JP2004038569A - 不揮発性メモリのデータ保護システム - Google Patents

不揮発性メモリのデータ保護システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004038569A
JP2004038569A JP2002194933A JP2002194933A JP2004038569A JP 2004038569 A JP2004038569 A JP 2004038569A JP 2002194933 A JP2002194933 A JP 2002194933A JP 2002194933 A JP2002194933 A JP 2002194933A JP 2004038569 A JP2004038569 A JP 2004038569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
protection
control signal
data
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002194933A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoharu Oikawa
笈川 清春
Kimio Maruyama
丸山 公夫
Yasuhiro Watanabe
渡辺 靖浩
Naokazu Kuzuno
葛野 直和
Masaya Kubota
久保田 雅也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Kioxia Systems Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Memory Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Memory Systems Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002194933A priority Critical patent/JP2004038569A/ja
Priority to US10/609,563 priority patent/US7243199B2/en
Priority to EP03254281A priority patent/EP1378836A3/en
Publication of JP2004038569A publication Critical patent/JP2004038569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/70Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer
    • G06F21/78Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure storage of data
    • G06F21/79Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure storage of data in semiconductor storage media, e.g. directly-addressable memories
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/14Protection against unauthorised use of memory or access to memory
    • G06F12/1416Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the object accessibility, e.g. type of access defined by the memory independently of subject rights
    • G06F12/1425Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the object accessibility, e.g. type of access defined by the memory independently of subject rights the protection being physical, e.g. cell, word, block
    • G06F12/1433Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the object accessibility, e.g. type of access defined by the memory independently of subject rights the protection being physical, e.g. cell, word, block for a module or a part of a module

Abstract

【課題】不揮発性メモリの電源投入直後におけるセキュリティ/プロテクト機能の誤動作(異常データの読み出し、メモリの機密データの漏洩、メモリへの異常データの書き込みによるプログラムデータの破壊など)を防止する。
【解決手段】不揮発性メモリの電源投入により自動的にSEC/PRTを読み出す動作が完了するまでの一定期間はセキュリティ/プロテクト機能をロック状態にした後、ロック状態を解除するシーケンス動作を自動的に実行する機能を持たせた。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性メモリの記憶内容のセキュリティおよび/またはプロテクトを制御するデータ保護システムに係り、特にセキュリティ機能および/またはプロテクト機能を制御する回路に関するもので、例えば不揮発性メモリチップや、不揮発性メモリを混載したメモリ混載ロジックチップ(例えばマイコンチップ)に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばフラッシュメモリを搭載したマイコンシステムにおいて、不揮発性メモリの記憶内容に関する機密性と安定動作が必要とされる場合には、不揮発性メモリの記憶内容のセキュリティ/プロテクトを制御する機能が付加されている。
【0003】
図11は、セキュリティ/プロテクト機能を搭載した不揮発性メモリの従来例の一部を示している。
【0004】
この不揮発性メモリは、不揮発性(NV)メモリマトリクスを備えたメモリ回路10、電圧検出回路(VDECT)11、クロック信号CLK発生用の発振回路(OSC)12、セキュリティビット・プロテクトビット格納回路(SECPRTbit)13およびメモリ回路用のリード/ライト制御回路(R/W_CNT)14、データバス(DB)15により構成されている。
【0005】
図12は、図11中のSECPRTbit13の構成を示している。
【0006】
このSECPRTbitは、セキュリティビットSECおよびプロテクトビットPRTを記憶した2個のNVメモリセル131 、132 を有する。そして、マイコンシステムから供給される出力イネーブル制御信号OEおよびセキュリティコマンドSECCMDを受けてセキュリティビットSECをデータバスDB1 へ読み出し、マイコンシステムから供給されるライトイネーブル制御信号WEおよびプロテクトコマンドPRTCMDを受けてプロテクトビットPRTをデータバスDB0 へ読み出すように論理構成されている。
【0007】
図13は、図11中のR/W_CNT14の構成を示している。
【0008】
このR/W_CNTは、前記SECPRTbit13から出力されたSEC、マイコンシステムから供給されるチップイネーブル制御信号CEおよび出力イネーブル制御信号OEを受けてメモリ回路10の読み出し制御信号RDを生成するように論理構成されている。また、前記SECPRTbit13から出力されたPRT、マイコンシステムから供給されるチップイネーブル制御信号CEおよびライトイネーブル制御信号WEを受けてメモリ回路10の書き込み制御信号WRを生成するように論理構成されている。
【0009】
図14は、図11の不揮発性メモリの電源投入時の動作例を示すタイミングチャートである。
【0010】
図11の不揮発性メモリは、電源投入後、SECPRTbit13内のセキュリティビットSECの状態およびプロテクトビットPRTの状態により、メモリ回路10の読み出し/書き込みの許可あるいは禁止を決める。
【0011】
即ち、SECが“1”(LOCK状態)の場合には、メモリ回路10からの読み出しを禁止状態とし、SECが“0”(UNLOCK状態)の場合には、メモリ回路10からの読み出しを許可状態とする。
【0012】
また、PRTが“1”(LOCK状態)の場合には、メモリ回路10への書き込みを禁止状態とし、PRTが“0”(UNLOCK状態)の場合には、メモリ回路10への書き込みを許可状態とする。
【0013】
しかし、仮に、チップイネーブル制御信号CE入力が”1”の状態で電源を立ち上げた時に、SECPRTbit13に格納されているSECが“0”(UNLOCK状態)であったとすると、R/W_CNT14から出力する読み出し制御信号RDが“1”となるので、メモリ回路10のデータがDB(31:0)15へ誤って読み出されてしまう。
【0014】
即ち、電源投入直後に、異常データが読み出されて不揮発性メモリの誤動作が発生するという問題が発生する。また、電源投入時のSECの読み出しが不安定になる動作により、セキュリティ機能が無くなり、メモリ回路10のデータが漏洩されてしまうという問題が発生する。
【0015】
また、仮に、前記CE入力が”1”の状態で電源を立ち上げた時に、SECPRTbit13に格納されているPRTが“0”(UNLOCK状態)であったとすると、R/W_CNT14から出力する書き込み制御信号WRが“1”となるので、DB(31:0)のデータがメモリ回路10へ誤って書き込みされてしまう。
【0016】
即ち、電源投入直後に、異常データがメモリ回路10のセルに書き込まれてしまい、プログラムデータが破壊し、マイコンシステムが動作しなくなるという致命的な問題が発生する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の不揮発性メモリあるいはそれを搭載したマイコンシステムは、電源投入直後に、不揮発性メモリから異常データが読み出されて誤動作が発生し、不揮発性メモリに異常データが書き込まれてプログラムデータが破壊し、システムが動作しなくなるなどの問題があった。
【0018】
本発明は上記の問題点を解決すべくなされたもので、機密性と信頼性を要求される不揮発性メモリの電源投入直後におけるセキュリティ機能および/またはセキュリティ/プロテクト機能の誤動作を防止し得る不揮発性メモリのデータ保護システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の不揮発性メモリのセキュリティ制御システムは、電源投入あるいはコマンド入力により自動的にセキュリティビットおよび/またはプロテクトビットを読み出す動作が完了するまでの一定期間はセキュリティ機能および/またはプロテクト機能をロック状態にし、その後、ロック状態を解除するシーケンス動作を自動的に実行する機能を有することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0021】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る不揮発性メモリの一部を示している。
【0022】
この不揮発性メモリは、図11を参照して前述した従来例の不揮発性メモリと同様に、不揮発性メモリセルのアレイを有するメモリ回路10に対するデータの読み出し/書き込みの可否を決めるセキュリティビット/プロテクトビットをデータ保護内容指示部に格納しておき、電源投入(あるいはコマンド入力)により前記データ保護内容指示部からセキュリティビット/プロテクトビットの格納内容に基づいて前記メモリ回路10に対するデータの読み出し/書き込みの許可あるいは禁止を決めるシーケンス動作を自動的に実行するデータ保護機能回路(セキュリティ/プロテクト機能回路)を具備している。
【0023】
さらに、図1の不揮発性メモリは、前記電源投入(あるいはコマンド入力)後に前記データ保護機能回路が前記データ保護内容指示部からセキュリティビット/プロテクトビットをデータバスへ読み出す動作を完了するまでの一定時間は、前記データ保護機能回路の機能をロック状態(停止状態)にして前記メモリ回路10に対するデータの読み出し/書き込みを強制的に禁止させ、その後に上記ロック状態を解除して前記データ保護機能回路の機能を発揮させるように制御するデータ保護機能ロック/解除回路(セキュリティ・プロテクト機能ロック/解除回路が付加されている。
【0024】
具体的には、従来例の不揮発性メモリと比べて、例えばマイコンシステムのプログラムメモリあるいはデータメモリとして使用されるメモリ回路10、電圧検出回路(VDECT)11、発振回路(OSC)12、データバスDB(31:0)15は同様であるが、次の点が異なる。
【0025】
(1)前記データ保護機能ロック/解除回路として、セキュリティ/プロテクトフラグ発生回路(FLAG_GEN)16およびセキュリティ/プロテクト機能制御信号発生回路(FANWUP_GEN)17が付加されている。
【0026】
(2)上記付加に伴って、前記データ保護内容指示部であるセキュリティビット・プロテクトビット格納回路(SECPRT_Nbit)13a および前記セキュリティ/プロテクト機能回路であるメモリ回路用のリード/ライト制御回路(R/W_CNT)14a が変更されている。
【0027】
図2は、図1の不揮発性メモリの電源投入時におけるセキュリティ/プロテクトに関する動作例を示すタイミングチャートである。
【0028】
以下、図2を参照しながら、図1中の各部の構成および動作を説明する。
【0029】
図3は、図1中のメモリ回路10の一例を示す。
【0030】
このメモリ回路は、従来例と同様に、例えば512KbyteのNVメモリマトリクス101 と、アドレスラッチ回路・アドレスデコーダDEC102 と、リード/ライト回路(R/W回路)103 等を備えており、データバスDB0 〜DB31との間で32ビット幅のデータが入出力される。この場合、前記アドレスデコーダDECにアドレスデータAL(18:0)が入力し、前記R/W回路には前記R/W_CNT)14a から読み出し制御信号RD/書き込み制御信号WRが入力する。
【0031】
図4は、図1中のVDECT11の一例を示す。
【0032】
このVDECTは、従来例と同様に、複数の論理回路や遅延回路の組み合わせにより構成されている。そして、パワーダウン信号PWRDWNの論理レベルが“0”の状態で電源が投入された時に、不揮発性メモリの初期化を行うために、パワーオンリセット信号PONRSTおよびバンドギャップオンリセット信号BGRONRSTを発生する機能を有する。上記PONRSTは、電源投入時に、短時間活性状態(“1”レベル)になるワンショットパルスであり、前記BGRONRSTは、バンドギャップ電圧回路(図示せず)の動作が立ち上がるまでの時間(上記PONRSTよりも長時間)活性状態になる。
【0033】
図5は、図1中のOSC12の一例を示す。
【0034】
このOSC回路は、従来例と同様に、複数のインバータ回路がリング状に接続されたリング発振回路および複数の論理回路により構成されている。そして、マイコンシステムから供給されるイネーブル信号ENおよび外部クロック信号EXTCLKを受けて、内部クロック信号CLKを発生する。このCLKは、図1中のR/W、AUTO、Highvol103 、FLAG_GEN16およびFANWUP_GEN17に供給される。
【0035】
図6は、図1中のFLAG_GEN16の一例を示す。
【0036】
このFLAG_GENは、カウンタ回路を形成する複数のフリップフロップ回路161 と、ラッチ回路162 と、遅延(Delay) ゲート163 と、ナンドゲート165 ・アンドゲート166 ・バッファ回路167 等を有する。
【0037】
そして、前記VDECT11から供給されるPONRSTおよびBGRONRSTによってリセットされた後、前記OSC回路12から供給されるCLKを受けて、短時間活性状態になるプロテクトビット読み出し制御信号PRDおよびセキュリティビット読み出し制御信号SRDを順次生成し、セキュリティ/プロテクト解除信号SPRDFLGも生成するように論理構成されている。
【0038】
この際、SPRDFLGは、前記PONRSTの発生から上記PRDおよびSRDを生成した直後までの一定時間は“0”レベル、その後は“1”レベルになる。このSPRDFLGは、セキュリティ/プロテクト機能の動作をロックさせるための制御に用いられる。
【0039】
図7(a)は、図1中のFANWUP_GEN17の一例を示す。
【0040】
このFANWUP_GENは、前記VDECT11から供給されるPONRSTおよびBGRONRSTに対してそれぞれノイズキャンセラー機能を有するファンクション・スキャン回路(FNSCAN)171 、フリップフロップ回路172 、インバータ173 ・ノアゲート174 ・ナンドゲート175 等を有する。
【0041】
そして、前記PONRSTおよびBGRONRSTによってリセットされた後、前記OSC回路12から供給されるCLKおよび前記FLAG_GEN16から供給されるSPRDFLGを受けて、セキュリティ/プロテクトロック信号FANWUPを生成するように論理構成されている。
【0042】
この場合、FANWUPは、PONRSTの発生から前記SPRDFLGが“1”レベルになるまでの一定時間は“1”レベル(活性状態)であり、それ以後は“0”レベルになる。
【0043】
このFANWUPは、セキュリティ/プロテクト機能の動作のロック状態を解除させるための制御に用いられるとともに、マイコンシステム側でセキュリティ/プロテクト機能の動作状態(ロックまたは解除)を判別するためのモニタ信号として出力される。
【0044】
図7(b)は、同図(a)中のFNSCAN171 の一例を示す。
【0045】
このFNSCANは、インバータ176 ・偶数段遅延ゲート177 ・ノアゲート178 ・バッファ回路179 等を有し、入力信号INにひげ状のノイズが混入した場合にそれを除去するノイズキャンセラー機能を有するように論理構成されている。
【0046】
図8は、図1中のSECPRT_Nbit13a の一例を示す。
【0047】
このSECPRT_Nbitは、セキュリティビットSECを記憶したNVメモリセル131 と、プロテクトビットPRTを記憶したNVメモリセル132 と、データバスDB1 、DB0 との間でSEC、PRTをリード/ライトするための複数の論理回路(アンドゲート132 ・オアゲート133 ・ナンドゲート134 ・ノアゲート135 ・バッファ回路136 )により構成されている。
【0048】
そして、マイコンシステムから供給されるプロテクトコマンドPRTCMDを受け、出力イネーブル制御信号OE/ライトイネーブル制御信号WEに応じてデータバスDB0 との間でプロテクトビットPRTのリード/ライトを行う機能を有する。また、前記FANWUP_GEN16から供給されるPRDが活性状態(“1”)の時にもリードを行い、データバスDB0 を介してマイコンシステムへの出力が可能になるように制御される。この場合、PRTの“1”は、メモリ回路10への書き込みを禁止するLOCK状態、PRTの“0”は、メモリ回路10への書き込みを許可するUNLOCK状態を表わす。
【0049】
一方、マイコンシステムから供給されるセキュリティコマンドSECCMDを受け、出力イネーブル制御信号OE/ライトイネーブル制御信号WEに応じてデータバスDB1 との間でセキュリティビットSECのリード/ライトを行う機能を有する。また、前記FANWUP_GEN16から供給されるSRDが活性状態(“1”)の時にもリードを行い、データバスDB1 を介してマイコンシステムへの出力が可能になるように制御される。この場合、SECの“1”は、メモリ回路10からの読み出しを禁止するLOCK状態、SECの“0”は、メモリ回路10からの読み出しを許可するUNLOCK状態を表わす。
【0050】
なお、上記例では、図8のSECPRT_Nbit13a に示したように、PRTの格納セルおよびSECの格納セルが各1個の場合を示しているが、これらのセルが増える毎に、それぞれ対応してリード/ライト用の論理回路を増やし、図7(a)のFANWUP_GEN17中のカウンタ回路の段数を増やしてPRD、SRDの数を増やすように変更すればよい。
【0051】
図9は、図1中のR/W_CNT_NEW14a の一例を示す。
【0052】
このR/W_CNT_NEWは、ノアゲート141 ・ナンドゲート142 ・インバータ回路143 を有する。
【0053】
そして、前記CE、WE、前記SECPRT_Nbit13a から読み出されたPRTおよびFANWUPを受け、FANWUPが解除状態(“0”)を示している場合にはメモリ回路10の書き込み制御信号WRを生成する機能を有する。
【0054】
また、マイコンシステムから供給されるチップイネーブル制御信号CE、OE、前記SECPRT_Nbit13a から読み出されたSECおよび前記FANWUP_GEN17から供給されるFANWUPを受け、FANWUPが解除状態(“0”)を示している場合にはメモリ回路10の読み出し制御信号RDを生成するように論理構成されている。
【0055】
次に、図1の不揮発性メモリの電源投入時におけるセキュリティ/プロテクトに関する動作例について、図2に示したタイミングチャートを参照しながら説明する。
【0056】
電源投入が行われると、VDECT11から出力するPONRSTおよびBGRONRSTにより初期化が行われる。この初期化が完了すると、FLAG_GEN16から出力するSRDおよびPRDが順にそれぞれ短時間活性状態になり、SECPRT_Nbit13a 内のSECおよびPRTがデータバスDB1 、DB0へ読み出される。
【0057】
以後は、上記SECおよびPRTの状態によりメモリ回路10の読み出し/書き込みの許可/禁止が決められる。即ち、SECが“1”(LOCK状態)の場合には、メモリ回路10からの読み出しが禁止状態になり、SECが“0”(UNLOCK状態)の場合には、メモリ回路10からの読み出しが許可状態になる。
【0058】
また、PRTが“1”(LOCK状態)の場合には、メモリ回路10への書き込みが禁止状態になり、PRTが“0”(UNLOCK状態)の場合にはメモリ回路10への書き込みが許可状態になる。
【0059】
上記動作に際して、電源投入からSECおよびPRTのデータバスへの読み出しが完了するまでの一定期間は、FLAG_GEN16から出力するSPRDFLGが“0”になり、FANWUP_GEN17から出力するFANWUPが“1”になる。
【0060】
これにより、R/W_CNT_NEW14a から出力する読み出し制御信号RDおよび書き込み制御信号WRがそれぞれ“0”になり、NVメモリからのデータの読み出しおよびNVメモリへのデータの書き込みが禁止される。
【0061】
なお、前記VDECT11から出力するPONRSTおよびBGRONRSTがそれぞれ“1”から“0”に戻り、SECおよびPRTをデータバスへ読み出す動作が終了した後、SPRDFLGが“0”から“1”に変化し、FANWUPが“1”から“0”に変化する。
【0062】
したがって、仮に、CE入力が“1”、OE入力が“1”の状態で電源を立ち上げた時に、SECPRT_Nbit13a に格納されているSECが“0”(UNLOCK状態)であったとしても、従来例とは異なり、電源投入からSECをデータバスへ読み出す動作が完了するまでの一定期間は、メモリ回路10のデータがデータバスに読み出されることが無いように、R/W_CNT_NEW14a による制御が行われる。
【0063】
また、仮に、CE入力が“1”、WE入力が“1”の状態で電源を立ち上げた時に、SECPRT_Nbit13a に格納されているPRTが“0”(UNLOCK状態)であったとしても、従来例とは異なり、電源投入からPRTをデータバスへ読み出す動作が完了するまでの一定期間は、データバスのデータがメモリ回路10へ誤って書き込みされることが無いように、R/W_CNT_NEW14aによる制御が行われる。
【0064】
なお、上記動作に際して、SECPRT_Nbit13a に格納されているSECおよびPRTのビット数が多い程、SECおよびPRTの読み出し動作に必要な時間が長くなるので、電源投入時のセキュリティ/プロテクトの解除時間が遅れる。
【0065】
図10は、図1の不揮発性メモリにおける電源投入直後におけるセキュリティ/プロテクトに関する自動処理シーケンスを示すフローチャートである。
【0066】
電源投入により自動的にSEC/PRTを読み出す動作が完了するまでの一定期間は自動的にセキュリティ/プロテクト機能をロック状態にし、その後、自動的に上記ロック状態を解除する。
【0067】
このようなシーケンス動作を自動的に実行する機能により、電源投入直後におけるセキュリティ/プロテクト機能の誤動作(異常データの読み出し、NVメモリに格納されている機密データの漏洩、NVメモリへの異常データの書き込みによるプログラムデータの破壊など)を防止することができる。
【0068】
なお、上記実施例では、電源投入直後にセキュリティ/プロテクトに関するシーケンス動作を自動的に実行させたが、電源投入後の所望のタイミングでコマンドを入力することにより、前記したようなシーケンス動作を自動的に実行させるように構成を追加もしくは変更してもよい。
【0069】
なお、上記実施例では、メモリ回路10のNVメモリとしてリード/ライト可能なメモリを使用したが、これに限らず、例えばマスクROMを使用した場合でも、電源投入直後における異常データの読み出し、NVメモリのデータの漏洩を防止することが可能である。
【0070】
また、本発明は、不揮発性メモリ集積回路や、不揮発性メモリを混載したメモリ混載ロジック集積回路(例えばマイコンシステム)のチップ上に形成することが可能である。
【0071】
【発明の効果】
上述したように本発明の不揮発性メモリのセキュリティ制御システムによれば、電源投入あるいはコマンド入力により、自動的にSEC/PRTを読み出す動作が完了するまでの一定期間はセキュリティ機能および/またはプロテクト機能をロック状態にし、その後、自動的にロック状態を解除するシーケンス動作を自動的に実行する機能を有することによって、セキュリティ機能および/またはプロテクト機能の誤動作(異常データの読み出し、メモリの機密データの漏洩、メモリへの異常データの書き込みによるプログラムデータの破壊など)を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る不揮発性メモリの一部を示すブロック図。
【図2】図1の不揮発性メモリの電源投入時におけるセキュリティ/プロテクトに関する動作例を示すタイミングチャート。
【図3】図1中のメモリ回路の一例を示す回路図。
【図4】図1中のVDECTの一例を示す回路図。
【図5】図1中のOSCの一例を示す回路図。
【図6】図1中のFLAG_GENの一例を示す回路図。
【図7】図1中のFANWUP_GENの一例を示す回路図。
【図8】図1中のSECPRT_Nbitの一例を示す回路図。
【図9】図1中のR/W_CNT_NEWの一例を示す回路図。
【図10】図1の不揮発性メモリにおける電源投入直後におけるセキュリティ/プロテクトに関する自動処理シーケンスを示すフローチャート。
【図11】セキュリティ/プロテクト機能を搭載した不揮発性メモリの従来例の一部を示すブロック図。
【図12】図11中のSECPRTbitを示す回路図。
【図13】図11中のR/W_CNTの構成を示す回路図。
【図14】図12の不揮発性メモリの電源投入時の動作例を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
10…メモリ回路、
11…電圧検出回路(VDECT)、
12…発振回路(OSC)、
13a …セキュリティ/プロテクトビット格納回路(SECPRT_Nbit)、14a …リード/ライト制御回路(R/W_CNT_NEW)、
15…データバスDB(31:0)、
16…セキュリティ/プロテクトフラグ発生回路(FLAG_GEN)、
17…セキュリティ/プロテクト機能制御信号発生回路(FANWUP_GEN)。

Claims (8)

  1. 不揮発性メモリセルのアレイを有するメモリ回路と、
    前記メモリ回路に対するデータの読み出しの可否を決めるセキュリティビットおよび/または書き込みの許可/禁止を決めるプロテクトビットを不揮発性記憶素子に格納した保護内容指示部と、
    前記保護内容指示部に格納されているセキュリティビットおよび/またはプロテクトビットに基づいて前記メモリ回路に対するデータの読み出しの許可/禁止および/または書き込みの許可/禁止を決める保護機能回路と、
    電源投入あるいは外部からのコマンド入力に依存する所望の時期に前記保護機能回路が前記保護内容指示部からセキュリティビットおよび/またはプロテクトビットのデータバスへの読み出しを完了するまでの一定時間は、前記保護機能回路の機能をロック状態にして前記メモリ回路に対するデータの読み出しおよび/または書き込みを強制的に禁止させ、その後、上記ロック状態を解除して前記保護機能回路の機能を発揮させるように自動的に制御する保護機能ロック/解除回路
    とを具備することを特徴とする不揮発性メモリのデータ保護システム。
  2. 前記保護機能ロック/解除回路は、前記一定時間に制御信号を生成して前記保護機能回路に供給するとともに外部へモニタ信号として出力することを特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリのデータ保護システム。
  3. 前記保護機能ロック/解除回路は、
    前記所望の時期にリセットされた後、短時間のセキュリティビット読み出し制御信号SRDおよび/またはプロテクトビット読み出し制御信号PRDを生成し、それより長い一定時間にわたってセキュリティ/プロテクトフラグ信号SPRDFLGを生成する機能を有する保護機能フラグ発生回路と、
    前記セキュリティ/プロテクトフラグ信号SPRDFLGに基づいてセキュリティ/プロテクトのロックまたは解除を示すロック/解除信号FANWUPを生成する機能を有する保護機能制御信号発生回路を具備することを特徴とする請求項2記載の不揮発性メモリのデータ保護システム。
  4. 前記保護内容指示部は、
    出力イネーブル制御信号OEおよびセキュリティコマンドSECCMDを受けた場合と、前記セキュリティビット読み出し制御信号SRDを受けた場合に、それぞれセキュリティビットSECをデータバスへ読み出し、
    前記出力イネーブル制御信号OEおよびプロテクトコマンドPRTCMDを受けた場合と、前記プロテクトビット読み出し制御信号PRDを受けた場合に、それぞれプロテクトビットPRTを前記データバスへ読み出す機能を有することを特徴とする請求項3記載の不揮発性メモリのデータ保護システム。
  5. 前記保護機能回路は、
    チップイネーブル制御信号CE、前記出力イネーブル制御信号OE、前記保護内容指示部から読み出されたセキュリティビットSECおよび前記保護機能制御信号発生回路から供給されるロック/解除信号FANWUPを受け、前記ロック/解除信号FANWUPが解除状態を示している場合には前記メモリ回路の読み出し制御信号RDを生成し、
    前記チップイネーブル制御信号CE、ライトイネーブル制御信号WE、前記保護内容指示部から読み出されたPRTおよび前記保護機能制御信号発生回路から供給されるロック/解除信号FANWUPを受け、前記ロック/解除信号FANWUPが解除状態を示している場合には前記メモリ回路の書き込み制御信号WRを生成する機能を有することを特徴とする請求項4記載の不揮発性メモリのデータ保護システム。
  6. 不揮発性メモリチップ上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の不揮発性メモリのデータ保護システム。
  7. マイコンチップ上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の不揮発性メモリのデータ保護システム。
  8. 不揮発性メモリの電源投入により内部メモリ回路のデータの読み出しの可否を決めるセキュリティビットSECおよび/または書き込みの許可/禁止を決めるプロテクトビットPRTを自動的に読み出す動作が完了するまでの一定期間は、セキュリティ/プロテクト保護機能を自動的にロック状態にし、その後、自動的に上記ロック状態を解除することを特徴とする不揮発性メモリのデータ保護システム。
JP2002194933A 2002-07-03 2002-07-03 不揮発性メモリのデータ保護システム Pending JP2004038569A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002194933A JP2004038569A (ja) 2002-07-03 2002-07-03 不揮発性メモリのデータ保護システム
US10/609,563 US7243199B2 (en) 2002-07-03 2003-07-01 Memory data protection system
EP03254281A EP1378836A3 (en) 2002-07-03 2003-07-03 Memory data protection system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002194933A JP2004038569A (ja) 2002-07-03 2002-07-03 不揮発性メモリのデータ保護システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004038569A true JP2004038569A (ja) 2004-02-05

Family

ID=29720279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002194933A Pending JP2004038569A (ja) 2002-07-03 2002-07-03 不揮発性メモリのデータ保護システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7243199B2 (ja)
EP (1) EP1378836A3 (ja)
JP (1) JP2004038569A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005108273A (ja) * 2003-09-26 2005-04-21 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
US7392358B2 (en) * 2005-01-14 2008-06-24 Sandisk Corporation Delivery of a message to a user of a portable data storage device as a condition of its use
US8276185B2 (en) * 2005-01-19 2012-09-25 Micron Technology, Inc. Enhanced security memory access method and architecture
US20060194603A1 (en) * 2005-02-28 2006-08-31 Rudelic John C Architecture partitioning of a nonvolatile memory
US20060248267A1 (en) * 2005-04-29 2006-11-02 Programmable Microelectronics Corporation Flash memory having configurable sector size and flexible protection scheme
US8253452B2 (en) * 2006-02-21 2012-08-28 Spansion Israel Ltd Circuit and method for powering up an integrated circuit and an integrated circuit utilizing same
TWI450275B (zh) * 2010-05-19 2014-08-21 Wistron Corp 可提升寫入保護之記憶體系統及相關方法
JP5876364B2 (ja) * 2012-04-13 2016-03-02 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体メモリ及びデータ読出方法
US8908464B2 (en) * 2013-02-12 2014-12-09 Qualcomm Incorporated Protection for system configuration information
US20150161404A1 (en) * 2013-12-06 2015-06-11 Barrett N. Mayes Device initiated auto freeze lock
US9658787B2 (en) * 2014-02-26 2017-05-23 Macronix International Co., Ltd. Nonvolatile memory data protection using nonvolatile protection codes and volatile mask codes
US9710404B2 (en) 2015-03-23 2017-07-18 Intel Corporation Dynamic configuration and peripheral access in a processor
US10671547B2 (en) 2016-12-19 2020-06-02 Intel Corporation Lightweight trusted tasks

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4384326A (en) 1980-07-28 1983-05-17 Ncr Corporation Memory security circuit using the simultaneous occurance of two signals to enable the memory
KR0149503B1 (ko) 1989-04-20 1999-05-15 야마우찌 히로시 메모리 카트리지
US5293424A (en) * 1992-10-14 1994-03-08 Bull Hn Information Systems Inc. Secure memory card
US5442704A (en) * 1994-01-14 1995-08-15 Bull Nh Information Systems Inc. Secure memory card with programmed controlled security access control
JP4000654B2 (ja) 1997-02-27 2007-10-31 セイコーエプソン株式会社 半導体装置及び電子機器
JPH11110293A (ja) 1997-09-29 1999-04-23 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性メモリ制御回路
JP2001014872A (ja) 1999-06-29 2001-01-19 Nec Commun Syst Ltd 不揮発性半導体メモリ誤書き込み防止方式
US6643751B2 (en) * 2000-03-20 2003-11-04 Texas Instruments Incorporated System and method for limited access to system memory

Also Published As

Publication number Publication date
US7243199B2 (en) 2007-07-10
US20040059883A1 (en) 2004-03-25
EP1378836A3 (en) 2007-10-17
EP1378836A2 (en) 2004-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7991943B2 (en) Implementation of one time programmable memory with embedded flash memory in a system-on-chip
US7778074B2 (en) System and method to control one time programmable memory
US8397042B2 (en) Secure memory interface
TWI402682B (zh) 對嵌入式控制器的記憶體保護
JP2004038569A (ja) 不揮発性メモリのデータ保護システム
WO2020063975A1 (zh) 一种非易失性存储器的分区保护方法及装置
JP2000268584A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP2004039127A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその書き換え禁止制御方法
US7054121B2 (en) Protection circuit for preventing unauthorized access to the memory device of a processor
US6510501B1 (en) Non-volatile memory read/write security protection feature selection through non-volatile memory bits
JPH1063581A (ja) メモリ書き込み制御回路
JP2005044341A (ja) 書き込み防止可能なバッファメモリを有するメモリ装置及びそれを含む情報処理システム
JP2008040585A (ja) マイクロコンピュータ
WO2001061503A1 (en) Nonvolatile memory
JP2003022670A (ja) 半導体集積回路
JPH03204053A (ja) 読出し専用メモリ
GB2455567A (en) A circuit for securing against non-reset of a device in power-up reset procedures
JPH11232884A (ja) 不揮発性メモリ装置
JP3197865B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2007052481A (ja) Icカード用lsi
JPS6329859A (ja) 記憶保護装置
JP3695931B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPH11203206A (ja) 不揮発性メモリのセキュリティ回路
JP2004213103A (ja) メモリ制御回路、メモリ装置およびマイクロコンピュータ
JP2002099468A (ja) 書き込み制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070605