JPH10272387A - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JPH10272387A
JPH10272387A JP8121097A JP8121097A JPH10272387A JP H10272387 A JPH10272387 A JP H10272387A JP 8121097 A JP8121097 A JP 8121097A JP 8121097 A JP8121097 A JP 8121097A JP H10272387 A JPH10272387 A JP H10272387A
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resin
vacuum
resin pellets
resin pellet
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Yoshihisa Miura
佳久 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂ペレットの搬送路の距離を極力短くする
とともに、各機構を効率的に配置して、樹脂ペレットの
搬送中における異物の発生を抑制するとともに、省スペ
ース化及び低コスト化を図る樹脂ペレット乾燥装置を提
供する。 【解決手段】 樹脂コンテナ4から搬送された樹脂ペレ
ット3を乾燥させる真空乾燥機5を、この真空乾燥機5
により乾燥された樹脂ペレット3を射出成形機本体2に
供給するマシンホッパー7の直上に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク等の
樹脂基板を成形する射出成形装置に関し、詳しくは、樹
脂ペレットを射出成形機本体に投入する前に乾燥させる
乾燥手段を備えた射出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、円盤状に成形された樹脂基板上に
音響信号や映像信号が記録された磁気ディスクや光磁気
ディスク等の記録媒体が広く普及してきている。これら
の記録媒体の樹脂基板は、高密度の情報信号を適切に記
録するために、複屈折や反り、表面の凹凸等を生じるこ
とのない高い品質が要求されている。
【0003】ところで、これらの記録媒体の樹脂基板
は、主に、溶融した樹脂材料を高圧で金型のキャビティ
内に注入して固化させる射出成形法により形成されてい
る。そして、樹脂材料は、樹脂ペレットの形で射出成形
機本体に投入されている。
【0004】樹脂ペレットは、吸湿した状態でそのまま
射出成形機本体に投入されると、溶融された際に気泡発
生の原因となる。そして、樹脂基板が成形されたとき
に、この気泡が表面に表れると、基板表面に凹凸が生じ
てしまう。
【0005】そこで、従来より、磁気ディスク等の樹脂
基板を成形する射出成形装置は、樹脂ペレットを乾燥手
段により乾燥させた後に、射出成形機本体に投入する構
成とされている。
【0006】この射出成形装置100は、図2に示すよ
うに、射出成形機本体101と、この射出成形機本体1
01に投入される樹脂ペレット102を貯蔵する樹脂コ
ンテナ103と、この樹脂コンテナ103から搬送され
た樹脂ペレット102を真空状態において熱乾燥させる
真空乾燥機104と、この真空乾燥機104により乾燥
された樹脂ペレット102を射出成形機本体101に供
給するマシンホッパー105とを備えている。
【0007】そして、樹脂コンテナ103に貯蔵された
樹脂ペレット102は、第1の搬送手段106により真
空乾燥機104へ搬送され、真空乾燥機104により乾
燥されたペレット102は、第2の搬送手段107によ
りマシンホッパー105へ搬送されるようになされてい
る。
【0008】第1の搬送手段106は、一端に第1のフ
ィルター108が設けられ、他端が真空乾燥機104に
接続される第1の配管109と、一端が真空乾燥機10
4に接続され、他端が第1の吸引ブロワー110に接続
される第2の配管111とを有している。そして、第1
の配管109の一端側が枝分かれして、この枝分かれし
た配管の端部が樹脂コンテナ103に接続されている。
【0009】また、この第1の搬送手段106は、第1
の配管109の他端側、すなわち真空乾燥機104側に
第1のバルブ112を有し、第2の配管111の一端
側、すなわち真空乾燥機104側に第2のバルブ113
を有している。
【0010】第2の搬送手段107は、一端に第2のフ
ィルター114が設けられ、他端がマシンホッパー10
5に接続される第3の配管115と、一端がマシンホッ
パー105に接続され、他端が第2の吸引ブロワー11
6に接続される第4の配管117とを有している。そし
て、第3の配管115の一端側が枝分かれして、この枝
分かれした配管の端部が真空乾燥機104の底部と接続
されている。
【0011】また、この第2の搬送手段107は、第3
の配管115の一端側から枝分かれした配管、すなわち
真空乾燥機104の底部側に第3のバルブ118を有
し、第4の配管117の一端側、すなわちマシンホッパ
ー105側に第4のバルブ119を有している。
【0012】さらに、真空乾燥機104には、この真空
乾燥機104内を所定の真空度に排気するための真空ポ
ンプ120が、第5の配管121を介して接続されてい
る。そして、第5の配管の真空乾燥機104側に第5の
バルブ122が設けられている。
【0013】そして、この射出成形装置100により樹
脂基板を成形する際は、まず、第1及び第2のバルブ1
12,113を開け、第1の吸引ブロワー110を駆動
させる。これにより、樹脂コンテナ103に貯蔵されて
いた樹脂ペレット102が、第1のフィルター108を
介して吸入される空気とともに第1の配管109を通っ
て真空乾燥機104内に搬送される。真空乾燥機104
内に搬送された樹脂ペレット102は、定量となるまで
真空乾燥機104に蓄積される。このとき、樹脂ペレッ
ト102とともに真空乾燥機104内に吸入された空気
は、第1の吸引ブロワー110に吸引され、第2の配管
111を介して外部に放出される。
【0014】真空乾燥機104内の樹脂ペレット102
定量となったら、第5のバルブ122を開け、真空ポン
プ120を駆動させる。真空乾燥機104内が所定の真
空度に排気されたら、加熱ヒーター123により、真空
乾燥機104をまわりから加熱し、真空乾燥機104内
の樹脂ペレット102を乾燥させる。
【0015】真空乾燥機104内の樹脂ペレット102
の乾燥が完了したら、第1の搬送手段106の第1及び
第2のバルブ112,113を閉じるとともに、第3及
び第4のバルブ118,119を開け、第2の吸引ブロ
ワー116を駆動させる。これにより、真空乾燥機10
4により乾燥された樹脂ペレット102が、第2のフィ
ルター114を介して吸入される空気とともに第3の配
管115を通ってマシンホッパー105内に搬送され
る。マシンホッパー105に搬送された樹脂ペレット1
02は、マシンホッパー105内に蓄積される。このと
き、樹脂ペレット102とともにマシンホッパー105
内に吸入された空気は、第2の吸引ブロワー116に吸
引され、第4の配管111を介して外部に放出される。
【0016】マシンホッパー105内に蓄積された樹脂
ペレット102は、順次射出成形機本体101の図示し
ないシリンダへと自然落下により供給される。そして、
この射出成形機本体101のシリンダへ供給された樹脂
ペレット102は、加熱され溶融した状態で金型のキャ
ビティ内に注入される。そして、この金型のキャビティ
内に注入された樹脂原料が冷却され、固化することによ
り、樹脂基板が形成される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した射
出成形装置100において、樹脂ペレット102は第1
及び第3の配管109,115を搬送路として空気とと
もに高速度で搬送される。そして、この搬送路の距離が
長いと、搬送される樹脂ペレット102が配管109,
115の内壁に衝突して配管の内壁を削り取ることによ
り、稀に、例えば金属粉等の異物(コンタミネーショ
ン)を発生させてしまうことがある。
【0018】また、搬送路の距離が長いと、搬送される
樹脂ペレット102同士が配管内でぶつかりあい、異物
発生の原因となる。
【0019】搬送される樹脂ペレット102中に異物が
発生すると、この樹脂ペレット102が射出成形機本体
101により成形される樹脂基板に、この異物が混入し
てしまう。そして、異物が混入した樹脂基板を記録媒体
の基板として用いると、情報信号の欠落等の不都合が生
じる。
【0020】特に、コンピュータ用のハードディスク等
の磁気ディスク124においては、図3に示すように、
磁気ヘッド125が、数千rpmで高速回転する磁気デ
ィスク124の主面上を数十nm(図3中L1)の浮上
量で離間した状態で、情報信号の記録再生を行ってい
る。したがって、異物126が混入し、表面に例えば約
1μm(図3中L2)の高さの突起が形成された樹脂基
板127に磁性膜128が成膜されてなる磁気ディスク
124は、情報信号の記録再生の際に、磁気ヘッド12
5と衝突してしまい、磁気ヘッド125及び磁気ディス
ク124自体の損傷を招いてしまう。
【0021】また、射出成形装置100は、樹脂ペレッ
ト102を搬送する搬送路の距離が長いと、それだけ広
いスペースの確保が必要となるとともに、設備の費用も
高額となる。
【0022】さらに、上述した射出成形装置100は、
真空乾燥機104で乾燥された樹脂ペレット102が、
一般大気雰囲気あるいは樹脂の酸化防止のためにN2
囲気とされる第2の搬送手段107及びマシンホッパー
105を通って射出成形機本体101に投入されるよう
になされているので、射出成形機本体101に投入され
る樹脂ペレット102に水分またはN2 ガス成分が再付
着し、樹脂基板の表面に凹凸が生じてしまう場合があ
る。
【0023】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであり、樹脂ペレットの搬送路の距離を極力短
くするとともに、各機構を効率的に配置して、樹脂ペレ
ットの搬送中における異物の発生を抑制するとともに、
省スペース化及び低コスト化を図る射出成形装置を提供
することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係る射出成形装
置は、上述した目的を達成するために、射出成形機本体
と、この射出成形機本体に投入される樹脂ペレットを貯
蔵する貯蔵部と、この貯蔵部から搬送された樹脂ペレッ
トを乾燥させる乾燥手段と、この乾燥手段の内部を所定
の真空度に排気する真空装置と、乾燥手段により乾燥さ
れた樹脂ペレットを射出成形機本体に供給する供給部
と、樹脂ペレットを貯蔵部から乾燥手段へ搬送する搬送
手段とを備えている。
【0025】そして、この射出成形装置は、供給部の直
上に乾燥手段が配置されている。
【0026】以上のように構成される射出成形装置は、
貯蔵部に貯蔵される樹脂ペレットが搬送手段により乾燥
手段に搬送される。そして、乾燥手段に搬送された樹脂
ペレットは、この乾燥手段内で乾燥される。この際、乾
燥手段内は、真空装置により所定の真空度に排気され
る。
【0027】そして、乾燥手段により乾燥された樹脂ペ
レットは、乾燥手段の真下に配置される供給部に自然落
下によって投入される。供給部に投入された樹脂ペレッ
トは、供給部内に堆積し、射出成形機本体に順次供給さ
れる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る射出成形装置
の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0029】この射出成形装置1は、図1に示すよう
に、射出成形機本体2と、この射出成形機本体2に供給
される樹脂ペレット3を貯蔵する樹脂コンテナ4とを有
し、この樹脂コンテナ4から射出成形機本体2に樹脂ペ
レット3を搬送する搬送路の中途部に、樹脂ペレット2
を熱乾燥させる真空乾燥機5が設けられている。そし
て、この真空乾燥機5には真空ポンプ6が接続され、真
空乾燥機5の内部を所定の真空度に排気するようになさ
れている。
【0030】また、この射出成形装置1は、射出成形機
本体2に取り付けられ、射出成形機本体2に樹脂ペレッ
ト3を供給するためのマシンホッパー7の直上に、真空
乾燥機5が配置されている。そして、真空乾燥機5によ
り乾燥された樹脂ペレット3は、自然落下によってマシ
ンホッパー7へ投入されるようになされている。
【0031】また、この射出成形装置1は、樹脂コンテ
ナ4に貯蔵された樹脂ペレット3が、搬送手段8により
真空乾燥機5へ搬送されるようになされている。
【0032】搬送手段8は、樹脂コンテナ4に貯蔵され
た樹脂ペレット3を空気とともに真空乾燥機5に搬送す
る第1の配管9と、樹脂ペレット3とともに真空乾燥機
5に搬送された空気を外部へ排気する第2の配管10と
を有している。
【0033】第1の配管9は、その一端にフィルター1
1が設けられ、他端が真空乾燥機5に接続されている。
そして、この第1の配管9は、フィルター11が設けら
れた一端側が枝分かれして、この枝分かれした配管の端
部に樹脂コンテナ4が接続されている。また、第1の配
管9の他端側、すなわち真空乾燥機5側には、第1のバ
ルブ12が設けられている。
【0034】また、第2の配管10は、一端が真空乾燥
機5に接続され、他端が吸引ブロワー13に接続されて
いる。そして、第2の配管10の一端側、すなわち真空
乾燥機5側には、第2のバルブ14が設けられている。
【0035】真空乾燥機5の内部を所定の真空度に排気
する真空ポンプ6は、第3の配管15を介して真空乾燥
機5に接続されている。そして、この第3の配管15の
真空乾燥機5側には、第3のバルブ16が設けられてい
る。また、この真空ポンプ5は、第4の配管17を介し
てマシンホッパー7にも接続されている。そして、第4
の配管のマシンホッパー7側には、第4のバルブ18が
設けられている。
【0036】真空ポンプ6は、真空乾燥機5にのみ接続
されるようにしてもよいが、第4の配管17を介してマ
シンホッパー7にも接続されるようにすることにより、
マシンホッパー7の内部を真空乾燥機5内と同じ真空度
に排気することができ、射出成形機本体2に供給される
樹脂ペレット3に水分やガス成分が再付着することを防
止することができる。
【0037】また、真空乾燥機5は、マシンホッパー7
の直上に配置され、第5のバルブ19を介して、このマ
シンホッパー7に接続されている。そして、真空乾燥機
5内で乾燥された樹脂ペレット3は、第5のバルブ19
が開かれることにより、自然落下によりマシンホッパー
7に投入されるようになされている。
【0038】以上のように構成される射出成形装置1に
より樹脂基板を成形する際は、まず、第1及び第2のバ
ルブ12,16を開け、吸引ブロワー13を駆動させ
る。これにより、樹脂コンテナ4に貯蔵されていた樹脂
ペレット3が、フィルター11を介して吸入される空気
とともに第1の配管9を通って真空乾燥機5に搬送され
る。真空乾燥機5に搬送された樹脂ペレット3は、定量
となるまで真空乾燥機5内に蓄積される。このとき、樹
脂ペレット3とともに真空乾燥機5内に吸入された空気
は、吸引ブロワー13に吸引され、第2の配管10を介
して外部に放出される。
【0039】真空乾燥機5内の樹脂ペレット3が定量と
なったら、第1及び第2のバルブ12,14を閉じると
ともに、第3及び第4のバルブ16,18を開け、真空
ポンプ6を駆動させる。そして、真空乾燥機4内及びマ
シンホッパー7内が所定の真空度に排気されたら、加熱
ヒーター20により、真空乾燥機5をまわりから加熱
し、真空乾燥機5内の樹脂ペレット3を乾燥させる。
【0040】樹脂ペレット3の乾燥が完了したら、第5
のバルブ19を開ける。これにより、真空乾燥機5内の
樹脂ペレット3は、自然落下によりマシンホッパー7に
投入される。
【0041】マシンホッパー7に投入された樹脂ペレッ
ト3は、マシンホッパー7内に蓄積される。このとき、
マシンホッパー7の内部は、真空ポンプ6により真空乾
燥機5の内部と同じ真空度に排気されているので、射出
成形機本体2に供給される樹脂ペレット3に水分やガス
成分が再付着することが防止される。
【0042】そして、マシンホッパー7内に蓄積された
樹脂ペレット3は、順次射出成形機本体2の図示しない
シリンダへと自然落下により供給される。
【0043】そして、この射出成形機本体12のシリン
ダへ供給された樹脂ペレット3は、加熱され溶融した状
態で金型のキャビティ内に注入される。そして、この金
型のキャビティ内に注入された樹脂原料が冷却され、固
化することにより、樹脂基板が形成される。
【0044】以上のように、この射出成形装置1は、樹
脂ペレット3を貯蔵する樹脂コンテナ4から射出成形機
本体2に樹脂ペレット3を搬送する搬送路の中途部に、
樹脂ペレット2を熱乾燥させる真空乾燥機5を設け、樹
脂ペレット3を射出成形機本体2に投入する前に乾燥さ
せるようにしているので、表面に凹凸のない樹脂基板を
成形することができる。
【0045】また、この射出成形装置1は、樹脂ペレッ
ト3を乾燥させる真空乾燥機5をマシンホッパー7の直
上に配置し、真空乾燥機5により乾燥された樹脂ペレッ
ト3を自然落下によりマシンホッパー7に投入するよう
にしているので、樹脂ペレット3を真空乾燥機からマシ
ンホッパー7に搬送する搬送手段が不要となり、樹脂ペ
レット3の搬送路の距離が短くなる。
【0046】したがって、この射出成形装置1は、樹脂
ペレット3の搬送中における異物の発生が抑制されると
ともに、省スペース化及び低コスト化を図ることができ
る。
【0047】さらに、この射出成形装置1は、真空乾燥
機5をマシンホッパー7上の空きスペースに配置するよ
うにしているので、さらに省スペース化が図られる。
【0048】
【発明の効果】本発明に係る射出成形装置は、樹脂ペレ
ットを乾燥させる乾燥手段を、樹脂ペレットを成形機に
供給する供給部の直上に配置するようにしているので、
乾燥した樹脂ペレットは自然落下により供給部に投入さ
れる。
【0049】したがって、この射出成形装置は、樹脂ペ
レットを乾燥手段から供給部に搬送する搬送手段が不要
であり、樹脂ペレットの搬送路の距離が短くなるので、
樹脂ペレットの搬送中における異物の発生が抑制される
とともに、省スペース化及び低コスト化が図られる。
【0050】また、この射出成形装置は、乾燥手段を供
給部上の空きスペースに配置するようにしているので、
さらに省スペース化を図ることができる。
【0051】さらに、この射出成形装置は、乾燥手段の
内部を所定の真空度に排気する真空装置を供給部にも接
続させ、供給部内を乾燥手段の内部と同じ真空度に排気
することにより、供給部から射出成形機本体に供給され
る樹脂ペレットに水分やガス成分が再付着し、成形され
る樹脂基板の表面に凹凸が形成される不都合を回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形装置の概略構成図であ
る。
【図2】従来の射出成形装置の概略構成図である。
【図3】異物が混入した磁気ディスクの要部平面図であ
る。
【符号の説明】
1 射出成形装置、2 射出成形機本体、3 樹脂ペレ
ット、4 樹脂コンテナ、5 真空乾燥機、6 真空ポ
ンプ、7 マシンホッパー、8 搬送手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機本体と、 上記射出成形機本体に投入される樹脂ペレットを貯蔵す
    る貯蔵部と、 上記貯蔵部から搬送された樹脂ペレットを乾燥させる乾
    燥手段と、 上記乾燥手段の内部を所定の真空度に排気する真空装置
    と、 上記乾燥手段により乾燥された樹脂ペレットを射出成形
    機本体に供給する供給部と、 樹脂ペレットを上記貯蔵部から上記乾燥手段へ搬送する
    搬送手段とを備え、 上記乾燥手段は、上記供給部の直上に配置されているこ
    とを特徴とする射出成形装置。
  2. 【請求項2】 上記真空装置は、上記供給部内を上記乾
    燥手段の内部と同じ真空度に排気することを特徴とする
    請求項1記載の射出成形装置。
JP8121097A 1997-03-31 1997-03-31 射出成形装置 Withdrawn JPH10272387A (ja)

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