圧縮され、制御ブロック150を介して記録媒体200に出力されて記録される。
カメラDSP120には、SDRAMコントローラー121が設けられ、該SDRAMコントローラー121の指令によりSDRAM130に対して高速でデーターの読み書きが行われる。
制御ブロック150は、CPU(Central Processing Unit)151、RAM(Random Access Memory)152、フラッシュROM(Read Only Memory)153、時計回路154等の各部がシステムバス155を介して接続されて構成されたマイクロコンピューターであり、撮像装置100の各部を制御する機能を有する。
CPU151はドライバー112b、113cやタイミング生成回路114aを介してドライバー114b等に指令信号を送出し、これらの各部を動作させる。
RAM152は、主に、処理の途中結果を一時記憶する作業領域として用いられる。
フラッシュROM153には、CPU151において実行する種々のプログラムや各処理に必要となるデーター等が記憶される。
時計回路154は、現在年月日、現在曜日、現在時刻、撮影日時等を出力する回路である。
操作部160は撮像装置100の外筐に設けられたタッチパネルやコントロールキー等である。操作部160に対して操作が行われると、操作に応じた信号がCPU151に入力され、入力された信号に基づいてCPU151から各部に指令信号が送出される。
LCD170はシステムバス155に接続されたLCDコントローラー171によって制御される。LCD170には、LCDコントローラー171の駆動信号に基づいた画像データー等の各種の情報が表示される。
外部インターフェース180はシステムバス155に接続されている。外部インターフェース180は撮像装置100にパーソナルコンピューター等の外部機器1000を接続する接続部である。外部インターフェース180を介して撮像装置100に外部機器1000が接続されることにより、外部機器1000から画像データーを受け取って記録媒体200に記録したり、記録媒体200に記録されている画像データーを外部機器1000に出力することができる。尚、記録媒体200はシステムバス155に接続された媒体インターフェース140を介して制御ブロック150に接続される。
また、外部インターフェース180を介して撮像装置100に通信モジュール等の外部機器1000を接続することにより、例えば、インターネット等のネットワークに接続して種々の画像データーやその他の情報を取得し、取得したデーター等の記録媒体200への記録や記録媒体200に記録されているデーターのネットワークを通じての相手先への送信等を行うことができる。
尚、外部インターフェース180は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)等の有線用インターフェースとして設けることも可能であり、また、光や電波による無線用インターフェースとして設けることも可能である。
記録媒体200に記録された画像データーは、ユーザーによって行われた操作部160に対する操作に応じた操作信号に基いて記録媒体200から読み出され、媒体インターフェース140を介してカメラDSP120に送出される。
カメラDSP120は、記録媒体200から読み出されて入力された圧縮されている画像データーについて、データー圧縮の解凍処理(伸張処理)を行い、解凍後の画像データーをシステムバス155を介してLCDコントローラー171に送出する。LCDコントローラー171は、入力された画像データーに基づいた画像信号をLCD170に送出し、LCD170に画像信号に基づいた画像が表示される。
[まとめ]
以上に記載した通り、像ぶれ補正装置1、31、31A及びこれを備えた撮像装置100にあっては、第1の支軸7a、35a、32cと第2の支軸22b、48bを結ぶ方向における第1の線分L1と、第2の支軸22b、48b、48dとレンズ24、50又は撮像素子の中央とを結ぶ方向における第2の線分L2とが直交する。
従って、第1の支軸7a、35a、32cを支点として第1の駆動体3、33が第1の方向へ回動されたときに第2の支軸22b、48b、48dが第2の駆動体4、34、34Aの動作方向である第2の方向に対して約45°の方向へ移動されることがなく、第1の方向における補正を行ったときの第2の方向における補正に対する干渉が小さい。
また、第1のアクチュエーター21、53の略中央部が第1の線分L1上に存在し第2のアクチュエーター26、54の略中央部が第2の線分L2上に存在するため、第1の駆動体3、33の第1の方向への回動動作と第2の駆動体4、34、34Aの第2の方向への回動動作に関する駆動効率が高い。
このように第1の方向における補正を行ったときの第2の方向における補正に対する干渉が小さく、第1の駆動体3、33の第1の方向への回動動作と第2の駆動体4、34、34Aの第2の方向への回動動作に関する駆動効率が高いため、ぶれ補正に関する性能の向上を図ることができる。
尚、上記には、可動側の第1の駆動体3、第2の駆動体4、34、34Aに第1のマグネット20、51第2のマグネット25、52が取り付けられ、固定側の固定部材2、32、32Aに取り付けられるフレキシブルプリント配線板27、55に第1の駆動用コイル13、40と第2の駆動用コイル15、42が取り付けられた例を示した。
しかしながら、上記した像ぶれ補正装置にあっては、逆に、可動側に駆動用コイルを取り付け、固定側にマグネットを取り付けてアクチュエーターを構成することも可能である。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図9と共に本発明像ぶれ補正装置の第1の実施の形態を示すものであり、本図は、分解斜視図である。 拡大斜視図である。 図1とは異なる方向から見た状態で示す分解斜視図である。 図2とは異なる方向から見た状態で示す拡大斜視図である。 拡大正面図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 第1の駆動体と第2の駆動体が動作された状態を示す拡大正面図である。 第1の駆動体と第2の駆動体が図8とは別の方向へ動作された状態を示す拡大正面図である。 図11乃至図19と共に本発明像ぶれ補正装置の第2の実施の形態を示すものであり、本図は、分解斜視図である。 拡大斜視図である。 図11とは異なる方向から見た状態で示す拡大斜視図である。 拡大正面図である。 第1の駆動体と第2の駆動体が動作された状態を示す拡大正面図である。 第1の駆動体と第2の駆動体が図14とは別の方向へ動作された状態を示す拡大正面図である。 図17乃至図19と共に第2の実施の形態における変形例を示すものであり、本図は、分解斜視図である。 図16とは異なる方向から見た状態で示す分解斜視図である。 拡大斜視図である。 拡大正面図である。 撮像装置のブロック図である。
1…像ぶれ補正装置、2…固定部材、3…第1の駆動体、4…第2の駆動体、7a…第1の支軸、14…第1の検出素子、16…第2の検出素子、20…第1のマグネット、21…第1のアクチュエーター、22b…第2の支軸、24…レンズ、26…第2のアクチュエーター、31…像ぶれ補正装置、32…固定部材、33…第1の駆動体、34…第2の駆動体、35a…第1の支軸、38…第1のガイド軸、39…第2のガイド軸、41…第1の検出素子、43…第2の検出素子、48b…第2の支軸、50…レンズ、53…第1のアクチュエーター、54…第2のアクチュエーター、31A…像ぶれ補正装置、32A…固定部材、32c…第1の支軸、33…第1の駆動体、34A…第2の駆動体、48d…第2の支軸、100…撮像装置、111b…撮像素子、113b…像ぶれ補正装置

Claims (6)

  1. 固定部材と、
    光軸方向に平行な方向へ延びる第1の支軸を支点として前記固定部材に回動自在に支持された第1の駆動体と、
    レンズ又は撮像素子を保持し光軸方向に平行な方向へ延びる第2の支軸を支点として前記第1の駆動体に回動自在に支持された第2の駆動体と、
    前記第1の駆動体と前記第2の駆動体を前記第1の支軸を支点として回動させる第1のアクチュエーターと、
    前記第2の駆動体を前記第2の支軸を支点として回動させる第2のアクチュエーターとを備え、
    前記第1の支軸の中心と前記第2の支軸の中心を結ぶ方向における線分を第1の線分とし、前記第2の支軸の中心と前記レンズ又は前記撮像素子の中央とを結ぶ方向における線分を第2の線分としたときに、
    前記第1の線分と前記第2の線分が直交し、
    前記第1のアクチュエーターの略中央部と前記第2のアクチュエーターの略中央部とが前記第1の線分上又は前記第2の線分上に存在するようにし
    前記第1のアクチュエーターの略中央部が前記第1の線分上に存在し、
    前記第2のアクチュエーターの略中央部が前記第2の線分上に存在するようにした
    像ぶれ補正装置。
  2. 固定部材と、
    光軸方向に平行な方向へ延びる第1の支軸を支点として前記固定部材に回動自在に支持された第1の駆動体と、
    レンズ又は撮像素子を保持し光軸方向に平行な方向へ延びる第2の支軸を支点として前記第1の駆動体に回動自在に支持された第2の駆動体と、
    前記第1の駆動体と前記第2の駆動体を前記第1の支軸を支点として回動させる第1のアクチュエーターと、
    前記第2の駆動体を前記第2の支軸を支点として回動させる第2のアクチュエーターとを備え、
    前記第1の支軸の中心と前記第2の支軸の中心を結ぶ方向における線分を第1の線分とし、前記第2の支軸の中心と前記レンズ又は前記撮像素子の中央とを結ぶ方向における線分を第2の線分としたときに、
    前記第1の線分と前記第2の線分が直交し、
    前記第1のアクチュエーターの略中央部と前記第2のアクチュエーターの略中央部とが前記第1の線分上又は前記第2の線分上に存在するようにし
    前記第1の駆動体の回動方向における位置を検出する第1の検出素子と、
    前記第2の駆動体の回動方向における位置を検出する第2の検出素子とを設け、
    前記第1の検出素子を前記第1の線分上に配置し、
    前記第2の検出素子を前記第2の線分上に配置した
    像ぶれ補正装置。
  3. 前記第1のアクチュエーターの略中央部が前記第1の線分上に存在し、
    前記第2のアクチュエーターの略中央部が前記第2の線分上に存在するようにした
    請求項2に記載の像ぶれ補正装置。
  4. レンズ又は撮像素子を光軸方向に直交する方向へ移動させて像ぶれを補正する像ぶれ補正装置を備え、
    前記像ぶれ補正装置は、
    固定部材と、
    光軸方向に平行な方向へ延びる第1の支軸を支点として前記固定部材に回動自在に支持された第1の駆動体と、
    レンズ又は撮像素子を保持し光軸方向に平行な方向へ延びる第2の支軸を支点として前記第1の駆動体に回動自在に支持された第2の駆動体と、
    前記第1の駆動体と前記第2の駆動体を前記第1の支軸を支点として回動させる第1のアクチュエーターと、
    前記第2の駆動体を前記第2の支軸を支点として回動させる第2のアクチュエーターとを備え、
    前記第1の支軸の中心と前記第2の支軸の中心を結ぶ方向における線分を第1の線分とし、前記第2の支軸の中心と前記レンズ又は前記撮像素子の中央とを結ぶ方向における線分を第2の線分としたときに、
    前記第1の線分と前記第2の線分が直交し、
    前記第1のアクチュエーターの略中央部と前記第2のアクチュエーターの略中央部とが前記第1の線分上又は前記第2の線分上に存在するようにし
    前記第1のアクチュエーターの略中央部が前記第1の線分上に存在し、
    前記第2のアクチュエーターの略中央部が前記第2の線分上に存在するようにした
    撮像装置。
  5. レンズ又は撮像素子を光軸方向に直交する方向へ移動させて像ぶれを補正する像ぶれ補正装置を備え、
    前記像ぶれ補正装置は、
    固定部材と、
    光軸方向に平行な方向へ延びる第1の支軸を支点として前記固定部材に回動自在に支持された第1の駆動体と、
    レンズ又は撮像素子を保持し光軸方向に平行な方向へ延びる第2の支軸を支点として前記第1の駆動体に回動自在に支持された第2の駆動体と、
    前記第1の駆動体と前記第2の駆動体を前記第1の支軸を支点として回動させる第1のアクチュエーターと、
    前記第2の駆動体を前記第2の支軸を支点として回動させる第2のアクチュエーターとを備え、
    前記第1の支軸の中心と前記第2の支軸の中心を結ぶ方向における線分を第1の線分とし、前記第2の支軸の中心と前記レンズ又は前記撮像素子の中央とを結ぶ方向における線分を第2の線分としたときに、
    前記第1の線分と前記第2の線分が直交し、
    前記第1のアクチュエーターの略中央部と前記第2のアクチュエーターの略中央部とが前記第1の線分上又は前記第2の線分上に存在するようにし
    前記第1の駆動体の回動方向における位置を検出する第1の検出素子と、
    前記第2の駆動体の回動方向における位置を検出する第2の検出素子とを設け、
    前記第1の検出素子を前記第1の線分上に配置し、
    前記第2の検出素子を前記第2の線分上に配置した
    撮像装置。
  6. 前記第1のアクチュエーターの略中央部が前記第1の線分上に存在し、
    前記第2のアクチュエーターの略中央部が前記第2の線分上に存在するようにした
    請求項5に記載の撮像装置。
JP2010143692A 2010-06-24 2010-06-24 像ぶれ補正装置及び撮像装置 Expired - Fee Related JP5577882B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010143692A JP5577882B2 (ja) 2010-06-24 2010-06-24 像ぶれ補正装置及び撮像装置
US13/074,547 US8625022B2 (en) 2010-06-24 2011-03-29 Image blur correction apparatus and imaging apparatus
CN2011101301318A CN102298220A (zh) 2010-06-24 2011-05-19 图像模糊校正设备和成像设备
TW100120364A TW201232044A (en) 2010-06-24 2011-06-10 Image blur correction apparatus and imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010143692A JP5577882B2 (ja) 2010-06-24 2010-06-24 像ぶれ補正装置及び撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012008311A JP2012008311A (ja) 2012-01-12
JP5577882B2 true JP5577882B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=45352213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010143692A Expired - Fee Related JP5577882B2 (ja) 2010-06-24 2010-06-24 像ぶれ補正装置及び撮像装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8625022B2 (ja)
JP (1) JP5577882B2 (ja)
CN (1) CN102298220A (ja)
TW (1) TW201232044A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013140284A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Sony Corp 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP2014013305A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Jvc Kenwood Corp 撮像装置
JP6114049B2 (ja) * 2013-02-04 2017-04-12 Hoya株式会社 撮像装置
JP2015036716A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 ソニー株式会社 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP6079974B2 (ja) * 2015-04-23 2017-02-15 Tdk株式会社 レンズ駆動装置
JP6584209B2 (ja) * 2015-08-10 2019-10-02 キヤノン株式会社 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒及び撮像装置
JP7186047B2 (ja) 2018-09-27 2022-12-08 日本電産サンキョー株式会社 振れ補正機能付きユニット
US11733538B2 (en) 2019-12-10 2023-08-22 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Camera module
CN112548985B (zh) * 2020-12-18 2024-04-23 北京博清科技有限公司 磁吸附机器人系统以及磁吸附机器人控制方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635022A (ja) 1992-07-20 1994-02-10 Asahi Optical Co Ltd カメラの像ブレ補正装置の補正レンズ駆動機構
JP3446194B2 (ja) 1995-01-13 2003-09-16 富士写真光機株式会社 カメラの防振用補正レンズの支持構造
JP2003075881A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Pentax Corp 像振れ補正装置
JP2003140218A (ja) * 2001-11-07 2003-05-14 Tamron Co Ltd 像ぶれ補正レンズ系
JP2003186073A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Tamron Co Ltd 画像安定化結像装置
JP2005352033A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Sony Corp レンズ駆動機構及び撮像装置
JP4627640B2 (ja) * 2004-07-09 2011-02-09 Hoya株式会社 ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置
JP4587810B2 (ja) * 2005-01-05 2010-11-24 Hoya株式会社 ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振れ補正装置
JP2006301098A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Sony Corp 光学装置、レンズユニット及び撮像装置
WO2007063359A1 (en) * 2005-11-30 2007-06-07 Nokia Corporation Method and system for image stabilization
JP4193151B2 (ja) * 2006-09-05 2008-12-10 ソニー株式会社 手振れ補正機構及び撮像装置
KR101345299B1 (ko) * 2007-06-07 2013-12-27 삼성전자주식회사 촬상 장치용 손떨림 보정 모듈
JP2009042369A (ja) 2007-08-07 2009-02-26 Pikuseru Giken Kk 像ブレ補正装置
JP4488043B2 (ja) * 2007-08-28 2010-06-23 ソニー株式会社 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒及び撮像装置
JP5397730B2 (ja) * 2008-02-28 2014-01-22 コニカミノルタ株式会社 電子カメラ
JP4513879B2 (ja) 2008-03-05 2010-07-28 ソニー株式会社 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒装置及びカメラ装置
JP5104423B2 (ja) * 2008-03-11 2012-12-19 ソニー株式会社 カメラ装置及びレンズ鏡筒装置
JP4666238B2 (ja) * 2009-03-04 2011-04-06 ソニー株式会社 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP5650906B2 (ja) * 2009-12-25 2015-01-07 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 像振れ補正機構及び撮像装置
JP5556429B2 (ja) * 2010-06-24 2014-07-23 ソニー株式会社 像ぶれ補正装置及び撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8625022B2 (en) 2014-01-07
US20110317060A1 (en) 2011-12-29
JP2012008311A (ja) 2012-01-12
TW201232044A (en) 2012-08-01
CN102298220A (zh) 2011-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5577882B2 (ja) 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP5556429B2 (ja) 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP4747520B2 (ja) レンズ駆動機構及び撮像装置
EP1898249B1 (en) Image stabilization mechanism and image pickup apparatus
JP4600754B2 (ja) 撮像装置
JP4666238B2 (ja) 像ぶれ補正装置及び撮像装置
KR101177141B1 (ko) 렌즈 구동 장치 및 촬상 장치
US8928985B2 (en) Image blur correction device and imaging apparatus
JP2006301098A (ja) 光学装置、レンズユニット及び撮像装置
JP4547621B2 (ja) レンズ駆動機構、レンズユニット及び撮像装置
JP2013083692A (ja) ぶれ補正装置及び撮像装置
JP4666239B2 (ja) 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP2006350092A (ja) 移動機構及びこれを備えた撮像装置
JP2005352033A (ja) レンズ駆動機構及び撮像装置
JP2011248010A (ja) 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP2011013614A (ja) 像ぶれ補正装置及び撮像装置
JP2011113053A (ja) 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2008170864A (ja) カメラモジュールおよび電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140610

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140623

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees