JP2003022670A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2003022670A JP2001207025A JP2001207025A JP2003022670A JP 2003022670 A JP2003022670 A JP 2003022670A JP 2001207025 A JP2001207025 A JP 2001207025A JP 2001207025 A JP2001207025 A JP 2001207025A JP 2003022670 A JP2003022670 A JP 2003022670A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非同期リセットによるRAMデータの破壊を
防止して、RAMデータの保持を保証することができる
半導体集積回路を提供する。 【解決手段】 AND回路10及びNAND回路12と
遅延ブロック11により、リセット信号がアクティブに
なったときに、先ず、RAMのワード線を非選択にし、
その後、システムリセットする。これにより、RAMへ
のアクセス時にリセット信号がアクティブになった場合
のRAMデータの破壊を防止する。また、低電圧検出回
路2は、電源電位がRAM保持電圧より若干高い低電圧
検出電位以下になったか否かを検出し、リセット時に電
源電位が低電圧検出電位以下にならなかった場合に、電
源電位がRAM保持電圧以上を保持していて、RAMの
データが保持されていることを保証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリセットリモコ
ン及び電池駆動のマイコンシステム等に使用されるPO
C(パワー・オン・クリア回路)を内蔵する半導体集積
回路に関し、特に、RAM保持電圧を検出する低電圧検
出回路及び非同期リセットによるRAMデータ破壊を防
止するための回路等を有する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリセットリモコン及び電池駆動
のマイコンシステム等に使用される半導体集積回路にお
いて、POCを内蔵するケースが多くなってきている。
このプリセットリモコンとは、リモコン波形を作成する
上で必要なデータを予めROM(Read Only Memory)に
記憶させて内蔵しているリモコンのことである。リモコ
ンには各メーカー毎に多様な波形データがある。これら
の波形データをリモコンになるべくたくさん内蔵させて
おくことにより、1つのリモコンで種々の装置の操作が
可能になる。また、プリセットリモコンには、ユーザー
が設定したデータを格納しておくためのRAM(Random
Access Memory)が内蔵されている。
【0003】図4は従来のRAM内蔵型の半導体集積回
路を示す回路図である。各メモリセル101において
は、トランスファゲートとなるトランジスタ102,1
03のゲートに1本のワード線が共通接続されており、
トランジスタ102はビット線(/Q)5に接続され、
トランジスタ103はビット線(Q)106に接続され
ている。また、トランジスタ102,103間には、2
個のインバータの入力と出力とが相互に接続されて構成
されたフリップフロップ104が接続されている。各メ
モリセル101のワード線は組み合わせ回路107に接
続されており、この組み合わせ回路107に入力された
アドレス信号により、所定のメモリセルに接続されたワ
ード線が活性化され、このメモリセルが選択される。な
お、組み合わせ回路107には、その他のコントロール
信号も入力されている。
【0004】このようなRAM内蔵型のプリセットリモ
コンにおいて、POCを内蔵し、又は外付けで搭載する
例が多くなっている。そして、従来、このPOCによる
リセットがかかった場合には、当然にRAMデータを初
期化するように設定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、POC
によるリセット中であっても、電源電圧の降下がRAM
保持電圧より低くならなければ、RAMのデータは保持
されている。このため、このような場合は、RAMデー
タの保持を保証したいところであるが、RAMデータの
保持を保証しようとしても、POCによるリセットが非
同期にかかった場合に、その非同期リセットのタイミン
グによっては、RAMのデータが破壊されてしまう虞が
ある。
【0006】即ち、POCによるリセット又は外部シス
テムリセットが、RAMデータアクセス時にかかった場
合、リセットによるアドレス線の過渡状態によって、ア
クセスデータ以外のワード線もイネーブル状態(選択状
態)になってしまい、アクセスしていないRAM領域の
トランジスタ2,3がオン状態になり、RAMデータの
破壊にいたってしまう。極端な場合には、RAMのデー
タが書きかえられてしまうことになる。このように、R
AMデータ保持を保証しようにも、リセット信号による
RAMデータの破壊が起きてしまっては、RAMデータ
の保証ができないという問題点がある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、非同期リセットによるRAMデータの破壊
を防止して、RAMデータの保持を保証することができ
る半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体集積
回路は、RAM及びパワーオンクリア回路が内蔵された
半導体集積回路において、リセット信号がアクティブの
場合に前記RAMのワード線を非選択にする第1回路部
と、前記リセット信号がアクティブになった後所定の遅
延をもってシステムリセット信号を出力する第2回路部
と、電源電位が所定の低電圧検出電位以下に低下したか
否かを判定する第3回路部と、を有し、前記リセット信
号がアクティブになった場合に、前記RAMの全てのワ
ード線を非選択にした後、システムリセットすることを
特徴とする。
【0009】前記第3回路部は、例えば、電源電位と低
電圧検出電位とを比較し前記電源電位が前記低電圧検出
電位以下に低下したときに低電圧検出フラグを出力する
コンパレータを有する。また、他の第3回路部は、例え
ば、前記RAMのトランスファゲートを構成するトラン
ジスタより高い電位でオン状態となるトランジスタをト
ランスファゲートとするRAMであり、この第3回路部
のRAMがデータを保持できなくなった場合に、電源電
位が所定の低電圧電位以下に低下したことを判定するも
のである。
【0010】また、前記第1回路部は、例えば、外部リ
セット端子からの外部リセット信号と、前記パワーオン
クリア回路からのリセット信号が入力され、いずれかの
リセット信号がアクティブの場合にアクティブとなる内
部リセット信号を出力する第4回路部と、前記RAMの
アドレス信号と前記内部リセット信号とが入力され、前
記内部リセット信号がアクティブの場合に、アドレス信
号に拘わらず、ワード線の非選択信号を出力し、前記リ
セット信号が非アクティブの場合にアドレス信号に応じ
てワード線の選択及び非選択の信号を出力する第5回路
部とを有する。
【0011】更に、前記第4回路部は、例えば、前記パ
ワーオンリセット回路からのリセット信号と前記外部リ
セット信号とが入力され、アクティブ状態が“0”の内
部リセット信号を出力するAND回路であり、前記第5
回路部は、前記内部リセット信号とアクティブのときに
“1”となるアドレス信号とが入力され、前記内部リセ
ット信号が非アクティブであって前記アドレス信号がア
クティブの場合にのみ前記RAMのワード線に選択信号
を出力するNAND回路である。
【0012】又は、他の第4回路部は、例えば、前記パ
ワーオンリセット回路からのリセット信号と前記外部リ
セット信号とが入力され、アクティブ状態が“0”の内
部リセット信号を出力するAND回路であり、前記第5
回路部は、前記内部リセット信号とRAMアクセス時に
アクティブ“1”となるコントロール信号とが入力さ
れ、前記内部リセット信号が非アクティブであって前記
コントロール信号がアクティブの場合にのみ前記RAM
のワード線に選択信号を出力するAND回路である。
【0013】本発明においては、RAM保持電圧を保証
できる電圧を検出するための低電圧検出回路(第3回路
部)を備え、リセット信号がアクティブになった時、先
ずRAMのワード線をディスエーブルし、その後CPU
等他のシステムをリセットするようにした回路(第2回
路部)を備えているので、RAMにアクセス中、リセッ
ト信号がアクティブになっても、RAMのデータが破壊
されることがない。
【0014】また、本発明においては、前記第3回路部
はRAM保持電圧より高めの電圧を低電圧検出電位とし
て設定することによって、リセット解除後、前記低電圧
検出回路により電源電圧が前記低電圧検出電位以下に低
下していないことがわかれば、電源電位がRAM保持電
位より低下していないものであるから、RAMのデータ
は保持されていると判断できる。
【0015】従って、本発明の半導体集積回路において
は、リセットがかかった場合であっても、電源電位が所
定の低電圧検出電位以下に低下したことを検出していな
ければ、つまりRAM保持電圧まで電源電圧が降下して
いないのであれば、RAMのデータ保持を保証できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
半導体集積回路について添付の図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体集
積回路を示す回路図である。本実施形態の半導体集積回
路1はPOC1を内蔵又は外付けで搭載するものであ
り、RAM保持電圧を検出するための低電圧検出回路部
2と、RAMアクセス中のリセットによるRAMデータ
破壊を防ぐためのRAMデータ破壊防止ブロック3と、
組み合わせ回路4とを有する。
【0017】RAMの各メモリセル20には、トランス
ファゲートとしてのトランジスタ23,24と、入力と
出力が相互に接続された2個のインバータからなるフリ
ップフロップ25が設けられており、トランジスタ2
3,24は夫々ビット線21及び22に接続されてい
る。
【0018】POC1は半導体集積回路の電源電圧が動
作保証電圧より低下した場合、システムの暴走等による
誤動作を防止するためのシステムリセットをかけるため
に搭載されている。POC1においては、コンパレータ
6の正端子に電源電圧が入力され、負端子にPOC検出
電圧源5からのPOC検出電圧(動作保証電圧)が入力
される。コンパレータ6は電源電圧が基準電圧(POC
検出電圧(動作保証電圧))より低下すると、“0”を
出力し、この出力信号はバッファ7を介してリセット信
号“0”としてAND回路10の一方の入力端に入力さ
れる。
【0019】一方、外部リセット端子8には、外部から
リセットをかけるときに、“0”の信号が入力され、こ
のリセット信号ははバッファ9を介してAND回路10
の他方の入力端に入力される。これにより、POC1か
らのリセット信号“0”が出力されるか、又は外部リセ
ット端子8にリセット信号“0”が入力された場合に、
AND回路10から内部リセット信号として“0”が出
力される。
【0020】この内部リセット信号は、RAMデータ破
壊防止ブロック3に入力される。RAMデータ破壊防止
ブロック3には、リセットがかかったとき、後述するよ
うにしてRAMのメモリセル20のワード線をディスエ
ーブルにした後、CPU等のリセット動作を行わせるた
めに、遅延ブロック11が設けられている。即ち、内部
リセット信号は、遅延ブロック11を通過して伝搬する
ので、内部リセット信号が後述するようにしてワード線
をディスエーブルにし、更に遅延ブロック11により遅
延した後、CPU等のリセットを行うシステムリセット
信号としてCPU等に送られる。
【0021】また、ブロック3には、各メモリセル20
に対応して、NAND回路12が設けられている。各N
AND回路12には、内部リセット信号と、組み合わせ
回路4から出力されたアドレス信号が入力され、その出
力はメモリセル20のワード線に与えられる。アドレス
信号は、“1”の場合にそのメモリセルが選択され、ワ
ード線が活性化される。従って、NAND回路12に内
部リセット信号として“0”が入力されている場合は、
アドレス信号が“0”か、“1”かに拘わらず、NAN
D回路12から“1”が出力され、ワード線が“1”
(ディスエーブル)になり、メモリセル20のPチャン
ネルトランジスタ23,24が閉になる。また、POC
のリセット及び外部リセットのいずれもかかっていない
場合には、内部リセット信号は“1”となり、これがN
AND回路12に入力される。そして、組み合わせ回路
4からNAND回路12に、アドレス信号として、ワー
ド線を選択していない信号“0”が入力された場合は、
NAND回路12から“1”が出力され、ワード線はデ
ィスエーブルとなる。一方、NAND回路12にワード
線を選択する信号“1”が入力された場合は、そのNA
ND回路12から“0”が出力され、ワード線がイネー
ブルとなる。従って、内部リセット信号が“0”の場合
には、アドレス信号に拘わらずワード線はディスエーブ
ルであり、内部リセット信号が“1”の場合には、アド
レス信号により選択されたワード線はイネーブルとな
り、選択されていないワード線はディスエーブルとな
る。
【0022】低電圧検出回路部2は、コンパレータ32
を有し、コンパレータ32の正端子には電源電圧が入力
され、負端子には低電圧検出電圧源31が接続されてい
る。そして、電源電圧が所定の低電圧検出電圧以下に低
下した場合に、コンパレータ31から低電圧検出信号と
して“0”の信号が出力され、この検出信号はインバー
タ33により反転され、低電圧検出フラグ34として
“1”が立つ。この低電圧検出フラグは内部バス30に
供給される。
【0023】低電圧検出フラグ34は、電池交換時及び
電池電圧降下時等に、電源電圧がRAMのデータが破壊
する電圧レベルまで低下したか否かを示すフラグであ
る。低電圧検出フラグ34は、電源電圧が低電圧検出電
圧(RAM保持電圧より若干高い)以下になると“1”
になる。そこで、低電圧検出フラグ34が“1”の場
合、RAMのデータが壊れているか、又は電源投入直後
であると判断できる。このフラグ34が“1”である場
合に、ソフトウエアにてRAMの初期化を行う。この場
合、RAMを初期化し、RAMに必要なデータを書き込
んだ後に、ソフトウエアにより、低電圧検出フラグ34
を“0”にすれば、即ち、低電圧検出フラグ34が存在
するレジスタにアクセスして“0”にすれば(書き込み
動作)、RAMが初期化されたということが判断でき
る。なお、このフラグ34の値が“0”であるというこ
とは、RAMにデータが設定されたことを意味する。ま
た、本実施形態において、ソフトウエアとは、一般のマ
イコンにおけるROMに書くべきソフトウエアのことで
ある。また、低電圧検出フラグ34の書き込み動作及び
読み込み動作は制御手段(図示せず)から出力された制
御信号により制御されている。
【0024】次に、本実施形態に係る半導体集積回路の
動作について説明する。図2は電源電圧とPOC検出電
圧及び低電圧検出フラグとの関係を示す図である。図
中、実線は電源電圧である。動作保証電圧であるPOC
検出電圧VPOCと、RAMのデータが保持されている
最低電源電位であるRAM保持電圧Vと、このRAM
保持電圧Vよりも若干高い低電圧検出電位VLVI
は図2に示すような大小関係となる。
【0025】先ず、図2の(1)の期間において、乾電
池等をセットしたことにより、電源電圧が上昇すると、
この電源電圧がPOC検出電圧を超えたときに、リセッ
トが解除される。これにより、内部リセット信号は
“1”になる。また、電源電圧が低電圧検出電圧以下の
0Vから上昇するため、低電圧検出フラグ34は“1”
になる。
【0026】(2)の期間は、電源電圧として、動作可
能電圧が供給されている期間である。RAMのメモリセ
ル20に必要なデータを書き込み、低電圧検出フラグ3
4を“0”に設定する。
【0027】(3)の期間においては、電源電圧が低下
し、POC検出電圧以下になると、リセットがかかる。
また、図2の(A)点の電位は低電圧検出電圧よりも高
いため、低電圧検出フラグ34は“0”のままである。
【0028】(4)の期間においては、電源電圧が上昇
し、再びPOC検出電圧以上になると、リセットが解除
される。リセット解除後、ソフトウエアにて低電圧検出
フラグ34の値を確認した場合、即ち、低電圧フラグ3
4を格納するレジスタを読み込んだ場合、低電圧検出フ
ラグ34が“0”となっているため、RAMのデータが
壊れていないと判断できる。従って、この場合RAMデ
ータはリセット前の状態に保持されていると判断でき、
ソフトウエアによるRAMデータの初期化の必要性はな
いということになる。
【0029】(5)の期間においては、電源電圧が低下
してPOC検出電圧以下になると、リセットがかかる。
(B)点の電位は低電圧検出電圧よりも低いため、低電
圧検出フラグ34は“0”→“1”となる。リセット解
除後、ソフトウエアにて低電圧検出フラグ34の値を確
認した場合、低電圧検出フラグ34が“1”となってい
るため、RAMデータが壊れている可能性があると判断
できる。従って、この場合はソフトウエアによるRAM
データの初期化を行う必要性がある。
【0030】(6)の期間においては、電源電圧が上昇
し、再びVPOC以上になると、リセットが解除され
る。そのリセット解除後に、ソフトウエアにて低電圧検
出フラグ34の値を確認すると、“1”になっているた
め、RAMのデータが破壊されている可能性があると判
断できる。従って、この場合、ソフトウエアによってR
AMのデータの初期化を行う。
【0031】そして、本実施形態においては、外部リセ
ット信号が入力され、又はPOC1によるリセット信号
が発生すると、AND回路10から内部リセット信号が
出力され、RAMのメモリセル20のワード線が全てデ
ィスエーブルとなる。そして、この内部リセット信号は
遅延ブロック11を介して遅延した後、CPU等のシス
テムをリセットする(システムリセット)。
【0032】図4に示すような従来のRAMにおいて
は、非同期にPOCによるリセットがかかったり、又は
外部端子によるリセットが発生した場合に、このリセッ
ト時に、RAMのあるメモリセルのデータにアクセス中
であったときは、メモリセルのワード線が半導体集積回
路のアドレスバス及びコントロール信号の組み合わせ回
路によって選択されているため、アドレスバスがリセッ
ト時に示す値への変化による過渡状態によって、アクセ
スしていないメモリセルのワード線がイネーブル状態に
なり、アクセスしていないメモリセルのトランジスタが
オン状態になってしまう虞がある。この場合、最悪デー
タが書きかえられてしまうことになる。
【0033】しかし、本実施の形態においては、内部リ
セット信号が全てのメモリセル20のワード線をディス
エーブルにし、所定時間遅延した後、CPU等をシステ
ムリセットするので、非同期リセットによるRAMデー
タの破壊を防止することができる。
【0034】そして、このリセットの間、低電圧検出回
路部2は電源電圧が低電圧検出電位以下まで低下したか
否かを監視しており、低下した場合は低電圧検出フラグ
34として“1”がたっていて、制御装置において、こ
の低電圧検出フラグ34を読むことにより、リセット中
にRAMのデータが破壊された可能性があるか、又はな
いかを判断することができる。このようにして、低電圧
検出回路2とRAMアクセス中のリセットによるRAM
データの破壊を防止するブロック3とによって、半導体
集積回路のユーザが、POC1によるリセット中、電源
電圧がRAM保持電圧以下になっていなかったかの判断
が可能になり、RAM保持電圧以下に降下していない場
合、RAMのデータの保持を保証できる。即ち、一般に
RAM保持電圧はPOC検出電圧より低い電圧であるの
で、POCによるリセット中又は外部端子によるリセッ
ト中でも、電源電圧がRAM保持電圧より低下しなけれ
ば、RAMのデータは保持されたままということにな
り、これを保証することができる。
【0035】次に、図3を参照して、本発明の他の実施
形態について説明する。なお、図1に示す実施形態と同
一構成物には同一符号を付してその詳細な説明は省略す
る。本実施形態が図1に示す実施形態と異なる点は、低
電圧検出回路2aとリセットによるRAMデータ破壊防
止ブロック3aとであり、本実施形態は、ASICのよ
うにRAMがメモリマクロ40として準備されている場
合のものである。
【0036】メモリマクロ40には、アドレス信号とコ
ントロール信号とが入力され、RAMデータ破壊防止ブ
ロック3aには、RAMアクセス時にアクティブ“1”
になるコントロール信号が入力される。このブロック3
aにおいては、AND回路10からの内部リセット信号
が入力されるAND回路41が設けられており、このA
ND回路41の他方の入力には、前述のRAMアクセス
時にアクティブになるコントロール信号が入力される。
そして、AND回路41から、内部リセット信号が
“0”(リセットがかかっている場合)の場合には、前
記コントロール信号の状態に拘わらず、“0”が出力さ
れ、内部リセット信号が“1”(リセットがかかってい
ない場合)の場合には、前記コントロール信号が“0”
(非アクティブでメモリセルにアクセスしていない場
合)のときに“0”が出力され、前記コントロール信号
が“1”(アクティブでメモリセルにアクセスしている
場合)のときに“1”が出力される。そして、メモリマ
クロ40においては、AND回路41から、“0”(デ
ィスエーブル)が入力されている場合に、メモリセルに
アクセスせず、“1”(イネーブル)が入力されている
場合に、アクセスを可能とする。
【0037】低電圧検出回路2aにおいては、RAMの
メモリセルよりデータ保持特性が悪いメモリセル51、
つまり、通常のRAMセルより高い電圧でデータを保持
できなくなるRAMセル51が設けられている。即ち、
低電圧検出回路2aに設けられたメモリセル51は、し
きい値Vが通常のRAMセルより高いトランジスタ5
2,53がトランスファゲートとして設けられ、これら
のトランジスタ52,53間にフリップフロップ54が
接続されている。そして、この低電圧検出回路2aの各
メモリセル51にも、内部バス30を介してRAMセル
のデータを読み込むようになっている。
【0038】本実施形態においては、RAMアクセス時
にアクティブになるコントロール信号がブロック3aに
入力されても、内部リセット信号が“0”(リセットが
かかっている状態)においては、メモリマクロ40にア
クセスを可能とする信号が入力されない。内部リセット
信号が“1”(リセットがかかっていない状態)の場合
において、RAMアクセス時にアクティブになる信号が
ブロック3aに入力されると、メモリマクロ40にアク
セスが可能となる。よって、メモリマクロ40にアクセ
スしている場合に、リセット信号が発生しても、メモリ
マクロ40のデータの破壊を防止することができる。こ
のように、RAMがマクロとして準備されている場合に
おいても、RAMマクロ40のデータアクセス時にアク
ティブになる信号を内部リセット信号と組み合わせるこ
とにより、RAMアクセス時のリセットによるデータ破
壊を防止することができる。
【0039】また、低電圧検出回路2aにおいては、R
AMのメモリセルより保持特性が悪い低電圧検出用メモ
リセル51が設けられており、電源電位が低下していく
と、メモリマクロ40のデータが破壊される前に、メモ
リセル51がデータを保持できなくなる。従って、この
メモリセル51のデータが保持されているか否かを確認
することにより、電源電位が低電圧検出電位以下に低下
したか否かを判断することができる。
【0040】本実施形態においても、リセット信号が入
力された場合のRAMデータの破壊を防止することがで
きると共に、リセット信号が入力された場合において
も、電源電位が低電圧検出電位以下に低下しなかったと
きには、RAMデータの保持を保証することができると
共に、電源電位が低電圧検出電位以下に低下した場合に
のみメモリセルを初期化すればよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、R
AMにアクセス中に、POCによるリセット又は外部端
子からのリセットが入っても、RAMのデータの破壊を
防止できると共に、そのリセット中、RAM保持電圧よ
り電源電圧が低下していないか、又は低下した可能性が
あるかを低電圧検出回路により確認でき、低下していな
い場合は、RAMのデータは保持されていると判断でき
る。従って、本発明によれば、リセット解除後、先ず、
電源電圧が低電圧検出電位以下に低下したか否かを確認
し、低電圧検出電位以下に低下しなかった場合には、R
AMデータの保持を保証でき、電圧検出電位以下に低下
した場合にのみRAMのデータ初期化を行うようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体集積回路を
示す回路図である。
【図2】本実施形態における電源電圧とPOC検出電圧
及び低電圧検出フラグとの関係を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る半導体集積回路を
示す回路図である。
【図4】従来の半導体集積回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1:POC 2、2a:低電圧検出回路 3、3a:RAMデータ破壊防止ブロック 34:低電圧検出フラグ
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Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RAM及びパワーオンクリア回路が内蔵
    された半導体集積回路において、リセット信号がアクテ
    ィブの場合に前記RAMのワード線を非選択にする第1
    回路部と、前記リセット信号がアクティブになった後所
    定の遅延をもってシステムリセット信号を出力する第2
    回路部と、電源電位が所定の低電圧検出電位以下に低下
    したか否かを判定する第3回路部と、を有し、前記リセ
    ット信号がアクティブになった場合に、前記RAMの全
    てのワード線を非選択にした後、システムリセットする
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記第3回路部は、電源電位と低電圧検
    出電位とを比較し前記電源電位が前記低電圧検出電位以
    下に低下したときに低電圧検出フラグを出力するコンパ
    レータを有することを特徴とする請求項1に記載の半導
    体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記第3回路部は、前記RAMのトラン
    スファゲートを構成するトランジスタより高い電位でオ
    ン状態となるトランジスタをトランスファゲートとする
    RAMであり、この第3回路部のRAMがデータを保持
    できなくなった場合に、電源電位が所定の低電圧電位以
    下に低下したことを判定することを特徴とする請求項1
    に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記第1回路部は、外部リセット端子か
    らの外部リセット信号と、前記パワーオンクリア回路か
    らのリセット信号が入力され、いずれかのリセット信号
    がアクティブの場合にアクティブとなる内部リセット信
    号を出力する第4回路部と、前記RAMのアドレス信号
    と前記内部リセット信号とが入力され、前記内部リセッ
    ト信号がアクティブの場合に、アドレス信号に拘わら
    ず、ワード線の非選択信号を出力し、前記リセット信号
    が非アクティブの場合にアドレス信号に応じてワード線
    の選択及び非選択の信号を出力する第5回路部とを有す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記第4回路部は、前記パワーオンリセ
    ット回路からのリセット信号と前記外部リセット信号と
    が入力され、アクティブ状態が“0”の内部リセット信
    号を出力するAND回路であり、前記第5回路部は、前
    記内部リセット信号とアクティブのときに“1”となる
    アドレス信号とが入力され、前記内部リセット信号が非
    アクティブであって前記アドレス信号がアクティブの場
    合にのみ前記RAMのワード線に選択信号を出力するN
    AND回路であることを特徴とする請求項4に記載の半
    導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記第4回路部は、前記パワーオンリセ
    ット回路からのリセット信号と前記外部リセット信号と
    が入力され、アクティブ状態が“0”の内部リセット信
    号を出力するAND回路であり、前記第5回路部は、前
    記内部リセット信号とRAMアクセス時にアクティブ
    “1”となるコントロール信号とが入力され、前記内部
    リセット信号が非アクティブであって前記コントロール
    信号がアクティブの場合にのみ前記RAMのワード線に
    選択信号を出力するAND回路であることを特徴とする
    請求項4に記載の半導体集積回路。
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