JPH1063581A - メモリ書き込み制御回路 - Google Patents

メモリ書き込み制御回路

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Publication number
JPH1063581A
JPH1063581A JP8223855A JP22385596A JPH1063581A JP H1063581 A JPH1063581 A JP H1063581A JP 8223855 A JP8223855 A JP 8223855A JP 22385596 A JP22385596 A JP 22385596A JP H1063581 A JPH1063581 A JP H1063581A
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JP
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signal
memory
write
reset
memory write
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Application number
JP8223855A
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English (en)
Inventor
Shigeharu Kaneko
重治 金子
Takao Honda
孝夫 本田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Priority to US08/910,021 priority patent/US6119211A/en
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Priority to KR1019970040897A priority patent/KR19980019005A/ko
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/16Protection against loss of memory contents
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリに書き込み中にリセットが加わっても
メモリ書き込みデータを保証し、かつリセットが遅れず
に実行されるメモリ書き込み制御回路を実現する。 【解決手段】 リセットによって初期化されないメモリ
書き込み終了判定回路と書き込みステータスフラグを設
け、リセットとメモリへの書き込みが競合したときはメ
モリへの書き込みを全てメモリ書き込み終了判定回路と
書き込みステータスフラグに任せることで、他の回路要
素のリセットをリセットの発生と同時に実行できるもの
とする。また、上記の判定回路とステータスフラグは、
電源投入時のみ発生するパワーオンリセット信号を設け
ることで、初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ書き込み制
御回路について、特にメモリを内蔵したマイクロコンピ
ュータのメモリ書き込み制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のメモリ書き込み制御回路
は、例えば特開昭63−208958に開示されている
メモリ書き込み読み出し保護装置のように、メモリ書き
込み中にリセット要因が発生した場合に書き込みデータ
の破壊を防ぎ書き込みデータを保証する目的として用い
られている。
【0003】図10は、この従来例のメモリ書き込み制
御回路の構成を示すブロック図である。90はデータ信
号、91はメモリ読み出し信号であり、中央演算処理部
(以下CPUと記載する)95は、メモリ96へのデー
タ書き込み期間中はメモリ書き込み信号92を出力し、
メモリ制御信号伝達制御部97はメモリ書き込み信号9
2を受けてメモリへの信号の伝達の許可、禁止を制御す
る。メモリ書き込み読み出し期間検出部98は、メモリ
に書き込みまたは読み出し期間中であるかどうかを判断
し、同期間中はリセット発生許可信号99を制御する。
リセット信号発生部100はリセット要因が発生した場
合、リセット発生許可信号99が許可状態であればリセ
ット信号94を発生するが、禁止状態であれば許可状態
になるまでリセット信号94を発生しない。
【0004】次に、動作を説明する。図11に、図10
の各部における動作を示す波形図を示す。リセット要因
が発生しなければ図10の回路はリセット信号94が発
生しないので、常にメモリ96に対して書き込みができ
るが、リセット要因が発生した時刻TRにCPU95が
メモリ96に対するデータの書き込み期間中である場
合、メモリ書き込み信号92が有効であるため、メモリ
書き込み読み出し期間検出部98はリセット信号94の
発生を抑えるためにリセット発生許可信号99を禁止状
態の値にする。リセット信号94の発生が抑制されてい
る間に時刻TSでCPU95がメモリ96へのデータの
書き込みを終了すると、メモリ書き込み信号92が無効
となるのでメモリ書き込み読み出し期間検出部98はリ
セット発生許可信号99を許可状態の値にするため、発
生が抑制されていたリセット信号94が発生し、回路の
リセットが実行される。これにより、メモリ書き込み期
間中にリセットが発生しないので、メモリ96の書き込
み規格を満足するデータの書き込み期間が保証され、誤
ったデータがメモリに書き込まれることがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例の問題点は、メ
モリ書き込み制御回路で作られるリセット信号94をC
PU95や他の回路ユニットのリセット信号として用い
ると、外部からのリセット要因の発生とメモリ96への
書き込み信号とが競合した場合と競合しない場合とでリ
セットのかかるタイミングが異なるために、このメモリ
書き込み制御回路を内蔵したマイクロコンピュータを用
いたシステムが誤動作を引き起こすことがある点であ
る。
【0006】その理由は、従来例のメモリ書き込み制御
回路を内蔵したマイクロコンピュータを用いたシステム
において、マイクロコンピュータだけがリセットがかか
らない時間が発生する可能性が生じるためである。
【0007】その顕著な例としては、一般に不揮発性メ
モリ等の書き込み時間はDRAM,SRAMに比較して
非常に長く、不揮発性メモリ等の書き込みには数10μ
sec以上かかり、また一般の半導体集積回路を用いた
回路システムではその回路の動作周波数によっても異な
るがリセット期間の最小値は10μsecないし数10
μsec程度のものが一般的である。このようなメモリ
を用いている場合、外部から入力するリセットの有効期
間が書き込み時間より短い場合が生じ、競合のタイミン
グによってはメモリに書き込み期間中に外部からのリセ
ット信号が入力され有効となりその後所定の有効期間を
経過したのち外部からのリセット信号が無効になっても
まだ書き込みが終了しない場合が生じるため、マイクロ
コンピュータだけがリセットがかからない時間がリセッ
ト有効期間後も存在することとなる。
【0008】本発明の目的は、メモリに書き込み期間中
にリセットが入力されても書き込みデータが破壊される
ことなく正常に書き込め、正常なメモリ書き込み動作を
保証しながらも装置全体のリセットのタイミングがずれ
ることがなく、装置の誤動作を防ぐメモリ書き込み制御
回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ書き込み
制御回路は、出力されたアドレスとデータとをそれぞれ
ラッチするとともに、出力されたメモリ書き込み信号を
記憶し、記憶したメモリ書き込み信号に対応するメモリ
書き込み許可信号により、ラッチしたメモリのアドレス
にラッチしたデータの書き込み処理を行い、所定の書き
込み必要時間終了後に、メモリ書き込み許可信号を無効
とする手段を有している。したがって、その構成として
は、電源投入とともに初期化され、CPUから入力した
メモリ書き込み信号の有効期間中は出力するメモリ書き
込み終了信号を無効とするとともに時間の計測を行い、
該有効期間中にリセット信号が入力されたときは、所定
書き込み必要時間の終了とともにメモリ書き込み終了信
号を有効とする書き込み終了判定回路と、電源投入とと
もに初期化され、メモリ書き込み信号によりセットされ
て出力するメモリ書き込み許可信号を有効とし、書き込
み終了判定回路より有効なメモリ書き込み終了信号が出
力された時点でリセットされてメモリ書き込み許可信号
を無効とする書き込みステータスフラグと、CPUから
出力されたアドレスおよび当該アドレスに書き込むデー
タとを、その都度、それぞれラッチし、有効とされたメ
モリ書き込み許可信号によりメモリの当該アドレスへデ
ータを書き込むアドレスラッチおよびデータラッチと、
電源投入とともに書き込み終了判定回路と書き込みステ
ータスフラグとをパワーオンリセット信号により初期化
し、また、外部からリセット要因が入力されたとき、書
き込み終了判定回路、書き込みステータスフラグ、アド
レスラッチおよびデータラッチを除き、その他のリセッ
ト処理を必要とする回路要素をリセット信号によりリセ
ットするリセット信号発生部とを有している。
【0010】
【作用】電源投入時はリセット信号発生部からパワーオ
ンリセット信号が発生し、書き込みステータスフラグと
メモリ書き込み終了判定回路を初期化する。この電源投
入時以外では、書き込みステータスフラグはメモリ書き
込み信号によってのみセットされ、書き込み終了判定回
路からの書き込み終了信号によってのみリセットされ、
装置内部のリセット信号によっては値が変化しない。そ
のため、書き込み状態である事をフラグによって知るこ
とができる。
【0011】書き込み終了判定回路は装置内部のリセッ
ト信号によって初期化されないため、リセット入力の有
無に関わらずメモリへの書き込み信号はメモリの規格を
満たす期間有効となるので、メモリ以外の他の回路にリ
セットをかけながら、メモリにデータを書き込む事がで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の半導体集積回路の
メモリ書き込み制御回路の第1の実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本形態例のメモリ書き込み制御回
路の構成を示すブロック図である。
【0014】リセット信号発生部12は外部からのリセ
ット要因2(負論理)を入力に持ち、リセット信号4ま
たはパワーオンリセット信号3を出力する。リセット信
号4は通常動作時に回路にリセットをかけるための信号
で、パワーオンリセット信号3はこの回路に電源を投入
した時にのみ出力される。CPU16はメモリ17に対
してアドレス信号10、データ信号9を出力する。CP
U16が出力するメモリ書き込み信号7は、書き込み終
了判定回路13と書き込みステータスフラグ15のセッ
ト端子Sとに入力される。書き込み終了判定回路13は
パワーオンセット信号3により初期化され、メモリ書き
込み信号7とリセット信号4およびメモリ書き込み信号
7が入力された時刻から書き込み終了判定回路内部で計
測している経過時間とからメモリへの書き込みが終了し
たかどうかを判定し、メモリへの書き込みが終了したと
判定した場合はメモリ書き込み終了信号5を有効にす
る。オアー回路14はパワーオンリセット信号3とメモ
リ書き込み終了信号5の論理和をとって信号6を書き込
みステータスフラグ15のリセット端子Rに入力させ
る。書き込みステータスフラグ15は、セット端子Sに
入力されているメモリ書き込み信号7が有効になった
ら、出力するメモリ書き込み許可信号8を有効にし、リ
セット端子Rに入力されている信号6が有効になったら
メモリ書き込み許可信号8を無効にする。メモリ17は
ライト端子Wに入力されたメモリ書き込み許可信号8が
有効になると、アドレスラッチ18に格納されているア
ドレスに対し、データラッチ19に格納されているデー
タが書き込まれる。アドレスラッチ18、データラッチ
19とも、メモリ書き込み許可信号8が有効期間中はリ
セット信号の有無に関わらず、以前書き込まれていた値
を保持し続けるので、この時リセット信号4がCPU1
6をリセットしてアドレス信号10、データ信号9の値
が変化してもアドレスラッチ18、データラッチ19の
値は変わらない。
【0015】次に、図1の回路の動作について、図1
と、その各部における動作波形を示す図2、図3および
図4を参照して説明する。
【0016】通常、リセット要因2(負論理)が発生し
ないとき、図1の各部における動作を示す信号波形図は
図2に示すようになる。CPU16からメモリ17への
書き込みは、まずCPU16がアドレス信号10、デー
タ信号9を出力し、メモリ17のアドレスラッチ18と
データラッチ19がそれぞれアドレス、データの値を取
り込んで保持する。次に時刻t1でCPU16からメモ
リ書き込み信号7が出力され、これにより書き込みステ
ータスフラグ15がセットされるので、書き込みステー
タスフラグ15からメモリ17にメモリ書き込み許可信
号8が入力され、アドレスラッチ18に格納されている
アドレスに対し、データラッチ19に格納されているデ
ータを書き込む動作が行われる。メモリ書き込み信号7
が無効になると、書き込み終了判定回路13が書き込み
終了信号5を有効にするため、オア回路14を介して書
き込みステータスフラグ15がリセットされ、メモリ書
き込み許可信号8が無効となって、メモリ17への書き
込み動作が終了する。
【0017】メモリ17への書き込み期間中にリセット
要因2が発生すると、図1の各部における動作を示す信
号波形図は図3(a)または図3(b)に示すようにな
る。
【0018】まず図3(a)について説明する。メモリ
書き込み信号7が時刻t1で有効になると、図2のとき
と同様にメモリ17へのデータの書き込みが行われる。
メモリ17への書き込み期間中、すなわちメモリ書き込
み信号7が有効である時刻T 1にリセット要因2が発生
すると、まず、リセット信号4が有効となり、CPU1
6が初期化され、アドレス信号10、データ信号9、メ
モリ書き込み信号7がすべてリセットされてしまう。し
かし、書き込み終了判定回路13はリセット信号4によ
ってメモリ17に書き込み期間中にリセット信号4が発
生したことを受けて、メモリ書き込み信号7が有効とな
った時刻から計測していたメモリ書き込みに必要な時間
Wを使って書き込み終了時刻t2を判断し、時刻t2
なったらメモリ書き込み終了信号5を有効にする。書き
込み終了信号5が有効になると、信号6により書き込み
ステータスフラグ15がリセットされるので、メモリ書
き込み許可信号8が無効となって、メモリ17への書き
込み動作が終了する。なお、メモリ17のアドレスラッ
チ18、データラッチ19はリセット信号4の影響を受
けないため、メモリへの書き込み期間中にリセット信号
4が発生しても正しいアドレスに正しいデータを書き込
む事ができ、しかもリセット後にアドレスラッチ18、
データラッチ19の値が保持されるため、どのアドレス
にどんなデータを書き込んでからリセットがかかったの
かがわかる。
【0019】図3(b)については、リセット要因の発
生タイミングT2が図3(a)のタイミングT1と異なる
ために、図3(a)と比較してメモリ書き込み信号7が
有効な期間が異なる点と、メモリへの書き込みが終了し
てもなおリセット要因2が有効である点が異なるため
に、リセット信号4が無効となるタイミングが異なるだ
けであり、他の点については上記図3(a)の動作の説
明と全く同じであるので、説明は省略する。
【0020】また、図4は電源投入時の図1の各部にお
ける動作を示す波形図である。
【0021】リセット信号4によって初期化されないメ
モリ書き込み終了判定回路13と書き込みステータスフ
ラグ15とは、図1の回路を搭載したシステムの電源を
投入した時刻t0に必ず初期化(リセット)されなけれ
ばならないので、リセット信号発生部12から、電源投
入直後のリセットである時にのみ発生するパワーオンリ
セット信号3を使って初期化を行う。このとき同時に、
リセット要因2が入力されるのでリセット信号発生部1
2はリセット信号4を立ち上げて、メモリ書き込み信号
7は無効、書き込み終了信号5は有効、メモリ書き込み
許可信号8は無効の状態となる。若干の時間後にリセッ
ト要因2を無効としてリセット信号4を無効とする。
【0022】上述した第1の実施の形態では、書き込み
ステータスフラグ15はCPU16から出力されるメモ
リ書き込み信号7でセットされるが、CPU16にリセ
ットがかかってメモリ書き込み信号7が無効になっても
以前の状態を保持しており、メモリ書き込み終了判定回
路13がメモリ書き込み終了信号5を出すまでメモリへ
の書き込み状態を保持し続ける。そのため、リセット信
号4とメモリへの書き込み許可信号8が競合しない構成
が実現できるため、メモリ17へデータを書き込み途中
でリセット要因2が発生しても、メモリ17への書き込
み動作が保証でき、また、メモリ書き込み終了判定回路
13は、データ書き込み中にリセット信号4が有効にな
ってもメモリ書き込み信号7が有効になった時点からメ
モリ17の書き込みタイミング規格を満足する書き込み
時間を必ず確保し、その後メモリ書き込み終了信号5を
発生するために、リセット要因2がどのようなタイミン
グで発生してもメモリ17への書き込み許可信号8のク
リアが確実に行える。
【0023】さらに、リセット信号発生部12は、電源
投入時にのみ有効となるパワーオンリセット信号3を発
生するため、リセット要因2で初期化できない書き込み
ステータスフラグ15とメモリ書き込み終了判定回路1
3の初期化ができる。
【0024】さらに、メモリ17のアドレスラッチ18
とデータラッチ19はリセット信号の影響を受けないた
め、メモリへの書き込み信号7とリセット要因2の発生
が競合しても、リセット後に上記アドレスラッチ18と
データラッチ19を読むことでどのアドレスにどのデー
タを書き込んだあとにリセットが印加されたかを知るこ
とができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図5は、外部からのリセット要因が発生し
た場合に消費電力を抑えるためにクロック発振器の発振
を停止する機能を追加した回路のブロック図であり、図
1の回路に対してクロック発振器42の発振を停止する
信号41を生成するための論理ゲート40が追加されて
いる。リセット要因2が発生した場合、リセット信号4
だけを用いてクロック発振器42の発振を停止すると、
メモリ17への書き込み期間中にリセット要因2が発生
した場合はクロック43が停止してしまいメモリへの書
き込みが正常に終了できないので、上記不具合が生じな
い回路として、図5のようにクロック発振器42の発振
を停止する信号は、メモリへの書き込み許可信号8の論
理否定とリセット信号4との論理積を用いる。
【0027】次に、図5の形態例の動作について、図を
参照して説明する。
【0028】図6は、図2で示す動作と全く同じ条件で
動作させた場合の各部における動作を示す波形図であ
り、図2に対してクロック発振器42から出力されるク
ロック43と、クロック発振器42の発振を停止する信
号41が追加されているだけであり、クロック発振器4
2の発振は停止しないので、図1と図5で共通な信号の
動作は全く同じである。
【0029】図7(a)は、図3(a)で示す動作と全
く同じ条件でリセット要因2が発生した場合の図5の各
部における動作を示す波形図であり、この場合もクロッ
ク発振器42の発振は停止しないので、図1と図5で共
通な信号の動作は全く同じである。
【0030】図7(b)は、図3(b)で示す動作と全
く同じ条件でリセット要因2が発生した場合の図5の各
部における動作を示す波形図である。この場合は、リセ
ット要因2(負論理)が有効である期間内に時刻t2
メモリ17への書き込みが終了し、クロック発振器42
の発振を停止する条件が揃うため、時刻t2においてク
ロック43が停止する。その後リセット要因2が時刻T
3において無効となると、クロック発振器42が発振を
はじめる。
【0031】図8は、図4で示す動作と全く同じ条件、
すなわち電源投入時の図5の各部における動作を示す波
形図である。クロック43は、リセット信号発生部のリ
セット4が無効になると、クロック発振器42は発振を
開始する。
【0032】上述の第2の実施の形態では、外部からの
リセット要因が発生した場合に消費電力を抑えるために
クロック発振器42の発振を停止する機能がある構成で
も、リセット要因とメモリ書き込み動作が競合した場合
は第1の実施の形態例で得られる効果と同一の効果が得
られ、かつ、リセット要因2が有効期間中に書き込み動
作を終了すれば、クロック発振器42の発振を停止する
ことができるので、本発明のメモリ書き込み制御回路を
搭載した低消費電力マイクロコンピュータの消費電力を
抑えることができる。
【0033】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0034】図9は、CPU16とメモリ17の間にセ
レクタ54を設け、このセレクタ54のセレクト信号5
0の値によって、CPU16から出力されるアドレス信
号10、データ信号9、メモリ書き込み信号7の組み合
わせか、もしくはそれ以外の回路ユニットあるいは外部
からのアドレス信号52、データ信号51、メモリ書き
込み信号53の組み合わせのどちらかを選択してアドレ
ス信号57、データ信号56、メモリ書き込み信号55
に接続する。それ以外の回路は図5の構成と全く同じで
ある。
【0035】図9の回路の動作は、セレクタ54がセレ
クト信号50によって、上記の3信号の組み合わせのう
ちどちらをを選択するかを決定するだけであり、それ以
外の動作は図5と全く同じである。したがって、リセッ
トのかからない回路ユニットもしくは外部からの書き込
み時にリセット要因2が発生しても、リセット要因2の
発生以前にメモリ17のアドレスラッチ18、データラ
ッチ19に取り込まれているアドレスに対してデータが
書き込まれる。すなわち、CPU16以外からのアドレ
ス、データを用いて、メモリ17へ書き込み中にリセッ
ト要因2が発生しても、メモリへの書き込みを保証でき
る。
【0036】従って、第3の実施の形態例では、CPU
16以外からのアドレス、データによる書き込みに対し
ても第2の実施の形態例で得られる効果と同一効果が得
られる。
【0037】
【発明の効果】第1の効果は、メモリへの書き込み期間
中にリセットが発生しても、メモリへの書き込み動作が
保証できることである。その理由は、書き込みステータ
スフラグがメモリ書き込み状態を記憶しており、このフ
ラグがリセット信号によってクリアされないためであ
る。また、メモリの書き込み終了を判定する書き込み終
了判定回路もリセット信号によって初期化されないため
に、書き込みを正常に終了する事ができる。
【0038】第2の効果は、メモリ書き込み中にリセッ
ト信号が入力されても、リセット後にどのアドレスまで
どんなデータを書き込んだかがわかることである。その
理由は、メモリのアドレスラッチ、データラッチはリセ
ット信号でリセットされないために、リセット後もリセ
ット直前に書き込んだアドレスが保持されているからで
ある。
【0039】第3の効果は、メモリの書き込み期間中に
リセットが発生しても、メモリ書き込み関係以外の回路
にはリセット発生と同時にリセットがかかることであ
る。その理由は、メモリ書き込み終了判定回路と書き込
みステータスフラグは、パワーオンリセット信号のみで
初期化でき、リセット期間中は上記メモリ書き込み終了
判定回路と書き込みステータス回路がメモリへの書き込
み許可信号を制御するため、他の回路をメモリへのデー
タ書き込み動作から解放できるためである。
【0040】第4の効果は、リセット期間中に発振器の
発振を停止し消費電力を低減する回路構成であっても、
メモリの書き込み期間中にリセットが発生しても上記第
1から第3までの効果を実現できる点である。その理由
は、メモリの書き込みステータスフラグがリセット信号
によってクリアされないため、この信号を用いて書き込
み期間中は発振を継続できるからである。
【0041】第5の効果は、CPU以外のリセットの不
必要な回路もしくは外部から入力されるメモリ書き込み
動作に対しても上記第1から第四までの効果を実現でき
るからである。その理由は、第1の効果の理由により、
どのような回路からの書き込みに対しても本メモリ書き
込み制御回路が有効であるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメモリ書き込み制御回路の第1の
実施の形態を示す回路図である。
【図2】図1の各部における動作をリセット要因が発生
しない場合について示す波形図である。
【図3】図(a)は図1の各部における動作をリセット
要因が発生した場合について示す波形図、図(b)は図
1の各部における動作をリセット要因が発生して書き込
み終了後も継続する場合について示す波形図である。
【図4】電源投入時の図1の各部における動作を示す波
形図である。
【図5】本発明によるメモリ書き込み制御回路の第2の
実施の形態を示す回路図である。
【図6】図5の各部における動作をリセット要因が発生
しない場合について示す波形図である。
【図7】図(a)は図5の各部における動作をリセット
要因が発生した場合について示す波形図、図(b)はリ
セット要因が発生して書き込み終了後も継続する場合に
ついて示す波形図である。
【図8】電源投入時の図5の各部における動作を示す波
形図である。
【図9】本発明によるメモリ書き込み制御回路の第3の
実施の形態を示す回路図である。
【図10】従来のメモリ書き込み制御回路の例である。
【図11】図10の各部における動作を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
12 リセット信号発生部 13 書き込み終了判定回路 15 書き込みステータスフラグ 16 CPU 17 メモリ 18 アドレスラッチ 19 データラッチ 42 クロック発振器 43 クロック 50 セレクト信号 54 セレクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUからアドレスとデータとメモリ書
    き込み信号とが出力され、メモリの当該アドレスにデー
    タを書き込むために用いられる、半導体集積回路のメモ
    リ書き込み制御回路であって、 出力されたアドレスとデータとをそれぞれラッチすると
    ともに、出力されたメモリ書き込む信号を記憶し、 記憶したメモリ書き込み信号に対応するメモリ書き込み
    許可信号により、ラッチしたメモリのアドレスにラッチ
    したデータの書き込み処理を行い、 所定の書き込み必要時間終了後に、メモリ書き込み許可
    信号を無効とするメモリ書き込み制御回路。
  2. 【請求項2】 CPUからアドレスとデータとメモリ書
    き込み信号とが出力され、メモリの当該アドレスにデー
    タを書き込むために用いられる、半導体集積回路のメモ
    リ書き込み制御回路であって、 電源投入とともに初期化され、CPUから入力したメモ
    リ書き込み信号の有効期間中は出力するメモリ書き込み
    終了信号を無効とするとともに時間の計測を行い、該有
    効期間中にリセット信号が入力されたときは、所定書き
    込み必要時間の終了とともにメモリ書き込み終了信号を
    有効とする書き込み終了判定回路と、 電源投入とともに初期化され、メモリ書き込み信号によ
    りセットされて出力するメモリ書き込み許可信号を有効
    とし、書き込み終了判定回路より有効なメモリ書き込み
    終了信号が出力された時点でリセットされてメモリ書き
    込み許可信号を無効とする書き込みステータスフラグ
    と、 CPUから出力されたアドレスおよび当該アドレスに書
    き込むデータとを、その都度、それぞれラッチし、有効
    とされたメモり書き込み許可信号によりメモリの当該ア
    ドレスへデータを書き込むアドレスラッチおよびデータ
    ラッチと、 電源投入とともに前記書き込み終了判定回路と前記書き
    込みステータスフラグとをパワーオンリセット信号によ
    り初期化し、また、外部からリセット要因が入力された
    とき、前記書き込み終了判定回路、前記書き込みステー
    タスフラグ、前記アドレスラッチおよびデータラッチを
    除き、その他のリセット処理を必要とする回路要素をリ
    セット信号によりリセットするリセット信号発生部とよ
    りなるメモリ書き込み制御回路。
  3. 【請求項3】 前記アドレスラッチと前記データラッチ
    とは、外部からのリセット要因が発生しても、直前に入
    力されたアドレスとデータとをそれぞれ保持する請求頁
    2記載のメモリ書き込み制御回路。
  4. 【請求項4】 さらに、無効とされた前記メモリ書き込
    み許可信号とリセット信号との論理積をとり、リセット
    要因の発生期間中に半導体集積回路のクロック発振器の
    発振を停止させる信号を出力する回路を有する請求頁2
    ないし3のいずれか1項に記載のメモリ書き込み制御回
    路。
  5. 【請求項5】 さらに、前記CPUから出力側にセレク
    タを有し、該セレクタによりCPUから出力されるアド
    レス信号、データ信号およびメモリ書き込み信号の組み
    合わせ、もしくは、他の半導体集積回路ユニットまたは
    外部からのアドレス信号、データ信号およびメモリ書き
    込み信号の組み合わせのいずれかを選択して用いる請求
    項2ないし4のいずれか1項に記載の装置。
JP8223855A 1996-08-26 1996-08-26 メモリ書き込み制御回路 Pending JPH1063581A (ja)

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