JP2007074427A - 光受信機,及び,光受信機のスケルチ動作方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光受信機において,入力された光信号を電気信号に変換すると共に,受光した光信号のレベルに対応したモニタ電気信号を生成するように構成された光/電気信号変換部と,該光/電気信号変換部において変換された電気信号を増幅するための電気信号増幅部とを備え,該電気信号増幅部は,通常状態では,出力側における信号レベルを検出して可変減衰器の減衰量を調整する自動利得調整回路付きの増幅部として動作し,前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さくなったときは,このモニタ電気信号に基づいて前記可変減衰器の減衰量を最大値とした減衰器付きの増幅部として動作する,ように構成した。
【選択図】 図1
Description
(例えば,特許文献1参照)
そこで本願においては,こうした問題点を解決するためになされたものであり,
その目的は,スケルチ回路の動作点を任意に設定できるスケルチ回路を備えた光受信機を提供する事にある。
その目的は,スケルチ動作のヒステリシスが狭い範囲で動作が可能なスケルチ回路を備えた光受信機を提供する事にある。
他の目的は,スケルチ回路の動作点を任意に設定できるばかりでなく,狭い範囲で動作が可能な光受信機に好適なスケルチ回路の動作方法を提供する事にある。
入力された光信号を電気信号に変換すると共に,受光した光信号のレベルに対応したモニタ電気信号を生成するように構成された光/電気信号変換部と,
該光/電気信号変換部において変換された電気信号を増幅するための電気信号増幅部とを備え,
該電気信号増幅部は,通常状態では,出力側における信号レベルに対応するように生成されたAGC信号で可変減衰器の減衰量を調整するAGC付きの増幅部として動作し,
前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さくなったときは,このモニタ電気信号に基づいて生成されたスケルチ信号で前記可変減衰器の減衰量を最大値とするスケルチ付きの増幅部として動作する,ように構成した。
該光/電気信号変換部において変換された電気信号を所定の範囲で減衰するための可変減衰器と,該可変減衰器において所定の範囲で減衰された信号を所要レベルだけ増幅する増幅回路と,該増幅回路において所要レベルまで増幅された信号を出力側に送出すると共に信号の一部を分岐端子から取り出すように構成された分岐回路と,該分岐回路の分岐端子から取り出された信号を検波して電気信号の大きさに対応した検波信号を生成する検出回路と,
該検波信号を受入れ,この検波信号に対応した大きさのAGC信号を生成するAGC信号発生器と,前記モニタ電気信号を受入れ,このモニタ電気信号に基づいたスケルチ信号を生成するスケルチ信号発生器と,前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さいか大きいかを検出・判定するモニタ電気信号判定器と,該モニタ電気信号判定器の判定結果に基づいて前記AGC信号若しくは前記スケルチ信号を選択的に出力するための切換器とから成る制御回路と,を備え,
該電気信号増幅部は,通常状態では,前記制御回路から前記AGC信号を出力することで,前記可変減衰器の減衰量を自動的に可変させて電気信号のレベルを自動利得調整するAGC付きの増幅部として動作し,
前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さくなったときは,前記制御回路から前記スケルチ信号を出力することで,前記可変減衰器の減衰量を最大値とするスケルチ付きの増幅部として動作する,ように構成した。
該光受信機は,入力された光信号を電気信号に変換すると共に,受光した光信号のレベルに対応したモニタ電気信号を生成するように構成された光/電気信号変換部と,
該光/電気信号変換部において変換された電気信号を増幅するための増幅部であって,出力側における電気信号レベルを検出した検波信号から制御回路において前記出力側の電気信号レベルに応じたAGC信号を生成し,このAGC信号で電気信号にAGCをかけて増幅する電気信号増幅部と,を備え,
前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さくなったときは,このモニタ電気信号から前記制御回路において前記光信号のレベルに応じたスケルチ信号を生成し,このスケルチ信号で電気信号にスケルチをかける,ようにした。
図1は本発明に係る光受信機の第1実施形態の概略構成図であり,図2は本発明に係る制御回路の概略ブロック図を示す。図3(a)は従来の光受信機の入出力特性を示し,図(b)は本発明の光受信機の入出力特性と,モニタ電気信号の入出力特性を示す。
ところがシステムの構築を容易とするために,光受信機の光入力レベル範囲を広く対応させるようにするには,光信号の所定範囲におけるレベル変化が有っても,電気信号が一定の出力レベルとなるようにAGCによる利得調整範囲を広くする必要が生じる。ところが従来例のように,出力レベルを検出してAGCやスケルチをかけるように構成されたものに対して利得調整範囲を広くしようとすると,所望の信号が伝送されないようになった時にスケルチ回路をONさせ,所望の信号が伝送されるようになったときにスケルチ回路をOFFさせる間のヒステリシスも大きくなって,動作点に相当な余裕を持たせるように設計する必要が生じる。ここで従来例の入出力特性を図3(a)に示す。この図によれば出力レベルがP1となったときにスケルチ回路がONして可変減衰器を最大にする。次にこの状態で入力レベルが増加し出力レベルがP1となったらスケルチ回路がOFFして,可変減衰器はAGC回路によって制御されることを示している。
このギャップフィラーシステムは,ディジタル衛星放送システムにおいて,衛星からの電波が直接届かない場所に向けて放送波を再送信することによって,車などの移動体でも高品質なディジタル放送を利用可能にするものであり,そのために高層ビルの屋上や山頂等の,衛星に対して見通しのよいところにギャップフィラー装置が設置されている。
このギャップフィラー装置の具体的な構成例を図4に示す。衛星から送出されたKuバンドの信号は,高層ビル,鉄塔や山の上などの衛星に対して見通しの良い場所に設置された受信アンテナ101において,950〜1450MHzの中間周波数帯に変換されてから信号処理部102に入力される。この信号処理部102では入力された信号を例えばCDM変調すると共にSバンド(2.6GHz)に変換される。
次に信号処理部102から出力されたSバンドの信号は,電気信号を光信号に変換して所定レベルの光信号を出力する光送信機103において光信号に変換されたのちに光ファイバ105に向けて送出される。光ファイバ105にて伝送された光信号は,光分配器105等を介して所定数に分配されたのちに,光信号を電気信号に変換して所定レベルのSバンドの信号を出力する光受信機1に入力される。
光受信機1から出力されたSバンドの信号は,電力増幅部108に電源を供給したり,各部の動作状態を監視したりする電源・監視部107,同軸ケーブルを介して電力増幅器108に入力され,この電力増幅器108において所定レベルまで増幅された後に,ビル影,トンネル内等,衛星からの電波が直接届かないエリアに向けて電波を送信アンテナ111から送信するのである。
更に,衛星からの電波が直接届かないエリアの形状が複雑な場合,再送信のための送信アンテナ111を複数箇所に設置する必要があり,実施例の如く受信増幅部で信号を分配して複数の電力増幅部を設けてシステムを構成するようにしている。
この実施例では,Sバンドの信号を有線で伝送する部分を光ファイバにする事によって,例えば同軸ケーブルで伝送する場合に比べて,衛星からの電波を受信する受信アンテナと,Sバンドの信号を再送信する送信アンテナとの間を長距離伝送(例えば送信機と光受信機との間を最大5km程度)可能にするので,特殊な地形で受信点と送信点が離れた場合や長いトンネル等に衛星ディジタル放送を再送信するのに好適なギャップフィラーシステムが構築できるのである。加えて本発明の光受信機を用いることで,このシステムを更に安定動作させることができるのである。
尚,本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく,本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
Claims (3)
- 光受信機において,
入力された光信号を電気信号に変換すると共に,受光した光信号のレベルに対応したモニタ電気信号を生成するように構成された光/電気信号変換部と,
該光/電気信号変換部において変換された電気信号を増幅するための電気信号増幅部とを備え,
該電気信号増幅部は,通常状態では,出力側における信号レベルに対応するように生成されたAGC信号で可変減衰器の減衰量を調整するAGC付きの増幅部として動作し,
前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さくなったときは,このモニタ電気信号に基づいて生成されたスケルチ信号で前記可変減衰器の減衰量を最大値とするスケルチ付きの増幅部として動作する,ように構成したことを特徴とした光受信機。
- 前記電気信号増幅部は,
該光/電気信号変換部において変換された電気信号を所定の範囲で減衰するための可変減衰器と,該可変減衰器において所定の範囲で減衰された信号を所要レベルだけ増幅する増幅回路と,該増幅回路において所要レベルまで増幅された信号を出力側に送出すると共に信号の一部を分岐端子から取り出すように構成された分岐回路と,該分岐回路の分岐端子から取り出された信号を検波して電気信号の大きさに対応した検波信号を生成する検出回路と,
該検波信号を受入れ,この検波信号に対応した大きさのAGC信号を生成するAGC信号発生器と,前記モニタ電気信号を受入れ,このモニタ電気信号に基づいたスケルチ信号を生成するスケルチ信号発生器と,前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さいか大きいかを検出・判定するモニタ電気信号判定器と,該モニタ電気信号判定器の判定結果に基づいて前記AGC信号若しくは前記スケルチ信号を選択的に出力するための切換器とから成る制御回路と,を備え,
該電気信号増幅部は,通常状態では,前記制御回路から前記AGC信号を出力することで,前記可変減衰器の減衰量を自動的に可変させて電気信号のレベルを自動利得調整するAGC付きの増幅部として動作し,
前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さくなったときは,前記制御回路から前記スケルチ信号を出力することで,前記可変減衰器の減衰量を最大値とするスケルチ付きの増幅部として動作する,ように構成したことを特徴とした光受信機。
- 光受信機のスケルチ動作方法において,
該光受信機は,入力された光信号を電気信号に変換すると共に,受光した光信号のレベルに対応したモニタ電気信号を生成するように構成された光/電気信号変換部と,
該光/電気信号変換部において変換された電気信号を増幅するための増幅部であって,出力側における電気信号レベルを検出した検波信号から制御回路において前記出力側の電気信号レベルに応じたAGC信号を生成し,このAGC信号で電気信号にAGCをかけて増幅する電気信号増幅部と,を備え,
前記モニタ電気信号が所定のレベルより小さくなったときは,このモニタ電気信号から前記制御回路において前記光信号のレベルに応じたスケルチ信号を生成し,このスケルチ信号で電気信号にスケルチをかける,ようにしたことを特徴とした光受信機のスケルチ動作方法。
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JP2005259750A JP2007074427A (ja) | 2005-09-07 | 2005-09-07 | 光受信機,及び,光受信機のスケルチ動作方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011529294A (ja) * | 2008-07-24 | 2011-12-01 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | オーディオアーチファクトを低減するための方法および装置 |
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2005
- 2005-09-07 JP JP2005259750A patent/JP2007074427A/ja active Pending
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