JP2001229168A - 商品に付与された商品コードを活用した商品関連情報検索機構及び商品関連情報検索方法 - Google Patents

商品に付与された商品コードを活用した商品関連情報検索機構及び商品関連情報検索方法

Info

Publication number
JP2001229168A
JP2001229168A JP2000035428A JP2000035428A JP2001229168A JP 2001229168 A JP2001229168 A JP 2001229168A JP 2000035428 A JP2000035428 A JP 2000035428A JP 2000035428 A JP2000035428 A JP 2000035428A JP 2001229168 A JP2001229168 A JP 2001229168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
user
search
store
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000035428A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Takano
雅晴 高野
Satoshi Umatani
聡 馬谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Digital Vision Laboratories Corp
Original Assignee
Digital Vision Laboratories Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Digital Vision Laboratories Corp filed Critical Digital Vision Laboratories Corp
Priority to JP2000035428A priority Critical patent/JP2001229168A/ja
Publication of JP2001229168A publication Critical patent/JP2001229168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者は商品コードを含む検索条件の入力を行
うだけで、当該コードの示す商品に関連した商品関連情
報を容易に取得できるようにする。 【解決手段】JANコードに対応付けて、該当する商品
のメーカ提供の販促情報は商品マスタテーブル70に、
売れ筋情報は売れ筋情報ファイル204に、アクセス状
況情報はアクセス状況情報ファイル205に、そして関
連商品リストは関連商品リストファイル206に、それ
ぞれ保存しておく。これにより消費者がユーザ端末か
ら、販促情報、売れ筋情報、アクセス状況情報、または
関連商品リストといった情報種類を指定して、所望の商
品のJANコードを検索条件として入力すると、販促情
報検索部223、売れ筋情報検索部224、アクセス状
況情報検索部225、関連商品リスト検索部226のう
ちの対応する検索部が当該コードに基づいて対応するテ
ーブルまたはファイルから指定種類の情報を検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
代表される電子情報伝達媒体を介して、一般消費者を含
む一般社会に商品情報を広く伝達するのに好適なシステ
ムに係り、特に商品に既に付与されている商品コードを
情報検索キーとして、当該商品コードの付与者が意図し
た情報とは異なる定義内容の商品関連情報を検索するこ
とが可能な商品関連情報検索機構及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上に開かれた仮想
の商店街(バーチャルモール、電子モール)にユーザ端
末からアクセスすることで商品の購入手続き等が可能
な、いわゆるオンラインショッピングが盛んに行われる
ようになってきている。
【0003】このような仮想商店街等において、店頭登
録されている商品の販売促進のために消費者等に対して
商品情報を提供することは有効な手段である。そのため
には、消費者が必要とする商品に関する商品情報の提供
が可能な商品情報提供システムを構築することが重要で
ある。
【0004】そこで従来の商品情報提供システムには商
品情報の検索機能が設けられている。この種の商品情報
提供システムでは、一般消費者(利用者)は、自身が必
要とする商品情報に関係すると思われる検索条件、例え
ば商品名、メーカ名等をユーザ端末から入力する。する
と商品情報提供システムは、ユーザ端末からインターネ
ット等を介して送られる上記商品名、メーカ名等の検索
条件により商品情報のデータベースを参照することで、
検索条件に合致した商品情報を取得して検索要求元に返
す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の商品情報提供システムが有する商品情報検索機能で
は、一般消費者は自身が必要とする商品情報を取得する
ための検索条件として、商品名、メーカ名等をユーザ端
末から入力する必要があった。
【0006】しかし、消費者自身が商品名、メーカ名等
を特定して入力することは煩雑なものであった。
【0007】一方、特開平11−327717号公報に
は、提供されるサービス情報にそれぞれ識別コードを付
け、その識別コードを選択的に利用できるようにするこ
とで、サービス情報の提供/入手を容易にするシステム
が記載されている。
【0008】しかし、この公報記載のシステムは、識別
コードとサービス情報(提供情報)とが1対1で対応し
ており、この識別コードの持つ意味を生かしながら、当
該商品コードを、コード付与者が定義(意図)したサー
ビス情報とは別目的の新たな提供情報に対応付けて、新
たな情報検索に適用するシステムを開示するものではな
かった。したがって、この公報記載のシステムを上記従
来の商品情報提供システムの情報検索に適用したとして
も、消費者(利用者)に負担を与えないで済む検索条件
入力を実現することは困難であった。
【0009】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、利用者は商品に予め付与されている既存
の商品コードを含む検索条件の入力を行うだけで、当該
商品コードの付与者が意図した情報とは異なる定義内容
の、当該商品コードの示す商品に関連した商品関連情報
を容易に取得できる商品関連情報検索機構及び方法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、流通機構側と
一般消費者との電子情報伝達媒体を介しての情報の流通
を仲介する情報流通仲介システムに適用される商品関連
情報検索機構であって、商品に付与されている既存の商
品コードに対して予め定義されている既存の商品属性情
報とは別目的の、当該商品コードの示す商品に関連する
新たに定義された商品関連情報を少なくとも当該商品コ
ードに対応付けて格納したデータベースと、利用者から
与えられる商品コードを含む検索条件を上記電子情報伝
達媒体を介して受け取って、当該検索条件により上記デ
ータベースを参照し、当該検索条件中の商品コードに対
応付けられていて、且つ当該検索条件に合致する商品関
連情報を取得する商品関連情報検索手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0011】このような構成においては、商品に付与さ
れている生産管理のための既存の商品コードに対して、
当該コード付与者が意図した商品属性情報(商品コード
がJANコードの例では、商品名、メーカ、商品分類等
を示すためのJICFS情報)とは異なる定義内容の、
当該商品コードの示す商品に関連した(例えば種々の)
商品関連情報を定義して、各商品関連情報を該当する商
品コードに対応付けてデータベースに格納しておくこと
で、生産管理のための商品コードを、主として一般消費
者(利用者)のための、当該商品コードの示す商品の商
品関連情報の情報検索キーとして利用することが可能と
なり、一般消費者(利用者)は、自身が必要とする商品
関連情報に対応する商品の例えばパッケージに印刷され
ている商品コードを見て、当該商品コードを含む検索条
件を入力するだけで、当該商品コードの示す商品に関連
した目的の商品関連情報を容易に取得できる。
【0012】即ち、生産管理のための商品コードと商品
とは1対1で対応しており、また商品コードは商品のパ
ッケージ等に(JANコードの例では、バーコードと、
当該JANコードの文字列の形で)印刷されていること
から、上記の構成においては、消費者の手元に商品があ
りさえすれば、消費者は商品と商品コードとの関係、更
には商品コード自体を意識することなく、その商品コー
ドを対応する商品の商品関連情報の検索キーとして利用
して、新たに定義された所望の商品関連情報を取得でき
る。つまり上記の構成においては、既に存在する生産管
理のための商品コードに対して付加価値を付け、従来商
品コードの恩恵を受けていなかった一般消費者等にも、
新たに付加した情報(商品関連情報)により恩恵を与え
ることが可能となり、しかも、そのための検索条件が簡
単に入力できる。
【0013】ここで、商品コードに対応付けて格納され
る商品関連情報としては、上記システムに登録される各
メーカの提供する販売促進情報、上記システムに登録さ
れる店舗が提供する販売促進情報、当該商品コードの示
す商品と同一商品分類に属する商品群または当該商品の
メーカが提供する商品群の範囲内での売れ筋情報、当該
商品コードの示す商品と同一商品分類に属する商品群ま
たは当該商品のメーカが提供する商品群の範囲内での、
地域毎の売れ筋情報、当該商品コードの示す商品と一緒
に買われることの多い関連商品のリスト、当該商品コー
ドの示す商品と一緒に買われることの多い、地域毎の関
連商品のリストなどが適用可能である。
【0014】上記各種商品関連情報のうち、メーカ提供
の販売促進情報、(地域特性を表していない)売れ筋情
報、(地域特性を表していない)関連商品リストは、対
応する商品の商品コードを検索キー(検索条件)とする
だけで検索可能である。
【0015】一方、店舗提供の販売促進情報を検索する
には、対応する商品の商品コードの他に、店舗を特定す
るのに必要な当該店舗に固有の情報、例えば店舗の電話
番号を検索条件に加えればよい。ここでは、店舗提供の
販売促進情報を、各店舗別に、当該店舗で扱う商品の商
品コードと当該店舗の住所及び電話番号を含む店舗属性
とに対応付けてデータベースに格納しておくとよい。
【0016】このようにすることで、与えられた検索条
件中の商品コードと当該検索条件中の店舗電話番号を含
む店舗属性とに対応付けられている、当該商品コードの
示す商品を扱う、当該電話番号の店舗が提供する販売促
進情報を取得することが可能となる。
【0017】また、店舗提供の販売促進情報を検索する
のに、当該店舗で扱う商品の商品コードと検索要求者
(利用者)の利用者識別子(利用者ID)もしくは固定
電話番号とからなる検索条件を用いることもできる。こ
の場合、与えられた検索条件中の利用者IDもしくは固
定電話番号から当該利用者が属する地域を利用者地域特
定手段にて特定することで、上記検索条件中の商品コー
ドの示す商品を扱う店舗の販売促進情報のうち、上記特
定した利用者が属する地域内の店舗であることを示す店
舗属性の店舗の販売促進情報を取得することができる。
【0018】次に、地域毎の売れ筋情報または地域毎の
関連商品リストを検索するには、対応する商品の商品コ
ードの他に、いずれも検索要求者(利用者)の利用者I
Dもしくは固定電話番号を検索条件に加えればよい。
【0019】この場合、与えられた検索条件中の利用者
IDもしくは固定電話番号から当該利用者が属する地域
を利用者地域特定手段にて特定する。そして、地域毎の
売れ筋情報の検索であれば、上記検索条件中の商品コー
ドに対応付けられている、当該商品コードの示す商品と
同一商品分類または当該商品のメーカの地域毎の売れ筋
情報の中から、上記特定した利用者が属する地域の売れ
筋情報を検索すればよい。また、地域毎の関連商品リス
トの検索であれば、上記検索条件中の商品コードに対応
付けられている、当該商品コードの示す商品と一緒に買
われることの多い地域毎の関連商品のリストの中から、
上記特定した利用者が属する地域の関連商品リストを検
索すればよい。
【0020】ここで、与えられた検索条件中の利用者I
Dから該当する利用者が属する地域を特定するには、シ
ステムに登録されている利用者に付与される利用者ID
と当該利用者の住所を含む利用者属性とを対応付けた利
用者属性管理テーブルを設け、この利用者属性テーブル
から上記検索条件中の利用者IDにより対応する利用者
の利用者属性を検索して当該属性中の住所から当該利用
者が属する地域を特定すればよい。なお、検索条件に利
用者の固定電話番号が含まれている場合には、当該固定
電話番号から、例えばその局番から、当該利用者が属す
る地域を簡単に特定できる。
【0021】以上の各種商品関連情報のうち、上記販売
促進情報を上記データベースに用意するには、メーカ、
店舗側からの販売促進情報登録要求に応じて、要求され
た販売促進情報を上記データベースに登録する情報登録
手段を上記システムに設けるとよい。
【0022】また、上記売れ筋情報、上記関連商品リス
トを上記データベースに用意するには、一般消費者の商
品に関する情報(商品情報)に対する検索要求、情報検
索の結果に基づく商品情報の閲覧、当該商品情報からの
ジャンプ先での購入手続きを含む消費者側の行為の履歴
(消費者ログ)を採取するログ採取手段と、当該ログと
当該ログのもとになった行為者の属性とに基づいて売れ
筋情報、関連商品リストをそれぞれ作成する手段を設け
るとよい。また、上記のログと属性に基づいて、商品分
類毎と、商品分類毎で且つ予め定められた地域毎の、そ
れぞれ当該分類に属する商品の商品情報に対するアクセ
ス状況情報(アクセスランキング情報)を作成して、該
当する商品分類に属する商品の商品コードにそれぞれ対
応付けて上記データベースに格納するならば、当該アク
セス状況情報についても、商品コード、または商品コー
ドと利用者IDもしくは固定電話番号とを検索条件とし
て検索することが可能となる。
【0023】なお、以上に述べた商品関連情報検索機構
に係る発明は、商品関連情報検索方法に係る発明として
も成立する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る商品情報提供システムの概略構成を示すブロック図
である。
【0025】同図において、電子情報伝達媒体としての
通信ネットワーク、例えばインターネット11には、外
部(インターネット11)からのアクセスを制限するフ
ァイアウォール機構12を介してLAN(ローカルエリ
アネットワーク)13が接続されている。LAN13に
は、本発明に直接関係する情報検索機能を持つ商品情報
提供システム15が接続されている。
【0026】商品情報提供システム15は、主として、
商品を販売する店舗、商品の生産者であるメーカ等、商
品を直接または間接に提供する側、つまり商品提供(流
通機構)側から要求(発信)された商品情報(商品属性
情報)を登録するサービスと、登録された商品情報(商
品属性情報)を流通機構側に代わって一般消費者に公開
(広報)するサービスとを司る。つまり商品情報提供シ
ステム15は、商品情報の発信者(情報発信者)である
流通機構側と消費者側との中間に位置し、流通機構側か
ら消費者側への商品情報の流通をインターネット11を
通して仲介することで、流通機構側と消費者側との取引
を間接的に仲介する。流通機構側(情報発信者側)とし
ては、上記の店舗(販売店舗)、メーカ(生産者)の他
に、複数の店舗に商品を卸す卸または問屋、当該卸に相
当するモール(バーチャルモール)、即ち複数の仮想店
舗が登録されているモール(の事業者)、代理店などが
ある。
【0027】商品情報提供システム15は、流通機構側
(情報発信者側)に対しては、商品に関する情報(商品
情報、商品属性情報)を登録する場としての流通機構向
け商品情報登録サイト(情報発信者向け商品情報登録サ
イト)を、一般消費者に対しては、商品情報を検索・閲
覧する場としての消費者向け商品情報検索・閲覧サイト
を、それぞれインターネット11上に電子的に用意す
る。
【0028】商品情報提供システム15はまた、情報発
信者による商品情報登録等の履歴(ログ)と、消費者に
よる商品情報検索、購入等の履歴(ログ)とを採取し、
両ログに基づいて情報発信者別のマーケティング情報を
作成して当該情報発信者に提供するサービスと、消費者
の検索・閲覧の履歴・傾向を示す情報及び消費者の興味
に合致した商品・店舗の情報(以下、商品案内情報と称
する)を消費者別に作成して当該消費者に提供するサー
ビスとを司る インターネット11には、情報発信者として位置付けら
れる流通機構(商品情報登録)側の複数のユーザ端末1
6と、一般消費者側の複数のユーザ端末17とが接続さ
れる。
【0029】商品情報提供システム15は、インターネ
ット11に接続された、Webサーバ150及びDB
(データベース)サーバ151の2つのサーバ(サーバ
計算機)を備えている。DBサーバ151は、後述する
登録商品情報等を保存しておくためのDB151aを有
している。
【0030】このWebサーバ150とDBサーバ15
1とを用いて実現される商品情報提供システム15の機
能構成を図2に示す。
【0031】Webサーバ150は、コマースエントリ
システム21及びコンテンツキャスティングシステム2
4を備えている。コマースエントリシステム21は、商
品情報提供システム15と情報発信者側(のユーザ端末
16)及び消費者側(のユーザ端末17)とのインタフ
ェースをなすもので、情報登録インタフェース211、
情報検索インタフェース212及びコミュニティインタ
フェース213を有する。
【0032】情報登録インタフェース211は、情報発
信者側(のユーザ端末16)からのインターネット11
を介しての、つまりWWW(World Wide Web)利用によ
る、主として商品情報登録のためのインタフェースをな
す。情報検索インタフェース212は、消費者側(のユ
ーザ端末17)からのインターネット11を介しての
(WWW利用による)、主として商品情報検索及び閲覧
のためのインタフェースをなす。コミュニティインタフ
ェース213は、消費者に対して後述するコミュニティ
(掲示板)を提供するためのインタフェースをなす。
【0033】コンテンツキャスティングシステム24
は、情報発信者別のマーケティング情報提供サービス及
び消費者別の商品案内情報提供サービスを司るもので、
メール配送部241及びコンテンツ作成部242を有す
る。
【0034】メール配送部241は、情報発信者へのマ
ーケティング情報配信、及び消費者への商品案内情報配
信をメールにより行う。コンテンツ作成部242は、情
報発信者側で利用されるマーケティング情報、或いは消
費者側で利用される商品案内情報を含むコンテンツを作
成する。このコンテンツの形態としては、メールニュー
ス、Webコンテンツなどのオンライン用コンテンツ、
CD−ROM等のパッケージメディア用コンテンツなど
がある。また、衛星放送等のデジタル放送メディアを介
して配信される商品情報提供のためのホームページのコ
ンテンツも含まれる。このコンテンツ(ホームページ)
には、リンク先のアドレス、例えばURL(Uniform Re
source Locator)アドレスが付加(タグ付け)されてい
る箇所、いわゆるリンクボタン(文字列或いはイメージ
で表される)が予め設定されており、当該リンクボタン
が選択(例えばマウスクリック)されると、対応するU
RLアドレスにより前記した商品情報提供ページ(商品
情報検索サービスのリンク先)等にインターネット11
を介してジャンプすることが可能となる。
【0035】一方、DBサーバ151は、コマースメデ
ィエーションシステム22及びマーケティングフィード
バックシステム23を備えている。コマースメディエー
ションシステム22は、商品情報提供システム15の中
心をなすもので、主として、情報発信者により登録(依
頼)された商品に関する情報(登録商品情報、登録商品
属性情報)に基づいて消費者閲覧用の商品情報を生成
し、当該消費者閲覧用の商品情報を情報発信者に代わっ
て消費者に提供する、商品情報提供に関する仲介サービ
スを行う。コマースメディエーションシステム22は、
情報発信者から依頼された商品情報等をDB151aに
より登録商品情報として管理・保存する機能と、登録商
品情報に基づいて消費者閲覧用商品情報を生成する機能
と、情報発信者側からの商品情報登録のログ及び消費者
側からの商品情報検索等のログを採取してDB151a
に保存する機能とを有する。
【0036】マーケティングフィードバックシステム2
3は、DB151aに保存されている上記両ログに基づ
く情報発信者別マーケティング情報の生成、及び消費者
別商品案内情報の生成を司る。
【0037】なお、商品情報提供システム15は、必ず
しもWebサーバ150及びDBサーバ151の2つの
サーバにより構成される必要はなく、大型のサーバ計算
機であれば1台で構成することも可能である。
【0038】さて、Webサーバ150により消費者に
提供される(消費者閲覧用)商品情報は、基本的には、
同一商品であっても、情報発信者(ここでは販売店舗)
毎に異なる。つまり本実施形態の特徴は、同一商品であ
っても、対応する商品情報に店舗等の違いによる独自性
を反映させることが可能な点にある。この商品情報の概
略を消費者側からの視点で図3に示す。
【0039】図3の例では、メーカαの商品βに関する
(消費者閲覧用)商品情報として、店舗A〜Dの4つの
店舗毎に、商品情報30-1〜30-4が存在することが示
されている。各商品情報30-1〜30-4は、メーカαの
商品βに共通なメーカ側商品情報31と、店舗A〜D毎
に異なる店舗側商品情報32-1〜32-4と、消費者側商
品情報33とから構成される。消費者側商品情報33
は、消費者によって設定されるメーカαの商品βに共通
な情報(消費者記入情報)である。
【0040】次に、メーカαの商品βの付加情報(商品
付加情報)について、図4を参照して説明する。本実施
形態では、ある商品(メーカαの商品β)に固有のコー
ド情報としての商品コード41には、JICFS情報4
2、事業本部付加情報43、メーカ付加情報44、店舗
付加情報45及び消費者付加情報46の各商品付加情報
(商品属性情報)が付加される。
【0041】商品コード41は、例えば日本において標
準化されているJAN(Japanese Article Number)コ
ードである。そこで以下の説明では、商品コード41を
JANコード41と呼ぶ。JANコード41は13桁か
ら構成され、最上位側の2桁により対応する商品の生産
国が、続く5桁によりメーカが、続く5桁により商品
が、それぞれ示される。なお、最下位桁はチェック用に
用いられる。
【0042】JICFS情報42は、JANコード41
により特定される商品の属性情報であり、JANコード
41をキーとして所定のデータベース(JICFSデー
タベース)を参照することで得られるものである。
【0043】JICFS情報42は、商品名、メーカ名
及び商品分類コード(JICFS分類コード)を含む商
品付加情報である。この商品分類コードは6桁から構成
され、最上位桁により大分類(1で食品、2で日用品、
3で文化用品、4で耐久消費財など)が、次の1桁によ
り中分類(大分類が食品の場合、1で加工食品、2で生
成食品、3で菓子類、4で飲料・酒類など)が、次の2
桁により小分類(大分類が食品、中分類が飲料・酒類の
場合、01で嗜好飲料、02で果実飲料、06でアルコ
ール飲料など)が、そして最下位側の2桁により細分類
(大分類が食品、中分類が飲料・酒類、小分類がアルコ
ール飲料の場合、01で清酒、41でビールなど)が、
それぞれ示される。
【0044】事業本部付加情報43は、商品情報提供シ
ステム15を用いた商品情報提供サービス事業を運営す
る事業者(商品情報提供サービス事業本部)側のシステ
ム管理者により付加される商品付加情報である。事業本
部付加情報43は、例えば商品が清酒であれば、産地を
示す情報等である。つまり、事業本部付加情報43は対
応する商品に関する事実情報である。
【0045】メーカ付加情報44は、メーカ側により付
加される商品付加情報である。メーカ付加情報44は、
対応する商品の蘊蓄情報、或いは(メーカとしての)販
売促進に関する情報(以下、販促情報と称する)等であ
る。この販促情報(キャンペーン情報)は、販促期間
(キャンペーン期間)及び販促内容の情報を含む。販促
内容の代表的なものとしては、対応する商品自体の販売
促進のためのプレゼントの紹介、旅行招待、同一メーカ
の新商品情報紹介等である。
【0046】店舗付加情報45は、対応する商品を取り
扱う(販売する)店舗側により付加される商品付加情報
である。店舗付加情報45は対応する商品の小売価格、
(標準価格または通常価格に対する)割引率等を含む。
【0047】消費者付加情報46は、消費者により付加
される商品付加情報である。消費者付加情報46は対応
する商品に対する消費者の感想、要望、意見等の情報で
あり、商品情報提供システム15によりインターネット
11上に提供される当該商品に固有の電子的なコミュニ
ティ(いわゆる掲示板)に記入された消費者記入情報で
ある。
【0048】図3中のメーカ側商品情報31は、図4中
のJANコード41と、当該JANコード41に付加さ
れるJICFS情報42、事業本部付加情報43及びメ
ーカ付加情報44とから構成される。
【0049】さて、JANコード41に付加される上記
各商品付加情報のうち、JICFS情報42、事業本部
付加情報43及びメーカ付加情報44は、対応する商品
についての店舗に非依存の商品共通情報であり、当該商
品を扱う(販売する)全店舗に共通に、当該商品の商品
情報の一部として表示(公開、発信)される。つまり、
情報42〜44の表示先は、当該商品を扱う店舗毎の当
該商品の商品情報を表示する先の全てである。このこと
を簡単に、情報42〜44の表示先が、対応する商品を
扱う全店舗であると記述する。
【0050】これに対し、店舗付加情報45はJANコ
ード41で示される商品についての店舗に依存した店舗
固有の情報(但し、後述するように複数店舗管理者によ
っても設定・変更可能)であり、該当する店舗で扱う当
該商品の商品情報の一部としてのみ表示(公開)され
る。このことを簡単に、情報45の表示先が、該当する
店舗のみであると記述する。この店舗付加情報45は図
3中の店舗側商品情報32-iに相当する。以下の説明で
は店舗付加情報45を用いる。
【0051】次に消費者付加情報46は、JANコード
41で示される商品に固有のコミュニティ(掲示板)に
表示(公開、発信)されると共に、当該商品を扱う(販
売する)全店舗に共通に、当該商品の商品情報の一部と
して表示(公開、発信)される。消費者付加情報46は
図3中の消費者側商品情報33に相当する。以下の説明
では消費者付加情報46を用いる。
【0052】以上の、JICFS情報42、事業本部付
加情報43、メーカ付加情報44、及び店舗付加情報4
5の特徴、即ち商品付加情報(商品属性情報)の内訳
(情報発信内容)と表示先(情報発信範囲)を図5に整
理して示す。また、商品情報提供システム15に登録さ
れた複数の店舗、例えば3つの店舗A〜Cで同一商品α
を取り扱う(販売する)場合に、当該システム15(内
のWebサーバ150)により提供される各店舗A〜C
毎の商品情報30-1〜30-3中の上記各情報(商品付加
情報)42〜46の概念を図6に示す。
【0053】このように、本実施形態において消費者に
提供(公開)される商品情報(消費者閲覧用商品情報)
の特徴は、対応する商品に固有のJANコード41をキ
ーとする(店舗非依存の商品共通情報である)JICF
S情報42に加えて、当該商品に関する(店舗非依存の
商品共通情報である)事業本部付加情報43及びメーカ
付加情報44と、当該商品に関する(店舗依存の)店舗
付加情報45と、当該商品に関する消費者の声が反映さ
れた消費者付加情報46の各商品属性情報が付加された
データ構造を適用した点にある。
【0054】ここで事業本部付加情報43は、事業本部
(のシステム管理者)のみが設定・変更可能である。次
にメーカ付加情報44は、対応する商品についての唯一
の書き込み権利者(版権者)のみが設定・変更可能であ
る。この版権者には、該当する商品に関する情報発信
者、即ち該当する商品のメーカ(生産者)、該当する商
品を扱う(店頭登録した)店舗、または、当該店舗が属
するモール(仮想商店街)の管理者(複数店舗管理者、
入力代行者)、卸、問屋など、当該メーカと店舗との中
間に位置する事業者(中間事業者)がなり得る。なお、
以下の説明では、上記中間事業者を便宜的に複数店舗管
理者で代表させるが、中間事業者が卸、問屋、チェーン
本部、代理店等であっても構わないことは勿論である。
【0055】さて、メーカ付加情報44の版権者は1商
品について1人(1事業者)に制限されており、最初は
当該商品のメーカに付与される。この版権(メーカ付加
情報44の書き込み権利)は売買によって移転(譲渡)
可能であるが、本発明に関係しないため説明を省略す
る。
【0056】JICFS情報42、事業本部付加情報4
3及びメーカ付加情報44の表示(発信)範囲は、前記
したように対応する商品を扱う全店舗となる。
【0057】次に店舗付加情報45は、対応する店舗の
他に、当該店舗に関連する中間事業者としての複数店舗
管理者(入力代行者)が設定・変更可能である。この店
舗付加情報45の表示(発信)範囲は、前記したように
該当する店舗のみとなる。
【0058】次に消費者付加情報46は、例えば会員と
して登録された消費者であれば誰でも設定・変更可能で
ある。本実施形態では会員は、後述するように、その住
所等の属性が会員属性管理テーブル110(図11参
照)に登録される。このため、会員属性管理テーブル1
10を利用することで会員が属する地域を特定できる。
そこで、コミュニティへの消費者(会員)の書き込み情
報を予め定められた地域毎に分類し、情報提供先の消費
者(会員)が属する地域に対応した消費者付加情報46
として当該消費者に提供する構成とすることも可能であ
る。この構成は、地域性のある商品の場合に有効とな
る。また、上記の分類を省くために、商品毎で且つ地域
毎のコミュニティを用意し、消費者に対しては、当該消
費者が属する地域に対応したコミュニティを提供する構
成とすることも可能である。なお、本実施形態で適用す
る消費者付加情報46では、即ち商品のみに対応し、消
費者が属する地域に無関係な消費者付加情報46では、
非会員の消費者でも設定・変更可能としても構わない。
本実施形態において消費者付加情報46の表示範囲は、
対応する商品に固有なコミュニティと、対応する商品を
扱う全店舗となる。
【0059】さて本実施形態では、上記JANコード4
1毎の、つまり商品毎の(JICFS情報42、事業本
部付加情報43及びメーカ付加情報44からなる)商品
共通情報は、図7に示すエントリ構造の商品マスタテー
ブル70に登録される。商品マスタテーブル70はDB
151aに保存して管理される。
【0060】商品マスタテーブル70の各エントリは、
JANコード41と、JICFS情報42と、事業本部
付加情報43と、メーカ付加情報44の登録フィールド
を有している。このエントリはまた、当該エントリを対
象とするメーカ付加情報44の書き込み(設定・変更)
が可能な版権者を識別するための版権者ID71と、当
該版権者ID71の示す版権者が暫定的な版権者である
か或いは正規の版権者であるかを示す版権者フラグ(以
下、版権者Fと称する)72の登録フィールドを有して
いる。本実施形態では、版権者F=1(オン)で暫定版
権者を、版権者F=0(オフ)で正規版権者を示す。ま
た版権者F72は、正規版権者または暫定版権者のいず
れも存在しないこと(更にはメーカ付加情報44も未登
録であること)を示すnull値をとることもある。
【0061】ここで、版権者F72のnull値につい
て説明する。まず初期段階の商品マスタテーブル70の
各エントリには、例えばJANコード41及びJICF
S情報42(つまり固定の商品情報である基本商品情
報)だけが設定・登録されており、他のJICFS情報
42、メーカ付加情報44、店舗付加情報45及び版権
者ID71のフィールドは空欄となっている。このエン
トリ状態(初期エントリ状態)を示すために、版権者F
72は予めnull値に設定される。
【0062】またDB151a内には、商品情報提供シ
ステム15に登録されている各店舗(商品情報提供シス
テム15に直接に登録されている各店舗と、商品情報提
供システム15に登録されているモール内の各店舗)に
関する情報を登録した、図8に示すエントリ構造の店舗
マスタテーブル80も保存される。この店舗マスタテー
ブル80の各エントリは、商品情報提供システム15に
登録される店舗に対して当該システム15により付与さ
れた(利用者コードとしての)店舗コード81と、当該
店舗の詳細情報である店舗属性82と、当該店舗で取り
扱う(販売する)商品についてその商品分類を例えば細
分類まで表す(JICFS情報に含まれている)分類コ
ード83の登録フィールドを有している。店舗属性82
は、該当する店舗の店舗名、所在地(住所)、電話番号
等の詳細情報を含む。
【0063】またDB151a内には、上記各店舗毎
に、当該店舗で取り扱う商品に関する情報を登録した、
図9に示すエントリ構造の店舗別商品テーブル90も保
存される。この店舗別商品テーブル90の各エントリ
は、対応する店舗の店舗コード81と、当該店舗の取り
扱い商品(つまり店頭登録商品)を表すJANコード4
1及びこの商品に関する当該店舗に固有の(個別情報と
しての)店舗付加情報45の組の登録フィールドを有し
ている。このJANコード41及び店舗付加情報45の
組は、対応する店舗で取り扱う全ての商品について存在
する。
【0064】またDB151a内には、商品情報提供シ
ステム15の利用者のうちの情報発信者(として登録さ
れる利用者)を管理するための、図10に示すエントリ
構造の情報発信側利用者管理テーブル100も保存され
る。この情報発信側利用者管理テーブル100の各エン
トリは、対応する情報発信者(情報発信側利用者)に付
与されているコード(利用者コード)101と、当該情
報発信側利用者を識別するための利用者ID102と、
当該情報発信側利用者に付与されるパスワード(利用者
パスワード)103の登録フィールドを有している。商
品マスタテーブル70に予め(初期段階から)登録され
ている商品のメーカ(生産者)については、情報発信側
利用者管理テーブル100に予め登録される。また、他
の情報発信者(店舗、複数店舗管理者)については、当
該情報発信者からの情報登録インタフェース211を通
しての登録要求に応じて対応するエントリがコマースメ
ディエーションシステム22により生成されて、当該登
録要求元に付与される利用者ID102と利用者パスワ
ード103とが当該生成エントリに登録される。
【0065】利用者ID102は、該当する利用者(情
報発信者)が流通機構のいずれの段階(階層)に位置す
るか、例えばメーカ(生産者)、複数店舗管理者(中間
事業者)、または店舗(商品販売者)のいずれであるか
の情報発信者種別をも表すようになっている。具体的に
は、店舗以外の利用者ID102には、該当する情報発
信者種別を表す種別情報(例えばメーカであればP、複
数店舗管理者であればM)が付される。したがって、種
別情報が付されていない利用者ID102は店舗のID
となる。情報発信側利用者管理テーブル100上で店舗
の利用者ID102と組をなす利用者コード101は、
店舗マスタテーブル80上では店舗コード81として扱
われる。
【0066】さてコマースメディエーションシステム2
2は、上記情報発信側利用者管理テーブル100への登
録(追加登録)に際しては、登録要求者から、当該登録
要求者が店舗(商品販売者)であるか、或いは複数店舗
管理者であるかといった情報発信者種別、名称、住所、
所在地(住所)、電話番号等の詳細情報を入力させる。
コマースメディエーションシステム22は、入力された
詳細情報に基づき、登録要求者が店舗であれば店舗マス
タテーブル80への追加登録を行う。同様にコマースメ
ディエーションシステム22は、登録要求者が複数店舗
管理者であれば複数店舗管理者マスタテーブルへの追加
登録を、メーカであればメーカマスタテーブル(いずれ
も図示せず)への追加登録を行う。
【0067】なお、複数店舗管理者マスタテーブル及び
メーカマスタテーブルのエントリ構造については店舗マ
スタテーブル80と同様なため説明を省略する。但し、
複数店舗管理者マスタテーブルの各エントリは、そのエ
ントリに登録される複数店舗管理者と取引関係のある
(複数店舗管理者の管理下にある)1つ下の階層の情報
発信者(店舗)の利用者コードが設定されるフィールド
を持つ。
【0068】情報発信側利用者管理テーブル100の各
エントリは、当該エントリに登録されている利用者(情
報発信者)の種別に対応した、商品マスタテーブル7
0、複数店舗管理者マスタテーブル、またはメーカマス
タテーブルへのポインタの登録フィールド(図示せず)
も有している。
【0069】また、DB151aには、会員として登録
された消費者の属性情報を管理するための、図11に示
すエントリ構造の会員属性管理テーブル110も保存さ
れる。会員属性管理テーブル110の各エントリは、対
応する会員に割り当てられているID(会員ID)11
1と、当該会員の詳細情報である会員属性112の登録
フィールドを有している。会員属性112は、会員登録
時に付与されるパスワード(会員パスワード)と、会員
の氏名、年齢、住所、職業、年収、家族構成等の会員属
性情報とを含む。
【0070】また、DB151aには、DBサーバ15
1により消費者に公開される全ての商品毎に用意された
コミュニティ(掲示板)上の情報を登録した、図12に
示すエントリ構造のコミュニティ情報テーブル120も
保存される。このコミュニティ情報テーブル120の各
エントリは、対応する商品のJANコード41と、当該
商品に固有のコミュニティ(掲示板)上の情報(コミュ
ニティ情報)121の登録フィールドを有している。コ
ミュニティ情報121は、該当するコミュニティに感
想、要望、意見等の情報(以下、消費者記入情報と称す
る)122を書き込んだ消費者(ここでは便宜的に会員
として登録された消費者)のID(会員ID111)と
当該消費者記入情報122の組(対)の群からなる。消
費者付加情報46は、この消費者記入情報122の集合
である。
【0071】さて、消費者に提供(公開)する消費者閲
覧用商品情報は、主として、図7の商品マスタテーブル
70、図9の店舗別商品テーブル90及び図12のコミ
ュニティ情報テーブル120の内容に基づいて、DBサ
ーバ151のコマースメディエーションシステム22に
より動的に生成される。この消費者閲覧用商品情報生成
について、図13を参照して説明する。
【0072】商品情報提供システム15内のWebサー
バ150は、消費者がユーザ端末17を操作して、イン
ターネット11を介して商品情報提供システム15にア
クセスすると、所定の商品情報提供ページをコマースエ
ントリシステム21内の情報検索インタフェース212
から当該ユーザ端末17に送信する。
【0073】するとユーザ端末17では、この商品情報
提供ページを所定の情報ページ閲覧ソフトウェア、いわ
ゆるブラウザにより画面表示する。この商品情報提供ペ
ージ上では、従来から知られている店舗検索に加えて、
商品検索、及びキャンペーン検索(販促検索)の要求が
消費者の操作によりユーザ端末17から入力可能なよう
になっている。例えば商品検索では、JICFS情報4
2に従う商品分類、商品名、JANコード41のOR条
件による検索要求が可能であり、キャンペーン検索で
は、期間、地域(または当該地域を特定可能な店舗、或
いは検索要求者の固定電話の電話番号)、JANコード
41のOR条件による検索要求が可能である。
【0074】Webサーバ150のコマースエントリシ
ステム21は、ユーザ端末17から商品検索のための検
索条件が入力されると、当該検索条件を情報検索インタ
フェース212によりコマースメディエーションシステ
ム22に渡す。
【0075】コマースメディエーションシステム22
は、情報検索インタフェース212から渡された検索条
件が商品検索の検索条件の場合、当該条件(ここでは、
JICFS情報42に従う商品分類、商品名、JANコ
ード41のOR条件)により商品マスタテーブル70を
参照して(ステップS1)、当該条件に合致する全ての
商品に関する登録商品情報、即ちJICFS情報42、
事業本部付加情報43及びメーカ付加情報44からなる
商品共通情報を取得する(ステップS2)。
【0076】次にコマースメディエーションシステム2
2は、検索条件に合致する各商品のJANコード41に
よりコミュニティ情報テーブル120を参照して(ステ
ップS3)、当該商品に固有のコミュニティ上の情報
(消費者記入情報122)の集合である消費者付加情報
46を取得する(ステップS4)。
【0077】次にコマースメディエーションシステム2
2は、検索条件に合致する各商品のJANコード41に
より店舗別商品テーブル90を参照して、当該各商品を
それぞれ取り扱っている(店頭登録している)全ての店
舗(の店舗コード)を検索することにより、その商品及
び店舗に固有の個別情報である店舗付加情報45を取得
し、当該店舗付加情報45と、商品マスタテーブル70
から得られた商品毎の商品共通情報と、コミュニティ情
報テーブル120から得られる商品毎の消費者付加情報
46とを組み合わせた(前記商品情報30-1〜30-4に
相当する)消費者閲覧用商品情報を生成する(ステップ
S5)。
【0078】このステップS5において、コマースメデ
ィエーションシステム22は上記検索した店舗の店舗コ
ードにより店舗マスタテーブル80を参照して、当該店
舗コードと対応付けて登録されている全ての分類コード
を取り出す。そしてコマースメディエーションシステム
22は、取り出した分類コードから当該店舗コードの示
す店舗で取り扱っている商品分類(つまり登録商品カテ
ゴリ)を判断して、その店舗のジャンル(つまり店舗分
類)を決定し、消費者閲覧用商品情報中に店舗付加情報
45と対応付けて設定する。これにより分類コードが水
産加工食品を示すときは、該当する店舗ジャンルは例え
ば「魚屋」となる。ここで、この店舗の取扱商品として
新たに日本酒が登録された場合には、当該日本酒のJA
Nコード41で特定されるJICFS情報42中の分類
コードは商品分類(小分類)としてアルコール飲料を示
すことから、店舗ジャンルは「魚屋」から「魚屋」+
「酒屋」となる。
【0079】このように本実施形態では、情報発信者が
店舗のジャンルを登録(意識)しなくても、当該店舗の
登録商品のJANコード41に対応したJICFS情報
42中の分類コードから、商品情報提供システム15側
で自動的に当該ジャンルを決定して管理することができ
る。また、消費者側から見て、店舗で扱う商品と当該店
舗のジャンルとがきっちり対応付いていることから、店
舗検索に商品分類、店舗ジャンルも利用でき、店舗検索
が容易となる。
【0080】コマースエントリシステム21内の情報検
索インタフェース212は、ユーザ端末17からの消費
者操作による検索要求に対する結果として、コマースメ
ディエーションシステム22により生成された、検索条
件に合致する商品毎の商品情報を、例えば図6の概念図
のように、当該商品を扱う各店舗別に商品情報提供ペー
ジ上に提供(公開)する。本実施形態では、消費者が当
該商品情報提供ページ上で所望の商品名、或いは店舗名
を選択(例えばマウスクリック)すると、該当する情報
公開ページ(サイト)、例えば当該商品名の商品の購入
手続きが可能な情報ページ、或いは当該店舗に登録され
ている商品の購入手続きが可能な情報ページにジャンプ
できる。そのため、商品情報提供ページ上の商品名、店
舗名には、それぞれジャンプ先ページを示すリンク先情
報としての当該ページのアドレス(URLアドレス)が
付加されている。また本実施形態では、商品情報提供ペ
ージ上の店舗別の商品情報の詳細情報を閲覧することも
可能である。
【0081】次に、本実施形態における商品マスタテー
ブル70への商品情報(商品属性情報)登録処理につい
て説明する。まず、商品マスタテーブル70に未登録の
商品に関する商品情報(商品属性情報)の登録処理、即
ち商品情報の新規登録処理について、図14のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0082】利用者は、商品情報の新規登録が必要な場
合、ユーザ端末16を操作し、当該利用者のID及びパ
スワードを用いて商品情報提供システム15にログイン
する。そして利用者は、商品情報提供システム15に対
して商品情報の新規登録を要求する。この要求は、商品
情報提供システム15内のWebサーバ150により、
コマースエントリシステム21の情報登録インタフェー
ス211を通して受け付けられる。すると、情報登録イ
ンタフェース211からDBサーバ151のコマースメ
ディエーションシステム22に、商品情報の新規登録要
求が通知される。
【0083】コマースメディエーションシステム22
は、商品情報の新規登録要求を受け付けると、ログイン
時の利用者IDを情報登録インタフェース211から受
け取る(ステップS11)。そしてコマースメディエー
ションシステム22は、商品マスタテーブル70のエン
トリを新たに1つ生成する(ステップS12)次にコマ
ースメディエーションシステム22は、受け取った利用
者IDから(或いは利用者IDの示す新規登録要求者
が、メーカマスタテーブルにより管理されているか否か
により)、新規登録要求者がメーカであるか否かを判定
する(ステップS13)。
【0084】コマースメディエーションシステム22
は、新規登録要求者がメーカであれば、生成したエント
リ中の版権者F72を“0”に設定し(ステップS1
4)、メーカでなければ、当該版権者F72を“1”に
設定する(ステップS15)。そしてコマースメディエ
ーションシステム22は、ステップS12で生成したエ
ントリ中の版権者ID71のフィールドに、上記受け取
った利用者IDを設定する(ステップS16)。
【0085】次にコマースメディエーションシステム2
2は、新規登録要求者からの新規登録の対象となる商品
情報の入力を受け付けて、上記生成したエントリへの当
該商品情報の書き込み(登録)を行う(ステップS1
7)。ここで、新規登録要求者が店舗でない場合には、
店舗付加情報45の書き込みは禁止される。但し、新規
登録要求者が複数店舗管理者の場合、当該管理者の管理
下にある店舗の店舗付加情報45については書き込み可
能である。
【0086】このように、商品情報の新規登録処理は、
情報発信側利用者管理テーブル100に登録された利用
者であれば、メーカ、複数店舗管理者、店舗に無関係に
実行可能である。但し、メーカは正規版権者(F=0)
として登録されるが、複数店舗管理者または店舗は暫定
版権者(F=1)として登録される。
【0087】次に、商品マスタテーブル70内エントリ
へのメーカ付加情報44の書き込み(または商品マスタ
テーブル70内エントリ中のメーカ付加情報44の変
更)処理について、図15のフローチャートを参照して
説明する。版権者は、メーカ付加情報の書き込み(設定
変更)が必要な場合、ユーザ端末16を操作し、当該版
権者(利用者)のID及びパスワードを用いて商品情報
提供システム15にログインする。そして版権者は、商
品情報提供システム15に対してメーカ付加情報書き込
みを要求し、目的の商品のJANコードを入力する。こ
のJANコード付きの要求は、商品情報提供システム1
5内のWebサーバ150により、コマースエントリシ
ステム21の情報登録インタフェース211を通して受
け付けられる。すると、情報登録インタフェース211
からDBサーバ151のコマースメディエーションシス
テム22にメーカ付加情報書き込み要求が通知される。
【0088】コマースメディエーションシステム22
は、メーカ付加情報書き込み要求を受け付けると、ログ
イン時の利用者IDと当該メーカ付加情報書き込み要求
に付されているJANコードとを情報登録インタフェー
ス211から受け取る(ステップS21)。
【0089】次にコマースメディエーションシステム2
2は、受け取ったJANコードにより商品マスタテーブ
ル70を参照して、当該コードに一致するJANコード
41が登録されているエントリの情報(つまり指定商品
の商品情報)を取得する(ステップS22)。そしてコ
マースメディエーションシステム22は、取得したエン
トリ情報中の版権者F72がnull値であるか否か、
つまり版権者ID71(メーカ付加情報44)が未登録
であるか否かをチェックする(ステップS23)。
【0090】もし版権者F72がnull値であれば、
コマースメディエーションシステム22はログイン時の
利用者IDに基づいて、書き込み要求者が正規版権者と
なり得る該当する商品のメーカであるか否かをチェック
することで、書き込み要求者を正規版権者とするか暫定
版権者とするかを判断する(ステップS24)。そして
コマースメディエーションシステム22は、商品マスタ
テーブル70内の該当エントリ中の版権者F72を、書
き込み要求者がメーカであれば正規版権者を示す0にセ
ットし(ステップS25)、メーカ以外であれば暫定版
権者を示す1にセットする(ステップS26)。続いて
コマースメディエーションシステム22は、商品マスタ
テーブル70内の該当エントリの版権者ID71のフィ
ールドに利用者IDを設定登録する(ステップS2
7)。これにより、版権者ID71(メーカ付加情報4
4)が未登録の状態では、書き込み要求者がメーカであ
れば正規版権者として登録され、メーカ以外(複数店舗
管理者、店舗)であれば暫定版権者として登録される。
【0091】次にコマースメディエーションシステム2
2は、書き込み要求者に対し、要求された商品のメーカ
付加情報の書き込み(設定)を情報登録インタフェース
211を通して許可し、当該要求者からの書き込みの対
象となるメーカ付加情報の入力を受け付けて、商品マス
タテーブル70内該当エントリのメーカ付加情報44の
フィールドに当該メーカ付加情報を書き込む処理を行う
(ステップS28)。
【0092】一方、版権者F72がnull値でない場
合、つまり版権者ID71(メーカ付加情報44)が既
登録の場合には、コマースメディエーションシステム2
2は利用者IDが上記取得したエントリ情報中の版権者
ID71に一致するか否かをチェックする(ステップS
29)。
【0093】もし利用者IDが版権者ID71に一致す
るならば、コマースメディエーションシステム22は書
き込み(設定変更)要求者が指定商品のメーカ付加情報
44の版権者であると判断する。この場合、コマースメ
ディエーションシステム22は上記ステップS28の処
理、即ち書き込み要求者からの書き込みの対象となるメ
ーカ付加情報の入力を受け付けて、商品マスタテーブル
70内該当エントリのメーカ付加情報44のフィールド
に当該メーカ付加情報を書き込む処理を行う。
【0094】但し、ここでの書き込み処理は、上記した
F=nullのときとは異なって、メーカ付加情報の新
規登録ではなく、既登録のメーカ付加情報の変更(更
新)となる。このとき、変更前のメーカ付加情報44を
含む商品情報が消費者に公開されているならば、コマー
スメディエーションシステム22は当該公開中の商品情
報を変更後のメーカ付加情報44により更新し、メーカ
付加情報44の変更を対応する全ての表示先に直ちに反
映させる。
【0095】これに対し、利用者IDが版権者ID71
に一致しない場合、コマースメディエーションシステム
22はステップS23でのチェックに用いた版権者F7
2が1であるか否かを調べる(ステップS30)。もし
F=1であるならば、コマースメディエーションシステ
ム22は現在の版権者が暫定版権者であると判断し、ロ
グイン時の利用者IDに基づいて、書き込み要求者が
(正規版権者となり得る該当する商品の)メーカである
か否かをチェックする(ステップS31)。
【0096】書き込み要求者がメーカの場合、コマース
メディエーションシステム22は現在の暫定版権者に代
えて当該要求者を正規版権者として登録するために、商
品マスタテーブル70内の該当エントリ中の版権者F7
2を1から0に切り替え設定すると共に、当該エントリ
中の(暫定版権者の)版権者ID71を書き込み要求者
(メーカ)の利用者IDに変更設定する(ステップS2
5,S27)。このように、正規版権者の登録に同期し
て、暫定版権者が消滅する。
【0097】正規版権者の登録が終了するとステップS
28に進み、商品マスタテーブル70内の該当エントリ
中のメーカ付加情報44を、書き込み要求者(ここでは
新規登録された正規版権者)から入力されるメーカ付加
情報に変更する処理が行われる。
【0098】一方、利用者IDと版権者ID71とが一
致しない場合で(ステップS29)、且つF=0、即ち
現在の版権者が正規版権者であるか(ステップS3
0)、或いはF=1であっても、つまり現在の版権者が
暫定版権者であっても、書き込み要求者が(正規版権者
となり得る該当する商品の)メーカ以外の場合には(ス
テップS31)、コマースメディエーションシステム2
2は書き込み要求者に対して情報登録インタフェース2
11を通してメーカ付加情報の書き込み不許可を通知す
る(ステップS32)。
【0099】以上の説明では、便宜的に、販促情報はメ
ーカ付加情報44の一部として扱われ、メーカ以外は基
本的には設定・変更できないものとした。しかし本実施
形態では、販促情報自体は、メーカに限らず、複数店舗
管理者(中間事業者)及び店舗、つまり流通機構の各段
階(階層)の事業者が同一商品に関してそれぞれ固有の
販促情報を設定登録可能としている。この場合、店舗毎
で且つ階層毎に、同一商品に関してそれぞれ固有の販促
情報の表示エリアが確保可能な場合には問題ない。とこ
ろが、表示スペースの関係で例えば1種類の販促情報し
か表示できない場合には、表示されない販促情報が生じ
る。
【0100】そこで本実施形態では、限られた表示エリ
アに各店舗別に同一商品についての販促情報を表示する
のに、動的な優先順位付けによる優先順位制御を行う構
成を適用している。具体的には、メーカ、複数店舗管理
者、店舗がそれぞれ販促(キャンペーン)を行う場合
に、各々の立場での販促情報の表示優先順位を契約内容
によって決定している。例えば商品情報公開時に広告表
示を行うことの対価として広告料を支払うメーカの販促
情報表示優先順位を最も高くし、登録が無料で行える店
舗の優先順位を最も低くする。つまり、表示優先順位
を、メーカ>複数店舗管理者>店舗とする。これによ
り、メーカ、複数店舗管理者は、取引のある店舗の販促
を支援することができ、店舗は流通機構での取引関係者
の支援を受けながら商品販促を行うことができる。な
お、店舗が提供する販促情報の発信(表示)範囲は当該
店舗に限られ、複数店舗管理者が提供する販促情報の発
信範囲は当該複数店舗管理者の管理下にある店舗(店
子)に限られる。この点で、メーカXが提供する店舗非
依存の販促情報と異なる。
【0101】ところで、販促は一般に期間が定められ
る。つまり販促情報は販促期間の情報を持つ。そこで、
複数件の販促情報が予約可能な構成とし、対応する販促
期間に応じて販促情報の表示優先順位を制御するように
してもよい。ここで、上述のメーカ>複数店舗管理者>
店舗といった表示優先順位を併用し、期間が重複した場
合には、その重複期間は表示優先順位の高い方を優先さ
せるようにしてもよい。
【0102】さて、上記したように、本実施形態におい
てメーカ、複数店舗管理者が取引のある店舗の販促を支
援できるのは、メーカ、複数店舗管理者が、流通機構上
のそれぞれの階層の立場で、個別店舗で必要とする商品
属性情報としての販促情報を、当該店舗に代わって設定
登録できる代行登録機能、言い換えるならば、メーカ、
複数店舗管理者が、個別店舗の商品属性情報を当該店舗
に卸す、情報の卸機能が用意されているためである。
【0103】次に、マーケティング機能を実現するため
のコマースメディエーションシステム22及びマーケテ
ィングフィードバックシステム23の機能構成につい
て、図16のブロック図を参照して説明する。
【0104】コマースメディエーションシステム22
は、商品提供側(流通機構側、売り手側、情報発信者
側)により情報登録インタフェース211を介して行わ
れる商品情報(商品属性情報)登録操作等のログ、つま
り商品提供側の行為のログを採取する商品提供側ログ採
取部221と、消費者により情報検索インタフェース2
12を介して行われる商品情報検索等のログ、及び商品
情報提供ページから商品購入手続きが可能なサイトへの
ジャンプ、当該サイトでの購入手続き等のログ(リクエ
ストのログ)、つまり消費者側の行為のログを採取する
消費者ログ採取部222とを有する。商品提供側ログ採
取部221により採取されたログ情報(商品提供側ロ
グ)はDB151a内に置かれる商品提供側ファイル2
01に保存され、消費者ログ採取部222により採取さ
れたログ情報(消費者ログ)はDB151a内の消費者
ログファイル202に保存される。
【0105】マーケティングフィードバックシステム2
3は、商品提供側ファイル201及び消費者ログファイ
ル202の両ファイルのログ情報と属性(ログのもとに
なった行為者の属性、即ち商品提供側となる情報登録者
の属性と消費者の属性)とに基づいて、商品提供側(売
り手側)の行為及び属性と消費者側の行為及び属性との
相関関係を抽出し、商品提供側(売り手側)向けのマー
ケティング情報を作成するマーケティング情報作成部2
31を有する。マーケティング情報作成部231は、個
々の消費者(買い手)向けの商品・店舗の紹介情報(商
品案内情報)も作成する。上記マーケティング情報はD
B151a内のマーケティング情報ファイル203に保
存される。
【0106】マーケティングフィードバックシステム2
3はまた、消費者ログファイル202に基づいて商品分
類毎と、商品分類毎で且つ予め定められた地域毎の、そ
れぞれの売れ筋情報(売れ筋ランキング情報)を作成す
る売れ筋情報作成部232と、消費者ログファイル20
2に基づいて商品分類毎と、商品分類毎で且つ予め定め
られた地域毎の、それぞれ当該分類に属する商品の商品
情報に対するアクセス状況情報(アクセスランキング情
報)を作成するアクセス状況情報作成部233と、消費
者ログファイル202に基づいて商品毎と、商品毎で且
つ予め定められた地域毎の、それぞれ当該商品と一緒に
買われることの多い商品のリスト(関連商品リスト)を
作成する関連商品リスト作成部234とを有する。上記
売れ筋情報、上記アクセス状況情報、上記関連商品リス
トは、DB151a内のそれぞれ売れ筋情報ファイル2
04、アクセス状況情報ファイル205、関連商品リス
トファイル206に保存される。
【0107】次に、マーケティングフィードバックシス
テム23を中心とする動作について図17の動作説明図
を参照して説明する。まず、商品提供側ログ採取部22
1により採取されて商品提供側ファイル201に保存さ
れるログには、商品登録のログ、販促情報の登録・更新
のログ、画面デザイン更新(商品情報提供ページ、各店
舗側の情報公開ページ等のページ画面のデザイン更新)
のログ、及び小売価格の割引情報の更新のログ等があ
る。このログは、各情報登録者のID(利用者ID)に
対応付けて、行為の内容(実行内容)と対象商品(実行
対象商品)の情報とが記録される記録形式を適用してい
る。例えば商品αについてのメーカによる販促情報を含
むメーカ付加情報44の登録であれば、IDとして当該
メーカのID(利用者ID、版権者ID)が、実行内容
として販促情報更新(登録・更新)内容が、実行対象商
品として商品αが記録される。上記販促情報更新内容
は、販促の分類情報であり、旅行招待、プレゼント、新
商品紹介、新店舗開店案内などである。
【0108】一方、消費者ログ採取部222により採取
されて消費者ログファイル202に保存されるログに
は、消費者による商品情報検索のログと、商品情報検索
に基づいて表示される商品情報に関する詳細情報の閲覧
等のログ、該当する商品または店舗の情報公開ページ
(サイト)へのジャンプのログ、及び当該ジャンプ先で
の商品購入(商品購入手続き)のログのような、消費者
のリクエストのログがある。このログは、商品提供側ロ
グと同様に、各消費者のID(利用者ID)に対応付け
て、実行内容と実行対象商品の情報とが記録される記録
形式を適用している。ここで、商品購入(商品購入手続
き)のログの元情報は、上記ジャンプ先、つまり消費者
の購入手続きが可能な情報公開ページのサイトに存在す
る。これを利用することで、商品提供側ログ採取部22
1での当該商品購入のログが採取できる。
【0109】さて、マーケティング情報作成部231
は、例えば定期的にマーケティング情報ファイル203
の更新を行う。このマーケティング情報ファイル203
の更新は次のように行われる。まずマーケティング情報
作成部231は、商品提供側ファイル201及び消費者
ログファイル202内の過去の全期間に亘るログ、また
は最新の一定期間のログ、または現在と同じ季節の範囲
内のログと、そのログのもとになった行為者の属性、つ
まり商品提供側となる情報登録者と消費者の双方の属性
とをもとに、商品提供側と消費者側の行為及び属性の相
関関係を、所定の組み合わせについてそれぞれ抽出する
(ステップS61)。
【0110】ここで属性は、対応する行為者のID情報
によりDB151a内の該当するテーブルを参照するこ
とで取得できる。例えば商品提供側であれば、利用者I
D(102)により図10の情報発信側利用者管理テー
ブル100を参照して、当該利用者ID(102)と対
をなす利用者コード(101)が登録されているエント
リを探し、そのエントリ中のポインタ登録フィールド
(図示せず)に設定されているポインタの指すマスタテ
ーブル、つまり店舗マスタテーブル80、または複数店
舗管理者マスタテーブル、またはメーカマスタテーブル
(何れも図示せず)を、当該利用者コード(101)に
より参照することで、対応する属性、即ち店舗属性、ま
たは複数店舗管理者属性、またはメーカ属性(名称、所
在地等)を取得できる。同様に、消費者側であれば、会
員IDにより図11の会員属性管理テーブル110を参
照することで、対応する会員属性(住所、性別、職業
等)を取得できる。但し、図17では、この属性を取得
する経路については省略されている。
【0111】商品提供側と消費者側の行為の相関関係の
代表的な例を以下に示す。 (1)どのような商品、或いはどのような種類(商品分
類)の商品は、どのような種類の販促を行うと、どのよ
うな属性(性別、年齢、地域)の消費者に良く売れる
か。つまり、各商品(商品分類)について、販促種類と
消費者属性別の売れ行きとの関係である。この他に、各
商品(商品分類)について、販促種類と消費者属性を考
慮しない単なる売れ行きとの関係もある。具体的には、
日本酒は割引の方がプレゼントより売れ行きが上がると
か、ワインは割引きよりプレゼントの方が売れ行きが上
がるなどである。
【0112】(2)どのような商品、或いはどのような
種類(商品分類)の商品の商品情報は、どのような種類
の販促を行うと、どのような属性(性別、年齢、地域)
の消費者の閲覧数が増加するか。つまり、各商品(商品
分類)について、販促種類と消費者属性別の閲覧回数と
の関係。この他に、各商品(商品分類)について、販促
種類と消費者属性を考慮しない単なる閲覧回数との関係
もある。
【0113】マーケティング情報作成部231は、ステ
ップS61で抽出した、上記(1),(2)に示したよ
うな商品提供側(売り手側)と消費者側の行為及び属性
の相関関係に基づいて、商品提供側(メーカ、複数店舗
管理者、店舗)のそれぞれに対して、それぞれの立場に
立った販売戦略、次の商品企画のヒントとなるマーケテ
ィング情報を作成する(ステップS62)。
【0114】マーケティング情報作成部231はまた、
上記ステップS62において、個々の消費者(買い手)
の属性(年類、性別、地域)別に、その消費者にとって
有用な商品・店舗の紹介情報(商品案内情報)を作成す
る。ここでは、例えば上記(1)または(2)の相関関
係と、個々の消費者の属性とに基づいて、その消費者に
ふさわしい、つまり、その消費者が興味を持っていると
推測される商品と当該商品が店頭登録されている店舗の
リストを(消費者向けの商品・店舗紹介情報として)作
成する。このリスト中の店舗を、消費者の購買につなが
る可能性のある販促を行っている店舗に限定することも
可能である。また、立場を変えることで、同じ情報か
ら、商品提供側(メーカ、複数店舗管理者、店舗)のそ
れぞれに対して、各商品または商品分類別にアプローチ
すべき消費者の情報(クラスタ情報)を作成することも
可能である。
【0115】マーケティング情報作成部231は、マー
ケティング情報ファイル203の内容を上記作成した最
新のマーケティング情報及び消費者向け商品・店舗紹介
情報に更新する。なお、マーケティング情報作成部23
1において、消費者ログファイル202に基づいて、各
消費者の商品情報検索時の検索条件、検索条件にヒット
した場合に詳細情報まで参照したか、別の検索条件で再
度検索をしたか、検索と閲覧を繰り返しているか、詳細
情報は見ても購入まで進まずに再度検索をしているか、
詳細情報を見て購入に進んだか、商品の概要だけで購入
に進んだかなど、各消費者の履歴を追跡することで、消
費者全体の振るまいの傾向を抽出して商品分類別の消費
者動向の集計データを取得し、当該集計データを消費者
に公開することも可能である。
【0116】コンテンツキャスティングシステム24
は、例えばマーケティング情報が更新される毎に、マー
ケティング情報ファイル203に保存されているマーケ
ティング情報を該当者に例えばメール配送部241を介
して配送する。
【0117】一方、マーケティングフィードバックシス
テム23内の売れ筋情報作成部232は、消費者ログフ
ァイル202内の商品購入のログと、そのログのもとに
なった消費者の属性とをもとに、商品分類毎に、その分
類中の商品群の中で、良く売れている商品のランキング
を抽出すると共に、商品分類毎で且つ(消費者が居住す
る)地域毎に、良く売れている商品のランキングを抽出
し、それぞれ対応する売れ筋情報を作成する。ここで、
消費者の性別、年齢層別の条件を加えた売れ筋情報を作
成することも可能である。また、メーカ毎の売れ筋情報
を作成することも、当該メーカ毎の売れ筋情報に、消費
者の地域、更には性別、年齢層別の条件を加えた売れ筋
情報とすることも可能である。
【0118】売れ筋情報作成部232は、売れ筋情報を
作成すると、売れ筋情報ファイル204の内容を当該作
成した売れ筋情報に更新する。
【0119】次にアクセス状況情報作成部233は、消
費者ログファイル202内の商品情報検索のログ及び商
品情報検索に基づいて表示される商品情報に関する詳細
情報の閲覧のログと、そのログのもとになった消費者の
属性とをもとに、商品分類毎に、良くアクセスされる
(つまり消費者が興味を持っている)商品情報のランキ
ングを抽出すると共に、商品分類毎で且つ(消費者が居
住する)地域毎に、良くアクセスされる(つまり消費者
が興味を持っている)商品情報のランキングを抽出し、
それぞれ対応するアクセス状況情報を作成する。ここ
で、消費者の性別、年齢層別の条件を加えたアクセス状
況情報を作成することも可能である。つまり、商品分
類、消費者の地域、性別、年齢層別といった評価軸を幾
種類か変えた多軸評価(多軸分析)によりアクセス状況
情報を作成することも可能である。
【0120】アクセス状況情報作成部233は、アクセ
ス状況情報を作成すると、アクセス状況情報ファイル2
05の内容を当該作成したアクセス状況情報に更新す
る。
【0121】次に関連商品リスト作成部234は、消費
者ログファイル202内の商品購入のログと、そのログ
のもとになった消費者の属性とをもとに、各商品毎に、
当該商品と一緒に買われることの多い商品のリスト(関
連商品リスト)を作成すると共に、各商品毎で且つ(消
費者が居住する)地域毎に、当該商品と一緒に買われる
ことの多い商品のリスト(関連商品リスト)を作成す
る。この商品リストから、例えば辛口の日本酒と一緒に
干物が買われることが多いこと、つまり辛口の日本酒を
購入する人は一緒に干物を購入する傾向が高いといった
ことを知ることができる。ここで、消費者の性別、年齢
層別の条件を加えた関連商品リストを作成することも可
能である。
【0122】関連商品リスト作成部234は、関連商品
リストを作成すると、関連商品リストファイル206の
内容を当該作成した関連商品リストに更新する。
【0123】なお、売れ筋情報ファイル204、アクセ
ス状況情報ファイル205及び関連商品リストファイル
206の情報も、前記マーケティング情報と同様に商品
提供側と消費者側とに提供することが可能である。ま
た、利用者が検索条件を入力することで、利用者側が必
要とする情報のみを提供することも可能である。
【0124】そこで、本発明に直接関係する情報検索機
能を実現するコマースメディエーションシステム22の
情報検索部の機能構成について、図18のブロック図を
参照して説明する。
【0125】コマースメディエーションシステム22
は、図16に示した商品提供側ログ採取部221及び消
費者ログ採取部222の他に、JANコードを含む検索
条件による商品マスタテーブル70を対象とする販促情
報検索を行う販促情報検索部223と、JANコードを
含む検索条件による売れ筋情報ファイル204を対象と
する売れ筋情報検索を行う売れ筋情報検索部224とを
有する。
【0126】コマースメディエーションシステム22は
また、JANコードを含む検索条件によるアクセス状況
情報ファイル205を対象とするアクセス状況情報検索
を行うアクセス状況情報検索部225と、JANコード
を含む検索条件による関連商品リストファイル206を
対象とする関連商品リスト検索を行う関連商品リスト検
索部226とを有する。
【0127】次に、コマースメディエーションシステム
22(内の各検索部223〜226)による商品関連情
報検索処理について、図19乃至図21のフローチャー
トを参照して説明する。
【0128】まず、コマースメディエーションシステム
22からコマースエントリシステム21の情報検索イン
タフェース212を介してユーザ端末17に配信された
商品情報提供ページ上で、消費者が商品関連情報検索要
求を当該ユーザ端末17から入力したものとする。この
要求はインターネット11を介して情報検索インタフェ
ース212で受け取られ、コマースメディエーションシ
ステム22に渡される。
【0129】コマースメディエーションシステム22
(の制御部)は、ユーザ端末17からの情報検索要求を
情報検索インタフェース212から受け取ると、情報検
索要求元に対して検索の対象となる情報(商品関連情
報)の種類を選択させる(ステップS71)。本実施形
態では、販促情報(キャンペーン情報)、売れ筋情報、
アクセス状況情報、関連商品リスト、商品情報、店舗情
報等が検索対象となる。但し、図19乃至図21のフロ
ーチャートには、検索対象が、販促情報、売れ筋情報、
または関連商品リストの場合についてのみ示されてい
る。
【0130】コマースメディエーションシステム22
は、検索対象情報種類が入力されると、その情報種類が
販促情報であるときは(ステップS72)、当該システ
ム22内の販促情報検索部223に制御を渡す。
【0131】すると販促情報検索部223は、情報検索
要求元に対してJANコードを含む検索条件を入力させ
る(ステップS73)。利用可能な販促情報の検索条件
は、説明の簡略化のために、JANコードのみ、JAN
コード+店舗の電話番号、JANコード+利用者ID
(または利用者の電話番号であり、利用者が属する地域
を特定するのに必要な固定電話の電話番号)の3種類と
する。但し、実際には、既に述べたように、期間(販促
期間)を検索条件に入れることも可能であり、また個々
の要素のOR条件を検索条件とすることも可能である。
【0132】次に販促情報検索部223は、情報検索要
求元(のユーザ端末17)から検索条件が入力される
と、その検索条件をチェックし、JANコードのみであ
れば(ステップS74)、当該JANコードにより商品
マスタテーブル70を参照して、当該JANコードに対
応付けられているメーカ付加情報44からメーカ(版権
者)独自の販促情報を取得する(ステップS75,S7
6)。販促情報検索部223は、検索した販促情報を情
報検索インタフェース212からインターネット11経
由で検索要求元(のユーザ端末17)に返す(ステップ
S77)。
【0133】なお、商品マスタテーブル70から販促情
報を検索する他に、店舗別商品テーブル90を参照し
て、当該JANコードに対応付けられている全ての店舗
について、その店舗付加情報45から店舗(または複数
店舗管理者)独自の販促情報を検索することも可能であ
る。ここで、表示エリアの都合で全販促情報を同時に表
示できない場合には、まずメーカの販促情報を優先表示
し、以後は検索要求者からの切り替え(次情報表示)要
求に応じて複数店舗管理者の販促情報、店舗の販促情報
の順で切り替え表示すればよい。
【0134】また、先に述べた複数の販促情報が予約可
能な構成では、現時点における販促情報と予約された全
ての販促情報とを検索して検索要求元に提示するように
してもよい。この場合、まず現時点における販促情報を
優先表示し、以後は検索要求者からの切り替え(次情報
表示)要求の都度、後続の販促情報を時系列順に切り替
え表示すればよい。
【0135】一方、入力された検索条件が「JANコー
ド+店舗の電話番号」のとき(A+Bの表現は、AとB
のAND条件であることを示す)は、販促情報検索部2
23は当該「JANコード+店舗の電話番号」で店舗の
販促情報を検索する(ステップS78〜S80)。具体
的には、まずJANコードにより店舗別商品テーブル9
0を参照して、当該JANコードに対応付けられている
全ての店舗の店舗コード81を取得する。次に、取得し
た各店舗コード81により店舗マスタテーブル80を参
照して、検索条件中の店舗電話番号に一致する電話番号
が含まれている店舗属性82を検索する。そして、該当
する店舗属性82を持つ店舗の店舗コード81により店
舗マスタテーブル80を参照することで、当該店舗コー
ド81に対応付けられている店舗付加情報45から店舗
(または複数店舗管理者)独自の販促情報を取得する。
【0136】販促情報検索部223は、検索条件に合致
する店舗の販促情報、つまり指定のJANコードの示す
商品を扱い、且つ指定の電話番号を持つ店舗の販促情報
を取得すると、当該販促情報を情報検索インタフェース
212からインターネット11経由で検索要求元(のユ
ーザ端末17)に返す(ステップS77)。
【0137】次に、入力された検索条件が「JANコー
ド+利用者ID(または利用者の固定電話番号)」のと
きは、販促情報検索部223は利用者ID(または固定
電話番号)から利用者(検索要求者)が属する地域を特
定する(ステップS81,S82)。具体的には、利用
者ID、つまり会員IDの場合には、当該IDで会員属
性管理テーブル110を参照することで、当該IDに対
応付けられている会員属性112から検索要求者(利用
者)の属する地域を特定する。また、固定電話番号の場
合、当該電話番号の局番から、検索要求者(利用者)の
属する地域を特定する。
【0138】次に販促情報検索部223は、指定された
検索条件中のJANコードとステップS82で特定した
地域(の情報)とからなる新たな検索条件「JANコー
ド+地域」で店舗の販促情報を検索する(ステップS8
3,S84)。具体的には、まずJANコードにより店
舗別商品テーブル90を参照して、当該JANコードに
対応付けられている全ての店舗の店舗コード81を取得
する。次に、取得した各店舗コード81により店舗マス
タテーブル80を参照して、新たな検索条件中の地域内
の住所(または局番を持つ電話番号)が含まれている店
舗属性82を検索する。そして、該当する店舗属性82
を持つ店舗の店舗コード81により店舗マスタテーブル
80を参照することで、当該店舗コード81に対応付け
られている店舗付加情報45から店舗(または複数店舗
管理者)独自の販促情報を取得する。
【0139】販促情報検索部223は、検索条件に合致
する店舗の販促情報、つまり指定のJANコードの示す
商品を扱い、且つ検索要求者が属する地域内にある店舗
の販促情報を取得すると、当該販促情報を情報検索イン
タフェース212からインターネット11経由で検索要
求元(のユーザ端末17)に返す(ステップS77)。
【0140】以上、指定された検索対象情報種類が販促
情報の場合の検索処理について説明した。
【0141】次に、指定された検索対象情報種類が売れ
筋情報の場合の検索処理について説明する。コマースメ
ディエーションシステム22(の制御部)は、検索対象
情報種類が売れ筋情報であるときは(ステップS8
5)、売れ筋情報検索部224に制御を渡す。
【0142】すると売れ筋情報検索部224は、情報検
索要求元に対してJANコードを含む検索条件を入力さ
せる(ステップS86)。利用可能な売れ筋情報の検索
条件は、説明の簡略化のために、JANコードのみ、J
ANコード+利用者ID(または利用者の固定電話番
号)の2種類とする。
【0143】次に売れ筋情報検索部224は、情報検索
要求元(のユーザ端末17)から検索条件が入力される
と、その検索条件をチェックし、JANコードのみであ
れば(ステップS87)、当該JANコードにより商品
マスタテーブル70を参照して、当該JANコードに予
め対応付けられている既存の商品属性情報(商品付加情
報時)であるJICFS情報42からJICFS分類コ
ード(商品分類コード)を取得する(ステップS8
8)。
【0144】次に売れ筋情報検索部224は、取得した
分類コードで売れ筋情報ファイル204を検索し、当該
分類コードの示す商品分類の売れ筋情報、つまり指定の
JANコードの示す商品と同一商品分類の売れ筋情報を
取得する(ステップS89,S90)。そして売れ筋情
報検索部224は、取得した売れ筋情報を情報検索イン
タフェース212から検索要求元(のユーザ端末17)
に返す(ステップS91)。
【0145】一方、入力された検索条件が「JANコー
ド+利用者ID(または利用者の固定電話番号)」のと
きは(ステップS92)、売れ筋情報検索部224は利
用者ID(または固定電話番号)から(前記した販促情
報検索部223による地域特定処理と同様にして)検索
要求者が属する地域を特定する(ステップS93)。
【0146】次に売れ筋情報検索部224は、前記ステ
ップS88と同様にして、検索条件中のJANコードの
示す商品の分類を示す商品分類コードを取得する(ステ
ップS94)。
【0147】次に売れ筋情報検索部224は、取得した
商品分類コードとステップS93で特定した地域(の情
報)とからなる新たな検索条件「分類コード+地域」
で、売れ筋情報ファイル204から売れ筋情報を検索す
ることで、検索条件中のJANコードの示す商品と同一
商品分類の、検索要求者が属する地域における売れ筋情
報を取得する(ステップS95,S96)。そして売れ
筋情報検索部224は、取得した売れ筋情報を情報検索
インタフェース212から検索要求元(のユーザ端末1
7)に返す(ステップS91)。
【0148】以上、指定された検索対象情報種類が売れ
筋情報の場合の検索処理について説明した。
【0149】次に、指定された検索対象情報種類が関連
商品リストの場合の検索処理について説明する。コマー
スメディエーションシステム22(の制御部)は、検索
対象情報種類が関連商品リストであるときは(ステップ
S97)、関連商品リスト検索部226に制御を渡す。
【0150】すると関連商品リスト検索部226は、情
報検索要求元に対してJANコードを含む検索条件を入
力させる(ステップS98)。利用可能な関連商品リス
トの検索条件は、説明の簡略化のために、JANコード
のみ、JANコード+利用者ID(または利用者の固定
電話番号)の2種類とする。
【0151】次に関連商品リスト検索部226は、情報
検索要求元(のユーザ端末17)から検索条件が入力さ
れると、その検索条件をチェックし、JANコードのみ
であれば(ステップS99)、当該JANコードにより
関連商品リストファイル206を参照して、当該JAN
コードの示す商品と一緒に買われることの多い関連商品
のリストを取得する(ステップS100,S101)。
そして関連商品リスト検索部226は、取得した関連商
品リストを情報検索インタフェース212から検索要求
元(のユーザ端末17)に返す(ステップS102)。
【0152】一方、入力された検索条件が「JANコー
ド+利用者ID(または利用者の固定電話番号)」のと
きは(ステップS103)、関連商品リスト検索部22
6は利用者ID(または固定電話番号)から(前記した
販促情報検索部223による地域特定処理と同様にし
て)検索要求者が属する地域を特定する(ステップS1
04)。
【0153】次に関連商品リスト検索部226は、検索
条件中のJANコードとステップS104で特定した地
域(の情報)とからなる新たな検索条件「JANコード
+地域」で、関連商品リストファイル206から関連商
品リストを検索することで、検索要求者が属する地域に
おいて検索条件中のJANコードの示す商品と一緒に買
われることの多い関連商品のリストを取得する(ステッ
プS105,S106)。そして関連商品リスト検索部
226は、取得した関連商品リストを情報検索インタフ
ェース212から検索要求元(のユーザ端末17)に返
す(ステップS102)。
【0154】以上、指定された検索対象情報種類が売れ
筋情報の場合の検索処理について説明した。なお、アク
セス状況情報の検索については、売れ筋情報の検索と同
様の手順で行えるため説明を省略する。
【0155】このように本実施形態においては、利用者
は、自身が必要とする商品関連情報の種類を選択(指
定)すると共に、対応する商品に付与されているJAN
コードを含む検索条件を入力するだけで、当該JANコ
ードの示す商品に関連した目的の商品関連情報を簡単に
取得できる。
【0156】なお、商品関連情報の種類は前記実施形態
に限るものではない。例えば、商品のオフィシャルサイ
ト(の情報ページ)自体、或いは、先に述べた商品に固
有なコミュニティ(掲示板)自体、或いは利用者の属す
る地域に固有なコミュニティ自体を、商品関連情報とし
て扱うことも可能である。この場合、利用者からのJA
Nコード(を検索条件とする)入力により、該当する商
品のオフィシャルサイト、或いはコミュニティにジャン
プさせることができる。また、JANコード+利用者I
D(または利用者の固定電話番号)の入力により、利用
者の属する地域用の該当する商品のコミュニティにジャ
ンプさせることもできる。
【0157】この他に、POSレジスタで現在入力中の
商品購入組み合わせから、対応するJANコードの組み
合わせを(ANDまたはOR)検索条件として、その購
入者に最適な関連商品の情報を自動検索して、その関連
商品の紹介広告をレシート等に印刷して購入者に渡すこ
とも可能である。
【0158】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、商
品に予め付与されている既存の商品コードに対して、当
該コードの付与者が意図した情報とは異なる目的の商品
関連情報を定義するようにしたので、従来商品コードの
恩恵を受けていなかった利用者でも、つまり商品コード
とは無縁であった利用者でも、自身が必要とする商品関
連情報に対応する商品の例えばパッケージに印刷されて
いる商品コードを見て、当該商品コードを含む検索条件
を入力するだけで、当該商品コードの示す商品に関連し
た目的の商品関連情報を容易に取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る商品情報提供システ
ムの概略構成を示すブロック図。
【図2】図1中のWebサーバ150とDBサーバ15
1とを用いて実現される商品情報提供システム15の機
能構成を示すブロック図。
【図3】消費者側からの視点で見た商品情報(消費者閲
覧用商品情報)の概略を示す図。
【図4】商品の属性を表す商品付加情報の種類を示す
図。
【図5】図4中の各商品付加情報(商品属性情報)につ
いて、その内訳(情報発信内容)と表示先(情報発信範
囲)を整理して示す図。
【図6】各店舗毎に表示される商品情報中の各商品付加
情報の概念を示す図。
【図7】商品マスタテーブル70のエントリ構造例を示
す図。
【図8】店舗マスタテーブル80のエントリ構造例を示
す図。
【図9】店舗別商品テーブル90のエントリ構造例を示
す図。
【図10】情報発信側利用者管理テーブル100のエン
トリ構造例を示す図。
【図11】会員属性管理テーブル110のエントリ構造
例を示す図。
【図12】コミュニティ情報テーブル120のエントリ
構造例を示す図。
【図13】消費者閲覧用商品情報生成の流れを説明する
ための図。
【図14】商品情報(商品属性情報)の新規登録処理を
説明するためのフローチャート。
【図15】商品マスタテーブル70内エントリへのメー
カ付加情報44の書き込み(または商品マスタテーブル
70内エントリ中のメーカ付加情報44の変更)処理を
説明するためのフローチャート。
【図16】マーケティング機能を実現するためのコマー
スメディエーションシステム22及びマーケティングフ
ィードバックシステム23の機能構成を示すブロック
図。
【図17】マーケティングフィードバックシステム23
を中心とする動作を説明するための図。
【図18】情報検索機能を実現するコマースメディエー
ションシステム22の情報検索部の機能構成を示すブロ
ック図。
【図19】JANコード利用の商品関連情報検索処理を
説明するためのフローチャートの一部を示す図。
【図20】JANコード利用の商品関連情報検索処理を
説明するためのフローチャートの他の一部を示す図。
【図21】JANコード利用の商品関連情報検索処理を
説明するためのフローチャートの残りを示す図。
【符号の説明】
11…インターネット(電子情報伝達媒体) 15…商品情報提供システム(情報流通仲介システム) 16,17…ユーザ端末 150…Webサーバ 21…コマースエントリシステム 22…コマースメディエーションシステム(商品関連情
報検索機構、商品関連情報検索手段) 23…マーケティングフィードバックシステム 41…JANコード(商品コード) 42…JICFS情報 43…事業本部付加情報 44…メーカ付加情報 45…店舗付加情報 46…消費者付加情報 70…商品マスタテーブル 80…店舗マスタテーブル 81…店舗コード 82…店舗属性 83…分類コード 90…店舗別商品テーブル 100…情報発信側利用者管理テーブル 101…利用者コード 102…利用者ID 110…会員属性管理テーブル(利用者属性管理テーブ
ル) 111…会員ID 112…会員属性 151…DBサーバ 151a…DB(データベース) 202…消費者ログファイル 204…売れ筋情報ファイル 205…アクセス状況情報ファイル 206…関連商品リストファイル 211…情報登録インタフェース 212…情報検索インタフェース 221…商品提供側ログ採取部 222…消費者ログ採取部 223…販促情報検索部(販売促進情報検索手段、利用
者地域特定手段) 224…売れ筋情報検索部(売れ筋情報検索手段、利用
者地域特定手段) 225…アクセス状況情報検索部 226…関連商品リスト検索部(関連商品リスト検索手
段、利用者地域特定手段) 232…売れ筋情報作成部 233…アクセス状況情報作成部 234…関連商品リスト作成部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB11 EE05 GG02 5B075 KK07 KK43 ND04 NK02 5B089 GA11 GA21 HA01 HA06 JA08 JB22 KA01 KA17 KB03 KB13 KC26 KC37 KC44 5E501 AA01 AB21 AC08 AC25 AC33 BA05 BA14 CA02 EB05 FA23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流通機構側と一般消費者との電子情報伝
    達媒体を介しての情報の流通を仲介する情報流通仲介シ
    ステムに適用される商品関連情報検索機構であって、 商品に付与されている既存の商品コードに対して予め定
    義されている既存の商品属性情報とは別目的の、当該商
    品コードの示す商品に関連する新たに定義された商品関
    連情報を少なくとも当該商品コードに対応付けて格納し
    たデータベースと、 利用者から与えられる商品コードを含む検索条件を前記
    電子情報伝達媒体を介して受け取って、当該検索条件に
    より前記データベースを参照し、当該検索条件中の前記
    商品コードに対応付けられていて、且つ当該検索条件に
    合致する商品関連情報を取得する商品関連情報検索手段
    とを具備することを特徴とする商品関連情報検索機構。
  2. 【請求項2】 前記データベースには、前記システムに
    登録される各メーカの提供する販売促進情報が当該メー
    カの商品の商品コードに対応付けて前記商品関連情報の
    一種として格納されており、 前記商品関連情報検索手段は、利用者から販売促進情報
    の検索が要求されて、当該利用者から商品コードからな
    る検索条件が与えられた場合、当該検索条件により前記
    データベースを参照し、当該検索条件中の商品コードに
    対応付けられている販売促進情報を取得する販売促進情
    報検索手段を有していることを特徴とする請求項1記載
    の商品関連情報検索機構。
  3. 【請求項3】 前記データベースには、前記システムに
    登録される店舗が提供する販売促進情報が各店舗別に、
    当該店舗で扱う商品の商品コードと当該店舗の住所及び
    電話番号を含む店舗属性とに対応付けて前記商品関連情
    報の一種として格納されており、 前記販売促進情報検索手段は、利用者から販売促進情報
    の検索が要求されて、当該利用者から商品コードと店舗
    電話番号とからなる検索条件が与えられた場合、当該検
    索条件により前記データベースを参照し、当該検索条件
    中の商品コードと当該検索条件中の店舗電話番号を含む
    店舗属性とに対応付けられている、当該商品コードの示
    す商品を扱う、当該電話番号の店舗の販売促進情報を取
    得するように構成されていることを特徴とする請求項2
    記載の商品関連情報検索機構。
  4. 【請求項4】 前記販売促進情報検索手段は、利用者か
    ら販売促進情報の検索が要求されて、当該利用者から商
    品コードと当該利用者の利用者識別子もしくは固定電話
    番号とからなる検索条件が与えられた場合に、当該検索
    条件中の利用者識別子もしくは固定電話番号から当該利
    用者が属する地域を特定する利用者地域特定手段を有
    し、前記検索条件中の商品コードの示す商品を扱う店舗
    の販売促進情報のうち、前記特定された利用者が属する
    地域内の店舗であることを示す店舗属性の店舗の販売促
    進情報を取得するように構成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の商品関連情報検索機構。
  5. 【請求項5】 前記データベースには、前記システムに
    登録される各メーカの商品の商品コードに対応付けて、
    当該商品と同一商品分類に属する商品群または当該商品
    のメーカが提供する商品群の範囲内での売れ筋情報が前
    記商品関連情報の一種として格納されており、 前記商品関連情報検索手段は、利用者から売れ筋情報の
    検索が要求されて、当該利用者から商品コードからなる
    検索条件が与えられた場合、当該検索条件により前記デ
    ータベースを参照し、当該検索条件中の商品コードに対
    応付けられている、当該商品コードの示す商品と同一商
    品分類または当該商品のメーカの売れ筋情報を取得する
    売れ筋情報検索手段を有していることを特徴とする請求
    項1記載の商品関連情報検索機構。
  6. 【請求項6】 前記データベースには、前記システムに
    登録される各メーカの商品の商品コードに対応付けて、
    当該商品と同一商品分類に属する商品群または当該商品
    のメーカが提供する商品群の範囲内での、地域毎の売れ
    筋情報が前記商品関連情報の一種として格納されてお
    り、 前記売れ筋情報検索手段は、利用者から売れ筋情報の検
    索が要求されて、当該利用者から商品コードと当該利用
    者の利用者識別子もしくは固定電話番号とからなる検索
    条件が与えられた場合に、当該検索条件中の利用者識別
    子もしくは固定電話番号から当該利用者が属する地域を
    特定する利用者地域特定手段を有し、前記検索条件中の
    商品コードに対応付けられている、当該商品コードの示
    す商品と同一商品分類または当該商品のメーカの前記地
    域毎の売れ筋情報のうち、前記特定された利用者が属す
    る地域の売れ筋情報を取得するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項5記載の商品関連情報検索機構。
  7. 【請求項7】 前記データベースには、前記システムに
    登録される各メーカの商品の商品コードに対応付けて、
    当該商品と一緒に買われることの多い関連商品のリスト
    が前記商品関連情報の一種として格納されており、 前記商品関連情報検索手段は、利用者から関連商品リス
    トの検索が要求されて、当該利用者から商品コードから
    なる検索条件が与えられた場合、当該検索条件により前
    記データベースを参照し、当該検索条件中の商品コード
    に対応付けられている、当該商品コードの示す商品と一
    緒に買われることの多い関連商品のリストを取得する関
    連商品リスト検索手段を有していることを特徴とする請
    求項1記載の商品関連情報検索機構。
  8. 【請求項8】 前記データベースには、前記システムに
    登録される各メーカの商品の商品コードに対応付けて、
    当該商品と一緒に買われることの多い地域毎の関連商品
    のリストが前記商品関連情報の一種として格納されてお
    り、 前記関連商品リスト検索手段は、利用者から関連商品リ
    ストの検索が要求されて、当該利用者から商品コードと
    当該利用者の利用者識別子もしくは固定電話番号とから
    なる検索条件が与えられた場合に、当該検索条件中の利
    用者識別子もしくは固定電話番号から当該利用者が属す
    る地域を特定する利用者地域特定手段を有し、前記検索
    条件中の商品コードに対応付けられている、当該商品コ
    ードの示す商品と一緒に買われることの多い前記地域毎
    の関連商品のリストのうち、前記特定された利用者が属
    する地域の関連商品リストを取得するように構成されて
    いることを特徴とする請求項7記載の商品関連情報検索
    機構。
  9. 【請求項9】 前記データベースには、前記システムに
    登録される利用者に付与される利用者識別子と当該利用
    者の住所を含む利用者属性とを対応付けた利用者属性管
    理テーブルが格納されており、 前記利用者地域特定手段は、利用者から与えられた検索
    条件に前記利用者識別子が含まれている場合には、当該
    利用者識別子により前記利用者属性テーブルから対応す
    る利用者の利用者属性を検索して当該属性中の住所から
    当該利用者が属する地域を特定し、利用者から与えられ
    た検索条件に前記固定電話番号が含まれている場合に
    は、当該固定電話番号から当該利用者が属する地域を特
    定するように構成されていることを特徴とする請求項4
    または請求項6または請求項8に記載の商品関連情報検
    索機構。
  10. 【請求項10】 商品に付与されている既存の商品コー
    ドに対して予め定義されている既存の商品属性情報とは
    別目的の、当該商品コードの示す商品に関連する一般利
    用者向けの新たに定義された商品関連情報が少なくとも
    当該商品コードに対応付けられるデータ構造を有する商
    品関連情報データベース。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の商品関連情報データ
    ベースと、 利用者からの検索要求に応じて当該利用者から与えられ
    る商品コードを含む検索条件を受け取った場合には、当
    該検索条件により前記データベースを参照し、当該検索
    条件中の前記商品コードに対応付けられていて、且つ当
    該検索条件に合致する商品関連情報を取得する商品関連
    情報検索手段とを具備することを特徴とする商品関連情
    報検索機構。
  12. 【請求項12】 商品に付与されている既存の商品コー
    ドに対して予め定義されている既存の商品属性情報とは
    別目的の、当該商品コードの示す商品に関連する一般利
    用者向けの新たな商品関連情報を定義して、当該商品コ
    ードを前記新たな商品関連情報の検索のための検索キー
    に利用可能としたことを特徴とする商品関連情報検索方
    法。
JP2000035428A 2000-02-14 2000-02-14 商品に付与された商品コードを活用した商品関連情報検索機構及び商品関連情報検索方法 Pending JP2001229168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000035428A JP2001229168A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 商品に付与された商品コードを活用した商品関連情報検索機構及び商品関連情報検索方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000035428A JP2001229168A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 商品に付与された商品コードを活用した商品関連情報検索機構及び商品関連情報検索方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001229168A true JP2001229168A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18559630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000035428A Pending JP2001229168A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 商品に付与された商品コードを活用した商品関連情報検索機構及び商品関連情報検索方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001229168A (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076922A (ja) * 2001-09-06 2003-03-14 Sakamoto Co Ltd 購入者にインターネット経由で特定情報を提供する現実店舗における物品の販売システム
WO2003038701A1 (fr) * 2001-11-02 2003-05-08 Fujitsu Limited Systeme et procede de vente de marchandise
JP2007265293A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Fujitsu Frontech Ltd 商品検索システム、商品検索方法及び商品検索プログラム
JP2007280233A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報提供システム、及び商品情報提供方法
JP2008009931A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報提供システム、商品情報提供サーバ、及び商品情報提供方法
JP2008293455A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報管理サーバ、及び商品情報管理方法
JP2008293427A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報管理サーバ、及び商品情報管理方法
JP2008293456A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報管理サーバ、及び商品情報管理方法
JP2008310554A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報管理サーバ
JP2009037496A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo コード管理サーバ、及びコード管理方法
JP4653805B2 (ja) * 2005-04-12 2011-03-16 富士通株式会社 意味検索プログラム
JP2014197420A (ja) * 2014-06-24 2014-10-16 楽天株式会社 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、及び情報提供プログラムが記録された記録媒体
JP2015079449A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 ヤフー株式会社 情報抽出装置、情報抽出方法および情報抽出プログラム
KR101534508B1 (ko) * 2008-10-27 2015-07-07 엘지전자 주식회사 디지털 방송 프로그램을 이용한 상품 정보 제공장치 및 방법
JP2015526800A (ja) * 2012-06-26 2015-09-10 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited ビジネスオブジェクトのプッシュ
JP2016103287A (ja) * 2007-06-15 2016-06-02 ロケイター アイピー、エルピー コンテンツを優先順位付けするためのインタラクティブなアドバイザリーシステム
US9661457B2 (en) 2000-07-24 2017-05-23 Locator Ip, Lp Interactive advisory system
JP6282710B1 (ja) * 2016-10-20 2018-02-21 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
US10021514B2 (en) 2007-02-23 2018-07-10 Locator IP, L.P. Interactive advisory system for prioritizing content
US10362435B2 (en) 2006-01-19 2019-07-23 Locator IP, L.P. Interactive advisory system
JP2019148878A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US10540695B2 (en) 2010-06-29 2020-01-21 Rakuten, Inc. Information providing device, information providing method, information providing program, and recording medium having information providing program recorded thereon
US11150378B2 (en) 2005-01-14 2021-10-19 Locator IP, L.P. Method of outputting weather/environmental information from weather/environmental sensors
JP2022187930A (ja) * 2021-06-08 2022-12-20 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 処理装置、処理方法及び処理プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07230502A (ja) * 1994-02-16 1995-08-29 Sanyo Electric Co Ltd 電子カタログシステム
JPH09282377A (ja) * 1996-04-18 1997-10-31 Dainippon Printing Co Ltd 情報配信システムおよび情報出力システム
JPH1063725A (ja) * 1996-08-19 1998-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 買物支援装置
JPH1152965A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Daiichi Kosho:Kk 通信カラオケシステムおよびカラオケ演奏端末
JPH11282916A (ja) * 1998-03-30 1999-10-15 Hitachi Ltd 電子伝票装置および配送支援システム
JP2000035340A (ja) * 1999-06-04 2000-02-02 Aisin Aw Co Ltd 目標物検索装置、目標物検索方法、ナビゲ―ション装置及びナビゲ―ション方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07230502A (ja) * 1994-02-16 1995-08-29 Sanyo Electric Co Ltd 電子カタログシステム
JPH09282377A (ja) * 1996-04-18 1997-10-31 Dainippon Printing Co Ltd 情報配信システムおよび情報出力システム
JPH1063725A (ja) * 1996-08-19 1998-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 買物支援装置
JPH1152965A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Daiichi Kosho:Kk 通信カラオケシステムおよびカラオケ演奏端末
JPH11282916A (ja) * 1998-03-30 1999-10-15 Hitachi Ltd 電子伝票装置および配送支援システム
JP2000035340A (ja) * 1999-06-04 2000-02-02 Aisin Aw Co Ltd 目標物検索装置、目標物検索方法、ナビゲ―ション装置及びナビゲ―ション方法

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9661457B2 (en) 2000-07-24 2017-05-23 Locator Ip, Lp Interactive advisory system
US9668091B2 (en) 2000-07-24 2017-05-30 Locator IP, L.P. Interactive weather advisory system
US9998295B2 (en) 2000-07-24 2018-06-12 Locator IP, L.P. Interactive advisory system
US10021525B2 (en) 2000-07-24 2018-07-10 Locator IP, L.P. Interactive weather advisory system
US11108582B2 (en) 2000-07-24 2021-08-31 Locator IP, L.P. Interactive weather advisory system
US10411908B2 (en) 2000-07-24 2019-09-10 Locator IP, L.P. Interactive advisory system
JP2003076922A (ja) * 2001-09-06 2003-03-14 Sakamoto Co Ltd 購入者にインターネット経由で特定情報を提供する現実店舗における物品の販売システム
WO2003038701A1 (fr) * 2001-11-02 2003-05-08 Fujitsu Limited Systeme et procede de vente de marchandise
US7036727B2 (en) 2001-11-02 2006-05-02 Fujitsu Limited Commodity sales system and method
CN100373381C (zh) * 2001-11-02 2008-03-05 富士通株式会社 商品销售系统及商品销售方法
US11150378B2 (en) 2005-01-14 2021-10-19 Locator IP, L.P. Method of outputting weather/environmental information from weather/environmental sensors
JP4653805B2 (ja) * 2005-04-12 2011-03-16 富士通株式会社 意味検索プログラム
US10362435B2 (en) 2006-01-19 2019-07-23 Locator IP, L.P. Interactive advisory system
JP2007265293A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Fujitsu Frontech Ltd 商品検索システム、商品検索方法及び商品検索プログラム
JP2007280233A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報提供システム、及び商品情報提供方法
JP2008009931A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報提供システム、商品情報提供サーバ、及び商品情報提供方法
US10021514B2 (en) 2007-02-23 2018-07-10 Locator IP, L.P. Interactive advisory system for prioritizing content
JP2008293427A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報管理サーバ、及び商品情報管理方法
JP2008293455A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報管理サーバ、及び商品情報管理方法
JP2008293456A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報管理サーバ、及び商品情報管理方法
JP2008310554A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo 商品情報管理サーバ
JP2018077853A (ja) * 2007-06-15 2018-05-17 ロケイター アイピー、エルピー コンテンツを優先順位付けするためのインタラクティブなアドバイザリーシステム
JP2016103287A (ja) * 2007-06-15 2016-06-02 ロケイター アイピー、エルピー コンテンツを優先順位付けするためのインタラクティブなアドバイザリーシステム
JP2009037496A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Seikatsu Kyodo Kumiai Coop Sapporo コード管理サーバ、及びコード管理方法
KR101534508B1 (ko) * 2008-10-27 2015-07-07 엘지전자 주식회사 디지털 방송 프로그램을 이용한 상품 정보 제공장치 및 방법
US10540695B2 (en) 2010-06-29 2020-01-21 Rakuten, Inc. Information providing device, information providing method, information providing program, and recording medium having information providing program recorded thereon
JP2015526800A (ja) * 2012-06-26 2015-09-10 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited ビジネスオブジェクトのプッシュ
JP2015079449A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 ヤフー株式会社 情報抽出装置、情報抽出方法および情報抽出プログラム
JP2014197420A (ja) * 2014-06-24 2014-10-16 楽天株式会社 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、及び情報提供プログラムが記録された記録媒体
JP2018067194A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP6282710B1 (ja) * 2016-10-20 2018-02-21 ヤフー株式会社 決定装置、決定方法、及び決定プログラム
JP2019148878A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2022187930A (ja) * 2021-06-08 2022-12-20 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 処理装置、処理方法及び処理プログラム
JP7233471B2 (ja) 2021-06-08 2023-03-06 株式会社Nttコノキュー 処理装置、処理方法及び処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001229168A (ja) 商品に付与された商品コードを活用した商品関連情報検索機構及び商品関連情報検索方法
US6490567B1 (en) System and method for distributed content electronic commerce
US7797195B2 (en) Merchant-affiliated direct wholesale marketing and fulfillment system
US6609106B1 (en) System and method for providing electronic multi-merchant gift registry services over a distributed network
US6611814B1 (en) System and method for using virtual wish lists for assisting shopping over computer networks
US9129329B2 (en) System and method for providing electronic multi-merchant gift registry services over a distributed network
JP5674216B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
US20020007322A1 (en) Electronic product information system
US20110213678A1 (en) Computerized system for e-commerce shopping in a shopping mall
US20100281364A1 (en) Apparatuses, Methods and Systems For Portable Universal Profile
WO2005111886A1 (en) Method for providing on-line shopping search service and system thereof
JP2001056833A (ja) 対話形ショッピングエージェントを使用する電子ショッピングのシステムと方法
US20010047305A1 (en) System and method for conducting business-to-business communications
US20020174076A1 (en) Search engine and multiple cost analysis for multiple items offered over the internet by different vendors
US20050071239A1 (en) Consumer business search and commerce system
JP2001142972A (ja) 価格決定方法,商品情報比較表示方法及び商品情報比較表示システム
US20040204987A1 (en) Customized catalog with on-line purchases
JP2002216052A (ja) ネットワーク上での情報提供要求方法および装置
JP2001265853A (ja) 関連商品推奨システム及び方法
KR20020007163A (ko) 컴퓨터 네트워크를 통한 쇼핑을 보조하기 위한 가상 희망리스트 생성 시스템 및 방법
JP2001229231A (ja) 流通機構側と一般消費者との情報の流通を仲介する情報流通仲介システム及び情報流通仲介方法
JP3540233B2 (ja) 商品情報提供システム及び方法
KR20080030202A (ko) 블로그를 이용한 온라인 쇼핑몰 홍보 방법 및 상품 판매 시스템
JP2002099764A (ja) 情報提供方法および情報提供装置
WO2002001456A1 (en) E-commerce real time demand and pricing system and method