JP2002049823A - 販売促進システムおよびそれに用いる携帯端末装置 - Google Patents

販売促進システムおよびそれに用いる携帯端末装置

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JP2002049823A JP2000240358A JP2000240358A JP2002049823A JP 2002049823 A JP2002049823 A JP 2002049823A JP 2000240358 A JP2000240358 A JP 2000240358A JP 2000240358 A JP2000240358 A JP 2000240358A JP 2002049823 A JP2002049823 A JP 2002049823A
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幸則 浅田
Nobuo Azuma
信雄 東
Kiyoko Itakawa
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Yasuyuki Kojima
康行 小嶋
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
Toru Kiyota
徹 清田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、利用者の店への誘導と店頭で
の商品の案内をシームレスに結合することが可能で販売
促進を効果的に図ることができる販売促進システムを提
供することにある。 【解決手段】少なくとも1つの情報入力装置と、少なく
とも1つの決済機関と、情報入力装置から入力された情
報を携帯端末に配信する配信機関を含む販売促進システ
ムであって、情報入力装置から入力されて第1の距離で
配信される第1の情報を配信機関に送信する第1の送信
手段と、情報入力装置から入力されて第2の距離で配信
される第2の情報を送信する第2の送信手段を有し、第
1の距離は第2の距離より大きく設定され、携帯端末は
第1の距離の範囲内では第1の情報を受信可能であり、
第2の距離の範囲内では第2の情報を受信可能なように
構成され、少なくとも第1の情報の配信に関する課金が
決済機関を介して行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯端末を用いた
販売促進システムおよび広告システム、ならびにこのよ
うなシステムに用いられる携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯端末を用いて携帯端末の利用
者を目的地まで案内するものとして、特開平10−17
4168号公報、特開平11−230775号公報が挙
げられる。
【0003】特開平10−174168号は視覚障害者
を現在地から目的地まで音声情報を使って誘導するもの
である。利用者が携帯端末から基地局に目的地を入力す
ると、基地局は目的地への案内データを抽出して、その
経路上にある複数の案内情報提供装置にそれぞれに対応
した案内データを送り、視覚障害者が経路上の案内情報
提供装置に案内情報要求信号を送ると、その案内情報提
供装置からその地点に適した道順案内を音声データで携
帯端末に送るものである。
【0004】特開平11−230775号は駅構内の目
的位置までの案内装置である。携帯端末は位置管理コン
ピュータに目的位置を送信し、位置管理コンピュータか
ら電波信号の送信要求あると送信機から電波信号を送信
する。位置管理コンピュータは複数の受信アンテナでこ
の電波信号を受信して携帯端末の現在位置を算出し、現
在位置から目的位置までの案内経路を地図データベース
から読み出して決定し、携帯端末に案内情報データとし
て送信するものである。
【0005】他に関連するものとして特開平9−261
169号公報、特開平10−336739号公報が挙げ
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−1741
68号に記載されたものは、基地局は目的地への案内デ
ータを抽出して、その経路上にある複数の案内情報提供
装置からそれぞれに対応した案内データを視覚障害者に
送信するものであり、複数の案内情報提供装置から送信
される内容は一連の案内情報が適宜分割されたものであ
る。
【0007】特開平11−230775号に記載された
ものは、2つの無線通信手段を有しているが、一つは携
帯端末の位置を知らせるための携帯端末側からの送信専
用の無線通信手段であり、他の無線通信手段は双方向通
信であるが、携帯端末側に送られてくるのは経路の案内
情報だけである。
【0008】これらの従来技術には、広域広告情報と現
地広告情報、または案内情報と現地広告情報という異な
る情報を携帯端末が受信して表示するという技術的思想
を有していない。さらに、従来技術では情報の発信源は
実質的に一つであり、このシステムでは現地広告情報を
現地で直接発信することができず、タイムリーな情報発
信ができないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、利用者の店への誘導と店
頭での商品の案内をシームレスに結合することが可能と
なり販売促進を効果的に図ることができる販売促進シス
テムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、少なくとも1つの情報入力装置と、少な
くとも1つの決済機関と、情報入力装置から入力された
情報を携帯端末に配信する配信機関を含む販売促進シス
テムであって、情報入力装置から入力されて第1の距離
で配信される第1の情報を配信機関に送信する第1の送
信手段と、情報入力装置から入力されて第2の距離で配
信される第2の情報を送信する第2の送信手段を有し、
第1の距離は第2の距離より大きく設定され、携帯端末
は第1の距離の範囲内では第1の情報を受信可能であ
り、第2の距離の範囲内では第2の情報を受信可能なよ
うに構成され、少なくとも第1の情報の配信に関する課
金が決済機関を介して行われることを特徴とするもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図12を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態
における全体システムの構成図である。広告情報を配信
する広告配信業者は各加入者が接続しうるネットワーク
5とネットワークの管理センタ3を有している。管理セ
ンタ3には加入者の登録データを蓄積した加入者登録デ
ータベース31と、加入者の店の位置を示す位置情報の
データベース32と、このシステム利用者の登録データ
を蓄積した利用者登録データベース33とが設けられ
る。ネットワーク5は有線の固定網や無線の無線網、あ
るいはこれらを組み合わせたものであってもよい。店1
は、例えば、店A、店B、店C、店D、店Eというよう
に異なる複数の店であり、これらの店は広告配信業者の
サービスを受けるために、このシステムへの加入を広告
配信業者に申し込み、それぞれ加入者となる。申し込み
にあたっては、店名、所在地、業種、代表者名または経
営者名、課金先の口座、事業規模、店の特徴等を申込用
紙に記入して申し込みを行い、入会金を配信業者が指定
した金融機関の口座に振り込む。セキュリティが十分に
保てるのであればこの申し込みはインターネットで行っ
てもよい。これらのデータは加入者の登録データとして
加入者登録データベース31に登録され、蓄積される。
広告配信業者は申し込みを受け、入会金の入金を確認す
ると加入者にID番号を付与し、加入者が配信を希望す
る広告情報を配信業者にネットワークを介して送信する
ためのソフトウェアを供給する。加入者がパーソナルコ
ンピュータ(以下パソコン)35を所有している場合に
はソフトウェアとしてプログラム(以下広告プログラ
ム)が記憶された記憶媒体(フロッピディスク等の磁気
ディスク、CDあるいはDVD等の光ディスク等)を供
給するか、あるいはセキュリティが保てる場合には加入
者が所有している携帯電話機等の携帯端末を介して配信
する。この広告プログラムには一度パソコン35にイン
ストールされたら他のパソコンにはインストールできな
いようプロテクトがかけられている。加入者がパソコン
を所有していない場合は、この広告プログラムがインス
トールされたパソコン35を貸し出し、月々レンタル料
あるいはリース料を加入者から徴収する。加入者が所有
しているパソコン35あるいは配信業者から貸し出され
たパソコン35は情報入力装置として機能する。広告プ
ログラムには、配信業者に配信を依頼する広域を対象と
した広告情報(以下広域広告情報)を入力して管理セン
タ3に送信するためのプログラムと、ネットワークを介
さずに店の近辺あるいは店舗内に商品情報等を送信する
ためのプログラムを含んでいる。また、店の近辺あるい
は店舗内に情報(以下現地広告情報)を送信するための
送信装置37も加入時に配信業者から貸し出され、月々
レンタル料あるいはリース料が加入者から徴収される。
広域広告情報が配信される距離を第1の距離、現地広告
情報が配信される距離を第2の距離とすると、第1の距
離は第2の距離より大きな値を有する。この送信装置3
7は広域広告情報をネットワーク5を介して管理センタ
に送るためのインターフェイス372と、現地広告情報
をアンテナ6を介して送信するための送受信機371と
を含んでいる。インターフェイス372は第1の距離で
配信される第1の情報を配信機関に送信する第1の送信
手段であり、送受信機371は第2の距離で配信される
第2の情報を送信する第2の送信手段であるとともに携
帯端末装置からの指令等を受信することができる。これ
によりパソコン35は携帯端末装置と双方向通信が可能
になる。加入者は配信業者と契約し、登録した後は広告
プログラムがインストールされたパソコン35で自分で
広域広告情報を作成し、ネットワークを介して配信業者
の管理センタ3に送信する。このとき加入者から管理セ
ンタ3に送られる信号のフォーマットは図9の(a)に
示されるように、加入者IDとデータを含んだものとな
る。管理センタ3はこの情報を携帯電話機等の携帯端末
装置7で受信可能な情報として各加入者を含むエリアに
配信する。配信業者は加入者と契約し、設備を据え付け
た後は加入者が作成した広告原稿を配信するだけなの
で、印刷の手配等の手間が省け、大幅に経費削減を図る
ことができる。
【0012】一方、配信業者は携帯端末装置の所有者に
この販売システムの利用者としての登録を宣伝し、利用
者を募集する。本実施の形態では携帯端末装置は携帯電
話機7であり、利用者の所有する携帯電話機は基地局と
の無線通信機能に加え、携帯電話機の近隣(10m以
下)にある装置との間で無線通信によりデータのやりと
りあるいは装置の制御ができる機能を有している。この
機能としては、例えばブルートゥース(Bluetoo
th)と呼ばれる2.4GHzの無線LAN(Loca
l Area Network)を用いて通信を行う機
能が用いられる。なお、ブルートゥースの場合、電波の
到達距離は基本的には10m以下であるが、発信器の出
力の設定により100m以下とすることも可能である。
利用者は配信業者に直接、あるいは加入者を介して登録
することにより無線LANを介して加入者の現地広告情
報を得られるソフトウェアが配信業者から供給される。
これにより、利用者は配信業者からの広域広告情報に加
え、各加入者が発信する現地広告情報を利用できる。広
域広告情報はインターネットあるいはメール等で配信さ
れ、これらの機能を有する携帯電話機7の利用者は誰で
も所定の料金でこの広域広告情報にアクセスできる。こ
の場合、配信業者は登録した利用者に対しては割引料金
を設定してもよい。一方、利用者の所有する携帯電話機
が無線LANを用いて通信を行う機能を有していない場
合には、利用者は配信業者からの広域広告情報だけを利
用できる。この場合も、配信業者は登録した利用者に対
して割引料金を設定してもよい。
【0013】配信業者は利用者がソフトウェアをダウン
ロードするときに、利用者に住所、氏名、年齢、性別、
職業、電話番号、メールアドレス、趣味等の利用者情報
を入力してもらう。配信業者はこれらの情報をもとに郵
送、宅配便または電子メール等で顧客に新商品情報、セ
ールの情報を送り、来店を促すようにしてもよい。また
携帯電話機7を用いての取引を利用者が希望するとき
は、利用者の特定および課金先の特定ができるよう、利
用者IDの登録を行うとともに商品代金を引き落とすべ
き利用者の口座を入力させる。この利用者IDは例えば
キャリア(携帯電話の電気通信事業者)に登録された電
話番号、利用者が決めた番号あるいは会員番号等の配信
業者が利用者に付与した番号を用いる。利用者IDを暗
証番号としてセキュリティを向上させてもよい。
【0014】配信業者は金融機関2に口座を有してお
り、この口座にシステムの利用料金が加入者の銀行等の
口座から自動引き落としで振り込まれる。管理センタ3
は金融機関2と公衆回線あるいは専用回線(これらの回
線は有線でも無線でもよい)を介して通信可能に接続さ
れ、加入者毎の利用料金データを金融機関2に送信す
る。金融機関2はこのデータを受信すると各加入者に自
動引き落としの通知を送り、予め定められた期日に加入
者が予め定めた口座から引き落としを行う。広告の配信
料は一定額でもよく、広告の数に応じて料金差を設けて
もよい。
【0015】配信会社はさらに利用者に対して店までの
道順等の店の位置情報を提供する。管理センタ3の加入
者登録データベース31に登録された店の所在地と加入
者IDは位置情報サービスセンタ4へ送られ、ここで地
図上の位置情報に変換されて地図情報データベース41
に登録される。利用者が地図情報を入手するには、利用
者の携帯電話機7にダウンロードされたソフトウェア中
の道案内機能を利用する。図10に示されるようにま
ず、利用者は道案内機能の初期画面のD201を表示さ
せ、行き先が決まっている場合にはその住所、または店
名を入力して検索機能に割り当てられた入力キー(例え
ば「#」キー)を操作して、位置情報の要求を管理セン
タ3に送信する。利用者からの位置情報の要求を受信す
ると管理センタ3は加入者IDを位置情報サービスセン
タ4へ送信する。位置情報サービスセンタ4では、加入
者IDから加入者の店の所在地、A市B町C番地という
情報を例えば、北緯○○度○○分、東経××度××分と
いう緯度及び経度の座標データに変換し、地図上に表示
できるようにする。位置情報サービスセンタ4は道筋を
示す道路情報と加入者所在地の座標データを管理センタ
3へ送り返す。管理センタ3は基地局との位置関係から
利用者の現在位置を割り出し、位置情報サービスセンタ
4から送られた道路情報と座標データに利用者の現在位
置のデータを加え、図4のD103に示すような地図情
報として利用者に送信する。情報サービスセンタは配信
業者の組織の一部であってもよいし、配信業者と提携あ
るいは協力している別の業者の組織であってもよい。
【0016】このシステムにおける利用者(消費者)、
加入者(店)、管理センタ3、位置情報サービスセンタ
4および金融機関2の間における情報の流れを以下詳細
に説明する。なお、以下の説明において、無線LANを
用いた10m以下の距離(第2の距離)でデータ・音声
の送受信ができる無線装置をローカル無線通信装置、キ
ャリアの基地局を介して数キロメートル以上の距離(P
DCやCDMAの場合は5〜10km)(第1の距離)
でデータ・音声の送受信ができる無線装置をグローバル
無線通信装置と定義する。グローバル無線通信装置は第
1の無線通信手段としての機能を有し、ローカル無線通
信装置は第2の無線通信手段としての機能を有し、本実
施の形態ではいずれもデータ及び音声の送受信が可能で
あるが、少なくともデータの送受信ができればよい。利
用者がこのシステムを利用しようとする場合には、利用
者が所有する携帯電話機7は図2に示されるように、グ
ローバル無線通信装置がデータ・音声を送受信するため
のアンテナ701、ローカル無線通信装置がデータ・音
声を送受信するためのアンテナ702、グローバル無線
通信装置(以下グローバル通信装置)703、ローカル
無線通信装置(以下ローカル通信装置)704、所定の
情報を記憶する記憶装置705、キーボードやキーパッ
ドなどの入力装置706、液晶ディスプレイなどの表示
装置707、マイク708、スピーカ709、全体を制
御する制御装置710を備えて構成されている。グロー
バル通信装置用のアンテナ701とローカル通信装置用
のアンテナ702とは一つのアンテナを共用してもよ
い。記憶装置705にはメールやウェブ等の文字あるい
は画像情報を利用するためのソフトウェア(プログラ
ム)に加え、このシステム利用の登録により配信業者か
ら供給されたソフトウェア(プログラム)が記憶され
る。
【0017】本実施の形態では、グローバルなシステム
とローカルなシステムがシームレスに結合するよう制御
が行われる。ローカル通信装置704を使用する場合を
ローカルモード、グローバル通信装置703を使用する
場合をグローバルモードとし、以下それぞれのモードに
ついて説明する。まず、図3、図4を用いてグローバル
モードの概略を説明する。まず、S101にて、加入者
(店)はあらかじめ商品情報や広告などの店情報を管理
センタ3にパソコン等の入力装置を介して登録してお
く。利用者(消費者)は、S102で図1の携帯端末7
を用いて買い物に関する検索を行う。図4に携帯端末7
の表示装置707が表示する表示画面の例を示す。例え
ば、購入したいものは決まっているが、どこに買いに行
けばいいのかわからないのでS102の検索をする場
合、D101の検索画面において消費者が、購入したい
物と地域をキーワードとして入力し検索を行う。管理セ
ンタ3は、キーワードに対する検索結果をS103で携
帯端末7に送信し、携帯端末7はこの検索結果として回
答画面D102で適切な地域と店の候補を示す。消費者
により選択された店情報はS104で携帯端末7から管
理センタ3に送信される。管理センタ3は選択された店
のID番号を加入者登録データベースから探し、S10
5で管理センタ3は位置情報サービスセンタ4に対して
加入者IDを送信して道案内モードを要求する。
【0018】ここで、道案内モードとは、地図や位置情
報を消費者に提供し、消費者の現在地から目的地(選択
した店)まで道案内することを意味する。S106で位
置情報サービスセンタ4は加入者IDから加入者の店の
所在地に対する緯度、経度の座標データと道筋を示す道
路情報を管理センタ3へ送信し、管理センタ3はこの道
路情報と座標データに利用者の現在位置のデータを加え
てS107で地図と位置情報を道案内情報として消費者
に伝える。このとき携帯端末7の表示装置707にはD
103に示すような、消費者の現在地から目的地(選択
した店)までの道を案内する表示がなされる。このと
き、携帯端末のある入力キー(例えば「*」キー)をH
ELPキーとして割り当てておき、利用者が店あるいは
目的地を決めかねる場合または特に行く店が定まってい
ない場合は、表示画面D201でHELPキー操作によ
りおおまかな地域名をメニュー表示して検索できるよう
にしたメニュー画面D202あるいはD204を表示さ
せて、メニュー項目中から「○○商店街」、「○○駅周
辺」、「現在位置から半径約100m」、「現在位置か
ら半径約200m」とかのおおまかな地域だけを選択す
るようにしてもよい。このときには、その地域の道路情
報が位置情報サービスセンタ4から管理センタ3を介し
て利用者の携帯電話機7に送信される。また、「現在地
から半径約100m」が選択された場合は利用者の現在
位置を中心として半径約100mの範囲の道路情報とこ
の範囲内の加入者の店が画面上に表示される。例えば図
10の表示画面D202で「現在位置から半径約100
m」が選ばれると、表示画面D203に示されるよう
に、その範囲の道路情報とその範囲内にある加入者の店
の位置が表示される。また、図12に示されるように、
道案内のメニュー画面で表示画面D204のように「○
○商店街」が選ばれると、表示画面D205に示される
ように、その範囲の道路情報とその範囲内にある加入者
の店の位置が表示される。携帯端末の画面が小さくて店
名の文字まで表示できない場合は、表示画面D203に
示されるような店の業種をアイコン化したものだけを表
示してもよい。
【0019】配信業者から供給されたソフトウェアに
は、通常はデフォルトとしてグローバル通信装置703
を介して広域広告情報を受信(以下グローバルモード)
し、この状態でローカル通信装置704が無線LANの
信号を受信すると現地広告情報の受信(以下ローカルモ
ード)に切り換えるプログラムが含まれている。特に、
利用者により店の指定が行われた場合には、現地広告情
報に含まれる加入者IDと、指定した店の加入者IDの
一致を判定し、一致した場合にはグローバル通信装置7
03からローカル通信装置704に切り換えてローカル
モードに移行する。これにより、利用者の携帯電話機7
が目的とする店の無線LAN到達範囲に達すると携帯電
話機7は自動的にローカルモードに移行する。ローカル
モードにおいて店は、店ごとに設置してあるローカル無
線用アンテナ6を用いて、商品情報や広告情報などの店
情報を発信する。なお、無線LANの到達範囲が10m
以下であることを考慮して、加入者はアンテナ6を複数
本設けてもよく、さらには1本を店外に設け、店内と店
外で異なる情報を発信してもよい。例えば店外のアンテ
ナ6から図4のD104のような店情報を発信し、消費
者は携帯端末7によりこの店情報を閲覧して最終的に店
に入るかどうかを決めるようにしてもよい。店内では商
品の価格情報に加えて、売場案内、催し物案内、新製品
情報等を発信するようにしてもよい。
【0020】利用者により地域の指定は行われたが店の
指定が行われなかった場合には、携帯電話機7は各加入
者の無線LANの到達範囲に入る毎にその情報を表示す
るようにしてもよい。これにより利用者はその地域を通
りながら、いろいろな情報を得ることができ、入るべき
店の選択がしやすくなる。
【0021】グローバルモードからローカルモードに移
行する場合、無線LANの到達範囲の境界付近では信号
が不安定になり、表示画面が広域広告情報と現地広告情
報とを短い周期で交互に表示して、表示画面が見づらく
なる現象を起こすことが考えられる。そのため、予め定
められた強度の無線LAN信号を予め定められた時間受
信したときに、無線LANの到達範囲に入ったと判断す
るようにしてもよい。この時間は、例えば繁華街のよう
に利用者が主に歩行あるいは自転車等で移動する場合に
は、10mを移動するのに要する時間が約9〜2秒位の
範囲であるので、0.5〜1秒程度に設定すればよい。
また、信号をこの設定された時間受信したら信号をラッ
チし、さらにアラーム音を発生するようにしてもよい。
これは特に利用者の移動速度が速いときに有効である。
店が主として自動車が通行する道路沿いにあり、利用者
が主として自動車で移動するときは、設定時間を0.1
秒程度に短縮して信号をラッチし、さらにアラーム音を
発生させるとよい。また、加入者は道沿いにアンテナを
増やして受信時間を長くして、利用者が確実に受信でき
るようにしてもよい。また、大出力の発信器を用いて到
達距離が長くなるようにして、利用者が確実に受信でき
るようにしてもよい。この場合出力が可変な大出力発信
器を用いて到達距離を調節可能にしてもよい。
【0022】配信業者が加入者に供給するプログラムに
は店が積極的に利用者(店の顧客)に働きかけるプログ
ラムを含んでいてもよい。この場合には端末側に店側か
らの働きかけに応じるプログラムとして図6に示すよう
なものを予めロードしておく。店側における処理の流れ
を図5のフローチャートを用いて説明する。S501に
て受信を待っている端末があるかを探索する。S502
で端末を発見しなければ再び端末の探索を行う。端末を
発見するとS503にて店内に設置してあるデータベー
スから顧客情報を照合する。S504において顧客情報
が一致するとS505で接続し、S506で顧客の固有
情報を送信する。送信後、S507にて切断し、再び端
末の探索を開始する。ここで、顧客固有情報とは、店の
記憶装置に記憶してある来店履歴、購入履歴などから割
り出した情報で、顧客個々で異なる情報となる。S50
4において顧客情報が一致しなかった場合、S508に
おいて端末から商品情報の要求があるかを判断する。要
求がなければ、再び端末の探索をする。要求があればS
509にて、要求された商品情報が店にあるかどうかを
照合する。S510で店の商品情報と端末が要求する商
品除法が一致しなければ再び端末の探索をする。S51
0で店の商品情報と端末が要求する商品除法が一致する
と、S511にて接続し、S512で商品情報を送信す
る。送信後、S513にて切断し、再び端末の探索を開
始する。図6のフローチャートを用いて携帯端末の処理
の流れを説明する。端末はまず、S601にて待ち受け
の状態にある。S602にて着信があると、S603に
て通話を行い、通話終了後待ち受けに戻る。もし、着信
がなくS604にて商品情報を要求するし、S605で
商品情報が有ればS606にて接続し、S607で商品
情報を受信する。受信後、S608にて切断し、再び待
ち受け状態になる。
【0023】図5、図6に示したフローチャートでは、
グローバル無線通信手段とローカル無線通信手段は同時
に使用できないことを前提としている。すなわち、グロ
ーバル無線通信手段を用いて通信しているとき(グロー
バルモード時)は、ローカル無線通信手段を用いて通信
することができず、また、逆にローカル無線通信手段を
用いて通信しているとき(ローカルモード時)は、グロ
ーバル無線通信手段を用いて通信することができないよ
うになっている。このような状態ではローカルモード時
にはグローバルモードの着信が受け付けられず、第三者
が利用者の携帯端末に連絡をとろうとしても取れないこ
とがある。また、利用者が各加入者の無線LANの到達
範囲に入っても、ローカルモードに切り換えられず、加
入者からの情報を受けられないことがある。
【0024】これを防止するための具体的な例を図7を
用いて説明する。図7では、F711は時間軸であり、
矢印方向に向かって時間が流れている。この例では、グ
ローバル無線通信手段とローカル無線通信手段が交互に
所定の時間だけ使用可能となっている。F701は、端
末が待ち受けている状態で、F704はグローバル無線
通信手段が使用可能な状態である。F705はローカル
無線通信手段が使用できる状態を表している。F706
のように、グローバル無線通信手段が使用可能になって
いる状態のときにグローバル無線通信手段に対する着信
があった場合は、F707のようにグローバル無線通信
手段における通信を開始することができる。通信後は、
F702のように再び待ち受け状態になる。また、F7
08のようにローカル無線通信手段が使用可能なとき、
ローカル無線通信手段に対する着信があった場合は、F
709のようにローカル無線通信手段における通信を開
始することができる。通信後は、F703のように再び
待ち受け状態になる。一方、F710のようにローカル
無線通信手段が使用可能なとき、グローバル無線通信手
段に対する着信があった場合は、待ち受け状態を維持す
る。これにより、ローカルモードであっても、少し待つ
ことによりグローバル無線通信手段を使用可能になり、
また、グローバルモードであっても少し待つことにより
ローカル無線通信手段を使用可能になり、利便性が改善
される。
【0025】本実施の形態では、グローバル無線通信手
段とローカル無線通信手段は同時に使用できないときを
仮定したが、グローバル無線通信手段とローカル無線通
信手段を同時に使用してもかまわない。
【0026】図8を用いて店内モードについて説明す
る。図8は、図1における店1を詳細に説明する図であ
る。図8において、101a〜101fは店内の売り
場、102a〜102f、103は第2の送信手段である
ローカル無線通信装置、104は消費者が購入した商品
を引き渡す場所、105は消費者が購入した商品の清算
を行う決済所、106は情報入力装置としての機能を有
し全体の制御を行う制御装置、107は商品情報や顧客
情報などを記憶する記憶装置、108は商品などを格納
する倉庫、6、6a〜6fはアンテナであり、点線109
はローカル無線通信装置が有線または無線で相互に接続
されていることを示している。ここで、売り場101a
〜101fは所定のカテゴリ別に分かれており、その規
模は同一である必要はない。つまり、売り場面積が広く
商品の種類が少なくても良いし、売り場面積が狭く商品
の種類が多くても良い。ローカル無線通信装置102a
〜102fは利用者の所有する携帯端末装置7との双方
向通信が可能であるよう構成されている。
【0027】また、ローカル無線通信装置102a〜1
02fのデータや音声の送受信できる距離は最大10m
だが、低消費電力化および干渉を最小限に抑えるために
各売り場101a〜101fの規模に合わせて送信電力、
受信感度を制限する。同様に、店内では携帯端末7の第
2の無線通信手段であるローカル無線通信装置704も
送信電力、受信感度を制限する。このように、店舗内に
てローカルな無線通信装置のアンテナ感度および送信電
力を調整することにより各売り場に最適の通信距離が得
られ、低消費電力の効果も得られる。この店舗内で本実
施の形態における商品販売システムを用いて商品を購入
するためには、商品購入前に利用者の携帯電話機7に取
引用のソフトウェアがロードされていることが必要であ
る。このソフトウェアは利用者が配信業者に登録したと
きにダウンロードにより利用者IDとともに利用者の携
帯電話機7内に格納される。これにより利用者IDが判
明すればこのIDから顧客の口座を識別できるようにな
る。
【0028】利用者は、携帯端末7を携帯して各売り場
101a〜101fを周る。もし、説明の聞きたい商品が
あれば、携帯端末7の入力装置706により要求を出
す。要求をローカル無線通信装置102a〜102fの一
つが受信すると制御装置106は記憶装置107から、
要求された情報を取り出し情報端末7に送信する。この
とき送信される情報は、音声であってもデータでもかま
わない。音声の場合、消費者は携帯端末7のスピーカ7
10より情報を取得し、データの場合は表示装置707
より情報を取得する。もし、購入したければ、携帯端末
7を用いて購入指示を送信する。このとき携帯端末7か
ら送られる信号のフォーマットは図9(b)に示すよう
に、利用者IDとデータを含んだ信号となる。消費者
は、前記の手順で商品情報を確認および購入指示を繰り
返す。
【0029】商品情報を確認および購入指示を繰り返し
ている間、消費者は実際に商品を運ぶ必要はない。あく
まで、携帯端末を用いた商品情報の確認および購入指示
をするのみである。消費者が、商品情報の確認および購
入指示を終了すると、商品引渡し所104にて、購入指
示を出した商品を実際に確認し、決済所105にて料金
を決済する。ここで、消費者が来店した日や購入した物
などの履歴を記憶装置107に顧客固有情報として記憶
する。この顧客固有情報は2度目の来店の際の広告に反
映される。また、決済は、現金でもいいし、金融会社2
を介して利用者IDで特定される利用者の口座から引き
落とししてもいい。また、利用者が購入した金額をポイ
ントとして記録し、ポイントが予め定められた値に達し
たら店から利用者に対して何かサービスをしてもよく、
また、加入者毎にポイントの合計値を管理センタ3のデ
ータベースに蓄積し、データベースに蓄積されたある加
入者のポイント値が予め定められた値に達したら、管理
センタ3を制御する制御装置(コンピュータ)が、その
加入者に対し広告の配信を1件無料でサービスしたり、
所定期間配信料金の割引を行うようにしてもよい。
【0030】本実施の形態では、利用者が店内にいると
きは携帯端末はローカルモードになるが、このときに着
信を受けられないのは不便である。しかし、携帯端末を
用いて購入指示や決裁を行っているときに着信を受けて
品名、数量、金額、利用者のIDの交信が妨げられる
と、誤った情報が伝えられて利用者が損害を受けるおそ
れがある。これを防ぐために本実施の形態ではローカル
モード時においては、購入指示時及び決裁時は携帯端末
をマナーモードにして発信者に「電話にでられない」旨
のメッセージを返し、グローバルモード禁止とする。一
方、それ以外のときは、着信があると割り込みによりグ
ローバルモードに切換を行い、通話が終了するとローカ
ルモードに戻る制御が行われる。これにより取引時にお
ける安全性が確保されるとともに、携帯端末の利便性も
確保される。
【0031】以上のように、本実施の形態によれば、グ
ローバルな無線通信システムとローカルな無線通信シス
テムをシームレスに結合することが可能となり、加入者
が個人レベルでの広告配信を行い、またそれにより販売
促進が可能となる。
【0032】またネットワーク5を管理している管理セ
ンタは電話会社等の電気通信事業者3であってもよく、
この場合には利用者の通話料に購入した品代が加算され
て利用者に請求される。
【0033】また、本実施の形態では、家で現物を見ず
に手軽に買い物ができるインターネットショッピングと
は異なり、利用者が商品を直接目で見て購入することが
でき、服や生鮮食品など実際に自分の目で見たいという
人に好適である。また、広告内容を加入者は自分で作れ
るため、新聞やテレビ等のマスコミによる広告より低コ
ストで済む。さらに、チラシ等の印刷物と異なり印刷期
間や印刷代が不要であり、低コストで迅速な宣伝ができ
る。また、効果の確認も容易である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、利用者の店への誘導と
店頭での商品の案内をシームレスに結合することが可能
となり販売促進を効果的に図ることができる販売促進シ
ステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ムの全体構成を説明する図である。
【図2】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ムに用いられる携帯端末の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ムにおけるグローバルモードの交信状況とローカルモー
ドの交信状況の例を示す図である。
【図4】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ムに用いられる携帯端末の表示画面の例を示す図であ
る。
【図5】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ムの店側で行われる処理の1例を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ムに用いられる携帯端末の処理の1例を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ムでグローバル無線通信装置とローカル無線通信装置と
の使用状況を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ムの店内モードを示す図である。
【図9】本発明の1実施の形態における販売促進システ
ム用いられる伝送フォーマットを示す図であり、同図
(a)は加入者から管理センタに送られる信号の伝送フ
ォーマット、同図(b)は取引時に利用者の携帯端末か
ら無線LANを介して店に送られる信号の伝送フォーマ
ットを示す図である。
【図10】本発明の1実施の形態における販売促進シス
テムの道案内時の表示画面例を示す図である。
【図11】本発明の1実施の形態における販売促進シス
テムのローカルモード時に店から送られる情報の表示画
面例を示す図である。
【図12】本発明の1実施の形態における販売促進シス
テムの道案内時の表示画面の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1:店舗、2:金融会社、3:ネットワーク管理セン
タ、4:位置情報サービスセンタ、5:ネットワーク
網、6、8:アンテナ、7:携帯端末、701、70
2:アンテナ、703:グローバル無線通信装置、70
4:ローカル無線通信装置、705:記憶装置、70
6:入力装置、707:表示装置、708:マイク、7
09:スピーカ、710:制御装置、D101〜D10
4、D201〜205:携帯端末表示画面上の表示例、
6a〜6f:ローカル無線通信装置のアンテナ、101
a〜101f:店内の売り場、102a〜102f、10
3:ローカル無線通信装置、104:商品引渡し所、1
05:決済所、106:制御装置、107:記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04H 1/00 H04M 11/00 302 H04M 1/00 H04B 7/26 105A 11/00 302 109M H04Q 7/04 H (72)発明者 板川 起代子 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 小嶋 康行 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 藤原 正樹 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 清田 徹 東京都港区西新橋二丁目15番12号 株式会 社日立製作所デジタルメディアグループ内 Fターム(参考) 5B049 AA01 BB11 BB49 CC02 CC05 CC36 DD01 FF04 GG03 GG06 GG07 5K027 AA11 BB01 FF01 FF22 HH26 5K067 AA29 AA41 BB04 BB21 DD17 EE02 EE10 EE16 FF02 FF03 FF23 GG01 GG11 HH23 5K101 KK16 KK17 LL11 LL12 MM07 NN02 NN18 PP04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの情報入力装置と、少なく
    とも1つの決済機関と、上記情報入力装置から入力され
    た情報を携帯端末装置に配信する配信機関を含む販売促
    進システムであって、上記情報入力装置から入力されて
    第1の距離で配信される第1の情報を上記配信機関に送
    信する第1の送信手段と、上記情報入力装置から入力さ
    れて第2の距離で配信される第2の情報を送信する第2
    の送信手段を有し、上記第1の距離は上記第2の距離よ
    り大きく設定され、上記携帯端末装置は上記第1の距離
    の範囲内では上記第1の情報を受信可能であり、上記第
    2の距離の範囲内では上記第2の情報を受信可能なよう
    に構成され、少なくとも上記第1の情報の配信に関する
    課金が上記決済機関を介して行われることを特徴とする
    販売促進システム。
  2. 【請求項2】上記情報入力装置と上記第1の送信手段と
    上記第2の送信手段を備えた店舗を有し、上記店舗の位
    置情報が上記第1の情報として配信されることを特徴と
    する請求項1記載の販売促進システム。
  3. 【請求項3】上記情報入力装置と上記第1の送信手段と
    上記第2の送信手段を備えた店舗を有し、上記第2の送
    信手段は上記店舗内部または上記店舗の近傍で上記第2
    の情報を配信することを特徴とする請求項1記載の販売
    促進システム。
  4. 【請求項4】上記第2の送信手段は出力が可変で、上記
    第2の距離を調節可能であることを特徴とする請求項3
    記載の販売促進システム。
  5. 【請求項5】上記第2の送信手段は上記携帯端末装置と
    双方向通信が可能に構成され、上記携帯端末装置は課金
    先が特定できるよう利用者IDが付されるとともに上記
    第2の送信手段を介して上記情報入力装置と交信可能な
    プログラムが格納され、上記携帯端末装置から上記情報
    入力装置に商品の購入指示を送信することにより取引が
    行われ、上記携帯端末の利用者に課金が行われることを
    特徴とする請求項3記載の販売促進システム。
  6. 【請求項6】上記情報入力装置は記憶装置を備え、上記
    携帯端末装置による取引履歴を上記記憶装置に記憶し、
    この取引履歴がある条件を満たしたときに上記携帯端末
    装置の利用者に予め定められた特典を与えることを特徴
    とする請求項5記載の販売促進システム。
  7. 【請求項7】請求項1記載の販売促進システムに用いる
    ことができる携帯端末であって、第1の距離で少なくと
    もデータの送受信ができる第1の無線通信手段と、上記
    第1の距離より短い第2の距離で少なくともデータの送
    受信ができる第2の無線通信手段とを具備していること
    を特徴とする携帯端末装置。
  8. 【請求項8】上記第1の距離でのデータの送受信と上記
    第2の距離でのデータの送受信がともに可能である場合
    に、上記第1の無線通信手段と上記第2の無線通信手段
    とを時間を分割して動作させることを特徴とする請求項
    7記載の携帯端末装置。
  9. 【請求項9】上記第1の距離の範囲内から上記第2の距
    離の範囲内に入ったときに上記第1の無線通信手段から
    上記第2の無線通信手段に切り換えることを特徴とする
    請求項7記載の携帯端末装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の販売促進システムに用い
    ることができる携帯端末であって、上記携帯端末装置は
    課金先が特定できるよう利用者IDが付されるとともに
    上記販売促進システムを用いた取引可能なプログラムが
    格納され、上記第2の距離の範囲内で上記携帯端末装置
    から上記情販売促進システムに商品の購入指示を送信す
    ることにより取引が行われ、上記利用者IDにより特定
    された課金先に課金が行われることを特徴とする携帯端
    末装置。
  11. 【請求項11】情報の表示手段を備え、上記第1の情報
    は前記携帯端末の現在位置から予め定められた距離の範
    囲内の位置情報を含み、上記表示手段はこの現在位置か
    ら予め定められた距離の範囲内の位置情報を表示し得る
    ことを特徴とする請求項7または10記載の携帯端末装
    置。
  12. 【請求項12】情報の表示手段を備え、上記第1の情報
    は大まかな範囲内に含まれる位置情報を含み、上記表示
    手段はこの大まかな範囲内に含まれる位置情報を表示し
    得ることを特徴とする請求項7または10記載の携帯端
    末装置。
  13. 【請求項13】情報の表示手段を備え、上記第1の情報
    は前記携帯端末の現在位置から予め定められた目的地ま
    での位置情報を含み、上記表示手段はこの現在位置から
    目的地までの位置情報を表示し得ることを特徴とする請
    求項7または10記載の携帯端末装置。
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