JPH08139705A - Fm多重受信機 - Google Patents

Fm多重受信機

Info

Publication number
JPH08139705A
JPH08139705A JP27081394A JP27081394A JPH08139705A JP H08139705 A JPH08139705 A JP H08139705A JP 27081394 A JP27081394 A JP 27081394A JP 27081394 A JP27081394 A JP 27081394A JP H08139705 A JPH08139705 A JP H08139705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
error
multiplex
microcomputer
counting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27081394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Otsubo
嘉和 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP27081394A priority Critical patent/JPH08139705A/ja
Publication of JPH08139705A publication Critical patent/JPH08139705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 FM多重信号に含まれるディジタル信号が、
LMSK復調回路24で復調され、復調信号が同期再生
および誤り訂正回路26を経てマイコン28に与えられ
る。マイコン28は、1フレーム当りの誤り訂正不可ブ
ロック数を検出し、このブロック数に従ってフロントエ
ンド14の受信感度およびIF増幅回路18の帯域幅を
制御する。すなわち、受信感度および帯域幅を切り換
え、誤り数が最も小さい感度および帯域幅にセットす
る。 【効果】 誤り訂正不可ブロック数に従って受信感度お
よび帯域幅が制御されるので、煩雑な調整をすることな
く、最適な状態でFM多重信号を受信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はFM多重受信機に関
し、特にたとえばFM放送信号にディジタル信号が多重
されたFM多重信号を受信する、FM多重受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特に車載用として用いられるFM多重受
信機では、受信状態が刻々と変化するため、何らかの方
法によって受信状態を安定させる必要がある。他方、従
来のカーラジオとして、中間周波数(IF)レベルを検
出し、IFレベルと基準レベルとを比較することによっ
て感度を制御するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカーラ
ジオはアナログ回路によって構成されているため、各受
信機によってIFレベルおよび基準レベルがばらついて
いた。したがって、このばらつきを抑えるために生産過
程でそれぞれの回路を調整する必要があり、調整が煩雑
となっていた。また、レベル比較器などの付加回路が必
要となり、回路構成が複雑となっていた。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、煩
雑な調整をすることなく最適な状態でFM多重信号を受
信できる、FM多重受信機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明はFM放送信
号にディジタル信号が多重されたFM多重信号を受信す
るFM多重受信機において、ディジタル信号を復調した
復調信号の誤り数を検出する検出手段、および誤り数に
応じて受信感度を制御する感度制御手段を備えることを
特徴とする、FM多重受信機である。
【0006】第2の発明はFM放送信号にディジタル信
号が多重されたFM多重信号を受信するFM多重受信機
において、ディジタル信号を復調した復調信号の誤り数
を検出する検出手段、および誤り数に応じて帯域幅を制
御する帯域幅制御手段を備えることを特徴とする、FM
多重受信機である。
【0007】
【作用】第1の発明では、ディジタル信号がたとえばL
MSK(Level Mark Shift Keying) 復調器で復調され、
復調信号が誤り訂正回路で誤り訂正された後、当該復調
信号がたとえばマイコンに与えられる。マイコンは、た
とえば復調信号の1フレーム当りの誤り訂正不可ブロッ
ク数を検出し、これに応じて受信感度を制御する。
【0008】第2の発明では、上述と同様にしてマイコ
ンで検出された誤り訂正不可ブロック数に応じて、マイ
コンがFM多重信号のたとえばIFの帯域幅を制御す
る。
【0009】
【発明の効果】これらの発明によれば、感度制御手段あ
るいは帯域幅制御手段によって受信感度あるいは帯域幅
が自動的に最適制御されるので、煩雑な調整をすること
なく、最適な状態でFM多重信号を受信することができ
る。また、一義的に受信レベルで切り換える従来技術で
は、切り換えたために誤り数が大きくなってしまうこと
も起こり得るが、これらの発明では、誤り数に応じて感
度あるいは帯域幅を制御するため、単に誤り数が小さい
方が選ばれる。この点でこれらの発明はFM多重受信機
に特に好適する。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】FM放送信号に多重されたディジタル信号の
フレーム構成を図1に示す。1フレームは272ブロッ
クからなり、各ブロックの先頭には16ビットのBIC
(Block Identification Code) が付加され、フレーム同
期およびブロック同期の再生に供される。272ブロッ
クのうち190ブロックはデータを伝送するパケットで
あり、82ブロックは列方向のパリティを伝送するパリ
ティパケットである。データ伝送パケットにおいては、
BICに続いて176ビットのデータパケット,14ビ
ットのCRC(Cyclic Redundancy Code)および82ビッ
トのパリティ部が設けられる。
【0012】このようなディジタル信号が多重されたF
M多重信号は、図2に示すFM多重受信機10のアンテ
ナ12によって受信され、フロントエンド14に与えら
れる。フロントエンド14では、後述するマイコン28
からの制御信号に従ってFM多重信号の受信感度が調整
されるとともに、マイコン28によって制御される局部
発振回路16からの発振周波数信号によってFM多重信
号がIF信号に変換される。変換されたIF信号は、そ
の後マイコン28からの制御信号によって帯域幅を調整
されたIF増幅回路18を経て、検波回路20に与えら
れ、IF信号が検波される。検波回路20から出力され
た検波信号は、続いてマルチプレクサ22で処理され、
これによってマルチプレクサ22から音声信号が出力さ
れる。
【0013】検波信号はまた、LMSK復調回路24に
与えられ、これによって図1に示すフレーム構成のディ
ジタル信号が復調される。そして、復調されたディジタ
ル信号が、マイコン28によって制御される同期再生お
よび誤り訂正回路26aで、BICに従って同期再生さ
れるとともにパリティコードに従って誤り訂正され、こ
れらの処理を経たディジタル信号がマイコン28に与え
られる。マイコン28に与えられたディジタル信号は、
操作キー30からのキー入力信号に基づいて、ROM3
2に格納された所定のプログラムによって処理され、こ
れによって文字情報が表示器34に表示される。
【0014】同期再生および誤り訂正回路26aでは、
各ブロック毎にCRCを用いて誤りを検出し、パリティ
を使って誤りを訂正して、その結果訂正ができなかった
ブロックについてはフラグ「1」を設定し、訂正できた
ブロックについてはフラグ「0」を設定する。これによ
って、マイコン28には、同期再生および誤り訂正回路
26aから各ブロックの訂正可否の情報が「1」または
「0」のデータとして与えられる。マイコン28は、同
期再生および誤り訂正回路26aからの「1」のフラグ
の数、すなわち訂正不可ブロック数をRAM36内に割
り付けられたカウンタ38によってカウントする。換言
すれば、カウンタ38が訂正不可ブロックのカウント手
段となる。なお、カウンタ38は、1フレーム分の訂正
可否情報がマイコン28に与えられる毎に、BICに従
ってリセットされる。
【0015】フロントエンド14の構成を図3に示す。
アンテナ12から与えられたFM多重信号は、AGC(A
utomatic Gain Controll) 回路14aによって利得調整
されるが、この利得はマイコン28からの制御信号によ
って切り換えられるスイッチ14bの接続に応じて切り
換えられ、これによってFM多重信号の受信感度が切り
換えられる。すなわち、端子C1〜C5と接地との間の
抵抗値はR2>R3>R4>R5>0であり、スイッチ
14bが端子C1と接続されるとき利得が最大となり、
スイッチ14bが端子C5と接続されるとき利得が最小
となる。
【0016】IF増幅回路18の構成を図4に示す。フ
ロントエンド14から与えられたIF信号は、LCフィ
ルタ18aおよびアンプ18bを経て端子P1に与えら
れるとともに、アンプ18bから出力された信号がLC
フィルタ18cおよびアンプ18dを経て端子P2に与
えられる。フロントエンドから与えられたIF信号はま
た、セラミックフィルタ18e,アンプ18f,セラミ
ックフィルタ18g,アンプ18h,セラミックフィル
タ18iおよびアンプ18jを経て端子P3に与えられ
る。そして、マイコン28からの制御信号によって切り
換えられるスイッチ18kの接続に応じて端子P1〜P
3のいずれかに与えられた信号が出力される。端子P1
〜P3に与えられる信号の帯域幅は図5に示す通りであ
り、端子P1,P2およびP3の順にIF信号の帯域幅
が狭くなる。
【0017】マイコン28は図6に示すフロー図に従っ
てフロントエンド14のスイッチ14bおよびIF増幅
回路18のスイッチ18kを制御し、これによって受信
感度およびIF信号の帯域幅を制御する。図6を参照し
て、まずステップS1において図示しないカウンタを初
期設定し、そのカウント値をn=1とし、次にステップ
S3においてスイッチ14bおよび18kの接続を切り
換える。すなわち、スイッチ14bの接続は5通りあ
り、スイッチ18kの接続は3通りあり、したがってス
イッチ14bおよび18kの接続態様は15通りあるた
め、nと接続態様とを1対1対応で設定し、「n」に応
じてスイッチ14bおよび18kの接続を1通りずつ切
り換える。続いて、ステップS5において、同期再生お
よび誤り訂正回路26aから与えられたディジタル信号
の誤り訂正不可ブロック数をカウンタ38でカウント
し、このカウント値を誤り数E(n)とする。
【0018】その後、ステップS7においてn=15で
あるかどうか判断し、“NO”であればステップS9に
おいてカウンタをインクリメントしステップS3に戻
る。一方、ステップS7において“YES”であれば、
ステップS11において誤り数E(1)〜E(15)か
ら最小値を検出し、ステップS13においてスイッチ1
4bおよび18kを最小値が得られた端子に接続し、リ
ターンする。
【0019】この実施例によれば、1フレームの誤り訂
正不可ブロック数に従って受信感度および帯域幅が制御
されるので、煩雑な調整をすることなく、最適な状態で
FM多重信号を受信することができる。図7を参照し
て、他の実施例のFM多重受信機10は、ディジタル信
号1フレーム中の所定の1ブロックにおける誤りデータ
数を誤り数E(n)とする点を除き、図2に示すFM多
重受信機10と同様であるので、異なる点についてのみ
説明し、重複する説明は省略する。同期再生および誤り
訂正回路26bでは、上述の同期再生および誤り訂正回
路26aと同様に、各ブロック毎にCRCを用いた誤り
を検出し、パリティを使って誤りを訂正するが、上述の
同期再生および誤り訂正回路26aとは異なり、ディジ
タル信号1フレーム中の所定1ブロックにおいて誤りが
検出されたデータについてフラグ「1」を設定し、誤り
が検出されなかったデータについてフラグ「0」を設定
する。これによって、マイコン28には、同期再生およ
び誤り訂正回路26bから所定1ブロックの誤りデータ
情報が「1」または「0」のデータとして与えられる。
マイコン28は、同期再生および誤り訂正回路26bか
らの「1」のフラグの数、すなわち誤りデータ数をカウ
ンタ38によってカウントする。なお、カウンタ38
は、1フレーム中の所定1ブロックの誤りデータ情報が
マイコン28に与えられる毎に、BICに従ってリセッ
トされる。これより、図6のステップS5においては、
カウンタ38のカウント値を誤り数E(n)とする。
【0020】この実施例によれば、所定1ブロックにお
ける誤りデータ数に従って受信感度および帯域幅が制御
されるので、短時間の誤り数検出処理によって最適な受
信状況を設定することができる。なお、これらの実施例
では、誤り訂正不可ブロック数または誤りデータ数のい
ずれか一方のみを検出するようにしたが、この発明はこ
の場合に限らず、状況に応じて検出する対象を切り換え
る場合にも適用できることはもちろんである。すなわ
ち、受信感度や帯域幅を切り換えても誤り訂正不可ブロ
ック数が変化しなかった場合には、図6のステップS5
において誤りデータ数を検出するようにし、これによっ
てスイッチ14bおよび18kを切り換えるようにして
もよい。
【0021】また、図2に示すFM多重受信機10で
は、1フレームすなわち272ブロック中の誤り訂正不
可ブロック数を検出するようにしたが、この発明はこの
場合に限らず、272ブロック未満のブロック中の誤り
訂正不可フラグ数を検出する場合にも適用できることは
もちろんである。この場合、マイコン28は、図1に示
すディジタル信号の横方向誤り訂正結果から誤り訂正不
可ブロック数を検出する。
【0022】さらに、図7に示すFM多重受信機10で
は、1ブロック中の誤りデータ数を検出するようにした
が、この発明はこの場合に限らず、2ブロック以上のブ
ロック中の誤りデータ数を検出する場合にも適用できる
ことはもちろんである。さらにまた、これらの実施例で
は、スイッチ14bおよび18kの接続態様(15通
り)全てについてのデータ誤り数E(1)〜E(15)
を検出するようにしたが、この発明はこの場合に限ら
ず、データ誤り数E(n)が閾値EKEV 以下となった時
点で検出処理を終了する場合も適用できることはもちろ
んである。この場合には、図8に示すようにステップS
15においてデータ誤り数E(n)≦閾値EKEV である
かどうか判断し、“YES”であればリターンするよう
にすればよい。
【0023】また、これらの実施例では、フロントエン
ド14において受信感度を切り換えるようにしたが、こ
の発明はこの場合に限らず、図9に示すようにアンテナ
12とフロントエンド14との間に感度切換回路38を
設け、マイコン28からの制御信号によって感度を制御
する場合にも適用できる。具体的には、感度切換回路3
8は、図10に示すように、ライン40および減衰量が
順に大きくなる複数のアッテネータ42a〜42cを含
み、マイコン28からの制御信号によってスイッチ44
aおよび44bの接続が切り換えられる。これより、ス
イッチ44aおよび44bがライン40と接続されると
きが最も減衰量が少なく、すなわち最も感度が大きく、
スイッチ44aおよび44bがアッテネータ42cと接
続されるとき、最も減衰量が大きく、すなわち最も感度
が小さくなる。なお、この実施例のFM多重受信機10
では、スイッチ18kとスイッチ44aおよび44bと
の接続態様は12通りとなり、図6および図8のステッ
プS7は“n=12か”と変更する必要がある。
【0024】さらに、これらの実施例では、マイコン2
8からの制御信号によって受信感度および帯域幅の両方
を切り換えるようにしたが、この発明はこの場合に限ら
ず、受信感度および帯域幅のいずれか一方を切り換える
場合にも適用できることはもちろんである。この場合に
は、図6および図8のステップS3においてスイッチ1
4bあるいはスイッチ44aおよび44bあるいはスイ
ッチ18kを切り換えるようにし、ステップS7におい
てn=5あるいはn=4あるいはn=3となったときに
ステップS11に移行するようにすればよい。
【0025】また、これらの実施例ではIF増幅回路1
8として図4に示すようなものを適用したが、この発明
に適用できるIF増幅回路18としては、図11〜図1
4に示すものが考えられる。図11に示すIF増幅回路
18では、フロントエンド14から出力されたIF信号
は、広帯域のセラミックフィルタ46aおよびアンプ4
6bを経た後、可変抵抗R6を経て端子P4に与えられ
るとともに、アンプ46c,狭帯域のセラミックフィル
タ46dおよび46fを経て端子P5に与えられる。そ
して、マイコン28からの制御信号によってスイッチ4
6gが端子P4と接続されるときは通常の帯域幅のIF
信号が出力され、スイッチ46gが端子P5と接続され
るときは狭帯域のIF信号が出力される。このIF増幅
回路18を図2,図7および図9に示すFM多重受信機
10に適用した場合、接続態様はそれぞれ10通り,1
0通りおよび8通りとなる。
【0026】図12に示すIF増幅回路18では、フロ
ントエンド14からのIF信号は、セラミックフィルタ
48a,アンプ48b,マッチング回路48cおよびア
ンプ48dを経て端子P6に与えられるとともに、マッ
チング回路を含むセラミックフィルタ48e,アンプ4
8f,セラミックフィルタ48gおよび48k,アンプ
48hおよびマッチング回路を含むセラミックフィルタ
48iを経て、端子P7に与えられる。したがって、マ
イコン28からの制御信号によってスイッチ48jが端
子P6と接続されるときは広帯域のIF信号が出力さ
れ、スイッチ48jが端子P7と接続されるときは通常
の帯域のIF信号が出力される。このIF増幅回路18
を図2,図7および図9に示すFM多重受信機10に適
用した場合、接続態様はそれぞれ10通り,10通りお
よび8通りとなる。
【0027】図13に示すIF増幅回路18では、マイ
コン28からの制御信号によってスイッチ50aおよび
50bが端子P8およびP10と接続されるときは、フ
ロントエンド14からのIF信号がアンプ50cに与え
られ、50cから出力されたIF信号が、セラミックフ
ィルタ50dおよびアンプ50eを経て出力される。一
方、スイッチ50aおよび50bが端子P9およびP1
1と接続されるときは、フロントエンド14からのIF
信号がセラミックフィルタ50f,アンプ50g,セラ
ミックフィルタ50hおよび50iを経てアンプ50c
に与えられる。このIF信号は狭帯域の信号であり、こ
れがアンプ50c,セラミックフィルタ50dおよびア
ンプ50eを経て出力される。このIF増幅回路18を
図2,図7および図9に示すFM多重受信機10に適用
した場合、接続態様はそれぞれ10通り,10通りおよ
び8通りとなる。
【0028】図14に示すIF増幅回路18では、スイ
ッチ52aおよび52bがマイコン28からの制御信号
によって端子P12およびP14と接続されるときは、
フロントエンド14から与えられた通常の帯域のIF信
号がそのままアンプ52cに与えられる。一方、スイッ
チ52aおよび52bが端子P13およびP15と接続
されるときは、フロントエンド14から与えられ、セラ
ミックフィルタ52dおよび52eとアンプ52fとセ
ラミックフィルタ52gとによって帯域を狭められたI
F信号がアンプ52cに与えられる。そして、アンプ5
2cから出力されたIF信号が、セラミックフィルタ5
2h,アンプ52i,セラミックフィルタ52jおよび
アンプ52kを経て出力される。このIF増幅回路18
を図2,図7および図9に示すFM多重受信機10に適
用した場合、接続態様はそれぞれ10通り,10通りお
よび8通りとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FM放送信号に多重されたディジタル信号のフ
レーム構成を示す図解図である。
【図2】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】図2実施例の一部の具体例を示すブロック図で
ある。
【図4】図2実施例のその他の一部を示すブロック図で
ある。
【図5】離調周波数と減衰量との関係を示すグラフであ
る。
【図6】図2実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図7】この発明のその他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図8】この発明の他の実施例の動作の一部を示すフロ
ー図である。
【図9】この発明のその他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図10】図9実施例の一部を示すブロック図である。
【図11】この発明のその他の実施例の一部を示すブロ
ック図である。
【図12】この発明のさらにその他の実施例の一部を示
すブロック図である。
【図13】この発明の他の実施例の一部を示すブロック
図である。
【図14】この発明のその他の実施例の一部を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 …FM多重受信機 14 …フロントエンド 18 …IF増幅回路 26 …LMSK復調回路 26 …同期再生および誤り訂正回路 28 …マイコン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM放送信号にディジタル信号が多重され
    たFM多重信号を受信するFM多重受信機において、 前記ディジタル信号を復調した復調信号の誤り数を検出
    する検出手段、および前記誤り数に応じて受信感度を制
    御する感度制御手段を備えることを特徴とする、FM多
    重受信機。
  2. 【請求項2】FM放送信号にディジタル信号が多重され
    たFM多重信号を受信するFM多重受信機において、 前記ディジタル信号を復調した復調信号の誤り数を検出
    する検出手段、および前記誤り数に応じて帯域幅を制御
    する帯域幅制御手段を備えることを特徴とする、FM多
    重受信機。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、前記復調信号の誤り訂正
    不可ブロック数をカウントするカウント手段を含む、請
    求項1または2記載のFM多重受信機。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、前記復調信号の所定ブロ
    ックにおける誤りデータ数をカウントするカウント手段
    を含む、請求項1または2記載のFM多重受信機。
  5. 【請求項5】前記検出手段は、前記復調信号の誤り訂正
    不可ブロック数をカウントする第1のカウント手段、お
    よび前記復調信号の所定ブロックにおける誤りデータ数
    をカウントする第2カウント手段を含み、前記第1カウ
    ント手段のカウント値および前記第2カウント手段のカ
    ウント値のいずれか一方を前記誤り数とする、請求項1
    または2記載のFM多重受信機。
  6. 【請求項6】所定値以下のカウント値が得られれば前記
    検出手段の検出動作を停止させる停止手段をさらに備え
    る、請求項3ないし5のいずれかに記載のFM多重受信
    機。
JP27081394A 1994-11-04 1994-11-04 Fm多重受信機 Pending JPH08139705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27081394A JPH08139705A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 Fm多重受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27081394A JPH08139705A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 Fm多重受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08139705A true JPH08139705A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17491382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27081394A Pending JPH08139705A (ja) 1994-11-04 1994-11-04 Fm多重受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08139705A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6044253A (en) * 1996-09-19 2000-03-28 Nec Corporation Method and apparatus using first and second variable gain control circuits to reduce cross modulation in a radio receiver

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6044253A (en) * 1996-09-19 2000-03-28 Nec Corporation Method and apparatus using first and second variable gain control circuits to reduce cross modulation in a radio receiver

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5271011A (en) Digital audio data muting system and method
JPH01177721A (ja) ラジオデータ受信機における受信周波数選択方法
JPH08139705A (ja) Fm多重受信機
EP0089088B1 (en) Fm receiver for receiving fm signals with transmission identification
JP3320915B2 (ja) ネットワークフォロー処理方法及びこれを実行するrds受信機
EP0419776B1 (en) On-Vehicle Receiver
JP3251443B2 (ja) Fm多重放送受信装置
US6452919B1 (en) Assessment of digital signals, especially radio data signals
JPH11330998A (ja) デジタル音声放送の受信機
JP3481150B2 (ja) ラジオ受信機
JP2924198B2 (ja) Cs放送受信機
JP2911386B2 (ja) Fm多重受信機
JP2998419B2 (ja) 集積回路
JP2648964B2 (ja) ラジオ受信機
JP2506805B2 (ja) Rds受信機におけるデ−タ処理装置
JP3017896B2 (ja) 多重放送受信機
JPH01200829A (ja) データ多重放送受信機
JP3504817B2 (ja) ラジオ受信機のシーク方法
JPH0888619A (ja) Fm多重放送受信機のダイバーシティ装置
JP2562820B2 (ja) ラジオデータ受信機
JP3538054B2 (ja) ディジタル放送受信機
JP2001060923A (ja) Fm放送受信機
JPS60249435A (ja) 番組識別受信機
JP3067309B2 (ja) 雑音除去装置
JP3181430B2 (ja) デジタルデータ多重システム用受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000718