JP2011529294A - オーディオアーチファクトを低減するための方法および装置 - Google Patents

オーディオアーチファクトを低減するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

信号を処理するための装置および方法が開示される。装置は、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機、および、期間の少なくとも一部に、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位の関数としてオーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路を含むかもしれない。

Description

優先権の主張
本願は、本願の譲受人に譲渡され、参照によって本願に明確に組み込まれた2008年7月24日出願の“METHOD AND APPARATUS FOR REDUCING AUDIO ARTIFACTS”と題された、米国特許仮出願第61/083,454号に対する優先権を主張する。
本開示は、一般的に通信システムに関し、特に、オーディオアーチファクト(audio artifacts)を低減するための概念および技術に関する。
ピアツーピア・ネットワークは、アドホック(adhoc)接続によって無線ノードを接続するために一般に使用される。これらのネットワークは、通常は通信が中央のサーバである、従来のクライアントサーバモデルと異なる。ピアツーピア・ネットワークは、互いに直接通信する等しい仲間の(peer)ノードのみを有する。そのようなネットワークは多くの目的に役立つ。ピアツーピア・ネットワークは、例えば、短距離あるいは屋内のアプリケーションのためのコンシューマ電子無線交換システム(consumer electronic wire replacement system)としてとして使用されるかもしれない。これらのネットワークは、しばしば無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)と呼ばれ、短距離によって無線ノード間のビデオ、オーディオ、音声、テキストおよび他の媒体を効率的に転送するのに役立つ。WPANは、家庭または小さなオフィス中のノードに接続を供給するかもしれず、あるいは、人によって運ばれたノードに接続性を供給するために使用されるかもしれない。
典型的なシナリオでは、WPANは、何十メートルの命令の範囲内のノードに接続を供給するかもしれない。
オーディオ信号のどんな使用も要求するアプリケーション(例えば携帯電話、ヘッドセット)では、オーディオ信号レベルが0近くである場合、多くのオーディオ・コーデックは、可聴量子化雑音の存在を除去しない。この問題を緩和する1つの方法は、非同一の量子化器モデルを使用することである。
しかしながら、ハードウェア制限によって、そのような非線形の量子化器は、可聴量子化雑音を抑える低振幅信号のための十分な解像度をもたないかもしれない。この問題は、十分でない(lower-than-adequate)オーバーサンプリング比(OSR)を使用して、コーデックがノイズ波形整形技術(例えばシグマデルタ変調)を使用する場合、特に重要である。低いOSRに起因する量子化雑音は、所定の信号中の適切な大きさのレベルがない状態でリスナ(listener)に特に聞こえる。
従って、通信ノード中のオーディオアーチファクトを減ずる技術が必要である。
その開示の態様によれば、信号を処理するための装置は、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機、および、期間の少なくとも一部に、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位(energy level)の関数(function)としてオーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路を含む。
その開示の別の態様によれば、信号を処理する方法は、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信することと、期間の少なくとも一部に、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位の関数としてオーディオアーチファクトを低減することを含む。
開示のより一層の態様によれば、信号を処理するための装置は、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するための手段を含み、期間の少なくとも一部に、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位の関数としてオーディオアーチファクトを低減するための手段を含む。
開示のさらなるより一層の態様によれば、信号を処理するためのコンピュータプログラムプロダクトは、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信し、期間の少なくとも一部に、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位の関数としてオーディオアーチファクトを低減するのに実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含む。
開示の別の態様によれば、ヘッドセットは、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するために構成された受信機、期間の少なくとも一部に、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位の関数としてオーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路、および、オーディオ回路によって処理されたオーディオ信号に基づいて可聴出力を提供するように構成されたトランスデューサを含む。
開示のさらに別の態様によれば、ウォッチは、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機、期間の少なくとも一部に、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位の関数としてオーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路、および、オーディオ回路によって処理されたオーディオ信号に基づいて可視出力を提供するように構成されたディスプレイを含む。
開示のさらなるより一層の態様によれば、メディカルモニタは、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成され、オーディオ信号はセンサによって生成される受信機、および、期間の少なくとも一部に、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位の関数としてオーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路を含む。
当業者には、図面を通じて発明の様々な態様が示されて開示されている以下の詳細な説明から、当該発明の他の態様が明白に理解される。明らかなように、当該発明は、この開示の範囲から逸脱することなく、全て、他の異なる構成が可能であり、そのいくつかの詳細は、他の様々な観点において変更が可能である。従って、図面および詳細な説明は限定的にではなく本質的な説明として見なされるべきである。
これらおよび開示の他の見本(sample)の態様は、詳細な記述、およびこれに従う請求項、およびこれらに添付される図面に記述されるだろう。
図1は、無線通信システムの一例を例証する概念図である。 図2は、受信機の一例を例証する概要のブロック図である。 図3は、受信機の中の信号アーティファクト減衰過程の一例を描くフローチャートである。 図4は、装置の機能性の一例を例証するブロック図である。
一般的慣習に従って、図面中で例証された様々な特徴は、明瞭さのために単純化されるかもしれない。したがって、図面は、与えられた装置(例えば)の構成要素(components)か方法の全てを描くとは限られないことがある。さらに、参照数字は、明細書と図の全体にわたる特徴を示すために使用されることがある。
開示の種々の態様は下記に述べられる。ここの教えが種々様々の形式およびそれで具体化されることがあることは明白であるべきであり、任意の特定構造、機能あるいは両方、またはここに示されることは単に代表的である。当業者によりここに教えることに基づいて、ここに示された態様が他の態様と無関係に実現され、これらの態様の2つ以上が様々な方法で組み合わせられることがあることを認識するべきである。例えば、装置は実現されることがあり、あるいは、方法はここに述べられた態様のどんな数も使用して実行されることがある。さらに、そのような装置は実現されることがあり、あるいは、そのような方法は、ここに述べられた態様の1つ以上に加えて、あるいはその1つ以外に非重要構造(other structure)、非重要機能性あるいは構造および機能性を使用して実行されることがある。態様は、請求項の少なくとも1つの要素(element)を具備することがある。
受信機のいくつかの態様は今示されるだろう。受信機は、電話(例えば携帯電話)、携帯情報端末(PDA)、エンタテインメント装置(例えば音楽または映像ビデオデバイス)、ヘッドセット(例えばヘッドホン、受話器など)、マイクロホン、医学的検出装置(例えば生物測定のセンサ、心拍数モニタ、歩数計、EKGデバイス、スマートバンデージ(smart bandage)など)、ユーザI/O装置(例えば時計、リモートコントロール、ライトスイッチ、キーボード、マウスなど)、医学の検出装置からのデータを受信するかもしれないメディカルモニタ、環境検出装置(例えばタイヤ圧力モニタ)、コンピュータ、POSシステムのデバイス、エンタテインメント装置、補聴器、セットトップボックスあるいは他の適切なデバイスのような移動またはか固定ノードの一部かもしれない。ノードは受信機に加えて様々なコンポーネントを含むかもしれない。一例として、無線ヘッドセットは、ユーザにオーディオ出力を供給するように構成されたトランスデューサ(transducer)を含むかもしれない。無線時計は、ユーザに指示を供給するように構成されたユーザインタフェースを含むかもしれない。また、無線検出装置は、ユーザにオーディオ出力を供給するように構成されたセンサを含むかもしれない。
受信機は、さらに、他のノードにバックホール(backhaul)サービスを提供するアクセスデバイス(例えばWi-Fiアクセスポイント)の一部かもしれない。そのようなアクセスデバイスは、一例として、有線または無線通信リンクによって、別のネットワーク(例えばインターネットまたはセルラー・ネットワークのような広域ネットワーク)に接続を供給するかもしれない。
上に記述された多くのアプリケーションのうち、受信機は送信も受信もするノードの一部かもしれない。したがって、そのようなノードは送信器を要求するだろうし、そしてそれは、個々のコンポーネント、または、「トランシーバ」として知られている単一のコンポーネントの中への受信機と一体化したものかもしれない。当業者が容易に理解するように、この開示の全体にわたって記述された様々な概念は、受信機が、スタンドアロンのノード、トランシーバ、あるいは無線通信システムでのノードの一部へ一体化されたものかどうかにかかわらず、任意の適切な受信機関数に適用可能である。
以下詳細な記述では、受信機の種々の態様は、受信信号からの信号のアーティファクト(例えばオーディオアーチファクト)を低減するか除去するために記述されるだろう。受信機のいくつかの態様は、超広帯域(UWB)をサポートするWPANのコンテキストに記述されるだろうが、この開示の全体にわたって示された種々の態様が、単に少数を指定するために、Bluetooth(登録商標)、WiMaxおよびWi-Fiを含む他の無線技術のための受信機に同様に適用可能であることは、当業者は容易に認識するだろう。これらの態様は、一例として、ケーブルモデム、ディジタル加入者回線(DSL)、イーサネット(登録商標)、また他の適切な通信技術を含む、有線技術(wired technologies)までさらに拡張されるかもしれない。
この開示の全体にわたって示された受信機の種々の態様を組込むことにより恩恵を受けるかもしれない無線ノードを備えたUWB WPANの一例は、図1に示される。UWBは、低速長距離通信と同様に、高速短距離通信(例えばアプリケーションをネットワーク化するホームおよびオフィス)のための一般的な技術である。UWBは、中心周波数の20パーセントを超える帯域幅あるいは少なくとも500MHzの帯域幅を占めるスペクトルを有するいくらかの無線技術として定義される。2つの無線技術は、UWBをサポートするために最近出現した。1つは、直接シーケンス拡散スペクトラムまで拡張されたインパルス無線技術に基づく。別の無線技術は、直交周波数分割多重(OFDM)に基づく。
WPAN100は、様々な他の無線ノード104と通信して、ラップトップコンピュータ102で示される。この例で、コンピュータ102は、ディジタルカメラ104Aからのディジタル写真を受信して、印刷のためにプリンタ104Bにドキュメントを送り、スマートバンドエイド(smart band-aid)104Cと通信し、パーソナル・ディジタル・アシスタント(PDA)104Dで電子メールとともに同期アップ(synch-up)し、ディジタルオーディオプレーヤ104E(例えばMP3プレーヤー)へ音楽ファイルを移し、大容量記憶装置104Fへのデータおよびファイルをバックアップし、ウォッチ(watch)104Gで時間をセットし、検出装置104H(例えばバイオメトリック(biometric)センサ、心拍数モニタ、歩数計、EKGデバイスなどのような医療機器)からのデータを受信するかもしれない。さらに、ディジタルオーディオプレーヤ104Eからのオーディオを受信するヘッドセット106(例えばヘッドホン、受話器など)が示される。
WPAN100の1つの構成では、コンピュータ102は、ワイドエリア・ネットワーク(WAN)(つまり、局地的に、全国的に、あるいは世界的な範囲でさえカバーする無線ネットワーク)にアクセスポイントを供給する。WANの1つの通常の例はインターネットである。WANの別の例は、CDMA2000(登録商標)、音声、データを送るために符号分割多元接続(CDMA)を使用する通信規格、および移動加入者間での搬送をサポートするセルラー・ネットワークである。WWANの別の例は、それらの両方がエアーインタフェース規格のCDMA2000ファミリーの一部である、高速データ最適化(Evolution-Data Optimized)(EV-DO)、あるいはウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)超移動体広帯域(UMB)のような、移動加入者への広帯域インターネットアクセスを提供するセルラー・ネットワークである。代わりに、あるいはなおまた、コンピュータ102は、イーサネット・モデム、あるいは、ローカルエリアネットワーク(LAN)(つまり家庭、オフィス・ビルディング、コーヒーショップ、輸送ハブ(transportation hubs)、ホテルなどの中の数十から数百メートルまでを一般的にカバーするネットワーク)に対する、いくつかの他のインタフェースへのUWB接続を有するかもしれない。
受信機の種々の態様は今、図2に関して示されるだろう。以前に議論されるように、これらの態様は、図1に関係して記述されたもののようなUWB WPANの中の無線ノードによく適しているかもしれない。しかしながら、当業者が容易に理解するように、これらの態様は、他の無線および有線技術のための受信機に拡張されるかもしれない。
受信機200は、物理的な(PHY)層およびメディア・アクセス制御(MAC)層を実施(implement)する無線インタフェース202で示される。PHY層は、無線媒体への受信機を接続するために物理的および電気的仕様をすべて実施する。より具体的には、PHY層は、アナログ/ディジタル変換、タイミングおよび周波数推定、チャネル推定、順方向誤り訂正など(例えばターボ復号化など)のような他の処理関数を提供すると同様にオーディオ信号を回復するためのRFキャリアの復調を担う。MAC層は、受信機200と通信することをいくつかのノードにとって可能にするPHY層を介してオーディオコンテンツを管理する。無線インタフェース202の実施は当業者の能力内にはっきりとあり、そして、したがって、それ以上記述されないだろう。
無線インタフェース202によって回復されたオーディオ信号は、与えられたオーディオファイル・フォーマットあるいはストリーミング音声フォーマットによって符号化されるかもしれない。そのような場合では、オーディオ復号器204は、無線インタフェース202によって回復された、符号化された送信からのオーディオ信号を再構成するために使用されるかもしれない。受信機の1つの例では、オーディオ復号器204は、アルゴリズムを並べた逆の適応利得(backward adaptive gain)で符号化されたオーディオ信号を再構成するように構成されるかもしれない。しかしながら、オーディオ復号器204は、他の符号化するスキームを扱うように構成されるかもしれない。当業者は、任意の特定のアプリケーションのための適切なオーディオ復号器204を容易に実施することができるだろう。オーディオ復号器204は、図2に示されるスタンドアロンのコンポーネント、あるいは、受信機が、受信すると同様に送信するノードの一部である場合にオーディオ・コーデックへ一体化されるものかもしれない。
復号化されたオーディオ信号は、音量調節用の利得コントローラ210に提供されるかもしれない。利得コントローラ210は、オーディオ信号の電力(power)か振幅をコントロールすることができる任意のタイプのデバイス(例えば増幅器)かもしれない。利得コントローラ210への利得制御入力は、オーディオ信号のボリュームが調節されることを可能にする。
利得コントローラ210からの出力は減衰器216に提供されるかもしれない。減衰器216は、その波形(例えば乗算器)を感知できるほどに(appreciably)歪めずに、信号の振幅か電力を低減することができるいくつかの電子機器かもしれない。後でより非常に詳しく記述される方法では、減衰器216は、オーディオサイレンス(audio silence)中にオーディオ信号を減ずるために使用され、それは、オーディオアーチファクトを低減する傾向がある。
減衰器216からの出力はアップサンプラ(upsampler)218に提供されるかもしれない。アップサンプラ218は、ナイキスト周波数(オーディオ信号の帯域幅の2倍)よりはるかに高い周波数でオーディオ信号をサンプリングするように構成される。このプロセスは、エイリアシング(aliasing)を低減する傾向があり、それはそうでなければオーディオ信号を歪めるかもしれない。サンプリング周波数は、性能最適化のために固定されるかもしれないし適応してコントロールされるかもしれない。
アップサンプルされた(upsampled)オーディオ信号は、シグマデルタ変調器(SDM)220のような、ノイズを形成するフィルタに提供されるかもしれない。SDM220は、より大きなスペクトル上にそれを分配することによりオーディオ帯域中の量子化雑音を低減する。量子化雑音の分配は、より高い周波数で低周波での低減されたノイズおよび増加したノイズで形成されるかもしれず、するとそこで、それはフィルタされる。
SDM220からの出力はディジタル/アナログ変換器(DAC)222に提供されるかもしれない。DACは、オーディオ信号をアナログ信号に変換し、負荷224(例えばスピーカ)を駆動するためにオーディオパワーアンプ機能性(functionality)を提供する。
以前に議論されるように、減衰器216はオーディオサイレンスの周期にオーディオ信号を減ずるために使用される。受信機の1つの構成では、これは、信号エネルギー検波器(SED)206、しきい値発生器212、スケーラ発生器214および比較器208で遂行されるかもしれない。
比較器208は、復号器204から出力した信号を受信することに加えて、利得コントローラ210、アップサンプラ218およびSDM220によって下流に(downstream)既に処理されたフィードバック信号を受信する。比較器208は、デコード信号をフィードバック信号と比較し、2つの信号間の差分に基づいてクオリティメトリック(quality metric)信号を生成する。その後、比較器208は、しきい値発生器212にクオリティメトリック信号を送信する。
しきい値発生器212は、利得制御信号およびクオリティメトリック信号の両方を受信し、そして、2つの信号に基づいて、「低いエネルギー」あるいは「サイレンス」(例えばオーディオサイレンス)として受信信号が指定されるエネルギーのレベルに相当するエネルギー限界信号(threshold signal)を生成する。その後、しきい値発生器212は、スケーラ発生器214にエネルギー限界信号を送信する。
SED206は、復号器204から受信した信号のエネルギー準位(energy level)を検出および測定する。SED206は、高解像度で信号電力あるいは振幅レベルを検出できるいくつかののデバイスかもしれない。検出された信号エネルギー準位に基づいて、SED206は、エネルギー準位信号を生成し、スケーラ発生器214にそのエネルギー準位信号を送信する。
スケーラ発生器は、しきい値発生器214によって生成されたエネルギー限界信号、およびSED206によって生成されたエネルギー準位信号を受信するように構成される。これらの2つの信号に基づいて、スケーラ発生器214は、「サイレンス」または「低いエネルギー」の長周期から0までの受信信号の量子化雑音をはっきり描く(map)。これは、例えば、一旦、受信信号が検出できるほどのエネルギーに到達すると、速く一定の比率で上げる(ramp up)ための、短い「ルック・アヘッド(look ahead)」と同様に、以前のサンプルからの音圧のレベルの推定を使用することにより達成される。前のレベルからのエネルギー準位を推定するために、スケーラ発生器214は、前のNサンプルに関する受信信号の平均エネルギー値(Epast)を計算する。短い「ルック・アヘッド(look ahead)」を実行するために、スケーラ発生器214は、Mサンプルを「ルック・アヘッド(look ahead)」して、かつ、Mサンプル(Efuture)に関する平均エネルギー値を計算するように構成される。
スケーラ発生器214によって生成されたスケーラは、限界信号値と平均エネルギー値EpastおよびEfutureの間の比較に基づいた値を有する。スケーラ値は0(0)あるいは1(1)のいずれかかもしれない。スケーラは、0から1へ一定の比率で上げる(ramp up)か、1から0へ一定の比率で下げる(ramp down)ことによって0と1の間で変えられる。例えば、平均エネルギー値EpastとEfutureのどちらかは限界信号値未満であり、もしそれがあらかじめ0であれば、スケーラ発生器214は、0でスケーラ値を維持するか、あるいは、もしそれがあらかじめ1であれば、1から0までスケーラ値を一定の比率で下げる(ramp down)だろう。同様に、平均エネルギー値EpastとEfutureのどちらかは限界信号値以上あり、もしそれがあらかじめ0であれば、スケーラ発生器214は、1でスケーラ値を維持するか、あるいは、もしそれがあらかじめ0であれば、0から1までスケーラ値を一定の比率で上げる(ramp up)だろう。一定の比率で上げる(ramp up)、および一定の比率で下げる(ramp down)持続時間は、受信された信号の減衰の所望の品質に基づいて決定されるかもしれない。例えば、一定の比率で上げる(ramp up)持続時間は、受信された信号の内容(content)の最小の損害を保証するために一定の比率で下げる(ramp down) 持続時間より著しく短いかもしれない。
平均エネルギー準位EpastおよびEfutureに基づいたスケーラ値の調節に加えて、スケーラ発生器214は、所定時間周期(time period)での受信された信号の一時的な場所に依存するスケーラ値を調節するかもしれない。例えば、スケーラ発生器214は、時間周期の初めで1から0までスケーラ値を一定の比率で下げて(ramp down)、時間周期の最後で0から1までスケーラ値を一定の比率で上げる(ramp up)かもしれない。
一旦、スケーラ発生器214が適切なスケーラを生成すれば、それは減衰器216にスケーラを送信するように構成される。以前に言及されたように、減衰器216は、スケーラ値に基づいて受信信号を減ずる。例えば、低い平均エネルギー準位(例えばオーディオサイレンス)を示して、スケーラ値が0である場合、受信された信号は、信号のアーティファクトが受信機を介して送信されないことを保証して、ゼロ(null)に減じられる。反対に、十分な平均エネルギー準位を示して、スケーラ値が1である場合、受信された信号は減じられずに、減衰器216を介して送信される。
信号のアーティファクト減衰プロセスの一例は、図3に例証されたフローチャートに関して今、示されるだろう。図3に示されるように、ブロック302では、判断は信号が受信されるかどうかに関してなされる。信号が受信されない場合、信号が受信されるまで、プロセスは後ろにループする。信号が受信される場合、プロセスは304に進む。
ブロック304では、受信信号のエネルギー準位は測定され、また、プロセスは306に進む。例えば、図2に示されるように、SED206は、受信信号のエネルギー準位を検出して測定する。
ブロック306では、受信信号のクオリティメトリックが測定され、また、プロセスはブロック308に進む。例えば、図2に示されるように、比較器208は、受信されたフィードバック信号に基づいてクオリティメトリック信号を生成する。
ブロック308では、限界信号が生成され、また、プロセスはブロック310に進む。例えば、図2では、しきい値発生器212は、利得制御信号およびクオリティメトリック信号に基づいて限界信号を生成する。
ブロック310では、平均エネルギー準位が計算され、また、プロセスはブロック312に進む。例えば、図2では、スケーラ発生器は、平均エネルギー準位EpastおよびEfutureを計算し、これらのエネルギー準位に基づいてスケーラを生成する。
ブロック312では、判断は、計算された平均エネルギー準位値が限界信号値未満かどうかに関してなされる。そうならば、そのプロセスはブロック314に進む。そうでなければ、そのプロセスはブロック316に進む。
ブロック314では、スケーラ値は0にセットされ、また、プロセスはブロック318に進む。ブロック316では、スケーラ値は1にセットされ、また、プロセスは同様にブロック318に進む。
ブロック318では、受信信号はスケーラ値に基づいて減じられ、また、プロセスは、受信機200の電源が切られるかどうかに関してなされる判断であるブロック320に進む。受信機200の電源が切られない場合、プロセスはブロック302に返る。そうでなければプロセスが終了する。
図4は、装置の機能性の例を例証するブロック図である。この例において、装置400は、多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するためのモジュール402、および、期間の少なくとも1つの部分中で、その期間中にオーディオ信号のエネルギー準位の関数としてオーディオアーチファクトを低減するためのモジュール404を含む。モジュール402は、他のある適切な手段の上に、あるいはその手段によって記述された無線インタフェース202(図2を参照)によって実施されるかもしれない。同様に、モジュール404は、少なくとも他のある適切な手段の上に、あるいはその手段によって記述されたスケーラ発生器214および減衰器216によって実施されるかもしれない。
ここに記述されたコンポーネントは、様々な方法で実施されるかもしれない。例えば、装置は、例えば1つ以上の集積回路(例えばASIC)によって実施された関数を表わすかもしれないか、ここに教示されるような他のある方法で実施されるかもしれない、一連の相互関係がある機能的ブロックとして表わされるかもしれない。ここに議論されるように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他のコンポーネントあるいはそれのある組合せを含むかもしれない。そのような装置は、様々な図に関して上に記述された機能の1つ以上を実行する1つ以上のモジュールを含むかもしれない。
上に注記されるように、いくつかの態様では、これらのコンポーネントは、適切なプロセッサ・コンポーネントによって実施されるかもしれない。これらのプロセッサ・コンポーネントは、ここに教示されるような構造を使用して、いくつかの態様中で少なくとも一部分実施されるかもしれない。いくつかの態様では、プロセッサは、部分あるいはこれらのコンポーネントの1つ以上の機能性のすべてを実施するのに適しているかもしれない。
上に注記されるように、装置は1つ以上の集積回路を含むかもしれない。例えば、いくつかの態様では、1つの集積回路が例証されたコンポーネントの1つ以上の機能性を実施するかもしれない、1つ以上の集積回路は、他の態様にいる間、例証されたコンポーネントの1つ以上の機能性を実施するかもしれない。
さらに、ここに記述されたコンポーネントと機能は、いくつかの適切な手段も使用して実施されるかもしれない。そのような手段は、さらにここに教示されるような対応する構造を使用して、少なくとも一部分実施されるかもしれない。例えば、上に記述されたコンポーネントは、「ASIC」の中で実施されるかもしれないし、同様に指定された「〜のための手段」機能性にさらに一致するかもしれない。したがって、いくつかの態様では、そのような手段の1つ以上は、プロセッサ・コンポーネント、集積回路あるいはここに教示されるような他の適切な構造の1つ以上を使用して実施されるかもしれない。
さらに、本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用できる。したがって、第1および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが使用できること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の規定がない限り、1組の要素は1つまたは複数の要素を備えることがある。さらに、説明または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはC、あるいはこれらの任意の組合せ」を意味する。
当業者は、情報及び信号が、様々な異なる技術及び技法のうちの任意の1つを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記記載を通して参照されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁気粒子、光場あるいは光粒子、又はそれらの任意の組合せによって表されうる。
当業者は更に、本明細書における開示された態様に関連して記載された、実例となる様々な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、及びアルゴリズムステップが、電子工学的ハードウェア(例えばディジタル・インプリメンテーション(a digital implementation)、アナログ・インプリメンテーション(an analog implementation)あるいは2つの組み合わせで、それはソース符号化(source coding)あるいは他のある技術を使用して設計されることがある)、プログラムもしくは設計コードを組み込んだ指示の様々な形式(それらは、便宜上、「ソフトウェア」あるいは「ソフトウェア・モジュール」として、あるいは両方の組み合わせとして、ここに参照されることがある)、又はそれらの組合せとして実現されうることをよく理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、様々な実例となる構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、それらの機能の観点から一般的に説明された。このような機能が、ハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課された設計制約及び特定のアプリケーションによる。当業者は、各特定のアプリケーションのために上述した機能を様々な方法で実現することができるが、このような実現の決定は、本開示の範囲から逸脱させるものとして解釈されてはならない。
本明細書における開示された態様に関連して示された様々な例示的論理ブロック、モジュール、及び回路は、集積回路(「IC」)、アクセスターミナルあるいはアクセスポイントによって実現又は実行されることがある。そのICは、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア部品、電気部品、光学部品、機械部品、又は本明細書に示す機能を実行するために設計された上記何れかの組み合わせを具備するかもしれず、また、IC、ICの外部もしくはその両方にて存在するコードあるいは指示を実行することがある。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機器を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又はこのような任意の構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
どんな特定の指令あるいは任意の示されたプロセスのステップの階層(hierarchy)も、サンプル・アプローチの例(an example of a sample approach)であることは理解される。設計選択(design preferences)に基づいて、現在の開示の範囲内で残る間に、プロセスのステップの特定の順序か上下関係(hierarchy)が再整理されることがあることは理解される。伴う方法は、見本指令の様々なステップの現在のエレメントを要求し、特定の指令または存在する上下関係が制限されることが意味されてはいない。
本明細書に開示される態様に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュール、またはそれら両者の組み合わせで直接実現される。ソフトウェア・モジュール(例えば、実行可能な命令および関連するデータを含む)および他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、または従来技術で知られている任意の他の形態のコンピュータ可読格納媒体に存在する。サンプル格納媒体は、プロセッサが格納媒体から情報(例えば、コード)を読み出すことができかつ情報を書き込むことができるように、例えばコンピュータ/プロセッサ(本明細書で便宜のために「プロセッサ」と呼ばれる)などの機械に結合される。サンプル格納媒体は、プロセッサに集積されることができる。プロセッサおよび格納媒体は、ASICにあることができる。ASICはユーザ機器にあることができる。代わりにプロセッサおよび格納媒体は、ユーザ機器内のディスクリート構成要素としてあることができる。さらにいくつかの態様において、任意の適切なコンピュータプログラム製品は、1つ以上の開示の態様に関連するコード(例えば、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能である)を備えるコンピュータ可読媒体を備えることができる。いくつかの態様において、コンピュータプログラム媒体は、パッケージング材料を備えることができる。
本説明は、当業者をして、本明細書に開示された様々な態様を実施することを可能とするために提供される。これらの態様への様々な変形例が、当業者には明らかであり、本明細書で定義された一般原理は、他の態様にも適用されうる。従って、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されることは意図されておらず、請求項の文言と整合が取れた最も広い範囲と一致するように意図されている。ここで、単数形での要素の言及は、特に記載されない限り、「1つ又はただ1つ」を意味するのではなく、「1つ又は複数」を意味するように意図されている。当業者に周知である、又は周知となる、本開示を通して説明された様々な態様の要素に対する構成的及び機能的均等物は全て、特許請求の範囲によって包含されることが意図されている。更に、本明細書において開示されたいかなるものも、このような開示が特許請求の範囲において明確に記載されたかにかかわらず、公衆にささげられることは意図されていない。特許請求の範囲におけるいかなる要素も、その要素が「〜する手段」という語句を用いて明確に記載されない限り、又は方法請求項の場合、「〜するステップ」という語句を用いて記載されない限り、35U.S.C.第112条第6段落の下で解釈されるべきではない。
本説明は、当業者をして、本明細書に開示された様々な態様を実施することを可能とするために提供される。これらの態様への様々な変形例が、当業者には明らかであり、本明細書で定義された一般原理は、他の態様にも適用されうる。従って、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されることは意図されておらず、請求項の文言と整合が取れた最も広い範囲と一致するように意図されている。ここで、単数形での要素の言及は、特に記載されない限り、「1つ又はただ1つ」を意味するのではなく、「1つ又は複数」を意味するように意図されている。当業者に周知である、又は周知となる、本開示を通して説明された様々な態様の要素に対する構成的及び機能的均等物は全て、特許請求の範囲によって包含されることが意図されている。更に、本明細書において開示されたいかなるものも、このような開示が特許請求の範囲において明確に記載されたかにかかわらず、公衆にささげられることは意図されていない。特許請求の範囲におけるいかなる要素も、その要素が「〜する手段」という語句を用いて明確に記載されない限り、又は方法請求項の場合、「〜するステップ」という語句を用いて記載されない限り、35U.S.C.第112条第6段落の下で解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
多くのオーディオアーチファクト(audio artifacts)を有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機と、
期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路とを備える、信号を処理するための装置。
[2]
前記オーディオ回路は、
前記期間の少なくとも前述の部分中に、その期間中に所定のエネルギーしきい値未満のエネルギーのレベルを示す前記オーディオ信号の前記エネルギー準位に基づいて前記オーディオアーチファクトを低減するためにさらに構成される[1]の装置。
[3]
前記オーディオ回路は、
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオアーチファクトを低減する前記オーディオ信号をスケールする(scale)ように構成された減衰器を備える[1]の装置。
[4]
前記オーディオ回路は、
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号をスケールするために前記減衰器にスケーラ(scaler)を供給するように構成されるスケーラ発生器(scaler generator)をさらに備える[3]の装置。
[5]
前記スケーラ発生器は、
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号の前記平均エネルギー準位をしきい値と比較することにより前記スケーラを生成するようにさらに構成される[4]の装置。
[6]
前記オーディオ回路は、
動的なしきい値を生成するように構成されたしきい値発生器をさらに備える[1]の装置。
[7]
前記しきい値発生器は、
前記オーディオ信号に関連づけられたクオリティメトリック(quality metric)の関数として前記動的なしきい値を生成するようにさらに構成される[6]の装置。
[8]
前記オーディオ信号に利得を施すように構成された利得コントローラをさらに備え、
前記しきい値発生器は、
前記利得の関数として前記動的なしきい値を生成するようにさらに構成される[6]の装置。
[9]
前記スケーラ発生器は、
前記期間の前記先頭で第1の状態から第2の状態まで前記スケーラを一定の比率で下げ(ramp down)、さらに、前記期間の前記最後で前記第2の状態から前記第1の状態まで前記スケーラを一定の比率で上げる(ramp up)ようにさらに構成される[4]の装置。
[10]
前記減衰器は、
前記スケーラが前記第1の状態である場合に前記オーディオ信号を減じず、かつ、前記スケーラが前記第2の状態である場合に前記オーディオ信号を完全に減ずるようにさらに構成される[9]の装置。
[11]
前記減衰器は乗算器を含み、
前記スケーラの前記第1の状態は1であり、前記スケーラの前記第2の状態は0である[9]の装置。
[12]
前記スケーラ発生器は、
前記減衰器にあらかじめ提供される前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成するようにさらに構成される[4]の装置。
[13]
前記スケーラ発生器は、
しきい値未満となる前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で下げる(ramp down)ようにさらに構成される[12]の装置。
[14]
前記スケーラ発生器は、
前記減衰器にまだ提供されていない前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成するようにさらに構成される[4]の装置。
[15]
前記スケーラ発生器は、
しきい値を超える前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で上げる(ramp up)ためにさらに構成される[14]の装置。
[16]
多くのオーディオアーチファクト(audio artifacts)を有するオーディオ信号を受信することと、
期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減することとを含む、信号を処理する方法。
[17]
前記オーディオアーチファクトを低減することは、
前記期間の少なくとも前述の部分中に、その期間中に所定のエネルギーしきい値未満のエネルギーのレベルを示す前記オーディオ信号の前記エネルギー準位に基づいて前記オーディオアーチファクトを低減することをさらに含む[16]の方法。
[18]
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオアーチファクトを低減するために前記オーディオ信号をスケールすること(scaling)をさらに含む[16]の方法。
[19]
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号をスケールするためにスケーラを提供することをさらに含む[18]の方法
[20]
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号の前記平均エネルギー準位をしきい値と比較することにより前記スケーラを生成することをさらに含む[19]の方法。
[21]
動的なしきい値を生成することをさらに含む[16]の方法。
[22]
前記動的なしきい値は、
前記オーディオ信号に関連づけられたクオリティメトリックの関数として生成される[21]の方法。
[23]
前記オーディオ信号に利得を施すことと、
前記利得の関数として前記動的なしきい値を生成することとをさらに含む[21]の方法。
[24]
前記期間の前記先頭で第1の状態から第2の状態まで前記スケーラを一定の比率で下げること(ramping down)と、
前記期間の前記最後で前記第2の状態から前記第1の状態まで前記スケーラを一定の比率で上げること(ramping up)とをさらに含む[19]の方法。
[25]
前記スケーラが第1の状態である場合に前記オーディオ信号を減ぜず、前記スケーラが前記第2の状態である場合に前記オーディオ信号を完全に減ずる[24]の方法。
[26]
前記スケーラの前記第1の状態が1であり、前記スケーラの前記第2の状態が0である[24]の方法。
[27]
前記減衰器にあらかじめ提供される前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成することをさらに含む[19]の方法。
[28]
しきい値未満となる前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で下げること(ramping down)をさらに含む[27]の方法。
[29]
前記減衰器にまだ提供されていない前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成することをさらに含む[19]の方法。
[30]
しきい値を超える前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で上げること(ramping up)をさらに含む[29]の方法。
[31]
多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するための手段と、
期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するための手段とを備える、信号を処理するための装置。
[32]
前記オーディオアーチファクトを低減するための手段は、
前記期間の少なくとも前述の部分中に、その期間中に所定のエネルギーしきい値未満のエネルギーのレベルを示す前記オーディオ信号の前記エネルギー準位に基づいて前記オーディオアーチファクトをさらに低減する[31]の装置。
[33]
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオアーチファクトを低減するために前記オーディオ信号をスケールするための手段をさらに備える[31]の装置。
[34]
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号をスケールするために前記スケーラを提供するための手段をさらに備える[33]の装置。
[35]
前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号の前記平均エネルギー準位をしきい値と比較することにより前記スケーラを生成するための手段をさらに備える[34]の装置。
[36]
動的なしきい値を生成するための手段をさらに備える[31]の装置。
[37]
前記動的なしきい値は、
前記オーディオ信号に関連づけられたクオリティメトリックの関数として生成される[36]の装置。
[38]
前記オーディオ信号に利得を施すための手段と、
前記利得の関数として前記動的なしきい値を生成するための手段とをさらに備える[36]の装置。
[39]
前記期間の前記最初で第1の状態から第2の状態まで前記スケーラを一定の比率で下げ(ramping down)、前記期間の前記最後で前記第2の状態から前記第1の状態まで前記スケーラを一定の比率で上げる(ramping up)ための手段をさらに備える[34]の装置。
[40]
前記スケーラが前記第1の状態である場合に前記オーディオ信号を減じず、前記スケーラが前記第2の状態である場合に前記オーディオ信号を完全に減ずるための手段をさらに備える[39]の装置。
[41]
前記スケーラの前記第1の状態は1で、前記スケーラの前記第2の状態は0である[39]の装置。
[42]
前記減衰器にあらかじめ提供される前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成するための手段をさらに備える[34]の装置。
[43]
しきい値未満となる前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で下げる(ramping down)ための手段をさらに備える[42]の装置。
[44]
前記減衰器にまだ提供されていない前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成するための手段をさらに備える[34]の装置。
[45]
しきい値を超える前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で上げる(ramping up)ための手段をさらに備える[44]の装置。
[46]
多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信し、
期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減することを可能にする命令を含むコンピュータ読取可能媒体を含む、信号を処理するためのコンピュータプログラムプロダクト。
[47]
多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機と、
期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路と、
前記オーディオ回路によって処理された前記オーディオ信号に基づいて可聴出力(audible output)を提供するように構成されたトランスデューサ(transducer)とを備えるヘッドセット。
[48]
多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機と、
期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路と、
前記オーディオ回路によって処理された前記オーディオ信号に基づいて可視出力(visual output)を提供するように構成されたディスプレイとを備えるウォッチ(watch)。
[49]
多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成され、前記オーディオ信号はセンサによって生成される受信機と、
期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路とを備えるメディカルモニタ(medical monitor)。
SDM220からの出力はディジタル/アナログ変換器(DAC)222に提供されるかもしれない。DAC222は、オーディオ信号をアナログ信号に変換し、負荷224(例えばスピーカ)を駆動するためにオーディオパワーアンプ機能性(functionality)を提供する。
スケーラ発生器214は、しきい値発生器21によって生成されたエネルギー限界信号、およびSED206によって生成されたエネルギー準位信号を受信するように構成される。これらの2つの信号に基づいて、スケーラ発生器214は、「サイレンス」または「低いエネルギー」の長周期から0までの受信信号の量子化雑音をはっきり描く(map)。これは、例えば、一旦、受信信号が検出できるほどのエネルギーに到達すると、速く一定の比率で上げる(ramp up)ための、短い「ルック・アヘッド(look ahead)」と同様に、以前のサンプルからの音圧のレベルの推定を使用することにより達成される。前のレベルからのエネルギー準位を推定するために、スケーラ発生器214は、前のNサンプルに関する受信信号の平均エネルギー値(Epast)を計算する。短い「ルック・アヘッド(look ahead)」を実行するために、スケーラ発生器214は、Mサンプルを「ルック・アヘッド(look ahead)」して、かつ、Mサンプル(Efuture)に関する平均エネルギー値を計算するように構成される。
ブロック310では、平均エネルギー準位が計算され、また、プロセスはブロック312に進む。例えば、図2では、スケーラ発生器214は、平均エネルギー準位EpastおよびEfutureを計算し、これらのエネルギー準位に基づいてスケーラを生成する。

Claims (49)

  1. 多くのオーディオアーチファクト(audio artifacts)を有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機と、
    期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路とを備える、信号を処理するための装置。
  2. 前記オーディオ回路は、
    前記期間の少なくとも前述の部分中に、その期間中に所定のエネルギーしきい値未満のエネルギーのレベルを示す前記オーディオ信号の前記エネルギー準位に基づいて前記オーディオアーチファクトを低減するためにさらに構成される請求項1の装置。
  3. 前記オーディオ回路は、
    前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオアーチファクトを低減する前記オーディオ信号をスケールする(scale)ように構成された減衰器を備える請求項1の装置。
  4. 前記オーディオ回路は、
    前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号をスケールするために前記減衰器にスケーラ(scaler)を供給するように構成されるスケーラ発生器(scaler generator)をさらに備える請求項3の装置。
  5. 前記スケーラ発生器は、
    前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号の前記平均エネルギー準位をしきい値と比較することにより前記スケーラを生成するようにさらに構成される請求項4の装置。
  6. 前記オーディオ回路は、
    動的なしきい値を生成するように構成されたしきい値発生器をさらに備える請求項1の装置。
  7. 前記しきい値発生器は、
    前記オーディオ信号に関連づけられたクオリティメトリック(quality metric)の関数として前記動的なしきい値を生成するようにさらに構成される請求項6の装置。
  8. 前記オーディオ信号に利得を施すように構成された利得コントローラをさらに備え、
    前記しきい値発生器は、
    前記利得の関数として前記動的なしきい値を生成するようにさらに構成される請求項6の装置。
  9. 前記スケーラ発生器は、
    前記期間の前記先頭で第1の状態から第2の状態まで前記スケーラを一定の比率で下げ(ramp down)、さらに、前記期間の前記最後で前記第2の状態から前記第1の状態まで前記スケーラを一定の比率で上げる(ramp up)ようにさらに構成される請求項4の装置。
  10. 前記減衰器は、
    前記スケーラが前記第1の状態である場合に前記オーディオ信号を減じず、かつ、前記スケーラが前記第2の状態である場合に前記オーディオ信号を完全に減ずるようにさらに構成される請求項9の装置。
  11. 前記減衰器は乗算器を含み、
    前記スケーラの前記第1の状態は1であり、前記スケーラの前記第2の状態は0である請求項9の装置。
  12. 前記スケーラ発生器は、
    前記減衰器にあらかじめ提供される前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成するようにさらに構成される請求項4の装置。
  13. 前記スケーラ発生器は、
    しきい値未満となる前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で下げる(ramp down)ようにさらに構成される請求項12の装置。
  14. 前記スケーラ発生器は、
    前記減衰器にまだ提供されていない前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成するようにさらに構成される請求項4の装置。
  15. 前記スケーラ発生器は、
    しきい値を超える前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で上げる(ramp up)ためにさらに構成される請求項14の装置。
  16. 多くのオーディオアーチファクト(audio artifacts)を有するオーディオ信号を受信することと、
    期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減することとを含む、信号を処理する方法。
  17. 前記オーディオアーチファクトを低減することは、
    前記期間の少なくとも前述の部分中に、その期間中に所定のエネルギーしきい値未満のエネルギーのレベルを示す前記オーディオ信号の前記エネルギー準位に基づいて前記オーディオアーチファクトを低減することをさらに含む請求項16の方法。
  18. 前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオアーチファクトを低減するために前記オーディオ信号をスケールすること(scaling)をさらに含む請求項16の方法。
  19. 前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号をスケールするためにスケーラを提供することをさらに含む請求項18の方法
  20. 前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号の前記平均エネルギー準位をしきい値と比較することにより前記スケーラを生成することをさらに含む請求項19の方法。
  21. 動的なしきい値を生成することをさらに含む請求項16の方法。
  22. 前記動的なしきい値は、
    前記オーディオ信号に関連づけられたクオリティメトリックの関数として生成される請求項21の方法。
  23. 前記オーディオ信号に利得を施すことと、
    前記利得の関数として前記動的なしきい値を生成することとをさらに含む請求項21の方法。
  24. 前記期間の前記先頭で第1の状態から第2の状態まで前記スケーラを一定の比率で下げること(ramping down)と、
    前記期間の前記最後で前記第2の状態から前記第1の状態まで前記スケーラを一定の比率で上げること(ramping up)とをさらに含む請求項19の方法。
  25. 前記スケーラが第1の状態である場合に前記オーディオ信号を減ぜず、前記スケーラが前記第2の状態である場合に前記オーディオ信号を完全に減ずる請求項24の方法。
  26. 前記スケーラの前記第1の状態が1であり、前記スケーラの前記第2の状態が0である請求項24の方法。
  27. 前記減衰器にあらかじめ提供される前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成することをさらに含む請求項19の方法。
  28. しきい値未満となる前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で下げること(ramping down)をさらに含む請求項27の方法。
  29. 前記減衰器にまだ提供されていない前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成することをさらに含む請求項19の方法。
  30. しきい値を超える前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で上げること(ramping up)をさらに含む請求項29の方法。
  31. 多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するための手段と、
    期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するための手段とを備える、信号を処理するための装置。
  32. 前記オーディオアーチファクトを低減するための手段は、
    前記期間の少なくとも前述の部分中に、その期間中に所定のエネルギーしきい値未満のエネルギーのレベルを示す前記オーディオ信号の前記エネルギー準位に基づいて前記オーディオアーチファクトをさらに低減する請求項31の装置。
  33. 前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオアーチファクトを低減するために前記オーディオ信号をスケールするための手段をさらに備える請求項31の装置。
  34. 前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号をスケールするために前記スケーラを提供するための手段をさらに備える請求項33の装置。
  35. 前記期間の少なくとも前述の部分中に前記オーディオ信号の前記平均エネルギー準位をしきい値と比較することにより前記スケーラを生成するための手段をさらに備える請求項34の装置。
  36. 動的なしきい値を生成するための手段をさらに備える請求項31の装置。
  37. 前記動的なしきい値は、
    前記オーディオ信号に関連づけられたクオリティメトリックの関数として生成される請求項36の装置。
  38. 前記オーディオ信号に利得を施すための手段と、
    前記利得の関数として前記動的なしきい値を生成するための手段とをさらに備える請求項36の装置。
  39. 前記期間の前記最初で第1の状態から第2の状態まで前記スケーラを一定の比率で下げ(ramping down)、前記期間の前記最後で前記第2の状態から前記第1の状態まで前記スケーラを一定の比率で上げる(ramping up)ための手段をさらに備える請求項34の装置。
  40. 前記スケーラが前記第1の状態である場合に前記オーディオ信号を減じず、前記スケーラが前記第2の状態である場合に前記オーディオ信号を完全に減ずるための手段をさらに備える請求項39の装置。
  41. 前記スケーラの前記第1の状態は1で、前記スケーラの前記第2の状態は0である請求項39の装置。
  42. 前記減衰器にあらかじめ提供される前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成するための手段をさらに備える請求項34の装置。
  43. しきい値未満となる前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で下げる(ramping down)ための手段をさらに備える請求項42の装置。
  44. 前記減衰器にまだ提供されていない前記オーディオ信号の一部分に対する前記平均エネルギー準位の関数として前記スケーラを生成するための手段をさらに備える請求項34の装置。
  45. しきい値を超える前記オーディオ信号の前述の部分の前記平均エネルギー準位に応じて前記スケーラを一定の比率で上げる(ramping up)ための手段をさらに備える請求項44の装置。
  46. 多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信し、
    期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減することを可能にする命令を含むコンピュータ読取可能媒体を含む、信号を処理するためのコンピュータプログラムプロダクト。
  47. 多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機と、
    期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路と、
    前記オーディオ回路によって処理された前記オーディオ信号に基づいて可聴出力(audible output)を提供するように構成されたトランスデューサ(transducer)とを備えるヘッドセット。
  48. 多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成された受信機と、
    期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路と、
    前記オーディオ回路によって処理された前記オーディオ信号に基づいて可視出力(visual output)を提供するように構成されたディスプレイとを備えるウォッチ(watch)。
  49. 多くのオーディオアーチファクトを有するオーディオ信号を受信するように構成され、前記オーディオ信号はセンサによって生成される受信機と、
    期間の少なくとも一部に、その期間中に前記オーディオ信号のエネルギー準位の関数として前記オーディオアーチファクトを低減するように構成されたオーディオ回路とを備えるメディカルモニタ(medical monitor)。
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