JP4202440B2 - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の動弁装置において排気弁又は吸気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の弁開閉時期制御装置の一つとして、例えば実開平2−50105号公報に、弁開閉用の回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランクプーリからの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸(カムシャフトとこれに一体的に設けた内部ロータからなる)に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材に形成され内部に前記回転軸に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される受容孔と、この受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えたものが開示されている。
【0003】
上記公報に開示されている弁開閉時期制御装置においては、受容孔に流体を給排する第3流体通路が進角用室に流体を給排する第1流体通路に接続されて常時連通しているため、第1流体通路を通して進角用室に流体を供給し遅角用室から第2流体通路を通して流体を排出すると、受容孔にも第1流体通路から第3流体通路を通して流体が供給されて、ロックピンがばね付勢力に抗して退避孔に退避し、ロックピンの頭部が受容孔から外れてロックピンによるロックが解除された後に、回転軸が回転伝達部材に対して進角側に相対回転する。また、第2流体通路を通して遅角用室に流体を供給し進角用室から第1流体通路を通して流体を排出すると、回転軸が回転伝達部材に対して遅角側に相対回転するとともに、受容孔からも第3流体通路から第1流体通路を通して流体が排出されて、ロックピンがばね付勢力により押動され、回転軸と回転伝達部材の相対位相が所定の位相で同期したときロックピンの頭部がばねの付勢力により受容孔に嵌入されてロック(回転軸と回転伝達部材の相対回転が規制)される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記公報に開示されている弁開閉時期制御装置においては、当該装置によって弁の開閉時期が制御される度にロックピンが解除動作とロック動作を繰り返すこととなり、ロックピンによるロックの耐久性、信頼性に問題が生じるおそれがある。また、第3流体通路が第1流体通路と連通しているので、ロックピンが受容孔に係合する位置を最進角位置と最遅角位置との中間位置に設定した場合には、ロックピンの解除のために複雑な流体圧の制御を行う必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ロックピンによるロックの目的が主として内燃機関の始動時(回転が不安定で回転変動が大きいとき)における回転軸と回転伝達部材の不必要な相対回転を規制することであることに着目し、上記した問題に対処すべくなされたものであり、内燃機関の弁開閉用の回転軸と一体に回転する内部ロータに取付けたベーンと、前記内部ロータに所定範囲内にて相対回転可能に組付けられてその内部に前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室を形成し、前記内燃機関のクランクプーリから伝達される動力によって回転する外部ロータと、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記外部ロータに形成した退避孔に収容されて前記内部ロータの外周面に向けてばね付勢されたロックピンと、前記内部ロータと前記外部ロータとの相対位相が所定の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入するように前記内部ロータに形成した受容孔と、前記受容孔に流体を供給して前記ロックピンを前記受容孔から前記退避孔に退避させてロックを解除するとともに流体を排出して前記ロックピンを前記受容孔に嵌入させてロックさせるためのパイロット通路とを備えた弁開閉時期制御装置において、前記内燃機関の始動時に、前記第1流体通路及び前記第2流体通路への流体の給排を制御する第1切換弁を前記パイロット通路への流体の給排を制御する第2切換弁とは独立して切換えて、前記ロックピンの頭部が前記受容孔に嵌入されて前記内部ロータと前記外部ロータの相対回転を規制してロックするようにしたことを特徴とする弁開閉時期制御装置を提供するものである。この場合において、前記ロックピンの頭部が退避する前記退避孔の端部と前記受容孔をと常に連通させる連通路を設けるのが望ましい。
【0006】
【発明の作用・効果】
本発明による弁開閉時期制御装置においては、パイロット通路への流体の給排が第1流体通路及び第2流体通路への流体の給排とは独立して行われるようにしたため、例えば内燃機関の始動から停止に至る駆動時で回転が特に不安定である時期(始動直後の所定時間)を除いて定常的にパイロット通路を通して受容孔に流体を供給可能とすることができ、また内燃機関の始動直後の所定時間及び内燃機関の停止時に受容孔から流体を排出可能とすることができる。
【0007】
したがって、内燃機関の駆動時で始動直後の所定時間を除く時期にロックピンの頭部を受容孔から退避孔に退避させてロックピンによるロックを解除した状態に維持することができるとともに、内燃機関の始動直後の所定時間及び内燃機関の停止時にロックピンの頭部を受容孔に嵌入させてロックピンによるロック状態に維持することができる。かかる場合には、ロックピンの解除動作を内燃機関の始動直後の所定時間経過後のみとし、またロック動作を内燃機関の停止時のみとすることができて、ロックピンの頭部が受容孔に嵌入・退避する繰り返し回数を大幅に減少することができ、ロックピンによるロックの耐久性及び信頼性を大幅に向上させることができる。
【0008】
また、本発明による弁開閉時期制御装置において、ロックピンの頭部が進退する退避孔の端部と受容孔とを常に連通させる連通路を設けた場合には、回転軸と回転伝達部材の相対位相に拘らず、第3流体通路と連通路を通してロックピンに向けて流体を常に供給することができて、ロックピンを退避孔に退避した状態に保持でき、ロックピンの無用な動きを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4に示した本発明による弁開閉時期制御装置は、カムシャフト10と内部ロータ30及び内部ロータ30に取付けたベーン50とからなる弁開閉用の回転軸と、この回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装された外部ロータ40、ロックピン60及びタイミングプーリ70等回転伝達部材によって構成されていて、カムシャフト10の外周を軸受80を介して当該内燃機関のシリンダヘッド81に回転自在に支持されている。なお、軸受80はシリンダヘッド81に固定されている。また、タイミングプーリ70には、周知のように、クランクプーリからタイミングベルト(共に図示省略)を介して図1の時計方向に回転動力が伝達されるように構成されている。
【0010】
カムシャフト10は、吸気弁又は排気弁(図示省略)を開閉する周知のカム(図示省略)を有していて、図2及び図3に示したように、内部にはカムシャフト10の軸方向に延びる進角通路11と遅角通路12とパイロット通路13が設けられている。進角通路11は、軸受80の内周側に設けた環状通路91及び接続通路92とを介して一方の第1切換弁100の接続ポート101に接続されている。遅角通路12は、軸受80の内周側に設けた環状通路93及び接続通路94とを介して切換弁100の接続ポート102に接続されている。パイロット通路13は、軸受80の内周側に設けた環状通路95及び接続通路96とを介して他方の第2切換弁110の接続ポート111に接続されている。
【0011】
一方の第1切換弁100は、制御装置(図示省略)によって切換作動を制御されるものであり、図2及び図3に示した遅角位置に切り換えられている状態では当該内燃機関によって駆動されるオイルポンプ120に接続された供給ポート103が接続ポート102に接続されて連通するとともに、接続ポート101がリザーバ130に接続された排出ポート104に接続されて連通するように、また図示左方の進角位置に切り換えられた状態では供給ポート103が接続ポート101に接続されて連通するとともに、接続ポート102が排出ポート104に接続されて連通するように構成されている。このため、進角位置の状態ではオイルポンプ120から進角通路11にオイルが供給されるとともに遅角通路12からリザーバ130にオイルが排出され、また遅角位置の状態ではオイルポンプ120から遅角通路12にオイルが供給されるとともに進角通路11からリザーバ130にオイルが排出される。
【0012】
他方の第2切換弁110は、制御装置(図示省略)によって切換作動を制御されるものであり、図2及び図3に示した供給位置に切り換えられている状態では接続ポート111がオイルポンプ120に接続された供給ポート112に接続されて連通するとともにリザーバ130に接続された排出ポート113との連通を遮断されるように、また図示右方の排出位置に切り換えられた状態では接続ポート111が供給ポート112との連通を遮断されるとともに排出ポート113に接続されて連通するように構成されている。このため、供給位置の状態ではパイロット通路13にオイルが供給され、排出位置の状態ではパイロット通路13からリザーバ130にオイルが排出される。
【0013】
内部ロータ30は、ボルト19によってカムシャフト10に一体的に固着されていて、5枚の各ベーン50をそれぞれ径方向に取付けるためのベーン溝31を有するとともに、図1〜図4に示した状態、すなわちカムシャフト10、内部ロータ30等回転軸と外部ロータ40、タイミングプーリ70等回転伝達部材の相対位相が所定の位相で同期したときロックピン60の頭部が所定量嵌入される受容孔32と、この受容孔32の底部とパイロット通路13を接続する接続通路33と、各ベーン50によって区画された進角用室R1と進角通路11を接続する接続通路34、環状の通路35及び径方向の通路36(図1参照)と、各ベーン50によって区画された遅角用室R2と遅角通路12を接続する接続通路37(図2参照)を有している。なお、各ベーン50は、ベーン溝31の底部に収容したスプリング(図示省略)によって径外方に付勢されている。
【0014】
外部ロータ40は、内部ロータ30の外周に所定範囲で相対回転可能に組付けられていて、その両側には側板41,42がボルト43によって一体的に連結されており、これらに対してタイミングプーリ70がボルト44によって一体的に連結されている。また、外部ロータ40には、各ベーン50を収容し各ベーン50によって進角用室R1と遅角用室R2とに二分される作動室Roを内部ロータ30とによって形成する凹所45が形成されるとともに、ロックピン60とこれを内部ロータ30に向けて付勢するスプリング61を収容する退避孔46が外部ロータ40の径方向に形成されている。
【0015】
ロックピン60は、退避孔46に外部ロータ40の径方向にて移動可能に嵌合されており、スプリング61によって内部ロータ30に向けて付勢されている。スプリング61は、ロックピン60とリテーナ62間に介装した圧縮スプリングであり、リテーナ62は外部ロータ40に組付けたクリップ63にて抜け止めされている。
【0016】
上記のように構成した本実施形態の弁開閉時期制御装置においては、図1〜図4に示した状態(進角用室R1の容積が最小となる最遅角の状態でロックピン60によるロックがなされている状態)にてオイルポンプ120から切換弁110及びパイロット通路13等を通して受容孔32にオイルが供給されると、図5に示したように、ロックピン60がスプリング61に抗して押動されて受容孔32から外れ退避孔46内に退避する。このため、ロックピン60によるロックが解除されてカムシャフト10,内部ロータ30及びベーン50等回転軸側部材が外部ロータ40,タイミングプーリ70等回転伝達部材に対して図5の時計方向へ相対回転可能となる。
【0017】
また、図5に示した状態(進角用室R1の容積が最小となる最遅角の状態でロックピン60によるロックが解除されている状態)にてオイルポンプ120から進角位置に切り換えられた切換弁100及び進角通路11等を通して進角用室R1にオイルが供給されるとともに、遅角用室R2からリザーバ130にオイルが排出されると、カムシャフト10,内部ロータ30及びベーン50等回転軸側部材が外部ロータ40,タイミングプーリ70等回転伝達部材に対して図5の時計方向へ相対回転して図6に示した状態、すなわち遅角用室R2の容積が最小となる最進角の状態となる。なお、図6に示した状態では、受容孔32が退避孔46に直接連通しない状態となるため、退避孔46内のオイルが内部ロータ30と外部ロータ40間の隙間等を通して漏れ出ることに伴いロックピン60がスプリング61によって押動されて内部ロータ30の外周面に摺動可能に当接するようになる。
【0018】
また、図6に示した状態(遅角用室R2の容積が最小となる最進角の状態でロックピン60によるロックが解除されている状態)にてオイルポンプ120から遅角位置に切り換えられた切換弁100及び遅角通路12等を通して遅角用室R2にオイルが供給されるとともに、進角用室R1からリザーバ130にオイルが排出されると、カムシャフト10,内部ロータ30及びベーン50等回転軸側部材が外部ロータ40,タイミングプーリ70等回転伝達部材に対して図6の反時計方向へ相対回転して図5に示した状態、すなわち進角用室R1の容積が最小となる最遅角の状態となる。なお、図6に示した状態から図5に示した状態に移行するときには、受容孔32が退避孔46に直接連通しない状態から直接連通する状態となるため、パイロット通路13を通して受容孔32に供給されるオイルによってロックピン60がスプリング61に抗して押動されて外部ロータ40の退避孔46内に退避し、内部ロータ30の外周面に当接しない状態となる。
【0019】
ところで、本実施形態の弁開閉時期制御装置においては、オイルポンプ120から進角通路11または遅角通路12へのオイルの給排が切換弁100によって切り換えられ、またオイルポンプ120からパイロット通路13へのオイルの給排が切換弁110によって切り換えられるようになっていて、パイロット通路13へのオイルの給排が進角通路11及び遅角通路12へのオイルの給排とは独立して行われるようにしたため、例えば内燃機関の始動から停止に至る駆動時で回転が特に不安定である時期(始動直後の所定時間)を除いて定常的にオイルポンプ120からパイロット通路13を通して受容孔32にオイルを供給可能とすることができ、また内燃機関の始動直後の所定時間及び内燃機関の停止時に受容孔32からリザーバ130にオイルを排出可能とすることができる。
【0020】
したがって、内燃機関の駆動時で始動直後の所定時間を除く時期にロックピン60の頭部を受容孔32から退避孔46に退避させてロックピン60によるロックを解除した状態に維持することができるとともに、内燃機関の始動直後の所定時間及び内燃機関の停止時にロックピン60の頭部を受容孔32に嵌入させてロックピン60によるロック状態に維持することができる。かかる場合には、ロックピン60の解除動作を内燃機関の始動直後の所定時間経過後のみとし、またロック動作を内燃機関の停止時のみとすることができて、ロックピン60の頭部が受容孔32に嵌入・退避する繰り返し回数を大幅に減少することができ、ロックピン60によるロックの耐久性及び信頼性を大幅に向上させることができる。
【0021】
なお、切換弁110を用いることなく接続ポート111と112とを直接接続して実施することも可能である。特に、この場合には、本実施形態のように、受容孔32の位置を遅角用室R2の容積が最大になるとき(最遅角位置の状態)にロックピン60が係合する位置に設けると有効である。すなわち、内燃機関の駆動時には、図示しないクランクシャフトの回転がタイミングプーリ70、外部ロータ40、ベーン50、内部ロータ30、カムシャフト10の順に伝達されることにより、ベーン50は常に遅角側へ付勢される。一方、内燃機関の駆動を停止すると、時間の経過とともに進角用室R1、遅角用室R2内のオイルの圧力が低下する。この状態で内燃機関を始動すると、オイルポンプ120から進角用室R1、遅角用室R2へ十分なオイルの圧力が満たされないことにより、ベーン50が外部ロータ40に当接して打音が発生する。ロックピン60は、この打音を防止するために少なくとも内燃機関の始動直後の所定時間の間(オイルポンプ120からのオイルの圧力が十分満たされるまでの間)、内部ロータ30と外部ロータ40との相対回転を制限することによってベーン50による打音を防止するものである。しかしながら、切換弁110は内燃機関の始動直後の所定時間経過後に、接続ポート111と112とを接続してパイロット通路13へオイルを供給するものであり、内燃機関の始動直後の所定時間の間はオイルポンプ120からの十分なオイルの圧力が得られないことから、接続ポート111と112とを直接接続して切換弁110を廃止することも可能である。
【0022】
図7は、本発明の他の実施形態を示していて、この実施形態においては、退避孔46の内周側端部の一側に回転方向に延びる連通溝47が形成されていて、この連通溝47によってロックピン60の頭部が進退する退避孔46の内周側端部と受容孔32とを常に連通させることができる。このため、カムシャフト10,内部ロータ30及びベーン50等回転軸側部材と外部ロータ40,タイミングプーリ70等回転伝達部材の相対位相に拘らず、受容孔32から連通溝47を通してロックピン60に向けてオイルを常に供給することができて、ロックピン60を退避孔46に退避した状態に保持でき、ロックピン60の無用な動き(図6に示した状態となる動き)を防止することができて、例えばロックピン60が内部ロータ30の外周面に当接することによって生じる打音の発生をなくすことができる。
【0023】
上記各実施形態においては、内部ロータ30にベーン50を取り付けるとともに、外部ロータ40にロックピン60とスプリング61を収容して実施したが、内部ロータにロックピンとスプリングを収容するとともに、外部ロータにベーンを取り付けるようにして実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による弁開閉時期制御装置の一実施形態を概略的に示す図であり内部ロータ、外部ロータ、ベーン、ロックピン、タイミングプーリ等の関係を示す正面図である。
【図2】 本発明による弁開閉時期制御装置の一実施形態を概略的に示す図であり図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】 本発明による弁開閉時期制御装置の一実施形態を概略的に示す図であり図1の3−3線に沿った断面図である。
【図4】 図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】 図4に示した状態からロックピンが退避した状態を示す断面図である。
【図6】 図5に示した状態から回転軸側部材が回転伝達部材に対して時計方向に所定量相対回転した状態を示す断面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態で図6と略同等の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10…カムシャフト、11…進角通路(第1流体通路)、12…遅角通路(第2流体通路)、13…パイロット通路(第3流体通路)、30…内部ロータ、32…受容孔、40…外部ロータ、46…退避孔、47…連通溝(連通路)、50…ベーン、60…ロックピン、61…スプリング、70…タイミングプーリ、100,110…切換弁、Ro…作動室(流体圧室)、R1…進角用室、R2…遅角用室。

Claims (2)

  1. 内燃機関の弁開閉用の回転軸と一体に回転する内部ロータに取付けたベーンと、
    前記内部ロータに所定範囲内にて相対回転可能に組付けられてその内部に前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室を形成し、前記内燃機関のクランクプーリから伝達される動力によって回転する外部ロータと、
    前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、
    前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、
    前記外部ロータに形成した退避孔に収容されて前記内部ロータの外周面に向けてばね付勢されたロックピンと、
    前記内部ロータと前記外部ロータとの相対位相が所定の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入するように前記内部ロータに形成した受容孔と、
    前記受容孔に流体を供給して前記ロックピンを前記受容孔から前記退避孔に退避させてロックを解除するとともに流体を排出して前記ロックピンを前記受容孔に嵌入させてロックさせるためのパイロット通路とを備えた弁開閉時期制御装置において、
    前記内燃機関の始動時に、前記第1流体通路及び前記第2流体通路への流体の給排を制御する第1切換弁を前記パイロット通路への流体の給排を制御する第2切換弁とは独立して切換えて、前記ロックピンの頭部が前記受容孔に嵌入されて前記内部ロータと前記外部ロータの相対回転を規制してロックするようにしたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
  2. 前記ロックピンの頭部が進退する前記退避孔の端部と前記受容孔とを常に連通させる連通路を設けたことを特徴とする請求項1記載の弁開閉時期制御装置。
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