JPH1063725A

JPH1063725A - 買物支援装置

Info

Publication number: JPH1063725A
Application number: JP21701496A
Authority: JP
Inventors: Megumi Yamaoka; めぐみ山岡; Tomomi Kaga; 友美加賀; Satoshi Terasaki; 智寺崎
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1996-08-19
Filing date: 1996-08-19
Publication date: 1998-03-06

Abstract

(57)【要約】【課題】各商店の販売広告をもとにした買物メモの作
成において、広告をネットワークから入手して検索しや
すい形式でテーブル化し、買おうとする商品の各店での
価格情報などを迅速に提供することにより、利用者の要
望に叶う商品の購入先を案内することを目的とする。【解決手段】各商店で扱っている商品の通常価格・特
売価格・特売期間や各商店の住所・営業時間などの情報
をネットワークから入手して格納する店情報データベー
ス６と、店情報データベースを検索して買物に必要な商
品の情報と店の情報を抽出する買物情報抽出部７と、買
物情報を表示する出力部８を備え、買いたい商品の価格
や特売情報や販売店の情報を抽出して、無駄や浪費のな
い買物の支援をする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、料理に足りない材
料を抽出し、ネットワークなどに接続したデータベース
から、その購入先の情報を取り出して案内する買物支援
装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、ネットワーク環境の整備が進み、
家庭でもパソコン・インターネットなどを使用できるよ
うになってきた。ところが、料理や買物など家事の分野
では、ネットワーク資産を有効に活用できるまでには至
っていない。

【０００３】例えば従来は、特開平７−１２１６１４号
公報に開示されるように、１つの店舗内で料理に必要な
材料の見積もりを算出して、買物リストを作成するもの
であった。ところが、実際の買物では、良い商品をより
安く買うために、出かける前に様々なスーパーの商品を
比較検討する。従って、従来例では、各店の新聞広告、
チラシなどの非電子的なデータを比較しながら、買物メ
モを作成していた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、多くの広告の中から人間の手と目で捜す
ため、目的の物を探し出すのに時間がかかったり、抽出
漏れがあったりして、時間がかかる割に的確な情報を得
るのが難しかった。また、広告は住居の近くの店舗のも
ののみであることが多く、所望の物を所望の価格、所望
の場所で購入することは、難しかった。

【０００５】更に、近年では、インターネットの急速な
普及に伴なって、家庭にもＰＣが導入され、徐々に家庭
のコンピュータ環境が構築されつつある。そして、エレ
クトロニック・コマース(electronic commerce：電子商
取引)・オンラインショッピングなど、ネットワーク上
での商取引システムも見られるようになってきており、
家庭のネットワーク環境の進化、及び商業のオンライン
化によって、将来的には、各家庭に家庭内のコンピュー
タネットワークが出現し、新聞広告等もオンライン化さ
れることが予想されるが、従来の方法では、このような
システムを有効に利用することはできない。

【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、まず、第１の目的は、店舗の検索に必要な情報を検
索しやすい形式でテーブル化することである。

【０００７】第２の目的は、家庭の在庫材料から作れる
料理を探して買う必要のある食材を抽出したときに、購
入先の店舗と価格の情報を提供することである。

【０００８】第３の目的は、店舗と価格の情報を提供す
る際に、一番安い店や特売している店舗・営業時間内で
行ける店舗・特定の場所の近くで購入可能な店舗などの
情報を提供することである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第１にネットワークにつながっていて各
店舗の住所・営業時間・店休日・販売品目・価格・特売
日・特売価格などの店と商品の情報を保持する店情報デ
ータベースと、特定の商品を販売している店の場所・商
品価格・特売情報などを抽出する買物情報抽出部を持
ち、買い物する品目の購入先を検索し出力することがで
きるようにしたものである。

【００１０】これにより、買物に必要な店の情報と商品
の情報を検索しやすい形式で格納し、適宜抽出できるこ
とを特徴としたものであり、店情報データベースを検索
して各店における特定の商品の価格を出力したり、特定
の店舗の特売情報を出力したりして、各種買物情報を迅
速に出力することができる。

【００１１】第２に、在庫物品の中で特に使いたいもの
を入力する物品入力部と、入力した物品を使って作れる
加工物品を検索する物品検索部と、加工物品に必要な物
品と在庫物品を比較して買う必要のある物品を抽出する
物品比較部と、店の住所・店名・販売品目・価格などの
情報をネットワークから入手して保持する店情報データ
ベースと、買う必要のある物品を販売している店舗を検
索して店名・住所・商品の価格などの一覧を作成する買
物情報抽出部を持ち、料理に必要な物品と在庫物品を比
較して買う必要のある物品を抽出したときに、その購入
先と商品の価格の一覧情報を出力することができるよう
にしたものである。

【００１２】これにより、加工物品に必要な物品のうち
在庫物品では足りないものの購入先と価格の情報を前記
買物抽出部で前記店情報データベースから検索できるよ
うにすることを特徴としたものであり、物品入力部で使
いたい在庫物品を入力すると、物品検索部がその物品を
使って作れる加工物品を抽出し、物品比較部が抽出され
た各加工物品に足りない物品、すなわち、買う必要のあ
る物品を検出して、その価格と購入先の一覧を買物情報
抽出部が店情報データベースから検索して出力するの
で、用者は、買う必要のある物品の購入先を容易に比較
検討することができる。

【００１３】第３に、在庫物品の中で特に使いたいもの
を入力する物品入力部と、入力した物品を使って作れる
加工物品を検索する物品検索部と、加工物品に必要な物
品と在庫物品を比較して買う必要のある物品を抽出する
物品比較部と、店の住所・店名・販売品目・価格などの
情報をネットワークから入手して保持する店情報データ
ベースと、店情報データベースを検索する際に「一番安
い店」「特売品」などの商品の価格条件や営業時間内に
行ける店を抽出するように出発時刻と出発地を入力する
時間条件などを入力する条件入力部と、買う必要のある
物品を販売している店舗のうち条件入力部で入力した条
件を満すような店を検索して店名・住所・商品の価格な
どの一覧を作成する買物情報抽出部とを持ち、加工物品
に必要な物品と在庫物品を比較して買う必要のある物品
を抽出するものである。

【００１４】これにより、価格・場所・時間などに関し
て、利用者に都合の良い情報を確実に素早く提供でき、
利用者の満足のいく買い物ができる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１から図１２を用いて説明する。

【００１６】（実施の形態１）図１は本発明の第１の実
施の形態における買物支援装置の構成を示すものであ
る。図１において、６は各店舗で扱っている商品とその
価格、特売価格などの他、各店舗の住所、営業時間、店
休日などの情報をネットワークから入手して格納してい
る店情報データベースである。７は買物情報抽出部で、
店情報データベースを検索して特定の商品を扱っている
店舗名やその価格、特売情報など、各種買物情報を抽出
する。８は出力部で、買物情報抽出部２が出力する買物
情報をディスプレイやプリンタに表示する。

【００１７】以上のような構成において、以下その動作
を図１、図６、図７を参照しながら説明する。図６は本
実施の形態における店情報データベース６が保持してい
るデータの一例である。また図７は本実施の形態におけ
る出力部８の表示の一例である。店情報データベース６
は図６(1)に示すような、店名・住所・営業時間・店休
日といった店の営業情報のテーブルと、図６(2)に示す
ような、各店で販売している商品の品名・価格などの商
品に関する情報のテーブルを保持しており、買物情報抽
出部７は検索キーを入力してそのテーブルを検索する。
例えば、買物情報抽出部７は、「大豆」というキーで店
情報データベース６を検索し、図７(1)に示すような、
大豆を販売している店の住所・営業時間の一覧表と、図
７(2)に示すような、各店にある大豆の商品名・量・通
常価格・特売情報の一覧を出力部８に出力する。

【００１８】なお、本実施の形態では、買物として食材
を例に挙げたが、これに限ったものではなく衣類・建築
材・装飾品・日用雑貨など様々である。

【００１９】また、店情報データベースへのデータの蓄
積に関しては、基本的にネットワークを介して各店舗が
順次リアルタイムに入力することによって実現されるわ
けであるが、仮にネットワークから入手を行えない場合
は、人の手によって、例えば可搬性の記憶媒体に記憶さ
れた情報を読み込んだり、キーボードなどの入力手段か
ら打ち込んだりすることによって行われる。

【００２０】以上のように、本実施の形態によれば、各
店舗の商品情報を格納する店情報データベース６を設け
て、買物に必要な店情報・商品情報をテーブル化して格
納することにより、広告情報のリアルタイムな更新・取
得ができ、在庫にリアルタイムに反映できるため、買物
情報を素早く漏れなく作成して買物の援助をすることが
できる。

【００２１】（実施の形態２）図２は本発明の第２の実
施の形態における買物支援装置の構成を示すものであ
る。図２において、１は家庭にある材料すなわち在庫材
料の中で使いたい材料の名称と量を入力する材料入力部
である。２はレシピデータベースで、各料理に必要な材
料名・量・作り方などのレシピ情報を格納している。３
は材料入力部１で入力した材料を素材の一部とする料理
をレシピデータベース２から検索して、料理名とそれぞ
れの料理に必要な材料を出力する料理検索部である。４
は在庫材料の名称と量を格納する在庫材料データベース
である。５は材料比較部で、料理検索部３から料理と材
料の一覧を入力して、それぞれの料理に必要な材料と在
庫料を比較した後、在庫では足りない材料、すなわち、
買い足さなければならない材料の名称と量を出力する。
６は各店舗で扱っている商品とその価格、特売価格など
の他、各店舗の住所、営業時間、店休日などの情報をネ
ットワークから入手して格納している店情報データベー
スである。７は買物情報抽出部で、材料比較部５から入
力した材料を販売している店舗の一覧及び商品の価格を
検索して出力する。８は買物情報抽出部７で検索した結
果を表示する出力部である。

【００２２】以上のような構成において、以下その動作
を図２、図６、図８、図９を参照しながら説明する。図
６は本実施の形態における店情報データベース６が保持
しているデータの一例である。図８は本実施の形態にお
ける料理検索部３が出力するデータの一例である。

【００２３】図９は本実施の形態における出力部８の表
示の一例である。材料入力部１で家庭にある在庫材料の
うち使いたい材料の名称と数量を入力すると、材料入力
部１はそれを料理検索部３に出力する。料理検索部３は
材料入力部１から材料情報を受け取ると、レシピデータ
ベース４を検索して、その材料を使ってできる料理を全
て抽出し、図８に示すように、料理名と使用する材料と
分量の一覧を出力する。材料比較部５は、料理検索部３
から入力したそれぞれの料理の材料について、在庫材料
データベース２の在庫材料と比較して、在庫では足りな
い材料を抽出する。店情報データベース６は、図６に示
すようなテーブルに各店舗の情報と、各店舗で販売して
いる商品とその価格などの情報を保持しており、買物情
報抽出部７は、材料比較部５が抽出する足りない材料の
名称と量を入力すると、それを販売している店舗の情報
を店情報データベース６から検索して、図９のような形
式で出力部８に出力する。例えば、在庫材料として「ほ
うれん草一束、砂糖、醤油」があるときに、材料入力部
１で「ほうれん草一束」を入力すると、料理検索部３は
図８のように、ほうれん草を使う料理の一覧を出力す
る。この料理一覧中、例えば、「しら和え」という料理
の必要な材料「ほうれん草二束、豆腐一丁、白ごま少
々、砂糖５ｃｃ、醤油７．５ｃｃ」に対して、材料比較
部５は、図９(1)に示すような「ほうれん草一束、豆腐
一丁、白ごま少々」を足りない材料として抽出する。買
物情報抽出部７は店情報データベース８から、「ほうれ
ん草」と「豆腐」と「白ごま」を販売している店舗を検
索して、図９(2)に示すような販売店舗一覧と図９(3)に
示すような各店での価格一覧を出力する。

【００２４】なお、本実施の形態では、入力部として在
庫材料の中で使いたい材料の名称と量を入力する材料入
力部１としたが、入力部の設定を変えることによって、
使いたくないものという指定も行えることは言うまでも
ない。

【００２５】なお、本実施の形態では、材料を購入する
第１段階としてレシピデータベースに基づいて材料とそ
の分量の一覧を出力し、第２段階としてその出力に基づ
いて在庫データベースで不足している材料に関して出力
し、買物情報を抽出したが、レシピデータベースがない
場合、つまりレピシデータベース２、及び材料検索部３
を除いた構成の場合、入力時点で、予め必要と思われる
材料とその分量とを入力し、その入力に対して在庫デー
タベースで不足している材料に関して出力するというこ
とにより、実現される。

【００２６】なお、本実施の形態では、物品と加工物・
加工品との関係として、料理の場合を挙げて説明した
が、建築・絵画は勿論、人がお洒落するためのコーディ
ネートの場合なども十分に考えられる。つまり、物品と
しては衣服・靴・装飾品などが相当し、加工方法などを
記したレシピデータベースにはそれらを用いたコーディ
ネートに関する情報が格納されており、ある女優さんの
あのファッションをこの服を使って真似たいなどといっ
た場合に、その服に関する情報を入力するだけで自動的
にコーディネートをしてくれる。

【００２７】以上のように、本実施の形態によれば、在
庫のうち使いたい材料を入力する材料入力部１と、料理
に必要な材料と在庫の材料を比較して買う必要のある材
料を抽出する材料比較部５と、各店舗の営業情報と商品
情報を格納する店情報データベース６と、買おうとする
商品を販売している店舗と商品の価格を検索して買物メ
モを作成する買物情報抽出部７を設けて、在庫材料で作
ることができる料理と、足りない材料の購入先情報を提
供することにより、無駄のない買物の支援をすることが
できる。また、家庭内だけでなく、工場の在庫管理、材
料の買付けなどにも応用でき、経営の効率化が図れ、そ
の実用的効果は大きい。

【００２８】（実施の形態３）図３は本発明の第３の実
施の形態における買物支援装置の構成を示すものであ
る。上記第２の実施の形態と同様な要素には同様な符号
を付してある。図３において、１は家庭にある材料すな
わち在庫材料の中で使いたい材料の名称と量を入力する
材料入力部である。２はレシピデータベースで、各料理
に必要な材料名・量・作り方などのレシピ情報を格納し
ている。３は材料入力部１で入力した材料を素材の一部
とする料理をレシピデータベース２から検索して、料理
名とそれぞれの料理に必要な材料を出力する料理検索部
である。４は在庫材料の名称と量を格納する在庫材料デ
ータベースである。５は材料比較部で、料理検索部３か
ら料理と材料の一覧を入力して、それぞれの料理に必要
な材料と在庫材料を比較した後、在庫では足りない材
料、すなわち、買い足さなければならない材料の名称と
量を出力する。６は各店舗で扱っている商品とその価
格、特売価格などの他、各店舗の住所、営業時間、店休
日などの情報をネットワークから入手して格納している
店情報データベースである。７は買物情報抽出部で、材
料比較部５から入力した材料を販売している店舗の一覧
及び商品の価格を検索して出力する。８は買物情報抽出
部７で検索した結果を表示する出力部である。９は買物
情報抽出部７で店情報データベース６を検索するとき
に、検索条件を指定する条件生成部である。１０は「一
番安い店を抽出」「特売品を抽出」などの価格に関する
検索条件を入力して、条件生成部９に出力する価格条件
入力部である。１１は検索条件設定機能を実現する条件
設定手段である。

【００２９】以上のような構成において、以下その動作
を図３、図６、図８、図９、図１０を参照しながら説明
する。図６は本実施の形態における店情報データベース
６が保持しているデータの一例である。図８は本実施の
形態における料理検索部３が出力するデータの一例であ
る。また，図１０は本実施の形態における出力部８が表
示するデータの一例である。材料入力部１で家庭にある
在庫材料のうち使いたい材料の名称と数量を入力する
と、材料入力部１はそれを料理検索部３に出力する。料
理検索部３は材料入力部１から材料情報を受け取ると、
レシピデータベース４を検索して、その材料を使ってで
きる料理を全て抽出し、図８に示すように、料理名と使
用する材料と分量の一覧を出力する。材料比較部５は、
料理検索部３から入力したそれぞれの料理の材料につい
て、在庫材料データベース２の在庫材料と比較して、在
庫では足りない材料を抽出する。店情報データベース６
は、図６に示すようなテーブルに各店舗の情報と、各店
舗で販売している商品とその価格などの情報を保持して
おり、買物情報抽出部７は、材料比較部５が抽出する足
りない材料の名称と量を入力すると、それを販売してい
る店舗の情報を店情報データベース６から検索して、出
力部８に出力する。このとき、価格条件入力部１０で
「今日一番安い店」という条件を入力し、条件生成部が
その条件を買物情報部７に設定すると、買物情報抽出部
７は店情報データベース６を検索する際に、その日一番
安い価格で売っている店を抽出して、図１０(1)(2)(3)
に示すように、その店の名前・住所・営業時間などの情
報(2)と商品の価格情報(3)を出力する。

【００３０】以上のように、本実施の形態によれば、在
庫のうち使いたい材料を入力する材料入力部１と、料理
に必要な材料と在庫の材料を比較して買う必要のある材
料を抽出する材料比較部５と、各店舗の営業情報と商品
情報を格納する店情報データベース６と、買おうとする
商品を販売している店舗と商品の価格を検索して買物メ
モを作成する買物情報抽出部７と、買物情報部７が店情
報データベース６を検索する際に価格の条件を入力する
価格条件入力部を設けて、在庫材料で作ることができる
料理と、足りない材料を安く買える購入先の情報を提供
することにより、無駄のない買物の支援をすることがで
きる。また、新聞広告の配達範囲内の情報のみでなく、
広範囲な広告情報を取得でき、多少遠くとも、良い品質
のものを安価で買物でき、その実用的効果は大きい。

【００３１】（実施の形態４）図４は本発明の第４の実
施の形態における買物支援装置の構成を示すものであ
る。上記第２、第３の実施の形態と同様な要素には同様
な符号を付してある。図４において、１は家庭にある材
料すなわち在庫材料の中で使いたい材料の名称と量を入
力する材料入力部である。２はレシピデータベースで、
各料理に必要な材料名・量・作り方などのレシピ情報を
格納している。３は材料入力部１で入力した材料を素材
の一部とする料理をレシピデータベース２から検索し
て、料理名とそれぞれの料理に必要な材料を出力する料
理検索部である。４は在庫材料の名称と量を格納する在
庫材料データベースである。５は材料比較部で、料理検
索部３から料理と材料の一覧を入力して、それぞれの料
理に必要な材料と在庫材料を比較した後、在庫では足り
ない材料、すなわち、買い足さなければならない材料の
名称と量を出力する。６は各店舗で扱っている商品とそ
の価格、特売価格などの他、各店舗の住所、営業時間、
店休日などの情報をネットワークから入手して格納して
いる店情報データベースである。７は買物情報抽出部
で、材料比較部５から入力した材料を販売している店舗
の一覧及び商品の価格を検索して出力する。８は買物情
報抽出部７で検索した結果を表示する出力部である。９
は買物情報抽出部７で店情報データベース６を検索する
ときに、検索条件を指定する条件生成部である。１２は
「□□日○○時に××の場所から行ける店」など営業時
間内に行ける店という検索条件を入力して、条件生成部
９に出力する時間条件入力部である。１１は検索条件設
定機能を実現する条件設定手段である。

【００３２】以上のような構成において、以下その動作
を図４、図６、図８、図１１を参照しながら説明する。
図６は本実施の形態における店情報データベース６が保
持しているデータの一例である。図８は本実施の形態に
おける料理検索部３が出力するデータの一例である。ま
た，図１１は本実施の形態における出力部８が表示する
データの一例である。材料入力部１で家庭にある在庫材
料のうち使いたい材料の名称と数量を入力すると、材料
入力部１はそれを料理検索部３に出力する。料理検索部
３は材料入力部１から材料情報を受け取ると、レシピデ
ータベース４を検索して、その材料を使ってできる料理
を全て抽出し、図８に示すように、料理名と使用する材
料と分量の一覧を出力する。材料比較部５は、料理検索
部３から入力したそれぞれの料理の材料について、在庫
材料データベース２の在庫材料と比較して、在庫では足
りない材料を抽出する。店情報データベース６は、図６
に示すようなテーブルに各店舗の情報と、各店舗で販売
している商品とその価格などの情報を保持しており、買
物情報抽出部７は、材料比較部５が抽出する足りない材
料の名称と量を入力すると、それを販売している店舗の
情報を店情報データベース６から検索して、出力部８に
出力する。このとき、時間条件入力部１２で「□□日○
○時に××の場所から行ける店」という条件を入力し、
条件生成部がその条件を買物情報部７に設定すると、買
物情報抽出部７は店情報データベース６を検索する際
に、その日その時間にその場所を出発して営業時間内に
行ける店を抽出して、図１１(1)(2)(3)に示すように、
その店の名前・住所・営業時間などの情報(2)とその店
の商品の価格情報(3)を出力する。

【００３３】以上のように、本実施の形態によれば、在
庫のうち使いたい材料を入力する材料入力部１と、料理
に必要な材料と在庫の材料を比較して買う必要のある材
料を抽出する材料比較部５と、各店舗の営業情報と商品
情報を格納する店情報データベース６と、買おうとする
商品を販売している店舗と商品の価格を検索して買物メ
モを作成する買物情報抽出部７と、買物情報部７が店情
報データベース６を検索する際に時間の条件を入力する
時間条件入力部を設けて、在庫材料で作ることができる
料理と、足りない材料を営業時間内で買える購入先の情
報を提供することにより、無駄のない買物の支援をする
ことができる。

【００３４】（実施の形態５）図５は本発明の第５の実
施の形態における買物支援装置の構成を示すものであ
る。上記第第２、第３、第４の実施の形態と同様な要素
には同様な符号を付してある。図５において、１は家庭
にある材料すなわち在庫材料の中で使いたい材料の名称
と量を入力する材料入力部である。２はレシピデータベ
ースで、各料理に必要な材料名・量・作り方などのレシ
ピ情報を格納している。３は材料入力部１で入力した材
料を素材の一部とする料理をレシピデータベース２から
検索して、料理名とそれぞれの料理に必要な材料を出力
する料理検索部である。４は在庫材料の名称と量を格納
する在庫材料データベースである。５は材料比較部で、
料理検索部３から料理と材料の一覧を入力して、それぞ
れの料理に必要な材料と在庫材料を比較した後、在庫で
は足りない材料、すなわち、買い足さなければならない
材料の名称と量を出力する。６は各店舗で扱っている商
品とその価格、特売価格などの他、各店舗の住所、営業
時間、店休日などの情報をネットワークから入手して格
納している店情報データベースである。７は買物情報抽
出部で、材料比較部５から入力した材料を販売している
店舗の一覧及び商品の価格を検索して出力する。８は買
物情報抽出部７で検索した結果を表示する出力部であ
る。９は買物情報抽出部７で店情報データベース６を検
索するときに、検索条件を指定する条件生成部である。
１３は「○○の場所の近く」など場所の検索条件を入力
して、条件生成部９に出力する時間条件入力部である。
１１は検索条件設定機能を実現する条件設定手段であ
る。

【００３５】以上のような構成において、以下その動作
を図５、図６、図８、図１２を参照しながら説明する。
図６は本実施の形態における店情報データベース６が保
持しているデータの一例である。図８は本実施の形態に
おける料理検索部３が出力するデータの一例である。ま
た，図１２は本実施の形態における出力部８が表示する
データの一例である。材料入力部１で家庭にある在庫材
料のうち使いたい材料の名称と数量を入力すると、材料
入力部１はそれを料理検索部３に出力する。料理検索部
３は材料入力部１から材料情報を受け取ると、レシピデ
ータベース４を検索して、その材料を使ってできる料理
を全て抽出し、図８に示すように、料理名と使用する材
料と分量の一覧を出力する。材料比較部５は、料理検索
部３から入力したそれぞれの料理の材料について、在庫
材料データベース２の在庫材料と比較して、在庫では足
りない材料を抽出する。店情報データベース６は、図６
に示すようなテーブルに各店舗の情報と、各店舗で販売
している商品とその価格などの情報を保持しており、買
物情報抽出部７は、材料比較部５が抽出する足りない材
料の名称と量を入力すると、それを販売している店舗の
情報を店情報データベース６から検索して、出力部８に
出力する。このとき、時間条件入力部１３で「○○の場
所の近くにある店」という条件を入力し、条件生成部が
その条件を買物情報部７に設定すると、買物情報抽出部
７は店情報データベース６を検索する際に、その場所の
近くにある店を抽出して、図１２(1)(2)(3)に示すよう
に、その店の名前・住所・営業時間などの情報(2)とそ
の店の商品の価格情報(3)を出力する。図１２は、「石
神井近辺にある店」という検索条件を入力した場合であ
る。

【００３６】なお、本実施の形態では、条件設定手段１
１の条件入力部１３に入力するものとして場所に関する
検索条件を入力したが、値段は一切問わないかわりに品
質第一という品質に関するもの、大量に仕入れたいので
一度に買えるように多量に置いてあるという量に関する
もの、その品物に詳しい店員さんが居るかどうかという
店員さんに関するものなど、様々な検索条件が考えられ
る。

【００３７】以上のように、本実施の形態によれば、在
庫のうち使いたい材料を入力する材料入力部１と、料理
に必要な材料と在庫の材料を比較して買う必要のある材
料を抽出する材料比較部５と、各店舗の営業情報と商品
情報を格納する店情報データベース６と、買おうとする
商品を販売している店舗と商品の価格を検索して買物メ
モを作成する買物情報抽出部７と、買物情報部７が店情
報データベース６を検索する際に場所の条件を入力する
場所条件入力部を設けて、在庫材料で作ることができる
料理と、足りない材料を特定の場所で買える購入先の情
報を提供することにより、無駄や無理のない買物の支援
をすることができる。また、例えば、携帯端末上に本シ
ステムがあれば、いつでも、どこでも、不案内な場所に
おいてでも、無駄のない買物ができ、その実用的効果は
大きい。

【００３８】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、在庫物品
をもとに物品の加工法を決定し、足りない物品の購入先
を、できるだけ安い店・特定の場所の近くの店・営業時
間内で行ける店などの様々な条件で選択して、無理・無
駄・浪費のない買物をするための情報を提供することが
できる買物支援装置を実現するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態における買物支援装
置のブロック図

【図２】本発明の第２の実施の形態における買物支援装
置のブロック図

【図３】本発明の第３の実施の形態における買物支援装
置のブロック図

【図４】本発明の第４の実施の形態における買物支援装
置のブロック図

【図５】本発明の第５の実施の形態における買物支援装
置のブロック図

【図６】本発明の第１乃至第５の実施の形態における店
情報データベースが保持するテーブルの一例を示す図 (1)各店舗の店名、住所、営業時間、店休日の例図 (2)各店の商品の商品名、量、価格、特売期間、特売価
格の例図

【図７】本発明の第１の実施の形態における出力部が出
力する買物情報の一例を示す図 (1)各店舗の店名、住所、営業時間、店休日の例図 (2)大豆を販売している店の商品の商品名、量、価格、
特売期間、特売価格の例図

【図８】本発明の第２乃至第５の実施の形態における料
理検索部が作成する料理候補一覧の一例を示す図

【図９】本発明の第２、第３の実施の形態における出力
部が出力する買物情報の一例を示す図 (1)料理名と在庫材料と買う必要のある材料の例図 (2)購入先店舗の店名、住所、営業時間、店休日の例図 (3)各店の商品の商品名、量、価格、特売期間、特売価
格の例図

【図１０】本発明の第３の実施の形態における出力部が
出力する買物情報の一例を示す図 (1)料理名と在庫材料と買う必要のある材料の例図 (2)購入先店舗の店名、住所、営業時間、店休日の例図 (3)一番安い店の商品の商品名、量、価格、特売期間、
特売価格の例図

【図１１】本発明の第４の実施の形態における出力部が
出力する買物情報の一例を示す図 (1)料理名と在庫材料と買う必要のある材料の例図 (2)購入先店舗の店名、住所、営業時間、店休日の例図 (3)行ける店の商品の商品名、量、価格、特売期間、特
売価格の例図

【図１２】本発明の第５の実施の形態における出力部が
出力する買物情報の一例を示す図 (1)料理名と在庫材料と買う必要のある材料の例図 (2)石神井近辺の購入先店舗の店名、住所、営業時間、
店休日の例図 (3)上記各店の商品の商品名、量、価格、特売期間、特
売価格の例図

【符号の説明】

１材料入力部２レシピデータベース３料理検索部４在庫材料データベース５材料比較部６店情報データベース７買物情報抽出部８出力部９条件生成部１０価格条件入力部１１条件設定手段１２時間条件入力部１３場所条件入力部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の店とその商品に関する情報を検索
しやすい形式で格納した店情報データベースと、前記店
情報データベースから買物に必要な情報である買物情報
を検索して抽出する買物情報抽出部と、前記買物情報抽
出部で抽出した買物情報を表示または出力、あるいはそ
の両方を行う表示・出力部とを具備し、買物に必要な店と商品の情報を見やすく表示・出力する
ことを特徴とする買物支援装置。
【請求項２】ネットワークから入手された店と商品に
関する情報を格納した店情報データベースと、前記店情
報データベースから買物に必要な情報である買物情報を
検索して抽出する買物情報抽出部と、前記買物情報抽出
部で抽出した買物情報を表示または出力、あるいはその
両方を行う表示・出力部とを具備したことを特徴とする
買物支援装置。
【請求項３】請求項１または請求項２に記載の買物支
援装置において、物品の指示を受け付ける入力部と、物
品の在庫に関する情報を格納する在庫データベースと、
前記入力部が受け付けた物品と前記在庫データベースが
格納する物品の在庫とを比較して不足している物品を抽
出する物品比較部とを更に備え、前記物品比較部が出力する情報に関して、買物情報抽出
部が店情報データベースから買物情報を抽出することを
特徴とする買物支援装置。
【請求項４】請求項３に記載の買物支援装置におい
て、様々な物品とその分量とその加工方法などを記した
レシピ情報を格納するレシピデータベースと、前記レシ
ピデータベースを検索して入力部が受け付けた物品を使
う加工物や加工品を全て抽出して必要な物品とその分量
を出力する物品検索部とを更に備え、前記物品検索部が出力する情報に関して、物品比較部が
在庫データベースから不足している物品を抽出すること
を特徴とする買物支援装置。
【請求項５】請求項４に記載の買物支援装置におい
て、加工方法としてコーディネートに関する情報を取り
扱うと共に、レシピデータベースがコーディネートに関
する情報を格納していることを特徴とする買物支援装
置。
【請求項６】請求項１乃至請求項５に記載の買物支援
装置において、買物情報抽出部が買物情報を抽出する際
に、検索条件を与える条件設定手段を更に備えたことを
特徴とする買物支援装置。