JP2005312043A - テレビ受信用増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 煩雑な利得調整を行うことなく利得を適切に調整可能な、利便性の高いテレビ受信用増幅装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 入力端子11と出力端子12との間に、入力されたテレビ信号を増幅する増幅回路15と、増幅後のテレビ信号の一部を分岐させる分岐回路16とが接続されたテレビ受信用増幅装置10において、入力端子11と増幅回路15との間には更に切替スイッチ14が設けられている。この切替スイッチ14により、入力されたテレビ信号をそのまま通過線路19を介して増幅回路15へ入力させるか、又は、高周波減衰器21にて減衰させてから増幅回路15へ入力させるかを自在に選択可能である。そして、高周波減衰器221の減衰量は、増幅回路15の歪率が規定範囲内となるよう、分岐回路16からの分岐出力レベルに応じて自動利得調整部20が制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、周波数の異なる複数チャンネルのテレビ信号(高周波信号)を増幅するためのテレビ受信用増幅装置に関する。
ビルや家庭のテレビ受信システムにおいては、通常、アンテナにて受信したテレビ信号を増幅してテレビ受像機へ伝送するためのテレビ受信用増幅装置(以下単に「増幅装置」ともいう)が設けられるが、増幅装置の利得調整等が適切になされていないと、例えば入力信号の強度が強い場合、増幅装置が飽和して高調波や歪みが発生してしまい、テレビ受像機においてテレビ放送の正常な受信ができなくなるおそれがある。そのため、テレビ受像機にてテレビ放送を正常に受信するためには、増幅装置の利得を適切に調整したり入力信号レベルを最適化したりする必要がある。
ところが、増幅装置の利得を調整するにあたっては、使用場所や電界強度等に応じてより適切な入力レベル・利得に調整する必要があり、その調整量・調整内容は設置場所によって異なる。そのため、増幅装置を設置する際には煩雑な利得調整作業が伴い、一般に施工には熟練が必要であった。
そこで、利得の設定ミス等によりテレビ受像機で正常な受信ができなくなることの無いよう、テレビ信号の強度が大きい場合にその旨を表示するように構成されたテレビ用ブースタも提案されている。具体的には、入出力端子間に減衰器と増幅回路とが設けられ、入力信号を減衰器で所定レベル減衰させた後に増幅回路で増幅させるブースタにおいて、アンテナから入力されたテレビ信号の強度を検出して予め設定された基準値よりも大きいか否かを判定し、その判定結果に基づいて表示部への表示を行うよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載のテレビ用ブースタによれば、表示部(発光ダイオード)の表示内容(点灯有無)に基づいて、入力されたテレビ信号が予め設定された基準値より大きいか否かを確認しながら敷設・施工することができ、例えば、入力レベルが小さくて発光ダイオードが点灯していない場合は減衰器の減衰量を少な目に設定してブースタ全体としての利得を上げ、逆に、入力レベルが大きくて発光ダイオードが点灯した場合は減衰器の減衰量を多めに設定してブースタ全体としての利得を下げるといった、入力レベルを確認しながら利得を調整できる。そのため、利得設定ミスが少なく、取付性の良いテレビ用ブースタの提供が可能となる。
特開平9−130686号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のテレビ用ブースタにおいては、当該ブースタの設置場所や電界強度に応じて、入力レベルが上記ブースタに予め設定された基準値より大きくならないように、すなわち表示部が何らかの表示をしないように減衰器を調整するのであるが、例えば、宅内での分配損失等を考慮しながら端末レベルを出来うる限り高くしたい場合を考えると、入力レベルが基準値より大きくならない範囲で最大の入力レベルが入力されるように減衰器の量を調整すること、つまり出来る限り減衰量を小さく設定することも考えられる。
このような場合に、入力レベルに大きな変動が生じてブースタに規定より大きな入力信
号が入力されると、ブースタが飽和して高調波や歪みが規格の範囲を越えて発生してしまい、テレビ受像機においてテレビ放送の正常な受信ができなくなることが考えられる。またこのとき、仮にテレビ受像機においてテレビ放送の受信障害が無かったとしても、ブースタに備えられた表示部が、入力レベルオーバーである旨の表示をし続けることになり、ユーザーに不信を与えるといった問題があった。
一方、入力レベルの変動に適切に対応できるブースタとして、ピーク値検波による自動利得調整回路(以下「AGC回路」と称す)を備えることにより出力レベルを補償して一定となるようにしたテレビ共聴用増幅装置が知られている。これは、増幅装置を構成する増幅部からの出力信号(つまり増幅後の信号)のピーク値を検波し、このピーク値に基づいて増幅部の利得を調整して出力レベルを一定に制御するものである。
しかし、このように構成された増幅装置であっても、例えばピーク電圧が変わらずにチャンネル数が増えた場合を考えると、入力されている信号の合成電力が増え、場合によっては増幅部の歪率が規格値を超えることも十分にあり得るのだが、それでも、ピーク値検波によるAGC回路が作動して出力レベルを保とうとして作動してしまうという問題があった。
特に近年、地上波デジタル放送が新たに始まり、従来のアナログ放送のUHF帯域に、従来のアナログ放送波に加えて地上波デジタル放送のチャンネルが増えることとなっている。この時、アナログ放送の受信時にテレビ受像機においてテレビ放送の正常な受信をしていた場合でも、地上波デジタル放送波の信号が入力信号に加算されて、アナログ放送と地上波デジタル放送との信号の合成電力がテレビ受信用増幅装置の最大入力レベルを超えてしまうといったことが考えられる。この合成電力の増大によって増幅装置が飽和してしまい、高調波や歪みが規格値を超えて発生し、テレビ受像機においてテレビ放送の正常な受信ができなくなるといった問題が考えられる。そのため、改めて適正入力レベルとなるように表示部を見ながら調整する必要がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、設置場所によってテレビ信号レベルの違いがあっても、煩雑な利得調整を行うことなく利得を適切に調整可能な、利便性の高いテレビ受信用増幅装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、テレビ放送波受信用のアンテナにて受信したテレビ信号を増幅して端末側に伝送するためのテレビ受信用増幅装置であって、入力端子から入力された前記テレビ信号を減衰させる第1減衰手段と、前記第1減衰手段にて減衰されたテレビ信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段にて増幅されたテレビ信号を出力端子側へ出力すると共に該増幅されたテレビ信号の一部を分岐させる出力分岐手段と、前記出力分岐手段と前記出力端子との間に設けられた出力レベル調整用の第2減衰手段と、前記増幅手段による増幅後のテレビ信号が所定レベルとなるように、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号に基づいて前記第1減衰手段の減衰量を制御するための自動利得調整手段と、前記第1減衰手段の減衰量を手動にて連続的または段階的に可変設定するためのマニュアル利得調整手段と、前記自動利得調整手段または前記マニュアル利得調整手段のいずれか一方を選択的に切り替え可能な調整方法切替手段と、を備える。
そして、前記自動利得調整手段は、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する信号レベル検出部と、該信号レベル検出部にて前記検波することにより得られた検波電圧と所定の制御用基準電圧とを比較して、該検波電圧が該制御用基準電圧より大きい場合、該検波電圧に対応したレベルの制御信号を出力することにより前記第1減衰手段の減衰量を制御する演算部と、からなり、前記第1減衰手段は、前記調整方法切替手段にて
選択された前記自動利得調整手段又は前記マニュアル利得調整手段のいずれか一方によって減衰量が制御される。
上記構成のテレビ受信用増幅装置によれば、自動利得調整手段によって、入力されるテレビ信号のレベル変動や入力波数の増加による合成電力の増加等に対して最適な出力レベルが得られると共に、マニュアル利得調整手段によって利得調整が可能な機能も合わせ持っている。そのため、設置場所を選ばない,或いは設置に際して煩雑な利得調整を必要としないといった設置の容易性を持つと共に、設置工事の場所や、施工人によっては更に細かい適切な設置条件が選択できるといった、利便性の高いテレビ受信用増幅装置を提供することができる。
なお、出力レベルの調整は、第1減衰手段の減衰量を調整することによっても可能であるが、この第1減衰手段の減衰量によって出力レベルの調整を行うと、AGC機能の動作範囲が狭くなり、増幅手段のパワーを最大限に活用することが困難となる。
しかし、上記構成のテレビ受信用増幅装置では、増幅手段にて増幅されたテレビ信号を自動利得調整(AGC)ループの外(分岐手段の後段側)でレベル調整して出力するようされている。このため、第1減衰手段によって、増幅手段のパワーを最大限活用できるように設定すると共に、AGCループの外に設けた第2減衰手段によって出力レベルを調整することにより、増幅手段のパワーを最大限に活用したテレビ受信用増幅装置を提供することができる。
請求項2記載の発明は、テレビ放送波受信用のアンテナにて受信したテレビ信号を増幅して端末側に伝送するためのテレビ受信用増幅装置であって、前記テレビ信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段にて増幅されたテレビ信号を出力端子側へ出力すると共に該増幅されたテレビ信号の一部を分岐させる出力分岐手段と、入力端子から入力されたテレビ信号を減衰させるための第1減衰手段と、前記出力分岐手段と前記出力端子との間に設けられた出力レベル調整用の第2減衰器と、前記入力端子から入力されたテレビ信号を、前記第1減衰手段にて減衰させてから該減衰後のテレビ信号を前記増幅手段側へ出力するか、又は、前記第1減衰手段を介さずに前記増幅手段側へ出力するか、のいずれか一方を選択的に切り替える伝送経路切替手段と、前記伝送経路切替手段によって前記第1減衰手段による減衰後のテレビ信号を前記増幅手段側へ出力するよう選択されたときに、該増幅手段による増幅後のテレビ信号が所定レベルとなるように、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号に基づいて前記第1減衰手段の減衰量を制御する自動利得調整手段と、を備える。
そして、自動利得調整手段は、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する信号レベル検出部と、該信号レベル検出部にて前記検波することにより得られる検波電圧と所定の制御用基準電圧とを比較して、該検波電圧が該制御用基準電圧より大きい場合、該検波電圧に対応したレベルの制御信号を出力することにより前記第1減衰手段の減衰量を制御する演算部と、からなる。
上記構成のテレビ受信用増幅装置によれば、自動利得調整手段を備えたことによって、入力のレベル変動や入力波数の増加による合成電力の増加等の、入力レベルの多様な状況に対して最適な出力レベルが得られる。しかも、信号減衰手段を介すか否かを任意に選択できるため、例えば弱電界地域に設置する場合のように、自動利得調整を必要としない地域で使用する場合は、信号減衰手段を介さずにそのままテレビ信号を増幅手段へ入力することで、当該テレビ受信用増幅装置を低雑音増幅装置としても利用でき、広範囲な設置場所に対応した汎用性の高いテレビ受信用増幅装置の提供が可能となる。
また、上記構成のテレビ受信用増幅装置では、増幅手段にて増幅されたテレビ信号を自動利得調整(AGC)ループの外(分岐手段の後段側)でレベル調整して出力するようされている。このため、第1減衰手段によって、増幅手段のパワーを最大限活用できるように設定すると共に、AGCループの外に設けた第2減衰手段によって出力レベルを調整することにより、増幅手段のパワーを最大限に活用したテレビ受信用増幅装置を提供することができる。
次に、請求項記載の発明は、請求項1又は2に記載のテレビ受信用増幅装置であって、前記制御用基準電圧は、複数チャンネルの前記テレビ信号を前記増幅手段の歪率が所定の規格範囲内となるように該増幅手段にて増幅したテレビ信号を、前記信号レベル検出部にて一括検波して得られる検波電圧値に設定されている。
上記構成のテレビ受信用増幅装置によれば、チャンネル数が一定の場合における入力レベルの変動や、入力レベルが一定の場合におけるチャンネル数の増加による合成電力の変動といった、様々なテレビ信号の状況において、増幅回路の歪率が所定の規格範囲内とな
るように信号減衰手段の減衰量が制御されるようになる。
また、制御用基準電圧は、例えば請求項又は請求項に記載のように、連続的又は段階的に可変設定できるものであるとよい。即ち、請求項記載の発明は、請求項1〜いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置であって、当該テレビ受信用増幅装置の出力レベルを前記増幅手段の歪率が所定の規格範囲内となるような範囲で連続的又は段階的に変化できるように、前記制御用基準電圧を連続的又は段階的に設定可能な制御用基準電圧設定手段を備えたものである。
また請求項記載の発明も、請求項1〜いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置であって、当該テレビ受信用増幅装置に入力されるテレビ信号のチャンネル数の増減に拘わらず、該テレビ受信用増幅装置の出力レベルを、前記増幅手段の歪率が所定の規格範囲内となるような範囲で一定にできるよう、前記制御用基準電圧を連続的又は段階的に設定可能な制御用基準電圧設定手段を備えたものである。
前者(請求項)の場合、例えば宅内における分配器や同軸ケーブルの損失等に応じて、端末レベルを簡単に最適化する出力レベルを選択できる利便性の高いテレビ受信用増幅装置の提供が可能となる。また、後者(請求項)の場合、当該増幅装置を取付ける地域におけるテレビ信号のチャンネル数によって、例えば宅内における分配器や同軸ケーブルの損失等を考慮して、端末レベルを簡単に最適となるように選択できる利便性の高いテレビ受信用増幅装置の提供が可能となる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態のテレビ受信システムの概略構成を示す説明図である。本実施形態のテレビ受信システム1は、ビルや住戸内において各種テレビ放送を視聴するために設けられるものであり、図1に示す如く、VHF帯の放送電波を受信するVHFアンテナ2と、UHF帯の放送電波を受信するUHFアンテナ3と、衛星放送(BS)の電波を受信するBSアンテナ4とを備えており、これら各アンテナ2,3,4からの受信電波(以下「テレビ信号」という)は、それぞれ同軸ケーブル2a,3a,4aによってテレビ受信用増幅装置10に伝送される。
そして、上記各テレビ信号は増幅装置10内で合成・増幅され、その出力は同軸ケーブル5を介して宅内に引き込まれる。同軸ケーブル5には分配器6が接続されており、増幅装置10からの出力が4分配される。この分配出力のうち1系統は、同軸ケーブル7、テレビ端子8を介してVU・BS分波器9に接続され、このVU・BS分波器9のVU側にはテレビ受像機9aが、BS側にはBSチューナー9bが接続されている。
次に、本実施形態のテレビ受信システム1を構成するテレビ受信用増幅装置10について、図2に基づいて説明する。テレビ受信用増幅装置10は、入力端子11と出力端子12との間に、切替スイッチ14と、増幅回路15と、分岐回路16と、高周波信号減衰器120とが直列に接続されて構成されている。切替スイッチ14には、通過線路19及び高周波信号減衰器21が接続されている。そのため、設置業者やユーザ等は、この切替スイッチ14を操作することによって、入力端子11から入力されたテレビ信号をそのまま通過線路19を通過させて増幅回路15側に送出するか、或いは高周波信号減衰器21にて減衰させて増幅回路15側に送出するかを自在に切り替えることができる。
高周波信号減衰器21の減衰量は、自動利得調整部20からの制御信号によって制御される。この自動利得調整部20は、分岐回路16からの分岐出力に基づいて高周波信号減衰器21への制御信号を生成するものであり、フィルタ26と、検出部30と、演算部40と、基準電圧回路50とにより構成されている。
フィルタ26は、分岐回路16の分岐出力端子16aに接続されており、増幅回路15で増幅する信号の周波数帯(つまり入力端子11に入力されるUHF,VHF,BSの各テレビ信号の周波数帯)と同様の周波数帯の信号を通過させる。このフィルタ26は、例えばバンドパスフィルタにて構成してもよいし、ハイパスフィルタとローパスフィルタとを組合せて構成してもよく、その具体的な構成(種類)は問わない。このフィルタ26によって、通過帯域外に発生する妨害電波(例えば、携帯電話からの電波等)により自動利得調整部20の主機能であるAGC機能(自動利得調整機能)が誤作動するのを防止できる。ただし、妨害電波の影響を考える必要がない場合など、特に必要ない場合はこのフィルタ26は使用しなくてもよい。
検出部30は、フィルタ26から出力された分岐出力信号を取り込み、当該テレビ受信用増幅装置10の出力レベルの強度を検出するものである。この検出部30は、具体的には、例えば信号検波用のダイオードによる検波回路とコンデンサ及び抵抗等で構成した平滑回路とにより構成できるが、その詳細については後述する。
演算部40は、検出部30から出力される検出値(検波電圧)を取り込み、基準値(基準電圧Vref)と比較することによって、増幅回路15の出力レベルが所定の基準レベルを超えているか否かを判定するものであり、例えばオペレーショナルアンプと抵抗等で構成した演算回路を備えている。
基準電圧回路50は、演算部40における比較・判定の基準となる基準電圧Vrefを生成するものであり、電源電圧Vccを抵抗や可変抵抗器の組合せによる抵抗比でもって分圧することにより、所望の基準電圧Vrefを生成できるよう構成されている。
上記のように構成されたテレビ受信用増幅装置10においては、増幅回路15の出力レベルの強度を検出部30で検出し、その検出結果である検波電圧が基準電圧Vrefを超えているかいないかの判断を演算部40が行う。そして、検波電圧が基準電圧Vrefより高い場合は、検波電圧に応じた制御信号が演算部40より出力され、この制御信号によって高周波信号減衰器21が制御される。そのため、切替スイッチ14が高周波信号減衰器21側に切り換えられているときは、当該増幅装置10では、利得調整を自動的に行いつつ入力信号(テレビ信号)を増幅する。つまり自動利得調整機能が作動している状態となる。
一方、検波電圧が基準電圧Vrefより低い場合は、演算部40から出力される制御信号がほぼゼロとなり、高周波信号減衰器21には制御電圧が印加されず,高周波信号減衰器21は減衰量がほぼゼロの通過状態となる。そのため、当該増幅装置10は、切替スイッチ14が高周波信号減衰器21側に切り換えられていても、自動利得調整機能が作動しない状態(切替スイッチ14が通過線路19側に切り換えられている状態とほぼ等価な状態)で作動する。
つまり、テレビ受信用増幅装置10は、切替スイッチ14を通過線路19側に切り替えたときは自動利得調整機能を持たない増幅装置として作動し、切替スイッチ14を高周波信号減衰器21側に切り替えたときは、上記説明した通り、自動利得調整を行いながら増幅するように作動する。なお、以下の説明においては、特にことわりのない限り、切替スイッチ14は高周波信号減衰器21側に切り替えられているものとして説明する。
次に、テレビ受信用増幅装置10を構成する自動利得調整部20及び高周波信号減衰器21の具体的な内部構成(回路)について、図3に基づいて説明する。図3は、テレビ受信用増幅装置10の概略構成を示す回路図である。なお、本図においては、入力端子11と切替スイッチ14との間に入力フィルタ13が設けられ、更に、分岐回路16と出力端子12との間に出力フィルタ17及び電源分離フィルタ18が設けられているが、これらは既述の図2では図示を省略している。
入力端子11から入力されたテレビ信号、ここでは例えばUHF帯(470〜770MHz)の信号は、UHF帯を通過帯域とする入力フィルタ13を通過する。入力フィルタ13の出力側には、通過線路19又は高周波信号減衰器21のいずれかを選択するための切替スイッチ14が備えられ、入力フィルタ13からのテレビ信号は、この切替スイッチ14により選択された通過線路19又は高周波信号減衰器21の何れかを経て増幅回路15、分岐回路16、高周波減衰器120(図示を省略)、UHF帯を通過帯域とする出力フィルタ17、電源分離フィルタ18を経て出力端子12から出力される。
本実施形態においては、当該テレビ受信用増幅装置10の動作用電源は、当該増幅装置10の外部から出力端子12を介して供給を受けるよう構成されている。即ち、出力端子12に接続された同軸ケーブル5(図1参照)に重畳された電源電圧Vccが、電源分離フィルタ18を介して高周波信号減衰器21、増幅回路15、検出部30、演算部40、基準電圧回路50等に供給されている。
検出部30は、ダイオードD5,D6、抵抗R2,R3及びコンデンサC5からなる検波部と、コンデンサC4、抵抗R4からなる平滑回路とを備えている。分岐出力端子16aからフィルタ26を介して入力された高周波のテレビ信号は、ダイオードD5,D6によって検波された後、平滑回路によって平坦化した直流電圧として演算部40へ出力される。抵抗R2,R3は、電源電圧Vccを分圧して検波用のダイオードD5,D6にバイアス電圧をかけ、ダイオードD5,D6における検波特性(IF−VF特性)の直線性の良い部分で検波が行われるようにするためのものである。
尚,本実施形態においては,検波特性を良くするためのバイアス電圧を、抵抗R2,R3の分圧比による一定値にした例を示したが、例えば可変抵抗器等を用いてバイアス電圧を任意の値に可変できるように構成してもよく、バイアス電圧生成方法が図3に示したものに限定されないことはいうまでも無い。
演算部40は、演算増幅器OP1と、この演算増幅器OP1に接続された抵抗R5,R6,R7,R8からなる、いわゆる差動増幅回路として構成されている。検出部30からの検波電圧は演算増幅器OP1の非反転入力端子(+)に入力され、反転入力端子(−)には、基準電圧回路50から基準電圧Vrefが入力される。そして、検波電圧と基準電圧Vrefとの差に応じた信号が制御信号として高周波信号減衰器21へ出力される。
基準電圧回路50は、抵抗R9,R10,可変抵抗器VR1によって構成されており,これらの抵抗によって電源電圧Vccを分圧した電位が、基準電圧Vrefとして演算増幅器OP1の反転入力端子に入力される。つまり、本実施形態では、可変抵抗器VR1を操作することによって基準電圧Vrefを任意の値に設定することができる。尚、基準電圧回路50の構成としては、本例のように基準電圧Vrefを連続的に変化できるようにしてもよいし、後述する図5の基準電圧回路51のようにステップ式に複数種類に切り替え可能となるようにしてもよく、所望の基準電圧Vrefを生成できる限り、その具体的構成は限定されない。
演算部40から出力された制御信号は、チョークコイルL2を介して高周波信号減衰器21に入力され、高周波信号減衰器21はこの制御信号に応じて減衰量が制御される。高周波信号減衰器21は、ダイオードD1,D2,D3,D4,抵抗R1,コイルL1,コンデンサC1,C2,C3等で構成されている。チョークコイルL3は,電源電圧からダイオードにバイアス電圧をかけるためのコイルである。尚、このチョークコイルL3及びチョークコイルL2も、図2においては図示を省略している。
このように構成された高周波信号減衰器21では、検出部30からの検波電圧が基準電圧Vref以下の場合、演算増幅器OP1からの出力が負レベルとなる。つまり、ダイオードD2のカソード側が負レベルとなる。そのため、この場合は高周波信号減衰器21の減衰量はほぼゼロとなり、入力端子11からのテレビ信号がほとんど損失無く増幅回路15側へ出力される。一方、検波電圧が基準電圧Vrefより大きくなると、ダイオードD2のカソード側の電位が上昇し、高周波信号減衰器21の減衰量が増加する。つまり、本実施形態の高周波信号減衰器21は、検波電圧が基準電圧refより大きい場合に,その大きさに対応したレベルの制御信号に基づいて減衰量が制御されるよう構成されているのである。
ここで、本実施形態における基準電圧Vrefの決め方について説明する。本実施形態では、テレビ受信用増幅装置10にテレビ信号を入力していき、増幅回路15の歪率が規格範囲内となる所定レベルのテレビ信号が当該増幅回路15から出力されたときに、その出力されたテレビ信号を検出部30において検波した検波電圧を、基準電圧回路50における基準電圧Vrefに設定する。具体的に例示すると、入力端子11に2波入力していき、歪率(相互変調歪;IM3)が52dBとなったときの増幅装置10からの出力レベルが111dBμであったとすると、このときの検波電圧と同じ電圧となるように基準電圧Vrefを設定するのである。
つまり、入力信号(テレビ信号)レベルの上下変動によってこの増幅装置10の出力レベルが大きくなり、111dBμを超えるような状況になった場合、増幅装置10は高調波や歪が発生して所定の規格範囲を超えてしまい、テレビ受像機9a(図1参照)においてテレビ放送の正常な受信ができなくなることが考えられる。そのため、出力レベルが設定値(111dBμ)を超えるような場合、演算部40からの制御信号により高周波信号減衰器21が作動して入力信号が減衰されるのである。この制御信号は、出力レベルの大きさに対応して出力され、高周波信号減衰器21を制御して入力信号レベルを適宜減衰させて、出力レベルが規定の値、即ち本例では歪率の規定値である相互変調歪が52dB得られる出力レベル111dBμとなるよう、自動利得調整が行われるのである。
また,本実施形態のテレビ受信用増幅装置10は、受信するテレビ信号の波数増加による合成電力の増加にも対応できる。即ち、近年においてUHF帯では、従来のアナログ放送ばかりでなく、新しく地上波デジタル放送が開始されることになっており、この地上波デジタル放送波は、UHF帯の低域周波数帯が用いられる。そのため、従来この周波数帯を利用していたアナログ放送を、地上波デジタル放送とは重ならない周波数帯に変更するアナログ周波数変更対策(アナアナ変換)を行い、地上波デジタル放送とアナログ放送とのサイマル放送が行われることになっている。このサイマル放送によって、UHF帯のチャンネル数が増えることとなり、テレビ受信用増幅装置10に入力されるテレビ信号の合成電力が増える場合があるのである。
テレビ受信用増幅装置10を構成する自動利得調整部20では、所望の帯域のチャンネル(例えばUHF帯)すべてのテレビ信号が、分岐回路16の分岐出力端子16aからフィルタ26を介して検出部30に入力される。そして、検出部30が必要帯域内の合成電力を検波すると共に、この検波電圧を基に増幅回路15の歪率が所定の範囲(本願においては相互変調歪;IM3=52dB)内となるように基準電圧回路50の基準電圧Vrefを設定しているため、波数の増加による合成電力の増加に対しても自動利得調整機能が作動するのである。
以上説明した本実施形態のテレビ受信システム1によれば、切替スイッチ14によって通過線路19と高周波信号減衰器21とを選択的に切り替えることができるため、テレビ信号が強い地域であったり、波数が増えて合成電力が増えるような地域であったりする場合には、切替スイッチ14を高周波信号減衰器21側に切り替えて使用することにより、入力レベルの変動に対して歪率が所定の規格範囲を超えないように自動利得調整部20が作動する。そのため、設定ミスや操作ミスがなく簡単にテレビ受信用増幅装置10の取り付けができる。
また、本実施形態における基準電圧Vrefは、増幅回路15の歪率が規格範囲内となる所定レベルのテレビ信号が増幅回路15から出力されたときにその出力されたテレビ信号を検出部30にて検波した検波電圧に設定している。そのため、将来的にチャンネル数の増加による合成電力の増加が予想される地域にこの増幅装置10を設置したとしても、その合成電力増加に対応して自動利得調整部20が利得を適切に調整するため、改めて手作業による煩雑な調整等をする必要がなく、利便性の高いテレビ受信用増幅装置10を提供することができる。
更に、このテレビ受信用増幅装置10を弱電界地域において使用する場合、切替スイッチ14を通過線路19側に切り替えれば、テレビ信号は高周波信号減衰器21を通過すること無しにそのまま増幅回路15に入力される。この場合、通過損失の少ない、低雑音増幅装置としても使用ができる汎用性の高いテレビ受信用増幅装置10の提供が可能となる。
更にまた、基準電圧回路50は、可変抵抗器VR1の操作によって基準電圧Vrefを連続的に可変設定できるよう構成されている。そのため、この増幅装置10を取付ける地域におけるテレビ信号のチャンネル数に応じて、宅内における分配器や同軸ケーブルの損失等を考慮して端末レベルが最適となるように基準電圧Vrefを選択することができ、利便性の高いテレビ受信用増幅装置の提供が可能となる。
なお、出力レベルは基準電圧Vrefを調整することによって調整できるが、基準電圧Vrefによって出力レベルの調整を行うようにすると、AGC機能の動作範囲が狭くなり、増幅回路15のパワーを最大限に活用することが困難となる。
しかし、テレビ受信用増幅装置10では、増幅回路15にて増幅されたテレビ信号をAGCループの外(分岐回路16の後段側)に設けられた高周波信号減衰器120でレベル調整して出力するようにされている。このため、基準電圧Vrefとして増幅回路15のパワーを最大限活用できる値に設定することができ、増幅回路15のパワーを最大限に活用したテレビ受信用増幅装置10を提供することができる。
尚、本実施形態では、増幅回路15の具体的構成例として、第1増幅器A1,第2増幅器A2,及び第3増幅器A3の3段縦続接続の例を示したが、必要に応じて適宜接続段数を増減させてもよい。また例えば、各増幅器の間にマニュアル式の利得調整回路を備えるようにしてもよい。更に、切替スイッチ14を通過線路19側に切り替えて低雑音増幅装置として使用する場合は、自動利得調整機能が作動しないよう、自動利得調整部20及び高周波信号減衰器21の各部への電源電圧供給を停止するようにしてもよい。また、分岐出力端子16aと検出部30との間のフィルタ26は無くてもよく、設けるか否かは適宜決めればよい。後述する各実施形態についても同様である。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素の対応関係を明らかにする。本実施形態において、高周波信号減衰器21は本発明(請求項)の第1減衰手段に相当し、増幅回路15は本発明の増幅手段に相当し、分岐回路16は本発明の出力分岐手段に相当し、高周波信号減衰器120は本発明の第2減衰手段に相当し、自動利得調整部20は本発明の自動利得調整手段に相当し、検出部30は本発明の信号レベル検出部に相当し、切替スイッチ14は本発明の伝送経路切替手段に相当し、基準電圧Vrefは本発明の制御用基準電圧に相当し、基準電圧回路50は本発明の制御用基準電圧設定手段に相当する。
[第2実施形態]
図4に示す本実施形態のテレビ受信用増幅装置101は、上記第1実施形態で説明したテレビ受信システム1において、テレビ受信用増幅装置10に代わって使用されるものであり、第1実施形態のテレビ受信用増幅装置10に対し、入力端子11と増幅回路15と
の間に高周波信号減衰器21を設けた点、高周波信号減衰器21と演算部40との間に切替スイッチ14を介在させた点、及び、マニュアル操作によって高周波信号減衰器21の減衰量を制御可能なマニュアル制御部61を備えた点で相違し、それ以外は基本的に同じ構成である。そのため、第1実施形態のテレビ受信用増幅装置10(図2)と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細説明を省略する。
切替スイッチ14には、通過線路19とマニュアル制御部61とが、自在に切り替えできるように接続されている。そして、切替スイッチ14を通過線路19側に切り替えれば、演算部40と高周波信号減衰器21とが接続されるため、この増幅装置101は、上記第1実施形態において切替スイッチ14が高周波信号減衰器21側に切り替えられている場合と同様、自動利得調整部20からの制御信号に基づく自動利得調整を行いながらテレビ信号を増幅する。
マニュアル制御部61は、例えば、電源電圧Vccを抵抗と可変抵抗器の組合せにより電圧比をコントロールして出力するように構成できる。そして、切替スイッチ14をマニュアル制御部61側に切り替えれば、高周波信号減衰器21はマニュアル制御部61と接続されるため、マニュアル制御部61からの制御信号(電圧)を変化させることによって高周波信号減衰器21の減衰量をマニュアル制御することが可能となる。
上記構成のテレビ受信用増幅装置101によれば、切替スイッチ14を自動利得調整部20側に切り替えて使用した場合、第1実施形態のテレビ受信用増幅装置10において切替スイッチ14を高周波信号減衰器21側に切り替えた場合と同様の作用・効果が得られる。これに加え本実施形態では、切替スイッチ14をマニュアル制御部61側に切り替えることにより、高周波信号減衰器21の減衰量をマニュアル設定することもできる。
そのため、設置場所を選ばない、設置に際して煩雑な利得調整を必要としないといった、設置の容易性を持つと共に、設置工事の場所や、施工人によっては更に細かい適切な設置条件が選択できるといった、利便性の高いテレビ受信用増幅装置を提供することができる。
ここで、本実施形態において、マニュアル制御部61は本発明のマニュアル利得調整手段に相当し、切替スイッチ14は本発明の調整方法切替手段に相当する
[変形例]
尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、上記第1実施形態のテレビ受信用増幅装置10(図2)においても、第2実施形態のテレビ受信用増幅装置101(図4)と同様、マニュアル制御部61を設けて、高周波信号減衰器21の制御を自動利得調整部20からの制御信号又はマニュアル制御部61からの制御信号のいずれかに選択出来るようにしてもよい
また、基準電圧回路50についても、第1実施形態では、図3に示すように可変抵抗器VR1によって基準電圧Vrefを連続的に可変設定できる構成としたが、これに限らず、固定式としてもよいし、或いは、段階的に可変設できるよう構成してもよい
また、入力端子11と増幅回路15の間に介在させた損失によって雑音指数の低下を招かないように、損失を生じさせる分岐回路や高周波信号減衰器等の前に別途増幅回路を設けるようにしてもよいことはいうまでもない。具体的には、例えば、第2実施形態のテレビ受信用増幅装置101における入力端子11と高周波信号減衰器21との間に、既設の増幅回路15とは別に増幅回路を設けるようにしてもよい。
実施形態のテレビ受信システムの概略構成を示す説明図である。 第1実施形態のテレビ受信用増幅装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態のテレビ受信用増幅装置の内部構成を示す回路図である。 第2実施形態のテレビ受信用増幅装置の概略構成を示すブロック図である
符号の説明
1…テレビ受信システム、2…VHFアンテナ、2a,3a,4a,5,7…同軸ケーブル、3…UHFアンテナ、4…BSアンテナ、6…分配器、8…テレビ端子、9…VU・BS分波器、9a…テレビ受像機、9b…BSチューナー、10,101…テレビ受信用増幅装置、11…入力端子、12…出力端子、13…入力フィルタ、14…切替スイッチ、15…増幅回路、16…分岐回路、16a…分岐出力端子、17…出力フィルタ、18…電源分離フィルタ、19…通過線路、20…自動利得調整部、21,120…高周波信号減衰器、26…フィルタ、30…検出部、40…演算部、50,51…基準電圧回路、61…マニュアル制御部、A1〜A3…増幅器、VR1…可変抵抗器

Claims (24)

  1. テレビ放送波受信用のアンテナにて受信したテレビ信号を増幅して端末側に伝送するためのテレビ受信用増幅装置であって、
    入力端子から入力された前記テレビ信号を減衰させる信号減衰手段と、
    前記信号減衰手段にて減衰されたテレビ信号を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段にて増幅されたテレビ信号を出力端子側へ出力すると共に該増幅されたテレビ信号の一部を分岐させる出力分岐手段と、
    前記増幅手段による増幅後のテレビ信号が所定レベルとなるように、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号に基づいて前記信号減衰手段の減衰量を制御するための自動利得調整手段と、
    前記信号減衰手段の減衰量を手動にて連続的または段階的に可変設定するためのマニュアル利得調整手段と、
    前記自動利得調整手段または前記マニュアル利得調整手段のいずれか一方を選択的に切り替え可能な調整方法切替手段と、
    を備え、
    前記自動利得調整手段は、
    前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する信号レベル検出部と、
    該信号レベル検出部にて前記検波することにより得られた検波電圧と所定の制御用基準電圧とを比較して、該検波電圧が該制御用基準電圧より大きい場合、該検波電圧に対応したレベルの制御信号を出力することにより前記信号減衰手段の減衰量を制御する演算部と、
    からなり、
    前記信号減衰手段は、前記調整方法切替手段にて選択された前記自動利得調整手段又は前記マニュアル利得調整手段のいずれか一方によって減衰量が制御される
    ことを特徴とするテレビ受信用増幅装置。
  2. テレビ放送波受信用のアンテナにて受信したテレビ信号を増幅して端末側に伝送するためのテレビ受信用増幅装置であって、
    前記テレビ信号を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段にて増幅されたテレビ信号を出力端子側へ出力すると共に該増幅されたテレビ信号の一部を分岐させる出力分岐手段と、
    入力端子から入力されたテレビ信号を減衰させるための信号減衰手段と、
    前記入力端子から入力されたテレビ信号を、前記信号減衰手段にて減衰させてから該減衰後のテレビ信号を前記増幅手段側へ出力するか、又は、前記信号減衰手段を介さずに前記増幅手段側へ出力するか、のいずれか一方を選択的に切り替える伝送経路切替手段と、
    前記伝送経路切替手段によって前記信号減衰手段による減衰後のテレビ信号を前記増幅手段側へ出力するよう選択されたときに、該増幅手段による増幅後のテレビ信号が所定レベルとなるように、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号に基づいて前記信号減衰手段の減衰量を制御する自動利得調整手段と、
    を備え、
    該自動利得調整手段は、
    前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する信号レベル検出部と、
    該信号レベル検出部にて前記検波することにより得られる検波電圧と所定の制御用基準電圧とを比較して、該検波電圧が該制御用基準電圧より大きい場合、該検波電圧に対応したレベルの制御信号を出力することにより前記信号減衰手段の減衰量を制御する演算部と、
    からなる
    ことを特徴とするテレビ受信用増幅装置。
  3. 前記検波電圧と所定の比較用第1基準電圧とを比較する第1比較手段と、
    該第1比較手段による比較結果を表示する第1表示手段と、
    を備え、
    前記比較用第1基準電圧は、前記増幅手段による増幅後のテレビ信号が予め決められたレベルであるときの前記信号レベル検出部からの検波電圧値に設定されている
    ことを特徴とする請求項2記載のテレビ受信用増幅装置。
  4. 前記演算部から出力される前記制御信号と所定の比較用第2基準電圧とを比較する第2比較手段と、
    該第2比較手段による比較結果を表示する第2表示手段と、
    を備え、
    前記比較用第2基準電圧は、前記増幅手段の歪率が所定の規格範囲内であって、且つ、該増幅手段による増幅後のテレビ信号が予め設定された最大レベルであるときの、前記演算部からの制御信号の電圧値に設定されている
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  5. 前記入力端子と前記信号減衰手段との間に、前記入力端子に入力されたテレビ信号を減衰させてから前記信号減衰手段へ出力する入力減衰手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  6. テレビ放送波受信用のアンテナにて受信したテレビ信号を増幅して端末側に伝送するためのテレビ受信用増幅装置であって、
    入力端子から入力された前記テレビ信号を減衰させる信号減衰手段と、
    前記信号減衰手段にて減衰されたテレビ信号を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段にて増幅されたテレビ信号を出力端子側へ出力すると共に該増幅されたテレビ信号の一部を分岐させる出力分岐手段と、
    前記増幅手段による増幅後のテレビ信号が所定レベルとなるように、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号に基づいて前記信号減衰手段の減衰量を制御するための自動利得調整手段と、
    を備え、
    前記自動利得調整手段は、
    前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する信号レベル検出部と、
    該信号レベル検出部にて前記検波することにより得られる検波電圧と所定の制御用基準電圧とを比較して、該検波電圧が該制御用基準電圧より大きい場合、該検波電圧に対応したレベルの制御信号を出力することにより前記信号減衰手段の減衰量を制御する演算部と、
    からなり、
    更に、前記入力端子と前記信号減衰手段との間には、前記入力端子に入力されたテレビ信号を減衰して前記信号減衰手段へ出力する入力減衰手段が備えられている
    ことを特徴とするテレビ受信用増幅装置。
  7. 前記入力端子に入力されたテレビ信号を、前記入力減衰手段にて減衰させてから前記信号減衰手段へ出力するか、又は、前記入力減衰手段を介さずにそのまま前記信号減衰手段へ出力するか、のいずれか一方を選択的に切り替え可能な入力側経路切替手段を備えたこと
    を特徴とする請求項5又は6記載のテレビ受信用増幅装置。
  8. 前記入力端子に入力されたテレビ信号の一部を分岐する入力分岐手段と、
    該入力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する入力検波手段と、
    該入力検波手段にて前記検波することにより得られる検波電圧と所定の入力基準電圧と
    を比較する入力比較手段と、
    を備え、
    前記入力側経路切替手段は、前記入力比較手段により前記検波電圧が前記入力基準電圧より低いと判断されたときは前記入力されたテレビ信号をそのまま前記信号減衰手段へ出力し、該入力比較手段により該検波電圧が該入力基準電圧以上と判断されたときは前記入力されたテレビ信号を前記入力減衰手段にて減衰させてから前記信号減衰手段へ出力する
    ことを特徴とする請求項7記載のテレビ受信用増幅装置。
  9. 前記入力端子に入力されたテレビ信号の一部を分岐する入力分岐手段と、
    該入力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する入力検波手段と、
    該入力検波手段にて前記検波することにより得られる検波電圧と所定の入力基準電圧とを比較し、該比較結果に応じた信号を出力する入力比較手段と、
    を備え、
    前記入力減衰手段は、前記入力比較手段からの信号に応じて減衰量が制御されるよう構成されている
    ことを特徴とする請求項5又は6記載のテレビ受信用増幅装置。
  10. 前記増幅手段は、入力されたテレビ信号を増幅する複数段の増幅部からなり、
    該各増幅部にはそれぞれ、該増幅部の入・出力間を短絡するためのスイッチ手段が設けられており、
    前記入力端子に入力されたテレビ信号の一部を分岐する入力分岐手段と、
    該入力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する入力検波手段と、
    該入力検波手段にて前記検波することにより得られる検波電圧に基づいて前記各増幅部に対応した前記スイッチ手段の状態及び該記各増幅部への電源供給状態を制御する増幅部制御手段と、
    を備え、
    前記増幅部制御手段は、前記検波電圧が大きいほど前記増幅手段による増幅率が低くなるよう、前記各増幅部のうち該検波電圧に応じた数の増幅部を、対応する前記スイッチ手段がオンして入・出力間が短絡されると共に電源供給が停止された状態である非作動状態にする
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  11. テレビ放送波受信用のアンテナにて受信したテレビ信号を増幅して端末側に伝送するためのテレビ受信用増幅装置であって、
    入力端子から入力された前記テレビ信号を減衰させる信号減衰手段と、
    前記信号減衰手段にて減衰されたテレビ信号を増幅する、複数段の増幅部からなる増幅手段と、
    前記増幅手段にて増幅されたテレビ信号を出力端子側へ出力すると共に該増幅されたテレビ信号の一部を分岐させる出力分岐手段と、
    前記増幅手段による増幅後のテレビ信号が所定レベルとなるように、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号に基づいて前記信号減衰手段の減衰量を制御するための自動利得調整手段と、
    を備え、
    前記自動利得調整手段は、
    前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する信号レベル検出部と、
    該信号レベル検出部にて前記検波することにより得られる検波電圧と所定の制御用基準電圧とを比較して、該検波電圧が該制御用基準電圧より大きい場合、該検波電圧に対応したレベルの制御信号を出力することにより前記信号減衰手段の減衰量を制御する演算部と、
    からなり、
    更に、
    前記各増幅部毎に設けられ、該増幅部の入・出力間を短絡するためのスイッチ手段と、
    前記入力端子に入力されたテレビ信号の一部を分岐する入力分岐手段と、
    該入力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する入力検波手段と、
    該入力検波手段にて前記検波することにより得られる検波電圧に基づいて前記各増幅部に対応した前記スイッチ手段の状態及び該記各増幅部への電源供給状態を制御する増幅部制御手段と、
    を備え、
    前記増幅部制御手段は、前記検波電圧が大きいほど前記増幅手段による増幅率が低くなるよう、前記各増幅部のうち該検波電圧に応じた数の増幅部を、対応する前記スイッチ手段がオンして入・出力間が短絡されると共に電源供給が停止された状態である非作動状態にする
    ことを特徴とするテレビ受信用増幅装置。
  12. 前記制御用基準電圧は、複数チャンネルの前記テレビ信号を前記増幅手段の歪率が所定の規格範囲内となるように該増幅手段にて増幅したテレビ信号を、前記信号レベル検出部にて一括検波して得られる検波電圧値に設定されている
    ことを特徴とする請求項1〜11いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  13. 当該テレビ受信用増幅装置の出力レベルを前記増幅手段の歪率が所定の規格範囲内となるような範囲で連続的又は段階的に変化できるように、前記制御用基準電圧を連続的又は段階的に設定可能な制御用基準電圧設定手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜12いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  14. 当該テレビ受信用増幅装置に入力されるテレビ信号のチャンネル数の増減に拘わらず、該テレビ受信用増幅装置の出力レベルを、前記増幅手段の歪率が所定の規格範囲内となるような範囲で一定にできるよう、前記制御用基準電圧を連続的又は段階的に設定可能な制御用基準電圧設定手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜12いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  15. テレビ放送波受信用のアンテナにて受信したテレビ信号を増幅して端末側に伝送するために用いられ、入力端子から入力された前記テレビ信号を信号減衰手段にて減衰させて、該減衰後のテレビ信号を増幅手段にて増幅して出力端子から出力するよう構成されたテレビ受信用増幅装置であって、
    前記増幅手段にて増幅されたテレビ信号の一部を分岐させる出力分岐手段と、
    前記増幅手段による増幅後のテレビ信号が所定レベルとなるように、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号に基づいて前記信号減衰手段の減衰量を制御するための自動利得調整手段と、
    を備え、
    前記自動利得調整手段は、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波して得られる検波電圧に基づいて前記信号減衰手段の減衰量を制御するよう構成されたAGC回路を複数備えると共に、該各AGC回路はそれぞれ異なる検波方式によって前記検波を行うよう構成されており、
    前記信号減衰手段は、複数の前記AGC回路によって減衰量が制御される
    ことを特徴とするテレビ受信用増幅装置。
  16. 前記AGC回路として、
    前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号の平均値を検波する平均値検波回路と、前記増幅手段の歪率が所定の規格範囲内であって且つ該増幅手段による増幅後のテレビ信号が予め設定された最大レベルであるときの該テレビ信号を前記平均値検波回路にて検波
    した検波電圧を制御用基準電圧として、該制御用基準電圧と前記平均値検波回路による検波電圧とを比較し、該比較結果に応じて前記信号減衰手段の減衰量を制御する比較回路と、からなる平均値検波によるAGC回路と、
    前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号のピーク値を検波するピーク値検波回路と、該ピーク値検波回路による検波電圧に基づいて前記信号減衰手段の減衰量を制御する出力レベル調整回路と、からなるピーク値検波によるAGC回路と、
    を備え、
    前記信号減衰手段は、前記テレビ信号の伝送経路上に直列接続された第1減衰手段及び第2減衰手段からなり、
    前記第1減衰手段は前記平均値によるAGC回路によって減衰量が制御され、前記第2減衰手段は前記ピーク値によるAGC回路によって減衰量が制御されるよう構成されている
    ことを特徴とする請求項15記載のテレビ受信用増幅装置。
  17. 前記平均値検波回路は、前記出力分岐手段により分岐されたテレビ信号を検波する検波器と、該検波器による検波信号を積分することにより該テレビ信号の平均値を得る積分回路と、からなり、
    前記ピーク値検波回路は、前記平均値検波回路を構成する前記検波器と、該検波器による検波信号を平滑化する平滑回路と、からなる
    ことを特徴とする請求項16記載のテレビ受信用増幅装置。
  18. 前記予め設定された最大レベルは、当該テレビ受信用増幅装置から端末側へ出力されるテレビ信号の、該端末側へ至る伝送経路上で生じる損失を予め加味して、該端末側での該テレビ信号のレベルが規定レベルとなるような値に設定されている
    ことを特徴とする請求項16又は17記載のテレビ受信用増幅装置。
  19. 前記予め設定された最大レベルを複数種類設定できるよう、前記制御用基準電圧を連続的又は段階的に設定できるよう構成されていることを特徴とする請求項18記載のテレビ受信用増幅装置。
  20. 前記ピーク値検波回路と前記出力レベル調整回路との間に直流増幅回路が設けられ、
    該直流増幅回路は、前記入力端子から入力されるテレビ信号のレベルに応じて増幅度が変化するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項16〜19いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  21. 前記ピーク値検波回路からの出力に基づいて当該テレビ受信用増幅装置へのテレビ信号の入力有無を検出する無信号検出手段と、
    前記入力端子から前記増幅手段に至る伝送経路上に設けられた第3減衰手段と、
    を備え、
    前記第3減衰手段は、前記無信号検出手段による検出結果に応じて減衰量が制御されるよう構成されている
    ことを特徴とする請求項16〜20いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  22. 前記平均値によるAGC回路によって前記第1減衰手段の減衰量を制御させるか否かを選択的に切り替え可能な制御切替手段を備えたことを特徴とする請求項16〜21いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  23. 前記出力分岐手段から前記出力端子に至る伝送系路上に設けられた第4減衰手段と、
    前記ピーク値検波によるAGC回路又は前記平均値検波によるAGC回路の少なくとも一方からの出力に応じて、前記第1減衰手段又は前記第2減衰手段の減衰特性とは逆特性
    となるように前記第4減衰手段の減衰量を制御する出力調整手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項16〜22いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
  24. 前記平均値によるAGC回路には、前記比較回路への入力レベルが前記制御用基準電圧より大きくなったときにその旨を表示する表示手段が備えられている
    ことを特徴とする請求項16〜23いずれかに記載のテレビ受信用増幅装置。
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