JPH06284066A - 移動無線通信装置 - Google Patents

移動無線通信装置

Info

Publication number
JPH06284066A
JPH06284066A JP5066918A JP6691893A JPH06284066A JP H06284066 A JPH06284066 A JP H06284066A JP 5066918 A JP5066918 A JP 5066918A JP 6691893 A JP6691893 A JP 6691893A JP H06284066 A JPH06284066 A JP H06284066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio
level
sensitivity level
output level
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5066918A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryutaro Imada
竜太郎 今田
Naohide Kushige
直英 櫛笥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5066918A priority Critical patent/JPH06284066A/ja
Publication of JPH06284066A publication Critical patent/JPH06284066A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】無線受信感度レベルの低下時に生じる耳障りな
音声ノイズを低減するとともに、無線信号の無線受信感
度レベルの低下を移動無線通信装置の使用者に報知する
ことができるようにした移動無線通信装置を提供する。 【構成】無線部(1)で受信した無線信号の無線受信感
度レベルが無線受信感度レベル検出回路(4)により検
出され、制御部(5)は無線受信感度レベルが予め設定
された所定値以下になると、音声再生回路(3)の音声
出力レベル切換部(31)を制御して、音声再生回路
(3)から出力される音声出力レベルを通常の音声出力
レベルより下げるように切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線回線を介して送
信される無線信号を受信して該無線信号に対応する音声
信号を出力する移動無線通信装置に関し、特に受信した
無線信号の無線受信感度レベルが所定値以下に低下する
と音声信号の出力レベルを小さくするように切り換え、
これによって無線受信感度レベルの低下を使用者に報知
するとともに耳障りな音声ノイズを低減するようにした
移動無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動無線通信装置においては、
移動無線通信装置の基地局からの距離および移動無線通
信装置の位置や方向により受信した無線信号の無線受信
感度(RSSI)レベルが変化するが、ここで無線信号
の変調方式として位相変調を採用している場合は無線受
信感度レベルによらず音声出力レベルは一定になる。
【0003】ところで、受信した無線信号の無線受信感
度レベルが低下すると、無線伝送エラーが生じやすくな
り、無線伝送エラーが生じると、受信した無線信号に対
応する音声信号に耳障りな音声ノイズが混入することに
なる。
【0004】また、従来の移動無線通信装置において
は、受信した無線信号の無線受信感度レベルが予め設定
した所定値以下になると無線回線を自動的に切断するよ
うに構成されたものが知られている。この場合、何の報
知もなく突然無線回線が切断されることになり、移動無
線通信装置の使用者にとってはなぜ無線回線が切断され
たかを知ることができず非常に不便である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の移
動無線通信装置にあっては、受信した無線信号の無線受
信感度レベルが低下すると、無線伝送エラーが生じやす
くなり、受信した無線信号に対応する音声信号に耳障り
な音声ノイズが混入するという不都合があり、また、何
の報知もなく突然無線回線が切断されることがあるとい
う不都合がある。そこで、この発明は、無線受信感度レ
ベルの低下時に生じる耳障りな音声ノイズを低減すると
ともに、無線信号の無線受信感度レベルの低下を移動無
線通信装置の使用者に報知することができるようにした
移動無線通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、無線回線を介して送信される無線信号
を受信し、該無線信号に対応する音声信号を出力する移
動無線通信装置において、前記無線信号の無線受信感度
レベルを検出する無線受信感度検出手段と、前記無線受
信感度検出手段により検出した無線受信感度レベルが所
定値以下に低下した場合は前記音声信号の出力レベルを
小さくするように切り換える音声出力レベル切換手段と
を具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明では、無線受信感度検出手段により検
出した無線受信感度レベルが所定値以下に低下した場合
は音声出力レベル切換手段により音声信号の出力レベル
を小さくするように切り換える。
【0008】これにより、無線受信感度レベルの低下時
に生じる耳障りな音声ノイズを低減することができる。
【0009】また、移動無線通信装置の使用者は音声出
力レベルの低下により無線受信感度レベルが低下したこ
とを知ることができ、また、無線受信感度レベルの低下
の原因が移動無線通信装置の位置または方向にある場合
は、音声出力レベルから移動無線通信装置の位置または
方向を最適な位置または方向に調整でき、更に、移動無
線通信装置が通信圏外付近にある場合も、音声出力レベ
ルの低下からこれを知ることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係る移動無線通信装置の実
施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、この発明の移動無線通信装置の一
実施例の全体構成をブロック図で示したものである。
【0012】図1において、この実施例の移動無線通信
装置は、図示しない基地局等からの無線信号を受信する
アンテナ6と、アンテナ6から無線信号を受信して無線
受信感度(RSSI)信号および受信信号を出力する無
線部1と、無線部1から出力される受信信号の復調等の
処理を行う信号処理部2と、信号処理部2から出力され
るディジタル音声出力データをアナログ音声に変換する
とともに、音声出力レベルを切り換える音声出力レベル
切換部31を有する音声再生回路3と、無線部1からの
RSSI信号に基づき、無線部1で受信された無線信号
の無線受信感度(RSSI)レベルを検出する無線受信
感度レベル検出回路4と、無線受信感度レベル検出回路
4からの信号に基づいて音声再生回路3の音声出力レベ
ル切換部31を制御することにより音声再生回路3から
出力される音声出力レベルを制御すると共に、装置全体
を統括制御する制御部5から構成されている。
【0013】図2は、図1に示した制御部5の動作の内
のこの発明に関係する部分を抽出した動作を示すフロー
チャートである。
【0014】次に、この図2に示したフローチャートを
参照しながらこの実施例の動作を説明する。
【0015】まず、この移動無線通信装置の図示しない
基地局等から送信される無線信号はアンテナ6を介して
無線部1で受信され、復調等の信号処理を行う信号処理
部2を介して音声再生回路3に供給される。同時に、無
線部1から出力されるRSSI信号は無線受信感度レベ
ル検出回路4に加えられ、ここで無線部1で受信された
無線信号の無線受信感度レベルが検出され、この検出し
た無線受信感度レベルを示す信号は制御部5に加えられ
る。
【0016】制御部5は、まず、無線受信感度レベル検
出回路4の出力に基づき無線部1で受信された無線信号
の無線受信感度レベルを判定する(ステップ101)。
続いて、この判定した無線受信感度レベルが所定値以下
か否かが判断され(ステップ102)、ここで、無線受
信感度レベルが所定値を越えていると判断された場合
は、音声再生回路3の音声出力レベル切換部31を制御
し、音声出力レベル切換部31が通常の音声出力レベル
を選択するように切り換え(ステップ104)、音声再
生回路3から通常の音声出力レベルの音声出力を発生さ
せる。
【0017】しかし、ステップ102で、無線受信感度
レベルが所定値以下であると判断された場合は、音声再
生回路3の音声出力レベル切換部31を制御し、音声出
力レベル切換部31が音声出力レベルを下げるように切
り換え(ステップ103)、音声再生回路3から通常の
音声出力レベルより小さい音声出力レベルの音声出力を
発生させる。
【0018】このように、この実施例では受信した無線
信号の無線受信感度レベルを検出し、その検出無線受信
感度レベルが所定値以下になると音声出力レベルを通常
の音声出力レベルから下げるように切り換える。
【0019】これにより、無線受信感度レベルが低下
し、無線伝送エラーが生じた場合でも無線伝送エラーに
基づく耳障りな音声ノイズを低減することができる。
【0020】また、音声出力レベルの低下によって、無
線受信感度レベルの低下をこの移動無線通信装置の使用
者に報知することができる。
【0021】また、移動無線通信装置の使用者は、音声
出力レベルを高める方向に移動無線通信装置の位置およ
び方向を移動させることにより、最適な受信状態で移動
無線通信装置を使用することが可能になる。
【0022】また、移動無線通信装置の使用者は、通信
圏外付近で使用している場合はこの音声出力レベルの低
下によりその状況を把握することができる。
【0023】また、移動無線通信装置の使用者は、音声
出力レベルの低下から無線受信感度レベルの低下を知る
ことができるので、使用者の知らない間に無線回線が切
断されることもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
無線受信感度検出手段により検出した無線受信感度レベ
ルが所定値以下に低下した場合は音声出力レベル切換手
段により音声信号の出力レベルを通常の音声出力レベル
より小さく切り換えるように構成したので、 1)無線受信感度レベルの低下時に生じる耳障りな音声
ノイズを低減することができる 2)移動無線通信装置の使用者は音声出力レベルの低下
により無線受信感度レベルが低下したことを知ることが
できる 3)無線受信感度レベルの低下の原因が移動無線通信装
置の位置または方向にある場合は、音声出力レベルから
移動無線通信装置の位置または方向を最適な位置または
方向に調整できる 4)移動無線通信装置が通信圏外付近にある場合も、音
声出力レベルの低下からこれを知ることができる 等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る移動無線通信装置の全体的な構
成を示すブロック図。
【図2】図1に示した装置の動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 無線部 2 信号処理部 3 音声再生回路 4 無線受信感度レベル検出回路 5 制御部 6 アンテナ 31 音声出力レベル切換部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線回線を介して送信される無線信号を
    受信し、該無線信号に対応する音声信号を出力する移動
    無線通信装置において、 前記無線信号の無線受信感度レベルを検出する無線受信
    感度検出手段と、 前記無線受信感度検出手段により検出した無線受信感度
    レベルが所定値以下に低下した場合は前記音声信号の出
    力レベルを小さくするように切り換える音声出力レベル
    切換手段とを具備したことを特徴とする移動無線通信装
    置。
JP5066918A 1993-03-25 1993-03-25 移動無線通信装置 Pending JPH06284066A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5066918A JPH06284066A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 移動無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5066918A JPH06284066A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 移動無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06284066A true JPH06284066A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13329843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5066918A Pending JPH06284066A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 移動無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06284066A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001338386A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Sony Corp 近距離無線情報提供方法及び近距離無線情報提供装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001338386A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Sony Corp 近距離無線情報提供方法及び近距離無線情報提供装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910004059B1 (ko) 무선전화장치
US7469051B2 (en) Method and apparatus for maintaining audio level preferences in a communication device
US5734974A (en) Selective call receivers with stepwise variable gain control
US7486942B2 (en) Receiver
JPH0946290A (ja) 移動無線機
KR0184993B1 (ko) 이동 무선 유닛 및 이를 자동적으로 이득 제어하는 방법
CA2114341A1 (en) Receiver with an agc circuit capable of expanding a dynamic range
JPH10304030A (ja) 携帯電話装置
JPH11136142A (ja) 利得制御回路及び利得制御方法
KR100363358B1 (ko) 소비전력절감장치
US6928273B2 (en) Radio transmission apparatus for communication using microwave signal
JPH06284066A (ja) 移動無線通信装置
JPH06284064A (ja) 移動無線通信装置
WO1994017601A1 (en) Communications receiver with an adaptive squelch system
EP0829972A2 (en) Radio communication unit and receiving method for diversity reception
JPS59175230A (ja) 移動無線機のスケルチ感度制御装置
JP3063891B2 (ja) 携帯電話
JPH09162762A (ja) 携帯無線機のスケルチ設定方法
JPH1093503A (ja) 送信出力節減装置
JPH06350477A (ja) 送信電力制御方式
JP2000151315A (ja) 無線通信機の自動音量設定方式
JP2555131Y2 (ja) スケルチ装置
JPH05206903A (ja) ダイバーシチ装置
JP2004304477A (ja) 受信装置及び音声信号の音量制御方法
JPH10233721A (ja) ダイバシティ受信装置