JPH10341030A - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール

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JPH10341030A
JPH10341030A JP9150950A JP15095097A JPH10341030A JP H10341030 A JPH10341030 A JP H10341030A JP 9150950 A JP9150950 A JP 9150950A JP 15095097 A JP15095097 A JP 15095097A JP H10341030 A JPH10341030 A JP H10341030A
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polymer resin
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resin
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、耐候性、耐湿性に優れ、且つ低コ
スト化を実現した太陽電池モジュールの構成及び製造方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】 光起電力素子の光入射側に、少なくとも
充填材(102)及び表面保護部材(103)を有する太陽電池モ
ジュールにおいて、前記充填材(102)は、架橋していな
い有機高分子樹脂(107)の少なくとも一面に、架橋した
有機高分子樹脂(106)を配した構成であることを特徴と
する太陽電池モジュールとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池モジュー
ルに係わり、特に、光起電力素子の光受光面側が透明な
有機高分子樹脂により封止されている太陽電池モジュー
ルの表面充填材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光起電力素子を樹脂封止し、
さらに表面及び裏面に保護材を設けた太陽電池モジュー
ルが知られている。
【0003】図6は従来の太陽電池モジュールの一例
で、601は表面保護材、602は熱可塑性透明有機樹
脂、603は光起電力素子、604は裏面フィルムであ
る。より具体的には、表面保護材601はETFE(エ
チレン−テトラフルオロエチレン共重合体)フィルム、
PVF(ポリフッ化ビニル)フィルム等のフッ素樹脂フ
ィルムや、ガラス板であり、熱可塑性透明有機樹脂60
2はEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)、ブチラ
ール樹脂等であり、裏面フィルム604 はナイロンフ
ィルム、アルミラミネートテドラーフィルムをはじめと
する種々の有機樹脂フィルムである。この例において熱
可塑性透明有機樹脂602は光起電力素子603とフッ
素樹脂フィルム601及び絶縁体層604との接着剤と
しての役割と、外部からの引っかき、衝撃から太陽電池
を保護する充填材の役割をはたしている。
【0004】ところで太陽電池モジュールに用いられる
充填材は光起電力素子の凹凸を樹脂で被覆し、かつ表面
保護材との接着を確保するために必要である。したがっ
て、耐候性、接着性、耐熱性が要求される。しかも長期
耐久性に優れ熱膨張、熱収縮に耐えられる、柔軟性を兼
ね備えた材料が好ましい。これらの要求を満たすもので
あれば特に限定されないが、充填材として用いられる有
機高分子樹脂としては特にエチレン系共重合体が好まし
い。一般にエチレン共重合体は耐熱性、接着性に優れ安
価である。従来よりEVA(エチレン−酢酸ビニル共重
合体)が好んで使用されてきたのは以上の理由である。
【0005】太陽電池モジュールが高温で使用される場
合、高温化での接着を確実にするために、上述の充填材
は架橋することが行われている。EVAなどの架橋法と
しては、有機過酸化物を用いる方法が一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし架橋剤として用
いられる有機過酸化物は、酸化防止剤を分解し、耐候性
を低下させる原因となる。これは特に光入射側の有機高
分子樹脂が有機過酸化物で架橋されている場合には、よ
り深刻な問題となる。また真空ラミネート法によって太
陽電池モジュールを作製の際、揮発した有機過酸化物が
十分に脱気されず、気泡となって充填材に残り、密着
性、耐湿性を著しく低下させる原因にもなっている。ま
た架橋反応時に生成するガスも気泡の原因となり、高速
昇温のときはこの傾向がより顕著である。さらに充填材
として用いられる有機高分子樹脂を架橋させるには多く
の時間とエネルギーを要し、太陽電池の製造コストが高
くなる要因となっていた。
【0007】また、導体金属基板上に半導体薄膜を形成
した光起電力素子は基板の不平滑性や成膜の不均一性を
原因とする基板と透明導電層との短絡(シャント)が起
こりやすい。そこで欠陥除去処理によってこれを除くわ
けであるが、処理を施した素子は潜在的に再びシャント
を起こしやすい状態にあり、特にこれは水分の存在下に
よって促進されることが明らかになっている。モジュー
ルの最表面の保護材としてフッ素樹脂フィルムを用いた
場合には、該保護材は水分のバリアとしてはほとんど効
果がなく、吸水性の高いEVA樹脂で光起電力素子を封
止することは、高温高湿下での太陽電池モジュールの長
期安定性を保証する上で、満足できるものとは言い難
い。
【0008】さらにEVA樹脂は、酢酸残基が水分の存
在下で加水分解を起こし酢酸が遊離するため、酸によっ
て素子のシャントが一層促進されたり、透明導電層表面
が酸で腐食される恐れがあった。この水分の透過現象
は、太陽電池表面を保護するため充填材中に設けられる
ガラス繊維による毛細管現象によってより加速される。
【0009】本発明は、耐候性、耐湿性に優れ、且つ低
コスト化を実現した太陽電池モジュールの構成及び製造
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】光起電力素子の光入射側
に、少なくとも充填材(102)及び表面保護部材(103)を有
する太陽電池モジュールにおいて、前記充填材(102)
は、架橋していない有機高分子樹脂(107)の少なくとも
一面に、架橋した有機高分子樹脂(106)を配した構成で
あることを特徴とする太陽電池モジュールとする。
【0011】また、充填材として用いられる有機高分子
樹脂を予めガラス繊維に含浸させてあることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の太陽電池モジュー
ルの概略構成図の一例で、101は光起電力素子、10
2は熱可塑性を有する表面充填材、103は表面保護
材、104は熱可塑性を有する裏面充填材、105は裏
面保護材である。外部からの光は、最表面のフィルム1
03から入射し、光起電力素子101に到達し、生じた
起電力は出力端子(不図示)より外部に取り出される。
【0013】(充填材102)本発明に用いられる充填
材102について以下に詳しく説明する。
【0014】本発明の光起電力素子の充填材102は架
橋した有機高分子樹脂106を架橋していない有機高分
子樹脂107の少なくとも一面に配した構成である。こ
れらは熱可塑性を有する樹脂で、加熱圧着することによ
り互いに接着する。
【0015】この架橋した有機高分子樹脂106、ある
いは架橋していない有機高分子107の少なくとも一方
を予めガラス繊維不織布に含浸させておくことがより望
ましい。架橋は有機高分子樹脂中に架橋剤を添加し、加
熱及び/又は加圧することによりなされる。
【0016】この構成によれば以下の効果が期待でき
る。
【0017】(1)耐候性に優れた太陽電池モジュール 架橋剤を含まない有機高分子樹脂107を太陽電池の光
入射側の主たる充填材に用いているため架橋剤の悪影響
を回避し、耐候性に優れた被覆となる。
【0018】(2)ラミネーション材料間の密着性に優
れた太陽電池モジュール 表面保護材103と架橋していない有機高分子樹脂10
7との間、及び/又は光起電力素子101と架橋してい
ない有機高分子樹脂107との間に、架橋した有機高分
子樹脂106を配している為、表面保護材103及び/
又は光起電力素子101と主たる充填材である非架橋有
機高分子樹脂107との密着性が良好となる。
【0019】(3)外観の良好な太陽電池モジュール 充填材として用いられる有機高分子樹脂を予めガラス繊
維に含浸させてあることにより、これらの材料を積層
し、真空ラミネート方法によって太陽電池モジュールを
作製する際に、含浸不良が起こらず、有機過酸化物の揮
発による気泡残りがないため良好な外観が得られる。
【0020】(4)防湿性に優れた太陽電池モジュール ガラス繊維のない層があるため、水分が侵入しにくく、
酸の遊離も起こりにくいので、本質的に湿度の素子への
影響を少なくすることができる。
【0021】充填材として用いられる有機高分子樹脂と
しては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポ
リビニルブチラール(PVB)、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などが挙げられる。
【0022】架橋した有機高分子樹脂106は太陽電池
モジュールの製造に要する時間を短縮させるために予め
架橋しておくことが望ましいが、太陽電池モジュール作
成時に架橋してもよい。架橋する方法としては、一般
に、イソシアネート、メラミン、有機過酸化物などであ
るが、上記の要求を満たすものとして特に有機過酸化物
が好適に用いられる。以下に有機過酸化物について詳し
く説明する。
【0023】(有機過酸化物による架橋)有機過酸化物
による架橋は有機過酸化物から発生する遊離ラジカルが
樹脂中の水素を引き抜いてC−C結合を形成することに
よって行われる。有機過酸化物の活性化方法には、熱分
解、レドックス分解およびイオン分解が知られている。
一般には熱分解法が好んで行われている。
【0024】化学構造ではヒドロペルオキシド、ジアル
キル(アリル)ペルオキシド、ジアシルペルオキシド、
ペルオキシケタール、ペルオキシエステル、ペルオキシ
カルボネートおよびケトンペルオキシドに大別される。
【0025】上記有機過酸化物の添加量は有機高分子樹
脂に対して0.1乃至5%が一般的である。
【0026】本発明の、架橋した有機高分子樹脂106
を作製するには、上述の有機過酸化物を有機高分子樹脂
に混合し、加圧加熱する。加圧方法としては、熱ロー
ル、熱プレスで加圧する方法とエアーバッグ状の治具を
用いて系内を減圧することによって大気圧で加圧する方
法がある。加熱温度ならびに時間は各々の有機過酸化物
の熱分解温度特性で決定することができる。一般には熱
分解が90%、より好ましくは95%以上、有機高分子
樹脂のゲル分率が60%、より好ましくは80%以上進
行する温度と時間をもって加熱を終了する。
【0027】一方、架橋してない有機高分子樹脂107
とは、上記ゲル分率が20%以下の樹脂のことを差す。
【0028】(ゲル分率の測定方法の一例)ゲル分率
は、例えば以下に示す方法によって算出することができ
る。
【0029】被測定物である有機高分子樹脂を約1g秤量
し、重量を秤量した円筒ろ紙に入れる。この円筒ろ紙を
ソックスレー抽出器にセットし、キシレン約100mlで
6時間抽出操作を行う。未溶解分をろ紙に入れたままド
ラフト内で一晩風乾する。さらに、80度の熱風循環式
オーブンで6時間以上乾燥し、室内で1時間放置した
後、未溶解分と円筒ろ紙を合わせた重量を秤量し、ろ紙
の重量を引いて未溶解分の重量を得る。この未溶解分の
重量を溶解前の被測定物の重量で割った値をゲル分率と
する。
【0030】上記架橋反応を効率良く行うためには、架
橋助剤と呼ばれるトリアリルシアヌレートを用いること
が望ましい。一般には充填材の0.1乃至5%の添加量
である。
【0031】(熱酸化防止剤)充填材樹脂には高温下で
の安定性を付与するために熱酸化防止剤を添加すること
がしばしば行われる。これは架橋した有機高分子樹脂と
架橋してない有機高分子樹脂の両方に添加することが望
ましい。添加量は樹脂100重量部に対して0.1〜1
重量部が適正である。酸化防止剤の化学構造としてはモ
ノフェノール系、ビスフェノール系、高分子型フェノー
ル系、硫黄系、燐酸系に大別される。
【0032】(シランカップリング剤)より厳しい環境
下で太陽電池モジュールの使用が想定される場合には充
填材と光起電力素子あるいは表面フィルムとの密着力を
向上することが好ましい。シランカップリング剤や有機
チタネート化合物を架橋した有機高分子樹脂、あるいは
架橋してない有機高分子樹脂のうち光起電力素子あるい
は表面フィルムと直接接触する樹脂に添加することで前
記密着力を改善することが可能である。
【0033】(紫外線吸収剤)更に、充填材樹脂102
の光劣化を抑え耐候性を向上させるために、あるいは充
填材樹脂の下層の保護のために、紫外線吸収剤を添加す
ることが望ましい。添加量は樹脂100重量部に対して
0.1〜0.5重量部程度である。紫外線吸収剤として
は、公知の化合物が用いられる。化学構造としてはサリ
チル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、
シアノアクリレート系に大別される。
【0034】(光安定化剤)上記紫外線吸収剤以外に耐
候性を付与する方法としてはヒンダードアミン系光安定
化剤を使用できることが知られている。ヒンダードアミ
ン系光安定化剤は紫外線吸収剤のようには紫外線を吸収
しないが、紫外線吸収剤を併用することによって著しい
相乗効果を示す。添加量は樹脂100重量部に対して
0.1〜0.3重量部程度が一般的である。もちろんヒ
ンダードアミン系以外にも光安定化剤として機能するも
のはあるが、着色している場合が多く本発明の充填材に
は望ましくない。
【0035】なお、太陽電池モジュールの使用環境を考
慮して低揮発性の紫外線吸収剤、光安定化剤および熱酸
化防止剤を用いることが好ましい。
【0036】一方、光起電力素子に到達する光量の減少
をなるべく抑えるために、充填材樹脂102の光透過率
は、400nm以上800nm以下の可視光波長領域に
おいて80%以上であることが望ましく、90%以上で
あることがより望ましい。また、大気からの光の入射を
容易にするために、屈折率が1.1から2.0であるこ
とが好ましく、1.1から1.6であることがより好ま
しい。
【0037】(光起電力素子101)本発明に於ける光
起電力素子101は、結晶シリコン太陽電池、多結晶シ
リコン太陽電池、アモルファスシリコン太陽電池、銅イ
ンジウムセレナイド太陽電池等の化合物半導体太陽電池
を用いる事ができる。
【0038】その一例としての概略構成図を図2に示す
が、この図に於いて201は導電性基体、202は裏面
反射層、203は半導体光活性層、204は透明導電
層、205は集電電極である。
【0039】導電性基体201は光起電力素子の基体に
なると同時に、下部電極の役割も果たす。材料として
は、シリコン、タンタル、モリブデン、タングステン、
ステンレス、アルミニウム、銅、チタン、カーボンシー
ト、鉛メッキ鋼板、導電層が形成してある樹脂フィルム
やセラミックスなどがある。上記導電性基体201上に
は裏面反射層202として、金属層、あるいは金属酸化
物層、あるいは金属層と金属酸化物層を形成しても良
い。金属層には、例えば、Ti,Cr,Mo,W,A
l,Ag,Ni,などが用いられ、金属酸化物層には、
例えば、ZnO,TiO2,SnO2などが用いられる。
上記金属層及び金属酸化物層の形成方法としては、抵抗
加熱蒸着法、電子ビーム蒸着法、スパッタリング法など
がある。
【0040】半導体光活性層203は光電変換を行う部
分で、具体的な材料としては、pn接合型多結晶シリコ
ン、pin接合型アモルファスシリコン、あるいはCu
InSe2,CuInS2,GaAs,CdS/Cu2
S,CdS/CdTe,CdS/InP,CdTe/C
u2Teをはじめとする化合物半導体などが挙げられ
る。上記半導体光活性層の形成方法としては、多結晶シ
リコンの場合は溶融シリコンのシート化か非晶質シリコ
ンの熱処理、アモルファスシリコンの場合はシランガス
などを原料とするプラズマCVD、化合物半導体の場合
はイオンプレーティング、イオンビームデポジション、
真空蒸着法、スパッタ法、電析法などがある。
【0041】透明導電層204は太陽電池の上部電極の
役目を果たしている。用いる材料としては、例えば、I
n2O3,SnO2,In2O3−SnO2(ITO),Zn
O,TiO2,Cd2SnO4,高濃度不純物ドープした
結晶性半導体層などがある。形成方法としては抵抗加熱
蒸着、スパッタ法、スプレー法、CVD法、不純物拡散
法などがある。
【0042】ところで、透明導電層まで形成した光起電
力素子は導電性基体の非平滑性かつ/あるいは半導体光
活性層成膜時の不均一性により導電性基体と透明導電層
が部分的に短絡しており、出力電圧に比例して大きな漏
れ電流が流れる、すなわち漏れ抵抗(シャント抵抗)が
小さい状態にある。そこで、これを修復するため透明導
電層を形成した後に欠陥除去処理を施すことにより、光
起電力素子のシャント抵抗を1kΩ・cm2以上500
kΩ・cm2以下、望ましくは10kΩ・cm2以上50
0kΩ・cm2以下とする。
【0043】透明導電層の上には電流を効率よく集電す
るために、格子状の集電電極205(グリッド)を設け
る。集電電極205の具体的な材料としては、例えば、
Ti,Cr,Mo,W,Al,Ag,Ni,Cu,S
n、あるいは銀ペーストをはじめとする導電性ペースト
などが挙げられる。集電電極205としては、マスクパ
ターンを用いたスパッタリング、抵抗加熱、CVD法
や、全面に金属膜を蒸着した後で不必要な部分をエッチ
ングで取り除きパターニングする方法、光CVDにより
直接グリッド電極パターンを形成する方法、グリッド電
極パターンのネガパターンのマスクを形成した後にメッ
キする方法、導電性ペーストを印刷する方法、印刷した
導電性ペーストに金属ワイヤーを半田で固定する方法、
金属ワイヤーを導電性ペーストで固定する方法などがあ
る。導電性ペーストは、通常微粉末状の銀、金、銅、ニ
ッケル、カーボンなどをバインダーポリマーに分散させ
たものが用いられる。バインダーポリマーとしては、例
えば、ポリエステル、エポキシ、アクリル、アルキド、
ポリビニルアセテート、ゴム、ウレタン、フェノールな
どの樹脂が挙げられる。
【0044】最後に起電力を取り出すために出力端子2
06を導電性基体と集電電極に取り付ける。導電性基体
へは銅タブ等の金属体をスポット溶接や半田で接合する
方法が取られ、集電電極へは金属体を導電性ペーストや
半田によって電気的に接続する方法が取られる。
【0045】上記の手法で作製した光起電力素子は、所
望する電圧あるいは電流に応じて直列か並列に接続され
る。また、絶縁化した基板上に光起電力素子を集積化し
て所望の電圧あるいは電流を得ることもできる。
【0046】(表面保護材103)表面保護材103は
太陽電池モジュールの最表層に位置するため耐候性、撥
水性、耐汚染性、機械強度をはじめとして、太陽電池モ
ジュールの屋外暴露における長期信頼性を確保するため
の性能が必要である。ガラスのほか、フッ素樹脂フィル
ムが好適に用いられる。具体的には、四フッ化エチレン
−エチレン共重合体(ETFE)、ポリフッ化ビニル樹
脂(PVF)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVD
F)、ポリ四フッ化エチレン樹脂(TFE)、四フッ化
エチレン−六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、ポ
リ三フッ化塩化エチレン樹脂(CTFE)がある。耐候
性の観点ではポリフッ化ビニリデン樹脂が優れている
が、耐候性および機械的強度の両立では四フッ化エチレ
ン−エチレン共重合体が優れている。前記充填材樹脂と
の接着性の改良のために、コロナ処理、プラズマ処理を
表面フィルムに行うことが望ましい。また、機械的強度
向上のために延伸処理が施してあるフィルムを用いるこ
とも可能である。
【0047】(裏面充填材104)裏面の充填材104
は光起電力素子101と裏面の被覆フィルム105との
接着を図るためのものである。材料としては、導電性基
板と充分な接着性を確保でき、しかも長期耐久性に優れ
熱膨張、熱収縮に耐えられる、柔軟性を兼ね備えた材料
が好ましい。好適に用いられる材料としては、EVA、
ポリビニルブチラール等のホットメルト材、両面テー
プ、柔軟性を有するエポキシ接着剤が挙げられる。ま
た、表面の充填材102と同じ材料であることも多い。
【0048】(裏面保護材105)裏面の保護材105
は光起電力素子101の導電性基体と外部との電気的絶
縁を保つために必要である。材料としては、導電性基体
と充分な電気絶縁性を確保でき、しかも長期耐久性に優
れ熱膨張、熱収縮に耐えられる、柔軟性を兼ね備えた材
料が好ましい。具体的には、フッ素樹脂、ナイロン、ポ
リエチレンテレフタレートなどのフィルムが挙げられ
る。
【0049】裏面保護材105の外側には、太陽電池モ
ジュールの機械的強度を増すために、あるいは、温度変
化による歪、ソリを防止するために、上述と同様の有機
高分子樹脂を介して補強板を張り付けても良い。例え
ば、鋼板、プラスチック板、FRP(ガラス繊維強化プ
ラスチック)板が好ましい。補強板を折り曲げて建材と
することができる。図5はこのような建材の一例で、
(a)は棟側係止部501と軒側係止部502を互いに
はぜ組む屋根材、(b)は野地板505上に固定された
固定部材504に係止部503を嵌挿する屋根材、
(c)は隣り合う屋根材同士の係止部506をキャップ
507で係止する屋根材で、それぞれの屋根材の受光面
には光起電力デバイス500が設けられている。
【0050】本発明の太陽電池モジュールあるいは建材
は、太陽電池の出力を交流電力に変換する電力変換装置
と共に用いられて太陽光発電装置を構成する事ができ
る。電力変換装置は商用電力との連携機能を有していて
もよい。
【0051】
【実施例】
(実施例1) 〔光起電力素子〕アモルファスシリコン(a−Si)太
陽電池(光起電力素子)を製作する。作製手順を図2を
用いて説明する。
【0052】洗浄したステンレス基板201上に、スパ
ッタ法で裏面反射層202としてAl層(膜厚5000
Å)とZnO層(膜厚5000Å)を順次形成する。つ
いで、プラズマCVD法により、SiH4とPH3とH2
の混合ガスからn型a−Si層を、SiH4とH2の混合
ガスからi型a−Si層を、SiH4とBF3とH2の混
合ガスからp型微結晶μc−Si層を形成し、n層膜厚
150Å/i層膜厚4000Å/p層膜厚100Å/n
層膜厚100Å/i層膜厚800Å/p層膜厚100Å
の層構成のタンデム型a−Si光電変換半導体層203
を形成した。次に、透明導電層204として、In2O3
薄膜(膜厚700Å)を、O2雰囲気下でInを抵抗加
熱法で蒸着する事によって形成した。
【0053】この後、光起電力素子の欠陥除去処理を行
う。すなわち、電導度が50乃至70mSとなるように
調製した塩化アルミニウムの水溶液中に、光起電力素子
と、素子の透明導電層と対向するように電極板を浸漬
し、素子をアースとして電極板に3.5ボルトの正電位
を2秒間印加することによりシャントしている部分の透
明導電層を選択的に分解した。この処理により、光起電
力素子のシャント抵抗は処理前1kΩ・cm2乃至10
kΩ・cm2であったのに対し、処理後50kΩ・cm2
乃至200kΩ・cm2に改善された。
【0054】最後に、集電用のグリッド電極205を設
ける。スクリーン印刷により形成された幅200ミクロ
ンの銅ペーストのライン上に沿って直径100ミクロン
の銅線を布線し、その上にクリーム半田をのせた後、半
田を溶融させることにより銅線を銅ペースト上に固定し
集電電極とした。マイナス側端子として銅タブをステン
レス基板にステンレス半田を用いて取り付け、プラス側
端子としては錫箔のテープを半田にて集電電極に取り付
け出力端子206とし、光起電力素子を得た。
【0055】〔モジュール化〕次に、太陽電池モジュー
ルの作製方法を図3(a)を用いて説明する。
【0056】表面フィルム303としては下層の有機高
分子樹脂との接着面をコロナ放電処理したETFEフィ
ルム(厚さ50ミクロン)を用いた。
【0057】架橋した有機高分子樹脂302bとしては
、EVA樹脂( 酢酸ビニル含有量33%)100重量
部に対して、架橋剤として2、5−ジメチル-2、5−
ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン3重量部、シラ
ンカップリング剤としてγ−メタクリルオキシプロピル
トリメトキシシラン0.3重量部、紫外線吸収剤として
2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン
0.3重量部、光安定化剤としてビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート0.1重
量部、酸化防止剤としてトリス(モノ−ノニルフェニ
ル)フォスファイト0.2重量部をそれぞれ添加したも
のを加熱溶融させ、表面フィルムのコロナ面に20ミク
ロンの厚さにコートした。
【0058】架橋してない有機高分子樹脂302aとし
ては、EVA樹脂( 酢酸ビニル含有量25%)100
重量部に対して、シランカップリング剤としてγ−メタ
クリルオキシプロピルトリメトキシシラン0.3重量
部、紫外線吸収剤として2−ヒドロキシ−4−n−オク
トキシベンゾフェノン0.3重量部、光安定化剤として
ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート0.1重量部、酸化防止剤としてトリス
(モノ−ノニルフェニル)フォスファイト0.2重量部
をそれぞれ添加したものを加熱溶融させ、ガラス繊維不
織布に含浸させた後、Tダイのスリットから押し出して
成形した厚さ400ミクロンのシート状EVA(以下、
EVAシート)を用いた。裏面充填材304としては架
橋剤を添加したEVAシートを、補強板305としては
ガルバリウム鋼板(亜鉛メッキ鋼板、厚さ0.4mm)
を用いた。
【0059】〔ラミネーション〕上記充填材を用いて光
起電力素子を図3(a)の構成でラミネートした。すな
わち、光起電力素子の受光面側に上記EVAシートとE
VAをコーティングした表面フィルムを、裏側に架橋剤
を添加したEVAシートと補強板を重ね、真空ラミネー
ト装置を用いて加圧脱気しながら195℃で15分加熱
した。出力端子307a、307bは素子裏面にまわし
ておき、ラミネート後、ガルバリウム鋼板に予め開けて
おいた端子取り出し口306から出力が取り出せるよう
にした。
【0060】以上の工程により、本発明を実施した太陽
電池モジュールを得た。
【0061】本実施例では、予めガラス繊維不織布にE
VAを含浸させてあるためラミネーションに要する時間
が短いという利点がある。また主として架橋してないE
VAを用いているため耐候性がよいと同時に、表面フィ
ルム303と非架橋有機高分子樹脂302aとの間に架橋した
有機高分子樹脂302bを配している為、表面フィルム303
と非架橋有機高分子樹脂302aとの密着性が良好となる。
【0062】(実施例2)実施例1に於いて、ガラス繊
維不織布に予めEVAを含浸させずにEVAシートを作
製し、ラミネーション時にEVAシートと光起電力素子
の間にガラス繊維不織布を入れて195℃30分ラミネ
ートした以外は全く同様にして太陽電池モジュールを作
製した。
【0063】本実施例では、予めガラス繊維不織布にE
VAを含浸させてないためラミネーションに要する時間
は実施例1に比べて長くなるが、EVAシートの作製工
程が容易である。
【0064】(実施例3)実施例1に於いて、ガラス繊
維不織布に含浸させるかわりにEVA樹脂にシランカッ
プリング剤と、紫外線吸収剤、光安定化剤、酸化防止
剤、ガラスビーズをそれぞれ添加したものを加熱溶融さ
せ、Tダイのスリットから押し出して成形した以外は全
く同様にして太陽電池モジュールを作製した。
【0065】本実施例は、実施例1で用いたガラス繊維
不織布のかわりにガラスビーズを用いたもので、実施例
1と同様な効果がある。
【0066】(実施例4)実施例1に於いて、表面フィ
ルムに架橋剤の入ったEVAはコートしなかった代わり
に、EVAと接する面に強コロナ放電処置をしたものを用
いた。図3(b)に示すように、ガラス繊維不織布にEV
Aが含浸した架橋剤を含有しないEVAシート302aを重
ね、架橋剤(硬化剤)としてイソシアネートを使用した
アクリル塗料で表面を25ミクロンの厚さにコーティン
グした光起電力素子を用いた以外は全く同様にして、図
3(b)に示すような太陽電池モジュールを得た。
【0067】本実施例では、表面フィルムを強コロナ放
電処理してある為にEVAとの密着性を確保しつつ、主と
して架橋してないEVAを用いているため耐候性がよ
い。また、光起電力素子をアクリル塗料でコーティング
してあるためラミネーション過程で傷が付きにくく、同
時に光起電力素子301と架橋していないEVA302aとの密着
性も高める効果がある。また予めガラス繊維不織布にE
VAを含浸させてあるためラミネーションに要する時間
が短い。
【0068】(実施例5)実施例4に於いて、ガラス繊
維不織布にEVAが含浸していないEVAシートを用
い、ラミネーション時にEVAシートと、硬化剤として
イソシアネートを使用したアクリル塗料で表面を25ミ
クロンの厚さにコーティングした光起電力素子の間にガ
ラス繊維不織布を入れてラミネートした以外は全く同様
にして太陽電池モジュールを得た。
【0069】本実施例では、予めガラス繊維不織布にE
VAを含浸させてないためラミネーションに要する時間
は実施例4に比べて長くなるが、EVAシートの作製工
程が容易である。
【0070】(比較例1)実施例1に於いて、架橋剤入
りのEVAをコートしていない表面フィルムと、EVA樹脂10
0重量部に対して、架橋剤として2、5-ジメチル-2、5-ビ
ス(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン3重量部、シランカ
ップリング剤としてγ―メタクリルオキシプロピルトリ
メトキシシラン0.3重量部、光安定化剤としてビス(2、
2、6、6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート0.1重
量部、酸化防止剤としてトリス(モノ-ノニルフェニ
ル)ファスファイト0.2重量部をそれぞれ添加して作製
した架橋剤入りEVAシートを用いて、ラミネーション時
にこの架橋剤入りEVAシートと光起電力素子との間にガ
ラス繊維不織布を入れてラミネートした以外は全く同様
にして太陽電池モジュールを得た。
【0071】(比較例2)比較例1に於いて架橋剤を添
加していないEVAを用いてEVAシートを作製した以外
は全く同様にして太陽電池モジュールを得た。
【0072】(比較例3)比較例1に於いてモジュール
作製時の加熱条件を160℃50分にした以外は全く同
様にして太陽電池モジュールを得た。
【0073】実施例1乃至5及び比較例1乃至3の積層構造
及びラミネーション条件を図4にまとめて示した。
【0074】(評価方法)上記実施例及び比較例で作製
した太陽電池モジュールについて以下の項目について評
価を行った。
【0075】(1)ラミネーションの条件 ラミネーション時のオーブンの設定温度と時間を示す。
【0076】(2)初期外観 得られた太陽電池モジュールの初期外観を評価した。評
価結果は以下の基準で表1に示す。 ○:表面被覆の剥離、気泡残りが全くないもの。 ×:表面被覆の剥離、気泡残りが生じたもの。
【0077】(3)直列部材周辺の充填性 太陽電池モジュールの直列部材周辺の充填性を評価し
た。 ○:表面被覆の剥離、気泡残りの全くないもの。 ×:表面被覆の剥離、気泡残りが生じたもの。
【0078】(4)耐候性 超エネルギー照射試験機に太陽電池モジュールを投入
し、メタルハライドランプによる100mW/cm2の
強度での300nm〜400nmの波長域の紫外線の照
射と結露を繰り返すデューサイクル試験を行い、500
0時間後の外観上の変化とシャント抵抗を測定し、酸に
よる銅箔206の腐食をみた。 ○:表面被覆の剥離、銅の腐食のないもの。 ×:表面被覆の剥離、銅の腐食が生じたもの。
【0079】(5)耐クリープ特性 太陽電池モジュールを100℃のオーブン中に垂直に立
て1週間保存した。充填材がクリープあるいは剥離して
いるか否か観察した。 ○:表面被覆のクリープあるいは剥離のないもの。 ×:表面被覆のクリープあるいは剥離が生じたもの。
【0080】(6)耐スクラッチ性 外部からの引っかきに対する表面被覆材の保護能力が充
分であるか否かを試験する。「引っかき試験」(UL規
格)である。この試験は、鋼鉄性の刃を持った試験機を
速度152.4mm/秒で、907gの過重を加えなが
ら太陽電池表面を動かすものである。この試験の合格判
定としては、その後に高圧絶縁破壊試験を行い、その太
陽電池モジュールにリーク電流がなければ合格とされ
る。本発明の太陽電池モジュールの最も高い位置の銅タ
ブ上を「引っかき試験」した。
【0081】以下に高圧絶縁破壊試験について説明す
る。まず、引っかき試験を行った太陽電池モジュールの
陽極と陰極を短絡する。そのサンプルを電気伝導度を3
500ohm・cm以下の溶液に浸す。その際サンプル
の出力端子は溶液に浸さないようにする。そして、「引
っかき試験」で引っかいたところを10秒程こすり溶液
側に電源の陰極をつけ、サンプルの出力端子に電源の陽
極をつなぐ。電源より2000Vの電圧をかけ50μA
未満の電流しか流れなかった場合を合格とする。表1に
は合格した場合を○、不合格を×、再現性に乏しい場合
を△とした。
【0082】結果を以下の表に示す。
【0083】
【表1】
【0084】表から明らかなように、架橋していない有
機高分子樹脂の少なくとも一面に、架橋した有機高分子
樹脂を配した構成の太陽電池モジュールは、耐候性に極
めて優れていることが分かった。特に予めガラス繊維不
織布にEVAを含浸させた実施例1や実施例4は、ラミ
ネーション時間が短く、耐候性、耐スクラッチ性にも極
めて優れている。
【0085】なお、本発明に係わる太陽電池モジュール
は以上の実施例に何等限定されるものではなく、その要
旨の範囲内で種々変更することができる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、主として架橋してない
EVAを用いているため耐候性がよいと同時に、表面フ
ィルムと非架橋有機高分子樹脂との間、及び/又は光起
電力素子と非架橋有機高分子樹脂との間に、架橋した有
機高分子樹脂を配している為、表面フィルム及び/又は
光起電力素子と非架橋有機高分子樹脂との密着性が良好
となる。また、予めガラス繊維不織布にEVAを含浸さ
せておくことにより、含浸不良がなく、樹脂中に水分が
侵入しにくいので、本質的に湿度の素子への影響を少な
くすることができ、欠陥除去処理により短絡部分を修復
された光起電力素子の湿度による太陽電池特性の低下を
抑制できる耐湿性に優れた充填材となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池モジュールの概略断面図
【図2】本発明の太陽電池モジュールに適用可能な光起
電力素子の一例を示す図
【図3】本発明の太陽電池モジュールの概略断面図
【図4】実施例及び比較例の太陽電池モジュールの概略
断面図
【図5】本発明の建材の例を示す図
【図6】従来の太陽電池モジュールの一例を示す図
【符号の説明】
100、300 入射光 101、200、301 光起電力素子 102 表面充填材 103、303 表面保護材 104、304 裏面充填材 105 裏面保護材 107、302a 架橋していない有機高分子樹脂 106、302b 架橋した有機高分子樹脂 201 導電性基体 202 裏面反射層 203 半導体層 204 透明導電層 205 集電電極 206a、307a プラス側出力端子 206b、307b マイナス側出力端子 207 導電性接着剤あるいは半田 208 半田 209 絶縁体 305 補強板 306 端子取り出し口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光起電力素子の光入射側に、少なくとも
    充填材(102)及び表面保護部材(103)を有する太陽電池モ
    ジュールにおいて、前記充填材(102)は、架橋していな
    い有機高分子樹脂(107)の少なくとも一面に、架橋した
    有機高分子樹脂(106)を配した構成であることを特徴と
    する太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 有機高分子樹脂は少なくともシリコン樹
    脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、またはビニルモノマー
    の共重合体から選ばれる一種であることを特徴とする請
    求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 架橋した有機高分子樹脂が 有機過酸化
    物によって架橋されていることを特徴とする請求項1記
    載の太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 架橋した有機高分子樹脂、あるいは架橋
    してない有機高分子樹脂の少なくとも一方が、有機高分
    子樹脂をガラス繊維に含浸させてなるものであることを
    特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】 架橋した有機高分子樹脂のゲル分率が60
    %以上、架橋していない有機高分子樹脂のゲル分率が10%
    以下であることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モ
    ジュール。
  6. 【請求項6】 表面保護部材が、充填材と接する面がコ
    ロナ放電処理された樹脂フィルムであることを特徴とす
    る請求項1記載の太陽電池モジュール。
  7. 【請求項7】 光起電力素子の光入射側に、少なくとも
    架橋剤を有していない有機高分子樹脂シート、及び表面
    保護部材を積層し、加熱圧着する工程を有する太陽電池
    モジュールの製造方法であって、前記表面保護部材の前
    記有機高分子樹脂と接する面に架橋した有機高分子樹脂
    を形成しておくことを特徴とする太陽電池モジュールの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 光起電力素子の光入射側に架橋した有機
    高分子樹脂を形成する工程と、少なくとも架橋剤を有し
    ていない有機高分子樹脂シート、及び表面保護部材を積
    層し、加熱圧着する工程とを有することを特徴とする太
    陽電池モジュールの製造方法。
  9. 【請求項9】 架橋剤を有していない有機高分子樹脂シ
    ートは、有機高分子樹脂をガラス繊維に含浸させて形成
    することを特徴とする請求項7または8記載の太陽電池モ
    ジュールの製造方法。
  10. 【請求項10】 補強板上に光起電力素子が充填材で封
    止されてさらに表面が表面保護部材で覆われた建材にお
    いて、前記光起電力素子の光入射側に位置する充填材
    が、架橋した有機高分子樹脂の少なくとも一面に、架橋
    していない有機高分子樹脂を配した構成であることを特
    徴とする建材。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の太陽電池モジュールと
    該太陽電池モジュールに接続された電力変換装置とを有
    することを特徴とする太陽光発電装置。
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