JPH08237190A - チャンネル評価方法及び受信機 - Google Patents

チャンネル評価方法及び受信機

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JPH08237190A
JPH08237190A JP7272801A JP27280195A JPH08237190A JP H08237190 A JPH08237190 A JP H08237190A JP 7272801 A JP7272801 A JP 7272801A JP 27280195 A JP27280195 A JP 27280195A JP H08237190 A JPH08237190 A JP H08237190A
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JP
Japan
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receiver
channel
evaluation
signal
multiple access
Prior art date
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Pending
Application number
JP7272801A
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English (en)
Inventor
Jorma Lilleberg
リレベルグ ヨルマ
Timo Laakso
ラークソ ティモ
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Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Mobile Phones Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/7103Interference-related aspects the interference being multiple access interference
    • H04B1/7107Subtractive interference cancellation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルラー方式無線システムの受信機におい
て、多元接続干渉の除去を考慮したより正確なチャンネ
ル評価の方法及びそれを行う受信機を提供する。 【解決手段】 受信信号から多元接続干渉を除く手段22
を備えるセルラー方式無線システムの受信機において、
良好なチャンネル評価を得るために、多元接続干渉の除
去を行った信号からチャンネル評価を演算する手段23を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信信号が多元接
続(多元アクセス)間の干渉(interference:混信) を除
去する必要があるセルラー方式無線システムの受信機に
おいてチャンネルを評価する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の方法は、一般的に多元アクセス
間の干渉の除去が行われるセルラー方式無線システムで
あればいずれにも適用可能であるが、CMDA(Code Di
visionMultiple-Access) 多元アクセス方法を利用する
セルラー方式無線システムで使用するのに特に適してい
る。
【0003】CMDAは、拡散スペクトル技術に基づく
多元アクセス方法であり、近年それまで使用されていた
FDMAとTDMAに加えてセルラー方式無線システム
で実用化された。CDMAは、従来の方法に比べて、周
波数計画やスペクトルの効率等の多くの利点を有してい
る。CDMA方法においては、ユーザの狭帯域データ信
号は、データ信号よりはるかに広いバンドを有する拡散
コードによって相対的に広いバンドに拡張される。公知
のテストシステムで使用されるバンド幅は、例えば、
1.25MHz、10MHz、及び25MHzを有す
る。拡張は、データ信号を使用されるバンド全体に拡散
する。すべてのユーザは、同一の周波数バンドに同時に
送信する。基地局と移動局の間の各接続において、異な
る拡散コードが使用され、ユーザの信号は、受信機にお
いて、ユーザの拡散コードに基づいて他と識別される。
可能であれば、拡散コードは相互に直交するように、す
なわち相互に相関しないように選択される。
【0004】従来使用されるCDMA受信機における相
関器は所望の信号と同期され、相関器は所望の信号を拡
散コードに基づいて識別する。受信機においては、デー
タ信号は、送信工程と同様に同一の拡散コードを乗算す
ることにより元のバンドに戻される。理想的には、いく
つかの他の拡散コードを乗算した信号は相関せず、狭帯
域バンドに戻されない。所望の信号の観点からは、それ
らは雑音になる。本発明の目的は、複数の干渉する信号
から所望のユーザ信号を検出することである。実際に
は、複数の拡散コードが相関し、他のユーザの信号によ
り受信信号が歪み、所望の信号を検出するのがより難し
くなる。このユーザ間で生じる干渉は、多元アクセス干
渉と呼ばれる。
【0005】システムに同時により多数のユーザが存在
すると、多元アクセス干渉も増加する。これにより、C
DMAセルラー無線システムの容量は、ユーザ間で生じ
る上記の干渉により制限される。干渉は、もし可能であ
るならば、適当な電力調整手段により、端末装置から送
信される信号の電力レベルを基地局の受信機とできるだ
け等しくすることにより低減することができる。基地局
は、受信信号の電力レベルを監視し、端末装置に電力補
正のコマンド(命令)を送信する。干渉を低減する他の
公知の方法は、多元アクセス干渉を除去する異なる能動
型の方法と、多数のユーザの同時検出に基づく方法を使
用することである。
【0006】多重通路チャンネルにおける基本的な特徴
は、有効電力レベルを有する各受信信号成分の複素振幅
と遅延(ディレイ)が、対応する干渉成分が所望の信号
から除去できるように評価できるということである。こ
の振幅と遅延の決定は、チャンネル評価と呼ばれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】チャンネル評価の従来
技術の解決方法では、干渉の除去は考慮しておらず、こ
れら2つの動作は相互に独立した解決方法であると考え
られてきた。このため、評価結果は複数のユーザからの
干渉信号を含む信号に基づいており、評価結果は理想的
ではなかった。
【0008】本発明の目的は、多元接続(アクセス)干
渉の除去を考慮したチャンネル評価の方法を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、これまで説明
した形式の方法に適用され、チャンネル評価が多元接続
(アクセス)干渉の除去が行われた信号に基づいて行わ
れることを特徴とする。本発明は、更にセルラー無線シ
ステムにおける受信機に関係し、この受信機は、受信信
号から多元接続(アクセス)干渉を除去する手段を備え
る。本発明の受信機は、多元アクセス干渉の除去が行わ
れた信号からチャンネル評価の演算をする手段を備える
ことにより特徴付けられる。
【0010】本発明の方法においては、チャンネル評価
器は多元アクセス干渉の除去を考慮し、評価が干渉のな
い信号に基づいているから、得られるチャンネルの評価
は以前よりはるかに品質がよくなる。本発明の方法は、
いかなるチャンネル評価アルゴリズムでの使用にも適用
可能である。更に、本発明で説明する解決方法は、多元
アクセス干渉の除去に使用する方法を特定しない。
【0011】本発明の1つの好適な実施例においては、
チャンネルパラメータは干渉の除去の前後で評価され
る。干渉のない信号から演算されたチャンネル評価は、
第1の評価器にフィードバックするように供給され、そ
こで利用される。本発明は、多段(多ステージ)受信機
にも適用可能であり、チャンネルパラメータは、前段で
の干渉の除去後、第2段と後段で評価される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を付属の図面に示さ
れた例を参照してより詳細に説明する。以下、本発明
は、例としてCDMAセルラー方式無線システムを使用
して説明されるが、本発明はこれに限られるものではな
い。本発明にとって、どのような多元接続(アクセス)
システムが使用されるかは、基本的なことではない。唯
一の条件は、多元アクセス干渉除去のいくつかの方法が
使用されることである。多元アクセス干渉除去方法は、
所定のチャンネルから干渉を除去するために、CDMA
システムと同様にTDMAシステムにも適用可能であ
る。
【0013】図1は、本発明の方法が適用されるセルラ
ー方式無線システムの一部分を示す。図は、通達範囲内
に位置する加入者11−14と通信する基地局(BT
S)10を示している。このCDMAシステムにおいて
は、各加入者装置はその独自の信号15−18を基地局
に同一の周波数バンドで送信する。これにより、使用さ
れる拡散コードの相互相関特性に応じて、ある程度他の
加入者装置と干渉する。同様に、基地局はすべての加入
者装置に同一の周波数バンドで信号を送信する。受信機
は隣接するセル(単位)からも信号を受ける。
【0014】図2は、本発明の方法の1つの好適な実施
例の基づく受信機の一般的な構造の基本部分を示すブロ
ック図である。受信機は、受信した信号をディジタル化
する第1の評価手段(EST)20を備え、ここで予備
的なチャンネル評価が公知の評価方法により行われる。
評価されるチャンネルの特徴は、通常複素振幅と遅延
(ディレイ)である。受信機は、受信した信号に対して
予備的なシンボル評価が演算される検出手段(DET)
21を備える。本発明の受信機は、公知の干渉除去方法
によって受信信号から干渉を除去するための手段(I
C)22も備える。本発明の受信機は、第2の評価手段
(EST)23を備え、そこでは干渉のない信号のチャ
ンネルパラメータが評価され、それにより第1の評価手
段におけるより正確な評価が得られ、その結果は予備的
な評価に導入される。更に、第2の評価手段において
は、評価は公知の評価方法で行われる。
【0015】受信機においては、第2の評価手段23か
ら第1の評価手段20へのフィードバック24を利用す
ることも可能である。これにより、第2の評価手段から
得られた評価結果は、予備的な評価が演算される時に、
例えば、第2の評価手段から得られたサンプルbn に関
するチャンネルパラメータを、次のサンプルbn+1 のた
めの予備的なチャンネルパラメータを演算するためのデ
フォルト値として第1の評価手段に供給することにより
利用される。
【0016】図3は、本発明の方法の他の実施例に基づ
く受信機の一般的な構造の基本的な部分を示すブロック
図である。受信機は、それぞれが1つのユーザの信号を
受信して復調し、信号が拡散コードによって識別可能で
ある複数のマッチ(matched:整合)フィルタ(MF)又
はRAKE受信機31、37、44を備える。受信信号
は、第1の評価手段(EST)30に供給され、そこで
予備的なチャンネルパラメータが評価される。信号は、
評価手段から第1のマッチフィルタ(MF1)31に供
給されて所望の信号が復調され、更に第1の検出器32
に供給されてビット判定が行われる。検出器32から得
られ第1のユーザの送信信号の評価を有する信号33
は、更に受信機の他の部分と第1の再生手段(REG)
35に供給され、第1の再生手段35で検出した信号が
再生、すなわち拡散コードを乗算される。得られた再生
信号は、更に第1の加算手段36に供給され、そこで第
1の遅延手段(T)34を介して加算手段36に供給さ
れる受信信号から減算される。
【0017】このように、第1の加算手段36から得ら
れた信号は、第1のマッチフィルタ31によって復調さ
れた信号、すなわち典型的には最大強度の信号の効果を
差し引いた受信信号を有する。信号は、第2の評価手段
(EST)38と第2のマッチフィルタ(MF2)37
に供給される。第2の評価手段38では、干渉の除去さ
れた信号、すなわち最強の信号の効果が差し引かれた信
号から、チャンネルパラメータが再評価される。このよ
うにして評価された信号は、当然干渉を含む信号から得
られた評価より良好な品質である。典型的には第2の最
強信号と整合(一致)する再評価された信号は、第2の
マッチフィルタ37で復調される。上記のように、得ら
れた信号は、第2の検出器39で検出され、検出された
信号40は更に受信機の他の段へ供給される。信号40
は更に第2の再生手段(REG)42に供給され、そこ
で検出信号は再び再生される。すなわち、拡散コードが
乗算される。再生において、第2の評価手段38で得ら
れた評価結果が利用される。再生された信号は、更に第
2の加算手段43に供給され、第2の遅延(T)手段4
1を介して加算手段43に供給される受信信号から差し
引かれる。
【0018】すべての信号は、受信機において同様の方
法で、すべての信号が処理されるまで、評価され、復調
され、検出され、そして再生される。典型的には、信号
は強度の順で処理され、もっとも弱い信号は最後のマッ
チフィルタ(MFm)44と検出器45で処理される
が、処理順序は異ならせることも可能である。しかし、
本発明に基づく受信機の基本的な特徴は、信号のチャン
ネルパラメータが干渉除去が行われた信号、すなわち、
ユーザの信号より強い信号の効果が除去された信号に基
づいて評価されるということである。
【0019】本発明の方法は、受信されたすべてのユー
ザが並行して処理され、シンボルの評価が所望の回数の
干渉除去の後に受信方法が繰り返される連続した受信段
階に特色がある多段受信機にも適用可能である。同様
に、チャンネル評価は各段における反復で特徴付けられ
る。図4は多段受信機の一般的な構造を示す。図におい
て、受信機は、3つの連続した受信段(ST1、ST
2、ST3)47−49を備え、各段において入力信号
のシンボルが評価される。最終の段は、常に前の段より
正確な結果を生成する。本発明の受信機においては、多
元アクセス干渉が除去でき、入力信号のチャンネルパラ
メータは各段で評価される。このように、最終の段で
は、パラメータは前の段よりより品質のよい信号から評
価され、得られる評価はより正確である。
【0020】図5は、1つの受信機の段の可能な構造を
より詳細に示すブロック図である。各段は原理的には構
造を同一にできる。受信機の1つの段は、複数のマッチ
フィルタ(MF1、MF2、MFm)51a−51c
と、評価手段(EST)52a−52cとを備え、その
入力50は受信信号又はから得られた信号である。各評
価手段とマッチフィルタにおいて、1つのユーザの受信
信号が処理される。もしその段が2番目又は最終段であ
れば、前段での干渉が除去された後にチャンネル評価が
行われる。信号が各マッチフィルタ51a−51cから
対応する検出器53a−53cに供給され、そこでシン
ボルの評価が受信信号に対して演算される。検出信号
は、更に再生手段(REG)54a−54cに供給さ
れ、そこで検出信号が再生され、評価手段から得られた
信号の複素振幅と移送のデータが利用される。再生信号
は、更に、例えば遅延手段(T)56を介して受信信号
が供給され、他のユーザからの信号による干渉が、でき
れば対象となる送信信号から除去される加算手段が設け
られる干渉除去手段55a−55cに供給される。得ら
れる信号は、更に受信機の他の段に供給される。
【0021】本発明の解決方法は、いかなる公知のチャ
ンネル評価アルゴリズムとも組み合わせて使用すること
が可能である。チャンネル評価は、例えば、簡単なチャ
ンネルのインパルス応答のピークを追跡する相関器や、
受信ビット評価を利用するディシジョンフィードバック
(decision-feedback) 評価器によって実現される。チャ
ンネル評価器はフィルタリングも行い、それにより連続
したチャンネル評価が、例えば、チャンネル評価の確率
的な変動のレベルに平均化される。フィルタリングは、
例えば、非線型、適用型、又は時間変化処理方法による
信号処理を含む。
【0022】チャンネル評価器内で予測方法を利用する
ことも可能であり、それにより可能であれば評価器はチ
ャンネルに関する変化を追跡及び予測する。予測方法
は、例えば、パラメータのデフォルト値を得られた評価
に基づいて演算する信号処理器によって実現できる。簡
単のために、本発明の方法と受信機について、一次同期
トラフィックを例として説明した。しかし、本発明の解
決方法は、非同期トラフィックでも同様の方法で使用す
ることができる。非同期に適用するための必要事項は当
然考慮される。非同期トラフィックは、図6に示され、
図ではタイムスロット60−63と64−67をそれぞ
れ有する2つの同時に受信した信号の一部を示してあ
る。異なる送信は相互に同期していないから、タイムス
ロットは同期していない。この点が、タイムスロットが
同期している同期送信と異なる。例えば、タイムスロッ
ト61における干渉が判定されて除去された時、タイム
スロット61に整合するタイムスロット65と66の部
分を考慮しなければならない。
【0023】本発明は付属の図面に示された例を参照し
て説明されたが、本発明はこれに限られるものではな
く、特許請求の範囲の示された本発明のアイデアの範囲
内で多くの変形が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、多元接続(アクセス)
干渉の除去を考慮したより正確なチャンネル評価の方法
と、それを行う受信機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるセルラー方式無線システム
の一部を示す図である。
【図2】本発明に基づく受信機の構造を示すブロック図
である。
【図3】本発明に基づく受信機の他の構造を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明に基づく多段受信機の構造を示すブロッ
ク図である。
【図5】1つの受信機段の構造を示すブロック図であ
る。
【図6】非同期トラフィックにおけるフレーム構造のず
れ(シフト)を示す図である。
【符号の説明】
20…多元接続(アクセス)干渉除去前チャンネル評価
手段 22…多元接続(アクセス)干渉除去手段 23…多元接続(アクセス)干渉除去後チャンネル評価
手段
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】本発明の方法は、一般的に多元アクセス
間の干渉の除去が行われるセルラー方式無線システムで
あればいずれにも適用可能であるが、CDMA(Code Di
visionMultiple-Access) 多元アクセス方法を利用する
セルラー方式無線システムで使用するのに特に適してい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】CDMAは、拡散スペクトル技術に基づく
多元アクセス方法であり、近年それまで使用されていた
FDMAとTDMAに加えてセルラー方式無線システム
で実用化された。CDMAは、従来の方法に比べて、周
波数計画やスペクトルの効率等の多くの利点を有してい
る。CDMA方法においては、ユーザの狭帯域データ信
号は、データ信号よりはるかに広いバンドを有する拡散
コードによって相対的に広いバンドに拡張される。公知
のテストシステムで使用されるバンド幅は、例えば、
1.25MHz、10MHz、及び25MHzを有す
る。拡張は、データ信号を使用されるバンド全体に拡散
する。すべてのユーザは、同一の周波数バンドに同時に
送信する。基地局と移動局の間の各接続において、異な
る拡散コードが使用され、ユーザの信号は、受信機にお
いて、ユーザの拡散コードに基づいて他と識別される。
可能であれば、拡散コードは相互に直交するように、す
なわち相互に相関しないように選択される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図5は、1つの受信機の段の可能な構造を
より詳細に示すブロック図である。各段は原理的には構
造を同一にできる。受信機の1つの段は、複数のマッチ
フィルタ(MF1、MF2、MFm)51a−51c
と、評価手段(EST)52a−52cとを備え、その
入力50は受信信号又は前段から得られた信号である。
各評価手段とマッチフィルタにおいて、1つのユーザの
受信信号が処理される。もしその段が2番目又は最終段
であれば、前段での干渉が除去された後にチャンネル評
価が行われる。信号が各マッチフィルタ51a−51c
から対応する検出器53a−53cに供給され、そこで
シンボルの評価が受信信号に対して演算される。検出信
号は、更に再生手段(REG)54a−54cに供給さ
れ、そこで検出信号が再生され、評価手段から得られた
信号の複素振幅と位相のデータが利用される。再生信号
は、更に、例えば遅延手段(T)56を介して受信信号
が供給され、他のユーザからの信号による干渉が、でき
れば対象となる送信信号から除去される加算手段が設け
られる干渉除去手段55a−55cに供給される。得ら
れる信号は、更に受信機の他の段に供給される。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号から多元接続干渉を除くように
    されたセルラー方式無線システムの受信機におけるチャ
    ンネル評価方法であって、 該チャンネル評価は、多元接続干渉の除去を行った信号
    に基づいて行われることを特徴とするチャンネル評価方
    法。
  2. 【請求項2】 前記チャンネル評価は、多元接続干渉の
    除去を行う前と後の両方で演算される請求項1に記載の
    チャンネル評価方法。
  3. 【請求項3】 前記チャンネル評価は、多元接続干渉の
    除去の前後で得られた評価結果を組み合わせることによ
    り得られる請求項2に記載の評価方法。
  4. 【請求項4】 チャンネルにおける変化が、演算された
    チャンネルの評価に基づいて予測される請求項1に記載
    の評価方法。
  5. 【請求項5】 より信頼性のあるチャンネル評価を得る
    ために、評価結果に対し線型又は非線型のフィルタリン
    グが行われる請求項1に記載の評価方法。
  6. 【請求項6】 前記受信機は多段受信機であり、 前記チャンネル評価は、前段(47、48)で多元接続
    干渉の除去が行われた後に、前記受信機の後段(48、
    49)で行われる請求項1に記載の評価方法。
  7. 【請求項7】 受信信号から多元接続干渉を除く手段
    (22)を備えるセルラー方式無線システムの受信機に
    おいて、 多元接続干渉の除去を行った信号からチャンネル評価を
    演算する手段(23)を備えることを特徴とする受信
    機。
  8. 【請求項8】 多元接続干渉の除去を行う前と後の両方
    で、チャンネル評価を演算する手段(20、23)を備
    える請求項7に記載の受信機。
  9. 【請求項9】 演算された前記チャンネル評価に基づい
    て、前記チャンネルの変化を予測する手段(23)を備
    える請求項7に記載の受信機。
  10. 【請求項10】 より正確なチャンネル評価を得るため
    に、前記得られた評価結果に対し線型又は非線型のフィ
    ルタリングを行う手段(23)を備える請求項7に記載
    の受信機。
  11. 【請求項11】 当該受信機は、複数の受信機段(47
    −49)を備え、 当該受信機の後段(48、49)は、前段(47、4
    8)で多元接続干渉の除去が行われた後に、チャンネル
    評価を行う手段(52a−52c)を備える請求項7に
    記載の受信機。
JP7272801A 1994-11-03 1995-10-20 チャンネル評価方法及び受信機 Pending JPH08237190A (ja)

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EP (1) EP0711044B1 (ja)
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