JP2000151315A - 無線通信機の自動音量設定方式 - Google Patents

無線通信機の自動音量設定方式

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JP2000151315A
JP2000151315A JP10336507A JP33650798A JP2000151315A JP 2000151315 A JP2000151315 A JP 2000151315A JP 10336507 A JP10336507 A JP 10336507A JP 33650798 A JP33650798 A JP 33650798A JP 2000151315 A JP2000151315 A JP 2000151315A
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signal
noise
band
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Hideaki Kakinuma
英明 柿沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オールモード、オールバンドの無線通信機で
通信状態にあるとき、バンドを変更したり、モード変更
した場合に突然大音響になったり、大きなノイズ音にな
り急いでバンド変更やモード変更をしなければならない
場合がある。本発明はこのような現象を生じさせない無
線通信機の提供を目的とする。 【解決手段】 操作部7で選択設定させる信号を制御部
5に取り込んで制御信号を受信部2及び各部に出力す
る。この制御信号により受信部2で受信した信号を増幅
して検波回路3で検波し、スケルチゲート8、A/D変
換器9、DSP10、D/A変換器11及び、アナログ
減衰器12を通して、AFアンプ13で増幅してスピー
カ14から出力する。この回路にFM用のキャリアとノ
イズ検出回路4と、AFアンプ13の出力の一部をレベ
ル検出部15により直流変換したレベル信号を取り出し
て制御部5に送りデジタル減衰器10bを出力レベルに
反比例した制御をして大音声出力を抑える。音声制御部
7cの制御はアナログ減衰器12を制御し、モード選択
部7aでFMを選択するとノイズスケルチに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機で全て
の通信モードでかつ、受信信号レベルに関係なく音量を
制御する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信機においては、オールモ
ードでオールバンドの無線通信機で通信をしている時、
運用中のアンテナの状態や通信モードの変更などによっ
て、例えば、適正なAFゲインに設定されていても、ス
ピーカから出るノイズの音量に大きな差が生じることが
ある。そのために、バンドを変更したり、モードを変え
たりした場合に突然大きな音が出てしまうためにAFゲ
インを調整する必要があった。
【0003】ノイズ量の差はアンテナのゲインロスや、
電波形式のモードにより、増幅回路の構成や周波数帯域
幅の異なることで影響を受けてノイズ量と音量が左右さ
れる。例えば音域の広いFM通信と選択性を重視して音
声帯域を3KHz弱としたSSB通信では同じレベルの
ノイズであっても周波数帯域に比例するノイズの差が顕
著に現れる。
【0004】図4は本出願人が平成7年に特許出願した
特願平7−327859号の特許第2826487号で
特にオーディオ部分を説明するために一部省略したブロ
ック図である。図において、1はアンテナ、2は受信
部、3は検波回路、5はCPUとメモリによる制御部で
ある。10はアナログオーディオ信号をデジタルで処理
するDSPであり、13はオーディオアンプ、14はス
ピーカ、16は操作キーである。
【0005】オーディオ回路の動作を説明する。DSP
10のメモリにはSSB、CW、FM等のオーディオ周
波数の帯域を設定するデータがメモリされており、無線
通信機の制御部5からの選択信号が入力されると選択し
た通信モードの音声帯域に設定される。因みに、CWモ
ードでは100Hz、SSBモードでは2.7KHz、
FMモードでは6KHzのように割り当てることで帯域
外のノイズをカットする。
【0006】図5は従来技術のデジタルオーディオ機器
におけるゲイン可変装置を示す図である。図において、
21はデジタルオーディオ信号出力端子、22はアナロ
グデジタルコンバータ、23はDSPで信号処理部23
aとデジタル減衰器23bとを備えている。24はデジ
タルアナログコンバータ、25はAFアンプ、26はス
ピーカ、27はコントローラ、28はキー入力部であ
る。この回路はDSP23において、デジタル信号を信
号処理部23aで必要な信号処理をし、デジタル減衰器
23bの制御は、キー入力部28で減衰量を設定して、
コントローラ27によりその減衰量に対する制御信号を
出力してデジタル減衰器23bで減衰させてデジタルア
ナログ変換器24に出力し、アナログ変換してAFアン
プ25からスピーカ26に出力するものである。
【0007】図6は特開平3−85008号公報に記載
された「オーディオ装置」のデジタルボリュームのブロ
ック図である。図において、30はデジタルオーディオ
信号の出力端子、31はDSPで、デジタルオーディオ
信号が入力されるとステレオ用の左右セパレーション処
理、ハイカット処理、イコライジング処理等を施す。こ
の出力は16〜20ビットデータである。32はDSP
の出力オーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換
するD/A変換器、33は乗算型D/A変換器によるア
ナログ減衰器、34は音量制御用操作キー、35は装置
制御用のCPUである。
【0008】音量制御用操作キー34が操作されるとC
PU35に取り込み、デジタルデータ8ビットのボリュ
ーム制御データを発生する。33は8ビットの乗算型D
/A変換器によるアナログ減衰器であり、このアナログ
減衰器33のVref 端子にアナログオーディオ信号が入
力され、他のデジタル入力端子に8ビットのボリューム
制御データが入力されて、これらが掛け合わされると出
力側にはボリューム制御データにより音量制御されたオ
ーディオ信号を出力する。
【0009】図7は本出願人が出願して特許権を取得し
た特願昭60−272589号公報のスケルチ方式であ
る。FMモードと他のCW、SSB、AM等の通信モー
ドとは信号処理に相違があり、FM以外ではAGCやゲ
インボリュームにより出力レベルを適正に設定し、スケ
ルチもキャリア検出により制御する。しかしFMモード
では、IF段のリミッタにより出力を一定に保つことで
ノイズを減少させる構成である。そこで極めて大きい総
合ゲインを保ち、ゲイン調整をしないので信号のない状
態では強大なノイズが発生する。FMモードのスケルチ
は検波回路出力は無制限に広がりがあるのでノイズを検
出してスケルチをかけている。FM通信では−10dB
以下の信号でも20dB程度のS/Nが得られる。
【0010】図7について簡単に説明する。このスケル
チ方式はキャリア・スケルチとノイズ・スケルチが可能
な回路であり、キャリア・スケルチは全てのモードで使
用できるが、ノイズ・スケルチはスイッチ49がFMモ
ードの時オフとなるのでFMモードのみ可能である。ス
ケルチを選択すると、スケルチレベル設定部45で設定
した参照電圧に対して、コンパレータ42に入る検波出
力の信号検出電圧46が低ければコンパレータ2の出力
側はLレベルでスケルチゲート(図示せず)はオフであ
り、信号検出電圧の方が高くなるとコンパレータ42の
出力はHレベルとなってスケルチゲートを開いて音声出
力する。
【0011】ノイズ・スケルチはFMモードになるとス
イッチ49がオフになり、スケルチレベル設定部45を
(−)電圧に設定する。この条件で他のモードからFM
モードに切換わってスイッチ49のオフ状態で信号が無
ければ(−)電圧の高いノイズがコンパレータ41に入
りオフ状態を保つ、信号が入るとノイズレベル(−)電
圧が減少してスケルチレベル設定回路45による(−)
電圧より高くなるとコンパレータ41の出力は反転して
スケルチゲート(図示せず)を開いて受信音を出力す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】オールモードでオール
バンドの無線通信機では、通信の途中でモード変更、例
えば、SSBからFMに切換えた場合に、SSBでは音
声帯域が300Hzから2700Hz程度の狭い音声周
波数帯であるために、無信号状態でも耳に不快感を覚え
るほどのノイズレベルには音量ボリュームを設定されて
ないが、その状態でFMやAMモードに切換えた場合無
信号状態では大きな雑音となる。これは同じノイズレベ
ルであっつても音声周波数帯域により低い周波数から5
〜10KHzに及ぶノイズが聞こえて驚くことになる。
それに、遠近の無線局による大小の電波が受信される
と、あわてて音量ボリュームを調整し直す必要がある。
本願発明はこのようなモード切換え等で生じる音の急速
な調整を必要としないオールモード、オールバンドの無
線通信機の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、メモリに記憶したデータと操作部による
信号に基づき制御部により制御される無線通信機におけ
る受信回路の検波出力をデジタル変換してモード毎に設
定した音声周波数帯域によりその音声帯域外のノイズを
カットする手段と、音量最大値を適正に設定する音量A
GC手段を備えた無線通信機の自動音量設定方式であ
る。
【0014】無線通信機はFMモードではノイズ・スケ
ルチが付加され、スケルチ設定状態ではキャリア・スケ
ルチとノイズ・スケルチが信号レベルの大小で分担して
機能し、スケルチ設定がオフであればノイズ・スケルチ
が単独動作する無線通信機の自動音量設定方式である。
【0015】無線通信機のバンド帯の中で特にノイズの
多いバンド帯に対してノイズ量が自動音量設定の他のバ
ンド帯と同等程度に音声レベルを制御する制御信号を出
力する無線通信機の自動音量設定方式である。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の無線通信器のブロック図で
送信部は省略する。図において、1はアンテナ、2は受
信部、3はオールモードに対応させる各種検波方式の検
波回路である。4はキャリアとノイズ検出部で、5はC
PUによる制御部、6はメモリ、7は操作部であり、本
発明の説明に必要なモード選択部7aと、バンド選択部
7b、音量制御部7c及び、スケルチ選択部7dが含ま
れる。8はスケルチゲート、9はアナログ信号をデジタ
ル変換するアナログデジタルコンバータ、10は音声帯
域を設定する信号処理部10aとデジタル減衰器10b
とを備えたDSPである。11はデジタルアナログコン
バータ、12は乗算型D/A変換器によるアナログ減衰
器であり、13はAFアンプ、14はスピーカ、15は
レベル検出部である。
【0017】図1の受信機の信号はアンテナ1から受信
部2に入り増幅され検波回路3で復調されて低周波信号
になる。FM、AM、SSB、CW等それぞれ異なる検
波方式であるが全てを代表して検波回路3として説明す
る。検波された低周波信号はスケルチゲート8とアナロ
グデジタルコンバータ9を通してデジタル変換してDS
P10に入力する。
【0018】このDSP10は信号処理部10aとデジ
タル減衰器10bとで構成され、信号処理部10aは通
信モードに応じてDSP内に音声帯域幅用データを記憶
しており、制御部5からのモード選択信号により設定す
る。一例として、CWでは100Hz、SSBでは30
0Hzから2.7KHz、AM・FMの場合は音質より
も明瞭度を重視するので300Hzから3.5KHzの
帯域に設定する。この信号処理部10aのメモリにそれ
らの設定データを記憶しておき、無線機の制御部5によ
りメモリ6から制御データを読み出し、a回線からDS
P10に供給されると、その通信モードの音声帯域に変
更又は設定される。これにより設定した帯域外のノイズ
はカットされる。
【0019】次に、音量制御については、AFアンプ1
3の出力側の信号の一部をレベル検出部15に入力して
音量レベルの直流電圧を検出して制御部5に出力する。
制御部5でA/D変換して音量制御信号としてb回線か
らDSP10のデジタル減衰器10bに出力する。この
デジタル減衰器10bのダイナミックレンジは96dB
であるので80dB程度までの範囲として、レベル検出
部15で検出したレベルの大小を80dB減衰量に対比
して割り当てた制御信号に生成する。制御部5の音量制
御信号をb回線からDSP10のデジタル減衰器10b
に出力する。このために、DSP10に入力する所望の
音量レベルを越えたものは抑圧されてDSP10から出
力される。
【0020】DSP10の出力はデジタルアナログコン
バータ11によりアナログ変換されて乗算型D/Aコン
バータのアナログ減衰器12に入力する。一方、操作部
7の可変抵抗器による音量制御7cで選択したアナログ
値が制御部5によってデジタル制御信号としてc回線か
らアナログ減衰器12に供給して、0dBから−80d
B程度の範囲の可変をさせてAFアンプ13で増幅した
後スピーカ14から音声出力する。このために、全ての
モードやバンドに関係なく音量制御部7cで設定した音
量でほぼ聴取出来る。
【0021】制御部5は無線通信機の必要なデータを記
憶したメモリ6とで無線通信機の全てを制御する。操作
部7はキーボード(図示せず)、モード選択部7a、バ
ンド選択部7b、音量制御部7c及びスケルチ選択部7
dから設定や選択信号を制御部5に送出することで処理
される。また、スケルチ選択部7dがオン状態ではキャ
リアとノイズ検出部4で信号を検出して制御部5に出力
することでスケルチ機能の開閉を行う。FMモードに切
換わるとノイズ・スケルチが付加される。
【0022】図3は図1のキャリアとノイズ検出部4の
詳細な説明をするための図である。図中4dはキャリア
・スケルチ制御用のコンパレータ、4eはノイズ・スケ
ルチ制御用のコンパレータであり、前者はスケルチレベ
ル設定部4g、後者はスケルチレベル設定部4fが参照
電圧となる。ノイズ・スケルチではノイズ検出部4aか
らスイッチ4bを介して、スイッチング用トランジスタ
4cとコンパレータ4eとに接続する回路構成である。
【0023】このスケルチ信号を検出するキャリアとノ
イズ検出部4では、キャリア・スケルチは全てのモード
で使用できるが、ノイズ・スケルチはスイッチ4bがF
Mモードの時連動してオンとなるのでFMモードの時は
ノイズ・スケルチは可能である。スケルチレベル設定部
4gはキャリア・スケルチ用で設定は自由に変更でき
る。スケルチレベル設定部4f(−)電圧はノイズ・ス
ケルチ用であり固定設定してある。コンパレータ4dに
入る受信部2からの信号検出電圧がスケルチレベル設定
部4gの参照電圧より低ければコンパレータ4dは変化
なく制御部への出力は無く、従って、制御部5からの信
号は無いのでスケルチゲート8はオフ状態を保ち、FM
信号が受信されて信号検出電圧が上がりスケルチレベル
設定部4gの参照電圧より高くなればコンパレータ4d
の出力は反転して制御部5に信号を送り、制御部5から
の信号によりスケルチゲート8を開き音声を出力する。
【0024】ノイズ・スケルチはFMモードになるとス
イッチ4bがオンになる。FMノイズがノイズ検出部4
aでノイズの(−)直流レベルを検出してコンパレータ
4eとトランジスタ4cに出力する。このトランジスタ
4cは無信号での(−)電圧の大きいノイズレベルに対
してオンスイッチとなりキャリア・スケルチのコンパレ
ータ4eはオフ状態を保つ。コンパレータ4eはノイズ
による(−)電圧がスケルチレベル設定部4fからの参
照電圧より低ければオフ状態を保ち、高ければ出力は反
転して制御部5でスケルチオフ信号にしてスケルチゲー
ト8に出力してゲートを開いて音声出力する。
【0025】周波数に応じてバンドを切換える場合に、
周波数帯によってはひどくノイズが多いバンド帯があ
る。この種のノイズに対しても他のバンド帯と同様に最
善の受信状態を保つためにはそのバンド帯の音量制御が
必要になる。そこで、ノイズの多い特定のバンドに対し
て他のバンドと同じレベルに音量補正するデータをメモ
リ6に記憶しておく。この音量補正データのバンド帯が
選択されると、操作部7の音量制御部7cのデータに音
量補正データを付加してアナログ減衰器12に出力して
制御することで他のバンドと同様に適正な音量に設定出
来る。
【0026】次に本発明の動作について図2のフローチ
ャートに基づいて説明する。ステップS1で初期化した
後、ステップS2で大音量検出回路15が起動してAF
アンプ13の出力信号の一部を取り込み設定されたしき
い値を越える信号があれば取り出してA/D変換して制
御部5に送りAGC制御のデジタル信号としてデジタル
減衰器10bに送り音量制御をする。次に、ステップH
1で操作部7のモード選択部7aによりモードを変更し
たかを判定し、変更で有れば、ステップS3により制御
部5から選択されたモードの制御信号をa回路を通して
DSP10の信号制御部10aに送る。ステップS4で
この制御信号によりDSP10にメモリされている帯域
制御データを選択して帯域設定する。
【0027】続いて、ステップH2でFMに変更したか
を判断し、FMでなければステップH3に飛び、FMに
変更されたならば、ステップS5でノイズ・スケルチ回
路を接続して、信号レベルが無いか弱レベルではノイズ
・スケルチが働き、強レベルではキャリア・スケルチが
作動する。次に、ステップH3に移り終了したかを判定
し、終了しなければステップS2に戻り、終了ならばフ
ローチャートを終了する。
【0028】ステップH1でモード変更されなければス
テップH4でバンド選択部7bによりバンド変更があっ
たかを判定し、無しであればステップS2に戻り、変更
ありならばステップH5で選択したバンドに音量補正デ
ータがあるかを判別し、無しならばステップS2に戻
り、有りならばステップS6で音声制御部7cで設定さ
れているデータに補正データを加算した音量制御信号と
してアナログ減衰器12に供給して減衰量を変更設定し
てステップH3に移る。
【0029】
【発明の効果】オールモードでオールバンドの無線通信
機の受信部は聞きやすい受信音に設定した状態で、モー
ド切換えや、バンド切換えをした時に大きな音やすごい
ノイズに悩ませられてあわてて音量ボリュームを絞った
りしなければならなかった。本発明によれば検波出力し
た低周波回路に制御機能を生かした音量AGCを設ける
ことで受信信号の強弱に関係なくモード切換えでもバン
ド切換えでも音量に変わりなく安心して利用でき、更に
モード毎に音声帯域を必要な帯域に設定して不要ノイズ
を抑えている。また、FM通信用にはノイズ・スケルチ
とキャリア・スケルチを信号レベルに応じて自動的に使
い分ける構成としたので使い勝手が向上した優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す無線通信機の受信部の
ブロック図である。
【図2】本発明に動作を示すフローチャートである。
【図3】図1のキャリアとノイズ検出部4の詳細な説明
をするための図である。
【図4】従来技術の受信機のブロック図である。
【図5】従来技術のオーディオ回路のブロック図であ
る。
【図6】従来技術のDSPの回路のブロック図である。
【図7】従来技術のスケルチ回路図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信部 3 検波回路 4 キャリアとノイズ検出部 4a ノイズ検出部 4b スイッチ 4c トランジスタ 4d,4e コンパレータ 4f,4g スケルチレベル設定部 4h,4i ダイオード 5 制御部 6 メモリ 7 操作部 7a モード選択部 7b バンド選択部 7c 音量制御部 7d スケルチ選択部 8 スケルチゲート 9 アナログデジタルコンバータ 10 DSP 10a 信号処理部 10b デジタル減衰器 11 デジタルアナログコンバータ 12 アナログ減衰器 13 AFアンプ 14 スピーカ 15 レベル検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリに記憶したデータと操作部による
    信号に基づき制御部により制御される無線通信機におい
    て、 受信回路の検波出力をデジタル変換してモード毎に設定
    した音声周波数帯域によりその音声帯域外のノイズをカ
    ットする手段と、音量最大値を適正に設定する音量AG
    C手段を備えたことを特徴とする無線通信機の自動音量
    設定方式。
  2. 【請求項2】 無線通信機はFMモードではノイズ・ス
    ケルチが付加され、スケルチ設定状態ではキャリア・ス
    ケルチとノイズ・スケルチが信号レベルの大小で分担し
    て機能し、スケルチ設定がオフであればノイズ・スケル
    チが単独動作することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信機の自動音量設定方式。
  3. 【請求項3】 無線通信機のバンド帯の中で特にノイズ
    の多いバンド帯に対してノイズ量が自動音量設定の他の
    バンド帯と同等程度に音声レベルを制御する制御信号を
    出力することを特徴とする請求項1記載の無線通信機の
    自動音量設定方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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