JP2004534106A - インキジェット用インキ - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明はインキジェット画像の形成のためのインキに関し、それは適した記録材料上に画像通りに変調された微細な流れ(fine image−wise modulated stream)においてスプレー噴霧される。記録材料は透明、半透明又は不透明の支持体及びその上にコーティングされる受像層を含む。
【背景技術】
【0002】
インキジェット法は既知である(例えば非特許文献1及びそこで引用されている文献を参照されたい)。
【0003】
ポリアミドアミンを用いる反応性染料の転換により得られるポリマー性染料は、インキジェット印刷システムのためのインキにおける使用に関し、特許文献1から既知である。しかしながら、そのようなインキは不満足な保存安定性に苦しんでいる。
【0004】
インキジェット画像に関連する問題は、それらの安定性及び耐摩耗性である。
【0005】
耐水−堅牢性且つ耐摩耗性であるインキジェット印刷を得るために、ベースのコーティング素材に反応性成分を加えることが、特許文献2から既知である。これらの添加剤は、続いて画像を照射するとコーティング素材の架橋を引き起こし、これらのビヒクル中に前に導入された染料の耐摩耗性を向上させる。
【0006】
この方法は、印刷操作の後にさらなる高価なプロセス段階、例えばUV光を用いる照射が必要であるという欠点を有する。加えて、さらに別の添加剤、例えば光−開始剤を加えねばならず、それは保存されると黄変する傾向があり、画像の白い部分(whites)に魅力的でない外観を与える。さらに、短いUV照射時間はプリントの退色の望ましい改善を許さない。
【0007】
特許文献3は、溶解もしくは分散された形態におけるポリマー性アゾメチン染料又はインドアニリン染料の使用を開示している。これらの染料は満足できる染料安定性及びこすり−抵抗性を与えるが、インキ中に分散された染料の保存安定性は不満足なままである。特に先行技術のインキは、多くの場合に印刷ヘッドのノズルの目詰まりを引き起こす。
【非特許文献1】
R.W.Kenyon著,“Ink Jet Printing”,in“Chemistry and Technology of Printing and Imaging Systems”,Peter Gregory編集,Blackie Academic & Professional,Chapman & Hall,1996年,pages 113−138
【特許文献1】
欧州特許第657 509号明細書
【特許文献2】
欧州特許第672 538号明細書
【特許文献3】
独国特許第19 651 689号明細書
【0008】
本発明の目的は、インキジェット印刷法のための保存−安定性インキを提供することであり、それを用いて特別な準備なしで種々のベース上に印刷画像を形成することもでき、該画像は高い光沢及び優れた耐水堅牢性及び耐摩耗性を示し、該インキは長い保存時間の後でもノズルを目詰まりさせない。
【0009】
今回、疎水性及び親水性セグメントから成るポリマー性アゾメチン染料、インドアニリン染料又はアゾ染料を含有するインキが上記の要求を満たすことが見出された。
【発明の開示】
【0010】
本発明に従い、ポリマー骨格に連結した染料を含有し、染料がアゾメチン染料、インドアニリン染料又はアゾ染料であり、ポリマーが少なくとも1種の疎水性モノマー及び少なくとも1種の親水性、非−イオン性モノマーより成るコポリマーであり、親水性、非−イオン性モノマーの分子量が少なくとも200であることを特徴とするインキジェット用のインキを提供する。
【0011】
共有結合した染料基を有するモノマーを下記では染料モノマーとも呼び、共有結合した染料を有するポリマーを染料ポリマー又はポリマー性染料とも呼ぶ。
【0012】
インキジェット用インキは、特に1〜30重量%のポリマー性染料、好ましくは2〜10重量%の染料を含有する。
【0013】
本発明のインキのために適したポリマー性アゾ染料は、例えばPolymer News,1990年,vol.15,p.301−306及びそこに引用されている参照文献に記載されている。
【0014】
ポリマー性アゾメチン染料又はインドアニリン染料は写真材料から既知であり、例えばポリマー性カラーカプラーをカラー現像薬及び酸化剤と反応させることにより得られる。ポリマー性カラーカプラーは独国特許第1 297 417、2 407 569、3 148 125、3 217 200、3 320 079、3 324 932、3 331 743、3 340 376号明細書、欧州特許第27 284号明細書、米国特許第4 080 211及び5 234 807号明細書に記載されている。共重合を介してポリマー性カラーカプラーに転換され得るモノマー性カラーカプラーは米国特許第5 234 807号明細書から既知である。
【0015】
適したカラー現像薬、通常、第1級アミノ基を有するp−フェニレンジアミン化合物は、例えば“The Theory of the Photographic Process”,T.H.James,4th Edition,Macmillan publishing Co.,Inc.New York,p.291 a.f.及び独国特許第195 03 885号明細書に記載されている。
【0016】
ポリマー性アゾメチン染料又はインドアニリン染料は、例えば、現像薬を含有するポリマー性カラーカプラーを酸化剤の存在下でポリマー性アゾメチン染料又はインドアニリン染料に転換するポリマー類似物反応(polymer analogue reaction)により得られる。
【0017】
他の可能性は、最初に低−分子量の重合可能もしくは重縮合可能な染料を製造し、次いで連続的反応を介してこの染料を高分子量染料に転換することから成る。
【0018】
アゾメチン染料又はインドアニリン染料は好ましくはカプリング成分としてp−フェニレンジアミン誘導体を含有する。特に好ましいのは式:
【0019】
【化1】
【0020】
【表1】
【0021】
に従う化合物である。
【0022】
疎水性及び親水性セグメントを有するポリマー性染料は、モノマー性染料と疎水性コモノマー及び親水性マクロモノマー(MA)との共重合により得ることができる。親水性マクロモノマーにより、少なくとも1個の重合可能な基を含有する親水性オリゴマー又はポリマーが理解されるべきである。
【0023】
疎水性及び親水性セグメントを有するポリマー性染料の製造の他の可能性はポリマー類似物反応であり、その反応では反応性基を有するポリマーが染料ならびに疎水性及び親水性化合物により転換され、次いで分散液中に移される。
【0024】
好ましくは、染料は少なくとも1種の疎水性モノマーに共有結合している。染料は好ましくは−C(=O)−O−、−(C=O)−NH−、−S(=O)2−NH−又はフェニレン基によりポリマー鎖に連結している。
【0025】
疎水性及び親水性モノマーの他に、追加のコモノマーを用いるのが好ましい。この目的に特に適しているのは、エチレン性不飽和化合物、特にアクリレート類、メタクリレート類、場合により置換されていることができるアクリルアミド類、場合により置換されていることができるメタクリルアミド類、マレイン酸誘導体、場合により置換されていることができるスチレン類、α−メチルスチレン、ビニルエーテル、ビニルスルホン酸、(メタ)アクリル酸、ビニルピロリジン又はビニルピリジンである。
【0026】
染料ポリマー中の染料モノマーの割合は、好ましくは10〜80重量%、より好ましくは20〜50重量%に含まれ、染料ポリマー中の親水性マクロモノマー及び/又は親水性セグメントの割合は好ましくは1〜60重量%、より好ましくは2〜30重量%の範囲である。
【0027】
好ましい態様において、親水性、非−イオン性モノマーはマクロモノマー(MA):
【0028】
【化2】
【0029】
[式中:
R1、R2、R3は置換基、特にそれぞれ独立して水素、ハロゲン、C1−C4アルキル基、−C(=O)−O−R5又は−C(=O)−NH−R5を示し、
Xは化学結合又は連結基を示し、
R4は200〜20000の範囲の分子量を有するオリゴマー又はポリマー基を示し、
R5は水素、アルキル、アリール又はアラルキルを示し、
R4−Hは25℃の温度で少なくとも10g/lの水溶解度を示す]
である。
【0030】
マクロモノマー(MA)において、
R3が−C(=O)−O−R5、Cl又はFを示し、
Xが化学結合、−C(=O)−、−C(=O)−O−、−C(=O)−NH−、−S(=O)2−、−S(=O)2−NH−、−NH−C(=O)−O−、−NH−C(=O)−NH−、−O−CO−NH−、アルキレン、フェニレン、アラルキレン、−フェニレン−C(=O)−O−又は−フェニレン−S(=O)2−NH−を示し、
R4が少なくとも250〜10000の分子量を有するオリゴマー又はポリマー基を示し、
R4−Hが25℃の温度で少なくとも25g/lの水溶解度を示す
のが特に有利である。
【0031】
特に有利な態様において、R4は以下の構造要素の1つを含有する:
【0032】
【化3】
【0033】
ここでnは少なくとも5、特に少なくとも10である。
【0034】
親水性マクロモノマーの例は次のとおりである:
【0035】
【化4】
【0036】
【化5】
【0037】
マクロモノマーは、Chen.et al.著,J.Polym.Sci.Part A,2000年,38,1811−1817、Miyamoto et al.著,Macromolecules,1989年,22(4),1604−1607及びKobayashi et al.著,Polymer Bulletin,1985年,13,447−451から既知である。
【0038】
本発明に従う疎水性及び親水性セグメントを有する染料ポリマーの例を下記に挙げる。
【0039】
式はどの程度の重量パーセンテージで1個のポリマーが互いに重合したかを示している。
【0040】
【化6】
【0041】
【化7】
【0042】
【化8】
【0043】
【化9】
【0044】
【化10】
【0045】
【化11】
【0046】
【化12】
【0047】
【化13】
【0048】
【化14】
【0049】
【化15】
【0050】
インキは、さらに、別の添加剤、例えば殺生物剤、湿潤剤及び界面活性剤、スペーサー、艶消し剤、安定剤、UV−吸収剤、溶媒、可塑剤及び潤滑剤を含有することができる。
【0051】
適した殺生物剤、例えばイソチアゾロン類及びベンゾイソチアゾロン類は、Wallhaeusser著,”Praxis der Sterilisation,Desinfektion,Konservierung”,Thieme Verlag Stuttgart,1988年に記載されている。
【0052】
適した湿潤剤又は界面活性化合物は、天然の界面活性化合物、例えばサポニン又は合成の界面活性化合物、例えば非−イオン性界面活性剤、例えばアルキレンオキシド化合物、グリセリン化合物又はグリシドール化合物、カチオン性界面活性剤、例えば高級アルキルアミン、第4級アンモニウム塩、ピリジン化合物及び他の複素環式化合物、スルホニウム化合物又はホスホニウム化合物、酸基、例えばカルボン酸、スルホン酸、ホスホン酸、硫酸もしくはリン酸エステル基を含有するアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、例えばアミノ酸及びアミノスルホン酸化合物ならびにアミノアルコールの硫酸もしくはリン酸エステルである。
【0053】
さらに別の界面活性化合物は、RD 308 119(1989)ならびに欧州特許第314 425,362 990,549 496号明細書、米国特許第4 839 262、4 847 186、4 916 054、5 221 603号明細書、国際公開第90/12 782号パンフレット及び国際公開第92/15 554号パンフレットに記載されている。
【0054】
適した安定剤は、o−、m−及びp−ジヒドロキシベンゼン類、ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキシクマリン類、スピロクロマン類、スピロインダン類、p−アルコキシフェノール類、立体的に妨げられたフェノール類、没食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン類、アミノフェノール類、アミノアニリン類、立体的に妨げられたアミン類、エステル化もしくはエーテル化されたフェノール性ヒドロキシル基を有する誘導体、アシル化もしくはアルキル化された芳香族アミノ基を有する誘導体ならびに金属錯体である。詳細な記述は、RD 307 105(1989)VII章、欧州特許第246 766,273 712、304 067、471 341、524 540、544 316,544 317、545 305、585 679、586 343号明細書、独国特許第42 09 346、43 20 444、43 23 477号明細書ならびに米国特許第5 294 530及び5 278 039号明細書において見出すことができる。
【0055】
多くの場合、カラー画像安定剤の特定の組み合わせの使用が特に有効であることが証明されている。そのような組み合わせは、例えば、米国特許第5 104 782及び5 139 931号明細書、欧州特許第298 321、355 660、457 543、477 870号明細書、JP 0305 1846ならびに独国特許第42 29 132、43 14 690及び43 26 647号明細書に記載されている。
【0056】
適したUV−吸収剤は、独国特許第195 03 885号明細書に記載されている。
【0057】
可塑剤及び潤滑剤は、RD 307 105(1989),XII章A及びBに記載されている。柔らかいコア及び剛いシェルを有するコア−シェルラテックスならびに柔らかいコアと架橋されたゼラチンから作られるシェルを含むラテックス(米国特許第50 66 572号明細書)も用いられる。
【0058】
インキ添加剤として用いるために適した溶媒は、例えばアルコール類、例えばエタノール、グリコール、グリセリン、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサントリオール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、イソプロパノール、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、チオジエチレングリコール、チオジグリコール、アミド類、例えばピロリドン、メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド及びウレア類、例えばテトラブチルウレアである。
【0059】
ポリマー性アゾメチン染料は水溶性又は水−不溶性であることができる。水溶性染料は水性インキ成分として直接用いられる。水−不溶性のポリマー性アゾメチン染料は分散された形態もしくは乳化された形態でラテックスとして用いられる。ポリマーラテックスカラーカプラーを調製し、ラテックスを現像薬と反応させることによりそれらをラテックス染料に転換することによって、水−不溶性染料を分散液として直接得ることもできる。
【0060】
本発明に従うと、分散された染料又はラテックス染料が好適に用いられる。
【0061】
分散された染料又はラテックス染料の平均粒度は10〜2000nm、好ましくは30〜300nmの範囲である。
【0062】
分散された粒子又はラテックス粒子は、線状の又は架橋された巨大分子から成ることができる。
【0063】
好ましい態様において、インキはポリマー性アゾメチン染料又はアゾ染料の他に、さらに別のポリマー分散液又はポリマーラテックスをビヒクルとして含有する。
【0064】
適したポリマーラテックスは、例えばポリアクリレート類、ポリメタクリレート類、ポリアルキレン類、例えばポリエチレン、ポリブチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリエステル類、ポリアミド類及びポリウレア類である。
【0065】
好ましいのは、50℃未満のガラス転移温度を有するポリマーラテックスである。ポリマー分散液は10〜3000nm、好ましくは20〜400nmの平均粒度を示す。
【0066】
加えられるポリマーラテックスの量は、好ましくは用いられるポリマー性染料に基づいて10〜500重量%の範囲である。
【0067】
特に30〜300nmの平均直径を示す粒子の分散液として染料ポリマーが用いられると、水性インキジェットインキを用いて特に優れた結果を得ることができる。これに関し、ポリマー粒子が組織化され(structured)、染料を含有する疎水性内部領域及び親水性シェルから構成されるのが特に有利である。
【0068】
本発明の染料ポリマーの製造は、少なくとも1種のアゾメチン染料、インドアニリン染料又はアゾ染料モノマー及び少なくとも1種のマクロモノマー(MA)を少なくとも1種の有機溶媒の存在下に溶媒中で重合させ、次いで少なくとも25重量%の水を反応混合物加え、次いで300nm以下、好ましくは30〜300nmそしてより好ましくは30〜100nmの平均直径を有する粒子から成るポリマー分散液が形成されるまで、少なくとも等量の有機溶媒を蒸留する段階を含み、ここで有機溶媒及び水の量は水の添加の直後及び続いて重量により水より多量の有機溶媒が蒸留された後、溶液がまだ均一であるように選ばれるべきである方法に従って進行する。
【0069】
本発明のさらに別の好ましい態様を従属クレイムにおいて開示する。
本発明のマゼンタ染料M−1の製造
0.7gのオレイルメチルタウリドを136mlの水中に窒素下で溶解し、80℃に加熱した。次いで100mlの水中の2gの過硫酸カリウムの開始剤溶液の0.57gならびに68mlのメタノール中の4.5gのカプラーK−I、7.5gのアクリル酸ブチル、1.9gのメタクリルアミド−ウンデカン酸及び1.1gのMA−2の懸濁液をこの溶液に同時に加えた。次いでさらに6.8mlの開始剤溶液を1時間内に滴下してから全体を80℃でさらに2時間攪拌した。続いてメタノールを蒸留し、水性残留物を10重量%の固体含有率に調節した。微粉砕されたラテックスカプラーが得られた。
【0070】
ラテックスカプラーを1.5gの湿潤剤N−1と混合した。続いて3.5gのCD 3及び4.6gの過硫酸カリウムを加え、続いてpHを10.5に調節した後に40℃で30分間攪拌した。得られるマゼンタ染料ラテックスを36時間透析し、10重量%に濃縮した。ラテックスは83nmの平均粒度を有する。
【0071】
【化16】
【0072】
本発明のシアン染料C−1の製造
80mlの水中の0.8gのオレイルメチルタウリドを窒素下で95℃に加熱した。次いで3mlの水中に溶解された0.12gのアゾ−ビス−シアノ吉草酸ナトリウム塩の溶液、2.6gのアクリル酸ブチルならびに20gの水中の8.4gのフェノール性カプラーモノマー、2−クロロ−3−エチル−4−クロロ−6−アクリルアミドフェノール、4.15gのi−プロピルアクリルアミド、4.15gのMA−4及び0.4gのオレイルメチルタウリドの懸濁液の3.7gをそこに加えた。その後、上記の懸濁液の残りの量及び5.7gのアクリル酸ブチルエステルを1時間かけて計量添加した。95℃で2時間攪拌した後、転換されなかったアクリル酸ブチルエステルを水蒸気蒸留により除去した。18.3重量%の固体含有率を有する微粉砕されたラテックスが得られた。
【0073】
ラテックスカプラーを2.5gの湿潤剤N−1と混合した。続いて9.9gのCD 3及び20gの過硫酸カリウムを加え、続いてpHを10.8に調節した後に45℃で30分間攪拌した。得られるシアン染料ラテックスを36時間透析し、15重量%に濃縮した。ラテックスは94nmの平均粒度を有する。
本発明のイエロー染料Y−1の製造
製造は、フェノール性カプラーモノマーを等量のモノマーK−2により置き換えた以外は、C−1に関して記載した通りに進行する。
【0074】
【化17】
【0075】
78nmの平均粒度を有する19.5重量%ラテックスが得られた。
本発明のイエロー染料Y−2の製造
3つの溶液を調製した:溶液Aは水中の50重量%アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウムの20g、110gのアクリル酸ブチル、74gの染料K−3及び6gのモノマーMA−1を212gのn−プロパノール及び18gの水中に含有する。溶液Bは2.1gのアゾ−ビス−イソブチロニトリル、127gのn−プロパノール及び4gの水を含有する。溶液Cは0.7gのアゾ−ビス−イソブチロニトリル、44gのn−プロパノール及び2gの水を含有する。
【0076】
86gの溶液A及び25gの溶液Bを90℃に加熱した。次いで残りの溶液A及びBを還流温度で2時間内に計量添加し、続いてさらに4時間還流温度で攪拌した。その後、溶液Cを加え、4時間還流温度で攪拌を続けた。続いて1250gの水を混合物中に量り込み、800mlのプロパノール及び水を蒸留により除去した。
【0077】
水を用いて10重量%に調節された、43nmの平均粒度を有する微細に分散された染料分散液が得られた。
【0078】
【化18】
【実施例】
【0079】
実施例1
両面上にポリエチレンがコーティングされた90g/m2の紙に10μmの厚さを有するゼラチン層をコーティングすることにより、反射印刷のためのベースを製造した。0.1重量%(ゼラチンに基づいて)のC8F17SO3 −C2H5)4N+をコーティングのための湿潤剤として用いた。
【0080】
M−1の10重量%分散液の10mlに0.8gのジエチレングリコールを添加することにより、インキ1を製造した。
【0081】
蒸留水を用いて10重量%に希釈されたC−1の分散液の10mlに0.5gのピロリドン及び0.5gのジエチレングリコールを添加することにより、インキ2を製造した。
【0082】
Y−2の10重量%分散液の10mlに1.0gのジエチレングリコールを添加することにより、インキ3を製造した。
【0083】
インキ1〜3にさらに別のポリマーを添加することにより、インキ4〜8を製造した(表1を参照されたい)。
【0084】
【表2】
【0085】
ポリマー1
60nmの粒度を有するポリエチルアクリレートの10重量%ラテックス。
ポリマー2
アジピン酸/ブタンジオールポリエステルジオール、ヘキサメチレンジイソシアナート及びN−スルホエチルエチレンジアミンから得られる、50nmの粒度を有するポリエステルポリウレタンラテックスの10重量%ラテックス。
ポリマー3
ポリメチルメタクリレート−コ−ブチルアクリレート−コ−2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸(30/65/6重量%)から得られる、85nmの粒度を有する10重量%ラテックス。
応用実施例1
HP DJ 850プリンターにおいて、実施例1で記載したベースに1cmの幅のシアン、イエロー及びマゼンタストリップを印刷し、得られる着色層のD1をMacbeth デンシトメーター上で測定した。続いて印刷されたベースを市販のAgfa 2001コピー紙に1対の絞りローラーにより押し付けた。それにより染料の一部はコピー紙上に転写された。このプロセスに続いて紙のベース上の濃度D2を再び測定した。濃度の相対的減少ΔDrelはベース上における染料の堅牢性に関する尺度である:
【0086】
【数1】
【0087】
測定された値を表2に挙げ、それは本発明のインキが通常のインキより明らかに優れたピックアップ(pick−up)(転写)抵抗性を有することを示す。
【0088】
以下の市販のインキ染料を用いた:
イエロー:カラー指数(Colour Index) AY 23 (a)
マゼンタ:カラー指数AR 52、RR 180 (b)
シアン:AB 9、DB 199 (c)
【0089】
【表3】
【0090】
応用実施例2
応用実施例1で記載したインキ−印刷ストリップを室温で30秒間洗った。比較試料の場合、それにより明らかに撹乱性の(disturbing)1mmの幅のフリンジング(fringing)がすべての色に関して形成された。本発明の試料の中の調べられた試料は変化を示さなかった。
応用実施例3
本発明のインキ1〜3及び比較インキの100mlを、0.8μmの細孔幅を有するフィルターを介して濾過し、室温で60日間保存した。続いて1.2μmの細孔幅を有するフィルターを介して濾過を行い、濾過残留物を決定した。
【0091】
【表4】
【0092】
測定されたデータから、本発明のインキは保存に安定であるが、比較インキは保存の間に凝集を生じ、実際にノズルを目詰まりさせることがわかる。
【0093】
比較インキの製造は独国特許第19 651 689号明細書に記載されている通りに行なわれた:
V−1=独国特許第19 651 689号明細書のインキ1
V−2=独国特許第19 651 689号明細書のインキ2
V−3=独国特許第19 651 689号明細書のインキ3
Claims (8)
- ポリマー骨格に連結した染料を含有し、ここで染料はアゾメチン染料、インドアニリン染料又はアゾ染料であり、ポリマーは少なくとも1種の疎水性モノマー及び少なくとも1種の親水性、非−イオン性モノマーより成るコポリマーであり、親水性、非−イオン性モノマーの分子量は少なくとも200であるインキジェット用インキ。
- 染料が少なくとも1種の疎水性モノマーに結合している請求項1に従うインキジェット用インキ。
- ポリマーが少なくとも1種のさらに別のモノマーを含んでなる請求項2に従うインキジェット用インキ。
- R3が−C(=O)−O−R5、Cl又はFを示し、
Xが化学結合、−C(=O)−、−C(=O)−O−、−C(=O)−NH−、−S(=O)2−、−S(=O)2−NH−、−NH−C(=O)−O−、−NH−C(=O)−NH−、−O−CO−NH−、アルキレン、フェニレン、アラルキレン、−フェニレン−C(=O)−O−又は−フェニレン−S(=O)2−NH−を示し、
R4が少なくとも250〜10000の分子量を有するオリゴマー又はポリマー基を示し、
R4−Hが25℃の温度で少なくとも25g/lの水溶解度を示す
請求項4に従うインキジェット用インキ。 - インキが水を含有し、染料ポリマーが300nm以下の平均直径を有する粒子の分散液の形態で存在する請求項1に従うインキジェット用インキ。
- ポリマー粒子が組織化され(structured)、染料を含有する疎水性内部領域及び親水性のシェルを含んでなる請求項6に従うインキジェット用インキ。
- 少なくとも1種のアゾメチン染料、インドアニリン染料又はアゾ染料モノマー及び少なくとも1種の請求項4に従うマクロモノマー(MA)を少なくとも1種の有機溶媒の存在下に溶液中で重合させ、次いで反応混合物に少なくとも25重量%の水を加え、次いで300nm以下の直径を有する粒子を含んでなるポリマー分散液が形成されるまで、少なくとも適量の有機溶媒を蒸留除去する段階を含み、ここで有機溶媒及び水の量は水の添加の直後及び続いて重量で水より多量の有機溶媒が蒸留除去された後、溶液がまだ均一であるように選ばれねばならない、請求項6又は7のいずれかに従うインキジェット用インキにおいて用いるためのポリマー分散液の調製法。
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