JPH11136142A - 利得制御回路及び利得制御方法 - Google Patents

利得制御回路及び利得制御方法

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JPH11136142A
JPH11136142A JP9316490A JP31649097A JPH11136142A JP H11136142 A JPH11136142 A JP H11136142A JP 9316490 A JP9316490 A JP 9316490A JP 31649097 A JP31649097 A JP 31649097A JP H11136142 A JPH11136142 A JP H11136142A
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gain
gain control
level
bit rate
signal
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JP9316490A
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Kazufumi Goto
和文 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線受信機の回路を複雑化せずに信頼性の高
い利得制御回路及び方法を提供する。 【解決手段】 複数の異なる伝送速度からなる無線信号
を増幅するための可変利得増幅器を有する無線受信機に
おいて、可変利得増幅器の出力から生成される受信信号
の受信レベルを検出し、受信信号を復調した後、当該受
信信号の伝送速度を判定し、判定された伝送速度に応じ
て調整量を選択することで受信レベルを変化させ、この
調整受信レベルに従って可変利得増幅器の利得を変化さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なる伝送速度に対
応する無線受信機に係り、特に無線受信信号のゲインを
自動制御する回路及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線選択呼出システムの加入者増
加に伴い、伝送速度(以下、ビットレートという。)の
向上が図られている。ビットレートを増加させること
で、受信情報量を増加させチャンネル占有率の上昇を防
ぐことが可能となる。このようなシステムとして、送信
信号の途中でビットレートを変更する方式が知られてい
る。
【0003】また、強電界の隣接チャンネル周波数が混
入することで生じる相互変調(IM)が自チャンネルの
受信特性に悪影響を及ぼすことが従来より知られてい
る。この相互変調を軽減するために、無線選択呼出受信
機には、一般に、復調器の入力レベルが上昇するに応じ
て高周波増幅器の利得をできるだけ低く抑えるように制
御する相互変調対策用のAGC回路が設けられている。
【0004】ところで、復調器の入力レベルはビットレ
ートに比例して大きくなることが知られており、相互変
調対策用のAGC回路を構成する際にはこの現象に起因
する問題も考慮する必要がある。例えば、特開平4−1
50232号公報には、ビットレートが大きくなるに従
ってAGC回路のダイナミックレンジも大きくなるとい
う問題解決するために、複数の減衰器を用意しておき、
ビットレートに応じて適宜選択する方法が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のAGC回路で
は、更に、ビットレートに関係なく動作点が1つに固定
されているために、ビットレートが変更されると不必要
な感度低下が生じたり、必要な利得制御が動作しないと
いった問題が生じていた。例えば、無線選択呼出信号が
低ビットレートから高ビットレートに変更されると、復
調器の入力レベルが増大するために、AGC回路が動作
して高周波増幅器のゲインが低下し、結果的に高ビット
レート時の受信感度が劣化する。これを防ぐために高ビ
ットレート時の受信レベルに合わせてAGC回路の動作
点を設定すると、今度は低ビットレート時には大きな入
力レベルでないとAGCが作動しないことになる。
【0006】また、特開平4−150232号公報に開
示された複数のビットレートごとに減衰器を設ける構成
では、小型化及び回路の簡素化を促進することが困難で
ある。
【0007】本発明の目的は、無線受信機の回路を複雑
化せずに信頼性の高い利得制御回路及び方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による利得制御方
法は、複数の異なる伝送速度からなる無線信号を増幅す
るための可変利得増幅器を有する無線受信機において、
可変利得増幅器の出力から生成される受信信号の受信レ
ベルを検出し、受信信号から当該受信信号の伝送速度を
判定し、判定された伝送速度に応じた量だけ受信レベル
を変化させることで調整受信レベルを生成し、この調整
受信レベルに従って可変利得増幅器の利得を変化させ
る。
【0009】本発明によれば、受信レベルをそのまま利
得制御に使用するのではなく、伝送速度に応じたレベル
調整を行うことで伝送速度の変更に伴うレベル変動に容
易に対応することができる。更に、レベル調整を行うこ
とで伝送速度に応じた自動利得制御の動作開始点を容易
に設定することが可能となる。その際、伝送速度に関係
なく調整受信レベルが予め定められた動作レベル以上に
上昇したときに可変利得増幅器の利得を変化させるよう
に設定しておけば、伝送速度に応じた自動利得制御の動
作開始点を更に安定して設定することができる。
【0010】
【実施の形態】図1は、本発明による無線選択呼出受信
機の一実施形態を示すブロック図である。無線部101
は、アンテナを通して受信した無線信号を増幅する可変
利得高周波アンプや中間周波数への周波数変換器等を有
し、無線部101の出力である受信信号SRは復調器1
02によってベースバンド信号に復調される。復調器1
02は複数の異なるビットレートの受信信号を選択的に
復調することができるものであり、以下、1600bp
s、3200bps及び6400bpsの3つのビット
レートが設定されている場合を一例として説明する。
【0011】復調器102によって復調されたベースバ
ンド信号は制御部103へ出力され、そこで復号化その
他の信号処理が行われる。制御部103はベースバンド
信号を復号化して受信データを生成すると、受信データ
に含まれる選択呼出番号と識別番号メモリ(ID−RO
M)104に格納された識別番号とを比較して自機宛の
データであるか否かを判定し、自機宛のデータであれ
ば、報知器や液晶ディスプレイ等のインタフェース10
5を通してユーザに着信を報知し、受信メッセージ等を
表示する。制御部103は無線選択呼出受信機の受信制
御も行う。例えば、制御部103は、無線部101の間
欠受信動作あるいはバッテリセービング(BS)動作の
制御を行う。即ち、無線部101は受信動作(BS−O
FF)期間に受信信号SRを出力し、BS−ON期間で
は無線部101は受信動作を行わない。
【0012】ビットレート判定部107は、受信データ
の同期部にあるビットレート情報を検出して受信データ
メッセージ部のビットレートを判定し、ビットレート切
換部108へ出力する。ビットレート切換部108は、
制御部103の制御に従って、復調器102及び制御ス
イッチ回路110の設定をビットレート判定部107に
よって判定されたビットレートへ切り換えるためのビッ
トレート切換信号を生成する。
【0013】受信レベル検出器109は無線部101か
ら受信信号SRを入力し、受信レベル信号SLを制御スイ
ッチ回路110へ出力する。制御スイッチ回路110
は、ビットレート切換部108からのビットレート切換
信号SSWに従って、受信レベル信号SLのレベル調整を
行い、調整された利得制御調整電圧VCTRLを利得制御部
111へ出力する。利得制御部111は、後述するよう
に(図4参照)、予め定められた制御特性が設定されて
おり、ある電圧以上の入力に対して制御特性に応じた減
衰制御信号を無線部101の高周波アンプへ出力する。
本発明によれば、受信レベル検出器109からではなく
制御スイッチ回路110から入力した利得制御調整電圧
CTRLに従って無線部101の可変利得高周波アンプの
利得を制御する。
【0014】図2は、受信レベル検出器109及び制御
スイッチ回路110の一例を示す詳細な回路図である。
受信レベル検出器109は、受信信号SRを増幅するア
ンプ回路を有し、アンプ回路の最終段にリミッタアンプ
が設けられている。リミッタアンプの出力はNPNトラ
ンジスタQ1のベースに接続されている。また、NPN
トランジスタQ1のエミッタは接地され、コレクタは抵
抗Roを通して電源電圧Vccに接続されると共に、キ
ャパシタCを通して接地されている。このように構成さ
れたNPNトランジスタQ1のコレクタが受信レベル検
出器109の出力端子となる。
【0015】無線部101から出力された中間周波数の
受信信号SRはアンプ回路で増幅された後、NPNトラ
ンジスタQ1のベースに入力する。NPNトランジスタ
Q1ではベース電流に従ってコレクタ電流が流れるが、
抵抗Ro及びキャパシタCの時定数によって直流成分と
なり、受信レベル信号SLとして制御スイッチ回路11
0へ出力される。
【0016】制御スイッチ回路110はNPNトランジ
スタQ2〜Q4及び異なる抵抗値の抵抗R1〜R3からな
る。NPNトランジスタQ2〜Q4のエミッタはそれぞ
れ接地され、コレクタはそれぞれ抵抗R1〜R3を介して
受信レベル検出器109の出力端子に接続されている。
NPNトランジスタQ2〜Q4のベースには、ビットレ
ート切換部108で生成されたビットレート切換信号S
SW1、SSW2及びSSW3がそれぞれ入力する。ここでは、
ビットレート切換信号SSW1、SSW2及びSSW3がそれぞ
れ1600bps、3200bps及び6400bps
に対応する。NPNトランジスタQ2〜Q4は、ビット
レート切換信号SSW1、SSW2及びSSW3によっていずれ
か1つがONとなるように制御される。
【0017】例えば、受信信号のビットレートが160
0bpsと判定された場合には、ビットレート切換信号
SW1のみがハイレベルで、他の信号SSW2及びSSW3
共にローレベルであるビットレート切換信号がビットレ
ート切換部108から出力され、NPNトランジスタQ
2のみがON状態となり他のトランジスタはOFF状態
となる。この場合、直流電流である受信レベル信号SL
は、NPNトランジスタQ2の抵抗R1を通して流れる
から、抵抗R1の両端にはその抵抗値に応じた電圧が発
生し、利得制御調整電圧VCTRLとして利得制御部111
へ出力する。
【0018】同様に、受信信号のビットレートが320
0bpsと判定された場合には、ビットレート切換信号
SW2のみがハイレベルで、他の信号SSW1及びSSW3
共にローレベルとなるから、NPNトランジスタQ3の
みがON状態となり他のトランジスタはOFF状態とな
る。この場合、直流電流である受信レベル信号SLは、
NPNトランジスタQ3の抵抗R2を通して流れ、その
抵抗値に応じた電圧が利得制御調整電圧VCTRLとして利
得制御部111へ出力する。受信信号のビットレートが
6400bpsと判定された場合も同様に、ビットレー
ト切換信号SSW3のみがハイレベルとなり、NPNトラ
ンジスタQ4の抵抗R3を通して流れる受信レベル信号
Lにより、その抵抗値に応じた電圧が利得制御調整電
圧VCTRLとして利得制御部111へ出力する。
【0019】従って、利得制御調整電圧VCTRLは受信レ
ベル信号SLをビットレートに応じて調整したものであ
る。言い換えれば、制御スイッチ回路110は、抵抗R
1〜R3がそれぞれ適切な値に設定されることにより、ビ
ットレート切換信号SSW1、SSW2及びSSW3に従って、
即ちビットレートに従って、異なる利得制御調整電圧V
CTRLを出力することができる。抵抗R1〜R3の各抵抗値
は、ビットレートの変更による無線部101の出力レベ
ルの変化を相殺するように設定可能である。
【0020】図3は、無線部101から出力される受信
信号SRのゲイン(dB)に対する制御スイッチ回路1
10から出力される利得制御調整電圧VCTRLの特性曲線
を示すグラフである。既に述べたように、受信信号のビ
ットレートが1600bps、3200bps、640
0bpsと増加するに従って、その受信電界感度(即
ち、受信信号SRのレベル)は増大する。従って、ビッ
トレートの変更に関係なく常に同様に利得制御を行うた
めには、ビットレートに応じて利得制御調整電圧VCTRL
の特性曲線を図中の曲線A(1600bps)、B(3
200bps)及びC(6400bps)のようにシフ
トする必要がある。言い換えれば、このような特性曲線
A、B及びCが得られるように、制御スイッチ回路11
0の抵抗R1〜R3の各抵抗値を設定すればよい。
【0021】例えば、伝送速度が1600bpsの場合
には、特性曲線Aに沿って受信信号SRのレベルの変化
に対し利息制御調整電圧VCTRLが生成され利得制御が行
われるが、伝送速度が3200bpsに変更されると、
特性曲線Bに沿った利得制御へ変化する。したがって、
ビットレートが変更されても変更後のビットレートに適
した利得制御を行うことが可能となる。
【0022】図4は、利得制御調整電圧VCTRLに対する
可変利得高周波アンプの増幅レベル減衰量を示す利得制
御部111の特性グラフである。同図に示すように、本
実施形態の利得制御部111は、利得制御調整電圧V
CTRLが電圧Vx以上の時に利得制御、即ち高周波アンプ
の増幅レベル減衰制御を行う。言い換えれば、VCTRL
Vxの領域が利得制御部111の動作領域である。従っ
て、図3に示すように、利得制御部111の動作開始点
が各ビットレートの電界感度付近から離れ、且つビット
レートに従ってPA、PB及びPCというようにシフトし
た位置に設定される。これによって電界感度付近で利得
制御が開始されることがなく、しかもビットレートの変
更が生じても常に同じ特性(図4)で安定した高周波ア
ンプの利得制御を行うことができる。
【0023】図5は、本実施形態が受信する無線選択呼
出信号の概略的フォーマット図である。ここでは、所定
の時間HがM個の階層に分割されており、各階層は同期
部とN個のグループに分割されている。各グループの同
期部は、初期のビットレートに対応しビットレート変更
情報が含まれている同期部1、現在の階層情報、及びビ
ットレート変更後の同期部2からなり、N個のグループ
はアドレス部及びメッセージデータ部からなる。本実施
形態では、初期ビットレートは1600bpsであり、
同期部1に含まれているビットレート変更情報によって
同期部2のビットレートが3200bpsあるいは64
00bpsに変更される。次に、図5に示す信号フォー
マットの場合を例に取り、本実施形態の動作を詳細に説
明する。
【0024】図6は、本実施形態の動作の一例を説明す
るためのフローチャートである。先ず、電源スイッチ1
06が投入されると(ステップS301)、制御部10
3はビットレート判定部107を初期ビットレート(こ
こでは1600bps)に設定し(ステップS30
2)、これによってビット切換部108は復調器102
を初期ビットレートに設定し、且つビットレート切換信
号SSW1のみをハイレベルにして、上述したように、制
御スイッチ回路110のNPNトランジスタQ2のみを
ON状態にする(ステップS303)。従って、図4の
曲線Aに従って利得制御が実行される。
【0025】この状態で、制御部103は間欠受信制御
を行い、受信信号を待ち受ける(ステップS304、S
305)。即ち、BS−OFFの時に無線部101から
受信信号SRが出力され、そのレベルが受信レベル検出
器109によって検出され、上述したように利得制御に
使用される。更に、受信信号SRは、復調器102によ
ってベースバンド信号に復調され、制御部103へ出力
される。復調器102から受信信号を入力すると(ステ
ップS305のYES)、先ず受信信号から同期部1を
サーチし(ステップS306)、同期部1が検出される
と、ビットレート判定部107は同期部1に含まれるビ
ットレート変更情報の有無を確認する(ステップS30
7)。更に同期部1に続く階層情報によって現在自機が
受信している階層を確認した後(ステップS308)、
制御部103はID−ROM104を参照して自機が受
信すべき階層を確認し、次はどの階層で受信すべきかを
判定する。
【0026】同期部1から読み取られたビットレート変
更情報はデータとしてビットレート判定部107へ送出
され、ビットレート判定部107は変更後のビットレー
トをビットレート切換部108へ送出する。これによっ
て、上述したように復調器102及び制御スイッチ回路
110のビットレートが変更後のビットレートに切り換
えられる(ステップS309)。即ち、3200bps
に変更される場合には、ビットレート切換信号SSW2
みをハイレベルにして、上述したように、制御スイッチ
回路110のNPNトランジスタQ3のみをON状態に
する(ステップS310)。また、6400bpsに変
更される場合には、ビットレート切換信号SSW3のみを
ハイレベルにして、NPNトランジスタQ4のみをON
状態にする(ステップS311)。従って、それぞれ、
図4の曲線B及びCに従って利得制御が実行される。
【0027】このようにビットレート切換が終了する
と、変更されたビットレートで受信された同期部2のサ
ーチが行われ(ステップS312)、同期部2が検出さ
れると、一連の受信処理が行われ(ステップS31
3)、ステップ302へ戻る。また、同期部2が検出さ
れない場合もステップ302へ戻り、初期ビットレート
に設定された後、前回受信時の階層情報で確認した情報
に従い、自機が受信すべき階層で無線部101をON状
態、即ちBS−OFF状態にし、再度受信動作を行う。
【0028】ステップS309でビットレート変更なし
と判定された場合には、初期ビットレートである160
0bpsが維持され、その処理ビットレートで受信され
た同期部2のサーチが行われる(ステップS314)。
同期部2が検出されると、一連の受信処理が行われ(ス
テップS315)、ステップ304へ戻り、次の階層の
受信のための待ち受け状態に入る。また、同期部2が検
出されない場合もステップ304へ戻り、同様の待ち受
け状態にはいる。
【0029】図7は、制御スイッチ回路110の他の例
を示す詳細な回路図である。制御スイッチ回路110は
NPNトランジスタQ5及びQ6及び異なる抵抗値の抵
抗R4及びR5からなり、基本的回路構成は図2のものと
同様であるから説明は省略する。ここでは、ビットレー
ト切換部108は3つのビットレート(1600bp
s、3200bps、6400bps)を2つのビット
レート切換信号SSW4及びSSW5の組合せによって弁別し
ている。すなわち、受信信号のビットレートが1600
bpsと判定された場合には、双方のビットレート切換
信号SSW4及びSSW5をハイレベルにしてNPNトランジ
スタQ5及びQ6をON状態とし、3200bpsの場
合にはビットレート切換信号SSW4のみを、6400b
psの場合にはビットレート切換信号SSW5のみを、そ
れぞれハイレベルにする。このように構成しても、図2
に示す回路構成と同等の効果を得ることができる。
【0030】以上詳細に説明したように、本発明による
利得制御回路及び方法は、ビットレートに応じて利得制
御の動作が開始される受信レベルを変化させることがで
きるために、ビットレートの高低によらず常に最適な利
得制御が可能となる。また、ビットレート毎に減衰器を
設ける必要がないために、装置の小型化にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線選択呼出受信機の一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】受信レベル検出器109及び制御スイッチ回路
110の一例を示す詳細な回路図である。
【図3】無線部101から出力される受信信号SRのゲ
イン(dB)に対する制御スイッチ回路110から出力
される利得制御調整電圧VCTRLの特性曲線を示すグラフ
である。
【図4】利得制御調整電圧VCTRLに対する可変利得高周
波アンプの増幅レベル減衰量を示す利得制御部111の
特性グラフである。
【図5】本実施形態が受信する無線選択呼出信号の概略
的フォーマット図である。
【図6】本実施形態の動作の一例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図7】制御スイッチ回路110の他の例を示す詳細な
回路図である。
【符号の説明】
101 無線部 102 復調器 103 制御部 104 ID−ROM 105 インタフェース 106 電源スイッチ 107 ビットレート判定部 108 ビットレート切換部 109 受信レベル検出器 110 制御スイッチ回路 111 利得制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる伝送速度からなる無線信号
    を増幅するための可変利得増幅器を有する無線受信機に
    おいて、 前記可変利得増幅器の出力から生成される受信信号の受
    信レベルを検出し、 前記受信信号から当該受信信号の伝送速度を判定し、 前記判定された伝送速度に応じた量だけ前記受信レベル
    を変化させることで調整受信レベルを生成し、 前記調整受信レベルに従って前記可変利得増幅器の利得
    を変化させる、ことを特徴とする利得制御方法。
  2. 【請求項2】 前記伝送速度に関係なく前記調整受信レ
    ベルが予め定められた動作レベル以上に上昇したときに
    前記可変利得増幅器の利得を変化させることを特徴とす
    る請求項1記載の利得制御方法。
  3. 【請求項3】 前記可変利得増幅器の利得は予め定めら
    れた特性に従って変化することを特徴とする請求項2記
    載の利得制御方法。
  4. 【請求項4】 複数の異なる伝送速度に対応した無線受
    信機に設けられた受信無線信号を増幅する高周波アンプ
    の利得を自動的に制御する利得制御方法において、 前記可変利得増幅器の出力から生成される受信信号の受
    信レベルを検出し、 前記受信信号から当該受信信号の伝送速度を判定し、 前記判定された伝送速度に応じて、伝送速度毎に定めら
    れた複数の利得制御特性から1つの利得制御特性を選択
    し、 前記受信レベルが予め定められたレベル以上である時に
    前記選択された利得制御特性に従った自動利得制御を実
    行する、 ことを特徴とする利得制御方法。
  5. 【請求項5】 前記判定された伝送速度に応じて前記複
    数の利得制御特性から1つの利得制御特性を選択するこ
    とで、前記自動利得制御の動作が開始される前記受信レ
    ベルを設定することを特徴とする利得制御方法。
  6. 【請求項6】 複数の異なる伝送速度に対応した無線受
    信機において、 前記複数の伝送速度からなる無線信号を増幅するための
    可変利得増幅器と、 前記可変利得増幅器の出力から生成される受信信号の受
    信レベルを検出するレベル検出手段と、 前記受信信号から当該受信信号の伝送速度を判定する伝
    送速度判定手段と、 前記判定された伝送速度に応じた量だけ前記受信レベル
    を変化させることで調整受信レベルを生成するレベル調
    整手段と、 前記調整受信レベルに従って前記可変利得増幅器の利得
    を変化させる利得変更手段と、 からなることを特徴とする利得制御回路。
  7. 【請求項7】 前記利得変更手段は、前記伝送速度に関
    係なく前記調整受信レベルが予め定められた動作レベル
    以上に上昇したときに前記可変利得増幅器の利得制御を
    開始することを特徴とする請求項6記載の利得制御回
    路。
  8. 【請求項8】 前記利得変更手段は、前記可変利得増幅
    器の利得を予め定められた特性に従って変化させること
    を特徴とする請求項7記載の利得制御回路。
  9. 【請求項9】 前記レベル調整手段は、前記複数の伝送
    速度にそれぞれ対応したレベル調整量を提供する抵抗手
    段を有し、前記伝送速度判定手段からの判定信号に従っ
    て前記抵抗手段を選択することを特徴とする請求項6記
    載の利得制御回路。
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