JPH09162762A - 携帯無線機のスケルチ設定方法 - Google Patents

携帯無線機のスケルチ設定方法

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JPH09162762A
JPH09162762A JP31500995A JP31500995A JPH09162762A JP H09162762 A JPH09162762 A JP H09162762A JP 31500995 A JP31500995 A JP 31500995A JP 31500995 A JP31500995 A JP 31500995A JP H09162762 A JPH09162762 A JP H09162762A
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JP
Japan
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squelch
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memory
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JP31500995A
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English (en)
Inventor
Kenji Takahashi
謙次 高橋
Hiroyuki Wada
博行 和田
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スケルチレベル調整ボリュームを音量調整ボ
リュームと共用化し、スケルチデータと音声出力レベル
データとをキー操作で選択できるようにする。 【解決手段】 中央演算処理装置6内に音量調整データ
をスケルチデータに切換えメモリする機能を追加し、外
部キー15で音量調整ボリューム12を一時的にスケル
チ設定モードに切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界強度に応じ音
声信号回路を切ってノイズを抑える、携帯無線機のノイ
ズスケルチ設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯無線機には受信電波がない時にその
使用する電界強度に応じて音声信号回路を切断し、ノイ
ズを抑圧するノイズスケルチ機能を装備しているが、上
記ノイズスケルチ機能には、従来図2および図3に示す
ような方法がある。両者とも受信機の中間周波数に変換
された受信波の復調信号をオーディオシグナルプロセッ
サ(ASP)2におけるスケルチフィルタ3に通し、さ
らにそのノイズレベルを検波器7で検波したのち、マイ
クロコンピュータ4内のA/D変換器5でA/D変換し
た値と、スケルチ設定データとを中央演算処理装置(C
PU)6で比較して音声出力をオン・オフすることは同
じであるが、スケルチデータの設定方法にそれぞれ違い
がある。図2に示す方法では、スケルチレベル調整ボリ
ューム18を装備し、フィールドの電界強度に応じて使
用者が任意のレベルに設定し、その電圧レベルをA/D
変換しスケルチデータを設定する。また、図3に示す方
法では、決められた受信感度におけるノイズレベルを測
定しそれを変換してスケルチデータとし、メモリに格納
しておく方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、図2に示した方法は、無線機の使用チャネルを変更
するたびにスケルチレベルを設定する必要があり、図3
に示す方法は、使用する電界強度において使用者が自由
にスケルチレベルを設定することができないという問題
点がある。これらの問題点を解決するために、本発明は
スケルチレベル調整ボリュームで行なうスケルチ調整
を、音量調整ボリュームで共用化し、スケルチレベル調
整ボリュームを不要にすると同時に、このとき設定した
データをメモリに保持し、メモリに設定したスケルチデ
ータと音量調整ボリュームによる音声出力レベルデータ
とを、キー操作によって選択することが可能な携帯無線
機のスケルチ設定方法を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、中間周波数
に変換された受信波を復調する復調器と、該復調器の出
力信号からスケルチ設定に必要な成分を取り出すための
スケルチフィルタ、および上記スケルチフィルタの出力
から信号成分を検波する検波器を備えたオーディオシグ
ナルプロセッサと、上記検波器で抽出した信号成分をア
ナログ量からデジタル量に変換するA/D変換器と、変
換されたデジタルデータをスケルチデータと比較した結
果により、音声出力をオン・オフして制御する中央演算
処理装置を有するマイクロコンピュータと、音声出力レ
ベルを調整する音量調整ボリュームとを備えた携帯無線
機のスケルチ設定方法において、スケルチデータを格納
するメモリと外部キーとを設けるとともに、上記マイク
ロコンピュータに対し、上記中央演算処理装置に音量調
整データをスケルチデータに切り換えてメモリ内に格納
する機能を追加し、上記外部キーを操作して、上記音量
調整ボリュームを一時的にスケルチ設定モードに切り換
えて使用することによって達成できる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による携帯無線機のスケル
チ設定方法は、受信信号のアナログデータを音量調整ボ
リュームで設定し、このデータを音量調整用データとし
てASPにおける電子ボリューム制御を行い、スピーカ
等の出力の音量調整を行っている。また、スケルチ設定
については、標準スケルチレベルとして一定感度でのス
ケルチデータがあらかじめメモリされているが、実際の
使用環境では周辺の状況により電波の到達状態に差を生
じるため、本発明は電波感度に応じてスケルチレベルの
調整がおこなえるようにしたものであり、このため、ス
ケルチデータを格納するメモリと外部キーを設け、CP
Uにスケルチデータを切換えてメモリ内に格納する機能
を追加して、受信信号からスケルチ設定に必要な成分を
取り出し、A/D変換を行ったデジタル量の受信信号デ
ータとあらかじめメモリに格納しているスケルチデータ
とをCPUで比較し、上記受信信号データがスケルチデ
ータより小さいときは、受信信号データがないと判断し
て受信信号データからノイズ音を消去する。一方、新た
にスケルチ設定を行う場合には外部キーを操作してCP
Uをスケルチ設定モードに切り換え、スケルチデータ調
整ボリュームを装備することなく上記音量調整ボリュー
ムを用いて、所望の受信感度におけるノイズレベルを選
択し、A/D変換してスケルチデータとしてメモリに格
納したのち、上記音量調整ボリュームを通常の音量調整
状態に戻す。このようにして、一度設定したスケルチデ
ータはメモリ格納することにより、つぎに同じ環境状態
で使用するときには再び設定しなおす必要がなく、再設
定の手間が省ける。上記のようにして、音量調整ボリュ
ームを通常の音量調整機能とスケルチ設定機能とに共用
化することによって、従来の方法よりも部品点数を減ら
し携帯無線機の外観および構造を簡素化することがで
き、電界強度に応じたスケルチレベルがそれぞれ設定で
きるとともに、チャネル切換えのときにも自動的にスケ
ルチデータを選択することが可能である。
【0006】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明による携帯無線機のスケルチ設定方法
の構成を示すブロック図である。図1において、中間周
波数に変換された受信波を復調する復調器1と、復調器
1から出力される復調信号からスケルチ設定に必要な成
分を取り出すスケルチフィルタ3とその出力から信号成
分を検波する検波器7とを備え、かつ、音量調整用デー
タによって制御される電子ボリューム14および音声回
路遮断スイッチ8を含むASP2と、上記検波器7が抽
出した信号成分をアナログ量からデジタル量に変換する
A/D変換器5、上記デジタル量に変換されたデジタル
データとメモリ内に格納されているスケルチデータ11
とを比較して音声出力をオン・オフ制御するCPU6を
もつマイクロコンピュータ4と、上記スケルチデータ1
1を格納するメモリ10と、コマンドを入力するための
外部キー15および音量調整ボリューム12によって構
成されている。
【0007】音量調整ボリューム12は、通常、この音
量調整ボリューム12で設定されたアナログデータを、
CPU6によりマイクロコンピュータ4内のA/D変換
器5でデジタルデータに変換し、このデジタルデータを
音量調整用のデータとしてASP2の電子ボリューム1
4を制御し、スピーカ等から出力される音量の調整を行
う。一方、上記復調器1から出力された受信信号は、A
SP2内のスケルチフィルタ3および検波器7を通して
検出され、検出されたアナログ量の信号レベルをA/D
変換器5でデジタル量に変換した受信信号データと、あ
らかじめ携帯無線機の標準値としてメモリ10に格納さ
れているスケルチデータaとをCPU6で比較し、上記
受信信号データが上記スケルチデータaより小さい場合
には、受信信号データがないと判断して音声回路遮断ス
イッチ8で音声回路を遮断し、スピーカからのノイズ音
を消去する。
【0008】さらに本発明において、使用環境に応じた
スケルチ設定を行う場合には、外部キー15を操作して
コマンド入力することにより、CPU6がスケルチ設定
モードに切り換わる。このようにして、音量調整ボリュ
ーム12を用いて希望する受信感度におけるスケルチレ
ベルを設定し、CPU6のスケルチ設定モードを解除す
ると、上記CPU6は音量調整ボリューム12およびA
/D変換器5によって設定されたデジタルデータを、ス
ケルチデータとしてメモリ10内に自動的に格納し、ス
ケルチ設定で使用した上記音量調整ボリューム12を通
常の音量調整を行う機能に切換える。スケルチ制御に際
して、上記のように新しく設置したスケルチデータを選
択して用いることにより、使用者の要求に応じたスケル
チ制御を行うことができる。本発明のスケルチ設定方法
は、携帯無線機の例について記したが、携帯無線機に限
らず他の無線機においても同様な効果を得ることができ
る。
【0009】
【発明の効果】上記のように本発明による携帯無線機の
スケルチ設定方法は、中間周波数に変換された受信波を
復調する復調器と、該復調器の出力信号からスケルチ設
定に必要な成分を取り出すためのスケルチフィルタ、お
よび上記スケルチフィルタの出力から信号成分を検波す
る検波器を備えたオーディオシグナルプロセッサと、上
記検波器で抽出した信号成分をアナログ量からデジタル
量に変換するA/D変換器と、変換されたデジタルデー
タをスケルチデータと比較した結果により、音声出力を
オン・オフして制御する中央演算処理装置を有するマイ
クロコンピュータと、音声出力レベルを調整する音量調
整ボリュームとを備えた携帯無線機のスケルチ設定方法
において、スケルチデータを格納するメモリと外部キー
とを設けるとともに、上記マイクロコンピュータに対
し、上記中央演算処理装置に音量調整データをスケルチ
データに切り換えてメモリ内に格納する機能を追加し、
上記外部キーを操作して、上記音量調整ボリュームを一
時的にスケルチ設定モードに切り換えて使用することに
より、1個のボリュームで音量調整とスケルチ設定とを
それぞれ行うことができるので、従来必要としていたス
ケルチ設定用ボリュームが不要になり1個のボリューム
ですみ、部品点数および原価の低減が見込め無線機の外
観構造を簡素にすることができる。また、本スケルチレ
ベル設定方法にはあらかじめ標準のスケルチレベルが設
定してあるが、使用者が使用環境の電界強度に応じて適
切なスケルチレベルを設定することができるので便利で
あり、無線機の生産工程における評価や検査等にも利用
できる。さらにまた、ボリュームで設定したデータをメ
モリに格納することにより、次回使用時に再調整をする
必要がなく、チャネル切換えによってそのチャネル(周
波数)のスケルチデータが自動的に選択されるが、この
とき、上記ボリュームは通常の音量調整ボリュームとし
て動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯無線機のスケルチ設定方法を
示すブロック図である。
【図2】従来のスケルチ設定方法を示すブロック図であ
る。
【図3】従来のスケルチ設定方法の他の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 復調器 2 オーディオシグナルプロセッサ(ASP) 3 スケルチフィルタ 4 マイクロコンピ
ュータ 5 A/D変換器 6 中央演算処理装
置(CPU) 7 検波器 10 メモリ 11 スケルチデータ 12 音量調整ボリ
ューム 15 外部キー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間周波数に変換された受信波を復調する
    復調器と、該復調器の出力信号からスケルチ設定に必要
    な成分を取り出すためのスケルチフィルタ、および上記
    スケルチフィルタの出力から信号成分を検波する検波器
    を備えたオーディオシグナルプロセッサと、上記検波器
    で抽出した信号成分をアナログ量からデジタル量に変換
    するA/D変換器と、変換されたデジタルデータをスケ
    ルチデータと比較した結果により、音声出力をオン・オ
    フして制御する中央演算処理装置を有するマイクロコン
    ピュータと、音声出力レベルを調整する音量調整ボリュ
    ームとを備えた携帯無線機のスケルチ設定方法におい
    て、スケルチデータを格納するメモリと外部キーとを設
    けるとともに、上記マイクロコンピュータに対し、上記
    中央演算処理装置に音量調整データをスケルチデータに
    切り換えてメモリ内に格納する機能を追加し、上記外部
    キーを操作して、上記音量調整ボリュームを一時的にス
    ケルチ設定モードに切り換えて使用することを特徴とす
    る携帯無線機のスケルチ設定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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