JP2567413B2 - プリセットチャンネルメモリを用いた放送関連データ多重放送受信機 - Google Patents

プリセットチャンネルメモリを用いた放送関連データ多重放送受信機

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JP2567413B2
JP2567413B2 JP62235372A JP23537287A JP2567413B2 JP 2567413 B2 JP2567413 B2 JP 2567413B2 JP 62235372 A JP62235372 A JP 62235372A JP 23537287 A JP23537287 A JP 23537287A JP 2567413 B2 JP2567413 B2 JP 2567413B2
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俊人 市川
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ラジオデータシステム用受信機(以下、RD
S受信機と称する)に関し、特にプリセットチャンネル
メモリを用いた放送受信機に関するものである。
背景技術 放送局の放送の際にその番組内容に関連する情報等の
放送関連情報をデータとして多重変調にて送信し、受信
側にてこれを復調したデータに基づいて所望の番組内容
を選択できるようにしてラジオ聴取者に対してそのサー
ビスを提供できるようにしたラジオデータシステム(RD
S)がある。
このラジオデータシステムにおいては、FM変調後の周
波数帯域外で19KHzのステレオパイロット信号の3次高
調波である57KHzを副搬送波とし、この副搬送波をフィ
ルタリングされかつバイフェーズ(Biphase)コード化
された番組内容等の放送に関連する情報を示すデータ信
号により振幅変調してラジオデータ信号とし、この振幅
変調された副搬送波を主搬送波に周波数変調して放送す
るようになされている。
しかしながら、全ての放送局がこのようなラジオデー
タをプログラム番組と同時に放送している訳ではないの
で、所望のRDS放送局を素早く選局できることが望まれ
る。
発明の概要 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、所望の
ラジオデータ多重放送局を素早く選局できる放送受信機
を提供することを目的とする。
本発明による受信機は、放送関連情報を示すデータ信
号が多重化されている多重放送波を受信可能な受信機で
あって、複数のプリセットチャンネルの周波数データを
記憶するプリセットチャンネルメモリと、プリセットス
キャンモードにおいて前記プリセットチャンネルメモリ
から前記複数のプリセットチャンネルの各周波数データ
を順次読み出すべく制御するコントローラと、前記コン
トローラの制御により読み出された周波数データに基づ
いて対応するチャンネル周波数に同調をとる同調手段
と、受信放送波の信号レベルが所定レベル以上であるこ
とを検出する検出手段とを有し、前記コントローラは、
前記プリセットスキャンモードにおいて、前記プリセッ
トチャンネルメモリに記憶された周波数データのうち、
前記検出手段により受信放送波の信号レベルが所定レベ
ル以上であることが検出されかつ前記多重放送を受信す
る局に関する周波数データについての同調を所定時間に
亘り継続して前記同調手段をして行わしめるとともに、
前記所定時間に亘ってのみ前記同調手段により同調され
て得られる受信放送波について音響再生出力せしめるこ
とを特徴としている。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図に示した本発明の一実施例たるRDS受信機にお
いては、アンテナ1で受信されたFM多重放送波はフロン
トエンド2で希望の局が選択され、中間周波数(IF)に
変換された後、IFアンプ3を介してIF検波器4に供給さ
れる。フロントエンド2においては、混合器2bへの局発
信号をプログラマブル分周器を含むPLL回路2aを用いたP
LLシンセサイザー方式により得ており、プログラマブル
分周器の分周比が後述するコントローラ14によって制御
されることにより選局動作を行なう構成となっている。
FM検波器4の検波出力はMPX(マルチプレクス)復調回
路5に供給され、ステレオ放送の場合にはL(左),R
(右)チャンネルのオーディオ信号に分離される。
また、FM検波器4の検波出力がフィルタ6を通過する
ことにより、バイフェーズコード化されたデータ信号に
よって振幅変調された57KHzの副搬送波、すなわちラジ
オデータ信号が抽出されPLL回路7で復調される。この
復調出力はディジタル(D)PLL回路8及びデコーダ9
に供給される。D−PLL回路8では、PLL回路7の復調出
力に基づいてデータ復調用のクロックが生成される。生
成されたクロックはゲート回路10に供給される。ロック
検出回路11はD−PLL回路8がロックしたことを検出し
てロック検出信号を発生し、これをゲート回路10に供給
して当該回路10を開(オープン)状態とすべく制御す
る。またロック検出信号は同期した復調データが得られ
ることを表わす同期検出信号としてコントローラ14に供
給される。デコーダ9では、PLL回路7の復調出力であ
るバイフェーズコード化されたデータ信号がD−PLL回
路8で生成されたクロックに同期してデコードされる。
デコーダ9の出力データは、第2図に示す如く、26ビ
ット構成の4ブロックからなる104ビットのグループ単
位となっており、順次グループ,ブロック同期&エラー
検出回路12に供給される。グループ,ブロック同期&エ
ラー検出回路12では、各ブロックの10ビットのチェック
ワードにそれぞれ割り当てられた10ビットのオフセット
ワードに基づいてグループとブロック同期がとられると
共に、チェックワードに基づいて16ビットの情報ワード
のエラー検出が行なわれる。そして、エラー検出された
データは次段のエラー訂正回路13でエラー訂正された後
コントローラ14に供給される。
コントローラ14はマイクロコンピュータによって構成
され、グループ単位で順次入力されるラジオデータ中の
各ブロックのコード情報、すなわち現在受信中の放送局
の番組内容に関連する情報を取り込んでメモリ15に記憶
しておく。また、操作部16のプリセットスキャンモード
ボタン16aによるプリセットスキャン指令に応答して、
メモリ15に予め記憶されている複数のプリセットチャン
ネルの各周波数データを順次読み出し、これら周波数デ
ータに応じてフロントエンド2の一部を構成するPLL回
路2aのプログラマブル分周器(図示せず)の分周比を順
次制御することによってプリセットスキャン動作を行な
う。
なお、メモリ15は操作部16の「1」〜「6」のプリセ
ットチャンネルボタン16bに対応して例えば6つのプリ
セットチャンネルの周波数データが書き込まれる不揮発
性のRAMと、プログラム及びデータが予め書き込まれたR
OMとからなる。また、操作部16にはプリセットスキャン
モードボタン16aによるプリセットスキャン動作におい
て所望のプリセットチャンネルが選局されたときにプリ
セットスキャン動作の停止を指令するためのプリセット
スキャンストップボタン16cも設けられている。
また、IFアンプ3におけるIF信号レベルに基づいて受
信放送波の信号レベル(強度)が所定レベル以上である
ことを検出するレベル検出回路17が設けられており、当
該回路17の検出出力はコントローラ14に供給される。コ
ントローラ14は、プリセットスキャン時において、レベ
ル検出回路17から検出出力が供給されることによって各
プリセットチャンネルのチャンネル周波数に対する受信
レベルがあることを検知し、さらに例えばラジオデータ
が入力されることによって受信放送波がRDS放送波であ
ることを検知し、受信レベルがあってかつRDS放送のと
きのみ、MPX復調回路5の後段に設けられたミューティ
ング回路18に対してミューティング解除の指令を発し、
再生音を出力させるべく制御する。
かかる構成のRDS受信機において、操作部16のプリセ
ットスキャンモードボタン16aを操作すると、動作モー
ドがプリセットスキャンモードとなる。このプリセット
スキャンモードにおけるコントローラ14内のプロセッサ
によって実行される処理手順について第3図のフローチ
ャートに従って説明する。
プリセットスキャンモードにおいては、プロセッサ
は、先ず、メモリ15からプリセットch1の周波数データ
を読み出し(ステップS1)、この周波数データに応じて
フロントエンド2の一部を構成するPLL回路2aのプログ
ラマブル分周器(図示せず)の分周比を設定して対応す
るチャンネル周波数に同調をとる(ステップS2)。そし
て、レベル検出回路17の検出出力を監視することによっ
てプリセットチャンネルのチャンネル周波数に対する受
信レベルがあるか否かを判断し(ステップS3)、受信レ
ベルが無い場合には、今回チューニング動作を行なった
プリセットチャンネルが6chであるか否かを判断し(ス
テップS4)、6chでなければ、メモリ15から次のチャン
ネルの周波数データを読み出し(ステップS5)、しかる
後ステップS2に戻ってそのチャンネル周波数に対してチ
ューニング動作を行なう。ステップS4で6chであると判
定した場合には、ステップS1に戻って再度プリセットCH
1からチューニング動作を繰り返す。
ステップS3において、同調をとったチャンネル周波数
に対する受信レベルがあると判定した場合には、続いて
受信放送波がRDS放送波であるか否かを判断し(ステッ
プS6)、RDS放送波でなければ、ステップS4に戻って上
述の動作を繰り返す。RDS放送波であれば、その放送波
を一定時間受信し(ステップS7)、同時にミューティン
グ回路17に対してミューティング解除指令を発して再生
音を出力させる(ステップS8)。このとき、ラジオ聴取
者は再生音を聴取して所望のプログラム放送であれば、
操作部16におけるプリセットスキャンストップボタン16
cの押圧操作を行なう。プロセッサはこのプリセットス
キャンストップ指令を検知すると(ステップS9)、これ
に応答してプリセットスキャン動作を終了する。プリセ
ットスキャンストップ指令が発せられない場合には、ス
テッウS4に戻って上述の動作を繰り返す。
このように、プリセットスキャン指令に応答してメモ
リ15から1ch〜6chのプリセットチャンネルの各周波数デ
ータを順次読み出して対応するチャンネル周波数に同調
をとり、各受信放送波の信号レベルがありかつその放送
がRDS放送のときのみ順次再生音を出力させることによ
り、ラジオ聴取者は受信状態の良好なRDS放送のみ聴取
できることになる。従って、所望のRDS放送局を良好な
受信状態で素早く選局できることになる。
なお、上記実施例では、プリセットチャンネルのチャ
ンネル周波数に対してプリセットスキャンストップ指令
が発せられるまで順次同調をとるプリセットスキャン動
作について説明したが、操作部16の「1」〜「6」のい
ずれかのプリセットチャンネルボタン16bを押圧操作す
ることによって対応するチャンネル周波数に対してのみ
チューニング動作が行なわれることは勿論である。
発明の効果 以上説明したように、本発明の受信機によれば、プリ
セットスキャンモードにおいて、プリセットチャンネル
メモリに記憶された周波数データのうち、受信放送波の
信号レベルが所定レベル以上であることが検出されかつ
放送関連データ多重放送波を送信する局に関する周波数
データについての同調が所定時間に亘り継続して行われ
るとともに、当該所定時間に亘ってのみその同調されて
得られる受信放送波について音響再生出力するようにし
ているので、所望の当該多重放送局を良好な受信状態で
素早くかつ確実に選局することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
ラジオデータ信号のベースバンドコーディング構造を示
す図、第3図は第1図におけるコントローラ内のブロセ
ッサによって実行されるプリセットスキャンモードにお
ける処理手順を示すフローチャートである。 主要部分の符号の説明 1……アンテナ 2……フロントエンド、4……FM検波器 5……マルチプレクス復調回路 8……ディジタルPLL回路 9……デコーダ、14……コントローラ 17……レベル検出回路 18……ミューティング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−120214(JP,A) 特開 昭57−32140(JP,A) 日経エレクトロニクス1987年8月24日 号,第202頁〜第217頁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送関連情報を示すデータ信号が多重化さ
    れている多重放送波を受信可能な受信機であって、 複数のプリセットチャンネルの周波数データを記憶する
    プリセットチャンネルメモリと、プリセットスキャンモ
    ードにおいて前記プリセットチャンネルメモリから前記
    複数のプリセットチャンネルの各周波数データを順次読
    み出すべく制御するコントローラと、前記コントローラ
    の制御により読み出された周波数データに基づいて対応
    するチャンネル周波数に同調をとる同調手段と、受信放
    送波の信号レベルが所定レベル以上であることを検出す
    る検出手段とを有し、 前記コントローラは、前記プリセットスキャンモードに
    おいて、前記プリセットチャンネルメモリに記憶された
    周波数データのうち、前記検出手段により受信放送波の
    信号レベルが所定レベル以上であることが検出されかつ
    前記多重放送波を送信する局に関する周波数データにつ
    いての同調を所定時間に亘り継続して前記同調手段をし
    て行わしめるとともに、前記所定時間に亘ってのみ前記
    同調手段により同調されて得られる受信放送波について
    音響再生出力せしめることを特徴とするプリセットチャ
    ンネルメモリを用いた放送関連データ多重放送受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56120214A (en) * 1980-02-27 1981-09-21 Mitsubishi Electric Corp Automatic channel selector
JPS5732140A (en) * 1980-08-04 1982-02-20 Mitsubishi Electric Corp Receiver

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
日経エレクトロニクス1987年8月24日号,第202頁〜第217頁

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