JP2000124826A - 無線受信装置 - Google Patents

無線受信装置

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JP2000124826A
JP2000124826A JP10289430A JP28943098A JP2000124826A JP 2000124826 A JP2000124826 A JP 2000124826A JP 10289430 A JP10289430 A JP 10289430A JP 28943098 A JP28943098 A JP 28943098A JP 2000124826 A JP2000124826 A JP 2000124826A
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rssi
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input level
signal
attenuation
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Masanobu Shimanuki
正信 島貫
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アッテネータの制御ポイントを高めて効率の向
上を図るとともに、広範囲に渡り受信入力レベルを正し
く検出することを可能とする。 【解決手段】RSSI検出のために、第1RSSI検出
部18のほかに、この第1RSSI検出部18による検
出範囲よりも高く、かつ一部が第1RSSI検出部18
の検出範囲の一部に重なる検出範囲内でRSSIを検出
する第2RSSI検出部21を設ける。比較器24は、
第2RSSI検出部21のRSSI検出出力を基準電圧
変更部23が出力する基準電圧と比較し、その比較結果
からアッテネータ4,6をON/OFF制御する制御信
号を生成する。RSSI補正部25は、第2RSSI検
出部21のRSSI検出出力と、比較器24が出力する
制御信号から分るアッテネータ4,6での減衰量とに基
づいて第1RSSI検出部18のRSSI検出出力を補
正して正しい受信入力レベルを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば移動通信機
などに適用され、強入力時の受信性能を確保するために
アッテネータを備えた無線受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置は、受信入力レベル
(RSSI)を検出し、その受信入力レベルが一定値を
越える場合にアッテネータを動作させる。なおRSSI
は、一般的には中間周波(IF)部でDC電圧として検
出される。
【0003】そして従来よりあるRSSI検出器でのR
SSIの検出レンジは、図4に示すように無線受信装置
が線形動作を行える範囲よりも小さくなっている。アッ
テネータの制御ポイントは、例えば図4に理想ポイント
として示すように、無線受信装置の線形動作範囲の限界
近傍に設定することが望ましいが、実際にはRSSI検
出器でのRSSI検出レンジ内でしか設定することがで
きない。このためアッテネータの制御ポイントは、例え
ば図4に実際ポイントとして示すように、無線受信装置
の線形動作範囲の限界から大きく離れた位置となってし
まい、効率が悪くなっていた。
【0004】なお図4において、「IM」はインターモ
ジュレーションを、また「IP3」は3次インターセプ
トポイントをそれぞれ示す。一方、アッテネータが動作
すると、RSSI検出器により検出されるRSSIが変
化するため、その状態ではRSSI検出器により検出さ
れたRSSIが不正確なものとなる。
【0005】RSSI検出器により検出されたRSSI
は、空きチャネル情報、エリア情報、妨害波の検出ある
いは同一チャネルの検出などにも用いられているので、
アッテネータが動作しているときにはこれらの情報に基
づく制御が正確に行えないおそれがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
RSSI検出器によるRSSI検出レンジが無線受信装
置の線形動作範囲よりも小さいために、アッテネータの
制御ポイントが必要以上に低くなり、効率が悪いという
不具合があった。
【0007】また、RSSI検出器はアッテネータの動
作中におけるRSSIを正しく検出することができず、
この検出されたRSSIに基づく各種の処理を正しく行
えないおそれがあった。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、アッテネータ
の制御ポイントを高めて効率の向上を図ることを可能と
するとともに、広範囲に渡り受信入力レベルを正しく検
出することができる無線受信装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、無線信号から変換された高周波信号から
中間周波またはベースバンドの信号を取り出すものであ
って、前記無線信号が高強度であるときに前記高周波信
号を減衰するための例えば2つのアッテネータからなる
減衰手段を有した無線受信装置において、前記減衰手段
を通ったのちの受信信号レベルから受信入力レベルを所
定の第1検出範囲内で検出する例えば第1RSSI検出
部などの第1検出手段と、前記減衰手段を通ったのちの
受信信号レベルから受信入力レベルを、前記第1検出範
囲よりも高い受信入力レベルを含み、かつ一部が前記第
1検出範囲の一部に重なった所定の第2検出範囲内で検
出する例えば第2RSSI検出部などの第2検出手段
と、前記第2検出手段により検出された受信入力レベル
に基づいて前記減衰手段による減衰量を制御する、例え
ば基準電圧変更部および比較器からなる減衰制御手段
と、前記第2検出手段により検出された受信入力レベル
および前記減衰手段による減衰量に基づいて、前記第1
検出手段により検出された受信入力レベルを補正して正
しい受信入力レベルを求める例えばRSSI補正部など
の補正手段とを備えた。
【0010】このような手段を講じたことにより、受信
入力レベルは、第1検出手段と第2検出手段とにより分
担されて広レンジに渡り検出される。そして、このよう
に広レンジに渡り検出される受信入力レベルのうち、第
2検出手段により検出されるより高いレベルのポイント
において、減衰手段による減衰量の制御が行われる。さ
らに、第1検出手段により正しく検出できないレンジの
受信入力レベルについては、第1検出手段により検出さ
れた受信入力レベルを、第2検出手段により検出された
受信入力レベルと減衰手段による減衰量とに基づいて補
正することにより求められる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の無
線受信装置を適用した移動通信機の一実施形態につき説
明する。図1は本実施形態に係る移動通信機の無線系の
構成を示すブロック図である。
【0012】この図に示すように本移動通信機は、アン
テナ端子1、バンドパスフィルタ2、アンテナスイッチ
3、アッテネータ(ATT)4、低ノイズアンプ5、ア
ッテネータ(ATT)6、ミキサ7、バンドパスフィル
タ8、ミキサ9、バンドパスフィルタ10、中間周波ア
ンプ11、変調器(MOD)12、利得制御アンプ1
3、ミキサ14、バンドパスフィルタ15、利得制御ア
ンプ16、パワーアンプ17、第1RSSI検出部1
8、抵抗器19、コンデンサ20、第2RSSI検出部
21、RCフィルタ22、基準電圧変更部23、比較器
24およびRSSI補正部25を有している。
【0013】アンテナ端子1に図示しないアンテナから
与えられた無線周波信号は、バンドパスフィルタ2で必
要周波数成分が取り出されたのち、アンテナスイッチ3
を介してアッテネータ4に与えられる。
【0014】アッテネータ4は、比較器24から出力さ
れる制御信号に基づき、入力信号を一定の減衰量で減衰
させるか、あるいはそのまま通過させる。アッテネータ
4から出力された高周波信号は、低ノイズアンプ5で1
0dBの利得で増幅されたのち、アッテネータ6に与え
られる。
【0015】アッテネータ6はアッテネータ4と同様
に、比較器24から出力される制御信号に基づき、入力
信号を一定の減衰量で減衰させるか、あるいはそのまま
通過させる。
【0016】アッテネータ6から出力された高周波信号
は、ミキサ7およびミキサ9にて第1局発信号(1st
LOC)および第2局発信号(2nd LOC)が順
次合成されてダウンコンバートされ、中間周波信号に変
換される。また、ミキサ7およびミキサ9にて局発信号
が合成される度に、バンドパスフィルタ8およびバンド
パスフィルタ10により不要周波数成分の除去がなされ
る。
【0017】バンドパスフィルタ10から出力された中
間周波信号は、中間周波アンプ11で増幅された上で、
図示しない周知の構成のベースバンド系へと与えられ
る。一方、送信するべく図示しないベースバンド系から
与えられたI系列信号およびQ系列信号は、変調器12
に入力される。そして変調器12では、これらI系列信
号およびQ系列信号と第2局発信号(2nd LOC)
とを用いて所定の変調処理を行い、送信信号を生成す
る。
【0018】この変調器12で生成された送信信号は、
利得制御アンプ13によって任意の利得で増幅されたの
ち、ミキサ14で第1局発信号(1st LOC)が合
成されてアップコンバートされ、無線周波信号に変換さ
れる。
【0019】ミキサ14で得られた無線周波信号は、バ
ンドパスフィルタ15によって不要周波数成分が除去さ
れたのち、利得制御アンプ16およびパワーアンプ17
で順次増幅される。
【0020】パワーアンプ17から出力された無線周波
信号は、アンテナスイッチ3を介してバンドパスフィル
タ2に与えられて不要周波数成分が除去されたのち、ア
ンテナ端子1から図示しないアンテナへと供給される。
【0021】第1RSSI検出部18は、中間周波アン
プ11から中間周波信号を取り出し、そのレベルからR
F入力レベル(受信入力レベル)を検出する。そして第
1RSSI検出部18は、検出したRF入力レベルに応
じたDC電圧をRSSI検出出力として出力する。この
第1RSSI検出部18のRSSI検出出力は、抵抗器
19およびコンデンサ20からなるフィルタを介して、
RSSI補正部25に入力される。
【0022】第2RSSI検出部21は、ミキサ7が出
力する信号のレベルからRF入力レベル(受信入力レベ
ル)を検出する。そして第2RSSI検出部21は、検
出したRF入力レベルに応じたDC電圧をRSSI検出
出力として出力する。なお、この第2RSSI検出部2
1のRSSI検出レンジは、第1RSSI検出部18の
RSSI検出レンジの上限よりも高いRF入力レベルを
含み、かつそのRSSI検出レンジの下限側の一部が第
1RSSI検出部18のRSSI検出レンジの上限側の
一部と重なる。そしてこの第2RSSI検出部18のR
SSI検出出力は、RCフィルタ22を介して比較器2
4の非反転入力端子に入力されるとともに、RSSI補
正部25にも与えられる。
【0023】基準電圧変更部23には、所定の原基準電
圧Vrefが与えられている。また基準電圧変更部23
には、比較器24から出力される制御信号が与えられて
いる。そして基準電圧変更部23は、比較器24から出
力される制御信号がアッテネータOFFを示す時には原
基準電圧Vref を所定の第1基準電圧Vref1に、また制
御信号がアッテネータONを示す時には原基準電圧Vre
f を第1基準電圧より低い所定の第2基準電圧Vref2に
それぞれ変更して比較器24の反転入力端子へと与え
る。
【0024】なお第1基準電圧Vref1および第2基準電
圧Vref2は、図4に示したような本移動通信機の特性
と、第2RSSI検出部21の出力特性とに基づいて適
切に設定する。
【0025】比較器24は、RCフィルタ22からの出
力の電圧と、基準電圧変更部23から与えられる基準電
圧とを比較する。そしてこの比較器24は、RCフィル
タ22からの出力の電圧が基準電圧変更部23から与え
られる基準電圧よりも大きいときにのみ所定のHigh
レベルとし、他のときにはLowレベルとした制御信号
を出力する。この制御信号は、アッテネータ4,6、基
準電圧変更部23およびRSSI補正部25にそれぞれ
与えられる。
【0026】RSSI補正部25は、第1RSSI検出
部18から与えられるRSSI検出出力を、第2RSS
I検出部21から与えられるRSSI検出出力および比
較器24から与えられる制御信号に基づいて補正する。
【0027】次に以上のように構成された移動通信機の
動作につき説明する。なお、信号の送受信に係る動作に
ついては従来よりある同種の移動通信機と同様であるの
でその説明は省略し、ここではアッテネータ4,6のO
N/OFF制御と、RSSI検出とに係る動作につき説
明することとする。
【0028】まず図2に符号Aを付して示すように、第
1RSSI検出部18は、RF入力レベルがあるレベル
L2を上回ると、そのRSSI検出出力は飽和する。こ
れに対して図2に符号Bを付して示すように、第2RS
SI検出部21は、RF入力レベルがレベルL2よりも
低いレベルL1からレベルL2よりも高いレベルまでの
範囲で、RF入力レベルに応じたRSSI検出出力を出
力する。
【0029】さて、比較器24が出力する制御信号がア
ッテネータOFFを示すLowレベルとなっていると
き、基準電圧変更部23は第1基準電圧Vref1を出力し
ている。
【0030】かくしてこの状態では、第2RSSI検出
部21のRSSI検出出力が第1基準電圧Vref1を上回
らない限りは、アッテネータ4,6はOFFされたまま
である。
【0031】しかし、RF入力レベルが上昇し、第2R
SSI検出部21のRSSI検出出力が第1基準電圧V
ref1を上回ると、比較器24が出力する制御信号がアッ
テネータONを示すHighレベルに変化する。
【0032】このように制御信号がHighレベルとな
ったならば、アッテネータ4,6がONとなり、ミキサ
7へと与えられる無線周波信号のレベルが一定の減衰量
Gで減衰される。
【0033】そうするとそれにともない、第2RSSI
検出部21のRSSI検出出力も、減衰量Gに応じた一
定電圧Vgだけ低下する。なお、比較器24が出力する
制御信号がHighレベルとなったことに応じて、基準
電圧変更部23は出力する電圧を第2基準電圧Vref2に
変更している。この第2基準電圧Vref2は、第1基準電
圧Vref1よりも電圧Vg以上低い電圧となっており、制
御信号はHighレベルに維持される。
【0034】一方、RF入力レベルが低下し、第2RS
SI検出部21のRSSI検出出力が第2基準電圧Vre
f2を下回ると、比較器24が出力する制御信号がアッテ
ネータOFFを示すLowレベルに変化する。
【0035】このように制御信号がLowレベルとなっ
たならば、アッテネータ4,6がOFFとなり、ミキサ
7へと与えられる無線周波信号の減衰が行われなくな
る。そうするとそれにともない、第2RSSI検出部2
1のRSSI検出出力も、減衰量Gに応じた一定電圧V
gだけ上昇する。
【0036】なお、比較器24が出力する制御信号がL
owレベルとなったことに応じて、基準電圧変更部23
は出力する電圧を第1基準電圧Vref1に変更しており、
制御信号はLowレベルに維持される。
【0037】さて、このようしてアッテネータ4,6の
ON/OFF制御がなされる中で、RSSI補正部25
では次のようなRSSI検出出力の補正処理を行ってい
る。まず、第1RSSI検出部18のRSSI検出出力
がその飽和電圧Vsよりも低い時、すなわちRF入力レ
ベルが図2にR1で示す範囲にある時にRSSI補正部
25は、第1RSSI検出部18のRSSI検出出力は
妥当であるので、補正することなくそのまま出力する 第1RSSI検出部18のRSSI検出出力がその飽和
電圧Vsを越えており、かつ制御信号がLowレベル
(アッテネータOFF)である時、すなわちRF入力レ
ベルが図2にR2で示す範囲にある時にRSSI補正部
25は、 Va+Vb−Vx ただし、Va:第1RSSI検出部18のRSSI検出
出力電圧 Vb:第2RSSI検出部21のRSSI検出出力電圧 Vx:第1RSSI検出部18のRSSI検出出力がそ
の飽和電圧Vsを越える時点での第2RSSI検出部2
1のRSSI検出出力電圧 として、補正されたRSSI検出値を求める。
【0038】そして、第1RSSI検出部18のRSS
I検出出力がその飽和電圧Vsを越えており、かつ制御
信号がHighレベル(アッテネータON)である時、
すなわちRF入力レベルが図2にR3で示す範囲にある
時にRSSI補正部25は、 Va+Vb−Vx−Vg ただし、Vg:アッテネータ4,6による減衰量Gに応
じた第2RSSI検出部21のRSSI検出出力の変化
電圧値 として、補正されたRSSI検出値を求める。
【0039】このように本実施形態によれば、互いにR
SSI検出レンジが異なる第1RSSI検出部18およ
び第2RSSI検出部21を設け、より高いRF入力レ
ベルをRSSI検出レンジとする第2RSSI検出部2
1のRSSI検出出力に基づいてアッテネータ4,6の
ON/OFF制御を行うようにしているので、第1RS
SI検出部18のRSSI検出出力に基づいてアッテネ
ータ4,6のON/OFF制御を行う場合に比べてより
RF入力レベルが大きいポイントで、すなわち線形動作
範囲の限界近傍のポイントでアッテネータ4,6のON
/OFF制御を行うことができる。このため、線形動作
範囲を有効に使用して、効率良く動作することが可能と
なる。
【0040】また、従来のようにアッテネータの制御ポ
イントが低いと、アッテネータの制御にヒステリシスを
持たせた場合に、減衰後の信号レベルが低下しすぎてし
まう程度までアッテネータをONし続けることになっ
て、動作が不安定になってしまう場合がある。しかしな
がら本実施形態によれば、アッテネータ4,6の制御に
ヒステリシスを持たせているが、アッテネータ4,6の
OFFポイントはRF入力レベルが大きい位置に定めら
れており、減衰後の信号レベルが低下しすぎてしまうこ
とがない。
【0041】また本実施形態によれば、RF入力レベル
が第1RSSI検出部18のRSSI検出レンジを越え
ているときでも、第2RSSI検出部21のRSSI検
出出力とアッテネータ4,6の制御信号の状態とに基づ
いて第1RSSI検出部18のRSSI検出出力を補正
するようにしているので、1つのRSSI検出部による
RSSI検出レンジよりも広いレンジに渡ってRSSI
を正しく検出することができる。従って、このRSSI
検出出力に基づいて行われる各種の処理を、誤動作させ
ることなく正しく行わせることが可能である。
【0042】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、アッテネータ
4,6を同時にON/OFFすることとしているが、そ
れらを別々の制御ポイントでON/OFFすることとし
ても良い。あるいは例えば図3に示すような多段階で減
衰量を変化させることが可能なアッテネータユニット3
0を用い、減衰量を多段階で制御することとしても良
い。そしてこのような構成を採る場合には、RSSI補
正部25はアッテネータのON/OFFだけではなく、
減衰量を考慮してRSSI検出出力の算出を行うように
する。
【0043】図3のアッテネータユニット30は、アッ
テネータ(ATT)31,32,33およびスイッチ3
4,35,36からなり、アッテネータ31,32,3
3のON/OFF状態や、スイッチ34,35,36の
ON/OFF状態を適宜制御することにより、多段階に
減衰量を制御することができる。
【0044】またRSSI補正部25におけるRSSI
検出出力の補正のために用いる数式は上記実施形態に示
したものに限定されるものではなく、第1RSSI検出
部18や第2RSSI検出部21の特性などに応じて適
切に設定される。
【0045】また上記実施形態では、本発明に係る無線
受信装置は、移動通信機に適用されるものに限定される
ものではない。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変形実施が可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明のよれば、無線信号から変換され
た高周波信号から中間周波またはベースバンドの信号を
取り出すものであって、前記無線信号が高強度であると
きに前記高周波信号を減衰するための減衰手段を有した
無線受信装置において、前記減衰手段を通ったのちの受
信信号レベルから受信入力レベルを所定の第1検出範囲
内で検出する第1検出手段と、前記減衰手段を通ったの
ちの受信信号レベルから受信入力レベルを、前記第1検
出範囲よりも高い受信入力レベルを含み、かつ一部が前
記第1検出範囲の一部に重なった所定の第2検出範囲内
で検出する第2検出手段と、前記第2検出手段により検
出された受信入力レベルに基づいて前記減衰手段による
減衰量を制御する減衰制御手段と、前記第2検出手段に
より検出された受信入力レベルおよび前記減衰手段によ
る減衰量に基づいて、前記第1検出手段により検出され
た受信入力レベルを補正して正しい受信入力レベルを求
める補正手段とを備えたので、アッテネータの制御ポイ
ントを高めて効率の向上を図ることを可能とするととも
に、広範囲に渡りRSSIを正しく検出することができ
る無線受信装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線受信装置を適用した移動通信機の
一実施形態における無線系の構成を示すブロック図。
【図2】図1中の第1RSSI検出部18および第2R
SSI検出部21の出力特性を示す図。
【図3】受信信号を減衰させるための構成の変形例を示
す図。
【図4】従来の無線受信装置におけるアッテネータの制
御ポイントを説明する図。
【符号の説明】
1…アンテナ端子 2…バンドパスフィルタ 3…アンテナスイッチ 4…アッテネータ(ATT) 5…低ノイズアンプ 6…アッテネータ(ATT) 7…ミキサ 8…バンドパスフィルタ 9…ミキサ 10…バンドパスフィルタ 11…中間周波アンプ 12…変調器(MOD) 13…利得制御アンプ 14…ミキサ 15…バンドパスフィルタ 16…利得制御アンプ 17…パワーアンプ 18…第1RSSI検出部 19…抵抗器 20…コンデンサ 21…第2RSSI検出部 22…RCフィルタ 23…基準電圧変更部 24…比較器 25…RSSI補正部 30…アッテネータユニット 31,32,33…アッテネータ(ATT) 34,35,36…スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号から変換された高周波信号から
    中間周波またはベースバンドの信号を取り出すものであ
    って、前記無線信号が高強度であるときに前記高周波信
    号を減衰するための減衰手段を有した無線受信装置にお
    いて、 前記減衰手段を通ったのちの受信信号レベルから受信入
    力レベルを所定の第1検出範囲内で検出する第1検出手
    段と、 前記減衰手段を通ったのちの受信信号レベルから受信入
    力レベルを、前記第1検出範囲よりも高い受信入力レベ
    ルを含み、かつ一部が前記第1検出範囲の一部に重なっ
    た所定の第2検出範囲内で検出する第2検出手段と、 前記第2検出手段により検出された受信入力レベルに基
    づいて前記減衰手段による減衰量を制御する減衰制御手
    段と、 前記第2検出手段により検出された受信入力レベルおよ
    び前記減衰手段による減衰量に基づいて、前記第1検出
    手段により検出された受信入力レベルを補正して正しい
    受信入力レベルを求める補正手段とを具備したことを特
    徴とする無線受信装置。
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