JPH07304994A - キサンテン骨格を有する高分子染料および該染料を用いた水性インク組成物 - Google Patents

キサンテン骨格を有する高分子染料および該染料を用いた水性インク組成物

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JPH07304994A
JPH07304994A JP12311894A JP12311894A JPH07304994A JP H07304994 A JPH07304994 A JP H07304994A JP 12311894 A JP12311894 A JP 12311894A JP 12311894 A JP12311894 A JP 12311894A JP H07304994 A JPH07304994 A JP H07304994A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、筆記具等の水性インクに用いるこ
とができ、かつ特にインクジェット記録方式の記録用に
適した水性インク組成物の提供を目的とする。 【構成】 キサンテン骨格を有する高分子染料および該
染料を用いた水性インク組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、動植物性繊維用、インクジェッ
ト記録用等の各種インクとして有用なキサンテン構造単
位を有する高分子染料に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、高分子染料として、ポリビニルアミ
ンより誘導されたアゾ染料を側鎖に有するものが知られ
ている(例えばJ.A.C.S.98.5996 P
[1976])。また特開昭63−30567号公報に
は本出願人によるポリアリルアミンより誘導されたアゾ
染料を側鎖に有するものが知られているが、染料として
の耐水性の向上はみられるものの、さらに改良された染
料が望まれる。染料の用途の一つとして、水性インクへ
の利用がある。筆記具等への利用もさることながら、近
年ではOA機器等の発達にともない高性能のカラープリ
ンター、更には廉価で画像特性の向上しつつあるインク
ジェットプリンターへの利用が期待されている。特にイ
ンクジェット記録方式では不得手であった普通紙対応の
要求が強くなっていることとあいまって、普通紙に対応
しうる、つまり普通紙に使用した場合にも色調や保存
性、安定性並びに耐光・耐水性に優れたインクが求めら
れている。インク組成物として各種水溶性染料が知られ
ているが、マゼンタの高色調を得るためには低分子量の
酸性染料系統でなければならず、これらは水に溶解させ
るためのスルホン酸基等の存在で紙面上に印字した際の
耐水性が悪いという欠点がある。また、特開昭59−7
5964や特開昭57−70166等では耐水性の向上
を目的として、
【化2】 等の各種結合基を結合させることが提起されているけれ
ども、これらが共役性を多少持つため、吸収スペクトル
がブロードになる傾向があり、マゼンタとしての色調が
鮮明でなくなる傾向がある。一例としてキサンテン染料
は、一般的に高色調である上に、3、6位の窒素原子に
フェニル基がついた場合、耐光性にも優れていることが
知られている(特開昭59−133273)。しかし、
耐水性は満足できるものでなく、何らかの改良が必要と
なる。また画像形成時に起きる印字滲みを抑えることを
目的として、インク中に滲み防止剤を添加することがあ
るが、染料等との相互作用によってインクの経時安定性
を損なう。
【0003】
【目的】本発明は、筆記具等の水性インクに用いること
ができ、かつ特にインクジェット記録方式の記録用に適
した水性インク組成物の提供を目的とする。
【0004】
【構成】本発明は、下式(1)で表わされるキサンテン
構造単位を有する高分子染料に関する。
【化3】 本発明の前式(1)で示されるキサンテン系の発色団を
有する高分子染料は、水に溶かすと高色調のマゼンタ色
を示し、耐光性にも優れている。特に該染料は、従来の
高分子染料に比べて溶解性が高いため、保存安定性に優
れ、インクジェット用インクとしての高い信頼性を付与
することができること、更に従来の酸性染料に比べて高
分子量であるため、画像特性に優れていることを見い出
した。前式(1)で表わされる高分子染料において、n
が20より小さいと期待されるにじみ防止効果が得られ
にくく、逆にnが300より大きいと水溶解性に劣る。
また前式(1)の基R1、R2、R3、R4の置換基として
は、前記本発明の高分子染料の特性を消失させない限り
特にその種類は限定されるものではないが、例えば塩
素、臭素、フッ素等のハロゲンが挙げられる。
【0005】本発明の前記染料は、例えば以下に示すよ
うな製造方法で得られる。 キサンテン染料のクロルスルホン化 下式(2)で示されるアシッドレッド289の4.0g
を塩化チオニル50.0g中に分散させ、撹拌しながら
ジメチルホルムアミド2.0mlを加える。1時間撹拌
後、氷中に注ぐと下式(3)で示される褐色の沈殿物が
得られる。該反応は以下の反応式(A)で示される。
【化4】 ポリアリルアミンとの結合 下式(4)で示されるポリアリルアミン0.12gを水
140ccに溶解し、さらにテトラヒドロフラン70m
lと0.8N水酸化ナトリウム水溶液を加えてpH9〜
11に調整する。上記のポリアリルアミン溶液を撹拌し
ながら前式(3)の生成物0.33gを加え、テトラヒ
ドロフラン70mlを加える。pH一定のまま一定時間
経過後、同量の式(3)の生成物及びテトラヒドロフラ
ンを加える。更にもう一度同様な処理を行い、一時間撹
拌後、濾過によって前式(1)で示される生成物が得ら
れる。該生成物は酸析、塩析等常法により無機塩を除去
する。該反応は以下の反応式(B)で示される。
【化5】 (式中、Xは前記に同じ) 上記の合成例で反応するキサンテン染料およびポリアリ
ルアミンの種類を種々変えることにより、様々な種類の
高分子染料を合成することが可能である。
【0006】該染料を用いて水性インクを調製する場
合、染料の使用量については特に制限を受けるわけでは
ないが、一般的にはインク全重量に対して0.1〜15
重量%の範囲が好適で、より好適には0.1〜10重量
%である。また、該染料を用いてインクを調製する場
合、公知の材料を用いてインクを調製できる。このよう
な材料は、湿潤剤、pH調整剤、キレート剤、防腐防カ
ビ剤、殺菌剤、殺細菌剤及び緩衝剤等が挙げられる。本
発明の染料を用いたインク組成物には、湿潤剤として例
えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、グリセリン、チオグリコール、ポリ
グリセリン、ヘキサメチレンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−ヘキ
サンジオール、2,4−ヘキサンジオール等の具体例が
挙げられる。本発明には前記の多価アルコール類を用い
ることが好ましいが、下記の化合物から選ばれる従来公
知の湿潤剤を上記の多価アルコールと混合するかまたは
多価アルコールと混合すること無しに用いることができ
る。すなわち、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエー
テル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレング
リコールモノエチルエーテル、テトラエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル等の多価アルコールのエーテル類、N−メチ
ル−2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノ
ン、ε−カプロラクタム等の複素環式化合物、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン等のアルコールアミン類等が挙げられる。上記湿潤
剤の含有量は、一般にはインクの全重量に対して重量%
で1%〜40%が好ましく、より好ましくは3%〜30
%の範囲である。また、インク中の水の含有量は、30
〜95重量%の範囲で使用される。pH調整剤として、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の低級ア
ルカノールアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム
等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム等のアルカ
リ金属炭酸塩、水酸化アンモニウム等がある。防腐防カ
ビ剤として、ペンタクロロフェノールナトリウム塩、ジ
ヒドロ酢酸ナトリウム塩、1,2−ベンズイソチザリン
−3−オンアミン塩、6−アセトキシ−2,4−ジメチ
ル−m−ジオキサン、2−(4−チアゾリル)−ベンズ
イミダゾール、2−ピリジンチオール−1−オキサイド
亜鉛塩、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリ
ウム塩等がある。キレート試薬として、エチレンジアミ
ン四酢酸ナトリウム塩、ニトリロ三酢酸ナトリウム塩、
ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム
塩、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム塩、ウラミ
ル二酢酸ナトリウム塩等がある。また該インクを用いて
記録シート上に画像を形成したとき、乾燥性を向上させ
るために界面活性剤を添加することができる。すなわち
イオン性(アニオン性、カチオン性)、両性、ノニオン
性、またはフッ素系、シリコン系、高分子系の界面活性
剤を添加できる。例えばアニオン界面活性剤としては、
高級脂肪酸塩、高級アルキルジカルボン酸塩、高級アル
コール硫酸エステル塩、高級アルキルスルホン酸塩、高
級脂肪酸とアミノ酸の縮合物、スルホ琥珀酸エステル
塩、ナフテン酸塩等である。カチオン界面活性剤として
は、脂肪族アミン塩、第4アンモニウム塩、スルホニウ
ム塩、ホスフォニウム塩等であり、具体例を挙げるとオ
クタデシルアミン酢酸塩、アルキルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、ポリオキシエチレンオクタデシルアミ
ン、ポリオキシエチレンアルキルアミン、高分子アミン
等である。また両性界面活性剤としては、ジメチルアル
キルベタイン等のベタイン型である。さらにノニオン界
面活性剤としては、ポリオキシエチレン化合物の脂肪酸
エステル型、ポリエチレンオキサイド縮合型等を使用す
ることができる。その他、上記以外の種々の公知材料が
添加可能であるが、本発明の高分子染料を含有する水性
インクは、その特性上アルギン酸ナトリウム等の滲み防
止剤を特別添加する必要がない。また本発明の染料は、
公知の酸性染料、直接染料等と混合して使用することが
できる。この場合、混合した染料に対して本発明の高分
子染料が滲み防止剤としての効果がある。
【0007】具体的な染料の例としては、次のものを挙
げることができる。酸性染料としては、C.I.アシッ
ド・イエロー17、C.I.アシッド・イエロー23、
C.I.アシッド・イエロー42、C.I.アシッド・
イエロー44、C.I.アシッド・イエロー79、C.
I.アシッド・イエロー142、C.I.アシッド・レ
ッド35、C.I.アシッド・レッド42、C.I.ア
シッド・レッド52、C.I.アシッド・レッド82、
C.I.アシッド・レッド87、C.I.アシッド・レ
ッド92、C.I.アシッド・レッド134、C.I.
アシッド・レッド249、C.I.アシッド・レッド2
54、C.I.アシッド・レッド289、C.I.アシ
ッド・ブルー1、C.I.アシッド・ブルー9、C.
I.アシッド・ブルー15、C.I.アシッド・ブルー
59、C.I.アシッド・ブルー93、C.I.アシッ
ド・ブルー249、C.I.アシッド・ブラック2、
C.I.フード・ブラック2などが例示できる。直接染
料としては、C.I.ダイレクト・イエロー33、C.
I.ダイレクト・イエロー44、C.I.ダイレクト・
イエロー50、C.I.ダイレクト・イエロー86、
C.I.ダイレクト・イエロー144、C.I.ダイレ
クト・オレンジ26、C.I.ダイレクト・オレンジ1
02、C.I.ダイレクト・レッド4、C.I.ダイレ
クト・レッド95、C.I.ダイレクト・レッド24
2、C.I.ダイレクト・レッド9、C.I.ダイレク
ト・レッド17、C.I.ダイレクト・レッド28、
C.I.ダイレクト・レッド81、C.I.ダイレクト
・レッド83、C.I.ダイレクト・レッド89、C.
I.ダイレクト・レッド225、C.I.ダイレクト・
レッド227、C.I.ダイレクト・ブルー15、C.
I.ダイレクト・ブルー76、C.I.ダイレクト・ブ
ルー86、C.I.ダイレクト・ブルー200、C.
I.ダイレクト・ブルー201、C.I.ダイレクト・
ブルー202、C.I.ダイレクト・ブラック22、
C.I.ダイレクト・ブラック32、C.I.ダイレク
ト・ブラック51、C.I.ダイレクト・ブラック15
4などが例示できる。本発明方法に使用できる染料は上
記のカラー・インデックスに記載されたものに限定され
るものではない。
【0008】
【実施例】次に本発明染料を用いてインクを製造する実
施例について述べる。部はいずれも重量部を示す。 実施例1 C.I.アシッド・レッド289と式(4)におけるX
=−CH2−のポリアリルアミン(n=80、日東紡績
製、PAA・HCl−3S)より上記製造方法に基づい
て、高分子染料Aを合成した後、下記組成でインクを作
製した。 本発明染料A 4部 ジエチレングリコール 22.5部 グリセリン 7.5部 防腐防カビ剤(商品名 デルトップ、武田薬品製) 0.3部 水 65.7部 上記組成のものを水酸化ナトリウムにてpH9に調整
し、0.2μmフィルターで濾過してインクとした。
【0009】実施例2 C.I.アシッド・バイオレット9と式(4)のXが−
CH2−CO−のもの(n=30)より実施例1と同様
な手法で本発明染料Bを製造した。 本発明染料B 3部 トリエチレングリコール 10部 エチレングリコール 20部 防腐防カビ剤(ソディウムオマジン) 0.3部 水 66.7部 上記組成のものを水酸化ナトリウムでpH10に調整
し、0.2μmフィルターで濾過してインクとした。
【0010】実施例3 実施例1において、染料として本発明染料Aに代えて該
染料AとC.I.ダイレクトブルー86を用いて、下記
の組成でインクを作製した。 本発明染料A 2.5部 C.I.ダイレクト・ブルー86 1.5部 ジエチレングリコール 22.5部 グリセリン 7.5部 防腐防カビ剤 0.3部 (商品名 デルトップ、武田薬品製) 水 65.7部
【0011】比較例1 実施例1において染料Aに代えてC.I.アシッド・レ
ッド289を用いた以外は全て同じとし、インク組成物
を作製した。
【0012】比較例2 実施例2において染料Bに代えてC.I.アシッド・バ
イオレット9を用いた以外は全て同じとし、インク組成
物を作製した。
【0013】以上の実施例並びに比較例におけるインク
を使用して、ピエゾ方式インクジェット記録装置にて画
像形成したものの耐水性、耐光性、画像滲みについて試
験をした結果を下記表1に示す。なお表1中、耐水性
は、画像サンプルを30℃の水に1分間浸漬後の主色濃
度退色率(%)をもって表し、耐光性は画像サンプルを
フェードメーターで3時間照射後の主色濃度退色率
(%)をもって表す。
【0014】
【表1】 注:画像滲み ◎ 画像滲みなし ○ 画像滲み少しあり △ 画像滲みあり × 画像滲みが多い
【0015】
【効果】
(1)キサンテン構造単位を有する本発明の染料は、水
溶解性に優れているため、従来の直接染料、酸性染料と
同様、木綿、あるいは動植物性繊維に染色可能である。
また高分子であるため、耐水性等良好であり、安全面で
も優れている。 (2)前記染料は水溶解性に優れているため、筆記具等
の水性インクとして使用した場合、目詰まり等もなく好
適である。 (3)前記染料をインクジェット記録用インクとして調
製した場合、キサンテン系染料の高色調を保持しつつ、
普通紙を含む記録シート上での耐水性を向上させ、画像
形成時の滲み発生を抑えることが可能である。また公知
の材料を種々の目的に応じて添加することもできる。特
に公知の直接染料や酸性染料と混合すると、本発明の提
供する高分子染料が他の染料に対して滲み防止効果を有
するため、色調と画質の両方に優れた画像を得ることが
できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下式(1)で表わされるキサンテン構造
    単位を有する高分子染料。 【化1】
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高分子染料を含有するこ
    とを特徴とする水性インク組成物。
  3. 【請求項3】 インクジェット記録方式の記録用に用い
    られる請求項2記載の水性インク組成物。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の水性インク組成
    物が、前式(1)で表わされるキサンテン構造単位を有
    する高分子染料とそれ以外の染料混合物を含有するもの
    である水性インク組成物。
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