JP2000296518A - 対象物乾燥装置 - Google Patents

対象物乾燥装置

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JP2000296518A
JP2000296518A JP11108520A JP10852099A JP2000296518A JP 2000296518 A JP2000296518 A JP 2000296518A JP 11108520 A JP11108520 A JP 11108520A JP 10852099 A JP10852099 A JP 10852099A JP 2000296518 A JP2000296518 A JP 2000296518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象物を均一に乾燥させることができるとと
もに、対象物の乾燥時間を短縮することができる対象物
乾燥装置を提供すること。 【解決手段】 対象物Wを収容して供給するための対象
物供給部11と、前記対象物供給部11と接続されてい
る配管23と、前記配管23に空気を送り込み前記配管
23内に供給された前記対象物Wを移動させるための送
風部21と、を備えた対象物搬送部20と、前記配管2
3に接続されており、前記対象物搬送部20により送ら
れた前記対象物Wを収容するためのホッパー40と、前
記対象物Wを前記ホッパー40内で流動させながら加熱
するため、前記ホッパー40に送り込む加熱された空気
を発生させるための熱風発生部30と、前記ホッパー4
0と接続されており、前記ホッパー40から送られてく
る前記対象物Wを保温するための対象物保温部60とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物乾燥装置の
改良、特に、対象物を加熱して乾燥させる対象物乾燥装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、音楽情報や映像情報が記録された
光ディスクが普及している。また、コンピュータにおけ
る情報記録媒体としても、データの書換可能な光磁気デ
ィスクや光ディスクもしくはハードディスク等に代表さ
れる磁気ディスクが使用されている。ところで、このデ
ィスク基板においてその品質には高度なものが要求され
る。従ってディスク基板のそり、ディスク基板表面の突
起もしくは穴等は、記録再生信号の欠陥の原因となるた
め、これらの欠陥が生じないようにディスク基板を製造
する必要がある。
【0003】特に、磁気ディスクの場合、図5に示すよ
うに、情報の記録再生を行う磁気ヘッドが、ディスク基
板の表面から数十nm浮上して記録再生を行っている。
従って、ディスク基板の表面上に1μm程度の異物が付
着し、もしくは成形段階で突起物が形成された場合であ
っても、磁気ディスクとディスク基板が衝突してしま
い、情報の記録再生に支障をきたしてしまう。ところ
で、磁気ディスクや光ディスク等のディスク基板はたと
えば樹脂を射出成形することによって形成されている。
また、ディスク基板に使用される樹脂は、ガスや水分を
十分取り除いたものを使用して、水分等が気化してディ
スク基板表面における穴や凹部の発生を防止する必要が
ある。
【0004】図6は従来の対象物乾燥装置の一例の構成
図を示しており、図6を参照して従来の対象物乾燥装置
1について説明する。なお、この対象物乾燥装置1はた
とえばディスク成形装置の一部として使用されているも
のである。図6の対象物乾燥装置1は、コンテナ2、ペ
レット搬送部3、対象物乾燥部4等を有している。コン
テナ2は、成形品であるディスク基板DSの原料となる
樹脂を所定の形状に加工した樹脂ペレットWを収容する
ものであって、ペレット搬送部3を介して対象物乾燥部
4と接続されている。
【0005】第1ペレット搬送部3はフィルタ3b、配
管3c、バルブ3d等を有している。配管3cはコンテ
ナ2と対象物乾燥部4を接続するものであって、配管3
c内を樹脂ペレットWが移動する。配管3cにはフィル
タ3bが配置されており、フィルタ3bは配管3c内に
送られる空気のダスト(チリ)を除去するものである。
また、配管3cにはバルブ3dが配置されていて、バル
ブ3dは対象物乾燥部4への樹脂ペレットWの供給を制
御するとともに、対象物乾燥部4が真空引きされると
き、対象物乾燥部4内を密閉する機能を有している。
【0006】図7は対象物乾燥部4の構成を示す図であ
り、図6と図7を参照して対象物乾燥部4について説明
する。図6の対象物乾燥部4は、ペレット収容部4a、
加熱ヒータ4b、真空ポンプ4c、吸引ブロワ4d等を
有している。ペレット収容部4aは、コンテナ2から送
られた樹脂ペレットWを収容するものである。加熱ヒー
タ4bは、ペレット収容部4aの外周面側に配置されて
いて、収容された樹脂ペレットWを加熱する機能を有し
ている。また、図7のペレット収容部4a及び加熱ヒー
タ4bの外側には断熱材4gが設けられており、加熱ヒ
ータ4bから発生された熱量を外部に漏らさないように
している。
【0007】図6のペレット収容部4aはバルブ4eを
介して真空ポンプ4cと接続されており、真空ポンプ4
cが作動するとペレット収容部4aが真空引きされて所
定の気圧になる。また、ペレット収容部4aはバルブ4
fを介して吸引ブロワ4dと接続されており、吸引ブロ
ワ4dは配管3c内の空気を吸引することにより、配管
3c内に配置されている樹脂ペレットWをペレット収容
部4a内に供給する機能を有している。
【0008】対象物乾燥装置1における対象物乾燥部4
は、第2ペレット搬送部5を介してディスク成形部7と
接続されており、真空乾燥された樹脂ペレットWは、第
2ペレット搬送部5によりマシンホッパー6に送られ、
マシンホッパー6から順次ディスク成形部7に送られ
る。なお、第2ペレット搬送部5はフィルタ5b、配管
5c、バルブ5d等を有していて、樹脂ペレットWは配
管5c内を吸引ブロワ6bの吸引による負圧で移動する
ことで、対象物保温部4からマシンホッパー6に送られ
る。
【0009】次に、図6と図7を参照して対象物乾燥装
置1の動作例について説明する。まず、図6のコンテナ
2に樹脂ペレットWが収容されていて、各バルブ3d、
4f、4e、5dが閉じた状態にある。そして、バルブ
3d、4fが開くとともに吸引ブロワ4dが作動する。
すると、樹脂ペレットWが配管3c内を通って対象物保
温部4に供給される。そして、対象物保温部4のペレッ
ト収容部4aに所定量の樹脂ペレットWが収容されたと
き、バルブ3d、4fが閉められる。その後、バルブ4
eが開かれるとともに真空ポンプ4cが作動して、ペレ
ット収容部4a内の真空引きが行われる。なお、加熱ヒ
ータ4bは常に設定温度で稼働している。この状態で、
対象物保温部4が樹脂ペレットWを真空乾燥することに
より、樹脂ペレットWが乾燥される。
【0010】その後、真空ポンプ4cが停止してバルブ
4eが閉じるとともに、バルブ5d、6aが開かれる。
すると、樹脂ペレット5は第2ペレット搬送部5により
ホッパー6に供給される。ホッパー6に供給された樹脂
ペレットWは順次ディスク成形部7内に供給され、ディ
スク成形部は樹脂ペレットWを用いて成形品であるディ
スク基板DSを作製する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す対
象物乾燥部4を用いて樹脂ペレットWの加熱を用いる
と、収容されている樹脂ペレットW全体を一定温度まで
加熱するのに長時間掛かってしまうという問題がある。
図8におけるペレット収容部4a内の各部位a〜eにお
ける温度変化を測定すると、図9に示すように、各部位
a〜eにある樹脂ペレットWによって温度差が生じてい
る。具体的には、図8において、加熱ヒータ4bの周辺
の部位a、bの樹脂ペレットWはたとえば7時間加熱さ
れると約100℃に達するのに対して、ペレット収容部
4aの中心部付近の部位eにおいては、7時間加熱を行
っても、85℃にしかならない。
【0012】従って、ペレット収容部4a内の樹脂ペレ
ットWの中には十分乾燥されないものが存在する場合が
ある。この十分乾燥されていない樹脂ペレットWが、デ
ィスク成形部7に供給され射出成形されると、射出成形
時に樹脂ペレットWに残っているガスや水分が気化し
て、ディスク基板表面に気泡が生じる場合がある。その
気泡がディスク基板として成形した際に凹部欠陥が形成
される原因となり、ディスク基板の品質を低下させてし
まうという問題がある。
【0013】上述した乾燥不良を防止するため、図10
に示すような対象物乾燥部が提案されている。図10
(A)の対象物乾燥部8は、ペレット収容部8a、加熱
ヒータ8b、回転機構8c、真空ポンプ8eを有してお
り、対象物乾燥部8全体が矢印A方向に揺動することが
できる。回転機構8c、8cは、ペレット収容部8aの
両端側にそれぞれ配置されており、ペレット収容部8a
を矢印R1方向に回転可能に保持している。また、ペレ
ット収容部8aには図示しない回転駆動部が接続されて
いて、回転駆動部が作動するとペレット収容部8aが回
転する。また、図10(B)に示すように、ペレット収
容部8a内には羽根8dが形成されており、ペレット収
容部8aが回転すると、羽根8dが樹脂ペレットWを撹
拌して樹脂ペレットWが均一に加熱されることとなる。
【0014】しかし、ペレット収容部8aが回転してい
る際に、回転機構8cと樹脂ペレットWが擦れることに
よりダストが発生する場合があり、このダストはディス
ク基板として成形した際に凹部欠陥の原因となり、ディ
スク基板の品質が低下してしまうという問題がある。ま
た、ペレット収容部8a内を真空にする際、回転機構8
cから空気が入り込んでしまい、ペレット収容部8aの
真空度は低いものとなってしまう。従って、樹脂ペレッ
トWを所定の温度にするまで、時間が掛かってしまうと
いう問題がある。
【0015】そこで本発明は上記課題を解消し、対象物
を均一に乾燥させることができるとともに、対象物の乾
燥時間を短縮することができる対象物乾燥装置を提供す
ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、対象物を収容して供給するための対象物
供給部と、前記対象物と配管を介して接続されており、
前記対象物供給部から供給された前記対象物を収容する
ためのホッパーと、前記対象物を前記ホッパー内で流動
させながら加熱するため、前記ホッパーに送り込む加熱
された空気を発生させるための熱風発生部と、前記ホッ
パーと接続されており、前記ホッパーから送られてくる
前記対象物を保温するための対象物保温部とを有する対
象物乾燥装置により、達成される。
【0017】請求項1の構成によれば、対象物供給部か
ら送られた対象物は、ホッパー内で加熱された空気によ
って加熱される。このとき、対象物は加熱された空気の
空気圧によりホッパー内を流動しながら加熱される。こ
れにより、ホッパー内の対象物は流動することにより均
一に加熱され、温度ムラの発生を防止して確実に対象物
全体を加熱することとなる。
【0018】上記目的は、請求項2の発明によれば、対
象物を収容して供給するための対象物供給部と、前記対
象物供給部と接続されており、略垂直方向に向かって配
置されて、供給された前記対象物を収容して乾燥処理す
るための複数のホッパーと、複数の前記ホッパーに収容
される前記対象物の量を制御するため、複数の前記ホッ
パーの間に設けらた複数のバルブとを有する対象物乾燥
部と、前記対象物乾燥部の上下にそれぞれ配置されてい
る真空バルブを有しており、複数の前記ホッパー内を真
空引きするための真空発生部とを有する対象物乾燥装置
により、達成される。
【0019】請求項2の構成によれば、対象物を乾燥さ
せるための対象物乾燥部は、鉛直方向に向かって形成さ
れている複数のホッパーを有しており、各ホッパーに対
象物が収容された状態で真空乾燥が行われる。従って、
対象物を複数のホッパーに分けた状態で乾燥処理される
ため、各ホッパーに収容する対象物の量が少なくて済む
ようになる。また、対象物がホッパー間を移動する際
に、自由落下により移動することになるため、対象物を
搬送するシステムが不要となるとともに、移動する際対
象物が撹拌されることとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0021】図1は本発明の対象物乾燥装置の好ましい
実施の形態を示す構成図であり、図1を参照して対象物
乾燥装置10について説明する。図1の対象物乾燥装置
10は、たとえばディスク基板を製造するためのディス
ク成形部70と接続されているものであって、対象物供
給部であるコンテナ11、対象物搬送部20、熱風発生
部30、ホッパー40、対象物保温部60等を有してい
る。コンテナ11にはたとえばディスク基板の材料とな
る樹脂を所定の形状にした樹脂ペレット(対象物)Wが
収容されていて、配管23と接続されている。
【0022】対象物搬送部20は、フィルタ22、配管
23等を有している。フィルタ22は配管23に設けら
れており、配管23内に取り込まれる空気のダストを除
去するものである。配管23はコンテナ11とホッパー
40とを接続するものであって、樹脂ペレットWは配管
23を通ってホッパー40に移動する。さらに、配管2
3にはバルブ24が設けられており、バルブ24の開閉
により配管23内に取り込まれる空気の量が制御され
て、コンテナ11から供給される樹脂ペレットWの量が
制御される。
【0023】熱風発生部30はフィルタ32、空気加熱
部33、配管34等を有している。フィルタ32は、配
管34に設けられていて、配管34内に取り込まれる空
気のダストを除去するものである。配管34には空気加
熱部33が設けられており、空気加熱部33は配管34
内に取り込まれた空気を所定の温度に加熱する機能を有
している。また、配管34にはバルブ35が設けられて
おり、バルブ35の開閉により取り込まれる空気の量が
制御される。配管34は加熱された空気がホッパー40
内に供給されるようにするため、配管23と接続されて
いる。
【0024】ホッパー40は、コンテナ11から送られ
た樹脂ペレットWを収容するものであって、配管23か
ら樹脂ペレットW及び加熱された空気が供給される。配
管23はたとえばホッパー40の下部と接続されてお
り、ホッパー40の下側から樹脂ペレットW及び加熱さ
れた空気が送り込まれるようになっている。従って、樹
脂ペレットWが下側から上側へと流動しながら加熱され
た空気により加熱されることとなり、樹脂ペレットWを
均一に加熱することができる。
【0025】また、ホッパー40は吸引ブロワ41と接
続されている。吸引ブロワ41は配管23内の空気を吸
引することにより、配管23内の樹脂ペレットWをホッ
パー40内に導くとともに、熱風発生部30から送り込
まれる空気(加熱された空気)をホッパー40内から排
出するものである。さらに、吸引ブロワ41は、ホッパ
ー40内で加熱された空気が流動したとき、舞い上がっ
た樹脂ペレットW内に含まれるダストを空気とともに吸
引ブロワ41に吸引することになる。これにより、収容
された樹脂ペレットWに含まれるダストを除去すること
ができ、ダストによるディスク基板(成形品)の不良を
防止することができる。
【0026】ホッパー40の下側には配管51及びバル
ブ52を介して対象物保温部60が配置されている。図
2は対象物保温部60の周辺部位を示す断面図であり、
図2を参照してバルブ52について説明する。図2
(A)のバルブ52は弁体52a、アーム52bからな
っていて、弁体52aはアーム52bによって保持され
ている。弁体52aはたとえば金属からなっていて、ペ
レット収容部61の開口部61aをふさぐように位置決
めされている。弁体52aは駆動部53により矢印R1
0方向及び矢印Z方向に移動可能に設けられている。そ
して、バルブ52を開くときには、図2(B)に示すよ
うに弁体52aが矢印Z1方向に移動した後、図2
(C)に示すように矢印R10方向に回転すると、穴6
1が開いた状態になる。従って、弁体52aは対象物保
温部60に接触せずにバルブ52の開閉を行うことにな
る。
【0027】また、図2(A)において、開口部61a
付近にはガス発生部54が設けられていて、ガス発生部
54は弁体52aの表面に対してたとえば窒素ガス等を
噴射する。すなわち、弁体52aに樹脂ペレットWが付
着した状態でバルブ52を閉めてしまうと、弁体52a
の表面に圧痕がついてしまい、ペレット収容部61の真
空度があがらなくなってしまう。従って、弁体52a表
面に樹脂ペレットWが付着することを防止することによ
り、ペレット収容部61の真空度の低下を防止すること
ができる。
【0028】次に、図1と図2を参照して対象物保温部
60について説明する。図1の対象物保温部60は、ペ
レット収容部61、加熱部62等を有していて、ホッパ
ー40の下側に配置されている。ペレット収容部61の
外周面側には加熱部62が配置されており、加熱部62
はたとえば加熱ヒータからなっていて、ペレット収容部
61を所定の温度に加熱して、収容されている樹脂ペレ
ットWを所定の温度に保つものである。また、ペレット
収容部61は真空ポンプ63と接続されており、真空ポ
ンプ63が作動すると対象物保温部60内が所定の気圧
まで真空引きされる。また、図2(B)のペレット収容
部61の上部には開口部61aが形成されており、開口
部61aの周辺にはたとえばゴムからなる弁座61bが
設けられている。そしてこの弁座61bと弁体52aに
よりペレット収容部61内が密封されることとなる。
【0029】図1の対象物保温部60には対象物搬送部
80が接続されており、対象物搬送部80は、対象物保
温部60内の樹脂ペレットWをマシンホッパー71に送
るものである。また、マシンホッパー71は熱風発生部
90と接続されている。これにより、樹脂ペレットWが
対象物保温部60からマシンホッパー71に送られる
際、樹脂ペレットWの温度が変化しても調整できるた
め、適切な温度管理をおこなうことができる。なお、対
象物搬送部80及び熱風発生部90は、対象物搬送部2
0及び熱風発生部30とほぼ同一の構造を有しているた
め、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0030】図1及び図2を参照して対象物乾燥装置1
0の動作例について説明する。まず、予め図1のコンテ
ナ11に樹脂ペレットWが収容されていて、バルブ2
4、35は閉じた状態にしている。そして、バルブ24
が開かれ吸引ブロワ41が作動する。すると、コンテナ
11内に収容されている樹脂ペレットWが吸引による負
圧により配管23を通ってホッパー30内に搬送され
る。その後、樹脂ペレットWが所定量ホッパー40に搬
送されると、バルブ24が閉じられ樹脂ペレットWの供
給が終了する。
【0031】次に、熱風発生部30が作動してホッパー
40内に加熱された空気が送り込まれる。具体的には、
まず、バルブ35が開かれ空気加熱部33が作動する。
そして吸引ブロワ41により加熱された空気がホッパー
40内に導かれて、ホッパー40の下側から送られる。
すると、樹脂ペレットWは加熱された空気によりホッパ
ー40内を流動して所定の温度に加熱され、樹脂ペレッ
トWに含まれている水分及びガスが除去される。このと
き、樹脂ペレットWはホッパー40内を流動しながら加
熱されるため、収容されている樹脂ペレットW全体が均
一に加熱されることになる。
【0032】また、樹脂ペレットWが配管23内を移動
しているとき、配管23と樹脂ペレットWが衝突するこ
とにより樹脂の細かい微粉が発生する。このとき、樹脂
ペレットWが流動することで微粉が舞い上がり、空気と
ともに吸引ブロワ41によって吸引される。この微粉
は、たとえばディスク基板等の成形品の品質、すなわ
ち、樹脂の溶融ムラによるやけ等の発生に大きく影響す
るものであり、この微粉を除去することで成形品の品質
の向上を図ることができる。
【0033】ホッパー40内で所定の時間だけ加熱が行
われて、樹脂ペレットWの温度が規定温度になると、空
気加熱部33及び吸引ブロワ41の作動が停止するとと
もに、バルブ35が閉じられる。その後、バルブ52が
開かれ、樹脂ペレットWがホッパー40から対象物保温
部60へと自然落下により送られる。そして、バルブ5
2が閉められて加熱部61及び真空ポンプ62が作動
し、樹脂ペレットWが所定の温度に保たれる。このと
き、対象物保温部60は樹脂ペレットWを所定の温度ま
で加熱するものではなく、ホッパー40で加熱された樹
脂ペレットWの温度を保つための保温機能としての機能
を発揮する。その後、バルブ64が開かれて、対象物搬
送部80により樹脂ペレットWが対象物搬送部80によ
りマシンホッパー71に送られ、自然落下によりディス
ク成形部70に供給される。
【0034】図1の対象物乾燥装置10によれば、樹脂
ペレットWはホッパー40内において加熱された空気に
より流動しながら加熱されるため、樹脂ペレットWが均
一に加熱されることになる。すなわち、対象物保温部6
0は加熱された樹脂ペレットWを保温する機能のみを発
揮し、所定の温度まで加熱することはホッパー40内で
行われる。従って、すべての樹脂ペレットWが所定の温
度に到達するまでの時間を短縮することができる。ま
た、樹脂ペレットWは流動しながら加熱されるため、微
粉がホッパー40内に舞い上がり吸引ブロワ41によっ
て空気とともに吸引されるため、微粉による成形品であ
るディスク基板の品質劣化を防止することができる。
【0035】図3は本発明の対象物乾燥装置の別の実施
の形態を示す構成図であり、図3を参照して対象物乾燥
装置100について説明する。図3の対象物乾燥装置1
00は、対象物供給部であるコンテナ111、ホッパー
40、対象物乾燥部120、吸引ブロワ200等を有し
ていて、コンテナ111には樹脂ペレットWが収容され
ている。また、コンテナ111には、図示しない対象物
搬送部20及び熱風発生部30を介してホッパー40と
接続されており、ホッパー40は吸引ブロワ200と接
続されている。吸引ブロワ200はコンテナ111に接
続されている配管内の空気を吸引することにより、コン
テナ111に収容されている樹脂ペレットWをホッパー
40内に供給するとともに、熱風発生部30から送られ
る加熱空気を排出する機能を有している。そして、ホッ
パー40の鉛直下側(矢印Z方向)には、バルブ121
を介して対象物乾燥部120が配置されている。
【0036】図3の対象物乾燥部120は、複数のホッ
パー及びバルブを有しており、図3にはたとえば4つの
ホッパー130、140、150、160及び3つのバ
ルブ131、141、151等を有している。4つのホ
ッパー130、140、150、160は、それぞれ加
熱部180及び真空ポンプ190と接続されている。加
熱部180はホッパー130、140、150、160
を所定の温度まで加熱するものである。また、真空ポン
プ190は、各ホッパー130、140、150、16
0内を真空引きして、樹脂ペレットWを効率的に加熱す
るものである。各ホッパー130、140、150、1
60の間にはそれぞれバルブ131、141、151が
設けられていて、バルブ131、141、151の開閉
によりそれぞれ各ホッパー140、150、160に収
容される樹脂ペレットWの量を制御する。
【0037】ホッパー130の上側及びホッパー160
の下側には真空バルブ181、182がそれぞれ配置さ
れている。真空バルブ181、182は、各ホッパー1
30、140、150、160内を密閉するものであ
る。真空バルブ181の上側には対象物乾燥部120に
供給する樹脂ペレットWの量を制御するためのバルブ1
21が配置されている。真空バルブ181の上にバルブ
121を設けることで、真空バルブ181に樹脂ペレッ
トWが付着しないようにしている。
【0038】図4はホッパー130の周辺部位を示す図
であり、図4を参照してバルブ131について説明す
る。なお、4つのバルブ121、131、141、15
1はほぼ同一の構造を有している。図4(A)、(B)
のバルブ131はいわゆるバタフライバルブと呼ばれる
ものであって、弁体131aが軸131bを中心に矢印
R20方向に回転する機構を有している。弁体131a
とホッパー131の間には隙間dが形成されており、こ
の隙間dを介して真空発生部190からホッパー131
内の真空引きが行われる。これにより、各ホッパー13
0、140、150、160の気圧がそれぞれ同一のも
のとなり、各ホッパー130、140、150、160
における樹脂ペレットWの乾燥度が同一となる。
【0039】図3と図4を参照して対象物乾燥装置10
0の動作例について説明する。まず、図3の吸引ブロワ
200が作動して、コンテナ111から樹脂ペレットW
がホッパー40に供給され、熱風発生部30から送られ
る加熱空気で所定温度まで加熱される。このとき、バル
ブ121、131、141、151のすべてが閉じられ
ている。加熱終了後、バルブ121及び真空バルブ18
1が開き、ホッパー130に樹脂ペレットWが自由落下
により供給される。そして、バルブ121、181が閉
じ、真空発生部190が作動して対象物加熱部120内
の真空引きを行う。真空引きを行うとき、各バルブ13
1、141、151と各ホッパー130、140、15
0の間には隙間dが設けられているため、各ホッパーの
真空度はほぼ同一に設定されることになる。
【0040】所定時間経過後、対象物加熱部120の真
空状態を解除するため、真空発生部190が停止し、バ
ルブ131が開き、ホッパー130内の樹脂ペレットW
が自由落下によりホッパー140に供給される。その
後、バルブ131が閉まり新たな樹脂ペレットWを加熱
するために、吸引ブロワ200が作動しコンテナ111
から樹脂ペレットがホッパー40内に供給され所定温度
まで加熱される。
【0041】その後、バルブ121、181が開いて、
空になっているホッパー130に樹脂ペレットWが供給
される。そして、バルブ121、181が閉まり、対象
物乾燥部120内の真空引きを行う。この工程を順次繰
り替えることで、ホッパー間を樹脂ペレットWが乾燥さ
れながら段落とし的に進み、常に同じ品質で乾燥された
樹脂ペレットWのみがディスク成形部70に送られる。
【0042】図3及び図4の対象物乾燥装置100によ
れば、対象物乾燥部120を複数のホッパー130、1
40、150、160から構成するようにしているた
め、各ホッパー130、140、150、160の大き
さを小さくすることができる。従って、ホッパー内外の
温度管理が容易になり、正確に樹脂ペレットWを所定の
温度まで加熱することができる。また、樹脂ペレットW
は、各ホッパー130、140、150、160を自由
落下により移動する際、撹拌されることになるので、樹
脂ペレットW全体が均一に加熱されることになる。ま
た、樹脂ペレットWは各ホッパー130、140、15
0、160に対して自由落下により供給されるため、コ
ンテナ111から各ホッパー130、140、150、
160間に樹脂ペレットWを搬送するシステムが不要と
なり、装置の簡略化を図ることができる。
【0043】なお、本発明の実施の形態は、上記実施の
形態に限定されない。たとえば、図1乃至図4におい
て、対象物を樹脂ペレットWの場合について言及してい
るが、たとえば石灰、薬品、各種金属粉末等における乾
燥装置として用いても良い。また、図1乃至図4におい
て、政権品としてディスク基板を製造する場合について
説明しているが、射出成形や金型により作製されるプラ
スチック製品を製造する際に、この対象物乾燥装置1
0、100を用いてもかまわない。さらに、図3におい
て対象物乾燥部120のホッパーはたとえば4つ設けら
れているが、少なくとも2つ以上設けられていればよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対象物を均一に乾燥させることができるとともに、対象
物の乾燥時間を短縮することができる対象物乾燥装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象物乾燥装置の好ましい実施の形態
を示す構成図。
【図2】本発明の対象物乾燥装置における対象物乾燥部
の周辺部位を示す図。
【図3】本発明の対象物乾燥装置の別の実施の形態を示
す構成図。
【図4】本発明の対象物乾燥装置におけるホッパーの周
辺部位を示す図。
【図5】一般的な磁気ディスク装置における記録再生時
の磁気ヘッドとディスク基板の様子を示す図。
【図6】従来の対象物乾燥装置の一例を示す図。
【図7】従来の対象物乾燥装置における対象物保温部を
示す図。
【図8】従来の対象物乾燥装置における対象物保温部の
加熱ヒータ周辺を示す図。
【図9】図8における対象物保温部内の各部位における
温度変化を示すグラフ図。
【図10】従来の対象物乾燥装置における対象物保温部
の別の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
10、100・・・対象物乾燥装置、11・・・コンテ
ナ(対象物供給部)20・・・対象物搬送部、21・・
・送風部、23・・・配管、30・・・対象物加熱部、
30a・・・熱風発生部、40・・・ホッパー、50・
・・バルブ、60・・・対象物保温部、W・・・樹脂ペ
レット(対象物)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を収容して供給するための対象物
    供給部と、 前記対象物と配管を介して接続されており、前記対象物
    供給部から供給された前記対象物を収容するためのホッ
    パーと、 前記対象物を前記ホッパー内で流動させながら加熱する
    ため、前記ホッパーに送り込む加熱された空気を発生さ
    せるための熱風発生部と、 前記ホッパーと接続されており、前記ホッパーから送ら
    れてくる前記対象物を保温するための対象物保温部とを
    有することを特徴とする対象物乾燥装置。
  2. 【請求項2】 対象物を収容して供給するための対象物
    供給部と、 前記対象物供給部と接続されており、略垂直方向に向か
    って配置されて、供給された前記対象物を収容して乾燥
    処理するための複数のホッパーと、複数の前記ホッパー
    に収容される前記対象物の量を制御するため、複数の前
    記ホッパーの間に設けらた複数のバルブとを有する対象
    物乾燥部と、 前記対象物乾燥部の上下にそれぞれ配置されている真空
    バルブを有しており、複数の前記ホッパー内を真空引き
    するための真空発生部とを有することを特徴とする対象
    物乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記バルブは、複数の前記ホッパー内の
    気圧をほぼ同一にするため、隙間が設けられている請求
    項2に記載の対象物乾燥装置。
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