JPH10339113A - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents

弁開閉時期制御装置

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JPH10339113A
JPH10339113A JP9148298A JP14829897A JPH10339113A JP H10339113 A JPH10339113 A JP H10339113A JP 9148298 A JP9148298 A JP 9148298A JP 14829897 A JP14829897 A JP 14829897A JP H10339113 A JPH10339113 A JP H10339113A
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lock pin
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hole
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Naoki Kira
直樹 吉良
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force

Abstract

(57)【要約】 【課題】 退避孔33とロックピン80の隙間を通して
背圧室R3内に漏れた作動油をシリンダヘッド110内
へ排出させること。 【解決手段】 内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期
を制御するために使用される弁開閉時期制御装置におい
て、作動流体として作動油を採用するとともに、内部ロ
ータ20と外部ロータ30が所定の位相で同期したとき
これらを連結するロックピン80を収容する退避孔33
にてロックピン80の背部に形成される背圧室R3を、
回転伝達部材に設けた連通路(外部ロータ30に設けた
連通孔34とリアプレート50に設けた連通溝51,5
3)を通して、内燃機関のシリンダヘッド内に連通させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の動弁装
置において吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するため
に使用される弁開閉時期制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弁開閉時期制御装置の一つとし
て、内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられ
る弁開閉用の回転軸(カムシャフトとこれに一体的に設
けた内部ロータからなる)に所定範囲で相対回転可能に
外装されクランクプーリからの回転動力が伝達される回
転伝達部材と、前記回転軸に取り付けられたベーンと、
前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベ
ーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧
室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、
前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回
転伝達部材に形成され内部に前記回転軸に向けてばね付
勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸に
形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所
定の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入さ
れる受容孔と、この受容孔に流体を給排する第3流体通
路とを備えたものがあり、例えば特開平1−92504
号公報や実開平2−50105号公報に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した各公報に開示
されている弁開閉時期制御装置においては、第3流体通
路を通して受容孔に供給される流体によってロックピン
がばね付勢力に抗して移動する構成となっているため、
受容孔に供給される流体の一部が、退避孔とロックピン
の隙間を通して、ロックピンをばね付勢するスプリング
を収容している背圧室に漏れる場合を想定して、背圧室
から流体を排出すべく背圧室を大気開放としてある。
【0004】ところで、当該装置において使用する流体
が作動油であり、またクランクプーリからの回転動力が
タイミングチェーンを介して回転伝達部材に伝達される
場合には、背圧室から排出される作動油をタイミングチ
ェーンの潤滑油として用いることが可能であるが、樹脂
やゴム製のタイミングベルトを介して回転動力が伝達さ
れる場合には、作動油がタイミングベルトと回転伝達部
材の係合をスリップさせたり、タイミングベルトを劣化
させたりする。
【0005】かかる問題を回避するために、本願出願人
は特願平8−202288号出願にて、背圧室から作動
油を的確に排出し得る装置を提案した。この装置では、
第3流体通路を進角用室又は遅角用室に連通させる(ロ
ックピンの解除用油圧に進角用油圧又は遅角用油圧を用
いる)とともに、背圧室を第4流体通路を通して遅角用
室又は進角用室に連通させていて、上記した問題は回避
することができる。
【0006】しかしながら、特願平8−202288号
出願の装置において、解除用油圧に進角用油圧を用いた
場合には、背圧室から遅角用室を介して油溜に至る排出
通路が長いため、解除時の負荷が大きくて、ロックピン
によるロックが完全に解除される前に位相変換作動が開
始されたり、また解除用油圧に遅角用油圧を用いた場合
には、最遅角位置から進角に切り替わる際にロックピン
が受容孔へ進入して位相変換作動を妨げたりして、ロッ
クピンの誤作動が発生するおそれがある。また、背圧室
内に作動油を供給する構成であるため、作動油の圧力脈
動によりロックピンが退避孔内で軸方向に微振動して回
転軸の外周に当たり打音を発生させることがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、内燃機関のシリンダ
ヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用の回転軸と、
この回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクラン
クプーリからの回転動力が伝達される回転伝達部材と、
前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられ
たベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形
成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分
される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1
流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通
路と、前記回転伝達部材又は前記回転軸に形成され内部
に前記回転軸又は前記回転伝達部材に向けてばね付勢さ
れたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸又は前
記回転伝達部材に形成され前記回転軸と前記回転伝達部
材の相対位相が所定の位相で同期したとき前記ロックピ
ンの頭部が嵌入される受容孔と、この受容孔に流体を給
排する第3流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は
排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時
期制御装置において、前記流体として作動油を採用する
とともに、前記退避孔にて前記ロックピンの背部に形成
される背圧室を、前記回転伝達部材又は前記回転軸に設
けた連通路を通して、内燃機関のシリンダヘッド内に連
通させたことに特徴がある。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明による弁開閉時期制御装置
においては、退避孔とロックピンの隙間を通して背圧室
内に漏れた作動油を連通路を通してシリンダヘッド内へ
排出させることができるため、クランクプーリから回転
伝達部材への回転動力の伝達手段として樹脂やゴム製の
タイミングベルトが採用されても、タイミングベルトに
作動油が付着することはなく、回転伝達部材とタイミン
グベルトの係合不良及び同ベルトの早期劣化を抑制する
ことができる。また、背圧室内に加圧状態の作動油が供
給されないため、ロックピンの誤作動及びロックピンの
微震動の発生がなく、ロックピンを付勢するばね力の変
更によりロックピンによるロックタイミングのチューニ
ングが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図3に示した本発明によ
る弁開閉時期制御装置は、当該内燃機関のシリンダヘッ
ド110に回転自在に支持されたカムシャフト10とこ
れの先端部に一体的に設けた内部ロータ20からなる弁
開閉用の回転軸と、この回転軸に所定範囲で相対回転可
能に外装された外部ロータ30、フロントプレート4
0、キャップ41、リアプレート50、及びタイミング
プーリ60等からなる回転伝達部材と、内部ロータ20
に組付けた4枚のベーン70と、外部ロータ30に組付
けたロックピン80等によって構成されている。なお、
タイミングプーリ60には、周知のように、クランクプ
ーリから樹脂又はゴム製のタイミングベルト(共に図示
省略)を介して図2の時計方向に回転動力が伝達される
ように構成されている。
【0010】カムシャフト10は、吸気弁又は排気弁
(図示省略)を開閉する周知のカム(図示省略)を有し
ていて、内部にはカムシャフト10の軸方向に延びる進
角通路11と遅角通路12が設けられている。進角通路
11は、径方向の通路13と環状の通路14と接続通路
P1を介して切換弁100の接続ポート101に接続さ
れている。また、遅角通路12は、環状の通路15と接
続通路P2を介して切換弁100の接続ポート102に
接続されている。
【0011】切換弁100は、ソレノイド103へ通電
することによってスプール104をスプリング105に
抗して図1の右方向へ移動できるものであり、非通電時
には当該内燃機関によって駆動されるオイルポンプ(図
示省略)に接続された供給ポート106が接続ポート1
01に連通するとともに、接続ポート102が排出ポー
ト107に連通するように、また通電時には供給ポート
106が接続ポート102に連通するとともに、接続ポ
ート101が排出ポート108に連通するように構成さ
れている。このため、ソレノイド103の非通電時には
進角通路11に作動油が供給され、通電時には遅角通路
12に作動油が供給される。
【0012】内部ロータ20は、中空状のボルト19に
よってカムシャフト10に一体的に固着されていて、4
枚の各ベーン70をそれぞれ径方向に取付けるためのベ
ーン溝21を有するとともに、図2に示した状態、すな
わちカムシャフト10及び内部ロータ20と外部ロータ
30の相対位相が所定の位相(最遅角位置)で同期した
ときロックピン80の頭部81が所定量嵌入される受容
孔22と、この受容孔22に進角通路11から作動油を
給排する通路23と、各ベーン70によって区画された
進角用室R1(図2の右下のものは除く)に進角通路1
1から作動油を給排する通路24と、各ベーン70によ
って区画された遅角用室R2に遅角通路12から作動油
を給排する通路25を有している。図2の右下の進角用
室R1には、外部ロータ30に形成した通路31を通し
て受容孔22から作動油が給排されるように構成されて
いる。受容孔22は、外端部が大径の段付孔であって、
大径部にロックピン80の頭部81が嵌入されて頭部8
1の頂面が段部に当接するようになっており、大径部の
外端には面取が施されている。なお、各ベーン70は、
ベーン溝21の底部に収容したスプリング71(図1参
照)によって径外方に付勢されている。
【0013】外部ロータ30は、内部ロータ20の外周
に所定範囲で相対回転可能に組付けられていて、その両
側にはフロントプレート40とリアプレート50がシー
ル部材S1,S2を介して接合され、タイミングプーリ
60とともにボルトB1によって一体的に連結されてい
る。フロントプレート40にはキャップ41が液密的に
組付けられていて、これによってカムシャフト10の進
角通路11と内部ロータ20の通路23,24を接続す
る通路42が形成されている。また、外部ロータ30に
は、各ベーン70を収容し各ベーン70によって進角用
室R1と遅角用室R2とに二分される流体圧室Roを内
部ロータ20とによって形成する凹所32が形成される
とともに、ロックピン80とこれを内部ロータ20に向
けて付勢するスプリング91を収容する退避孔33が外
部ロータ30の径方向に形成されている。
【0014】退避孔33は、外端がプラグ92とシール
部材93によって液密的に閉塞されていて、ロックピン
80の背部に背圧室R3が形成されており、この背圧室
R3は、図2及び図3に示したように、外部ロータ30
に形成されて背圧室R3に連通する通路孔34と、リア
プレート50に形成されて径外方端にて連通孔34に連
通する連通溝(連通孔として実施することも可能)51
と、リアプレート50のボス部52(内周にてカムシャ
フト10に回転自在に組付けられ、外周にてシリンダヘ
ッド110に組付けたオイルシール111と係合してい
る部分)の内周に軸方向に沿って形成されて連通溝51
の径内方端に連通する連通溝(連通孔として実施するこ
とも可能)53と、シリンダヘッド110のカムシャフ
ト支持部112に形成された連通孔113を通して、シ
リンダヘッド110内に連通している。なお、連通孔3
4の退避孔側開口は、通路23を通して受容孔22に供
給される作動油によってロックピン80がスプリング8
1のばね付勢力に抗して移動したときにもロックピン8
0のスカート部82によって塞がれないように配設され
ている。また、プラグ92はタイミングプーリ60によ
って抜け止めされている。
【0015】ロックピン80は、曲面(球面)形状の頭
部81を有するとともに、スカート部82を有してい
て、スカート部82にて退避孔33に所定のリーク隙間
で外部ロータ30の径方向にて移動可能に嵌合されてお
り、スプリング91によって内部ロータ20に向けて付
勢されている。このため、ロックピン80のスカート部
82と退避孔33間のリーク隙間を通して作動油が流通
可能である。
【0016】上記のように構成した本実施形態の弁開閉
時期制御装置においては、図2及び図3に示した状態、
すなわち当該内燃機関が停止してオイルポンプが停止す
るとともに切換弁100が図1に示した状態にあり、ま
たロックピン80の頭部81が受容孔22に所定量嵌入
して、最遅角位置にて内部ロータ20と外部ロータ30
の相対回転を規制しているロック状態にて、当該内燃機
関が始動してオイルポンプが駆動されても、当該内燃機
関の始動と略同時に切換弁100のソレノイド103が
通電されておれば、切換弁100からカムシャフト10
の進角通路11には作動油が供給されず、弁開閉時期制
御装置は図2及び図3に示したロック状態に維持され
る。なお、当該内燃機関の停止時に、退避孔33と受容
孔22との位置が一致していないことにより、ロックピ
ン80が受容孔22に嵌入できない場合であっても、内
燃機関の始動時に進角用室R1と遅角用室R2の作動油
圧力が低いことにより、外部ロータ30及びタイミング
プーリ60等が図2の時計方向に回転されて内部ロータ
20及びベーン70等が遅角側に相対回転し、最遅角位
置となると同時にロックピン80がスプリング91によ
って押動されて受容孔22に嵌入される。
【0017】また、当該内燃機関が駆動しオイルポンプ
が駆動されている状態にて、切換弁100のソレノイド
103が通電状態から非通電状態に切り替えられると、
切換弁100からカムシャフト10の進角通路11に作
動油が供給されて、同作動油が通路42と各通路24を
通して各進角用室R1に供給されるとともに、通路42
から通路23を通して受容孔22に供給され、また各遅
角用室R2から各通路25と遅角通路12と切換弁10
0等を通して作動油が排出される。
【0018】ところで、受容孔22に供給される作動油
はロックピン80をスプリング91に抗して押動するた
め、ロックピン80が受容孔22から順次抜けでるとと
もにカムシャフト10,内部ロータ20及びベーン70
等回転軸側部材が外部ロータ30及びタイミングプーリ
60等回転伝達部材に対して図4及び図5に示したよう
に相対回転する。また、受容孔22に供給される作動油
は、外部ロータ30に形成した通路31を通して図4の
右下の進角用室R1に供給される。
【0019】図4及び図5に示した状態、すなわちロッ
クピン80の曲面形状に形成されている頭部81が受容
孔22に部分的に嵌入している状態では、カムシャフト
10,内部ロータ20及びベーン70等回転軸側部材が
外部ロータ30及びタイミングプーリ60等回転伝達部
材に対して相対回転を許容されるため、ロックピン80
の頭部81全体が受容孔22から抜け出す前に回転軸側
部材と回転伝達部材の相対回転が開始する。したがっ
て、受容孔22に作動油が流入し始めてから回転軸側部
材と回転伝達部材が相対回転し始めるまでの時間を短く
することができて、当該装置の作動応答性(レスポン
ス)を向上させることができる。
【0020】また、図4及び図5に示したようにロック
ピン80の頭部81が受容孔22に部分的に嵌入してい
る状態では、受容孔22に供給される作動油のみなら
ず、回転軸側部材と回転伝達部材の相対回転によりロッ
クピストン80が受ける作用力Fの分力F1(図6参
照)によってもロックピン80は抜け方向に押動されて
受容孔22から素早く抜けでる。したがって、これによ
っても当該装置の作動応答性を向上させることができ
て、図2及び図3に示した状態(最遅角の状態)から図
4〜図6に示した状態を経て図7及び図8に示した状態
(最進角の状態)に応答性よく変化させることができ
る。
【0021】また、図7及び図8に示した状態で切換弁
100のソレノイド103が非通電状態から通電状態に
切り替えられると、切換弁100からカムシャフト10
の遅角通路12に作動油が供給されて、同作動油が各通
路25を通して各遅角用室R2に供給されるとともに、
各進角用室R1から各通路24または通路31,受容孔
22及び通路23と進角通路11と切換弁100等を通
して作動油が排出される。このため、カムシャフト1
0,内部ロータ20及びベーン70等回転軸側部材が外
部ロータ30及びタイミングプーリ60等回転伝達部材
に対して相対回転し、図7及び図8に示した状態から図
2及び図3に示した状態となる。
【0022】ところで、本実施形態においては、退避孔
33とロックピン80の隙間を通して背圧室R3内に漏
れた作動油を連通路(外部ロータ30に形成した通路孔
34と、リアプレート50に形成した連通溝51,53
と、シリンダヘッド110のカムシャフト支持部112
に形成した連通孔113)を通してシリンダヘッド11
0内へ排出させることができるため、作動油の漏洩付着
によるタイミングプーリ60とタイミングベルトの係合
不良及び同ベルトの早期劣化を抑制することができる。
また、上記した連通路は、背圧室R3とシリンダヘッド
110内を最短で連通させるものであるため、通路抵抗
が小さくて背圧室R3内に漏れた作動油をシリンダヘッ
ド110内に素早く的確に排出することができ、ロック
ピン80によるロック解除を的確に行わせることができ
る。
【0023】また、背圧室R3内には加圧状態の作動油
が供給されないため、ロックピン80の誤作動及びロッ
クピン80の微震動の発生がなく、ロックピン80を付
勢するスプリング91のばね力変更によりロックピン8
0によるロックタイミングのチューニングが可能とな
る。また、本実施形態においては、リアプレート50の
ボス部52内周に形成した連通溝53を通して作動油を
排出するようにしているため、この作動油によってカム
シャフト10の外周とリアプレート50のボス部52内
周間を的確に潤滑することができる。なお、連通溝53
に相当する連通溝をカムシャフト10の外周に形成して
実施しても、またはカムシャフト10の外周とボス部5
2の内周間のクリアランスを大きくして実施しても、上
記実施形態と同様の作用効果が期待できる。
【0024】上記実施形態においては、内部ロータ20
にベーン70を取り付けるとともに、外部ロータ30に
ロックピン80とスプリング91を収容して実施した
が、内部ロータにロックピンとスプリングを収容すると
ともに、外部ロータにベーンを取り付けるようにして実
施することも可能である。
【0025】また、上記実施形態においては、進角用室
R1が最小容積となる状態(図2の最遅角状態)にて外
部ロータ30に組付けたロックピン80の頭部81が内
部ロータ20の受容孔22に嵌入されるように構成した
が、遅角用室R2が最小容積となる状態(図7の最進角
状態)にて外部ロータ30に組付けたロックピン80の
頭部91が内部ロータ20の受容孔22に嵌入されるよ
うに構成して実施することも可能である。
【0026】更に、上記実施形態において、受容孔22
に作動油を給排する通路23を進角用室R1へ通じる通
路24に連通させているが、通路23を遅角用室R2へ
通じる通路25に連通させて実施することも可能であ
る。この場合には、背圧室R3をシリンダヘッド110
内に連通させる上記した連通路に絞りを設けて、ロック
ピン80のロック側への戻り時間を遅らせることによ
り、ロックピン80が受容孔22に嵌入する前に位相を
変換させるというタイムラグを設けることができて、エ
ンジン運転中はロックピン80を受容孔22に嵌入させ
ないようにすることが可能となる。すなわち、ロックピ
ン80は、エンジン始動時に切換弁100から十分な油
圧が供給されないときに、タイミングプーリ60の回転
に伴ってベーン70が最遅角位置となった時、或いはベ
ーン70が最遅角位置にあってエンジンが停止した時等
に、スプリング91の付勢力によって押動されて受容孔
22に嵌入し、内部ロータ20と外部ロータ30との相
対回転を規制するので、エンジンの通常運転中の切換レ
スポンスを短くすることができるとともに、エンジン停
止後に内部の作動油が漏れ出る等により流体圧室Roに
圧油が十分に満たされないときにベーン70が流体圧室
Roの端壁に当接して発生する打音を防止できる。
【0027】また、上記実施形態においては、進角通路
11が切換弁100の接続ポート101に接続され、遅
角通路12が切換弁100の接続ポート102に接続さ
れているが、切換弁100のソレノイド103の非通電
時に遅角通路12に図示しないオイルポンプからの作動
油が供給され、通電時に進角通路11に同作動油が供給
されるように、進角通路11を切換弁100の接続ポー
ト102に接続し、遅角通路12を切換弁100の接続
ポート101に接続して実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による弁開閉時期制御装置の一実施形
態を概略的に示す縦断側面図である。
【図2】 図1に示した内部ロータ、外部ロータ、ベー
ン、ロックピン、タイミングプーリ等の関係を示す部分
破断正面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】 図2の状態から内部ロータ及びベーンが外部
ロータ等に対して僅かに時計方向に相対回転した状態の
図である。
【図5】 図4の5−5線に沿った断面図である。
【図6】 図4の要部拡大断面図である。
【図7】 図4の状態から内部ロータ及びベーンが外部
ロータ等に対して所定量時計方向に相対回転した状態の
図である。
【図8】 図7の8−8線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10…カムシャフト、20…内部ロータ、22…受容
孔、23…通路(第3流体通路)、24…通路(第1流
体通路)、25…通路(第2流体通路)、30…外部ロ
ータ、33…退避孔、34…連通孔(第1通路)、40
…フロントプレート、50…リアプレート、51…連通
溝(第2通路)、53…連通溝(第3通路)、60…タ
イミングプーリ、70…ベーン、80…ロックピン、8
1…頭部、82…スカート部、91…スプリング、10
0…切換弁、110…シリンダヘッド、Ro…作動室
(流体圧室)、R1…進角用室、R2…遅角用室、R3
…背圧室。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に
    組付けられる弁開閉用の回転軸と、この回転軸に所定範
    囲で相対回転可能に外装されクランクプーリからの回転
    動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記
    回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回
    転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンに
    よって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、
    前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅
    角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達
    部材又は前記回転軸に形成され内部に前記回転軸又は前
    記回転伝達部材に向けてばね付勢されたロックピンを収
    容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形
    成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定
    の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入され
    る受容孔と、この受容孔に流体を給排する第3流体通路
    とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を
    制御するために使用される弁開閉時期制御装置におい
    て、前記流体として作動油を採用するとともに、前記退
    避孔にて前記ロックピンの背部に形成される背圧室を、
    前記回転伝達部材又は前記回転軸に設けた連通路を通し
    て、内燃機関のシリンダヘッド内に連通させたことを特
    徴とする弁開閉時期制御装置。
  2. 【請求項2】 前記回転軸は、前記シリンダヘッドに回
    転自在に支持されたカムシャフトと、このカムシャフト
    の先端部に一体的に設けた内部ロータからなり、前記回
    転伝達部材は、内部ロータを収容する外部ロータ、フロ
    ントプレート及びリアプレートと外部ロータの外周に一
    体的に設けたタイミングプーリからなり、前記退避孔が
    前記外部ロータに形成されるとともに、前記リアプレー
    トがその内周部にて前記カムシャフトに回転自在に支持
    されており、また前記連通路が前記外部ロータに形成さ
    れて前記背圧室に連通する第1通路と前記リアプレート
    に形成されて前記連通孔に連通する第2通路と前記リア
    プレートと前記カムシャフト間に形成されて前記連通溝
    と前記シリンダヘッド内を連通させる第3通路から構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の弁開閉時期
    制御装置。
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