JP3121319B2 - Ds−cdmaマルチユーザ干渉キャンセラとそのシステム - Google Patents

Ds−cdmaマルチユーザ干渉キャンセラとそのシステム

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JP3121319B2 JP35917298A JP35917298A JP3121319B2 JP 3121319 B2 JP3121319 B2 JP 3121319B2 JP 35917298 A JP35917298 A JP 35917298A JP 35917298 A JP35917298 A JP 35917298A JP 3121319 B2 JP3121319 B2 JP 3121319B2
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    • H04B1/71075Parallel interference cancellation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DS−CDMA
(Direct Sequence-Code Division Multiple Access)
通信方式のマルチユーザ干渉キャンセラ及びCDMAマ
ルチユーザシステムに関し、特に受信信号の信号レベル
に特徴を有するマルチユーザ干渉キャンセラの改良、及
びそれを用いたCDMAマルチユーザシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散多元接続(DS−CD
MA)通信方式に於けるマクロセルやマイクロセル内の
干渉を低減し、加入者容量の増加、或いは通話品質を向
上させる方法として、マルチユーザ干渉キャンセラが提
案されている。
【0003】このマルチユーザ干渉キャンセラは、ある
ユーザk(1≦k≦K)の信号を復調するに先立ち、ユ
ーザk以外のユーザの干渉レプリカ成分を生成して差し
引く、という動作をI回(マルチステージ)行うことに
より、他ユーザの干渉の影響を低減する方式である。こ
のマルチユーザ干渉キャンセラ方式はシリアル(直列)
型及びパラレル(並列)型の2種類に分類される。
【0004】そのうちシリアル型の原理は例えば、電子
通信学会技報(RCS95−50)「DS−CDMAに
おけるパイロットシンボルを用いる逐次チャネル推定型
シリアルキャンセラ」等に述べられおり、また特開平0
9−270736号公報(特許掲載公報第273777
6号)「DS−CDMAマルチユーザーシリアル干渉キ
ャンセラ装置」にその構成の一例が開示されている。
【0005】図4及び図5は上記特許掲載公報第273
7776号の干渉キャンセラ(パラレル型)の構成例で
ある。例は3ユーザのものである。
【0006】図4に当該掲載公報及び一般的なDS−C
DMA方式の受信部の概要構成図を示している。図にお
いて、アンテナ41から電波を受けて、高周波増幅器4
2で高周波信号を増幅し、可変利得増幅器43で一定出
力レベルとし、周波数変換器44でベースバンド信号に
検波し、このベースバンド信号をA/D変換器45でデ
ジタル信号に変換し、干渉キャンセル/復調部46でデ
ジタル信号から干渉波を除去して元の送信されたデータ
を復調する。また、ベースバンド信号は、負帰還ループ
を組んで、レベル検出部47でそのベースバンド信号の
レベルを所定期間積算した平均レベル又はピークレベル
としてDC電圧に変換し、AGC制御部48でDC電圧
に従って可変利得増幅器43の利得を制御して可変利得
増幅器43の出力を一定レベルとする。
【0007】この図5において、51は前段の高周波復
調部で復調されA/D変換されたベースバンド受信信
号、52は干渉レプリカ生成及び干渉キャンセルする干
渉キャンセラユニット(ICU:Interference Cancell
er Unit)、53は全ユーザの干渉レプリカ成分を合成
する加算器、54は受信信号を遅延保持しておく遅延メ
モリ、55は受信信号より干渉レプリカ成分を差し引く
(キャンセル)為の減算器、56は各ユーザの干渉レプ
リカ信号を次ステージの自ユーザへ伝送するライン、5
7は前ステージの自ユーザの(干渉)レプリカ信号を再
び加える(第1ステージの全ユーザの信号成分が差し引
かれてしまっている)為の加算器、58は最終的な復号
を出力する復号器である。
【0008】上記構成により、受信信号rより、並列に
接続されたICU52により、第1ステージの第1ユー
ザから第3ユーザの干渉レプリカ信号S1,1、S1,2、S
1,3が生成される。これらが加算器53で合成され、減
算器55にて元の受信信号rより差し引かれる。これら
が第2ステージのICU52に入力される前に各ユーザ
の信号成分を加算器57にて加算して、ICU52に入
力される。結局、一般的にはiステージの減算器55の
出力A'iは、 A'i=r−Si-1,1−Si-1,2−...−Si-1,(k-1)−S(i-1),k−S(i-1),(k+1 )−...−S(i-1),K ……(1) となる。(1)式より分かるように、これは自ユーザS
(i-1),kの成分をも含め、全ユーザの成分が差し引かれ
てしまっている残差信号であるので、iステージkユー
ザの処理を行う前に S(i-1),k 即ち、前ステージで得
られた自ユーザのレプリカを加算器57で再加算して、
ICU52に入力される。これらの信号は全てチップレ
ートの信号である。このようにして、本掲載公報に先立
つ先行技術の後段になるほど処理遅延を補償するメモリ
量が増大するのに対して、受信信号を保持するメモリを
削減することができ、装置の実現がより容易になるとし
ている。
【0009】また、図6に従来方式の本掲載公報による
ICU52の内部構成のブロック図が示されている。入
力された受信信号r61は、自ユーザ自パスの拡散符号
Ck,lと乗算器62で掛け合わされ、積分63で積分
され、相関検出信号が求められる。伝送路推定器64で
その相関検出信号から伝送路フェーディングベクトルξ
が求められ、その複素共役数ξ*がその相関検出信号
に、乗算器65で掛け合わされ、位相補正される。各伝
送路の各パス毎の位相補正された各信号は、RAKE合
成66され、判定器67にて元のシンボル系列が復号さ
れる。その後干渉レプリカ再生のため、パス毎の伝送路
フェーディングベクトルが掛け合わされて(乗算器6
8)、元の伝送路特性に戻され、元の拡散系列で拡散さ
れ(乗算器69)、チップレートの干渉レプリカが再生
されて、次ユーザ若しくは次ステージに転送される。
【0010】最終ステージでは復号器58に干渉キャン
セルされた信号が入力され最終的な復号結果が出力され
る。
【0011】上記の処理は、一般的にディジタル信号処
理されるが、アンテナ入力より上記の干渉キャンセラへ
の入力までの間には、アンテナから入力された無線受信
信号を高周波増幅し、周波数変換して、A/D変換する
過程があり、受信信号を適切なレベルでディジタル信号
に変換するためには、A/D変換器に適切なレベルで入
力させなければならない。
【0012】そのため従来より、高周波増幅器よりA/
D変換入力までの間に可変利得増幅器を設け、さらにA
/D変換器への入力を監視し、A/D変換器への入力が
ほぼ一定になるように、可変利得増幅器の利得を自動調
整するAGC(自動利得制御)が設けられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような干渉キャン
セラに於いては、干渉レプリカを受信信号より推定して
再生して、受信信号より差し引くという演算を、ディジ
タルの形式で行っているので、その処理の演算精度が、
干渉キャンセラの特性に大きな影響を及ぼす。演算精度
を向上させるためには、受信信号の表現されるビット数
を成る可く多くなるように、ビットを割り当てる必要が
ある。
【0014】例えば干渉キャンセルの為のディジタル信
号処理演算が8ビットである場合、受信信号は成る可く
8ビット一杯を使って表現した方が、それ以下のビット
数で表現するよりも、量子化誤差を小さくでき、精度を
向上させることが出来る。
【0015】しかし、その一方で、ビットを最初に大き
く取りすぎると、その後の演算過程でビットのビットオ
ーバーフロー(ディジタルで表現できるビット数を超え
てしまい、正しい値を表現できないこと)を起こし、そ
の結果特性を劣化させてしまう恐れもある。
【0016】また干渉キャンセラはその動作原理上、本
来目的とする信号の受信品質だけではなく、忠実に干渉
キャンセルを行わせるために、干渉波自体の受信品質も
重要である。その為、受信目的波と干渉波にレベルの差
が有った場合、単純に目的波の受信特性のみを最適にす
るように、AGC制御を行ってしまうと、干渉波のレベ
ルが小さくなり過ぎ、ビットの割り当てが減り、演算精
度が取れず、再生された干渉レプリカの精度が悪くなっ
てしまい、結果的に干渉キャンセル後の特性が向上しな
い、という場合も起こり得る。
【0017】そこで、このような処理の過程に於ける演
算誤差による総合的な特性の劣化が最小限になるような
ビット配分が取れるように、A/D変換器入力を制御し
なければならない。
【0018】ところが、上述した従来技術では、単にA
/D変換する前の信号レベルを検出し、その大きさによ
りA/D変換する前にAGCの制御を行っていた。さら
に、その制御のやり方として、平均レベルを一定にする
方法、ピークレベルを一定に抑える方法や、加えてAG
Cの制御にヒステリシスを持たせて、ある程度のレベル
の変化が生じるまでは利得を変化させない等の方法があ
るが、何れもA/D変換前のレベルに基づく制御であ
り、上記に述べたような様々な条件の下で必ずしも最適
の特性を得られるものではなかった。
【0019】本発明の主な目的は、受信信号のA/D変
換器入力レベルを調節するAGC制御方法を工夫するこ
とにより、干渉キャンセル後の特性の劣化を防ぐことの
出来るマルチユーザ干渉キャンセラを提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のユーザ
による干渉波をキャンセルするDS−CDMA(Direct
Sequence-Code Division Multiple Access)マルチユ
ーザ干渉キャンセラにおいて、受信信号の干渉キャンセ
ル処理前の受信特性と前記干渉キャンセル後の受信特性
とを比較評価し、前記受信信号の受信特性の改善が最も
大きくなるように前記受信信号のベースバンド復号前に
利得を制御する可変利得増幅器を備えたことを特徴とす
る。
【0021】また、本発明は、複数のユーザによる干渉
波をキャンセルして複数の復調信号を得るDS−CDM
A(Direct Sequence-Code Division Multiple Acces
s)マルチユーザシステムにおいて、前記複数のユーザ
からの受信信号のベースバンド信号から干渉キャンセル
処理前の受信特性と前記干渉キャンセル後の受信特性と
を比較評価し、前記受信信号の受信特性の改善が最も大
きくなるように前記受信信号のベースバンド復号前の高
周波増幅器後に利得を制御する可変利得増幅器を備えた
ことを特徴とする。
【0022】また、本発明によるマルチユーザ干渉キャ
ンセラは、図面を参照しつつ説明すれば、最初の予備復
調ステージにて、各ユーザの受信特性を取得し、その取
得したデータを後段のキャンセルステージの各カードに
通知する手段(図2,210)と、後段の干渉キャンセ
ルステージで干渉キャンセル処理後の各ユーザの受信特
性を測定し取得する手段(Eb/No;図3,34、或
いはBER;図3,312)と、取得した受信特性と予
備復調ステージで取得された特性とを比較し、干渉キャ
ンセルによる特性改善度が悪いと判断された場合にはA
GCに対し、現状の利得を補正するよう制御信号を発生
する手段を有していることを特徴としている。
【0023】上記比較制御器(図3,311)は、最初
の予備復調ステージで測定された受信信号の特性(Eb
/No或いはBER)と、後段のキャンセラ通過後の特
性とを比較し、予備復調ステージでの特性からの干渉キ
ャンセラを動作させたときの特性の改善具合を監視し、
改善度が低いと判断された場合にAGCに対しレベルを
補正するよう指示する信号を出力する。
【0024】この動作により精度良く干渉レプリカを生
成し、演算を行わせることができ、受信特性の劣化を防
ぐ効果が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0026】本発明の上記および他の目的、特徴および
利点を明確にすべく、以下添付した図面を参照しなが
ら、本発明の実施の形態につき詳細に説明する。
【0027】[本実施形態の構成]図1を参照すると、
本発明の一実施の形態としてのマルチユーザシリアル干
渉キャンセラが示されている。最初に拡散符号で拡散さ
れた無線帯域の受信信号が入力されるアンテナ11よ
り、高周波増幅器12を経て、可変利得増幅器13に入
力され、適切なレベルに変換された後、周波数変換部1
4にてベースバンド信号に変換され、A/D変換部15
に入力される。A/D変換部15でベースバンドのディ
ジタル信号に変換された受信信号は、干渉キャンセル/
復調部16に入力される。一方、AGC制御部19に対
し、A/D変換部15の入力前のレベルをレベル検出部
18にて検出し、フィードバックの信号がAGC制御部
19に入力される。そして本実施形態に基づき干渉キャ
ンセル/復調部16の受信品質が受信品質収集部17に
て収集され、その結果はフィードバック制御のためAG
C制御部19に入力される。
【0028】つぎに、図2は本実施形態による干渉キャ
ンセル部の詳細な構成図である。図2中マルチユーザ干
渉キャンセラは、主要部は図5に示したものと同様であ
り、21は前段の高周波復調部で復調されA/D変換さ
れたベースバンド受信信号、22は干渉レプリカ生成及
び干渉キャンセルする干渉キャンセラユニット(IC
U:Interference Canceller Unit)、23は全ユーザ
の干渉レプリカ成分を合成する加算器、24は受信信号
を遅延保持しておく遅延メモリ、25は受信信号より干
渉レプリカ成分を差し引く(キャンセル)為の減算器、
26は各ユーザの干渉レプリカ信号を次ステージの自ユ
ーザへ伝送するライン、27は前ステージの自ユーザの
(干渉)レプリカ信号を再び加える(第1ステージの全
ユーザの信号成分が差し引かれてしまっている)為の加
算器、28は最終的な復号を出力する復号器である。上
記構成による各部の動作・作用は図5によって説明した
ものと同様であるが、概略説明する。
【0029】受信信号rより、並列に接続されたICU
22により、第1ステージの第1ユーザから第3ユーザ
の干渉レプリカ信号S1,1、S1,2、S1,3が生成され
る。これらが加算器23で合成され、減算器25にて元
の受信信号rより差し引かれる。これらが第2ステージ
のICU22に入力される前に各ユーザの信号成分を加
算器27にて加算して、ICU22に入力される。結
局、一般的にはiステージの減算器25の出力Aiは、 Ai=r−Si-1,1−Si-1,2−...−Si-1,(k-1)−S(i-1),k−S(i-1),(k+1) −...−S(i-1),K ……(2) となる。(2)式より分かるように、これは自ユーザS
(i-1),kの成分をも含め、全ユーザの成分が差し引かれ
てしまっている残差信号であるので、iステージkユー
ザの処理を行う前に S(i-1),k 即ち、前ステージで得
られた自ユーザのレプリカを加算器27で再加算して、
次のステージのICU22に入力される。これらの信号
は全てチップレートの信号である。
【0030】このようにして、本掲載公報に先立つ先行
技術の後段になるほど処理遅延を補償するメモリ量が増
大するのに対して、受信信号を保持するメモリを削減す
ることができ、装置の実現がより容易になるとしてい
る。
【0031】一方、ベースバンドのディジタル信号に変
換された受信信号は、予備復調ステージに入力される。
この予備復調ステージは、ユーザ数分(この例では、3
ユーザ)の予備復調カード29が並列に接続されて構成
されている。ここでは干渉キャンセル処理をする前の各
ユーザの受信特性を測定し、後段の干渉キャンセルステ
ージに取得した特性情報210を通知する働きをする。
その後干渉キャンセラとしての動作を行うキャンセルス
テージ(本実施例では3ステージ構成として描かれてい
る)で処理され、最後に干渉キャンセルされたデータを
復号し、元のデータ系列を出力する復号器ステージと
で、ユーザ数分(この例では3ユーザ)が従続に接続さ
れ構成されている。各ICU22の各出力211は、制
御信号として受信品質収集部17へ通知する線である。
【0032】図3を参照すると、図2のICU22は、
以下のように構成されている。入力された受信信号31
は、第1ステージの場合はベースバンド受信信号又は第
2ステージ以降は全ステージの加算器27の出力受信信
号であり、拡散符号Ck(t)で逆拡散を行う乗算器3
2、積分を行って相関をとる積分器33、逆拡散された
信号の伝送路特性の抽出を行う伝送路推定器34とから
構成される。この伝送路推定器では同時にEb/Noの
測定も行われる。
【0033】さらに、伝送路特性の複素共役数を掛ける
乗算器35、パス毎の信号を合成するRAKE合成器3
6、判定を行う判定器37、伝送路特性を再付加する乗
算器38、その後、再度拡散符号Ck(t)で拡散を行
い、次段のステージに出力する為の再拡散器39で構成
されている。
【0034】そして、本実施形態に従って、上記伝送路
推定器にて測定されたEb/No情報が入力される特性
比較制御器311が設けられている。この特性比較制御
器311に於いて、上記伝送路推定器34で測定された
Eb/Noの値と、予備復調ステージで測定され送られ
てきたEb/Noの値310との比較が行われる。比較
の結果干渉キャンセル処理後の特性が余り改善していな
いと判断された場合には、制御信号313が出力され
る。
【0035】この制御信号313は、制御信号通知線2
11を経て受信品質収集部17にて全体的な特性を把握
したうえで、最終的にAGC制御部(図1,19)に制
御信号が入力され、A/D変換器(図1,15)の入力
レベルを適切にするように(もう少し大きく、若しくは
小さくするよう)制御される。
【0036】なお、図2中のRAKE合成器等は、当業
者にとってよく知られており、本実施形態においても同
様に適用される。
【0037】以下、本実施形態の動作につき説明する。
【0038】まず、図1を参照すると、アンテナ11か
ら入力された高周波の受信信号は高周波増幅器12で増
幅され、可変利得増幅器13を経て周波数変換器14で
ベースバンドの受信信号に変換され、その後、A/D変
換部15でA/D変換されてディジタル形式の受信信号
に変換されたのち、干渉キャンセル/復調部16の予備
復調ステージに入力される。一方、レベル検出部18に
て受信信号の(ピーク)レベルが検出され、AGC制御
部19にて受信信号の(ピーク)レベルに応じた制御信
号が生成され可変利得増幅器13に入力されることによ
り、可変利得増幅器13以降での過大入力によるピーク
クリップや、逆に小さすぎることによるS/N特性の劣
化を防いでいる。更に本発明の特徴である受信品質収集
部17からの制御信号が、AGC制御回路19に入力さ
れているが、これは後述する。
【0039】次に、図2を参照すると、予備復調ステー
ジでは、各予備復調器29にて最初に予備的に復調を行
い、後段のキャンセルステージで必要となるEb/N
o、BER(ビットエラーレート)等の特性等を取得す
る。取得された特性データは、後段のキャンセルステー
ジに送られ、各ユーザのICU(干渉レプリカ生成及び
キャンセル)22に入力される。後段に特性データを送
る方法は任意であり、受信信号に時分割で多重しても良
いし、別のラインを設けて送っても良い。
【0040】図3を参照すると、図2中のICU22
は、以下のように処理が行われている。入力された受信
信号r(t)31は、乗算器32にて対応するユーザの
拡散符号Ck(t)と掛け合わされて、積分器33で積
分されることにより逆拡散が行われる。逆拡散された信
号は、伝送路推定器34によって伝送路特性が抽出され
る。と同時にここで所要Eb/No(信号1ビット当た
りのエネルギー/雑音電力スペクトル密度)が測定され
る。そして、本発明に従って特性比較制御器311が設
けられている。この特性比較制御器311に於いて、上
記伝送路推定器34で測定されたEb/Noの値と、最
初の予備復調ステージで取得したEb/Noの値310
との比較が行われる。比較の結果特性が予定される特性
より劣化していると判断された場合には、制御信号31
3が出力される。出力された制御信号は制御線(図2
211)を通じて、受信品質収集部に集められ、全体的
な判断の下、適切な制御信号が生成されAGC制御部1
9に送られ、AGCの補正が行われる。
【0041】AGC制御部19でのAGC補正の為の制
御方法の例としては、 (i) SIRの(平均の)改善度をδdB (ii)SIR改善度のスレッショルドをTdB (iii)AGCの補正幅を±DdB と予め設定しておき、 δ>Tの場合はそのまま 0<δ<Tの場合はレベルを少し大きくするよう(但し
D以下)制御を行う。
【0042】δ<0の場合は、レベルを少し小さく(但
し−D以上)するよう制御を行う。
【0043】この様に、各キャンセル動作の前と後とで
の信号の質を検査し、キャンセル処理による特性改善度
を測定し、特性改善が低すぎると判断した場合にはAG
Cの補正を行い、適切なビット精度を保つようにする。
これによって、従来方式のように演算精度が悪く、十分
な干渉キャンセル特性が得られないというようなことを
防ぐことができる。
【0044】さらには、この実施形態では、パイロット
シンボル(PL)のデータ誤り率を測定するBER(Bi
t Error Rate)測定比較機能が設けられている。即ち、
RAKE合成後の判定後に、パイロットシンボルと呼ば
れる、そのシンボルパターンが既知のシンボル部分の誤
り率をPL部BER測定部312で測定し、最初の予備
復調ステージで測定した誤り率と比較する機能が特性比
較制御器311に設けられているので、より詳細に特性
の変化を検出でき、Eb/Noの劣化検出と組み合わせ
ることによりAGCレベル補正の制御をより精度高く行
うことが出来る。
【0045】なお、上記形態では、Eb/Noの検出と
BERの検出を併せて行っているが、Eb/Noのみ、
或いはBERのみの検出を行って制御を行なうこととし
てもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
干渉キャンセラの処理前のEb/No又はBERを測定
し保持し、処理後のEb/No又はBERを測定し保持
し、処理前の特性と処理後の特性を比較し、その結果に
基づき、AGC制御の補正を行う、という基本構成に基
づき、受信信号のA/D変換後のビット割り当てが最適
に行われることにより、干渉キャンセル特性の劣化を防
ぐという効果を実現したマルチユーザ干渉キャンセラが
提供される。
【0047】なお、本発明が上記各実施例に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適
宜変更され得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチユーザ干渉キャンセラによる実
施形態の構成図である。
【図2】本発明のマルチユーザ干渉キャンセラのキャン
セラ/復調部の構成図である。
【図3】本発明のマルチユーザ干渉キャンセラのICU
部の構成図である。
【図4】従来例のマルチユーザ干渉キャンセラ構成図で
ある。
【図5】従来例のマルチユーザ干渉キャンセラのキャン
セラ/復調部の構成図である。
【図6】従来例のマルチユーザ干渉キャンセラのICU
部の構成図である。
【符号の説明】
11,41 アンテナ 12,42 高周波増幅器 13,43 可変利得増幅器 14,44 周波数変換部 15,45 A/D変換部 16,46 干渉キャンセラ/復調部 17 受信品質収集部 18,47 レベル検出部 19,48 AGC制御部 21,51 ベースバンド受信信号 22,52 ICU(干渉キャンセラ部) 23,53 加算器 24,54 遅延器 25,55 減算器 26,56 干渉レプリカ 27,57 加算器 28,58 復号器 29 予備復調器 210 検出信号 211 所要Eb/No 31,61 受信信号 32,62 乗算器(逆拡散器) 33,63 積分器 34,64 伝送路推定/Eb/No測定部 35,65 乗算器 36,66 RAKE合成部 37,67 判定部 38,68 乗算器 39,69 拡散器 310 予備復調ステージからのEb/No信号 311 特性比較制御器 312 PL部BER測定部 313 受信品質出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザによる干渉波をキャンセル
    するDS−CDMA(Direct Sequence-Code Division
    Multiple Access)マルチユーザ干渉キャンセラにおい
    て、 受信信号の干渉キャンセル処理前の受信特性と前記干渉
    キャンセル後の受信特性とを比較評価する受信品質収集
    部と、前記受信信号の受信特性の改善が最も大きくなる
    ように前記受信信号のベースバンド復号前に利得を制御
    する可変利得増幅器を備えたことを特徴とするDS−
    CDMAマルチユーザ干渉キャンセラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のDS−CDMAマルチ
    ユーザ干渉キャンセラにおいて、前記受信品質収集部に
    よる前記比較評価する受信特性としてSN(Signal-Noi
    se)比(或いはEb/No(信号1ビット当たりのエネ
    ルギー/雑音電力スペクトル密度))、或いはビット誤
    り率、若しくはその両方を用い、SN比(或いはEb/
    No)を最大に、或いはビット誤り率を最小にするよう
    に制御することを特徴とするDS−CDMAマルチユー
    ザ干渉キャンセラ。
  3. 【請求項3】 複数のユーザによる干渉波をキャンセル
    するDS−CDMA(Direct Sequence-Code Division
    Multiple Access)マルチユーザ干渉キャンセラにおい
    て、マルチユーザの受信信号を受けるアンテナと、 前記受信信号の高周波信号を増幅する高周波増幅器と、 制御信号によって前記高周波信号の利得制御可能な可
    変利得増幅器と前記高周波信号を復調してデジタル信号
    に変換するA/D変換部と、 前記デジタル信号に対して 予め干渉キャンセル前の受信
    特性を取得する予備復調器と、 該予備復調器で得られた受信特性を各ユーザの後段のス
    テージに送る手段と、前記デジタル信号に応じて伝送路推定器を含む複数の前
    記ステージによる干渉レプリカ生成及び干渉キャンセル
    する干渉キャンセラユニットと、 前記各ユーザの各ステージに於いて得られた特性と前記
    予備復調器にて得られた特性と比較を行う手段と、前記予備復調器で得られた受信特性と、前記各ユーザの
    各ステージ内の伝送推 定器で得られた特性とを比較した
    比較結果を収集する受信品質収集部とを有し、前記受信
    品質収集部にて前記比較結果を収集し、その結果により
    前記予備復調器で得られた受信特性が前記各ユーザの各
    ステージ内の伝送推定器で得られた特性よりも改善され
    ていた場合には前記可変利得増幅器の利得をそのままと
    し、前記予備復調器で得られた受信特性が前記各ユーザ
    の各ステージ内の伝送推定器で得られた特性よりも所定
    の閾値以下の改善である場合には前記可変利得増幅器の
    利得を大きくするように制御することを特徴とするDS
    −CDMAマルチユーザ干渉キャンセラ。
  4. 【請求項4】 請求項に記載のDS−CDMAマルチ
    ユーザ干渉キャンセラにおいて、前記予備復調器で得られた受信特性と、前記各ユーザの
    各ステージ内の伝送推定器で得られた特性とは、前記受
    信信号のSN(Signal-Noise)比(或いはEb/No
    (信号1ビット当たりのエネルギー/雑音電力スペクト
    ル密度))、或いはビット誤り率をいい、前記SN比
    (或いはEb/No)を最大に、或いはビット誤り率を
    最小にするように制御する ことを特徴とするDS−CD
    MAマルチユーザ干渉キャンセラ。
  5. 【請求項5】 複数のユーザによる干渉波をキャンセル
    して複数の復調信号を得るCDMA(Code Division Mu
    ltiple Access)マルチユーザシステムにおいて、 前記複数のユーザからの受信信号のベースバンド信号か
    ら干渉キャンセル処理前の受信特性と前記干渉キャンセ
    ル後の受信特性とを比較評価する受信品質収集部と、前
    記受信信号の受信特性の改善が最も大きくなるように前
    記受信信号のベースバンド復号前に前記受信信号の利得
    を制御する可変利得増幅器を備えたことを特徴とする
    CDMAマルチユーザシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のCDMAマルチユーザ
    システムにおいて、前記受信品質収集部の比較評価結果
    に応じて前記可変利得増幅器への利得制御信号を作成す
    るAGC制御部を備え、前記受信特性は前記受信信号の
    SN(Signal-Noise)比(或いはEb/No(信号1ビ
    ット当たりのエネルギー/雑音電力スペクトル密
    度))、或いはビット誤り率、若しくはその両方を用
    い、前記SN比(或いはEb/No)を最大に、或いは
    ビット誤り率を最小にするように制御することを特徴と
    するCDMAマルチユーザシステム。
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