JPH1060298A - 高分子色素材料、高分子色素材料の製造方法及びインクジェット記録液 - Google Patents

高分子色素材料、高分子色素材料の製造方法及びインクジェット記録液

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JPH1060298A
JPH1060298A JP22383796A JP22383796A JPH1060298A JP H1060298 A JPH1060298 A JP H1060298A JP 22383796 A JP22383796 A JP 22383796A JP 22383796 A JP22383796 A JP 22383796A JP H1060298 A JPH1060298 A JP H1060298A
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JP
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polymer
dye
group
ink jet
coloring matter
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JP22383796A
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Hidetaka Ninomiya
英隆 二宮
Fumio Shimada
文生 島田
Tokuji Miyashita
▲徳▼治 宮下
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高分子色素材料の新規な製造方法、色調が良
好で耐候性、耐水性に優れた高分子色素材料及びそれを
含有するインクジェット記録液の提供。 【解決手段】 1.高分子色素材料が下記一般式Iで表
されることを特徴とする高分子色素材料。 【化1】 2.高分子成分と色素成分が結合されてなる高分子色素
材料の製造方法において、活性エステル基を有する高分
子成分とアミノ基またはヒドロキシ基を有する色素成分
を反応させることを特徴とする高分子色素材料の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は色調が良好で耐候
性、耐水性に優れた高分子色素材料、高分子色素材料の
製造方法及びそれを含有するインクジェット記録液に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】色素材料は一般に染料や顔料として知ら
れており、繊維の染色剤、樹脂や塗料中の着色材料、書
き込み可能CD(CD−R、DVD−R)における情報
記録材料、液晶用カラーフィルターの光吸収材料、及び
写真、印刷、カラー複写機、カラープリンタ(インクジ
ェット方式、電子写真方式、昇華転写方式、溶融方式
等)における画像形成材料等様々な用途で広範に利用さ
れている。これら色素材料設計の共通課題として吸収波
長、吸収波形、モル吸光係数等で代表される分光特性の
改良、耐光性、耐熱性、耐湿性等で代表される耐候性の
改良及び耐水性、耐溶剤性、耐摩擦性等で代表される耐
久性の改良が挙げられる。一般に色彩の鮮やかさを重視
する用途には染料として分類されている材料が、保存耐
久性を重視する用途には顔料として分類されている材料
が従来利用されており、C.I.(カラーインデック
ス)に記載の色素材料が数多く実用化されている。しか
しながら、品質に対する要求の高度化に伴い、特にマゼ
ンタ色素の分光特性、耐候性、耐久性を更にバランスよ
く満足する色素材料が前述の各種用途分野で望まれるよ
うになってきた。
【0003】一方、従来使用されてきた低分子の色素材
料と異なり、色素を高分子化することで耐候性、耐久性
向上を計った高分子色素材料が知られている。Bri
t.P.524,966号にはスチレンと無水マレイン
酸共重合物にアゾ色素を導入した高分子染料が記載され
ている。同様に反応性高分子材料にカップリング反応を
用いてアゾ色素形成する例が、USP2,397,45
4号、USP2,463,838号、Brit.P.
1,064,470号、特公昭44−13382号等
に、アゾメチン、キノンイミン色素形成する例がUSP
2,415,381号、USP2,852,381号、
Ger.P.Offen,2,156,480等に記載
されている。しかしながら、アミノ基を高分子中に導入
することは工程数も多く、反応性も低いことから実用的
ではなかった。
【0004】また、高分子と染料との反応により合成し
た高分子色素材料がBelg.P.715,565号、
Fr.P.1,547,495号、特公昭45−273
51号等に、特開平7−304994号等に記載されて
いる。Brit.P.877,402号、USP3,1
90,860号、特公昭41−1434号、特公昭42
−5415号、特公昭44−6994号等には色素モノ
マーを用いてポリマー化した高分子色素材料の例が記載
されている。しかしながら、高分子色素材料として十分
な分子量と色素性能を有するものは得られていない。そ
の多くは水、有機溶剤に不溶であったり、色調的にも不
十分で、特に画像形成材料としては適さず、未だに実用
化に至っていない。
【0005】例えば、インクジェット記録方式で使用さ
れるインクジェット記録液は、その使用される記録方式
に適合する粘度、表面張力を有し、ヘッド内で凝集を起
こさないこと、高い記録画像濃度を有し色調が良好であ
ること、特にマゼンタ色素は耐光性や耐熱性および耐水
性が望まれており、また被記録媒体に対して定着が速く
記録後にじまないこと、インクとしての保存性に優れて
いること、毒性や引火性といった安全性に問題がないこ
と、安価であること等、要求は多岐にわたる。
【0006】近年、インクジェットプリンタの飛躍的な
性能向上に伴い、水性インクジェット記録液の本質的な
欠点である耐水性向上の機運が高まっているが、従来の
低分子の水溶性色素では耐水性改良には限界があり、ま
た従来知られている高分子色素材料でも前述の要求性能
を満たすものは見いだされていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は色調が
良好で耐候性、耐水性に優れた高分子色素材料、高分子
色素材料の新規な製造方法及びそれを含有するインクジ
ェット記録液を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成により達成される。
【0009】1.高分子色素材料が下記一般式Iで表さ
れることを特徴とする高分子色素材料。
【0010】
【化2】
【0011】式中、Dはキサンテン系色素またはピラゾ
ロトリアゾールに芳香族ジアミン誘導体を酸化カップリ
ングにより結合させてなるアゾメチン系色素を表し、L
は−CONH−または−COO−を表し、X1、X2は水
素原子、置換、無置換のカルバモイル基、カルボキシル
基、スルホアルコキシカルボニル基を表し、X1、X2
少なくとも一方は水素原子以外の基を表す。R1、R2
3は各々水素原子またはメチル基を、Zは共重合可能
なポリマー構成単位を表す。l、m、nはポリマー構成
単位の割合を表し、0または正数でありその和を100
とする。lは1ないし100、m、nは0ないし90で
ある。
【0012】2.高分子成分と色素成分が結合されてな
る高分子色素材料の製造方法において、活性エステル基
を有する高分子成分とアミノ基またはヒドロキシ基を有
する色素成分を反応させることを特徴とする高分子色素
材料の製造方法。
【0013】3.上記一般式Iで表される高分子色素材
料を含有することを特徴とするインクジェット記録液。
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】高分子成分と色素成分が結合されてなる高
分子色素材料において、高分子成分とは例えば、ポリア
クリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリルアミ
ド、ポリスチレン等のホモポリマーまたはコポリマーを
表し、ラジカル重合により合成されるものが好ましく、
特にポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアク
リルアミドを主鎖に有するものが好ましい。活性エステ
ル基とは単純なアルキルエステル基に比べ反応性が高い
エステル基であり、求核攻撃の受けやすさ、脱離性に優
れている。これら活性エステル基は、例えば実験化学講
座 第4版 p150(丸善株式会社発行)、及びSY
NTHESIS OF CARBOXYLIC ACI
DS,ESTERS AND THEIR DERIV
ATIVES(JOHN WILEY & SONS発
行)等に代表的なものが記載されている。活性エステル
基を有する高分子成分としては、前述の活性エステル基
を有するモノマー成分(例えば、N−アクリロイルオキ
シコハク酸イミド、N−メタアクリロイルオキシコハク
酸イミド、N−アクリロイルオキシフタル酸イミド、N
−メタアクリロイルオキシフタル酸イミド、p−アクリ
ロイルオキシニトロフェノール、p−メタアクリロイル
オキシニトロフェノール等)を重合してなるホモポリマ
ーまたはコポリマーである。反応性の面からはN−アク
リロイルオキシコハク酸イミド、N−メタアクリロイル
オキシコハク酸イミドと活性エステル基を有しないモノ
マーとの共重合から得られるコポリマーが特に好まし
い。
【0016】色素成分とは例えば、アゾ色素、アゾメチ
ン色素、キサンテン色素、トリフェニルメタン色素、ア
ジン色素、アクリジン色素、アンスラキノン色素、シア
ニン色素、銅フタロシアニン色素等の一般的な色素の誘
導体を表し、アゾ色素、アゾメチン色素、キサンテン色
素が好ましい。
【0017】また、本発明のアミノ基またはヒドロキシ
基を有する色素成分の例としては、芳香族環上のアミノ
基、ヒドロキシ基よりもアルキルアミノ基、アルキルヒ
ドロキシ基の方が反応性の観点から好ましい。高分子色
素材料の合成において、活性エステル基を有する高分子
成分とアミノ基またはヒドロキシ基を有する色素成分を
反応させる条件としては、一般には極性溶媒(例えば、
エタノール、メタノール、アセトニル、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、クロロホルム、ジオキサン)中で温度
をかけて反応させる。必要に応じて無機、有機の酸また
は塩基を使用してもよい。
【0018】一般式Iにおいて、Dで表されるキサンテ
ン系色素の例としてはアシッドレッド52、アシッドレ
ッド289、ローダミンB等の誘導体が挙げられ、フェ
ニルキサンテンの3,6位がN,N−ジアルキルアミノ
基、N−フェニルアミノ基、N−アルキル−N−フェニ
ルアミノ基で置換されたものが好ましい。フェニルキサ
ンテンの3,6位の少なくとも一つがオルト位に分岐ア
ルキル基、またはアルコキシ基を有するN−フェニルア
ミノ基である時が更に好ましい。Lとはフェニルキサン
テンの3,6位、またはフェニル基上の置換基から結合
されているのが好ましい。Dがピラゾロトリアゾールに
芳香族ジアミン誘導体(例えば、パラフェニレンジアミ
ン誘導体、2,5−ジアミノピリジン誘導体)を酸化カ
ップリングにより結合させてなるアゾメチン色素である
時、Lとは2位または3位の炭素原子に(ピラゾロトリ
アゾールの構造により異なる)結合しているのが好まし
い。これらの中で色調、彩度の点からDはキサンテン系
色素が好ましい。Lは−CONH−または−COO−を
表し、X1、X2は水素原子、置換、無置換のカルバモイ
ル基、カルボキシル基、スルホアルコキシカルボニル基
を表し、少なくとも一方は水素原子以外の基を表す。
【0019】X1、X2は、好ましくは、両方が、カルボ
キシル基であるか、一方のみがカルバモイル基、カルボ
キシル基で他方は水素原子である時である。
【0020】R1、R2、R3は各々水素原子またはメチ
ル基を表し、R1、R3のみがメチル基であるか、R1
2、R3のすべてが水素原子であるときが好ましい。Z
は共重合可能なポリマー構成単位(例えば、アクリレー
ト、メタクリレート、マレイン酸)を表す。l、m、n
は0または正数を表し、その和を100とする。lは1
ないし100、m、nは0ないし90である。吸光度の
面からlの好ましくは50以上であり、更に好ましくは
60以上である。mの好ましくは50以下であり、反応
性の面からnは10以下が好ましい。
【0021】本発明の高分子色素材料の重合度としては
一般的なポリマーと異なり比較的小さく、その好ましい
範囲としては色素分子が3分子以上、5000分子以下
である。更に好ましくは、色素分子が5分子以上、10
0分子以下である。
【0022】本発明の高分子色素材料は、選ばれた構造
を有する高分子色素に適切な親水性基を共重合すること
により、水への溶解性に優れ、高濃度で色調が好まし
く、かつ耐光性、耐水性に優れた色素材料が可能となっ
た。
【0023】一般式Iの化合物は種々の合成法により合
成可能であり、一般的には色素を結合したモノマーの重
合により合成できるが、本発明の製造方法がより好まし
い。
【0024】以下に、一般式Iで表される色素の具体的
化合物例を示すが、本発明はこれらに限定されないもの
ではない。
【0025】
【化3】
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】
【化9】
【0032】
【化10】
【0033】以下に本発明の高分子色素材料の合成例を
示す。
【0034】合成例 反応スキーム
【0035】
【化11】
【0036】22gのN−ヒドロキシスクシンイミドと
22gのトリエチルアミンを200mlの脱水蒸留した
クロロホルムに溶解し、撹拌下内温5−10℃で20g
のアクリル酸クロリド(1)を滴下した。2時間反応
後、食塩水を加え水洗、除去を行った。無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後溶媒を減圧留去して固体を得た。クロロホ
ルムとn−ヘキサンから再結晶を行い34gの中間体
(2)を得た。NMRとFT−IRから目的物であるこ
とを確認した。
【0037】次に、20gの中間体(2)と16gのN
−イソプロピルアクリルアミド、及び4.5gのAIB
N(アゾビスイソブチロニトリル)を500mlのトル
エンに溶解し酸素脱気後、80℃で2時間重合を行っ
た。反応液を1/5に濃縮し、ヘキサンにあけて析出さ
せ減圧濾過した。メタノールとエチルエーテルで再沈さ
せて、減圧濾過、乾燥により31gの中間体(3)を得
た。数平均分子量は約5000であった。NMR、元素
分析、GPCから構造を確認した。
【0038】次に、30gの活性エステル中間体(3)
と30gの色素アミノ体(4)を300mlのエタノー
ルに溶解し、加熱還流を20時間行った。析出した結晶
を減圧濾過し、エタノール洗浄後、乾燥して23gの例
示化合物I−2を得た。NMR、分光吸収測定から構造
を確認した。
【0039】合成例2 反応スキーム
【0040】
【化12】
【0041】20gのN−ヒドロキシスクシンイミドと
20gのトリエチルアミンを200mlの脱水蒸留した
クロロホルムに溶解し、撹拌下内温5−10℃で20g
のメタクリル酸クロリド(5)を滴下した。2時間反応
後、食塩水を加え水洗、除去を行った。無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後溶媒を減圧留去して固体を得た。クロロホ
ルムとn−ヘキサンから再結晶を行い33gの中間体
(6)を得た。NMRとFT−IRから目的物であるこ
とを確認した。
【0042】次に、20gの中間体(6)と6gのメタ
アクリルアミド、及び1gのAIBN(アゾビスイソブ
チロニトリル)を100mlのトルエンに溶解し酸素脱
気後、加熱環流を2時間行った。反応液を、ヘキサンに
あけて析出させ減圧濾過した。メターノールとエチルエ
ーテルで再沈させて、減圧濾過、乾燥により21gの中
間体(7)を得た。数平均分子量は約6000であっ
た。NMR、元素分析、GPCから構造を確認した。
【0043】更に、5gの活性エステル中間体(7)と
5gの色素アミノ体(8)を300mlのエタノールに
溶解し、加熱還流を15時間行った。析出した結晶を減
圧濾過し、メタノールとイソプロピルエーテルから再沈
させ、乾燥して4gの例示化合物II−1を得た。NM
R、分光吸収測定から構造を確認した。
【0044】本発明の色素を含有するインクジェット記
録液は水系インク、油系インク、固体(相変化)インク
ジェット記録液等があり、本発明の色素以外に種々の溶
媒系を用いることができる。水性インクジェット記録液
の場合は、例えば全インクジェット記録液重量あたり通
常10重量%以上、特に60重量%以上の水を含有する
水性溶媒系が好ましく用いることができる。
【0045】これらインクジェット記録液には通常、界
面活性剤を添加する。それらの界面活性剤としては陰イ
オン界面活性剤(種々の脂肪族、芳香族化合物のカルボ
ン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩及びリン酸エス
テル塩等)、陽イオン界面活性剤(脂肪族アミン塩及び
脂肪族4級アンモニウム塩等)、非イオン性界面活性剤
(アルキル及びアルキルアリルポリオキシエチレンエー
テル、グリセリンエステル、エーテルエステル、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル、脂肪族アルカノール
アミド等)、両性界面活性剤(カルボキシベタイン、ア
ミノカルボン酸塩及びイミダゾリウムベタイン等)等を
挙げることが出来る。
【0046】代表的な界面活性剤の具体例としては、界
面活性剤便覧(産業図書(株)発行)に記載の化合物を
挙げることができる。
【0047】水系インクジェット記録液は、本発明の色
素の他に溶剤として水と水溶性有機溶媒を併用すること
が好ましい。
【0048】水溶性有機溶媒の例としては、アルコール
類(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、セカ
ンダリーブタノール、ターシャリーブタノール、ペンタ
ノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、ベンジル
アルコール等)、多価アルコール類(例えば、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、ペンタン
ジオール、グリセリン、ヘキサントリオール、チオジグ
リコール等)、多価アルコールエーテル類(例えば、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノブ
チルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル
アセテート、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリ
コールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモ
ノフェニルエーテル等)、アミン類(例えば、エタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタ
ノールアミン、モルホリン、N−エチルモルホリン、エ
チレンジアミン、ジエチレンジアミン、トリエチレンテ
トラミン、テトラエチレンペンタミン、ポリエチレンイ
ミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、テトラメチ
ルプロピレンジアミン等)、アミド類(例えば、ホルム
アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミド等)、複素環類(例えば、2−ピロリ
ドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピ
ロリドン、2−オキサゾリドン、1,3−ジメチル−2
−イミダゾリジノン等)、スルホキシド類(例えば、ジ
メチルスルホキシド等)、スルホン類(例えば、スルホ
ラン等)、尿素、アセトニトリル、アセトン等が挙げら
れる。
【0049】上記のような水系インクジェット記録液に
おいて、色素はその溶媒系に可溶であればそのまま溶解
して用いることができる。一方、そのままでは不溶の固
体である場合、色素を種々の分散機(例えば、ボールミ
ル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテー
ターミル、ヘンシェルミキサー、コロイドミル、超音波
ホモジナイザー、パールミル、ジェットミル、オングミ
ル等)を用いて微粒子化するか、あるいは可溶である有
機溶媒に色素を溶解した後に、高分子分散剤や界面活性
剤(ノニオン系、アニオン系)とともにその溶媒系に分散
させることができる。
【0050】さらに、そのままでは不溶の液体または半
溶融状物である場合、そのままかあるいは可溶である有
機溶媒に溶解して、高分子分散剤や界面活性剤とともに
その溶媒系に分散させることができるこのような水系イ
ンクジェット記録液の具体的調製法については、例えば
特開平5−148436号、同5−295312号、同
7−97541号、同7−82515号、同7−118
584号等に記載の方法を参照することができる。
【0051】油系インクジェット記録液は、本発明の色
素の他に溶媒として有機溶媒を使用する。油系インクの
溶媒の例としては、上記水系インクジェット記録液にお
いて水溶性有機溶媒として例示したものに加えて、アル
コール類(例えば、ペンタノール、ヘプタノール、オク
タノール、フェニルエチルアルコール、フェニルプロピ
ルアルコール、フルフリルアルコール、アニルアルコー
ル等)、エステル類(エチレングリコールジアセテー
ト、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールジアセテート、酢酸エチル、
酢酸アミル、酢酸ベンジル、酢酸フェニルエチル、酢酸
フェノキシエチル、フェニル酢酸エチル、プロピオン酸
ベンジル、安息香酸エチル、安息香酸ブチル、ラウリン
酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、リン酸トリエチ
ル、リン酸トリブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジ
ブチル、マロン酸ジエチル、マロン酸ジプロピル、ジエ
チルマロン酸ジエチル、コハク酸ジエチル、コハク酸ジ
ブチル、グルタル酸ジエチル、アジピン酸ジエチル、ア
ジピン酸ジプロピル、アジピン酸ジブチル、アジピン酸
ジ(2−メトキシエチル)、セバシン酸ジエチル、マレ
イン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジオ
クチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジオクチル、ケイ
皮酸−3−ヘキセニル等)、エーテル類(例えば、ブチ
ルフェニルエーテル、ベンジルエチルエーテル、ヘキシ
ルエーテル等)、ケトン類(例えば、ベンジルメチルケ
トン、ベンジルアセトン、ジアセトンアルコール、シク
ロヘキサノン等)、炭化水素類(例えば、石油エーテ
ル、石油ベンジル、テトラリン、デカリン、ターシャリ
ーアミルベンゼン、ジメチルナフタリン等)、アミド類
(例えば、N,N−ジエチルドデカンアミド等)が挙げ
られる。
【0052】上記のような油系インクジェット記録液に
おいて、色素はそのまま溶解させて用いることができ、
また樹脂状分散剤や結合剤を併用して分散または溶解さ
せて用いることもできる。このような油系インクのジェ
ット記録液具体的調製法については、特開平3−231
975号、特表平5−508883号等に記載の方法を
参照することができる。
【0053】固体(相変化)インクジェット記録液は、
本発明の色素の他に溶媒として室温で固体であり、かつ
インクジェット記録液の加熱噴射時には溶融した液体状
である相変化溶媒を使用する。
【0054】このような相変化溶媒としては、天然ワッ
クス(例えば、密ロウ、カルナウバワックス、ライスワ
ックス、木ロウ、ホホバ油、鯨ロウ、カンデリラワック
ス、ラノリン、モンタンワックス、オゾケライト、セレ
シン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、ペトロラクタム等)、ポリエチレンワックス誘導
体、塩素化炭化水素、有機酸(例えば、パルミチン酸、
ステアリン酸、ベヘン酸、チグリン酸、2−アセトナフ
トンベヘン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ジヒド
ロキシステアリン酸等)、有機酸エステル(例えば、上
記した有機酸のグリセリン、ジエチレングリコール、エ
チレングリコール等のアルコールとのエステル等)、ア
ルコール(例えば、ドデカノール、テトラデカノール、
ヘキサデカノール、エイコサノール、ドコサノール、テ
トラコサノール、ヘキサコサノール、オクタコサノー
ル、ドデセノール、ミリシルアルコール、テトラセノー
ル、ヘキサデセノール、エイコセノール、ドコセノー
ル、ピネングリコール、ヒノキオール、ブチンジオー
ル、ノナンジオール、イソフタリルアルコール、メシセ
リン、テレアフタリルアルコール、ヘキサンジオール、
デカンジオール、ドデカンジオール、テトラデカンジオ
ール、ヘキサデカンジオール、ドコサンジオール、テト
ラコサンジオール、テレビネオール、フェニルグリセリ
ン、エイコサンジオール、オクタンジオール、フェニル
プロピレングリコール、ビスフェノールA、パラアルフ
ァクミルフェノール等)、ケトン(例えば、ベンゾイル
アセトン、ジアセトベンゼン、ベンゾフェノン、トリコ
サノン、ヘプタコサノン、ヘプタトリアコンタノン、ヘ
ントリアコンタノン、ヘプタトリアコンタノン、ステア
ロン、ラウロン、ジアニソール等)、アミド(例えば、
オレイン酸アミド、ラウリル酸アミド、ステアリン酸ア
ミド、リシノール酸アミド、パルミチン酸アミド、テト
ラヒドロフラン酸アミド、エルカ酸アミド、ミリスチン
酸アミド、12−ヒドロキシステアリン酸アミド、N−
ステアリルエルカ酸アミド、N−オレイルステアリン酸
アミド、N,N′−エチレンビスラウリン酸アミド、
N,N′−エチレンビスステアリン酸アミド、N,N′
−エチレンビスオレイン酸アミド、N,N′−メチレン
ビスステアリン酸アミド、N,N′−エチレンビスベヘ
ン酸アミド、N,N′−キシリレンビスステアリン酸ア
ミド、N,N′−ブチレンビスステアリン酸アミド、
N,N′−ジオレイルアジピン酸アミド、N,N′−ジ
ステアリルアジピン酸アミド、N,N′−ジオレイルセ
バシン酸アミド、N,N′−システアリルセバシン酸ア
ミド、N,N′−ジステアリルテレフタル酸アミド、
N,N′−ジステアリルイソフタル酸アミド、フェナセ
チン、トルアミド、アセトアミド、オレイン酸2量体/
エチレンジアミン/ステアリン酸(1:2:2のモル
比)のような2量体酸とジアミンと脂肪酸の反応生成物
テトラアミド等)、スルホンアミド(例えば、パラトル
エンスルホンアミド、エチルベンゼンスルホンアミド、
ブチルベンゼンスルホンアミド等)、シリコーン類(例
えば、シリコーンSH6018(東レシリコーン)、シ
リコーンKR215,216,220(信越シリコー
ン)等)、クマロン類(例えば、エスクロンG−90
(新日鐵化学)等)、コレステロール脂肪酸エステル
(例えば、ステアリン酸コレステロール、パルミチン酸
コレステロール、ミリスチン酸コレステロール、ベヘン
酸コレステロール、ラウリン酸コレステロール、メリシ
ン酸コレステロール等)、糖類脂肪酸エステル(ステア
リン酸サッカロース、パルミチン酸サッカロース、ベヘ
ン酸サッカロース、ラウリン酸サッカロース、メリシン
酸サッカロース、ステアリン酸ラクトース、パルミチン
酸ラクトース、ミリスチン酸ラクトース、ベヘン酸ラク
トース、ラウリン酸ラクトース、メリシン酸ラクトース
等)が挙げられる。固体インクの固体−液体相変化にお
ける相変化温度は、60℃以上であることが好ましく、
80〜150℃であることがより好ましい。
【0055】上記のような固体インクジェット記録液に
おいて、加熱した溶融状態の溶媒に本発明の色素をその
まま溶解させて用いることができ、また樹脂状分散剤や
結合剤を併用して分散または溶解させて用いることもで
きる。このような固体インクジェット記録液の具体的調
製法については、特開平5−186723号、同7−7
0490号等に記載の方法を参照することができる。
【0056】上記したような水系、油系、固体の各イン
クジェット記録液は、その飛翔時の粘度として40cp
s以下が好ましく、30cps以下であることがより好
ましい。
【0057】本発明のインクジェット記録液は、その飛
翔時の表面張力として20dyn/cm以上が好まし
く、25〜80dyn/cmであることがより好まし
い。
【0058】本発明のインクジェット記録液において、
一般式(1)で表される色素は、全インクジェット記録
液量の0.1〜25重量%の範囲で使用されることが好
ましく、0.5〜10重量%の範囲であることがより好
ましい。
【0059】本発明のインクジェット記録液において
は、吐出安定性、プリントヘッドやインクカートリッジ
適合性、保存安定性、画像保存性、その他の諸性能向上
の目的に応じて、粘度調製剤、表面張力調製剤、比抵抗
調製剤、皮膜形成剤、分散剤、界面活性剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、退色防止剤、防ばい剤、防錆剤等を添
加することもできる。
【0060】本発明のインクジェット記録液は、その使
用する記録方式に関して特に制約はなく、コンティニュ
アス方式及びオンデマンド方式のインクジェットプリン
タ用のインクとして好ましく使用することができる。オ
ンデマンド方式としては、電気−機械変換方式(例え
ば、シングルキャビティー型、ダブルキャビティー型、
ベンダー型、ピストン型、シェアーモード型、シェアー
ドウォール型等)、電気−熱変換方式(例えば、サーマ
ルインクジェット型、バブルジェット型等)、静電吸引
方式(例えば、電界制御型、スリットジェット型等)、
放電方式(例えば、スパークジェット型等)などを具体
的な例として挙げることができる。
【0061】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこの実施例における形態に限定され
るものではない。
【0062】実施例1 表1に記載の組成を有する各インク組成物を用いて、イ
ンクジェットプリンタMJ−5000C(セイコーエプ
ソン株式会社製、電気−機械変換方式)によって、イン
クジェット用専用コート紙上に記録したマゼンタ画像サ
ンプルを得た。このサンプルを用いて、下記のように定
義した耐光性、色調の評価を行った結果を表1に示す。
【0063】耐光性:PDA−65(コニカ(株)製)
の緑色光による反射濃度の測定から算出したキセノンフ
ェードメーターにて24時間爆射した後のサンプルの未
爆射サンプルに対する画像の残存率 耐光性(%)=(爆射試料の緑色光反射濃度/未爆射試
料の緑色光反射濃度)×100 色調 :PDA−65(コニカ(株)製)を用いて青
色、緑色、赤色光における反射濃度を測定し、緑色光に
おける反射濃度を1に規格化した場合の相対青色光反射
濃度および相対赤色光反射濃度を算出して下記基準にて
評価。すなわち○は青色光および赤色光の波長領域に不
正吸収が少ない良好な色調のマゼンタ画像を表す ○ :相対青色光反射濃度0.25未満かつ相対赤色光
反射濃度0.10未満の場合 △ :相対青色光反射濃度0.25以上で相対赤色光反
射濃度0.10未満であるか、または相対青色光反射濃
度0.25未満で相対赤色光反射濃度0.10以上の場
合 × :相対青色光反射濃度0.25以上かつ相対赤色光
反射濃度0.10以上の場合 耐水性:画像サンプルを25℃の水に10分間浸析し、
その後乾燥して、未処理サンプルに対する残存率を下式
により求め耐水性(%)とし、下記ランク付けにより耐
水性を評価した 耐水性(%)=(浸析試料の主反射濃度/未処理試料の
主反射濃度)×100 ○ :耐水性(%)が85%以上 △ :耐水性(%)が70%以上85%未満 × :耐水性(%)が70%未満 尚、表1の各化合物量の単位は全インクジェット記録液
における重量%である。表中に記載の比較−1、比較−
2および界面活性剤−1の構造を下記に示す。
【0064】
【化13】
【0065】
【表1】
【0066】表1の結果から明らかなように、本発明の
製造方法で合成した高分子色素材料を用いた本発明のイ
ンクジェット記録液は比較のインクジェット記録液を使
用した場合に比較して耐光性に優れ、かつ不正吸収が少
ない色調が良好のものであることがわかる。更に、耐水
性にも優れた色素材料であることが分かる。
【0067】
【発明の効果】以上実施例で実証した如く、本発明の製
造方法で合成した高分子色素材料を用いた本発明のイン
クジェット記録液を用いることで、色調、耐光性、耐水
性に優れた記録画像が得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子色素材料が下記一般式Iで表され
    ることを特徴とする高分子色素材料。 【化1】 〔式中、Dはキサンテン系色素またはピラゾロトリアゾ
    ールに芳香族ジアミン誘導体を酸化カップリングにより
    結合させてなるアゾメチン系色素を表し、Lは−CON
    H−または−COO−を表し、X1、X2は水素原子、置
    換、無置換のカルバモイル基、カルボキシル基、スルホ
    アルコキシカルボニル基を表し、X1、X2の少なくとも
    一方は水素原子以外の基を表す。R1、R2、R3は各々
    水素原子またはメチル基を、Zは共重合可能なポリマー
    構成単位を表す。l、m、nはポリマー構成単位の割合
    を表し、0または正数でありその和を100とする。l
    は1ないし100、m、nは0ないし90である。〕
  2. 【請求項2】 高分子成分と色素成分が結合されてなる
    高分子色素材料の製造方法において、活性エステル基を
    有する高分子成分とアミノ基またはヒドロキシ基を有す
    る色素成分を反応させることを特徴とする高分子色素材
    料の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記一般式Iで表される高分子色素材料
    を含有することを特徴とするインクジェット記録液。
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