JP2003186073A - 画像安定化結像装置 - Google Patents

画像安定化結像装置

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JP2003186073A JP2001389017A JP2001389017A JP2003186073A JP 2003186073 A JP2003186073 A JP 2003186073A JP 2001389017 A JP2001389017 A JP 2001389017A JP 2001389017 A JP2001389017 A JP 2001389017A JP 2003186073 A JP2003186073 A JP 2003186073A
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Takashi Iwasaki
敬史 岩崎
Takeo Arai
健雄 新井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像ぶれ補正レンズの周囲に駆動源を配置する
必要がなく、レンズ鏡筒の外径を小さくすることができ
る画像安定化結像装置を提供すること。 【解決手段】 像ぶれ補正レンズを光軸に垂直な方向に
移動する画像安定化結像装置において、像ぶれ補正レン
ズと該像ぶれ補正レンズの駆動源の少なくとも一部を梁
部で結び、支持部材によってそれらの重心位置を支持す
ことにより、前記像ぶれ補正レンズを光軸に垂直な面内
で移動させることを特徴とする画像安定化装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの画像安定
化に関するもので、補正レンズを光軸に垂直な方向に偏
心移動させて像ぶれの補正を行う画像安定化結像装置に
関する。
【0002】
【従来技術】特開昭63−49729号公報は、写真レ
ンズを通し感光面に集束される像の安定化装置を開示し
ている。この装置は、像ぶれ補正レンズを光軸に直交す
る2つの方向に偏心移動させて像ぶれを防止する構成で
ある。この構成は、図9の構成原理図に示すように、像
ぶれ補正レンズ13を支持するレンズ枠21にマグネッ
ト42,43を装着する。マグネット42,43に対向
する位置にコイル44,45を配置する。コイル44,
45はレンズ鏡筒側すなわちレンズ系全体の光軸に対し
て固定的に保持され、コイル44,45への電流の増減
によって、マグネット42,43を光軸垂直方向に駆動
することができる。2組のマグネット42,43および
コイルは44,45は、光軸に概ね直交するように配置
され、互いに直交する2つの方向の駆動力を発生し、像
ぶれ補正レンズを任意の位置へ移動させることができ
る。
【0003】特開平9−80550号公報は、現在多く
実用化されている像ブレ補正機構を開示し、可動部の重
心と、可動部とガイド装置との間に負荷が発生する部分
と、駆動力発生装置の動力とを同一平面内に配置する構
成を開示している。このように構成することによって、
駆動力が、補正レンズおよびその枠などを含む可動部の
重心に対してまっすぐに働き、回転や倒れを発生するモ
ーメントが働かず、安定した動作を行うことができる。
【0004】従来技術の像ぶれ補正レンズを支持する機
構として、特開平8−194242号公報及び特開平9
−244088号公報に見られるように、像ぶれ補正レ
ンズの光軸と光学系全体の光軸を保持したまま像ぶれ補
正レンズを移動させるためのリンク機構を設けているも
のが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭63−49
729号公報に開示された補正レンズを光軸に直交する
2つの方向に偏心移動させて像ぶれを防止する像の安定
化装置や、前記特開平9−80550号公報に開示され
た可動部の重心と、可動部とガイド装置との間に負荷が
発生する部分と、駆動力発生装置の動力とを同一平面内
に配置する構成は、駆動力が補正レンズおよびその枠な
どを含む可動部の重心に対してまっすぐに働くように
し、また像ぶれ補正レンズの回転や倒れを発生するモー
メントが働かず、安定した動作を行うことができる。し
かし、このような条件を満足する構成とするためには、
像ぶれ補正レンズの周囲に駆動源を配置する必要があ
り、レンズ鏡筒の外径を小さくすることが困難である。
【0006】また、前記特開平8−194242で提案
されている機構は、駆動源が一方向に集中するため、レ
ンズの空きスペースに駆動源を収納することでスペース
効率を上げ小型化できる可能性があるが、駆動力の中心
と可動部の重心がずれるとリンク機構に回転トルクが加
わり、動作の精度や追従性が失われる。前記特開平9−
244088で述べられている方法では、可動部の重心
と駆動力の方向については改善されている。しかし、ピ
ンと長孔の組み合わせでは像ブレ補正の精度あるいは作
動の滑らかさを維持することが難しく、また、補正レン
ズの周囲に駆動源を配置することになり、小型化が困難
である。
【0007】
【発明の目的】本発明は、従来技術の画像安定化結像装
置についての上述した問題に鑑みてなされたものであっ
て、像ぶれ補正レンズの周囲に駆動源を配置する必要が
なく、レンズ鏡筒の外径を小さくすることができる画像
安定化結像装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明はまた、構造が簡単であり、主要部
品を一体成形による製造も可能であり、生産コストが低
く押さえることができる画像安定化結像装置を提供する
ことを目的とする。本発明はまた、摩擦を発生する要素
が少なく、動作に必要となるエネルギーが少なく、特
に、回転軸に相当する部分を弾性構造としてその可撓性
により回転可動に支持するようにすることにより、摩擦
を発生する要素を少なくし、耐久性の長い画像安定化結
像装置を提供することを目的とする。
【0009】本発明はまた、駆動源の作動方向を一方向
に集中させて、画像安定化結像装置の空きスペースに駆
動源を収納することにより、スペース効率を上げかつ小
型化を可能にし、さらに駆動力の中心と可動部の重心が
ずれるてもリンク機構に回転トルクが加わらず動作の高
い精度や追従性を得ることができる画像安定化結像装置
を提供することを目的とする。本発明はさらに、移動部
分が重量のバランスを取っていて、重力に逆らって保持
するためのエネルギーが不要である省エネ型の画像安定
化結像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決する手段】本発明は、像ぶれ補正レンズを
光軸に垂直な方向に移動する画像安定化結像装置におい
て、像ぶれ補正レンズと該像ぶれ補正レンズの駆動源の
少なくとも一部を梁部で結び、支持部材によってそれら
の重心位置を支持すことにより、前記像ぶれ補正レンズ
を光軸に垂直な面内で移動させることを特徴とする画像
安定化装置である。
【0011】本発明の実施形態は、以下のとおりであ
る。前記支持部材が、可撓性を有することを特徴とす
る。前記支持部材が、該支持部材を撓ませるための補助
駆動源を有することを特徴とする。前記駆動源が、前記
梁部を前記重心位置を中心に回転させる駆動力を発生さ
せることを特徴とする。
【0012】前記駆動源が、前記重心位置を概ね前記像
ぶれ補正レンズの中心の方向に移動させる駆動力を発生
させることを特徴とする。前記支持部材が、剛性であ
り、前記梁部及び画像安定化結像装置の光軸と一体の部
分に軸支されていることを特徴とする。前記像ぶれ補正
レンズの移動量を検出するために、前記支持部材の傾斜
を検出する支持部材傾斜検出器をさらに有することを特
徴とする。
【0013】前記像ぶれ補正レンズの移動量を検出する
ために、前記支持部材の撓みを検出する支持部材歪み検
出器をさらに有することを特徴とする。前記像ぶれ補正
レンズの移動量を検出するために、前記梁部の傾斜を検
出する梁部傾斜検出器をさらに有することを特徴とす
る。
【0014】
【実施の形態】以下に本発明の実施形態の画像安定化結
像装置を図に基づいて説明する。図1は、画像安定化結
像装置の光学構成の一例を示したものである。図2は、
第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持構造の構造説明図
である。図3は、第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持
構造の作動説明図である。図4は、第1実施形態の像ぶ
れ補正レンズ支持構造の作動説明図である。図5は、第
1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持構造の構成原理説明
図である。図6は、第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支
持構造の作動説明図である。図7は、第1実施形態の像
ぶれ補正レンズ支持構造の変形例の構造説明図である。
図8は、第2実施形態の像ぶれ補正レンズ支持構造の構
造説明図である。
【0015】(光学系)画像安定化結像装置の光学系1
は、図1に示すように、第1群フロントレンズ10、第
2群バリエータレンズ11、第3群固定レンズである像
ぶれ補正レンズ13、第4群リアフォーカスレンズ15
の各レンズ群と、撮像素子17により構成されている。
第2群バリエータレンズ11の光軸O上の移動によりズ
ーム調整を行い、第4群リアフォーカスレンズ15の光
軸O上の移動により合焦調整を行う。画像安定化結像装
置の光学系1において、像ぶれ補正は、第3群固定レン
ズすなわち像ぶれ補正レンズ13を補正レンズとして用
いて、これを光軸Oに対して垂直方向に移動することす
なわち偏心移動により像位置を移動させて行う。
【0016】(支持機構の第1実施形態)像ぶれ補正レ
ンズ13の第1実施形態の支持構造は、図2に示すよう
に、像ぶれ補正レンズ13を支持するレンズ枠21と、
マグネット43とコイル45を包含するアクチュエータ
部21dと、レンズ枠21とアクチュエータ部21dを
結ぶ剛性の梁部21aとからなる。梁部21aは、像ぶ
れ補正レンズ13、レンズ枠21、アクチュエータ部2
1d、梁部21aのマグネット43の全体の重心位置近
傍において支柱部21bによって支持されている。
【0017】支柱部21bの像ぶれ補正レンズ13側面
には、圧電素子51が取り付けられている。支柱部21
bの梁部21aと反対側の端部21cは、鏡筒部21e
すなわち実質上光軸Oに対して固定的に支持されてい
る。支柱部21bと梁部21aの接合部は可撓性をもっ
て接合され、アクチュエータ部21dの駆動によってこ
の部分が撓むことにより、像ぶれ補正レンズ13を光軸
Oに垂直な面内を移動させる。マグネット43およびコ
イル45で構成されるアクチュエータ部21dは、マグ
ネット43を図面上における上下方向の駆動力を発生
し、マグネット43が下方向に駆動されると、像ぶれ補
正レンズ13は上方向へ移動する。
【0018】像ぶれ補正レンズ13の図面上における左
右方向の駆動は、支柱部21bに設けられたに圧電素子
51に電圧を加えることにより行う。圧電素子51に短
縮させる方向に電圧を与えたとき、支柱部21bの梁部
21a側端部は、左方向に撓み、梁部21aを左方向に
距離Xsだけ移動させる。このとき梁部21aは、図3
に示すように、時計方向に回転しようとする。この時計
方向回転を排除するために、図4に示すように、アクチ
ュエータ部21dによってマグネット43を上方向へ移
動させて、梁部21aを平行移動させる。この結果、像
ぶれ補正レンズ13を左右方向にのみ移動させることが
できる。
【0019】圧電素子51に伸長する方向に電圧を与え
ると、支柱部21bは右方向に撓む。このとき梁部21
aは反時計方向に回転しようとする。従って、マグネッ
ト43およびコイル45で構成されるアクチュエータ部
21dによって下方向への駆動力を与えることによっ
て、梁部21aを平行移動させて像ぶれ補正レンズ13
を右方向に移動させる。レンズ枠21、梁部21a、ア
クチュエータ部21d、支柱部21bは、一体の構造物
として成形しても、複数の部品を接合して形成してもよ
い。
【0020】レンズ枠21、梁部21a、支柱部21
b、固定部21cが、図2に示すように、一体の構造物
として成形されたときは、梁部21a、支柱部21b、
固定部21cの間は弾性的に支持されるので、構成要素
は図5に示すようになる。すなわち、像ぶれ補正レンズ
13を左右方向に移動しようとしたとき必要となる支柱
部23を傾ける駆動力は、補正レンズ13、アクチュエ
ータ部40等を含む梁部22にかかる質量を加速するた
めの駆動力およびバネS1に抗する力に加えて、本画像
安定化結像装置カメラの姿勢差による重力の方向および
手ぶれにより加わる左右方向の加速度など不確定な外乱
要素が加わる。従って、図2に示す傾斜センサー26を
設けて支柱部21bの傾きを検出し目的の移動量を得る
ように制御する必要がある。
【0021】像ぶれ補正レンズ13を上下方向に移動す
るためには、像ぶれ補正レンズ13及びアクチュエータ
部40の軸P2に対する回転モーメントに対して目的の
加速度を得る駆動力と支柱部23と梁部22との角度に
より発生する回転モーメントに見合う駆動力を加えれば
よい。
【0022】支柱部23の傾斜角度は、図2に示すよう
に、前記傾斜センサー26や制御移動量から求めること
ができる。従って、バネS2に相当するバネ定数があら
かじめわかっていれば、梁部22の傾きを補正する駆動
力を求めることができ、梁部22の傾きを検出するセン
サーが無くても、像ぶれ補正レンズ13の上下位置を制
御できることになる。バネS2のばね定数が外乱振動の
与える軸P2に対する角加速度による回転モーメント力
に比較して十分大きければ、外乱振動の影響は回避でき
る。
【0023】支柱部23の移動量あるいは傾きを検出す
るセンサーは、例えば、特開2000−266542号
公報に開示される傾斜センサーを用いて検出することが
できる。また、梁部22の傾斜も同様にこのセンサーを
用いて検出することができる。支柱部23の傾斜の検出
は、図2に示すように、支柱部23の一部あるいは全部
を反射面に形成し、その反射面に対向する位置に反射式
の傾斜センサー26を設けて行う。また、梁部22の傾
きも、梁部22の一部あるいは全部を反射面に形成し、
その反射面に対向する位置に反射式の傾斜センサー27
を設けて行う。これらの検出センサー26,27の検出
値に基づいて、像ぶれ補正レンズ13の上下移動量を演
算することができる。
【0024】また、支柱部23を撓ませる方式の場合、
図6に示すように、支柱部23に歪みゲージ25を設置
して、撓み量を検出し移動量を推定することができる。
撓み量と移動量の関係は構造解析によって算出するほ
か、実験によって求め、その値をそれぞれの装置に記憶
させておくことにより、歪み量から移動量を得ることが
できる。
【0025】また、左右方向に駆動するアクチュエータ
は、図7に示すように、アクチュエータ部21dの背面
に別途マグネット42を前面のマグネット43と直交す
るように配置しそのマグネット43に対向する位置にコ
イル44を設置して、左右方向の駆動力を得るようにし
ても良い。
【0026】(支持機構の第2実施形態)第2実施形態
の像ぶれ補正レンズ13の支持機構は、図8に示すよう
に、支柱部123を剛体とし、支柱部123と梁部12
2の結合部及び支柱部123と鏡筒固定部125の間を
回転可能に結合する。すなわち、支持機構は、梁部12
2と支柱部123は、軸P2によって回転可能に結合さ
れている。鏡筒部121eの固定部124と支柱部12
3の上端部とは、軸P1において回転可能に結合されて
いる。
【0027】レンズ枠21を含む像ぶれ補正レンズ13
の重心をM1、その質量をm1とし、アクチュエータ部
40の重心をM2、その質量をm2、L1をP2とM1
の距離、L2をP2とM2の距離とし、M1、M2を結
ぶ線が概ねP2の上を通るものとするとしたとき、 L1×m1 = L2×m2 を満足するように軸P2の位置を定めると、像ぶれ補正
レンズ13とアクチュエータ部40は平衡を保つ。
【0028】本画像安定化結像装置を取り付けたカメラ
(図示せず)がこの状態で保持された場合、像ぶれ補正
レンズ13の位置を維持するためのエネルギーが不要と
なる。また、図面における上下方向の加速度に対しても
影響を受け難くなる。この支持機構においては、像ぶれ
補正レンズ13を左右方向に移動しようとすると軸P2
は円弧運動をすることになる。
【0029】支柱部123の長さL3すなわちP1とP
2の距離が10mmであるとき、像ぶれ補正レンズ13
を左右方向に1mm移動すると、振れ角は概ね±5.7
度となる。このときの直交方向(上下)の移動量は 0.05 ≒ 10×(1−COS(5.7)) となる。目的の補正量に対して約1/20の誤差とな
る。要求された補正率が、1/20より十分大きけれ
ば、円弧運動のための補正を行う必要はない。また、左
右方向の移動量を0.5mmとした場合、直交方向に発
生する誤差は約1/40となるので、実用上、直交方向
の補正は必要ないと考えられる。上下方向の移動に関し
ても、同様の考え方ができる。軸P1と補正レンズ13
の重心M1の距離を10mmとすると、直交方向に発生
する誤差は左右方向とほぼ同様となる。
【0030】
【発明の効果】本発明の画像安定化結像装置において
は、像ぶれ補正レンズの周囲に駆動源を配置する必要が
なく、レンズ鏡筒の外径を小さくすることができる効果
を有する。本発明の画像安定化結像装置においては、構
造が簡単であり、主要部品を一体成形による製造も可能
であり、生産コストが低く押さえることができる効果を
有する。
【0031】本発明の画像安定化結像装置によればま
た、摩擦を発生する要素が少なく、動作に必要となるエ
ネルギーが少なく、特に、回転軸に相当する部分を弾性
構造としてその可撓性により回転可動に支持するように
することにより、摩擦を発生する要素を少なくし、耐久
性を長くすることがきる効果を有する。
【0032】本発明の画像安定化結像装置においてはま
た、駆動源の作動方向を一方向に集中させて、画像安定
化結像装置の空きスペースに駆動源を収納することによ
り、スペース効率を上げかつ小型化を可能にし、さらに
駆動力の中心と可動部の重心がずれるてもリンク機構に
回転トルクが加わらず動作の高い精度や追従性を得るこ
とができる効果を有する。
【0033】本発明の画像安定化結像装置においてはさ
らに、移動部分が重量のバランスを取っていて、重力に
逆らって保持するためのエネルギーが不要であり省エネ
を実現できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、画像安定化結像装置の光学構成の一例
を示したものである。
【図2】図2は、第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持
構造の構造説明図である。
【図3】図3は、第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持
構造の作動説明図である。
【図4】図4は、第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持
構造の作動説明図である。
【図5】図5は、第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持
構造の構成原理説明図である。
【図6】図6は、第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持
構造の作動説明図である。
【図7】図7は、第1実施形態の像ぶれ補正レンズ支持
構造の変形例の構造説明図である。
【図8】図8は、第2実施形態の像ぶれ補正レンズ支持
構造の構造説明図である。
【図9】図9は、従来技術の像ぶれ補正レンズ支持構造
の構造説明図である。
【符号の説明】
1 光学系 10 第1群フロントレンズ 11 第2群バリエータレンズ 13 像ぶれ補正レンズ 15 第4群リアフォーカスレンズ 17 撮像素子 21 レンズ枠 21a 梁部 21b 支柱部 21c 固定部 21d アクチュエータ部 21e 鏡筒部 22 梁部 23 支柱部 25 歪みゲージ 26、27 傾斜センサー 43 マグネット 45 コイル 51 圧電素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像ぶれ補正レンズを光軸に垂直な方向に
    移動する画像安定化結像装置において、像ぶれ補正レン
    ズと該像ぶれ補正レンズの駆動源の少なくとも一部を梁
    部で結び、支持部材によってそれらの重心位置を支持す
    ことにより、前記像ぶれ補正レンズを光軸に垂直な面内
    で移動させることを特徴とする画像安定化装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材が、可撓性を有することを
    特徴とする請求項1に記載の画像安定化装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材が、該支持部材を撓ませる
    ための補助駆動源を有することを特徴とする請求項2に
    記載の画像安定化装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動源が、前記梁部を前記重心位置
    を中心に回転させる駆動力を発生させることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像安定化装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動源が、前記重心位置を概ね前記
    像ぶれ補正レンズの中心の方向に移動させる駆動力を発
    生させることを特徴とする請求項1に記載の画像安定化
    装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部材が、剛性であり、前記梁部
    及び画像安定化結像装置の光軸と一体の部分に軸支され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の画像安定化結
    像装置。
  7. 【請求項7】 前記像ぶれ補正レンズの移動量を検出す
    るために、前記支持部材の傾斜を検出する支持部材傾斜
    検出器をさらに有することを特徴とする請求項1に記載
    の画像安定化装置。
  8. 【請求項8】 前記像ぶれ補正レンズの移動量を検出す
    るために、前記支持部材の撓みを検出する支持部材歪み
    検出器をさらに有することを特徴とする請求項1に記載
    の画像安定化装置。
  9. 【請求項9】 前記像ぶれ補正レンズの移動量を検出す
    るために、前記梁部の傾斜を検出する梁部傾斜検出器を
    さらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像安
    定化装置。
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