JP2000004176A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP2000004176A
JP2000004176A JP16884598A JP16884598A JP2000004176A JP 2000004176 A JP2000004176 A JP 2000004176A JP 16884598 A JP16884598 A JP 16884598A JP 16884598 A JP16884598 A JP 16884598A JP 2000004176 A JP2000004176 A JP 2000004176A
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JP16884598A
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Takashi Miyake
孝 三宅
Noriko Kokubo
徳子 小久保
Kazumi Miyamoto
和美 宮本
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Pioneer Electronic Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/53Arrangements specially adapted for specific applications, e.g. for traffic information or for mobile receivers
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  • Signal Processing (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の受信放送波から新たな放送波を受信す
る場合に、その現在の受信放送波の放送音声の言語と同
一言語の新たな放送波を良好な受信状態で自動的に受信
することができる受信機を提供する。 【解決手段】 現受信放送波の受信状態から新たな放送
波の受信に移行する場合に、シーク選局動作により新た
に受信されたシーク選局放送波の自ネットワーク識別デ
ータと、メモリに保持された他ネットワーク識別データ
とが一致するときに現受信放送波に代えてその識別デー
タが一致した放送波を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送関連情報を多
重した多重放送波を受信可能な受信機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】放送局の放送の際にその番組内容に関連
する情報等の放送関連情報をデータとして多重変調にて
送信し、受信側にてこれを復調し、復調したデータに基
づいて所望の番組内容を選択できるようにしてラジオ聴
取者に対してそのサービスを提供できるようにしたラジ
オデータシステム(RDS)がある。 このラジオデー
タシステムにおいては、FM変調波の周波数帯域外で1
9KHz のステレオパイロット信号の3次高調波である
57KHz を副搬送波とし、この副搬送波をフィルタリ
ングされかつバイフェーズ(Biphase)コード化された番
組内容等の放送に関連する情報を示すデータ信号により
振幅変調してラジオデータ信号とし、この振幅変調され
た副搬送波を主搬送波に周波数変調して放送するように
なされている。
【0003】ラジオデータ信号は、そのベースバンドコ
ーディング構造を示す図1から明らかなように、104
ビットを1グループとして繰り返し多重伝送される。1
つのグループは各々26ビット構成の4ブロックからな
り、また各ブロックは16ビットの情報ワードと10ビ
ットのチェックワードとからなっている。タイプ0Aグ
ループを例にとれば、図2に示すように、ブロック1に
はネットワークを表わす番組識別(PI)コードが、ブ
ロック2には交通番組識別(TP)コードや交通アナウ
ンス識別(TA)コードが、ブロック3には同一番組を
放送しているネットワーク局群の周波数(AF)データ
が、ブロック4には放送局名やネットワーク名等の番組
サービス名情報(PS)データがそれぞれ配置される。
また、各グループはその内容に応じて4ビットにてタイ
プ0〜15の16通りに区別され、さらに各タイプ(0
〜15)に対しそれぞれA,Bの2つのバージョンが定
義されており、これらの識別コードはブロック2に配置
されている。なお、ネットワーク局のAFデータはタイ
プ0Aグループのみで伝送され、PSデータはタイプ0
A及び0Bグループで伝送されるようになっている。
【0004】車載受信機において交通情報を得たい場合
には、上記のTPコード及びTAコードが用いられる。
車載受信機で受信した放送波からラジオデータ信号が抽
出されて、そのラジオデータ信号中のTPコードが1を
示すならば、その放送波は交通情報を放送する放送局か
らのRDS放送波である。更に、そのような交通情報を
放送するRDS放送波をミュート状態で受信中にしてお
いてユーザが例えば、テープデッキでテープ再生により
音楽を聴取している場合に、ラジオデータ信号中のTA
コードが0から1に変化したならば、それに応答して受
信機のミュート状態が解除されて交通情報を優先的に音
声出力させることができる。
【0005】また、車載受信機の場合には、車両の走行
に伴って受信中の放送波の受信状態が悪化して来ること
があるので、受信中の放送波のラジオデータ信号からT
Pコードを抽出することができなくなったならば、交通
情報放送自動検出動作が実行される。この交通情報放送
自動検出動作においては、受信周波数帯を走査して放送
波を受信しつつその受信周波数及び電界強度と共にTP
コードを検出し、受信周波数帯を一巡して走査し終わっ
た後、TPコードが1のRDS放送波のうちの電界強度
が最大の放送波の受信周波数に移行し、TPコードが1
のRDS放送波が得られないならば、元の受信周波数に
戻ることが行なわれる(例えば、特開平1−20082
6号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同一国内で
受信できる全ての放送波の放送音声の言語が同一言語で
なく、複数の言語である場合がある。例えば、ベルギー
国内ではフランス語のネットワークに属する放送局群
と、オランダ語のネットワークに属する放送局群とが存
在する。このような国内では上記の交通情報放送自動検
出動作が実行されると、今まで受信していた放送波の放
送音声の言語と異なる言語の放送波の受信状態に自動的
に切り替わってしまい、不都合を生じる可能性がある。
【0007】そこで、本発明は、現在の受信放送波から
新たな放送波の受信に移行する場合に、その現在の受信
放送波の放送音声の言語と同一言語の新たな放送波を良
好な受信状態で自動的に受信することができる受信機を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の受信機は、自身
の放送局が属するネットワークを示す自ネットワーク識
別データと、そのネットワークとは異なる他のネットワ
ークを示す他ネットワーク識別データとを含む放送関連
情報を多重した多重放送波を受信可能な受信機であっ
て、受信放送波から放送関連情報の復調を行なう復調手
段と、復調手段から出力される現受信放送波から得られ
た自ネットワーク識別データ及び他ネットワーク識別デ
ータを保持するメモリと、選局指令に応じて受信周波数
帯内でのシーク動作によって新たに放送波を受信するシ
ーク選局手段と、シーク選局手段によって新たに受信さ
れたシーク選局放送波の自ネットワーク識別データと、
メモリに保持された他ネットワーク識別データとが一致
するときに現受信放送波に代えてその識別データが一致
した放送波を受信する同調手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0009】かかる本発明の受信機によれば、1つの放
送波が含む自ネットワーク識別データ及び他ネットワー
ク識別データ各々が示すネットワークは互いに何らかの
関連性を有しているので、それらのネットワークに属す
る各放送局の放送音声の言語は同一言語である可能性が
高いので、現在の受信放送波から新たな放送波の受信に
移行する場合に、シーク選局動作により新たに受信され
たシーク選局放送波の自ネットワーク識別データと、メ
モリに保持された他ネットワーク識別データとが一致す
るときに現受信放送波に代えてその識別データが一致し
た放送波を受信することにより、今まで受信していた現
受信放送波の放送音声の言語と同一言語の新たな放送波
を良好な受信状態で自動的に受信することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて詳細に説明する。図3は本発明が適用されたRDS
受信機の構成を示している。この受信機において、アン
テナ1で受信されたFM多重放送波はフロントエンド2
で希望の局が選択され、中間周波数(IF)に変換され
た後、IFアンプ3を介してFM検波器4に供給され
る。フロントエンド2は、例えば、プログラマブル分周
器を含むPLL回路を用いたPLLシンセサイザー方式
を採り、プログラマブル分周器の分周比が後述するコン
トローラ14によって制御されることにより選局動作を
行なう構成となっている。FM検波器4の検波出力はM
PX(マルチプレクス)復調回路5に供給され、ステレ
オ放送の場合にはL(左),R(右)チャンネルのオー
ディオ信号に分離される。
【0011】また、FM検波器4の検波出力がフィルタ
6を通過することにより、バイフェーズコード化された
データ信号によって振幅変調された57KHz の副搬送
波、すなわちラジオデータ信号が抽出されPLL回路7
で復調される。この復調出力はディジタル(D)PLL
回路8及びデコーダ9に供給される。D‐PLL回路8
では、PLL回路7の復調出力に基づいてデータ復調用
のクロックが生成される。生成されたクロックはゲート
回路10に供給される。ロック検出回路11はD‐PL
L回路8がロックしたことを検出してロック検出信号を
発生し、これをゲート回路10に供給して当該回路10
を開(オープン)状態とすべく制御する。デコーダ9で
は、PLL回路7の復調出力であるバイフェーズコード
化されたデータ信号がD‐PLL回路8で生成されたク
ロックに同期してデコードされる。
【0012】デコーダ9の出力データは、図1に示す如
く、26ビット構成の4ブロックからなる104ビット
のグループ単位となっており、順次グループ,ブロック
同期&エラー検出回路12に供給される。グループ,ブ
ロック同期&エラー検出回路12では、各ブロックの1
0ビットのチェックワードにそれぞれ割り当てられた1
0ビットのオフセットワードに基づいてグループとブロ
ック同期がとられると共に、チェックワードに基づいて
16ビットの情報ワードのエラー検出が行なわれる。そ
して、エラー検出されたデータは次段のエラー訂正回路
13でエラー訂正された後コントローラ14に供給され
る。
【0013】コントローラ14はマイクロコンピュータ
によって構成され、グループ単位で順次入力されるラジ
オデータ中の各ブロックのコード情報、すなわち現在受
信中の放送局の番組内容に関連するラジオデータ情報
(上記したTAコード、TPコード、PIコード、AF
データ、PSデータ等)を取り込んでメモリ15に記憶
しておき、操作部16からの選局指令に基づいてフロン
トエンド2の一部を構成するPLL回路のプログラマブ
ル分周器(図示せず)の分周比を定める受信周波数デー
タ値を制御することによって選局動作を行なう。受信周
波数データ値は例えば、カウンタの計数値である。
【0014】また、IFアンプ3におけるIF信号レベ
ルに基づいて受信信号レベル(電界強度)を検出するレ
ベル検出回路17と、IFアンプ3におけるIF信号レ
ベルが所定レベル以上でかつFM検波器4におけるいわ
ゆるSカーブ特性の検波出力が所定レベル範囲内にある
とき受信局を検出して局検出信号を出力する局検出回路
18とが設けられており、レベル検出回路17によって
検出された受信信号レベル及び局検出回路18から出力
される局検出信号はコントローラ14に供給される。
【0015】次に、コントローラ14のプロセッサによ
って実行される交通情報放送自動検出動作について図4
及び図5に示したフローチャートに従って説明する。プ
ロセッサは先ず、現受信放送波の受信信号からTPコー
ドが得られたか否かを判別する(ステップS1)。現受
信放送波の受信信号から抽出されたラジオデータ信号中
にTPコードが存在しているならば、ステップS1を繰
り返す。現受信放送波の受信信号からラジオデータ信号
が抽出されなくなったり、或いは抽出されたラジオデー
タ信号中にTPコードが存在しなくなった場合には、そ
の状態が一定時間以上継続したか否かを判別する(ステ
ップS2)。現受信放送波の受信信号からTPコードが
得られない状態が一定時間以上継続したならば、現受信
放送波の受信状態が悪化したので、これにより選局指令
が発生したことになる。よって、プロセッサは現受信放
送波から得られたPIコード及びEON−PIコードを
取り込んでメモリ15に現PIコード(自ネットワーク
識別データ)及び現EON−PIコード(他ネットワー
ク識別データ)として保持する(ステップS3)。
【0016】ステップS3の実行後、プロセッサは受信
周波数帯のシーク動作を開始させる(ステップS4)。
シーク動作ではフロントエンド2のプログラマブル分周
器の分周比を所定値だけ所定時間毎に変化させることに
より受信周波数が変化される。そして、プロセッサは局
検出回路18の出力から局検出信号が出力されたか否か
を判別する(ステップS5)。局検出信号が出力された
ならば、シーク動作を一時停止させ(ステップS6)、
その受信信号のラジオデータ信号からTPコードを得て
それが交通情報を放送することを示す1であるか否かを
判別する(ステップS7)。TPコード=1であるなら
ば、その受信信号の受信周波数、またラジオデータ信号
からPIコードを得ると共にレベル検出回路17から電
界強度を得てメモリ15に保持する(ステップS8)。
その後、シーク動作を再開させ(ステップS9)、シー
ク動作が受信周波数帯を一巡したか否かを判別する(ス
テップS10)。シーク動作が受信周波数帯を一巡して
いない場合には、ステップS5の判別に戻る。また、ス
テップS5において局検出回路18の出力から局検出信
号が出力されない場合にはステップS10の判別に移行
する。このステップS4〜S10の部分の実行によりメ
モリ15には交通情報を放送する各受信放送波について
の受信データ、PIコード、及び電界強度からなる受信
リストが作成される。
【0017】ステップS10においてシーク動作が受信
周波数帯を一巡したと判別した場合には、受信リスト中
に現PIコードと同一のPIコードを有する受信放送波
があるか否かを判別する(ステップS11)。現PIコ
ードと同一のPIコードを有する受信放送波があるなら
ば、その中で最大の電界強度を有するものを受信リスト
から選択し(ステップS12)、選択放送波の周波数へ
の同調動作を行なう(ステップS13)。
【0018】ステップS11において受信リスト中に現
PIコードと同一のPIコードを有する受信放送波が存
在しないと判別した場合には、現EON−PIコードと
同一のPIコードを有する受信放送波があるか否かを判
別する(ステップS14)。現EON−PIコードと同
一のPIコードを有する受信放送波があるならば、その
中で最大の電界強度を有するものを受信リストから選択
し(ステップS15)、選択放送波の周波数への同調動
作を行なう(ステップS16)。
【0019】ステップS14において受信リスト中に現
EON−PIコードと同一のPIコードを有する受信放
送波が存在しないと判別した場合には、受信リスト中に
現PIコードの国コードと同一の国コードのPIコード
を有する受信放送波があるか否かを判別する(ステップ
S17)。現PIコードの国コードと同一の国コードの
PIコードを有する受信放送波があるならば、その中で
最大の電界強度を有するものを受信リストから選択し
(ステップS18)、選択放送波の周波数への同調動作
を行なう(ステップS19)。
【0020】ステップS17において受信リスト中に現
PIコードの国コードと同一の国コードのPIコードを
有する受信放送波が存在しないと判別した場合には、受
信リスト中にTPコード=1の受信放送波があるか否か
を判別する(ステップS20)。TPコード=1の受信
放送波があるならば、その中で最大の電界強度を有する
ものを受信リストから選択し(ステップS21)、選択
放送波の周波数への同調動作を行なう(ステップS2
2)。受信リスト中にTPコード=1の受信放送波がな
いならば、この交通情報放送自動検出動作直前まで受信
していた放送波の周波数への同調動作を行なう(ステッ
プS23)。
【0021】このように、現受信放送波の受信信号から
TPコードが得られない状態が一定時間以上継続した場
合には、受信周波数帯のシーク動作が開始され、TP=
1の放送波を受信すると、その受信放送波についての電
界強度、受信周波数及びPIコードがメモリ15に受信
リストとして記憶される。受信周波数帯を一巡すると、
受信リストに存在する各放送波について、先ず、現PI
コードと同一のPIコードを有する受信放送波があるな
らば、同一PIコードの受信放送波中の最大の電界強度
を有する放送波の周波数に受信周波数が同調される。よ
って、今まで受信していたRDS放送波のネットワーク
と同一ネットワークのRDS放送局が新たに選局される
ので、今まで受信していたRDS放送波の放送音声の言
語と同一言語で交通情報を聴取することができる。
【0022】受信リストに現PIコードと同一のPIコ
ードの受信放送波についてのデータが存在しないなら
ば、現EON−PIコードと同一のPIコードを有する
受信放送波があるか否かが判別される。現EON−PI
コードと同一のPIコードを有する受信放送波があるな
らば、現EON−PIコードと同一のPIコードの受信
放送波中の最大の電界強度を有する放送波の周波数に受
信周波数が同調される。よって、今まで受信していたR
DS放送波のネットワークと関連する他ネットワークに
属する放送局が新たに選局されるが、それらのいずれの
ネットワークに属する放送局であっても放送音声の言語
は同一言語である可能性が高いので、今まで受信してい
たRDS放送波の放送音声の言語と同一言語で交通情報
を聴取することができる。
【0023】受信リストに現EON−PIコードと同一
のPIコードの受信放送波についてのデータが存在しな
いならば、現PIコードの国コードと同一の国コードを
有する受信放送波があるか否かが判別される。現PIコ
ードの国コードと同一の国コードを有する受信放送波が
あるならば、同一国コードの受信放送波中の最大の電界
強度を有する放送波の周波数に受信周波数が同調され
る。よって、今まで受信していたRDS放送波の放送局
が属する国と同一国のRDS放送局が新たに選局される
ので、同一国内で受信できる全ての放送波の放送音声の
言語が同一言語であれば、今まで受信していたRDS放
送波の放送音声の言語と同一言語で交通情報を聴取する
ことができる。
【0024】受信リストに同一国コードの受信放送波に
ついてのデータが存在しないならば、受信リスト中にT
Pコード=1の受信放送波があるか否かが判別される。
TPコード=1の受信放送波があるならば、TPコード
=1の受信放送波中の最大の電界強度を有する放送波の
周波数に受信周波数が同調される。よって、この場合に
は、今まで受信していたRDS放送波の放送音声の言語
と同一言語であるか否かは分からないが、交通情報を聴
取することはできる。
【0025】なお、上記各実施例では、交通情報放送自
動検出動作において本発明を適用した場合について説明
したが、これに限定されることない。今まで受信してい
た放送波の受信状態が悪化した場合に、そのプログラム
内容に限定されることなく、その放送波の放送音声の言
語と同一言語の新たな放送波を良好な受信状態で受信す
る場合にも適用することができる。
【0026】また、上記した実施例においては、現受信
放送波の受信状態が悪化したときに交通情報を放送する
新たな放送波を受信するための自動検出動作が行なわれ
るが、現受信放送波の受信状態の悪化とは関係なく、例
えば、ユーザのスイッチ操作に応じて選局指令が発生し
て新たな放送波を受信する場合にも本発明を適用するこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの放送波が含む自ネットワーク識別データ及び他ネ
ットワーク識別データ各々が示すネットワークは互いに
何らかの関連性を有しているので、それらのネットワー
クに属する各放送局の放送音声の言語は同一言語である
可能性が高いので、今まで受信していた現受信放送波の
受信状態が悪化したため新たな放送波の受信に移行する
場合に、シーク選局動作により新たに受信されたシーク
選局放送波の自ネットワーク識別データと、メモリに保
持された他ネットワーク識別データとが一致するときに
現受信放送波に代えてその識別データが一致した放送波
を受信することにより、今まで受信していた現受信放送
波の放送音声の言語と同一言語の新たな放送波を良好な
受信状態で自動的に受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラジオデータ信号のベースバンドコーディング
構造を示す図である。
【図2】タイプ0Aグループのフォーマットを示す図で
ある。
【図3】本発明が適用されたRDS受信機の構成を示す
ブロック図である。
【図4】受信機中のコントローラ内のプロセッサによっ
て実行される交通情報放送自動検出動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】図4の交通情報放送自動検出動作の続き部分を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 フロントエンド 4 FM検波器 5 マルチプレクス復調回路 8 ディジタルPLL回路 9 デコーダ 14 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 和美 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1パイ オニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 5K061 AA03 BB04 CC16 FF02 FF12 FF16 GG09 JJ03 JJ06 JJ07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自身の放送局が属するネットワークを示
    す自ネットワーク識別データと、そのネットワークとは
    異なる他のネットワークを示す他ネットワーク識別デー
    タとを含む放送関連情報を多重した多重放送波を受信可
    能な受信機であって、 受信放送波から前記放送関連情報の復調を行なう復調手
    段と、 前記復調手段から出力される現受信放送波から得られた
    自ネットワーク識別データ及び他ネットワーク識別デー
    タを保持するメモリと、 選局指令に応じて受信周波数帯内でのシーク動作によっ
    て新たに放送波を受信するシーク選局手段と、 前記シーク選局手段によって新たに受信されたシーク選
    局放送波の自ネットワーク識別データと、前記メモリに
    保持された他ネットワーク識別データとが一致するとき
    に現受信放送波に代えてその識別データが一致した放送
    波を受信する同調手段と、を備えたことを特徴とする受
    信機。
  2. 【請求項2】 前記同調手段は、前記シーク選局手段に
    よるシーク選局放送波の自ネットワーク識別データと、
    前記メモリに保持された自ネットワーク識別データとが
    不一致のときに、前記シーク選局手段によるシーク選局
    放送波の自ネットワーク識別データと、前記メモリに保
    持された他ネットワーク識別データとが一致するか否か
    を判別することを特徴とする請求項1記載の受信機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001059943A1 (fr) * 2000-01-28 2001-08-16 Kabushiki Kaisha Kenwood Recepteur de radiodiffusion numerique
WO2006126306A1 (ja) * 2005-05-27 2006-11-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 受信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001059943A1 (fr) * 2000-01-28 2001-08-16 Kabushiki Kaisha Kenwood Recepteur de radiodiffusion numerique
WO2006126306A1 (ja) * 2005-05-27 2006-11-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 受信装置

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