JP2002056178A - 最適消費行動検索システム - Google Patents

最適消費行動検索システム

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JP2002056178A
JP2002056178A JP2000242541A JP2000242541A JP2002056178A JP 2002056178 A JP2002056178 A JP 2002056178A JP 2000242541 A JP2000242541 A JP 2000242541A JP 2000242541 A JP2000242541 A JP 2000242541A JP 2002056178 A JP2002056178 A JP 2002056178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最安価、最短時間又は単位時間当たりのコス
トが最も低いと判断される最適消費行動を消費者に提供
する。 【解決手段】 特定消費者についてコスト、時間又は両
者の組み合わせから、最安価、最短時間又は単位時間当
たりのコストが最も低いと判断される最適消費行動とな
る販売店又は複数の販売店の巡回順序を検索できるデー
タベース7を備えたサーバ5からなる最適消費行動検索
システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コスト、時間又は
両者の組み合わせから、最安価、最短時間又は単位時間
当たりのコストが最も低いと判断される最適消費行動を
消費者に提供する最適消費行動検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常の買い物では、目的とする商品の提
供価格を購入基準とし、最も安価な提供価格を提示する
販売店を選び、消費者が選びうる交通手段を用いて足を
運び、購入する。消費者にとっては、少しでも安い方が
好ましいわけであり、販売店側もより安価な提供価格を
提示することを目的として、新聞の折り込み広告を多用
していた。近年、インターネットの普及により、提供価
格の比較を目的とした一覧表を閲覧できるホームページ
が公開され始めている。主に、コンピュータや高額商品
についてではあるが、こうしたホームページによる提供
価格の比較は、各販売店における同一商品の提供価格を
一度に閲覧できる点で、折り込み広告よりも優れてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通信販売を除く通常の
買い物においては、実際に消費者自身が販売店に赴かね
ばならない。このため、わずかに他店よりも提供価格が
安価であっても、交通費等を含めて比較した場合、結局
は提供価格が少し高い販売店の方が得になる事態が起こ
りうる。加えて、販売店までの交通手段によっては、渋
滞や駐車場の有無により、時間の損失も考えられ、単純
な提供価格の比較では、販売店を決定しにくい場合が少
なくない。これは、折り込み広告であっても、ホームペ
ージの一覧表であっても同様であり、商品の販売に限ら
ず、販売店でのサービスの提供(散髪や美容等)や飲食の
場合にも当てはまる。
【0004】この点、通信販売では交通手段による相違
が問題にならず、提供価格の比較が販売店決定の大きな
要素となる。しかし、実際には各販売店から消費者の現
在地までの距離や配達態様の違いに基づく配達費に差が
つく場合が少なくなく、一概に提供価格のみで決定でき
るとは限らない。このように、単純な提供価格の比較だ
けでは、なかなか販売店を決定しにくい現状が存在す
る。そこで、商品又はサービスを購入する場合の指標と
して、単に提供価格のみを取り上げるのではなく、コス
ト、時間又は両者の組み合わせから、最安価、最短時間
又は単位時間当たりのコストが最も低いと判断される最
適消費行動を消費者に提供する検索システムを開発する
ため、検討した。
【0005】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、特定消費者についてコスト、時間又は両者の組み合
わせから、最安価、最短時間又は単位時間当たりのコス
トが最も低いと判断される最適消費行動となる販売店又
は複数の販売店の巡回順序を検索できるデータベースを
備えたサーバからなる最適消費行動検索システムであ
る。最も簡易には、最適消費行動と判断する際に用いる
コストとして、特定消費者が望む商品又はサービスの各
販売店における提供価格を選ぶ。より好ましくは、(1)
商品又はサービスを購入するための消費行動にかかるコ
スト、(2)消費行動にかかる時間や(3)コスト及び時間を
組み合わせて比較し、特定消費者について、最安価、最
短時間又は単位時間当たりのコストが最も低いと判断さ
れる最適消費行動となる販売店又は複数の販売店の巡回
順序を提供する。このように、単純な提供価格の比較で
はなく、総合的な利用価値(コスト、時間又は両者の組
み合わせ)に基づいて最適な消費行動を提案する構成が
最も好ましい。本発明での特定消費者とは、本発明の検
索システムを実際に利用する消費者を指す。比較要素の
コストや時間の計算のために、消費者が望む商品又はサ
ービスだけでなく、消費者毎の現在地又は目的地が仮定
的又は現実的に特定される必要がある。
【0006】ここで、(1)最適消費行動と判断する際に
用いるコストは、特定消費者が望む商品又はサービスの
各販売店における提供価格と、特定消費者の現在地又は
目的地から各販売店までの交通費や複数の販売店相互に
おける交通費との合計額とする。より具体的な交通費
は、特定消費者が用いる交通手段の違いに基づく手段費
に、各交通手段毎に想定される特定要因に基づく交通事
情を金銭に換算した事情費を足し合わせる。交通手段
は、消費者自身が指定するか、入力された現在地又は目
的地からサーバ側で適当に選択する。
【0007】特定消費者の最適消費行動は、総合的なコ
ストの比較による選択が最も分かりやすい。そこで、第
1に消費行動をコストで判断する。しかも、各交通手段
毎に想定される特定要因に基づく交通事情を金銭に換算
した事情費を足し合わせることで、より実際的な比較要
素としてのコストの算出を可能にする。事情費には、例
えば電車やバスの乗り換え時間を換算した金銭的価値、
私用車の燃費、交通渋滞を換算した金銭的価値、工事や
事故に基づく迂回経路を用いることを換算した金銭的価
値等がある。各金銭的価値や燃費については、予め基準
値をデータベースに設けておき、消費者の現在地又は目
的地、選択した交通手段から適宜抽出する。また、交通
渋滞、工事や事故については、交通情報をもとに、リア
ルタイムで具体的な金銭的価値へと換算する。
【0008】また、(2)最適消費行動と判断する際に用
いる時間は、特定消費者の現在地又は目的地から各販売
店までの移動時間や複数の販売店相互における移動時間
の合計時間とする。より具体的な移動時間は、特定消費
者が用いる交通手段の違いに基づく基本時間に、各交通
手段毎に想定される特定要因に基づく交通事情を時間に
換算した事情時間を足し合わせる。交通手段は、消費者
自身が指定するか、入力された現在地又は目的地からサ
ーバ側で適当に選択する。
【0009】特定消費者によっては、コストよりも短時
間で買い物を終えることが望む場合もあり得る。そこ
で、第2に消費行動を時間で判断する。この場合、消費
者が希望する商品又はサービスの提供価格を除いた純然
たる時間のみを比較する場合と、提供価格と時間との組
み合わせを比較要素として判断する場合とがある。いず
れの比較判断で販売店を抽出するかは、データベースを
利用する消費者の選択による。各交通手段毎に想定され
る特定要因に基づく交通事情を時間に換算した事情時間
とは、例えば電車やバスの乗り換え時間、現在地又は目
的地と販売店との距離に基づく選択交通手段による平均
所要時間、交通渋滞を換算した時間的価値、工事や事故
に基づく迂回経路を用いることを換算した時間的価値等
がある。乗り換え時間、平均所要時間や各時間的価値に
ついては、予め基準値をデータベースに設けておき、消
費者の現在地又は目的地、選択した交通手段から適宜抽
出する。また、交通渋滞、工事や事故については、交通
情報をもとに、リアルタイムで具体的な時間的価値へと
換算する。
【0010】より実際的な本発明の利用形態は、コスト
と時間とを組み合わせた比較要素から適切な販売店を選
択する場合である。実際には、時間は、消費者によって
金銭への換算比率の感覚が異なる。このため、まずコス
トにより適切な販売店を抽出し、その検索結果について
それぞれ交通費、事情時間又は合計時間を付記する形で
情報提供する利用形態が好ましい。これから、本発明を
利用した最適消費行動の決定は、あくまで消費者に好ま
しい販売店を複数提案し、最終的には消費者自身が販売
店を選択する。すなわち、最適消費行動を決定するため
の補助システムであり、大まかな絞り込みをして、消費
者が販売店を決定する際の労力を低減する。これによ
り、消費者はより広範な地域又は多数の販売店の中から
販売店を探ることができるようになる。
【0011】上述までの消費行動の決定は、このほか金
銭と時間とにかかわる各種サービスにも適用可能であ
り、例えば通信販売にも用いることができる。通信販売
に利用した場合、巡回順序に代えて複数の販売店の組み
合せを用いる。最適消費行動と判断する(3)コストは、
特定消費者が望む商品又はサービスの各販売店における
提供価格と、各販売店から特定消費者の現在地までの距
離や配達態様の違いに基づく配達費との合計額とし、同
様に最適消費行動と判断する(4)時間は、各販売店への
商品の取り寄せ時間や各販売店から特定消費者の現在地
までの配達時間との合計時間とする。通信販売は、実際
には消費者が販売店等へ赴かなくてもよいために、単純
に提供価格のみでの比較に受け取られがちであるが、実
際には様々な諸経費(配達費や分割払いにおける利息)
や、配達時間にばらつきがある。とりわけ、在庫の有無
は、販売店を決定する際の大きな比較要素となる。この
ため、本発明を利用した販売店の決定に意義がある。配
達態様とは、時間指定サービスや代引サービスを意味
し、本発明では、地域や販売店によって異なるサービス
の違いを金銭又は時間に換算して容易に比較可能にす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は本発明のシステ
ムを利用する構成例を示すブロック図、図2はインター
ネット1からの情報送受信可能な携帯電話2の利用手順
を示すフローチャート図、図3〜図12は前記利用手順に
おける検索実行までの携帯電話2の表示画面を抜粋した
正面図であり、図3はID,PASSWORD入力画面、図4はメ
インメニュー画面、図5は希望商品の分類選択画面、図
6は希望商品の具体的商品の検索画面、図7は50音検索
結果における具体的商品の選択画面、図8は交通手段の
検索画面、図9は検索に対する追加条件入力画面、図10
は現在地(又は目的地)入力のための住所検索画面、図11
は現在地(又は目的地)に対する距離制限入力画面で、そ
して図12は検索条件確認画面である。
【0013】本発明のシステムの利用構成は、例えば図
1に見られるように、インターネット1を介して、各販
売店3、広告製作会社4、データベース管理会社5及び
消費者6が相互に結びつく格好となる(それぞれコンピ
ュータで代表)。このうち、本例では、データベース7
をデータベース管理会社5(サーバー)に構築している。
データベース7は、通常のホームページとして公開して
利用可能なほか、情報送受信可能な携帯電話2から検索
可能にしてある。データベース管理会社5は、インター
ネット1を介して又は直接的に各販売店3から商品又は
サービスの提供価格情報を受け取ったり、自ら各種広告
(折り込みチラシやテレビCM等)から提供価格情報を収集
し、日毎又は時間毎にデータベース7を更新している。
こうした頻繁な更新は、各販売店3の商品又はサービス
の提供価格が日毎又は時間毎に変動する(商品は仕入れ
価格や提供価格が日毎又は時間毎変動する)ためで、各
販売店3が提示する商品又はサービスの種類と提供価格
とは逐次更新する必要がある。このほか、各販売店のタ
イムサービスを受けて提供価格を更新してもよい。本発
明の特徴であるコスト又は時間計算に必要な情報(後述
する基本交通費等)は別途データベース管理会社5が作
成し、適宜更新する。
【0014】データベース管理会社5は、データベース
7を検索可能に公開するほか、別途各販売店3からの広
告を公開する。前記広告公開の手段としては、例えば公
開するホームページ等に附随して、又は別途閲覧ページ
を設けたり、検索結果に対して各販売店の広告を付加す
る態様を例示できる。これら広告には、単なる販売店の
宣伝のほか、特価情報や付加サービス等があり、従来折
り込み広告に記載していた情報をホームページによる公
開という形態で宣伝する。この広告は、各販売店からデ
ータベース管理会社5へ直接提供するほか、広告製作会
社4を介して提供する。また、本発明とは直接関係はな
いが、提供価格や広告の提示方法として、各販売店3自
身又は別途プロバイダを通じて販売店3自身のホームペ
ージを公開することがある。この各販売店3のホームペ
ージのURLを、データベース7の検索結果に附随して表
示し、より詳細な情報はホームページを参照してもらえ
ば、消費者が最適消費行動を決定する際の判断要素を多
角的に提供できる。
【0015】本例におけるデータベース7の利用手順
は、消費者が用いる端末(クライアント)の種類によって
子細は異なるが、大筋では、インターネット1を介して
データベース管理会社5のデータベース7にアクセス
し、図2に見られるように、各種条件で検索を実行し、
検索結果回答を受信する手順となる。この利用手順の具
体例について、消費者aが情報送受信可能な携帯電話2
を用いて利用する場合を例に挙げて、説明する。本発明
によるシステムは、販売店3側からのサービス利用料徴
収叉は広告収入による運営として無料及び一般公開して
もよいが、本例では特定対象者に対する制限的公開とし
ている。そのため、データベース7の検索が可能な消費
者に、予めデータベース管理会社5より個別のID及びPA
SSWORDを与えておく。そこで、携帯電話2でデータベー
ス管理会社5にアクセスした消費者aは、図3に見られ
るように、まず「<Login Menu>」からID及びPASSWORDを
入力する。入力されたID及びPASSWORDはインターネット
1を介してデータベース管理会社5へ送信され、認証を
終えたら、消費者aにデータベース7へのアクセスを許
可し、続く「<Main Menu>」(図4参照)へ移る。この「<
Main Menu>」では、下記に示す各種条件設定、検索実行
の基本サービスのほか、各販売店の特価情報等を「6.
本日の情報!」で閲覧可能にしている。消費者aは、予
め特価情報や各販売店の広告を確認して、検索結果から
最終的な販売店を選択する情報を得ることができる。ま
た、特価情報を基礎に販売店を特定(フラグを立てる等)
し、検索対象となる販売店を事前に追加することもでき
る。
【0016】本例のデータベースの検索においては、図
4に見られるように、商品選択(又はサービス選択)、交
通手段の選択を必須入力条件とし、付加的に現在地又は
目的地、現在地又は目的地からの販売店の距離制限等を
追加条件として入力できる。これら条件の中で、初期値
として、現在地及び目的地は登録ユーザーである消費者
aの自宅住所を設定しておくとよい。通常、本発明の利
用は自宅からの買い物が主となるであろうから、こうし
て現在地及び目的地を自宅住所として予め設定しておく
と、消費者aは商品又はサービスの選択と交通手段だけ
で検索できる。いずれにしても、入力事項が多岐にわた
るため、各入力事項は「<Main Menu>」から順にページ
を切り換えて入力し、別途「5.入力確認」から検索条
件を確認できる(図12)。各項目の選択、実行は、方向キ
ーによる順次移行選択及び実行キーの組み合せか、テン
キーからの番号直接選択による。
【0017】「1.商品選択」から「<Goods Select Men
u>」へ移ると、図5に見られるように、まず検索対象と
なる商品の分類を選択し、「8.50音検索」から具体的
に商品を選択する2段階の絞りにより、対象となる商品
を入力する。各商品分類毎に本システムを個別に構築し
た場合は、商品分類が同種類に限られるので、直接的に
商品を選択又は文字入力することも考えられるが、本例
では、食品でも4分類、更に日曜雑貨、衣服・下着、化
粧品等、多分類を扱えるようにしているため、前述のよ
うな分類選択、50音検索という段階的な商品の入力が好
ましい。具体的には、まず希望する商品が含まれるであ
ろう分類にチェックマークを付し、「8.50音検索」か
ら「〜50音検索〜」(図6)へ移り、商品の頭文字を入力
して検索し、具体的な商品を選ぶ。このような絞り検索
を利用すれば、多数の商品がデータベースに登録されて
いても、比較的容易に希望する商品を探すことができ
る。また、本例では、選択した分類に関係する情報が閲
覧できるように、「〜50音検索〜」(図6)の画面で
「2.特価情報」を選んで各販売店の特価情報や広告等
を見ることもできる。検索をやり直す場合には、「0.
戻る」から「<Main Menu>」へ戻る。
【0018】「〜50音検索〜」(図6)で「1.検索実
行」をかけると、「<Select Results>」(図7)に選択し
た分類における前記頭文字の商品が一覧表示される。本
例では、選択した分類が「1.食品(野菜)」及び「2.食
品(肉卵類)」(図5)であり、頭文字として「き た」を
入力していたので、検索の結果には頭文字が「き」又は
「た」で始まる野菜、肉又はタマゴが羅列されている。
本例の「〜50音検索〜」(図6)では、文字間に空白を挟
むことでOR検索となり、広く商品を検索できる。このほ
か、頭文字だけでなく、複数文字を一体に入力させ、前
方一致や後方一致によって検索可能にすると、希望する
商品の検索がより容易になる。本例では商品を例に挙げ
説明したが、サービスについても、「<Main Menu>」(図
4)の「2.サービス選択」から同様の手順で希望するサ
ービスを特定できる。
【0019】本例では、商品としてキュウリ及びタマゴ
を選択し(図8)、チェックマークを施して「0.戻る」
から「<Main Menu>」へ戻る。これで、最終的な最適消
費行動の検索に用いる商品条件の入力を終える。同様
に、次は交通手段を選択する。本発明は、更に交通手段
の損得を考慮した総合的な最適消費行動の検索を可能に
するもので、交通手段の選択がひとつの特徴となってい
る。本例では、「<Main Menu>」(図4)の「3.交通手
段」から「<Transportation Menu>」(図9)へ移り、直
接的に交通手段を選択する。消費者aが登録した際に、
予め消費者aが用いるバイク、自家用車の燃費、自宅か
ら利用可能なバス及び電車の路線を初期設定として備え
ておくと、この交通手段の選択で必要な数値を自動的に
設定できる。前記各数値が設定されていない(個人情報
が登録されていない)場合は、別途データベース管理会
社で標準値を設定しておく。本例では、「2.自転車」
にチェックマークを付し、「0.戻る」で「<Main Menu
>」へ戻る。
【0020】基本的に、希望する商品(又はサービス)を
特定し、交通手段を決定したら、これで本発明のシステ
ムを利用できる。しかし、各消費者にとってより好まし
い消費行動を検索しようとすれば、更に細かな条件を付
すことが望ましい場合も少なくない。本例では、こうし
たより細かな条件として、図9に見られるように、現在
地又は目的地の設定(「1.現在地変更」、「3.目的地
変更」)と、現在地又は目的地から各販売店の距離制限
(「2.現在地からのエリア制限」、「4.目的地からの
エリア制限」)とを、また最適評価の基準としてコスト
又は時間(「5.コスト優先」、「6.時間優先」)を挙げ
ている。
【0021】既述したように、現在地及び目的地は消費
者aの自宅住所を登録しているが、本発明のシステムを
利用する場合、必ずしも現在地が自宅でない場合もある
し、目的地が自宅でない場合もある。そうした場合は、
この「<Option Menu>」(図9)から「1.現在地変更」又
は「3.目的地変更」を選択する。また、設定した現在
地又は目的地からの販売店の距離に制限を付す場合、そ
れぞれ「2.現在地からのエリア制限」又は「3.目的地
からのエリア制限」を選択する。評価基準は評価をより
よいものとするために外さないことが望ましく、標準で
は「5.コスト優先」にチェックマークを付している。
必要により、「6.時間優先」にチェックマークを付け
替えたり、更に「5.コスト優先」及び「6.時間優先」
共にチェックマークを付してコスト及び時間を組み合わ
せたコストパフォーマンス(C/P)を評価基準にすること
もできる。
【0022】本例では、現在地(又は目的地)の入力に、
商品特定の手順に準じる操作方法を用いている。具体的
には、「<Option Menu>」(図9)の「1.現在地変更」か
ら「<Present Change>」(図10)へ移り、まず都道府県及
び市町村をそれぞれ頭文字から検索し、ある程度絞り込
んでから番地等の子細を入力する。現在地が自宅でない
としても、同一又は近隣市町村から大きく外れないであ
ろうから、通常、都道府県の入力は不要に見えるが、本
発明は多種多様な商品及びサービスを対象に、いかなる
場所でも最適消費行動を決定できることを目的としてい
るから、例えば消費者aが旅先で本発明のシステムを利
用することを前提に、こうした住所入力を用いている。
【0023】現在地(又は目的地)からの販売店の距離制
限についての入力は、図11に見られるように、選択式と
している。本例では、交通手段を選択すれば、基本的な
距離制限が既に設定され、この追加条件の入力では前記
距離制限を変更する態様となる。具体的には、現在地か
らの販売店の距離制限として、交通手段に自転車を選択
している(図9)ことから、初期設定として「4.5km以
内」にチェックマークを付しているが、これを「3.3k
m以内」に変更している。現在地=目的地である場合、
現在地に対する距離制限は目的地の距離制限にもなる。
【0024】こうして、すべての検索条件の設定を終え
れば、そのまま「<Main Menu>」(図4)から「9.検索実
行」を選んで検索できるが、別途「5.入力確認」から
「<Search Certification>」(図12)に移って、検索条件
一覧を確認できるようにしている。設定していない事項
については空欄である。本例の場合、検索条件は、以下
の通りである。対象商品がキュウリ、タマゴ、対象サー
ビスはなし、交通手段は自転車、現在地は自宅(別であ
れば具体的住所を表記)、現在地からの販売店の距離制
限(エリア制限)が3km、目的地は現在地と同じなので表
示なし、同じく目的地からの販売店の距離制限(エリア
制限)も表示なしであり、その他として評価基準である
コスト優先を明示している。
【0025】図13〜図15は、上記条件に基づき最適消費
行動を決定するためのアルゴリズムの一例を示したフロ
ーチャート図であり、図13は検索準備段階、図14は比較
計算値算出段階、そして図15は最適消費行動決定段階を
それぞれ表している。消費者aが「<Main Menu>」(図
4)から「9.検索実行」を選ぶと、まず図13に示す手順
に従い、比較計算のための数値設定を実施する。データ
ベースには多数の販売店が商品分類の別なしに渾然一体
として登録してあるが、すべてを対象に比較計算すると
時間が掛かり過ぎる。そこで、本例では、登録してある
全販売店の集合Uから、まず現在地と現在地に対する距
離制限に合致する販売店の集合Aを抽出する。目的地が
現在地と異なり、更に目的地に対する距離制限があれ
ば、更に目的地及び目的地に対する距離制限によっても
絞りをかける。
【0026】次に、上記集合Aは全商品又はサービス分
類を含んでいるので、消費者aが指定した対象商品を扱
う販売店を選別する。本例では、対象商品としてキュウ
リ及びタマゴを選んでいるので、キュウリに対して集合
B1、タマゴに対して集合B2を抽出する。当然、B1と
B2とには、互いに同じ販売店が抽出されている可能性
があるため、B1又はB2の数はそれぞれAの数より小さ
いが、B1+B2≠Aにはならない。このように、複数の
商品又はサービスに対して、個別に販売店の集合を形成
するのは、本発明が決定する最適消費行動が、必ずしも
1販売店で充足されるのではなく、複数販売店にわたる
場合があるからである。選出する販売店数は、対象商品
又はサービスの数を超えることはない(同一商品又はサ
ービスについて複数の販売店を組み合わせて提案しな
い)が、対象商品又はサービスの数を上限として、結果
として単独販売店となるか、複数販売店となるかは後述
の比較計算を待たなければならない。
【0027】比較計算をするために、抽出し終えた販売
店の集合B1及びB2から自動的に定まる組み合せについ
て、それぞれコスト、時間又は単位時間当たりのコスト
(C/P)を計算する。これらコスト、時間又はC/Pは、集合
B1のm番目の販売店と集合B2のn番目の販売店との組
み合せによって異なる。そこで、まず前記各組み合せに
おけるコスト又は時間(C/Pはコスト/時間)を算出するた
め、第1に計算を補助する基本数値を検索条件から設定
し(図13)、第2にこの基本数値と各組み合せにおける販
売店から得られるデータとから具体的なコスト又は時間
を計算していく(図14)。
【0028】基本数値は、交通手段に基づく費用と時間
とがある。本例では、(a)各交通手段における単位距離
当たり(又は区間)の基本手段費M0、(b)各交通手段にお
ける単位距離当たりの基本移動速度B0、(c)各交通手段
における基本事情費S1〜S4、そして(d)各交通手段に
おける基本事情時間R1〜R4である。(a)基本手段費M0
は、自家用車でいえば燃費、自転車では単位距離を移動
するに必要な労力から割り出した金額、電車やバスにつ
いては区間料金となる。(b)基本移動速度B0は、自家用
車や自転車の平均速度である。自家用車の基本手段費M
0及び基本移動速度B0は、消費者aの登録に際して事前
設定しうる。(c)基本事情費S1〜S4は、渋滞、工事、
不通や難路を金銭に換算したもの、そして(d)基本事情
時間R1〜R4は、渋滞、工事、不通や難路を時間に換算
したものである。いずれも、交通手段によって評価が変
わるので、検索実行前に交通手段の選択を受けて、別途
データベースに内蔵したテーブルから引用して設定す
る。
【0029】集合B1のm番目の販売店と集合B2のn番
目の販売店との組み合せによるコスト及び移動時間は、
上記基本数値と、各組み合せにおける販売店から得られ
るデータとの和によって計算できる。本例では、コスト
及び移動時間を算出するための各要素を個別に計算する
ため、多種類の配列を設定している。具体的には、図14
に見られるように、提供価格P(w,m,n)、交通費(手
段費)M(w,m,n)、交通費(事情費)S(w,m,n)、移
動時間(基本時間)B(w,m,n)、移動時間(事情時間)R
(w,m,n)、コストC(w,m,n)、そして移動時間T
(w,m,n)である。ここで、wは販売店を巡る順序で、
対象商品を購入する順序(本例で言えば、キュウリを先
に買うか、タマゴを先に買うか)になる。実際に、販売
店を巡る順番が結果に影響を及ぼすこともあり得る。そ
こで、m:1〜B2=10、n:1〜B1=8となる場合も
計算しなければならない。すなわち、現在地→B1の販
売店→B2の販売店→目的地(本例では現在地)の順がw
=1、現在地→B2の販売店→B1の販売店→目的地の順
がw=2である。
【0030】提供価格P(w,m,n)は、各配列に該当す
る販売店から抽出してきた商品の提供価格を足しあわせ
て納める。本例では、集合B1のm番目の販売店におけ
るキュウリの提供価格と、集合B2のn番目の販売店に
おけるタマゴの提供価格とを合計した金額である。この
提供価格P(w,m,n)は、販売店を巡る順番には関係な
く、提供価格P(1,m,n)=提供価格P(2,m,n)とし
て計算量を軽減できる。
【0031】交通費(手段費)M(w,m,n)は、現在地か
ら集合B1のm番目の販売店までの距離、集合B1のm番
目の販売店から集合B2のn番目の販売店までの距離、
そして集合B2のn番目の販売店から目的地までの距離
の和に、基本手段費をかけ合わせた金額である。このと
き、集合B1のm番目の販売店と集合B2のn番目の販売
店とが同じであれば、集合B1のm番目の販売店から集
合B2のn番目の販売店までの距離=0kmとなるので、
交通費(手段費)M(w,m,n)は安くなる。交通費(手段
費)M(w,m,n)も、単に距離に比例した値となるの
で、交通費(手段費)M(1,m,n)=交通費(手段費)M
(2,m,n)として計算量を軽減できる。
【0032】ここで、距離の算出や経路の設定には、例
えばカーナビゲーションに使われているアルゴリズムを
利用又は応用できる。また、交差点で区切った道路毎に
幹線、支線及びその他で序列値及び距離を設定し、例え
ば現在地と販売店までの間で序列値合計が小さくなるよ
うに距離を和してもよい。距離の算出によって、自動的
に経路も決定する。更に、現在地=自宅であれば、予め
登録される自宅住所から最寄りの販売店までの距離及び
経路をテーブルとして算出しておくと、計算量を軽減で
きる。
【0033】交通費(事情費)S(w,m,n)は、現在地か
ら集合B1のm番目の販売店までと、集合B1のm番目の
販売店から集合B2のn番目の販売店までと、そして集
合B2のn番目の販売店から目的地までとの間それぞれ
で発生している交通事情を受け、基本事情費を足し合わ
せることで求められる。例えば、現在地から集合B1の
m番目の販売店までの間に工事があれば、S2の基本事
情費が加算される。交通事情の有無は、ルート設定の
後、交通情報サービスから判断する。このため、この交
通費(事情費)S(w,m,n)は時間と共に変動する内容に
なっている。また、この交通費(事情費)S(w,m,n)
は、販売店を巡る序列に影響を与える。
【0034】移動時間(基本時間)B(w,m,n)は、現在
地から集合B1のm番目の販売店までの距離、集合B1の
m番目の販売店から集合B2のn番目の販売店までの距
離、そして集合B2のn番目の販売店から目的地までの
距離の和を、基本移動速度で割った時間である。このと
き、現在地と目的地が共に自宅で、集合B1のm番目の
販売店と集合B2のn番目の販売店とが同じであれば集
合B1のm番目の販売店から集合B2のn番目の販売店ま
での距離=0kmとなるので、移動時間(基本時間)B(w,
m,n)は集合B1のm番目の販売店(又は集合B2のn番
目の販売店)までの往復時間となる。移動時間(基本時
間)B(w,m,n)も、単に距離に比例した値となるの
で、移動時間(基本時間)B(1,m,n)=移動時間(基本
時間)B(2,m,n)として計算量を軽減できる。
【0035】移動時間(事情時間)R(w,m,n)は、現在
地から集合B1のm番目の販売店までと、集合B1のm番
目の販売店から集合B2のn番目の販売店までと、そし
て集合B2のn番目の販売店から目的地までとの間それ
ぞれで発生している交通事情を受けて足し合わせる基本
事情時間である。例えば、現在地から集合B1のm番目
の販売店までの間に工事があれば、R2の基本事情時間
が加算される。交通事情の有無は、ルート設定の後、交
通情報サービスから判断する。このため、この移動時間
(事情時間)R(w,m,n)は時間と共に変動する内容にな
っている。また、この移動時間(事情時間)R(w,m,n)
は、販売店を巡る序列に影響を与える。
【0036】こうして得られた各配列の値から、コスト
C(w,m,n)は提供価格P(w,m,n)、交通費(手段費)
M(w,m,n)及び交通費(事情費)S(w,m,n)の和とし
て求めることができる。このとき、集合B1のm0番目の
販売店と集合B2のn0番目の販売店との組み合せが、集
合B1のm1番目の販売店と集合B2のn1番目の販売店と
の組み合せと順序が逆であると、例えば上り坂か下り坂
かの違いによって基本事情費や基本事情時間が異なるこ
ともあり得るので、コストC(w,m,n)は多様な値とな
る。同様に、移動時間T(w,m,n)は、移動時間(基本
時間)B(w,m,n)と移動時間(事情時間)R(w,m,n)
との和であり、販売店を巡る順序によって変動する。
【0037】上記各配列の計算手順は、図15に見られる
通りである。通常の配列計算のように、w,m,nのルー
プで全配列について計算している。本例では、説明のた
めにすべての配列について計算しているが、実際には計
算時間を短縮するために、例えばコスト優先の評価基準
を設けた場合は、時間に関する移動時間(基本時間)B
(w,m,n)、移動時間(事情時間)R(w,m,n)及び移動
時間T(w,m,n)は計算を省略してもよい。逆に、時間
優先を評価基準とした場合は、コストに関する提供価格
P(w,m,n)、交通費(手段費)M(w,m,n)、交通費
(事情費)S(w,m,n)及びコストC(w,m,n)は計算を
省略してもよい。
【0038】こうしてすべての販売店の組み合せについ
て、コスト及び時間の計算が終わると、最適消費行動と
なる組み合せの抽出となる。既に、各配列コストC(w,
m,n)及び移動時間T(w,m,n)は計算済なので、これ
らの配列を評価基準に従って昇順又は降順で並び変え
る。具体的には、図15に見られるように、検索条件で定
めた評価基準に従って、(a)コストC(w,m,n)でソー
ト、(b)移動時間T(w,m,n)、又は(c)C/P=(コストC
(w,m,n)/移動時間T(w,m,n))でソートする。いず
れも、値が小さなものほど消費行動として優れている。
本例の検索条件ではコスト優先となっていたので、(a)
コストC(w,m,n)でソートする。これら計算には多少
の時間を有するので、この計算時間を利用して、特価情
報等をデータベース管理会社から利用者(消費者a)に発
信するとよい。すなわち、計算時間を各販売店の宣伝時
間に利用するわけである。
【0039】図16及び図17は単独販売店にて指定商品を
購入する組み合せが最適であると判断した場合の表示結
果、図18及び図19は複数販売店にて指定商品を順に購入
する組み合せが最適であると判断した場合の表示結果で
あり、図16例示と図18及び図19の組み合せが第一順位、
図17のみが図16に対する第二順位を示している。検索結
果は、消費者aにとって最適消費行動となる単独販売店
又は販売店の組み合せを提示する態様で回答する。販売
店間の移動を伴わない単独販売店での購買が最もコスト
的に優れているであろうから、通常、図16又は図17に見
られるように、検索結果は単独販売店での購買となる。
【0040】ソート後、交通手段及び商品数に基づい
て、図16及び図17に見られるように、上位の数販売店
(又は販売店の組み合せ)を検索結果として表示する。比
較のために用いる配列の数は((B1の数×B2)×販売店
を巡る順番の数)で、本例ではすべてを計算すると各配
列160個ずつあることになる。すなわち、指定した各商
品(又はサービス)に該当する販売店数を、指定した商品
(又はサービス)の数だけ掛け合わすため、配列の数は非
常に多い。近年のコンピュータの性能向上は目覚まし
く、比較計算や表示も不可能ではないが、あまり組み合
わせが多くては、最適消費行動を提示する本発明のシス
テムにはそぐわない。そこで、交通手段と商品数に基づ
き、表示すべき上位結果数を限定するとよい。例えば、
本例では交通手段が自転車で商品が2個なので、表示件
数は上位3組(あくまで配列毎の販売店の組み合せが1
組)を表示する。複数組表示するのは、最終的な利便性
を利用者(本例で言えば消費者a)自身に決定してもらう
ためである。
【0041】表示結果は、図17に見られるように、最上
段から順に、(a)検索結果の数及び表示番目(「Suggesti
on Store1/3」)、(b)販売店名(「○○スーパー」)、(c)
販売店住所又は所在地(「国道XX号線△交差点角」)、
(d)電話番号(「電話 086-XXX-XXXX」)の情報を並べ、
続いてコスト優先で評価した結果の内容を示すものとし
て(e)商品の提供価格及び交通費の合計額(「トータル:
○○○円」)、(f)商品の提供価格(「商品:△△△
円」)、(g)対象商品名(「(キュウリ、タマゴ)」)、(h)
交通費(「交通費: □□円」)を表示している。本例で
は評価基準がコスト優先であるため、すべてコストにち
なんだ表示内容であるが、例えば時間優先の場合は、上
記項目に代えて、交通手段の違いに基づく基本時間や交
通事情を時間に換算した事情時間を表示する。事情時間
の場合、何が原因(事故、渋滞、工事、難路等)であるか
を表示する。単位時間当たりのコストの場合は、これら
すべてを確認できるようにする。
【0042】(d)電話番号は、画面上の選択でそのまま
発信できると便利である。また、(g)対象商品名を個別
に選択可能として、それぞれ個別の提供価格を表示でき
るようにすることが望ましい。ここでは代表的な表示事
項について触れたが、このほかにも販売店から宣伝や消
費者にとって有益な情報を適宜選択的に表示するとよ
い。一例として、本例では販売店名の隣に「(※)」を付
し、販売店名の選択によって特価情報等(図20)を見るこ
とができる。消費者が販売店を選択する場合、単に目的
の商品についての判断だけでなく、こうした付加的情報
にも左右されやすいので、販売店側及び消費者側双方の
利益として、こうした追加情報を適宜掲載する。このよ
うに、各販売店の特価情報や広告は、検索前、検索中及
び検索後の各段階で閲覧可能になっており、消費者に対
してより多くの情報を提供するほか、各販売店にとって
宣伝の機会を増やしている。
【0043】ソートした結果表示する上位の組み合せ
は、あくまで(e)商品の提供価格及び交通費の合計額で
の順位である。このため、個別に見ると、例えば(f)商
品の提供価格が上位の組み合せの販売店より安価な場合
もあろうし、(h)交通費が上位よりも安価なこともあり
得る。こうした内容のコストの違いの良否は、あくまで
消費者自身に任せる。本発明は、総合的にコスト、時
間、単位時間当たりのコスト(C/P、コスト及び時間との
組み合せ)による利便性を判断するのみで、より実際的
にその評価をくだすのはあくまで消費者自身である。こ
うしたことから、単に評価基準となった根拠の数値ばか
りではなく、必要に応じてその他の数値(時間や単位時
間当たりのコスト等)も閲覧可能にすることが望まし
い。
【0044】これまでに説明してきた通り、対象商品が
複数あったり、商品とサービスとを共に対象とした場
合、評価基準に沿って抽出されうる販売店は複数になる
可能性がある(特に商品とサービスの組み合せは可能性
大)。その場合、表示結果はあくまでソートした順の上
位の組み合せであるから、図18及び図19のように、複数
販売店を同位で表示し、消費者に最適消費行動と判断で
きる販売店の組み合せ情報を提示する。この場合、注意
すべきは、上記評価判断において、同じ販売店の組み合
せでも移動順序によって結果が異なる点である。最終的
には消費者aが結果を閲覧して判断すべきことではある
が、本例では、あくまで表示順に販売店を移動する場合
に最適消費行動になるとしている。
【0045】図18及び図19の組み合せは、上記図16及び
図17の2順位を一組の順位とした例である(説明の便宜
上)。実際には図16表示の販売店と別の販売店が組み合
せ対象になると思われる(単独販売店の序列と組み合わ
せの序列とが同一内容になることはあり得ないから)。
このため、図18例示の画面は図16の例と変わらないが、
(a)検索結果の数及び表示番目では、ページの表示の後
に「-1」を付し、組み合せの1軒目であることを明示し
ている(「SuggestionStore1/3-1」)。また、本例ではキ
ュウリ、タマゴの2商品を対象としていたので、組み合
わせた複数販売店それぞれに購入対象となる商品を限定
して挙げている。本例では1販売店目がキュウリ(図18)
で、2販売店目がタマゴ(図19)である。また、図17の例
の「1.次へ」は次順位への移行ボタンであったが、図1
8では同位の組み合せ2軒目の情報を提示する画面(図2
1)へ移行する。
【0046】特徴的なのは、同順位の組み合せとなる販
売店の表示で、図19に見られるように、基本的な事項は
既に1軒目において表示しているため、2軒目の販売店
では残る商品の提供価格以外表示していない。あくまで
独立ページとして各販売店を表示するのは、記述したよ
うに、各販売店毎の特価情報等を利用者に閲覧してもら
うためである。本発明のシステムは、第1に消費者の利
益を考えて最適消費行動を提案するが、検索結果として
販売店を表示することで、宣伝の効果を発揮している。
このため、各販売店の宣伝をよりよく発揮するには、少
ない表示項目でも、必ず各販売店を独立して表示するこ
とが好ましい。
【0047】以上、本例では通常の買い物について触れ
たが、通信販売においても同様にシステムを構築するこ
とができる。消費者が通信販売店に赴かない点が異なる
が、交通手段にあたる配達手段の違いにより配達費が異
なったり、この配達手段に関わる取り寄せ時間や配達時
間が異なるからである。通常の買い物と違って、それほ
ど販売店相互の差異は現れにくいが、単純に商品又はサ
ービスの提供価格だけで比較することなく、より好まし
い消費行動を提案できるようになる。このように、本発
明は、これまで考慮されておらず、しかし考慮すること
が好ましい周辺状況又は環境を評価判断に取込むこと
で、より消費者に好ましい消費行動を提案できるように
する効果を有する。
【0048】
【発明の効果】本発明により、通常の買い物だけでな
く、通信販売も含めて、およそ消費行動として分類でき
る行為に対し、最適消費行動を消費者に提供する検索シ
ステムを構築できるようにする。近年では、情報が溢
れ、過剰に過ぎる情報がかえって判断を迷わせるように
なっている。本発明は、そうした情報分析の一手段とし
て、利便性を数値に置き換えて比較、判断することで、
特定消費者(本発明のシステムの利用者個人)に対して最
適消費行動となる販売店又は販売店の組み合せを提示す
る。最終的には、消費者個々の好みもあるので特定の販
売店を単独で提示することはできないが、従来にくらべ
ればより好ましい消費行動を安心して選択できるように
消費者の判断を補助するわけである。このような情報提
供の形を採用することで、消費意欲を増進させることが
できる効果がある。
【0049】本発明のシステムは、こうした消費者の利
便性を高めるサービスの提供に際し、販売店側の広告を
閲覧してもらい、各販売店の宣伝を担う側面を有する。
特に、本発明のシステムでは、日毎又は時間毎変動する
最適消費行動を提示するもので、評価基準の基礎となる
商品又はサービスの提供価格を日毎又は時間毎更新する
ことから、従来の折り込み広告に代わるよりリアルタイ
ムな宣伝効果が期待できる。この販売店側の広告効果に
ついて見れば、用紙代及び折り込み手数料が削減でき、
広告経費を約1/2削減できると見込まれる。
【0050】このように、本発明に基づくシステムは、
消費者にとって単なる再安価の提供価格を提示する販売
店の検索を超えて、より消費者個々に適した販売店の検
索ができる利点があり、販売店にとって単なる提供価格
の提示や特価情報だけでなく、利便性という付加価値を
持った情報を提供できる利点がある。こうした相互の利
点を実用性あるシステムとして構築できるのは、近年普
及したインターネットと個人に普及した情報機器の性能
向上とに依るところが大きい。裏返せば、本発明は、緻
密かつ迅速に情報配信及び閲覧可能なインターネットと
情報機器との組み合せを利用して、従来に比べてより実
用的な購買補助手段を提供するシステムを構築するもの
と言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムを利用する構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】インターネットからの情報送受信可能な携帯電
話の利用手順を示すフローチャート図である。
【図3】携帯電話のID,PASSWORD入力画面を抜粋した正
面図である。
【図4】携帯電話のメインメニュー画面を抜粋した正面
図である。
【図5】携帯電話の希望商品の分類選択画面を抜粋した
正面図である。
【図6】携帯電話の希望商品の具体的商品の検索画面を
抜粋した正面図である。
【図7】携帯電話の50音検索結果における具体的商品の
選択画面を抜粋した正面図である。
【図8】携帯電話の交通手段の検索画面を抜粋した正面
図である。
【図9】携帯電話の検索に対する追加条件入力画面を抜
粋した正面図である。
【図10】携帯電話の現在地(又は目的地)入力のための住
所検索画面を抜粋した正面図である。
【図11】携帯電話の現在地(又は目的地)に対する距離制
限入力画面を抜粋した正面図である。
【図12】携帯電話の検索条件確認画面を抜粋した正面図
である。
【図13】最適消費行動を決定するためのアルゴリズムに
おける検索準備段階のフローチャート図である。
【図14】最適消費行動を決定するためのアルゴリズムに
おける比較計算値算出段階のフローチャート図である。
【図15】最適消費行動を決定するためのアルゴリズムに
おける最適消費行動決定段階のフローチャート図であ
る。
【図16】単独販売店の表示結果第一順位の画面を抜粋し
た正面図である。
【図17】単独販売店の表示結果第二順位の画面を抜粋し
た正面図である。
【図18】複数販売店の表示結果第一順位1軒目の画面を
抜粋した正面図である。
【図19】複数販売店の表示結果第一順位2軒目の画面を
抜粋した正面図である。
【図20】販売店名の選択により閲覧できる特価情報の画
面を抜粋した正面図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 情報送受信可能な携帯電話 3 販売店 4 広告製作会社 5 データベース管理会社 6 消費者 7 データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定消費者についてコスト、時間又は両
    者の組み合わせから、最安価、最短時間又は単位時間当
    たりのコストが最も低いと判断される最適消費行動とな
    る販売店又は複数の販売店の巡回順序を検索できるデー
    タベースを備えたサーバからなる最適消費行動検索シス
    テム。
  2. 【請求項2】 最適消費行動と判断する際に用いるコス
    トは、特定消費者が望む商品又はサービスの各販売店に
    おける提供価格である請求項1記載の最適消費行動検索
    システム。
  3. 【請求項3】 最適消費行動と判断する際に用いるコス
    トは、特定消費者が望む商品又はサービスの各販売店に
    おける提供価格と、特定消費者の現在地又は目的地から
    各販売店までの交通費や複数の販売店相互における交通
    費との合計額である請求項1記載の最適消費行動検索シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 交通費は、特定消費者が用いる交通手段
    の違いに基づく手段費に、各交通手段毎に想定される特
    定要因に基づく交通事情を金銭に換算した事情費を足し
    合わせる請求項3記載の最適消費行動検索システム。
  5. 【請求項5】 最適消費行動と判断する際に用いる時間
    は、特定消費者の現在地又は目的地から各販売店までの
    移動時間や複数の販売店相互における移動時間の合計時
    間とする請求項1記載の最適消費行動検索システム。
  6. 【請求項6】 移動時間は、特定消費者が用いる交通手
    段の違いに基づく基本時間に、各交通手段毎に想定され
    る特定要因に基づく交通事情を時間に換算した事情時間
    を足し合わせる請求項5記載の最適消費行動検索システ
    ム。
  7. 【請求項7】 巡回順序に代えて販売店又は複数の販売
    店の選択又は組み合せを最適消費行動と判断する際に用
    いるコストは、特定消費者が望む商品又はサービスの各
    販売店における提供価格と、各販売店から特定消費者の
    現在地までの距離や配達態様の違いに基づく配達費との
    合計額とする請求項1記載の最適消費行動検索システ
    ム。
  8. 【請求項8】 巡回順序に代えて販売店又は複数の販売
    店の選択又は組み合せを最適消費行動と判断する際に用
    いる時間は、各販売店への商品の取り寄せ時間や各販売
    店から特定消費者の現在地までの配達時間との合計時間
    とする請求項1記載の最適消費行動検索システム。
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