JPH05219024A - 軟判定誤り訂正回路 - Google Patents
軟判定誤り訂正回路Info
- Publication number
- JPH05219024A JPH05219024A JP1967692A JP1967692A JPH05219024A JP H05219024 A JPH05219024 A JP H05219024A JP 1967692 A JP1967692 A JP 1967692A JP 1967692 A JP1967692 A JP 1967692A JP H05219024 A JPH05219024 A JP H05219024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- error
- circuit
- error correction
- correction circuit
- Prior art date
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- Pending
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】受信信号のレベル変動を所定レベルに制御する
AGC回路1と、この受信信号を同期検波しP,Qチャ
ネル信号を出力するPSK復調器15と、この2つの復
調信号の誤り検出と訂正を行う誤り訂正回路8と、誤り
訂正回路への入力信号を復号して再生搬送波信号へ帰還
する復号器7と、誤り訂正回路の出力信号を再符号化す
るエンコーダ9と、誤り訂正回路で検出されたエラーパ
ルスを一定の時間間隔でカウントするカウンタ12と、
カウンタ12の計数値を零に収れんさせるべくAGC回
路の出力信号を増加方向又は減少方向のいずれかに制御
する極性を持った制御信号を出力する制御手段13とを
有する。 【効果】誤り訂正の前後で生じるデータの不一致個数を
零に収れんするように受信信号のレベルを制御すること
により、誤りが最少となる信号レベルに自動調整でき
る。
AGC回路1と、この受信信号を同期検波しP,Qチャ
ネル信号を出力するPSK復調器15と、この2つの復
調信号の誤り検出と訂正を行う誤り訂正回路8と、誤り
訂正回路への入力信号を復号して再生搬送波信号へ帰還
する復号器7と、誤り訂正回路の出力信号を再符号化す
るエンコーダ9と、誤り訂正回路で検出されたエラーパ
ルスを一定の時間間隔でカウントするカウンタ12と、
カウンタ12の計数値を零に収れんさせるべくAGC回
路の出力信号を増加方向又は減少方向のいずれかに制御
する極性を持った制御信号を出力する制御手段13とを
有する。 【効果】誤り訂正の前後で生じるデータの不一致個数を
零に収れんするように受信信号のレベルを制御すること
により、誤りが最少となる信号レベルに自動調整でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟判定誤り訂正回路に
関し、特に誤り訂正回路の入出力におけるデータの不一
致が最少になるように受信信号レベルを最適に制御する
軟判定誤り訂正回路に関する。
関し、特に誤り訂正回路の入出力におけるデータの不一
致が最少になるように受信信号レベルを最適に制御する
軟判定誤り訂正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誤り訂正回路を用いたPSK復調
装置は図2に示すように、受信信号は、2相あるいは4
相PSK復調器15を通りデータが復調された後に誤り
訂正器(FEC)8により誤り訂正される。この時AG
C1Aは、受信信号のレベル変動に対し、A/D変換器
6A,6Bへの入力信号のレベルが一定になるように、
復号器7Aから制御を受ける。またこの復号器7Aには
再生搬送波信号を発生するVCO4に対する位相帰還信
号を出力する機能も有している。このPSK復調器15
は分配器2で2分岐された信号からPチャネル,Qチャ
ネル信号を生成するためにミキサ3A,3BでVCO4
の再生搬送波信号とミキシングされる。
装置は図2に示すように、受信信号は、2相あるいは4
相PSK復調器15を通りデータが復調された後に誤り
訂正器(FEC)8により誤り訂正される。この時AG
C1Aは、受信信号のレベル変動に対し、A/D変換器
6A,6Bへの入力信号のレベルが一定になるように、
復号器7Aから制御を受ける。またこの復号器7Aには
再生搬送波信号を発生するVCO4に対する位相帰還信
号を出力する機能も有している。このPSK復調器15
は分配器2で2分岐された信号からPチャネル,Qチャ
ネル信号を生成するためにミキサ3A,3BでVCO4
の再生搬送波信号とミキシングされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の軟判定誤り
訂正回路では、受信信号の入力レベル変動に対してAG
C回路の動作がA/D変換器への入力を固定レベルに自
動調整しているので、受信信号に雑音が付加され信号電
力と雑音電力の比がたえず変化している場合に、A/D
変換器への入力レベルが誤り訂正をするために必ずしも
最適レベルとはかぎらないという欠点がある。
訂正回路では、受信信号の入力レベル変動に対してAG
C回路の動作がA/D変換器への入力を固定レベルに自
動調整しているので、受信信号に雑音が付加され信号電
力と雑音電力の比がたえず変化している場合に、A/D
変換器への入力レベルが誤り訂正をするために必ずしも
最適レベルとはかぎらないという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の軟判定誤り訂正
回路は、受信信号のレベル変動を所定レベルに制御する
AGC回路と、この受信信号を分岐して再生搬送波信号
とミキシングして同期検波しPチャネル,Qチャネル信
号を出力するPSK復調器と、この2つの復調信号をそ
れぞれA/D変換した後に誤り符号の検出および訂正を
行う誤り訂正回路と、前記誤り訂正回路への入力信号を
復号して再生搬送波信号への位相帰還信号を生成する復
号器とを有する軟判定誤り訂正回路において、前記誤り
訂正回路の出力信号を再符号化するエンコーダと、前記
誤り訂正回路を通過する信号の処理等に要する遅延時間
を補正する遅延器と、前記誤り訂正回路で検出されたエ
ラーパルスを一定の時間間隔でカウントし、エラーパル
スの数を制御手段に入力後リセットされるカウンタと、
前記カウンタの計数値を零に収れんさせるべく前記AG
C回路の出力信号を増加方向又は減少方向のいずれかに
制御する極性を持った制御信号を出力する制御手段とを
有する。
回路は、受信信号のレベル変動を所定レベルに制御する
AGC回路と、この受信信号を分岐して再生搬送波信号
とミキシングして同期検波しPチャネル,Qチャネル信
号を出力するPSK復調器と、この2つの復調信号をそ
れぞれA/D変換した後に誤り符号の検出および訂正を
行う誤り訂正回路と、前記誤り訂正回路への入力信号を
復号して再生搬送波信号への位相帰還信号を生成する復
号器とを有する軟判定誤り訂正回路において、前記誤り
訂正回路の出力信号を再符号化するエンコーダと、前記
誤り訂正回路を通過する信号の処理等に要する遅延時間
を補正する遅延器と、前記誤り訂正回路で検出されたエ
ラーパルスを一定の時間間隔でカウントし、エラーパル
スの数を制御手段に入力後リセットされるカウンタと、
前記カウンタの計数値を零に収れんさせるべく前記AG
C回路の出力信号を増加方向又は減少方向のいずれかに
制御する極性を持った制御信号を出力する制御手段とを
有する。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。図1にお
いて図2の従来例と同一の符号は同一の構成と機能を有
している。すなわち、従来例と同様にPSK復調器15
は分配器2、ミキサ3A,3B,電圧制御発振器4、9
0度移相器5から構成され、この出力にA/D変換器6
A,6B、復号器7が接続される。受信信号はPSK復
調器15によりP,Qチャネル2チャネルの復調信号と
なり、A/D変換後に誤り訂正器8により誤り訂正され
る。
る。図1は本発明の一実施例の構成図である。図1にお
いて図2の従来例と同一の符号は同一の構成と機能を有
している。すなわち、従来例と同様にPSK復調器15
は分配器2、ミキサ3A,3B,電圧制御発振器4、9
0度移相器5から構成され、この出力にA/D変換器6
A,6B、復号器7が接続される。受信信号はPSK復
調器15によりP,Qチャネル2チャネルの復調信号と
なり、A/D変換後に誤り訂正器8により誤り訂正され
る。
【0006】ここで本発明の実施例はエンコーダ9を介
し、誤り訂正されたデータを再符号化する。一方、Pチ
ャネル,Qチャネルのうちの一方の信号のMSB信号
は、誤り訂正器8内の信号通過時における位相補償のた
めの遅延器10を通してそれぞれ排他的論理和器11に
入力する。この排他的論理和器11に続くカウンタ12
は、誤り訂正回路8の前後で生じるデータの不一致個数
を計数する。制御器13はデータの不一致個数が零に収
れんするようにD/A変換器14を介してAGC回路1
の出力レベルを増加又は減少方向のいずれかの方向に制
御する。これにより受信信号は誤りが最小となる信号レ
ベルに自動調整される。
し、誤り訂正されたデータを再符号化する。一方、Pチ
ャネル,Qチャネルのうちの一方の信号のMSB信号
は、誤り訂正器8内の信号通過時における位相補償のた
めの遅延器10を通してそれぞれ排他的論理和器11に
入力する。この排他的論理和器11に続くカウンタ12
は、誤り訂正回路8の前後で生じるデータの不一致個数
を計数する。制御器13はデータの不一致個数が零に収
れんするようにD/A変換器14を介してAGC回路1
の出力レベルを増加又は減少方向のいずれかの方向に制
御する。これにより受信信号は誤りが最小となる信号レ
ベルに自動調整される。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エンコー
ダ遅延器、排他的論理和器及びカウンタと制御器とD/
A変換器とを有することにより、誤り訂正の前後で生じ
るデータの不一致個数を零に収れんするように受信信号
のレベルを制御することにより、誤りが最少となる信号
レベルに自動調整できる効果がある。
ダ遅延器、排他的論理和器及びカウンタと制御器とD/
A変換器とを有することにより、誤り訂正の前後で生じ
るデータの不一致個数を零に収れんするように受信信号
のレベルを制御することにより、誤りが最少となる信号
レベルに自動調整できる効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
1 自動利得制御回路(AGC回路) 2 分配器 3A,3B ミキサ 4 電圧制御発振器(VCO) 5 90度移相器 6A,6B A/D変換器 7 復号器(DEM) 8 誤り訂正器(FEC) 9 エンコーダ 10 遅延器 11 排他的論理和器 12 カウンタ 13 制御器 14 D/A変換器 15 PSK復調器
Claims (1)
- 【請求項1】 受信信号のレベル変動を所定レベルに制
御するAGC回路と、この受信信号を分岐して再生搬送
波信号とミキシングして同期検波しPチャネル,Qチャ
ネル信号を出力するPSK復調器と、この2つの復調信
号をそれぞれA/D変換した後に誤り符号の検出および
訂正を行う誤り訂正回路と、前記誤り訂正回路への入力
信号を復号して再生搬送波信号への位相帰還信号を生成
する復号器とを有する軟判定誤り訂正回路において、前
記誤り訂正回路の出力信号を再符号化するエンコーダ
と、前記誤り訂正回路を通過する信号の処理等に要する
遅延時間を補正する遅延器と、前記誤り訂正回路で検出
されたエラーパルスを一定の時間間隔でカウントし、エ
ラーパルスの数を制御手段に入力後リセットされるカウ
ンタと、前記カウンタの計数値を零に収れんさせるべく
前記AGC回路の出力信号を増加方向又は減少方向のい
ずれかに制御する極性を持った制御信号を出力する制御
手段とを有することを特徴とする軟判定誤り訂正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1967692A JPH05219024A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 軟判定誤り訂正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1967692A JPH05219024A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 軟判定誤り訂正回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05219024A true JPH05219024A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12005839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1967692A Pending JPH05219024A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 軟判定誤り訂正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05219024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6044253A (en) * | 1996-09-19 | 2000-03-28 | Nec Corporation | Method and apparatus using first and second variable gain control circuits to reduce cross modulation in a radio receiver |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP1967692A patent/JPH05219024A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6044253A (en) * | 1996-09-19 | 2000-03-28 | Nec Corporation | Method and apparatus using first and second variable gain control circuits to reduce cross modulation in a radio receiver |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000215 |