JPH1093367A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH1093367A
JPH1093367A JP8247960A JP24796096A JPH1093367A JP H1093367 A JPH1093367 A JP H1093367A JP 8247960 A JP8247960 A JP 8247960A JP 24796096 A JP24796096 A JP 24796096A JP H1093367 A JPH1093367 A JP H1093367A
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    • HELECTRICITY
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    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3068Circuits generating control signals for both R.F. and I.F. stages

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらかじめ定められているフレーム単位をも
つ無線信号を受信する受信機において、復調器の入力レ
ベルを一定に保つ。 【解決手段】 利得制御手段21は、フレーム誤りがあ
るしきい値を越えて検出されない限りは、第1の利得制
御手段12の利得を保持し、第2の利得制御手段17の
利得を可変し、フレーム単位ごとの誤りがあるしきい値
を超えて検出され、復調器18に入力される信号の強度
と、利得可変手段12,17に設定されている現在の利
得から、現在受信している無線信号の強度があらかじめ
定められた値よりも大きい(小さい)と判断したとき
は、第1の利得可変手段12の利得を減少(増大)させ
るとともに、第2の利得可変手段17の利得を増大(減
少)させることで、復調器入力の信号強度があらかじめ
定められた一定の値となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信機に関し、特に
あらかじめ定められているフレーム単位をもつ無線信号
を受信する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は特開平5−335857に記載の
従来の無線通信装置の受信部の構成を示す図である。ア
ンテナ等に代表される信号入力部11から入力された受
信信号101は、増幅器13、利得可変手段31、受信
帯域全体を切り出すフィルタ14、周波数変換器15、
希望波通過フィルタ16を通過して復調器18に入力さ
れる。さらに、復調器18から出力される復調結果10
8から、誤り訂正/検出手段19により誤り検出信号1
09が出力される。利得制御手段30は、復調器入力信
号107と誤り検出信号109に基づいて利得制御信号
131を発生し、利得可変手段31の利得を制御する。
【0003】次に、利得制御手段30による利得可変手
段31の制御方法を説明する。この従来例で開示されて
いる内容によると、誤り訂正/検出手段19は復調結果
108を用いてフレーム同期がとれているか、とれてい
ないかを検査し、受信した信号フレームの誤りを検出す
るよう動作している。また、利得可変手段31は利得制
御信号131にしたがい、大利得と小利得の2種類の利
得を選択できるようになっている。
【0004】利得制御手段30では、受信した信号フレ
ームに誤りが検出されない限り、利得制御信号131を
用いて、利得可変手段31の利得を現在の値に保つよう
に制御している。一方、受信した信号フレームに誤りが
検出され、かつ、復調器入力107のレベルがあらかじ
め定められたものよりも大きいと判断された場合は、利
得制御信号131を用いて利得可変手段31の利得が小
利得となるように制御している。また、受信した信号フ
レームに誤りが検出され、かつ、復調器入力107のレ
ベルがあらかじめ定められていたものよりも小さいと判
断された場合は、利得制御信号131を用いて利得可変
手段31の利得を大利得となるように制御している。
【0005】この従来例では、利得可変手段31の現在
の利得を勘案した上で、復調器18への入力レベルが十
分であるにも関わらず受信信号フレームが誤った場合
は、2波以上の妨害波により希望波の信号帯域内に混変
調信号が発生しているものとみなして、利得可変手段3
1の利得を小利得とすることにより、利得可変手段31
以降のブロックである周波数変換器15等で発生する混
変調を低減することができる。また、利得可変手段31
の現在の利得を勘案した上で、復調器18への入力レベ
ルが十分でない状態で受信信号フレームが誤った場合
は、利得可変手段31の利得が小さいために受信機全体
の雑音指数が大きくなっていることが原因であるとみな
して、利得可変手段31の利得を大利得とすることによ
り、受信機全体の雑音指数を改善することができる。
【0006】また、図示していないが、特開平7−21
2262で開示されている例では、一種の可変周波数ノ
ッチフィルタにより強電力の妨害波を減衰させる方法が
述べられている。この方法では、アンテナ共振器等、信
号が最初に入力される部分に可変周波数のノッチフィル
タを設けておき、必要に応じて混変調の原因となってい
る妨害波を選択的に減衰させることで、それ以降のブロ
ックによる混変調を低減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−33585
7における第1の問題点は、復調器18の入力レベルを
一定にできないため、復調器18の入力ダイナミックレ
ンジを広く確保しておく必要があるということである。
【0008】その理由は、利得可変手段31の利得を小
利得として、それ以降で発生している混変調を抑える場
合、同時に復調器入力端における希望波レベルも低下し
てしまうためである。また、例えば混変調を起こすよう
な妨害波が存在しない場合を考えると、利得可変手段3
1は大利得となる可能性があり、当然復調器入力端での
希望波レベルは上昇する。
【0009】さらに、特開平5−335857における
第2の問題点は、利得可変手段31で設定される利得は
あらかじめ定められた2種類の値であるため、希望波レ
ベルと妨害波レベルに応じて最適な利得を選択できない
ということである。
【0010】その理由を以下に示す。仮に、大利得の状
態で、妨害波が存在しない状態で受信可能な希望波の最
低レベルをsdBmとする。利得可変手段31で設定可
能な2つの利得にした場合の、受信機全体の雑音指数の
差がxdBであるとすると、sdBm以上s+xdBm
未満の希望波に対して、利得可変手段31の利得を小利
得にすることによって、混変調による劣化を必要以上に
抑えることができたとしても同時に希望波レベルも低下
してしまい、熱雑音および受信機全体の雑音指数によっ
て劣化してしまう。
【0011】また、特開平7−212262における第
1の問題点は、混変調の原因となる妨害波の組み合わせ
が多い場合、可変周波数のノッチフィルタを大量に準備
しておく必要があるということである。
【0012】その理由は、混変調を起こす妨害波の周波
数は、3次歪みによるものを考える場合、希望波の周波
数をfcとして、fc+Δfとfc+2Δfの組み合わ
せとfc−Δfとfc−2Δfの組み合わせがある。Δ
fは基本的に任意の値であるから、希望波がとり得る全
ての周波数をカバーするフィルタであらかじめある程度
の周波数範囲に絞った場合でも、無数の組み合わせが存
在し、それら全ての組み合わせによる混変調を防止でき
るだけの数の可変周波数ノッチフィルタを準備すること
は事実上不可能である場合が多い。
【0013】さらに、特開平7−212262における
第2の問題点は、混変調の原因となっている妨害波の周
波数を特定することが困難である点である。
【0014】その理由は、一旦混変調が起きてしまう
と、混変調を起こしたブロック以降では、任意のΔfに
対して、fc+Δfとfc+2Δf、さらにfc−Δf
とfc−2Δfの組み合わせで生じた混変調は全て希望
周波数fcと同一の周波数になるため本質的に区別でき
ないため、特定の周波数での混変調信号が観測されて
も、その原因となっている妨害波の周波数の組み合わせ
は無数に考えられることによる。
【0015】本発明の目的は、受信電力の大きい複数の
妨害波が存在する状態でも、混変調の発生しやすい、希
望波を通過させるフィルタ以前のブロックで発生する混
変調妨害を抑制することが可能で、復調器の入力信号レ
ベルをほぼ一定に保つことが可能な受信機を提供するこ
とにある。
【0016】本発明の他の目的は、受信電力の大きい複
数の妨害波が存在する状態でも、混変調の発生しやす
い、希望波を通過させるフィルタ以前のブロックで発生
する、通常最も問題となる3次混変調妨害を速やかに抑
制することが可能で、復調器の入力信号レベルをほぼ一
定に保つことが可能な受信機を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の受信機は、信号入力部と、受信する無線信
号の帯域幅に合わせて目的とする希望波を通過させるフ
ィルタと、受信信号を復調する復調器と、前記信号入力
部と前記フィルタとの間に配置された第1の利得可変手
段と、前記フィルタと前記復調器との間に配置された第
2の利得可変手段と、前記復調器に入力される信号強度
を測定する信号強度測定手段と、前記復調器の出力結果
から前記フレーム単位ごとに誤りを訂正および検出する
誤り訂正/検出手段と、前記復調器に入力される信号の
強度と、前記フレーム単位ごとの誤りと、前記第1およ
び第2の利得可変手段に現在設定されている利得に基づ
いて、前記第1および第2の利得可変手段の利得を設定
し直す利得制御部とを有し、前記利得制御部は、フレー
ム誤りがあるしきい値を越えて検出されない限りは、第
1の利得可変手段の利得を保持し、第2の利得可変手段
の利得を可変することで、復調器入力の信号強度がほぼ
一定となるように制御し、フレーム単位ごとの誤りがあ
るしきい値を越えて検出され、かつ復調器に入力される
信号の強度と、複数の利得可変手段に設定されている現
在の利得から、現在受信している無線信号の強度があら
かじめ定められた値よりも大きいと判断したときは、第
1の利得可変手段の利得を減少させるとともに、第2の
利得可変手段の利得を増大させることで、復調器入力の
信号強度があらかじめ定められた一定の値となるように
制御し、フレーム単位ごとの誤りがあるしきい値を越え
て検出され、かつ、復調器に入力される信号の強度と、
複数の利得可変手段に設定されている現在の利得から、
現在受信している無線信号強度があらかじめ定められた
値よりも小さいと判断したときは、第1の利得可変手段
の利得を増大させるともに、第2の利得可変手段の利得
を減少させることで、復調器入力の信号強度があらかじ
め定められた一定の値となるように制御する。
【0018】本発明によれば、受信電力の大きい複数の
妨害波により混変調が発生して、十分な受信電力である
にも関わらず復調結果に誤りを生じると、利得制御手段
は、信号入力部に比較的近い位置に設けられた第1の利
得可変手段の利得を減少させるとともに、希望波を通過
させるフィルタ以降に設けられた第2の利得可変手段の
利得を増大させる。このため、受信電力の大きい複数の
妨害波が存在する状態でも、混変調の発生しやすい、希
望波を通過させるフィルタ以前のブロックで発生する混
変調妨害を抑制することが可能となり、かつ、第2の利
得可変手段以降の信号レベルをほぼ一定に保つことが可
能となる。
【0019】さらに、第1の利得可変手段に現在設定さ
れている利得に対して、受信電力が十分に大きくないた
め復調結果に誤りが生じると、利得制御手段は、信号入
力部に比較的近い位置に設けられた第1の利得可変手段
の利得を増大させるとともに、希望波を通過させるフィ
ルタ以降に設けられた第2の利得可変手段の利得を減少
させる。このため、第1の利得可変手段に設定されてい
る利得が不必要に小さいことに起因する受信機全体の雑
音指数の増大を抑制しつつ、ある程度の混変調妨害の抑
制も可能となり、かつ、第2の利得可変手段以降の信号
レベルをほぼ一定に保つことが可能となる。
【0020】本発明の他の受信機は、利得制御部は、フ
レーム誤りがあるしきい値を越えて検出されない限り
は、第1の利得可変手段の利得を保持し、第2の利得可
変手段の利得を可変することで、復調器入力の信号強度
がほぼ一定となるように制御し、フレーム単位ごとの誤
りがあるしきい値を越えて検出され、かつ復調器に入力
される信号の強度と、複数の利得可変手段に設定されて
いる現在の利得から、現在受信している無線信号の強度
があらかじめ定められた値よりもα dB(αは任意の
正の数)大きいと判断したときは、まず、第1の利得可
変手段の利得をαdB減少させるとともに、第2の利得
可変手段の利得を3α dB増大させることで、次に復
調器入力の信号強度があらかじめ定められた一定の値と
なるように、第2の利得可変手段の利得をさらに制御
し、フレーム単位ごとの誤りがあるしきい値を越えて検
出され、かつ、復調器に入力される信号の強度と、複数
の利得可変手段に設定されている現在の利得から、現在
受信している無線信号強度があらかじめ定められた値よ
りもα dB小さいと判断したときは、先ず、第1の利
得可変手段の利得をα dB増大させるともに、第2の
利得可変手段の利得をαdB減少させ、次に復調記入力
の信号強度があらかじめ定められた一定の値となるよう
に、第2の利得可変手段の利得をさらに制御する。
【0021】本発明によれば、受信電力の大きい複数の
妨害波により混変調が発生して、十分な受信電力である
にも関わらず復調結果に誤りが生じると、現在受信して
いる無線信号強度があらかじめ定められた値よりもα
dB大きいと判断したとき、利得制御手段は、信号入力
部に比較的近い位置に設けられた第1の利得可変手段の
利得をα dB減少させるとともに、希望波を通過させ
るフィルタ以降に設けられた第2の利得可変手段の利得
を3α dB増大させる。このため、受信電力の大きい
複数の妨害波が存在する状態でも、混変調の発生しやす
い、希望波を通過させるフィルタ以前のブロックで発生
する、通常最も問題となる3次混変調妨害を速やかに抑
制することが可能となり、かつ、第2の利得可変手段以
降の信号レベルをほぼ一定に保つことが可能となる。
【0022】さらに、第1の利得変化手段に現在設定さ
れている利得に対して、受信電力が十分に大きくないた
め復調結果に誤りが生じ、現在受信している無線信号の
強度があらかじめ定められた値よりもα dB小さいと
判断したとき、利得制御手段は、信号入力部に比較的近
い位置に設けられた第1の利得可変手段の利得をαdB
増大させるとともに、希望波を通過させるフィルタ以降
に設けられた第2の利得可変手段の利得をα dB減少
させる。このため、第1の利得可変手段に設定されてい
る利得が不必要に小さいことに起因する受信機全体の雑
音指数の増大を抑制しつつ、ある程度の混変調妨害の抑
制も可能となり、かつ第2の利得可変手段以降の信号レ
ベルをほぼ一定に保つことが可能となる。
【0023】本発明の実施態様によれば、前記利得制御
部は、復調記入力信号の振幅値を検出し、その振幅値、
自乗値もしくは自乗値の平方根をある特定の値と比較し
て、その誤差信号を一定の時定数をもつ積分器により累
積し、かつ、平均化した後の信号を基に第2の利得可変
手段の利得を制御する。
【0024】本発明の他の実施態様によれば、前記利得
制御部は、第2の利得可変手段の利得可変範囲を越えて
利得制御しようとする場合は、さらに、第2の利得可変
手段の利得を制御する第2の利得制御信号が、その最大
値もしくは最小値に達していることを検出した場合、そ
れぞれ最大値のわずかに手前もしくは最小値のわずかに
手前の値に戻るように、第1の利得制御信号を制御する
ことによって第1の利得可変手段の利得を制御する。
【0025】本発明の他の実施態様によれば、前記誤り
訂正/検出手段は、受信された信号フレームに対してヴ
ィタビ復号等により実現される尤度をもとにした誤り訂
正を行い、誤り検出信号として、該尤度の逆数もしくは
該尤度を1〜0の間に正規化した上で、1−正規化尤度
により計算される値を用いる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】図1は本発明の一実施形態の受信機の構成
図である。
【0028】本実施形態の受信機は信号入力部11と第
1の利得可変手段12と増幅器13とフィルタ14と周
波数変換器15と希望波通過フィルタ16と第2の利得
可変手段17と復調器18と誤り訂正/検出手段19と
信号強度測定手段20と利得制御手段21で構成されて
いる。
【0029】信号入力部11はアンテナ、コネクタ等に
より構成される。
【0030】第1の利得可変手段12は、可変減衰器、
または可変減衰器と定利得増幅器から構成される。ここ
で言う可変減衰器は、最大挿入損失が小さいことが望ま
しい。このような可変減衰器としては、例えばPINダ
イオードの順方向電流による高周波抵抗値の変化を利用
した可変抵抗器で構成されるものや、単純な抵抗ネット
ワークによる固定減衰量の減衰器を必要な種類だけ準備
しておき、それらの減衰器の高周波スイッチ等によって
切り替えて使用するもの等が利用可能である。また、こ
こで言う可変利得増幅器もしくは定利得増幅器の雑音指
数は、同一利得においてできる限り小さいことが望まし
い。このため特に入力側の整合は、それらの増幅器の雑
音指数が、受信しようとする信号周波数において最小に
なるように調整される。
【0031】増幅器13は固定利得の増幅器で、トラン
ジスタや電界効果型トランジスタもしくはそれらを組み
合わせて構成され、特に入力側は雑音指数が最も小さく
なるように整合されている。
【0032】フィルタ14は、誘電体やセラミック、表
面弾性波、さらにはマイクロストリップラインを利用し
たもの等が考えられ、少なくとも受信しようとする希望
波の取り得る全ての周波数を通過帯域とするフィルタで
あり、周波数変換器15に対してイメージ妨害となる周
波数成分について十分に減衰できることが望ましい。
【0033】周波数変換器15は、トランジスタや電界
効果型トランジスタ、ダイオードさらにはトランス等に
より構成された平衡型もしくは不平衡型の周波数変換部
と、局部発振部により構成され、必要に応じてイメージ
除去タイプのものを用いてもよい。
【0034】希望波通過フィルタ16は、受信しようと
する希望波の帯域幅を通過帯域とし、少なくともそれ以
外の周波数については、以降のブロックでの混変調によ
る劣化が無視できる程度にまで減衰させるフィルタであ
り、周波数変換器15から漏れてくる局部発振部の出力
信号を十分に減衰できることが望ましい。そのため、そ
の減衰特性の急峻さから、セラミックや表面弾性波を利
用したものが望ましいが、誘電体やマイクロストリップ
ラインを利用したもの等も使用できる。
【0035】第2の利得可変手段17は、可変減衰器や
可変利得増幅器もしくは可変減衰器と定利得増幅器等か
ら構成される。
【0036】復調器18は、入力される信号107から
送信されたデータを復調するもので、誤り訂正回路等を
含んでもよい。
【0037】誤り訂正/検出手段19は復調器18の出
力から、誤りの発生した数を出力する。
【0038】信号強度測定手段20は復調器入力信号1
09の信号強度を測定する。
【0039】利得制御手段21は、復調器入力信号10
7の信号強度と、第1の利得可変手段12、第2の利得
可変手段17にそれぞれ現在設定されている利得の情報
と、あらかじめ分かっている各部の固定利得により、信
号入力部11への現在の入力レベルを推定し、誤り検出
信号109に基づいて第1の利得制御信号121、第2
の利得制御信号122により第1の利得可変手段12と
第2の利得可変手段17の利得を制御する。
【0040】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0041】信号入力部11に入力された、あらかじめ
定められているフレーム単位をもつ信号101は、第1
の利得可変手段12、増幅器13、フィルタ14を経て
周波数変換器15に入力され、あらかじめ定められた中
間周波数信号105に周波数変換される。中間周波数信
号105は希望波通過フィルタ16に入力され、第2の
利得制御手段17、復調器18および誤り訂正/検出手
段19を経て復調結果108となる。ここで、復調結果
108はできる限り復調誤りを訂正した後出力される。
誤り訂正/検出手段19は、復調器18の出力を基に受
信したフレームに対して誤り訂正および検出を行い、誤
り検出信号109により、利得制御手段21に対して訂
正もしくは検出した誤りの数を通知する。利得制御手段
21は、復調器入力信号107の強さが常にほぼ一定と
なるように、第2の利得可変手段17の利得を制御する
と同時に復調器入力信号107、第1の利得可変手段1
2と第2の利得可変手段17に現在設定されている利
得、およびその他の部分の前利得より信号入力部11に
現在の入力されている電力の大きさを推定する。第2の
利得可変手段17の具体的制御方法としては、例えば、
復調器入力信号107の振幅値を検出し、その振幅値、
自乗値もしくは自乗値の平方根をある特定の値と比較し
て、その誤差信号を一定の時定数をもつ積分器により累
積し、かつ、平均化した後の信号を基に第2の利得制御
信号122を生成し、第2の利得可変手段17の利得を
制御する方法等がある。また、第2の利得可変手段17
の利得可変範囲を超えて利得制御しようとする場合は、
さらに、第1の利得可変手段12の利得をも制御する。
この場合、第1の利得可変手段12の利得制御方法は、
先に述べた第2の利得制御信号122が、その最大値も
しくは最小値に達していることを検出した場合、それぞ
れ最大値のわずかに手前もしくは最小値のわずかに手前
の値に戻るように、第1の利得制御信号121を制御す
ることによって第1の利得可変手段12の利得を制御す
る。より具体的には、例えば、第2の利得制御信号12
2の最大値において第2の利得可変手段17の利得が最
大値となり、第2の利得制御信号122の最小値におい
て第2の利得可変手段17の利得が最小値となる場合に
おいて、第2の利得制御信号122が最大値となった場
合、第2の利得制御信号122の値が最大値のわずかに
手前の値に戻るまで、第1の利得制御信号121により
第1の利得可変手段12の利得が増大する方向に制御す
る。また、逆に、第2の利得制御信号122が最小値と
なった場合、第2の利得制御信号122の最小値のわず
かに手前の値に戻るまで、第1の利得制御信号121に
より第1の利得可変手段12の利得が減少する方向に制
御する。
【0042】さらに、利得制御手段21は、誤り検出信
号109により、ある一定数以上の誤りが発生したこと
を検知し、かつ、推定した入力電力の値があらかじめ定
められた値よりも大きい場合は、第1の利得制御信号1
21および第2の利得制御信号122により、、第1の
利得可変手段12の利得を現在の値よりも小さくするこ
とともに、第2の利得可変手段17の利得を現在の値よ
りも大きくする。また、利得制御手段21は、誤り検出
信号109により、ある一定数以上の誤りが発生したこ
とを検知し、かつ、推定した入力電力の値があらかじめ
定められた値よりも小さい場合は、第1の利得制御信号
121により、第1の利得可変手段12の利得を現在の
値よりも大きくするとともに、第2の利得可変手段17
の利得を現在の値よりも小さくする。ここで示した、第
2の利得可変手段17の制御は、さきに述べたように、
復調器入力信号107の強さがほぼ一定になるように制
御されていれば、第1の利得可変手段12の利得を変化
させたことにより自動的に行われる。
【0043】次に、本発明の他の実施形態を説明する。
本実施形態と図1で説明した実施形態との違いは、主に
利得制御手段21による第1の利得可変手段12と第2
の利得可変手段17の制御方法の違いである。以下にこ
の違いについて特に重点的に、図1を参照しながら説明
する。
【0044】利得制御手段21は、復調器入力信号10
7の強さが常にほぼ一定となるように、第2の利得可変
手段17の利得を制御すると同時に、復調器入力信号1
07および、第1の利得可変手段12と第2の利得可変
手段17に設定されている現在の利得、およびその他の
部分の全利得より信号入力部11に現在入力されている
電力の大きさを推定する。第2の利得可変手段17の具
体的な制御方法としては、例えば、復調器入力信号10
7の振幅値を検出し、その振幅値や自乗値をもしくは自
乗値の平方根をある特定の値と比較して、その誤差信号
を一定の時定数をもつ積分器により累積し、かつ、平均
化した後の信号を基に第2の利得制御信号122を生成
し、第2の利得可変手段17の利得を制御する方法等が
ある。また、第2の利得可変手段17の利得可変範囲を
超えて利得制御しようとする場合は、さらに、第1の利
得可変手段12の利得をも制御する。この場合、第1の
利得可変手段12の利得制御方法は、先に述べた第2の
利得制御信号122が、その最大値もしくは最小値に達
していることを検出した場合、それぞれ最大値のわずか
に手前もしくは最小値のわずかに手前の値に戻るよう
に、第1の利得制御信号121を制御することによって
第1の利得可変手段12の利得を制御する。より具体的
には、例えば、第2の利得制御信号122の最大値にお
いて第2の利得可変手段17の利得が最大値となり、第
2の利得制御信号122の最小値において第2の利得可
変手段17の利得が最小値となる場合において、第2の
利得制御信号122が最大値となった場合、第2の利得
制御信号122の値が最大値のわずかに手前の値に戻る
まで、第1の利得制御信号121により第1の利得可変
手段12の利得が増大する方向に制御する。また、逆
に、第2の利得制御信号122が最小値となった場合、
第2の利得制御信号122の値が最小値のわずかに手前
の値に戻るまで、第1の利得制御信号121により第1
の利得可変手段12の利得が減少する方向に制御する。
【0045】さらに、利得制御手段21は、誤り検出信
号109により、誤りがある一定数以上発生したことを
検知し、かつ、推定した入力電力の値があらかじめ定め
られた値よりもα dB(αは任意の正の数)大きい場
合は、第1の利得制御信号121により第1の利得可変
手段12の利得を現在の値よりもα dB小さくすると
ともに、第2の利得制御信号122により、第2の利得
可変手段17の利得を現在の値よりも3α dB大きく
する。また、利得制御手段21は、誤り検出信号109
により、誤りが発生したことを検知し、かつ、推定した
入力電力の値があらかじめ定められた値よりも小さい場
合は、第1の利得制御信号121により、第1の利得可
変手段12の利得を現在の値よりもα dB大きくする
とともに、第2の利得可変手段17の利得を現在の値よ
りもα dB小さくする。どちらの場合も、第1の利得
可変手段12および第2の利得可変手段17の利得を上
記の値に変更した後、先の実施形態で述べたように、復
調器入力信号107の強さがほぼ一定になるように第2
の利得可変手段17の利得を制御する。
【0046】この制御により、3次歪みによる影響で誤
りが発生している場合において、より速やかにその影響
を除去できる。これは、歪みが発生している場所以前で
全ての信号をα dB減衰させた場合、3次歪みによっ
て発生している妨害波の強さは、3α dB減衰するた
めである。
【0047】なお、ここで言う、誤りの発生した数は、
受信された信号フレームに対する不確かさを示すもので
あるから、受信された信号フレームに対する尤度を計算
し、その尤度の逆数もしくは1〜0の間で正規化した正
規尤度をもとにして、1−正規尤度によっても代用でき
ることは自明である。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、受信電力の大きい複
数の妨害波が存在する状態でも、混変調の発生しやす
い、希望波を通過させるフィルタ以前のブロックで発生
する混変調妨害を抑制することが可能となり、かつ、第
2の利得可変手段以降の信号レベルをほぼ一定に保つこ
とが可能となる効果がある。
【0049】その理由は、受信電力の大きい複数の妨害
波により混変調が発生して、十分な受信電力であるにも
関わらず復調結果に誤りを生じると、利得制御手段は、
信号入力部に比較的近い位置に設けられた第1の利得可
変手段の利得を減少させるとともに、希望波を通過させ
るフィルタ以降に設けられた第2の利得可変手段の利得
を増大させるためである。
【0050】さらに、第1の利得可変手段に設定されて
いる利得が不必要に小さいことに起因する受信機全体の
雑音指数の増大を抑制しつつ、ある程度の混変調妨害の
抑制も可能となり、かつ、第2の利得可変手段以降の信
号レベルをほぼ一定に保つことが可能となる。
【0051】その理由は、第1の利得可変手段に現在設
定されている利得に対して、受信電力が十分に大きくな
いため復調結果に誤りが生じると、利得制御手段は、信
号入力部に比較的近い位置に設けられた第1の利得可変
手段の利得を増大させるとともに、希望波を通過させる
フィルタ以降に設けられた第2の利得可変手段の利得を
減少させるためである。
【0052】請求項2の発明は、受信電力の大きい複数
の妨害波が存在する状態でも、混変調の発生しやすい、
希望波を通過させるフィルタ以前のブロックで発生す
る、通常最も問題となる3次混変調妨害を速やかに抑制
することが可能となり、かつ、第2の利得可変手段以降
の信号レベルをほぼ一定に保つことが可能となる効果が
ある。
【0053】その理由は、受信電力の大きい複数の妨害
波により混変調が発生して、十分な受信電力であるにも
関わらず復調結果に誤りを生じ、現在受信している無線
信号強度があらかじめ定められた値よりもα dB大き
いと判断したとき、利得制御手段は、信号入力部に比較
的近い位置に設けられた第1の利得可変手段の利得をα
dB減少させるとともに、希望波を通過させるフィル
タ以降に設けられた、第2の利得可変手段の利得を3α
dB増大させる。
【0054】さらに、第1の利得可変手段に設定されて
いる利得が不必要に小さいことに起因する受信機全体の
雑音指数の増大を抑制しつつ、ある程度の混変調妨害の
抑制も可能となり、かつ、第2の利得可変手段以降の信
号レベルをほぼ一定に保つことが可能となる。
【0055】その理由は、第1の利得可変手段に現在設
定されている利得に対して、受信電力が十分に大きくな
いため復調結果に誤りが生じ、現在受信している無線信
号強度があらかじめ定められた値よりもα dB小さい
と判断したとき、利得制御手段は、信号入力部に比較的
近い位置に設けられた第1の利得可変手段の利得をαd
B増大させるとともに、希望波を通過させるフィルタ以
降に設けられた第2の利得可変手段の利得をα dB減
少させるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の受信機の構成図である。
【図2】従来例の受信機の構成図である。
【符号の説明】
11 信号入力部 12 第1の利得可変手段 13 増幅器 14 フィルタ 15 周波数変換器 16 希望波通過フィルタ 17 第2の利得可変手段 18 復調器 19 誤り訂正/検出手段 20 信号強度測定手段 21 利得制御手段 30 利得制御手段 31 利得可変手段 101 受信信号 105 中間周波数信号 107 復調器入力信号 108 復調結果 109 誤り検出信号 121 第1の利得制御信号 122 第2の利得制御信号 131 利得制御信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定められているフレーム単位
    をもつ無線信号を受信する受信機であって、 信号入力部と、前記受信する無線信号の帯域幅に合わせ
    て目的とする希望波を通過させるフィルタと、受信信号
    を復調する復調器と、前記信号入力部と前記フィルタと
    の間に配置された第1の利得可変手段と、前記フィルタ
    と前記復調器との間に配置された第2の利得可変手段
    と、前記復調器に入力される信号の強度を測定する信号
    強度測定手段と、前記復調器の出力結果から前記フレー
    ム単位ごとに誤りを訂正および検出する誤り訂正/検出
    手段と、前記復調器に入力される信号の強度と、前記フ
    レーム単位ごとの誤りと、前記第1および第2の利得可
    変手段に現在設定されている利得に基づいて、前記第1
    および第2の利得可変手段の利得を設定し直す利得制御
    部とを有し、 前記利得制御部は、フレーム誤りがあるしきい値を越え
    て検出されない限りは、第1の利得可変手段の利得を保
    持し、第2の利得可変手段の利得を可変することで、復
    調器入力の信号強度がほぼ一定となるように制御し、フ
    レーム単位ごとの誤りがあるしきい値を越えて検出さ
    れ、かつ前記復調器に入力される信号の強度と、前記両
    利得可変手段に設定されている現在の利得から、現在受
    信している無線信号の強度があらかじめ定められた値よ
    りも大きいと判断したときは、第1の利得可変手段の利
    得を減少させるとともに、第2の利得可変手段の利得を
    増大させることで、復調器入力の信号強度があらかじめ
    定められた一定の値となるように制御し、フレーム単位
    ごとの誤りがあるしきい値を越えて検出され、かつ、前
    記復調器に入力される信号の強度と、前記両利得可変手
    段に設定されている現在の利得から、現在受信している
    無線信号強度があらかじめ定められた値よりも小さいと
    判断したときは、第1の利得可変手段の利得を増大させ
    るともに、第2の利得可変手段の利得を減少させること
    で、復調器入力の信号強度があらかじめ定められた一定
    の値となるように制御する受信機。
  2. 【請求項2】 あらかじめ定められているフレーム単位
    をもつ無線信号を受信する受信機であって、 信号入力部と、前記受信する無線信号の帯域幅に合わせ
    て目的とする希望波を通過させるフィルタと、受信信号
    を復調する復調器と、前記信号入力部と前記フィルタと
    の間に配置された第1の利得可変手段と、前記フィルタ
    と前記復調器との間に配置された第2の利得可変手段
    と、前記復調器に入力される信号の強度を測定する信号
    強度測定手段と、前記復調器の出力結果から前記フレー
    ム単位ごとに誤りを訂正および検出する誤り訂正/検出
    手段と、前記復調器に入力される信号の強度と、前記フ
    レーム単位ごとの誤りと、前記第1および第2の利得可
    変手段に現在設定されている利得に基づいて、前記第1
    および第2の利得可変手段の利得を設定し直す利得制御
    部とを有し、 前記利得制御部は、フレーム誤りがあるしきい値を越え
    て検出されない限りは、第1の利得可変手段の利得を保
    持し、第2の利得可変手段の利得を可変することで、復
    調器入力の信号強度がほぼ一定となるように制御し、フ
    レーム単位ごとの誤りがあるしきい値を越えて検出さ
    れ、かつ前記復調器に入力される信号の強度と、前記両
    利得可変手段に設定されている現在の利得から、現在受
    信している無線信号の強度があらかじめ定められた値よ
    りもα dB(αは任意の正の数)大きいと判断したと
    きは、まず、第1の利得可変手段の利得をα dB減少
    させるとともに、第2の利得可変手段の利得を3α d
    B増大させ、次に復調器入力の信号強度があらかじめ定
    められた一定の値となるように、第2の利得可変手段の
    利得をさらに制御し、フレーム単位ごとの誤りがあるし
    きい値を越えて検出され、かつ、前記復調器に入力され
    る信号の強度と、前記両利得可変手段に設定されている
    現在の利得から、現在受信している無線信号強度があら
    かじめ定められた値よりもα dB小さいと判断したと
    きは、第1の利得可変手段の利得をαdB増大させると
    もに、第2の利得可変手段の利得をα dB減少させ、
    次に復調器入力の信号強度があらかじめ定められた一定
    の値となるように、第2の利得可変手段の利得をさらに
    制御する受信機。
  3. 【請求項3】 前記利得制御部は、復調器入力信号の振
    幅値を検出し、その振幅値、自乗値もしくは自乗値の平
    方根をある特定の値と比較して、その誤差信号を一定の
    時定数をもつ積分器により累積し、かつ、平均化した後
    の信号を基に第2の利得可変手段の利得を制御する、請
    求項1または2記載の受信機。
  4. 【請求項4】 前記利得制御部は、第2の利得可変手段
    の利得可変範囲を越えて利得制御しようとする場合は、
    さらに、第2の利得可変手段の利得を制御する第2の利
    得制御信号が、その最大値もしくは最小値に達している
    ことを検出した場合、それぞれ最大値のわずかに手前も
    しくは最小値のわずかに手前の値に戻るように、第1の
    利得制御信号を制御することによって第1の利得可変手
    段の利得を制御する、請求項3記載の受信機。
  5. 【請求項5】 前記誤り訂正/検出手段は、受信された
    信号フレームに対してヴィタビ復号等により実現される
    尤度をもとにした誤り訂正を行い、誤り検出信号とし
    て、該尤度の逆数もしくは該尤度を1〜0の間に正規化
    した上で1−正規化尤度により計算される値を用いる請
    求項1から4のいずれか1項に記載の受信機。
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