JPH105904A - 打抜きプレスの減衰従動器ループによる制御システム - Google Patents

打抜きプレスの減衰従動器ループによる制御システム

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JPH105904A
JPH105904A JP9008022A JP802297A JPH105904A JP H105904 A JPH105904 A JP H105904A JP 9008022 A JP9008022 A JP 9008022A JP 802297 A JP802297 A JP 802297A JP H105904 A JPH105904 A JP H105904A
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coil
loop
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JP9008022A
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English (en)
Inventor
David M Stuber
エム. スタバー デビッド
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Nidec Minster Corp
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Nidec Minster Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/021Control or correction devices in association with moving strips
    • B21D43/022Loop-control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ストック材料をコイル材料間欠供給装置により
機械プレスに供給され材料の大きな加速および減速の影
響による材料の滑りおよび変形を少なくする。 【解決手段】 コイル材料は、送りローラを介してコイ
ルくせ取り部へと前進させられ、次に中間の減衰従動器
駆動ローラ部へと前進させられ、ストック材料を間欠送
り装置へと前進させる。電子コントローラがループとプ
レスの位置をモニタし、送りローラ、減衰従動器駆動ロ
ーラ、間欠送り装置を制御するための信号を生成し、各
駆動ローラ部において前進させられているコイル材料ス
トックの最適な速度分布を維持するようにする。間欠送
り装置に係るループの反動はより均一に分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、プレ
スに関する。具体的には、間欠送り装置により生成され
る大きな加速力を分散する方法に関し、又、コイルスト
ック材料をより均一に、正確に、損傷を受けずに打抜き
プレスに送り出すために、電子制御システムを間欠送り
装置と共に用いる高サイクル速度コイル材料送り設備に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在のコイル材料(巻取り材料)送り装
置には限界があるため、高サイクル速度でのプレス運転
の妨げや障害となっている。打抜きプロセスの速度を上
げるために、コイル材料のプレス用ストックを短時間で
プレス打抜き機に配置することが望まれている。このよ
うな高サイクル速度を達成しようとする試みがなされた
結果、間欠送り装置によって材料の高加速が実現されて
いる。そのような高加速によって、材料蓄積ループに不
安定な反動が引き起こされ、それによって次の2つの好
ましくない影響が引き起こされる。第1に、ループの不
安定性により生成される力が、ストック材料と間欠送り
装置のロールとの間での滑りを引き起こすことである。
その結果、不正確な長さの材料が打抜きプレスに送られ
る。第2に、反力によりコイル材料の変形が引き起こさ
れ、品質の劣る打抜き部品や打抜きプレスにおけるダイ
の誤動作がもたらされる。従って、材料蓄積ループの不
安定性が、打抜きシステムが高サイクル速度で満足すべ
き性能を発揮する能力を限定する要因となっている。ル
ープ制御の過去の方法は、材料蓄積ループの不安定性を
減少させる点で様々な程度の成功を収めてきた。
【0003】図1は通常の懸垂U字ループを示してお
り、材料は、くせ取り機と機械プレスの間欠送り装置と
の間で、支持されていないループ形状に吊下げられてい
る。このコイル材料送出しシステムは、ループの反動の
影響を受けやすく、高サイクル速度では滅多に用いられ
ない。図1は、先行技術のU字形コイルループ送り設備
22からコイルストック材料を受取る打抜きプレス20
を図示したものであり、コイルストック材料24は、巻
出リール即ちアンコイラ26に保管されており、コイル
ストック材料くせ取り装置28および間欠送り装置30
を経由して打抜きプレス20に送出される。くせ取り装
置28は、送りローラ60と、くせ取りローラ61とに
より構成されている。コイル材料くせ取り装置28およ
び間欠送り装置30は、空間をおいて離れており、それ
により、ストック材料24が打抜きプレス20に送り出
される際に、間欠送り装置30により生成される大きな
加速度により引き起こされるループの反動の効果を減衰
する目的でU字形の緩衝ルー形成されている。
【0004】図2には、米国特許第3,187,067
号に開示されている二重ループS字システムが示されて
おり、そこでは、S字形緩衝装置におけるS字形ループ
の上部および下部のための案内装置が利用されている。
このようにして、より安定的なループを実現するため
に、コイル材料ループがモニタされ、維持されている。
図2は、S字形コイルループ送り設備32からストック
材料を受取る打抜きプレス20を図示しており、そこで
は、コイル材料供給ループ34が、コイル材料くせ取り
装置28と、S字形バッファ装置36と、間欠送り装置
30とを経由して、前進させられる。そのようなS字形
コイルループ送り設備の作用についての詳細な説明は米
国特許第3,817,067号に見出すことができる
が、その内容は参照によりここに援用するものとする。
一般的に、S字形緩衝装置36は、S字形ループの上部
および下部に対する案内および支持装置を含んでいる。
【0005】図3は、米国特許第5,392,977号
に開示されているようなサーボモータにより駆動される
ループシステムを示しており、そこでは、高速運転の際
のコイル材料のフラッタを制限するために、コイルルー
プ位置センサおよび電子コントローラが、間欠送りロー
ラを駆動するサーボモータと共に用いられている。図3
は、サーボモータ駆動ループシステム38からストック
材料を受取る打抜きプレス20を示しており、そこで
は、コイル材料24が材料供給ループ34に沿って送り
駆動器40および間欠送り装置30とを経由して打抜き
プレス20に送り出されている。駆動器40は、送りロ
ーラを駆動するサーボモータ42によって構成されてい
る。ループ位置センサ46および48はストック材料ル
ープ50,52をモニタし、ループ位置出力信号を生成
し、その信号は電子コントローラ5に入力される。コン
トローラ5は、サーボモータ42を制御して、材料送り
ループの長さを最小ループ長50と最大ループ長52と
の間に維持する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的に言えば、本発
明は、間欠送り装置により生成される大きな加速力を分
散する方法を提供する。減衰従動器ローラをくせ取り送
りローラと、間接送りローラとの間に配置することによ
り、2つの別個の材料蓄積ループが形成される。このよ
うにして、不安定なループの反動が2つの別個の材料蓄
積ループの間に分散されて、かなり減少される。この配
列は、現行のコイル材料送りシステムにおいて現在達成
できるものよりかなり大きなプレスサイクル速度におけ
る満足すべきループ性能を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】より具体的には、本発明
は、コイルストック材料をより均一に、正確に、損傷を
受けずに打抜きプレスに送り出すために、電子制御シス
テムを間欠送り装置と共に用いる高サイクル速度コイル
材料送り設備に関する。間欠送り装置に加えて、本発明
は、中間の減衰従動器ストック材料駆動部をコイルスト
ック送り装置と間欠送り装置との間において、上側およ
び下側蓄積ループが形成されるようにすることを含んで
いる。コイルストック送り装置は、図1、図2、図4に
示されているように、しばしばくせ取り装置に組み込ま
れている。このようにして、間欠送り装置の大きな加速
力に係るループの反動は、2つの別個の上側および下側
材料蓄積ループに分散される。
【0008】コイルストック送り装置および中間の減衰
従動器装置は、一般的にサーボモータにより駆動される
駆動ローラにより構成されている。サーボモータの速度
制御は、上側および下側ループ位置をモニタするセンサ
により生成されるトリム信号に応答する電子コントロー
ラにより制御される。間欠送りローラは、材料の非常に
大きな加速/減速を特徴とする周期的な開始−停止動作
と、それに続いて速度がゼロであることを特徴とする停
止期間を生成する。この開始−停止動作は、プレスサイ
クルとそれに続く停止期間とからなる運転シーケンスの
繰り返しを含んでいる打抜きプレスの運転に対応したも
のである。
【0009】図5は、間欠送りローラと、減衰従動器ロ
ーラと、くせ取り送りローラとの間の時間にわたる関係
を示すものである。くせ取り送りローラは、図示されて
いるように、一定のあるいはシヌソイドの速度分布を特
徴としている。減衰従動器ローラループは、間欠送りロ
ーラの速度分布と同位相の速度分布を生成しているが、
間欠送り装置に係るプレスシーケンスの停止期間の際に
はゼロでない速度を維持している。このようにして、結
果として得られる速度分布は、同じスループット(即
ち、特定のステージを通って前進させられるストック材
料の長さ)を達成するのに、間欠送りローラに比較し
て、要求されるのはより低い加速である。減衰の量は、
減衰従動器およびくせ取り装置の送りローラに関する停
止期間の速度、サイクルのピーク速度、および加速に影
響するが、電子コントローラに存在する減衰定数により
調整可能であり、各業務に対して調整することができ
る。
【0010】減衰従動器ローラを用いることにより生み
出される上側および下側蓄積ループの安定性は、大きな
サイクル速度における打抜きシステムの性能が満足すべ
きものであるために非常に重要であって、決定的であ
る。それらのループにおける材料の行動は、所定の時間
間隔において各ループに入りまたそこから出る材料の速
度の変化によりもたらされる加速力によって影響を受け
る。ループに入る材料の速度がループから出る材料に比
較して不均衡であれば、ループにおける不安定性が生じ
てしまう。この不安定性が過度のものとなると、材料の
滑りや変形という望ましくない影響が発生する。本発明
によれば、速度の不均衡を制御し、最小化することがで
きるので、ループの安定性にかなりの改善がもたらされ
る。従って、ここに説明される減衰従動器システムは、
上側ループにおける不均衡の一部を下側ループに写すこ
とにより、その不均衡を小さくし、結果としてループの
反動はより均一に分散される。
【0011】くせ取り送りローラは下側ループに材料を
送るものであるが、一定の速度で運転され、間欠送りロ
ーラと同じスループットを実現する。本発明によれば、
トリムセンサが上側および下側ループ位置をモニタして
出力信号を生成し、その信号は処理のために電子コント
ローラに伝達される。制御システムは、長期的誤差を訂
正するために、コイル材料の送出しを増分的に調整すな
わち「トリム」し、それにより図5に示された理想的な
速度分布を維持する。このようにして、長期的誤差の一
例である送りローラとコイル材料間の滑りが補償され、
効果的に除去される。本ループ制御システムは、減衰従
動器サーボモータにより駆動される駆動ローラを用い
て、ループ反動の効果を分散し、それにより、プレスを
大きなサイクル速度で運転する際の材料の滑りと変形を
減少させる。
【0012】それに加えて、本発明の減衰従動器設備
は、間欠送り装置に係る負荷とプレスの高速運転に係る
材料のフラッタとを減少する。
【0013】1つの実施形態においては、本発明は、コ
イルストック材料を打抜きプレスに供給するための装置
を提供する。このストック材料供給装置は、ストック送
りローラサーボモータにより駆動されるストック送りロ
ーラを含み、それらストック送りローラはコイルストッ
ク供給からストック材料を受取る。減衰従動器ローラは
減衰従動器サーボモータにより駆動され、ストック送り
ローラからストック材料を受取り、又、間欠送り装置は
減衰従動器ローラからストック材料を受取り、そのスト
ック材料を打抜きプレスに送り込む。ストック材料は、
ストック送りローラと、減衰従動器ローラと、間欠送り
装置との間に配置されて、ストック材料のループを形成
する。ループセンサはストック材料のループの長さを検
出し、そのストック材料のループの長さを表す出力信号
を生成する。プレス位置センサは、打抜きプレスの位置
をモニタし、プレス位置を表す信号を生成する。コント
ローラはループセンサの出力信号とプレス位置センサの
出力信号とを受取り、減衰従動器サーボモータとストッ
ク送りサーボモータとを駆動する出力を生成し、それに
よりストック材料の高速な前進に係る反動ショックを最
小化する。
【0014】別の実施形態として、本発明はコイルスト
ック材料をコイルストック材料供給から打抜きプレスへ
向けて高速度で前進させる方法を提供し、それは次のス
テップを含むものである。コイルストック材料はコイル
材料供給から一組のくせ取りローラに向けて前進させら
れ、くせ取りローラはストック材料をほぼまっすぐにす
る。ほぼまっすぐなストック材料は、一組の減衰ローラ
を通して前進させられ、くせ取りローラと減衰ローラと
の間に下側ループが形成され、減衰ローラと間欠送り装
置との間に上側ループが形成される。ストック材料の下
側および上側ループの位置とプレスの位置はモニタさ
れ、その情報を表す信号が生成されて、電子コントロー
ラに入力される。コントローラは、ストック材料のくせ
取りローラに向けての一定の速度での前進と、間欠送り
装置に向けてのストック材料の非ゼロで非一定の速度と
を維持し、くせ取りローラと、減衰ローラと、間欠送り
装置とを通して等しい長さのストック材料が前進させら
れるようにしている。
【0015】本発明の上記および他の有利な点および目
的、又、それを達成する方法は、本発明の実施形態に関
する以下の説明を添付の図面と共に参照することによ
り、より明らかにされ、又本発明もより良く理解される
であろう。
【0016】
【発明の実施の形態】複数の図面について対応する参照
番号は対応する部品を示している。図面は本発明の実施
形態を示しているが、必ずしも正確な縮尺ではなく、本
発明をより良く図示し説明するために、ある特徴は誇張
されたり省かれたりしている。
【0017】図4は、本発明の減衰従動器ループ制御シ
ステム54と共に運転される打抜きプレスを示してお
り、そこではコイルストック材料24は供給ループ34
に沿って巻出リール26から巻き出され、減衰従動器装
置56を経由し、次いで間欠送り装置30を経由して、
打抜きプレス20へと進められる。図4に示された実施
形態により開示されている間欠送り装置30はローラタ
イプの送り装置である。別の形態として、間欠送り装置
30をこの産業で通常用いられているグリップ締めタイ
プの送り装置とすることもできる。打抜きプレス20
は、モータと、モータの回転力を蓄積するためのフライ
ホイールと、フライホイールの回転力を散り出すための
クラッチブレーキ(図示されていない)と、クランクシ
ャフト86と、下側のダイ88と、回転角検出装置(位
置レゾルバとしても知られている)90とを有している
(図4)。クランクシャフト86はフライホイールの回
転力を、リンク84と上側のダイ82との組合せ体の線
形往復運動へと転換する。減衰従動器装置56は、コイ
ル材料くせ取り部58と減衰従動器部64とを含んでい
る。コイル材料くせ取り部58は、送りローラ60(サ
ーボモータ62により駆動されている)と、くせ取りロ
ーラ61とを含んでいる。減衰従動器部64は、減衰従
動器ローラ66(サーボモータ68により駆動されてい
る)と、下側ループ位置センサ70と、上側ループ位置
センサ72とを含んでいる。
【0018】サーボモータ62は、コイル材料24を供
給ループ34に沿って巻出リール26から巻き出すよう
に送りローラ60を駆動する。くせ取りローラ61は、
材料24をコイル形状で保管することにより引き起こさ
れる材料の曲りを除去するのに役立っている。ほぼ、く
せが取られたコイル材料はくせ取り部58を出て、下側
の蓄積ループ74を形成するように減衰従動器ローラ6
6を通して前進させられる。下側ループ位置センサ70
はループ位置をモニタし、下側の蓄積ループ74の長期
的な制御のために「トリム」信号をループコントローラ
76へと提供する。減衰従動器駆動ローラ66はサーボ
モータ68により駆動されて、材料24を間欠送り装置
30へと送り、それにより上側の蓄積ループ78を形成
する。上側の蓄積ループ78からの材料は間欠送り装置
30の入口側へと送られ、間欠送り装置30は、各プレ
スサイクルの停止期間(送り角として知られる)の際
に、材料の正確な量(送り長として知られる)をプレス
のダイ領域80へと移動させる。
【0019】上側ダイ部82は接続リンク84へと取り
付けられており、接続リンク84はクランクシャフト8
6に取り付けられている。クランクシャフト86が回転
させられると、接続リンク84および上側ダイ部82
は、下側ダイに向かい、又それから離れるように往復運
動をさせられる。このようにしてストック材料はプレス
のダイ領域80に送られ、「打抜き」されて使用可能な
部品とされる。位置レゾルバ90はクランクシャフト8
6に取り付けられて、クランクシャフトの角位置をコン
トローラ76にフィードバックするようにされている。
【0020】オペレータ−マシンインタフェイス92
(通常、キーパッドとディスプレー)により、オペレー
タは業務に特定な情報をコントローラ76に入力するこ
とができる。このようにしてコントローラ76は、業務
に特定な情報をプレス位置フィードバック情報およびト
リムセンサフィードバック情報と共に利用することによ
り、送りローラサーボモータ62および減衰従動器サー
ボモータ68の速度を制御する。従って、コントローラ
76は、下側および上側ループ位置センサ70および7
2からループ位置情報を受取り、位置レゾルバ90から
はクランクシャフトの角位置情報を受取って、送りロー
ラサーボモータ62および減衰従動器サーボモータ68
を駆動するための信号を生成することにより、図5に示
された最適な速度分布を維持する。
【0021】打抜きプレス20の運転は、プレスサイク
ルとそれに続く送り期間とのシーケンスの繰り返しとし
て特徴付けることができる。図5は、図4に示されたス
トック材料を前進させる3つの構成要素の速度と、間欠
送り装置30と、中間の減衰従動器ローラ66と、送り
ローラ60との関係を示すものである。間欠送り装置の
速度分布94は間欠送り装置30に関係するストック材
料の非常に大きな加速と減速によって特徴付けられた周
期的な開始−停止動作を示しており、それは打抜きプレ
ス動作の際の送り期間に対応している。上りの傾斜96
は材料の非常に大きな加速を示しており、下りの傾斜9
8は材料の非常に大きな減速を示しており、それに続く
のは速度ゼロの停止期間100であって、打抜きプレス
運転のプレスサイクルに対応した期間である。減衰従動
器速度分布102は、間欠送り装置の速度分布94に位
相が一致しているが、最大速度がより低いことと、非ゼ
ロの速度の連続によって特徴付けられている。
【0022】速度分布94および102により、コイル
材料が所定のプレスサイクルに減衰従動器ローラ66お
よび間欠送り装置30を通過する距離、即ち「スループ
ット」は等しい。このようにして、コイル材料が送りロ
ーラ60および減衰従動器ローラ66を通して送られる
際の、結果としての速度分布は、間欠送り装置30のス
ループットと等しいスループットを達成するのに、必要
な加速はより小さなものとされている。従って、下側ル
ープ74および上側ループ78におけるループの反動は
減少する。コントローラ76により制御される減衰の程
度が停止期間の速度、ピークサイクル速度、および、減
衰従動器ローラ66に関係する加速に影響する。減衰の
量は減衰定数によって調節可能であり、必要に応じて各
業務に合わせて選択される。くせ取り部の送りローラの
速度分布104は下側ループ材料74を一定の速度によ
って送ることを反映したものであり、それはやはり間欠
送り装置30および減衰従動器ローラ66と同一のスル
ープットを実現している。
【0023】コントローラ76がループ位置センサ70
および72から、上側および下側ループ74および78
が調整を必要としていることを示す情報を受取ると、コ
ントローラ76は図5の理想的な速度分布に必要量のト
リムを重ね合わせ、長期的な誤差を補正する。大きなサ
イクル速度では、高速度打抜き運転の際の性能を向上さ
せるためには、ループ制御システム54がサーボモータ
62および68を制御して上側および下側の蓄積ループ
74および78が安定するようにするのは避けられな
い。ループ74および78における材料の行動は、打抜
きプレスおよびストック送り動作の際に各ループに入り
また出る材料の速度の変化によってもたらされる加速力
によって影響される。材料がループに入る速度とループ
から出る速度とを比較したときの不均衡はループにおけ
る不安定性を生じさせる。この不安定性が過度になる
と、材料の滑りや変形という好ましくない効果が生じ得
る。
【0024】図6は、減衰従動器ループコントローラ7
6に対応する機能処理ブロックからなるブロック図であ
る。運転データブロック106は、オペレータ−マシン
インタフェイス92を介して入力される情報を表し、そ
れには送り長、減衰定数、開始送り角、終了送り角が含
まれている。この情報は、分布計算器108および速度
計算器110へと入力される。回転角検出装置90から
プレス位置情報は、プレス位置ブロック112において
提供され、レゾルバディジタル変換ブロック114に入
力される。ループセンサ70および72により生成され
るトリムセンサ信号124および126は、信号積分器
116および118を介してコントローラ76に入力さ
れる。
【0025】くせ取り装置の送りローラの速度制御に関
しては、レゾルバディジタル変換器114がプレス位置
に対応するディジタル出力を生成し、そのディジタル表
現を軌道生成器120及び信号微分器122へと出力す
る。微分器122は、ディジタル位置情報の時間ベース
のサンプルに基づいてプレスの角速度を決定する。信号
積分器116および118は、時間ベースのサンプリン
グ期間においてトリム入力信号124および126がオ
ンとされる時間のパーセントを決定する。
【0026】速度計算器110は、送り長データに、微
分器122により生成されたプレスの角速度の誘導値を
掛けることによりくせ取り装置の送りローラの速度を決
定する。積分されたトリム信号オンタイム(即時値on-t
ime)が予め定められた上限および下限内に、即ちデッ
ドバンド(不動帯)内に留まるのであれば、計算された
くせ取り送りローラの速度に対して何の調整も加えられ
ない。オンタイムが上限を超える場合は、ループの蓄積
が増大していることを示し、トリム値が計算速度から減
算される。逆に、トリムオンタイムが下限より小さい場
合には、ループの蓄積が減少していることを示してお
り、トリム値が計算速度に加算される。
【0027】速度計算器110は、速度コマンド信号
(VCMD−1)の出力代表値を生成し、それが速度ア
ンプ128に加えられる。速度デコーダ130は増分エ
ンコーダ132からのフィードバックを速度フィードバ
ック信号(VFB−1)に変換する。速度アンプ128
はVCMD−1とVFB−1とを比較し、これら2つの
信号の差の関数である電流コマンド出力(ICMD−
1)を生成する。電力アンプ134はICMD−1と電
流フィードバック信号(IFB−1)とを比較して、く
せ取り装置送り駆動モータ62の回転速度を制御するた
めに電流出力を生成する。
【0028】減衰従動器駆動速度制御に関しては、分布
計算器108が、オペレータ−マシンインタフェイス9
2からブロック106に示されているようなパラメータ
を受取ってルックアップテーブル138を作成するが、
そのテーブルは増分プレス角位置に対応する減衰従動器
のローラ位置をを指定するものである。軌道生成器12
0は、レゾルバのディジタル変換器114により生成さ
れたディジタルのプレス位置入力をサンプリングする。
現行のプレス位置に対応する減衰従動器ローラ位置は、
現行の理想的な減衰従動器位置を表している。
【0029】信号積分器116は、各サンプリング区間
においてトリム入力信号126のオンタイムを決定す
る。積分トリム信号のオンタイムが予め定められた上限
および下限、の間、即ちデッドバンド内に留まる場合、
計算された従動器位置に対する調整は何もなされない。
オンタイムが上限を超えると、ループ蓄積が増加してい
ることを示し、トリム値が計算された位置から減算され
る。逆に、トリム信号のオンタイムが下限より小さい場
合は、ループ蓄積が減少していることを示し、トリム値
が計算された位置に加算される。
【0030】軌道生成器120の出力は、減衰従動器駆
動ローラ66に対する位置コマンド信号(PCMD−
2)を表している。PCMD−2信号は位置アンプ14
0の入力へと送り出され、位置アンプ140は速度コマ
ンド出力信号(VCMD−2)を生成する。VCMD−
2は信号PCMD−2とPFB−2との差の関数であ
る。VCMD−2信号は速度アンプ142へと引き渡さ
れ、位置/速度デコーダ144が増分エンコーダ146
からのフィードバックを速度フィードバック信号(VF
B−2)に変換する。速度アンプ142はVCMD−2
信号をVFB−2信号と比較して、電流コマンド出力
(ICMD−2)を生成するが、ICMD−2はそれら
2つの信号の差の関数である。電力アンプ148はIC
MD−2を電流フィードバック信号(IFB−2)と比
較し、電流出力150を生成し、それが減衰従動器駆動
モータ68の回転速度を制御する。
【0031】以上、本発明を好適な設計について説明し
たが、本発明は開示の趣旨および範囲内で更に変更可能
である。従って、本発明は、その原理を用いる本発明の
任意の変形、用途、あるいは適応をもカバーすることを
意図している。更に、本出願は、本開示からの乖離で、
本発明が係るこの技術分野における既知のあるいは通常
の慣例に入るようなものをカバーすることを意図してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術のU字形コイルドループ送り設備を利
用する打抜きプレスを示す図である。
【図2】先行技術のS字形コイルドループ送り設備を利
用する打抜きプレスを示す図である。
【図3】ループ位置モニタ・制御システムにより制御さ
れるサーボモータにより駆動されるループシステムを利
用する打抜きプレスを示す図である。
【図4】本発明の減衰従動器ループ制御システムを利用
する打抜きプレスを示す図である。
【図5】図4の減衰従動器ループ制御システムに関する
好適な速度分布図を示す図である。
【図6】図4の減衰従動器ループ制御システムの電子制
御システムの構成図である。
【符号の説明】
20 打抜きプレス、 22 U字形コイルループ送り設備、 24 コイルストック材料、 26 アンコイラ(巻出リール)、 28 コイルストック材料くせ取り装置、 30 間欠送り装置、 34 コイル材料供給ループ、 36 S字形バッファ装置、 38 サーボモータ駆動ループシステム、 40 送り駆動器、 42 送りローラを駆動するサーボモータ、 46,48 ループ位置センサ、 50,52 ストック材料ループ、 56 減衰従動器装置、 58 コイル材料くせ取り部、 5 電子コントローラ、 60 送りローラ、 61 くせ取りローラ、 62 サーボモータ、 64 減衰従動器部、 66 減衰従動器ローラ、 68 サーボモータ、 70 下側ループ位置センサ、 72 上側ループ位置センサ、 74 下側の蓄積ループ、 76 ループコントローラ、 78 上側の蓄積ループ、 80 ダイ領域、 82 上側のダイ、 84 リンク、 86 クランクシャフト、 88 下側のダイ、 90 回転角検出装置、 82 上側ダイ部、 84 接続リンク、 86 クランクシャフト、 80 ダイ領域、 90 位置レゾルバ、 92 オペレータ−マシンインタフェイス、 94 間欠送り装置の速度分布、 96 上りの傾斜、 98 下りの傾斜、 100 速度ゼロの停止期間、 102 減衰従動器速度分布、 104 くせ取り部の送りローラの速度分布、 106 運転データブロック、 108 分布計算器、 110 速度計算器、 112 プレス位置ブロック、 114 レゾルバディジタル変換ブロック、 116,118 信号積分器、 120 軌道生成器、 122 信号微分器、 124,126 トリムセンサ信号、 128 速度アンプ、 130 速度デコーダ、 132 増分エンコーダ、 134 電力アンプ、 138 ルックアップテーブル、 140 位置アンプ、 142 速度アンプ、 144 位置/速度デコーダ、 146 増分エンコーダ、 148 電力アンプ、 150 電流出力。

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打抜きプレスにコイル材料を供給するた
    めの装置であって、 ストック送りローラサーボモータにより駆動され、又、
    コイルストックの供給からストックを受取るような位置
    とされるストック送りローラと、 減衰従動器サーボモータにより駆動され、前記ストック
    送りローラからストック材料を受取るような位置に配置
    されている減衰従動器ローラと、 前記減衰従動器ローラからストック材料を受取るように
    位置し、ストック材料を打抜きプレスに送るようにされ
    た間欠送り装置であって、ストック材料は前記ストック
    送りローラと、前記減衰従動器ローラと、前記間欠送り
    装置との間に配置されてストック材料のループを形成す
    るようにされている、間欠送り装置と、 ストック材料の前記ループの長さを検出する位置に配置
    され、ストック材料の該ループの長さを表す出力信号を
    生成するようにされたセンサと、 打抜きプレスの送り角を検出する位置に配置され、プレ
    ス位置を表す信号を生成するようにされた送り角センサ
    と、 前記ループ長センサおよび前記送り角センサにそれらと
    通信するように接続され、又前記減衰従動器サーボモー
    タおよび前記ストック送りサーボモータにそれらを制御
    可能に接続されて、ストック材料の高速度な前進に伴う
    反動ショックが減衰されるようにしたコントローラと、
    を有する、打抜きプレスにコイル材料を供給するための
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコイルストック供給装置
    であって、ストック材料の前記ループがストック材料の
    下側ループと上側ループとからなることを特徴とするコ
    イルストック供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコイルストック供給装置
    であって、前記ループ長センサが、 ストック材料の前記下側ループの長さを検出する位置に
    配置されてストック材料の該下側ループの長さを表す出
    力信号を生成するようにされた下側ループ長センサと、 ストック材料の前記上側ループの長さを検出する位置に
    配置されてストック材料の該上側ループの長さを表す出
    力信号を生成するようにされた上側ループ長センサと、
    を含むものであることを特徴とするコイルストック供給
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコイルストック供給装置
    であって、 前記ストック送りローラからコイルストックを受取る位
    置に配置されて、ほぼまっすぐにくせ取りされたストッ
    ク材料の供給を提供するようにされたくせ取りローラを
    更に含み、 前記減衰従動器ローラが、該ほぼまっすぐにくせ取りさ
    れたストック材料の供給を受取る位置に配置されている
    ことを特徴とするコイルストック供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコイルストック供給装置
    であって、前記ストック送りローラが、ゼロでない実質
    的に一定の速度で前記減衰従動器ローラに向けてストッ
    ク材料を前進させるようにされていることを特徴とする
    コイルストック供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のコイルストック供給装置
    であって、前記減衰従動器ローラが、前記間欠送り装置
    に向けて実質的にゼロでない速度でストック材料を前進
    させるようにされていることを特徴とするコイルストッ
    ク供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のコイルストック供給装置
    であって、 打抜きプレスの運転は、プレスサイクルに送り期間が続
    くシーケンスを繰り返すことを特徴とし、 前記減衰従動器ローラは、送り期間の第1の半分におい
    て前記間欠送り装置に向けてストック材料をプラスに加
    速させ、送り期間の第2の半分において該間欠送り装置
    に向けてストック材料を減速させ、プレスサイクルにお
    いては該間欠送り装置に向けてストック材料にほぼ一定
    のゼロでない速度を提供することを特徴とするコイルス
    トック供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のコイルストック供給装置
    であって、前記間欠送り装置は、プレスサイクルにおい
    て打抜きプレスに対するストック材料のほぼゼロの速度
    での前進を維持し、送り期間の第1の半分において打抜
    きプレスに向けてのプラスの非常に大きな加速をストッ
    ク材料に提供し、送り期間の第2の半分において打抜き
    プレスに向けての非常に大きな減速をストック材料に提
    供するようにされていることを特徴とするコイルストッ
    ク供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のコイルストック供給装置
    であって、 前記間欠送り装置によるストック材料の加速が、前記減
    衰従動器ローラによるストック材料の加速よりも大き
    く、 又、前記間欠送り装置のによるストック材料の減速が、
    前記減衰従動器ローラによる減速よりも大きいことを特
    徴とするコイルストック供給装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のコイルストック供給装
    置であって、前記減衰従動器によるストック材料の加速
    および減速と、前記間欠送り装置によるストック材料の
    加速および減速とがほぼ一定であることを特徴とするコ
    イルストック供給装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のコイルストック供給装
    置であって、前記減衰従動器によるストック材料の加速
    および減速と、前記間欠送り装置によるストック材料の
    加速および減速とが、ほぼシヌソイドの速度分布を提供
    することを特徴とするコイルストック供給装置。
  12. 【請求項12】 請求項7記載のコイルストック供給装
    置であって、前記コントローラは前記ストック送りロー
    ラおよび減衰従動器ローラにそれらを制御可能に接続さ
    れており、それにより、運転の打抜きプレスシーケンス
    の繰り返しの各々において、前記ストック送りローラ
    と、減衰従動器ローラと、前記間欠送り装置とを通して
    等しい長さのストック材料が前進させられることを特徴
    とするコイルストック供給装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のコイルストック供給装
    置であって、前記コントローラは、予め定められた減衰
    定数に従って減衰の量を調節するようにされており、そ
    れによって、前記ストック送りローラと、減衰従動器ロ
    ーラと、間欠送り装置が最適速度分布によって特徴付け
    られていることを特徴とするコイルストック供給装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のコイルストック供給
    装置であって、前記コントローラは前記速度分布を調節
    するようにされており、それにより、プレス運転に起因
    する誤差が効果的に訂正されることを特徴とするコイル
    ストック供給装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のコイルストック供給
    装置であって、前記コントローラは前記予め定められた
    減衰定数を調節するようにされており、それにより前記
    速度分布が打抜きプレスの運転特性に効果的に調和させ
    られることを特徴とするコイルストック供給装置。
  16. 【請求項16】 コイルストック材料を打抜きプレスに
    供給するための装置において、 ストック供給装置が、ストック送りローラサーボモータ
    により駆動されるストック送りローラと、間欠送り装置
    とを有しており、 ストック材料高速前進システムが、 減衰従動器サーボモータにより駆動され、ストック送り
    ローラからストック材料を受取るような位置に配置され
    ている減衰従動器ローラと、 前記減衰従動器ローラからストック材料を受取るような
    位置に配置されて、してストック材料のループが形成さ
    れるようにした間欠送り装置と、 ストック材料の前記ループの長さを検出する位置に配置
    され、ストック材料の該ループの長さを表す出力信号を
    生成するようにされたセンサと、 打抜きプレスの送り角を検出する位置に配置され、プレ
    ス位置を表す信号を生成するようにされた送り角センサ
    と、 前記ループ長センサおよび前記送り角センサにそれらと
    通信するように接続され、又前記減衰従動器サーボモー
    タおよび前記ストック送りローラサーボモータにそれら
    を制御可能に接続されて、それによりストック材料の前
    記ループが、予め定めた最小および最大の長さの間に維
    持されるようにしたコントローラと、を有する、ことを
    特徴とするストック材料高速前進システム。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のストック材料高速前
    進システムであって、ストック材料の前記ループがスト
    ック材料の下側ループと上側ループとからなることを特
    徴とするストック材料高速前進システム。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のストック材料高速前
    進システムであって、前記ループ長センサが、 ストック材料の前記下側ループの長さを検出する位置に
    配置されてストック材料の該下側ループの長さを表す出
    力信号を生成するようにされた下側ループ長センサと、 ストック材料の前記上側ループの長さを検出する位置に
    配置されてストック材料の該上側ループの長さを表す出
    力信号を生成するようにされた上側ループ長センサと、
    を含むものであることを特徴とするストック材料高速前
    進システム。
  19. 【請求項19】 請求項16記載のストック材料高速前
    進システムであって、 前記ストック送りローラからコイルストックを受取る位
    置に配置されて、ほぼまっすぐにくせ取りされたストッ
    ク材料の供給を提供するようにされたくせ取りローラを
    更に含み、 前記減衰従動器ローラが、該ほぼまっすぐにくせ取りさ
    れたストック材料の供給を受取る位置に配置されている
    ことを特徴とするストック材料高速前進システム。
  20. 【請求項20】 請求項16記載のストック材料高速前
    進システムであって、ストック送りローラが、ゼロでな
    い実質的に一定の速度で前記減衰従動器ローラに向けて
    ストック材料を前進させるようにされていることを特徴
    とするストック材料高速前進システム。
  21. 【請求項21】 請求項16記載のストック材料高速前
    進システムであって、前記減衰従動器ローラが、前記間
    欠送り装置に向けて実質的にゼロでない速度でストック
    材料を前進させるようにされていることを特徴とするス
    トック材料高速前進システム。
  22. 【請求項22】 請求項16記載のストック材料高速前
    進システムであって、 打抜きプレスの運転は、プレスサイクルに送り期間が続
    くシーケンスを繰り返すことを特徴とし、 前記減衰従動器ローラは、送り期間の第1の半分におい
    て前記間欠送り装置に向けてストック材料をプラスに加
    速させ、送り期間の第2の半分において該間欠送り装置
    に向けてストック材料を減速させ、プレスサイクルにお
    いては該間欠送り装置に向けてストック材料にほぼ一定
    のゼロでない速度を提供しており、 それにより高速前進に対するストック材料の反動が減衰
    されることを特徴とするストック材料高速前進システ
    ム。
  23. 【請求項23】 請求項22記載のストック材料高速前
    進システムであって、 前記間欠送り装置は、プレスサ
    イクルにおいて打抜きプレスに対するストック材料のほ
    ぼゼロの速度での前進を維持し、送り期間の第1の半分
    において打抜きプレスに向けてのプラスの非常に大きな
    加速をストック材料に提供し、送り期間の第2の半分に
    おいて打抜きプレスに向けての非常に大きな減速をスト
    ック材料に提供するようにされていることを特徴とする
    ストック材料高速前進システム。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のストック材料高速前
    進システムであって、前記減衰従動器によるストック材
    料の加速および減速と、前記間欠送り装置によるストッ
    ク材料の加速および減速とがほぼ一定であることを特徴
    とするストック材料高速前進システム。
  25. 【請求項25】 請求項23記載のストック材料高速前
    進システムであって、前記減衰従動器によるストック材
    料の加速および減速と、前記間欠送り装置によるストッ
    ク材料の加速および減速とが、ほぼシヌソイドの速度分
    布を提供することを特徴とするストック材料高速前進シ
    ステム。
  26. 【請求項26】 請求項16記載のストック材料高速前
    進システムであって、前記コントローラは、予め定めら
    れた減衰定数に従って減衰の量を調節するようにされて
    おり、それによって、前記ストック送りローラと、減衰
    従動器ローラと、間欠送り装置が最適速度分布によって
    特徴付けられていることを特徴とするストック材料高速
    前進システム。
  27. 【請求項27】 請求項26記載のストック材料高速前
    進システムであって、前記コントローラは前記速度分布
    を調節するようにされており、それにより、プレス運転
    に起因する誤差が効果的に訂正されることを特徴とする
    ストック材料高速前進システム。
  28. 【請求項28】 請求項26記載のストック材料高速前
    進システムであって、前記コントローラは前記予め定め
    られた減衰定数を調節するようにされており、それによ
    り前記速度分布が打抜きプレスの運転特性に効果的に調
    和させられることを特徴とするストック材料高速前進シ
    ステム。
  29. 【請求項29】 コイルストック材料の供給から打抜き
    プレスに向けてコイルストック材料を高速に前進させる
    方法であって、 コイル材料の供給から送りローラにコイルストック材料
    を送るステップと、 ストック材料を、送りローラから、1対の減衰ローラと
    間欠送り装置とを通るように編成して、送りローラと減
    衰ローラとの間にストック材料の下側ループを形成し、
    又、減衰ローラと間欠送り装置との間にストック材料の
    上側ループを形成するようにし、次いで、ストック材料
    をプレスに送り込むステップと、 ストック材料の下側および上側ループの位置とプレスの
    位置とを検出し、そのような情報を表す信号を生成する
    ステップと、 先行ステップから誘導された情報を電子コントローラを
    用いて受取って処理し、又、ストック材料の高速前進に
    伴う反動ショックを最小にするために減衰ローラおよび
    送りローラを駆動するための制御信号を提供するステッ
    プ、とからなる、コイルストック材料を高速に前進させ
    る方法。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の、コイルストック材
    料を高速に前進させる方法であって、 打抜きプレスの運転は、プレスサイクルに送り期間が続
    くシーケンスを繰り返すことを特徴とし、 更に、プレス運転の際に、送りローラに向けてのストッ
    クの前進を実質的に一定の速度に維持するステップを含
    むことを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の、コイルストック材
    料を高速に前進させる方法であって、 送り期間の第1の半分における前記間欠送り装置に向け
    てのストック材料のプラスの加速と、送り期間の第2の
    半分における該間欠送り装置に向けてのストック材料の
    減速と、プレスサイクルにおける該間欠送り装置に向け
    てのストック材料のほぼ一定のゼロでない速度とを維持
    するステップを更に含むことを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 請求項30記載の、コイルストック材
    料を高速に前進させる方法であって、 プレスサイクルにおいて打抜きプレスに向けてのストッ
    ク材料のほぼゼロの速度と、送り期間の第1の半分にお
    いて打抜きプレスに向けてのストック材料のプラスの非
    常に大きな加速と、送り期間の第2の半分における打抜
    きプレスに向けての非常に大きな減速とを維持するステ
    ップ、を更に含むことを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の、コイルストック材
    料を高速に前進させる方法であって、減衰従動器による
    ストック材料加速と減速、および間欠供給装置によるス
    トック材料の加速と減速をほぼ一定に維持するステップ
    を更に含むことを特徴とする方法。
  34. 【請求項34】 請求項32記載の、コイルストック材
    料を高速に前進させる方法であって、減衰従動器による
    ストック材料の加速と減速、および間欠送り装置による
    ストック材料の加速と減速をほぼシヌソイドの速度分布
    となるように維持するステップを更に含むことを特徴と
    する方法。
  35. 【請求項35】 請求項29記載の、コイルストック材
    料を高速に前進させる方法であって、 コントローラに存在する予め定められた減衰定数に従っ
    て減衰の量を調節するステップを更に含み、 それによって、前記ストック送りローラと、減衰従動器
    ローラと、間欠送り装置が最適速度分布によって特徴付
    けられていることを特徴とする方法。
JP9008022A 1996-01-19 1997-01-20 打抜きプレスの減衰従動器ループによる制御システム Pending JPH105904A (ja)

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