JP3320915B2 - ネットワークフォロー処理方法及びこれを実行するrds受信機 - Google Patents

ネットワークフォロー処理方法及びこれを実行するrds受信機

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JP3320915B2
JP3320915B2 JP21393394A JP21393394A JP3320915B2 JP 3320915 B2 JP3320915 B2 JP 3320915B2 JP 21393394 A JP21393394 A JP 21393394A JP 21393394 A JP21393394 A JP 21393394A JP 3320915 B2 JP3320915 B2 JP 3320915B2
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    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/13Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]
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    • H04H40/00Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
    • H04H40/18Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラジオ・データ・シ
ステム(以下、RDSと称する)において、ある1つの
放送局からの放送波の受信状態が悪化したときなどを起
点に、受信した放送波に多重されているRDSデータ中
のPI(Programme Identification)コードに基づいて
当該放送局と同じ放送ネットワークに属しかつ受信状態
が良好な他の放送局からの放送波を自動的に受信するよ
う受信周波数の切り換え制御をなすネットワークフォロ
ー処理に関し、また、かかる処理を実行するRDS受信
機に関する。
【0002】
【従来の技術】放送の番組内容に関する情報、交通情報
放送局の識別情報、及びその放送と同じ内容の番組を放
送している放送ネットワークに属する放送局より発せら
れる放送波の周波数情報等のデータを含むRDS信号
を、主たる情報信号(放送信号)であるFMステレオオ
ーディオ信号に周波数多重してRDS放送波を送出し、
受信側にてそのRDS信号を復調してこれら各情報に基
づいて当該主情報の再生以外に種々の機能を持たせるよ
うにしたRDSシステムがある。
【0003】RDS信号は、ビットレートが1187.
5bpsの2相のDPSK(Differentially Encoded P
SK)信号であり、周波数19KHzのステレオパイロッ
ト信号の3次高調波である57KHzの副搬送波を、搬
送波抑圧形振幅変調することによってオーディオFM変
調波の周波数帯域外に周波数多重されている。RDS信
号のベースバンドのデータ構成は、図1に示されるよう
に、104ビットを1グループとして4ブロックで構成
され、各ブロックは16ビットの情報ワードと10ビッ
トのチェックワード及びオフセットワードとの26ビッ
トからなる。各情報ワードの内容は、グループタイプコ
ードによって規定される。
【0004】各ブロックの情報ワードのうちブロック1
の情報ワードは常に16ビット構成の番組識別コード
(以下、PIコードと呼ぶ)であり、国、地域、ネット
ワーク等の情報が含まれている。ブロック2の情報ワー
ドには、4ビットのグループタイプコード、1ビットの
交通情報局(TP:Traffic Programme Identificatio
n)コード、5ビットの番組タイプ(PTY:Programme
Type)コードほかの情報が含まれている。ブロック3
及びブロック4の情報ワードは、ブロック2のグループ
タイプコードで決定されるグループタイプによって規定
される。また、グループタイプ0Aの場合、ブロック3
に現受信周波数の代替周波数、すなわち現在の受信局と
同じネットワークに属する他の放送局から送信される放
送波の周波数が8ビットのAF(Alternative Frequenc
ies )データとして、ブロック4に受信局の局名をディ
スプレイで表示するための放送局名データが16ビット
のPS(Programme Service name)データとして、それ
ぞれ規定される。
【0005】このようなRDS信号の利用方法の1つが
ネットワークフォロー機能である。この機能は、予め、
受信している放送波に多重されているPIコード及びA
Fデータを復調して取り込み、そのAFデータをPIコ
ードすなわち放送ネットワーク毎にメモリ中の所定エリ
アにAFリストとして記憶しておく。そして例えば自動
車等での移動中に、受信中の放送局からの放送波の受信
状況が悪化したときに、AFリストから今まで受信して
いた放送波が有するPIコード(設定PIコード)と同
一のPIコードに対応するAFデータの各々を順次読み
出し、同一放送ネットワークに属しかつ良好に受信可能
な他の放送局を自動的に選局して常に鮮明な音声で同一
の放送番組を聴取させるようにするものである。
【0006】かかるネットワークフォローにおいては、
同一ネットワークの受信周波数を得るため、基本的に
は、新たに設定された受信周波数によって受信したRD
S信号からPIコードを検出し、この検出したPIコー
ドと所望のPIコード(選局されるべきネットワークを
識別するPIコード)とを比較し一致した場合にその新
たな受信周波数を固定し、以後この固定された受信周波
数にて放送波の受信及び音声出力をなす。
【0007】PIコード検出の前処理としては、設定さ
れた受信周波数にて同調しかつ受信電界強度と検波出力
により決定される放送波の存在を確認した後、RDS信
号に対するグループ同期がとられる。グループ同期で
は、受信したRDS信号の上記オフセットワードを計算
し、得られたオフセットワードがA,B,C,Dの順番
でかつ26ビット間隔で存在していることを確認する。
オフセットワードは、1ビットレートクロック(840
μsec)間に26ビットのデータについて生成多項式
による割算を行うことによって得られる。
【0008】同期がとれたか否かの判定条件は、雑音や
マルチパス歪等によるデータ誤りや、RDS信号自体に
偶発的に含まれる偽のオフセットワードによっても誤っ
た同期をする可能性があることを考慮に入れて決定され
る。同期がとれるまでの処理すなわち同期導入は、例え
ば次のようになされる。先ず、受信されたRDS信号の
各ビット毎に生成多項式による割算を行い、それがA〜
Fいずれかのオフセットワードと一致するまで繰り返
す。オフセットワードを検出できたら、その時点を起点
として26ビット毎の割算の結果を抜き出し、それが正
しいオフセットワードであり、かつ正しい順番になって
いるかを確認する。例えば、誤った結果を8回検出する
以前に正しい結果を5回検出したときに、同期が検出で
きたと判断する。誤った結果の8回の検出が正しい結果
の5回の検出よりも早かった場合には、この導入処理を
最初から繰り返す。
【0009】一旦グループ同期がとれると、受信機は、
次に到来するオフセットワードを予測しつつ各ブロック
データの誤り検出/訂正を行う。もし連続して5ブロッ
ク以上に亘って予測したオフセットワードが識別できな
かった場合は、同期が外れたと判断し、再び同期導入モ
ードに入る。グループ同期がとれ誤り検出/訂正が済む
と、その検出/訂正の施された受信RDSデータ中の第
1ブロックのデータからPIコードが取り込まれる。か
くして、新たに設定された受信周波数によって受信した
RDS信号からのPIコード検出が達成される。
【0010】このように従来のネットワークフォローに
おいては、順次設定される受信周波数での同調及び放送
波の存在を確認する度にグループ同期をとった上でしか
も誤り訂正をした後のRDSデータから比較のためのP
Iコードを検出するようにしている。従って、PIコー
ドに基づくネットワークフォローを実行する受信機は、
かかるグループ同期や誤り訂正にかける時間が長くなれ
ばなるほどそのネットワークフォローに費やす時間は長
くなるので、受信状況が悪化してから選局動作を終え鮮
明な放送音声をユーザに享受させるまでに多大な時間を
要することとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、ネットワークフォローに費やす時間を短縮すること
のできる方法及びこれを実行するRDS受信機を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるネットワー
クフォロー処理方法は、放送信号と、その放送信号の属
するネットワークを識別するネットワーク識別データ及
びそのネットワークに属する各放送局から送信される放
送信号の周波数を表す代替周波数データを含むRDSデ
ータとが多重されているRDS放送波を受信し、予め
ットワーク識別データ及び代替周波数データを復調して
ネットワーク毎に代替周波数データをメモリに記憶して
おき、選局すべきネットワークが設定された状態でネッ
トワークフォロー起動指令が発せられた場合に、その
定ネットワークに対応する代替周波数データをメモリ
ら読み出し、読み出された代替周波数データに基づき選
局処理を行うネットワークフォロー処理方法であって、
ネットワークフォロー処理の起動後における所定選局タ
イミングを検出するタイミング検出行程と、所定選局タ
イミングの検出に応答して、メモリから読み出された
周波数データに応じた受信周波数にて選局制御を行う
選局制御行程と、選局制御行程により選局されて受信し
た放送波からRDSデータを所定ビット分取り込む受信
データ取込行程と、受信データ取込行程により取り込ま
れた所定ビット分のRDSデータと設定ネットワークを
識別するネットワーク識別データを含むRDSデータと
の一致比較を行うブロック比較行程と、ブロック比較行
程において互いに一致していることが判別された場合に
受信音声出力の遮断を解除する受信音声出力行程と、受
信音声出力行程による受信音声出力の遮断解除後に同期
導入を行う同期導入行程と、同期導入行程により同期が
とられた後に受信RDSデータの誤り訂正を行う誤り訂
正行程と、誤り訂正行程により訂正の施された受信RD
Sデータからネットワーク識別データを取り込んで設定
ネットワークを識別するネットワーク識別データとの一
致比較をなす最終比較行程とを有し、最終比較行程によ
り互いに異なることが判別された場合はタイミング検出
行程に移行することを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明のネットワークフォロー処理方法によれ
ば、選局されて受信した放送波からRDSデータが1ブ
ロック分取り込まれ、この取り込まれたRDSデータと
選局されるべき放送局が属する設定ネットワークを識別
するネットワーク識別データを含むブロックデータとの
一致比較が行われ、互いに一致していれば当該設定ネッ
トワークに属する放送局から送信された放送波を受信し
たことが認識される。また、互いに一致していることが
判別された場合にその受信音声出力の遮断が解除され
る。受信音声出力の遮断解除後に同期導入が行われて同
期がとられた後に受信RDSデータの誤り訂正が行わ
れ、誤り訂正の施された受信RDSデータからネットワ
ーク識別データを取り込んで設定ネットワークを識別す
るネットワーク識別データとの一致比較が行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。図2は、本発明による一実施例のRDS受信機の基
本的構成を示す概略ブロック図である。同図において、
アンテナ1で受信されたRDS信号の多重されているF
M放送波は、フロントエンド2で希望する放送局の電波
が選択されて周波数10.7MHzの中間周波数(I
F)に変換され、IF増幅器3で増幅される。フロント
エンド2は、混合器2a及びPLL回路2bを有し、プ
ログラマブル分周器(図示せず)を含むPLL路2bを
用いたPLLシンセサイザ方式により混合器2aへの局
発信号を得ており、プログラマブル分周器の分周比が後
述するコントローラ10によって制御されることにより
選局動作を行う構成となっている。
【0015】IF増幅器3で増幅され十分にリミッタの
かけられた10.7MHzのFM信号は、FM検波器4
でオーディオ信号に戻され、ステレオ復調回路5でステ
レオ放送の場合にはL(左)チャンネル及びR(右)チ
ャンネルのオーディオ信号に分離され、ミューティング
回路6を経て再生オーディオ信号として出力される。ま
た、IF増幅器3におけるIF信号レベルに基づいて受
信信号レベル(電界強度)を検出するレベル検出器7
と、この受信信号レベルが所定のレベル以上であり、か
つFM検波器4におけるS字カーブ特性の検波出力が所
定レベル範囲内にあるとき受信局を検出したことを表す
局検出信号を出力する局検出器8とが設けられている。
【0016】また、FM検波器4の検波出力からRDS
信号(データ)を検出するためのRDS信号検出部9が
設けられており、このRDS信号検出部9から出力され
るRDSデータ、レベル検出器7から出力される受信信
号レベル及び局検出器8から出力される局検出信号は、
いずれもマイクロコンピュータ構成のシステムコントロ
ーラ10に供給される。
【0017】コントローラ10は、グループ単位で入力
されるRDS信号中の各ブロックの情報ワード、すなわ
ちPIコード、AFデータ、PSデータ等を取り込んで
メモリ11に記憶する。メモリ11は、ネットワーク毎
にそのネットワークに属する放送信号の周波数を表す代
替周波数データ(AFデータ)をAFリストとして記憶
する記憶手段を担う。また、操作部12からの受信周波
数を伴う選局指令に基づいて、またはネットワークフォ
ローの際にAFリストから読み出したAFデータに基づ
いて、フロントエンドを構成する上記プログラマブル分
周器の分周比を制御することによって所望の放送局、ま
たは受信中の放送局と同一のネットワークの他の放送局
を選局する。また、選局時にミューティング回路6をオ
ンとするための切換信号を出力する。操作部12及び表
示部13は、当該RDS受信機のフロントパネルに設け
られている。表示部13は、ネットワークフォロー等の
自動選局処理の結果、指定チャンネルに対応するネット
ワーク(すなわち選局されるべきネットワーク)を識別
するネットワーク識別データすなわちPIコードが検出
されなかった場合にその指定チャンネルに対応するネッ
トワークの放送が受信不能であることを告知する告知手
段を担うものであり、システムコントローラ10からの
表示制御信号に応じた表示をなす。
【0018】RDS信号検出部9の具体的な構成は、図
3に示される。図3において、FM検波器4の検波出力
がフィルタ14を通過することにより、バイフェーズコ
ード化されたデータ信号によって振幅変調された57K
Hzの副搬送波、すなわちRDS信号成分が抽出されP
LL回路15で復調される。この復調出力は、ディジタ
ル(D)PLL回路16及びデコーダ17に供給され
る。D−PLL回路16では、PLL回路15の復調出
力に基づいてデータ復調用のクロックが生成される。生
成されたクロックは、ゲート回路18に供給される。ロ
ック検出回路19は、D−PLL回路16がロックした
ことを検出してロック検出信号を発生し、これをゲート
回路18に供給して当該回路18を開(オープン)状態
とすべく制御する。デコーダ17では、PLL回路15
の復調出力であるバイフェーズコード化されたデータ信
号がD−PLL回路16で生成されたクロックに同期し
てデコードされる。
【0019】デコーダ17の出力データは、図1に示し
た如く、26ビット構成のブロック4つからなる104
ビットのグループ単位系列であり、順次ブロック,グル
ープ同期&エラー検出回路20に供給される。ブロッ
ク,グループ同期&エラー検出回路20では、各ブロッ
クの10ビットのチェックワードにそれぞれ割り当てら
れた10ビットのオフセットワードに基づいてブロック
とグループ同期がとられるとともに、チェックワードに
基づいて16ビットの情報ワードのエラー検出が行われ
る。そして、エラー検出されたデータは、次段のエラー
訂正回路21でエラー訂正された後コントローラ10に
供給される。
【0020】但し、回路20及び21にはそれぞれシス
テムコントローラ10から制御信号が供給されており、
後述する如きシステムコントローラ10の制御によって
必要に応じてデコーダ17の出力データをそのまま、従
って各同期やエラー検出/訂正の施されていないRDS
受信データとして出力される場合がある。このような構
成のRDS受信機において、ユーザによる操作部12の
選局操作(もしくはチャンネルリコール)に応じ、シス
テムコントローラ10は、PLL回路2bのプログラマ
ブル分周器の分周比を定める受信周波数データ値を制御
することによって選局動作を行う。
【0021】また、あるネットワークに属する1つの放
送局Aからの放送波について選局され当該放送波が受信
されているとすると、その受信電波の信号レベルを示す
信号がレベル検出器7から得られ、また局検出器8から
は局検出信号が得られ、それらの信号はシステムコント
ローラ10に供給される。RDS信号中からはPIコー
ド,AFデータ、PSデータ等のデータがRDS信号検
出部9を介してシステムコントローラ10によって取り
込まれてメモリ11に書き込まれる。このメモリ11へ
の書き込みにより、メモリ11の所定の記憶エリアに
は、現在受信中の放送波を送信している放送局Aが属す
るネットワークに属するn個の放送局が送信するそれぞ
れの放送波の周波数f1 ,f2 ,……,fn がAFリス
トとして格納される。
【0022】次に、このRDS受信機におけるシステム
コントローラ10が実行するネットワークフォローの処
理手順の一例について、図4のフローチャートを参照し
ながら説明する。図4において、コントローラ10は、
放送波の受信状態が悪化したり、また、プリセットされ
たチャンネルにつきそのチャンネルに対応するネットワ
ークに属する放送局のうちの1つを選局するための指令
を受け取ると、ネットワークフォロー処理を起動し、最
初に音声ミュートすなわちミューティング回路6に対
し、受信して得られるオーディオ信号の出力を遮断する
ようミュート指令信号を供給する(ステップS11)。
次に、メモリ11において予め確立されているAFリス
トに基づいて選局制御を行う(ステップS12)。これ
は、選局制御行程を担い、当ネットワークフォロー開始
前に設定されていたPIコード(設定PIコード)に対
応するAFデータの1つをメモリ11から読み出し、読
み出したAFデータに応じて受信周波数をPLL回路2
bに設定する制御である。フロントエンド2において
は、この制御によって、設定された受信周波数について
のチューニング動作がなされることとなる。そして、P
LL回路2bを含む、いわゆる受信系が安定するための
ウェイトタイムとして第1所定時間だけ待機する(ステ
ップS13)。
【0023】かかるウェイトタイムが経過すると、コン
トローラ10は、受信系が放送波を受信できたか否かを
判別する(ステップS14)。ここでは、レベル検出器
7から得られる受信信号レベルが所定レベルを越え、さ
らに局検出器8が局検出をした場合にのみ放送波を受信
できたもの(現在受信地点もしくは受信環境において受
信可能な放送波を送信する放送局が存在している)と判
断するが、レベル検出器7のみでの判断でも可能であ
る。
【0024】ステップS14において、放送波が受信で
きたことを判別すると、コントローラ10は、その放送
波受信信号(FM検波出力)に基づいてRDS信号検出
部9におけるデコーダ17の出力RDSデータDR を1
ブロック分取り込む(ステップS15)。このステップ
は受信データ取込行程を担い、データDR は、ブロック
及びグループ同期並びにエラー検出/訂正のされる前の
データ(差分デコード出力によるデータ、もしくはブロ
ック検出されるデータ)であり、同期及びエラー検出回
路20とエラー訂正回路21とにおいて各所定の処理が
実行されないようにコントローラ10から各回路に制御
信号が供給されて実現される。
【0025】次に、コントローラ10は、選局されるべ
きネットワーク局に対応するPIコード(設定PIコー
ド)を含むブロックデータDS をメモリ11から読み出
す。この設定PIコードは、当ネットワークフォロー開
始前に既に保持していたPIコードであり、さらに詳し
くは、操作部12からユーザにより指定されたPIコー
ド、または既述プリセットチャンネルリコールに応答し
てメモリ11から読み出されたPIコード、または当ネ
ットワークフォロー開始前に受信していた放送波が有し
ていたPIコードである。また、ブロックデータDS
は、設定PIコードを有するブロックデータすなわち1
つのグループにおける第1ブロックの26ビットデータ
を全てもしくは後のステップS17における比較処理に
必要な分だけメモリ11に保持されたものである。すな
わち1ブロック分以上のデータは第2ブロックのグルー
プタイプのデータを含むことになり、一致比較ができな
いので、比較の対象は最大で1ブロック(26ビット)
となる。また、PIコードは、16ビットであるため、
最小で16ビットとなる。
【0026】メモリ11から、かかるブロックデータD
S を読み出すと、ブロック比較行程として、コントロー
ラ10は、ステップS15で取り込んだ1ブロック分の
データDR とステップS16で読み出したブロックデー
タDS との一致比較を行う(ステップS17)。比較の
結果、データDR とデータDS とが不一致であることを
判別すると、コントローラ10は、その放送波受信信号
(FM検波出力)に基づいてRDS信号検出部9におけ
るデコーダ17の出力RDSデータDR を、1ビットシ
フトさせて1ブロック分取り込む(ステップS18)。
そうして、ステップS19の時限処理により第2所定時
間が経過するまでデータDR とデータD S との一致比較
及びデータDR の1ビットシフトが繰り返される。ステ
ップS17の比較の結果、各データの内容が互いに一致
していると判別すると、受信した放送波は設定PIコー
ドを有している、すなわち希望のネットワークに属する
放送局から送信されたものであると判断し、受信音声出
力行程として、ミューティング回路6に対しミュート動
作を解除するようミュート指令信号を消滅せしめる(ス
テップS20)。これにより、放送波が受信されかつそ
の放送波が設定PIコードを有していることを確認した
上でその放送音声が出力される。
【0027】ステップS14において、放送波が受信で
きなかった場合は、PIコードの一致比較を行わずにス
テップ12に移行して新たなAFリストに基づく選局制
御を行う。また、ステップS19において、所定時間が
経過した場合、すなわち所定時間が経過してもデータD
R とデータDS との一致を判別できなかった場合は、放
送波は受信できたもののその受信した放送波は設定PI
コードを有せず異なるネットワークに属する放送局から
送信されたものと判断し、ステップS12に移行する。
ステップS12では、その処理(1つのAFデータに応
じた受信周波数でのチューニング制御)を実行する度に
前回メモリ11から読み出したAFデータとは異なるA
Fデータに応じた受信周波数をPLL回路2bに設定す
る。
【0028】従って、AFリストに含まれるAFデータ
に対応する受信周波数のうち、設定PIコードを有する
放送波を受信できる受信周波数がPLL回路2bに設定
された場合のみ、ステップS20を経てその受信した放
送波による音声出力がなされることとなる。しかも放送
波が受信された際の設定PIコードの有無の確認は、グ
ループ同期をとらずに行っているとともに、エラー検出
/訂正のされる前のブロック検出による1ブロック分の
受信RDSデータDR と、予め保持していた設定PIコ
ードを含むブロック(第1ブロック)データとの比較に
よって実現している。故に、グループ同期をとった上で
PIコードの有無を確認する従来技術に比べ、同期検出
にかかる時間が削減され、さらにRDSデータの訂正処
理が不要となった分PIコード検出までの所要時間が短
縮される。かくして、設定PIコードを有する放送波を
受信しその放送の音声出力がなされるまでの時間はもと
より、ネットワークフォローに費やす時間を格段に短縮
することができる。
【0029】図5は、RDS受信機におけるシステムコ
ントローラ10が実行するネットワークフォローの処理
手順の他の例である。図5において、図4と同等な部分
には同一の符号が付されており、異なる部分としては、
ネットワークフォローの起動後直ちに実行される所定選
局タイミングの到来判別処理ステップS31が追加され
ている。
【0030】このステップS31は、タイミング検出行
程を担い、ネットワークフォローが起動された後におい
て、また、新たなAFデータによって選局動作をなすべ
くステップS19−YESを経た後においてステップS
11以降の処理へ移行するタイミングを計るものであ
り、具体的には、図6及び図7とともに説明される。図
6は、同一のRDSエンコーダ(RDSデータの生成回
路)を用いて構築された放送ネットワークの形態を示す
概念図であり、当該エンコーダ1の出力は、少なくと
も、A地区に放送波を送信するための送信アンテナ2と
B地区に放送波を送信するための送信アンテナ3とにケ
ーブルを介して供給される。各送信アンテナに供給され
たRDSデータを含む放送信号は、放送波としてそれぞ
れ輻射され、例えば自動車に搭載されたRDS受信機に
よりこれらが捕捉される。
【0031】この場合、RDS受信機が受信するRDS
データは、図7のようになる。図7において、(a)は
送信アンテナ2から輻射された放送波を受信して得たR
DSデータを、(b)は送信アンテナ3から輻射された
放送波を受信して得たRDSデータを、それぞれ時系列
的に示している。この図に表したように、(a)のRD
Sデータと(b)のRDSデータとには、各送信アンテ
ナ(厳密にはエンコーダ1から)からRDS受信機まで
の伝搬経路の違いによる伝搬遅延差が生じる。しかしな
がら、実際上かかる遅延差は殆ど無いとみなして良く、
次に説明される如き選局タイミングをとることが非常に
有効となる。
【0032】すなわち、ステップS11(図5)に移行
する前に、図7に示される如き所定選局タイミングの到
来を検出する。この検出は、当ネットワークフォロー開
始前になされていたブロック同期のタイミングを用いて
行われる。かかるブロック同期では、PIコードを有す
る第1ブロック(A)を始め、第2,第3,第4ブロッ
ク(B,C,D)と、システムコントローラ10の認識
においてこれらが順番に受信されることが予測され得
る。さらにこのブロック同期に基づいてブロックデータ
の各ビットに対して同期をとる処理も同時に施されてい
る。
【0033】こうした同期処理を前提として、ステップ
S31における所定選局タイミングが定められ、ステッ
プS31では、ブロックAの先頭ビット受信時点からス
テップS11ないしステップS14までの選局動作に要
する時間だけ遡った時点(所定選局タイミング)が到来
したか否かが判別されるのである。これにより、ステッ
プS15への移行時には、ブロックAの先頭ビットが受
信されるので、ステップS15ではブロックAのデータ
が全て取り込まれることとなる。故に、選局動作の完了
後直ちに第1ブロックのデータを取り込むことができ、
設定PIコードの確認処理を迅速になすことができると
ともに、ステップS11の音声ミュートを最短の時間で
作動させることになるので、ミュート時間の短縮に寄与
することとなる。
【0034】図8及び図9は、RDS受信機におけるシ
ステムコントローラ10が実行するネットワークフォロ
ーの処理手順のさらに他の例であり、図5と同等な部分
には同一の符号が付されている。本実施例においては、
設定PIコードを有する放送波が受信されステップS2
0で音声ミュートが解除されると、次いで続く3ブロッ
クに相当する分の受信RDSデータを取り込み(ステッ
プS52)、同期がとれているか否かを判別する(ステ
ップS53)よう同期及びエラー検出回路20を制御す
る。この判別は、同期回路20において、従来技術の項
で既述したようなグループ同期の検出ルールに基づくも
のの一例であり、ステップS52で取り込んだ3ブロッ
ク分の受信RDSデータのうち、AないしDのいずれか
2つのオフセットワードを確認できれば同期がとれたと
判別するものである。同期回路20がステップS53に
おいて同期がとれていないと判別すると、コントローラ
20がこれを受け、所定時間が経過するまで(ステップ
S54)ステップS52に移行し、1ビットずつシフト
して、再度3ブロック分の受信RDSデータを取り込
む。
【0035】かかる同期導入処理においてステップS5
3により同期がとれたことを判別すると、誤り訂正行程
として、誤り訂正処理を行わせるべくエラー訂正回路2
1に制御信号を発生する(ステップS55)。そして、
この誤り訂正されたRDSデータから第1ブロックに存
在するPIコードを取り込んで(ステップS56)、取
り込んだPIコード(受信PIコード)と設定PIコー
ドとを比較し、両者が一致しているか否かを判別する
(ステップS57)。かかる最終比較行程による比較の
結果、一致していることを判別すると、コントローラ1
0は、設定PIコードを有する放送波を同期検出を伴っ
て正式に受信したものと判断し、当ネットワークフォロ
ーを終え、図示せぬメインフローにおいて指示される定
常受信モードに移行することなる。
【0036】ステップS54において所定時間が経過し
た場合すなわち所定時間経過しても同期がとれなかった
場合や、ステップS57において誤り訂正された後に得
られた受信PIコードが設定PIコードと一致しなかっ
た場合には、タイミング検出行程であるステップS31
に移行する。この場合は、ステップS17において一旦
設定PIコードの確認をした後において同期がとれなか
ったり、誤り訂正後の受信PIコードが設定PIコード
と一致しなかったものであり、稀である。
【0037】かくして本実施例においては、誤り訂正前
の受信RDSデータに基づき設定PIコードを有する放
送波が受信され音声ミュートを解除した後、同期導入処
理をなしさらに誤り訂正後の受信RDSデータに基づく
設定PIコードの確認をして定常の受信モードに移行す
るようにしている。故に、短いミュート時間でPIコー
ドの確認を従来と変わらぬ程度正確に行うことができ
る。
【0038】なお、上記実施例においては、ネットワー
クフォロー中は受信音声出力をミュートするようにして
いるが、これに限定されることなく、本発明はかかるミ
ュートを伴わないネットワークフォローにも適用可能で
あり、相当の効果を発揮するものである。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のネットワ
ークフォロー処理方法によれば、選局されて受信した放
送波からRDSデータが1ブロック分取り込まれ、この
取り込まれたRDSデータと選局されるべき放送局が属
する設定ネットワークを識別するネットワーク識別デー
タを含むブロックデータとの一致比較が行われ、互いに
一致していれば当該設定ネットワークに属する放送局か
ら送信された放送波を受信したことが認識されるので、
ネットワークフォローに費やす時間を短縮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベースバンドのRDSデータ構成図。
【図2】本発明による一実施例のRDS受信機の基本的
構成を示すブロック図。
【図3】図2のRDS受信機におけるRDS信号検出部
の具体的構成を示すブロック図。
【図4】図2のRDS受信機におけるシステムコントロ
ーラにより実行されるネットワークフォローの処理手順
の一例を示すフローチャート。
【図5】図2のRDS受信機におけるシステムコントロ
ーラにより実行されるネットワークフォローの処理手順
の他の例を示すフローチャート。
【図6】図5のフローチャートに基づく処理が有効にな
される場合の放送ネットワークの形態の一例を示す概念
図。
【図7】図5の形態において送信アンテナ2から輻射さ
れた放送波を受信して得られるRDSデータを時系列的
に表した図(a)、及び送信アンテナ3から輻射された
放送波を受信して得られるRDSデータを時系列的に表
した図(b)。
【図8】図2のRDS受信機におけるシステムコントロ
ーラにより実行されるネットワークフォローの処理手順
のさらに他の例を示す第1のフローチャート(音声ミュ
ート解除処理までのフロー)。
【図9】図2のRDS受信機におけるシステムコントロ
ーラにより実行されるネットワークフォローの処理手順
のさらに他の例を示す第2のフローチャート(同期導入
処理フロー)。
【主要部分の符号の説明】
1 アンテナ 2 フロントエンド 2a 混合器 2b PLL回路 3 IF増幅器 4 FM検波器 5 ステレオ復調回路 6 ミューティング回路 7 レベル検出器 8 局検出器 9 RDS信号検出部 10 システムコントローラ 11 メモリ 12 操作部 13 表示部 14 フィルタ 15 PLL 16 D−PLL 17 デコーダ 18 ゲート 19 ロック検出器 20 ブロック同期、グループ同期及びエラー検出回路 21 エラー訂正回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03J 5/02 H04B 1/16 H03J 7/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送信号と、その放送信号の属するネッ
    トワークを識別するネットワーク識別データ及びそのネ
    ットワークに属する各放送局から送信される放送信号の
    周波数を表す代替周波数データを含むRDSデータとが
    多重されているRDS放送波を受信し、予め前記ネット
    ワーク識別データ及び代替周波数データを復調して前記
    ネットワーク毎に前記代替周波数データをメモリに記憶
    しておき、選局すべきネットワークが設定された状態で
    ネットワークフォロー起動指令が発せられた場合に、
    設定ネットワークに対応する前記代替周波数データを
    前記メモリから読み出し、読み出された前記代替周波数
    データに基づき選局処理を行うネットワークフォロー処
    理方法であって、ネットワークフォロー処理の起動後における所定選局タ
    イミングを検出するタイミング検出行程と、 前記所定選局タイミングの検出に応答して、 前記メモリ
    から読み出された前記代替周波数データに応じた受信周
    波数にて選局制御を行う選局制御行程と、 前記選局制御行程により選局されて受信した放送波から
    前記RDSデータを所定ビット分取り込む受信データ取
    込行程と、 前記受信データ取込行程により取り込まれた所定ビット
    分の前記RDSデータと前記設定ネットワークを識別す
    るネットワーク識別データを含むRDSデータとの一致
    比較を行うブロック比較行程と、前記ブロック比較行程において互いに一致していること
    が判別された場合に受信音声出力の遮断を解除する受信
    音声出力行程と、 前記受信音声出力行程による受信音声出力の遮断解除後
    に同期導入を行う同期導入行程と、 前記同期導入行程により同期がとられた後に受信RDS
    データの誤り訂正を行う誤り訂正行程と、 前記誤り訂正行程により訂正の施された受信RDSデー
    タからネットワーク識別データを取り込んで前記設定ネ
    ットワークを識別するネットワーク識別データとの一致
    比較をなす最終比較行程とを有し、 前記最終比較行程により互いに異なることが判別された
    場合は前記タイミング 検出行程に移行する ことを特徴と
    するネットワークフォロー処理方法。
  2. 【請求項2】 前記所定選局タイミングは、受信RDS
    データの第1ブロックの先頭ビット受信時点から前記選
    局制御行程における選局動作の所要時間だけ遡った時点
    であることを特徴とする請求項記載のネットワークフ
    ォロー処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のネットワークフ
    ォロー処理方法を実行するRDS受信機。
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