JPH10264284A - 防眩材料及びそれを使用した偏光フィルム - Google Patents
防眩材料及びそれを使用した偏光フィルムInfo
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Abstract
を有し、ギラツキ等のない鮮明で高精細な画像表示に好
適な防眩材料及びそれを使用した偏光フイルムを提供す
る。 【解決手段】 防眩材料は、透明基体の片面又は両面に
粗面化層を設けたものであって、粗面化層が、エポキシ
系化合物および光カチオン重合開始剤を含む紫外線硬化
型樹脂および架橋アクリル樹脂ビーズより形成される。
また、偏光フィルムは、偏光基体の一面に、エポキシ系
化合物および光カチオン重合開始剤を含む紫外線硬化型
樹脂と、架橋アクリル樹脂ビーズとから形成された粗面
化層を透明基体の片面に設けた第1の保護材を積層し、
他面に第2の保護材を積層して構成される。上記架橋ア
クリル樹脂ビーズは、粒子径0.5〜6.0μmの粒子
が60重量%以上、粒子径6.0μmより大きい粒子が
20重量%未満のものであり、透明基体および第1の保
護材のHAZE値は3〜30の範囲にある。
Description
ystal Display)およびCRT(Cathode-Ray Tube)等の画
像表示体等に好適に用いられ、特に、画像部の防眩、耐
薬品性、耐磨耗性、更に、指紋等による耐汚染性に優れ
た防眩材料及びそれを使用した偏光フィルムに関するも
のである。
示装置(以下、「ディスプレイ」という。)は、テレビ
ジョン画面およびコンピューター端末画面を始めとし
て、様々な分野で繁用されており、目覚ましい発展を遂
げている。これらディスプレイの開発は、当初において
はカラー化が開発のキーワードであったが、最近ではハ
イビジョン化がキーワードの一つになり、画像の高精細
化、高画質化、更には、低消費電力化等に向かって努力
が傾注されている。マン−マシンインターフェイスの重
要な役割を担うこれらのディスプレイは、今後マルチメ
ディア時代の到来と共に一層の普及が予想され、特に、
携帯電話、PHS、その他の各種携帯端末用としての普
及が著しく拡大するものと予測される。
つコンパクトであり、また汎用性等を有するLCDが市
場を独占すると考えられている。これらの携帯端末は、
屋外で使用されるケースが多いことから、屋外で良好な
画像表示を実現するため、ディスプレイに入射した太陽
光等の外部光の反射を極力抑える必要がある。最近、こ
の分野からの追い風もあって、ディスプレイへの太陽光
や蛍光灯等の外部光の映り込みを防止すること、即ち、
ディスプレイ画面の防眩に対する要求が強くなってき
た。
に直接指等を触れて操作するものが市販されるようにな
ったことから、ディスプレイ表面には、耐磨耗性及び耐
薬品性を有すると共に、指触等による汚染防止への要求
も高まってきた。
実現するために、磨きガラスのように、光を散乱または
拡散させて像をぼかす手法が一般的に行われている。通
常、光を散乱または拡散させるためには、光の入射する
基体面を粗面化させることが基本となっており、粗面化
処理としては、サンドブラスト法やエンボス法等により
基体表面を直接粗面化する方法、基体表面にフィラーを
含有させた塗工層を設ける方法、および基体表面に海島
構造による多孔質膜を形成する方法等が採用されてい
る。
が向上するに伴い、粗面の凹凸の高さや間隔にも緻密化
が要求されるようになってきた。画像の高精細化は、主
に画像ドットの高密度化により達成されるが、上記凹凸
の間隔が画像ドットのピッチより小さい場合には問題は
生じないが、大きい場合には干渉によるギラツキが発生
するという問題がある。防眩性が良好であり、ギラツキ
のない鮮明な画像を得るためには、上記凹凸の高さ及び
間隔を小さくすると共に、バラツキがないようにコント
ロールしなければならない。
工層を設ける方法は、フィラーの粒径により粗面の凹凸
の大きさを比較的容易にコントロールできること、及び
製造が容易であること等の利点があることから、好適に
用いられている。塗工剤に使用する樹脂としては、透過
性、耐熱性、耐磨耗性、耐薬品性等の諸性質に優れてた
ものが望ましいが、基体として耐熱性に乏しい高透明な
プラスチックフィルムを用いる場合が多いため、紫外線
硬化型樹脂が好んで使用されている。その例として、紫
外線硬化型樹脂及びシリカ顔料を用いる方法が、特開平
1−105738号公報および特開平5−162261
号公報等に提案されている。
る紫外線硬化型樹脂とシリカ顔料からなる粗面化層にお
いて、シリカ顔料の分散性は必ずしも十分とはいえない
上に、紫外線硬化を行うまでの塗工層は、低粘度の液状
態を呈しているため、塗布液を基体に塗布してから紫外
線を照射するまでの間に、塗工層中のフィラーがお互い
にくっつき、凝集(オレンジピール)するという問題を
有していた。特に、塗工層表面に凹凸を緻密化させる目
的でフィラーの含有量を増加させたり、フィラーを塗工
層面から突出させる目的で溶剤等を用いて希釈する場合
には、この現象が特に顕著であった。
が高いシリカ顔料を使用していることから、粗面化層は
指紋等の油分を吸収しやすいために、汚れやすいという
欠点を有していた。更に、この汚れはアルコール等の溶
媒を染み込ませた布で拭いても取れにくい上に、拭き取
った部分に布の繊維が付着したり、顔料が削れたりし
て、白くなるため、ディスプレイ用途では画像のコント
ラストが低下するという問題も有していた。
に鑑みてなれたものである。すなわち、本発明の目的
は、ディスプレイへの太陽光及び蛍光灯等の外部光の映
り込みを防止することにより、優れた防眩特性を発揮
し、かつ、ギラツキ等のない鮮明な画像及び高精細画像
を得ることができ、更に優れた耐磨耗性、耐薬品性、耐
汚染性を示す、ディスプレイ、特に、フルカラー液晶デ
ィスプレイに好適な防眩材料を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、上記防眩材料を使用した良好
な防眩性を有する偏光フィルムを提供することにある。
明基体の片面又は両面に粗面化層を設けた防眩材料にお
いて、HAZE値(JIS K7105)が3〜30の
範囲にあり、前記粗面化層が、少なくともエポキシ系化
合物および光カチオン重合開始剤を含む紫外線硬化型樹
脂と架橋アクリル樹脂ビーズとから形成されてなり、前
記架橋アクリル樹脂ビーズが、粒子径0.5〜6.0μ
mの範囲の粒子が60重量%以上、粒子径6.0μmよ
り大きい粒子が20重量%未満の粒度分布を有すること
を特徴とする。
の一面に、少なくともエポキシ系化合物および光カチオ
ン重合開始剤を含む紫外線硬化型樹脂と、架橋アクリル
樹脂ビーズとから形成された粗面化層を片面に設けた第
1の保護材を、その非粗面化面が偏光基体に接するよう
に積層し、偏光基体の他面に第2の保護材を積層してな
り、前記架橋アクリル樹脂ビーズが、粒子径0.5〜
6.0μmの範囲の粒子が60重量%以上、粒子径6.
0μmより大きい粒子が20重量%未満の粒度分布を有
し、かつ第1の保護材のHAZE値(JIS K710
5)が3〜30の範囲にあることを特徴とする。
ィルムにおいては、透明基体及び第2の保護材は、いず
れも透明フィルムであることが好ましい。
て詳細に説明する。先ず、本発明の防眩材料において、
透明基材としては、従来公知の透明なフィルム、ガラス
等を使用することができる。その具体例としては、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、トリアセチルセル
ロース、ポリアリレート、ポリイミド、ポリエーテル、
ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホ
ン、セロファン、芳香族ポリアミド、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリビニルアルコール等の各種樹脂フィ
ルム及び石英ガラス、ソーダガラス等のガラス基材等が
好適に使用される。
ど好適であるが、光線透過率(JIS C−6714)
としては80%以上のもの、好ましくは90%以上のも
のが採用される。また、その透明基体を小型軽量の液晶
ディスプレイに用いる場合には、透明基体はフィルムで
あることがより好ましい。透明基体の厚さは、軽量化の
観点から薄い方が望ましいが、その生産性を考慮する
と、1μm〜5mmの範囲のものが好ましい。
理、コロナ処理、プラズマ処理、フッ素処理、スパッタ
処理等の表面処理、または、シランカップリング剤の塗
布またはSi蒸着等の表面改質処理を施すことが好まし
く、それにより、透明基体と粗面化層との密着性を向上
させることができる。
化型樹脂および架橋アクリル樹脂ビーズについて説明す
る。本発明において、紫外線硬化型樹脂は、主剤として
エポキシ系化合物、および、重合開始剤として光カチオ
ン重合開始剤を必須構成要素として含むが、粘度、架橋
密度、耐熱性、耐薬品性等、塗布液及び塗工膜の特性を
コントロールするためには、アクリル系化合物を混合す
ることが好ましい。本発明における紫外線硬化型樹脂を
粗面化層に使用した場合の利点を、従来のラジカル反応
型紫外線硬化型樹脂と比較すると次のようになる。 酸素阻害が少ない。 硬化収縮が非常に少ない。 透明基体への密着性に優れている。 架橋アクリル樹脂ビーズの分散性に優れている。 硬化しやすく、生産性に優れている。
あるエポキシ系化合物としては、テトラメチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグ
リシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジ
ルエーテル、ビスフェノールAジグリシジルエーテル等
のグリシジルエーテル、2−ヒドロキシ−3−フェノキ
シプロピルアクリレート、ビスフェノールA−ジエポキ
シ−アクリル酸付加物等のエポキシエステル、および下
記の式で示される脂環式エポキシ化合物等のモノマー及
びそのオリゴマーをあげることができる。
用することができるアクリル系化合物としては、ラウリ
ルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリ
レート、メトキシトリエチレングリコールアクリレー
ト、フェノキシエチルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルアクリレート、イソボルニルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレートおよび2−ヒドロキシ−3−フェノキシ
アクリレート等の単官能アクリレート化合物、ネオペン
チルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリト
ールヘキサアクリレート、トリペンタエリスリトールポ
リアクリレート、テトラペンタエリスリトールポリアク
リレートおよびトリメチロールプロパンアクリル酸安息
香酸エステル等の多官能アクリレート化合物等のアクリ
ル酸誘導体、2−エチルヘキシルメタクリレート、n−
ステアリルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレートおよび2−ヒドロキシブチ
ルアクリレート等の単官能メタクリレート化合物、1,
6−ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレートおよびグリセリンジメタ
クリレート等の多官能メタクリレート化合物等のメタク
リル酸誘導体、グリセリンジメタクリレートヘキサメチ
レンジイソシアネートおよびペンタエリスリトールトリ
アクリレートヘキサメチレンジイソシアネート等のウレ
タンアクリレート化合物等のモノマー、および上記モノ
マーのオリゴマーをあげることができる。上記のアクリ
ル系化合物を使用する場合には、粗面化層中に好ましく
は10〜70重量%の範囲、特に好ましくは30〜60
重量%の範囲で混合する。
で示される化合物をあげることができる。
たは炭素数1〜10のアルキル基を示す。) これらの化合物は各単体で用いてもよいし、複数のもの
を混合して使用してもよい。
対し、0.1〜5.0重量%の範囲が望ましい。配合量
が0.1より少ない場合、または5.0より多い場合に
は、紫外線硬化が不十分になる。
を形成する場合の紫外線硬化に伴う体積収縮率(下記方
法により算出)は、20%以下であることが望ましい。
体積収縮率が20%より大きくなると、透明基体フィル
ムの場合はカールが著しくなり、透明基体がガラス等の
リジットな材料系の場合は粗面化層の密着性が低下す
る。なお、体積収縮率(D)は、下記の式で算出され
る。 体積収縮率:D=(S−S′)/S×100 S :硬化前の比重 S′:硬化後の比重 比重はJIS K−7112のB法ピクノメーター法に
より測定。
透明性は高いほど好ましく、光線透過率(JIS C−
6714)として、透明基体の場合と同様、80%以
上、好ましくは90%以上のものが使用される。なお、
防眩材料の透明性は、紫外線硬化型樹脂の屈折率にも影
響されるが、本発明における紫外線硬化型樹脂の屈折率
は、透明基体の屈折率以下であることが好ましい。
明する。架橋アクリル樹脂ビーズは、アクリル酸及びそ
のアルキルまたはアリールエステル、メタクリル酸及び
そのアルキルまたはアリールエステル、アクリルアミ
ド、アクリルニトリル等のアクリル系モノマーと、例え
ば過硫酸等の重合開始剤、および、例えばエチレングリ
コールジメタクリレート等の架橋剤とを用い、懸濁重合
法等により重合することによって得られる重合体および
共重合体の架橋物よりなるビーズ状のものである。特に
アクリル系のモノマーとして、メチルメタクリレートを
使用して作製されたものが好ましい。本発明において使
用する架橋アクリル樹脂ビーズは、形状が球形またはほ
ぼ球形であって、吸油性を示さないことから、粗面化層
に使用した場合、優れた耐汚染性を発現することができ
る。また、この架橋アクリル樹脂ビーズは、塗料の分散
性を向上するために、油脂類、シランカップリング剤、
金属酸化物等の有機・無機材料によって表面改質処理を
施してもよい。
ビーズは、粒子径0.5〜6.0μmの範囲の粒子が6
0重量%以上、粒子径6.0μmより大きい粒子が20
重量%未満の粒度分布を有することが必要である。特
に、粒子径0.5〜6.0μmの範囲の粒子が80重量
%以上で、6.0μmより大きい粒子が10重量%未満
の粒度分布を有するものが好ましい。粒子径0.5〜
6.0μmの範囲の粒子が60重量%未満であったり、
粒子径6.0μmより大きい粒子が20重量%以上であ
る場合には、ディスプレイのギラツキが発生する。ま
た、粒子径0.5〜6.0μmの範囲の粒子が60重量
%未満で、かつ、粒子径6.0μmを越える粒子が20
重量%未満である場合には、ギラツキが発生すると共
に、ディスプレイの防眩性が悪くなる。
の配合量は、全固形分比で、0.5〜30重量%の範囲
が好ましい。特に、1〜15%の範囲が好ましい。配合
量が0.5重量%以下の場合には防眩性の効果が不十分
となり、30重量%を越えると、粗面化層の耐磨耗性お
よび耐環境性等の耐久性が悪くなる。
に粗面化層を形成する方法としては、上記した紫外線硬
化型樹脂および架橋アクリル樹脂ビーズを、必要に応じ
て水または有機溶剤と共に、ペントシェーカー、サンド
ミル、パールミル、ボールミル、アトライター、ロール
ミル、高速インペラー分散機、ジェットミル、高速衝撃
ミル、超音波分散機等によって分散して塗布液またはイ
ンクを作製し、この塗布液またはインクを、エアドクタ
ーコーティング、ブレードコーティング、ナイフコーテ
ィング、リバースコーティング、トランスファロールコ
ーティング、グラビアロールコーティング、キスコーテ
ィング、キャストコーティング、スプレーコーティン
グ、スロットオリフィスコーティング、カレンダーコー
ティング、電着コーティング、ディップコーティング、
ダイコーティング等のコーティング法、フレキソ印刷等
の凸版印刷法、ダイレクトグラビア印刷法、オフセット
グラビア印刷法等の凹版印刷法、オフセット印刷法等の
平版印刷法、スクリーン印刷法等の孔版印刷法等の印刷
法によって、透明基材の片面または両面上に、単層また
は多層に分けて設ける方法が採用される。更に、塗布液
の塗工適性やインクの印刷適性を向上させるために、必
要に応じて、シリコーンオイル等のレベリング剤、硬化
剤等の添加剤を適宜使用することができる。
〜10μmの範囲に設定されるが、好ましくは1〜5μ
mの範囲である。粗面化層の厚さが0.5μmより薄い
と、粗面化層の耐磨耗性が悪くなったり、紫外線硬化型
樹脂が酸素阻害を受け易くなり、硬化不良を引き起こ
す。一方、10μmより厚い場合は、紫外線硬化型樹脂
の硬化収縮により、カールが発生したり、粗面化層にマ
イクロクラックが発生したり、粗面化層と透明基体との
密着性が低下する。
製されるものであるが、JIS K7105によるHA
ZE値が、3〜30の範囲にあることが必要である。H
AZE値が3未満の場合は防眩性が不良となり、一方、
30を越えて大きい値の場合は画像コントラストが悪
く、視認性不良となり、ディスプレイとしての機能低下
を招く。なお、HAZE値とは、曇価を意味するもので
あり、積分球式光線透過率測定装置を用いて、拡散透過
率(Hd%)と全光線透過率(Ht%)を測定し、下記
式により算出される。 HAZE値=Hd/Ht×100
する。本発明の偏光フィルムは、偏光基体の一面に、上
記の粗面化層を片面に設けた第1の保護材を、その非粗
面化面、すなわち粗面化層が設けられていない面が偏光
基体に接するように積層し、偏光基体の他面に第2の保
護材を積層して構成される。
としては、透明フィルムを形成できる材料が使用され、
具体的には、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等が使用できる。偏光基体は上記材料を用
いて形成されるが、上記した材料を延伸させて得られる
フィルムが好ましく使用できる。例えば、2色性素子と
して沃素又は染料を吸着させたポリビニルアルコールを
一軸延伸して得られたポリビニルアルコール(PVA)
フィルムが好ましいものとしてあげられる。偏光基体の
層厚は、10〜80μmの範囲のものが好ましい。上記
PVAフィルムより形成される偏光基体は、強度等が不
足しているために裂け易く、湿度変化に対して収縮率が
大きいという欠点を有しているが、本発明においては、
偏光基体の両側に第1および第2の保護材がラミネート
されるため、その欠点が解消される。
る透明基体としては、透明フィルムが好ましく、具体的
には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、トリア
セチルセルロース、ポリアリレート、ポリイミド、ポリ
エーテル、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエー
テルスルホン、セロファン、芳香族ポリアミド、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等の各
種樹脂フィルムがあげられる。また第2の保護材として
は、透明な高分子化合物のフィルム、例えば、トリアセ
チルセルロース等のセルロース系フィルム、ポリエステ
ルフィルム、ポリカーボネートフィルム等が使用され
る。これらのフィルムの厚さは、10〜2000μmの
範囲のものが好ましい。また、これらのフィルムは、特
に硼酸等のゲル化剤を使用して作製されたり、または熱
処理またはホルマール化処理を施すことが好ましく、そ
れによりフィルムの耐水性を向上させることができる。
護材は、JIS K7105によるHAZE値が、3〜
30の範囲にあることが必要である。HAZE値が3未
満の場合は防眩性が不良となり、一方、30を越えて大
きい値の場合は画像コントラストが悪く、視認性不良と
なり、ディスプレイとしての機能低下を招く。
ものを例示すると、PVAフィルムを一軸方向に3〜4
倍程度延伸し、得られた延伸PVAフィルムを高次の沃
素イオン中に含浸させた偏光基体の両側に、ポリエステ
ル系接着剤、ポリアクリル系接着剤、ポリウレタン系接
着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤等により、粗面化層が形
成された第1の保護材及び第2の保護材をラミネートし
た構造を有するものがあげられる。
く説明する。図1は、本発明の防眩材料の一例の構成を
示す模式的断面図である。図において、防眩材料10
は、透明基体11の片面に粗面化層12が設けられた層
構成を有している。また、図2は、本発明の偏光フィル
ム20の構成を示す模式的断面図である。図において、
偏光フィルム20は、偏光基体24の一面に、透明基体
21の上に粗面化層22を有する第1の保護材23が積
層され、偏光基体の他面に、第2の保護材25が積層さ
れた層構成を有している。
一例を示すものであって、防眩性を改善した液晶表示体
の構成を示す模式的断面図である。図において、液晶表
示体30は、上面の液晶パネル31と下面の導光板装置
(EL)またはランプ等の背面光源32とを積層して形
成されている。液晶パネルとしては、例えば、ツイステ
ッドネマチック(TN)液晶セル等が使用可能であり、
図3においては、液晶パネル31としてTN液晶セルが
使用されている。
透明電極付きの2枚のガラス基盤33、34の透明電極
面33′、34′上に、ポリイミドの溶液を塗布して配
向膜を形成し、これをラビング操作により配向させ、そ
の後、この基盤間にネマチック液晶35を注入し、ガラ
ス基盤周辺部をエポキシ樹脂等で封着することにより形
成される。このネマチック液晶は、配向膜の作用により
90°捻れ配向する。このTN液晶セルの2枚のガラス
基盤の背面光源の反対側には、図2に示される粗面化層
を有する偏光フィルム20を、又、その背面光源側に
は、粗面化層のない偏光フィルム36を、それぞれ偏光
角が互いに90°捻れるように貼ることにより液晶パネ
ル31が形成される。
信号を印加すると、信号が印加された電極間には電界が
発生する。その際、液晶分子の持つ電子的異方性によ
り、液晶分子の長軸が電界方向と平行になるため、液晶
分子による光の施光性が失われることになり、その結
果、液晶パネルは光が透過しない状態となる。画像の表
示は、このときの光透過の差により現われるコントラス
トにより視覚情報として認識される。したがって、上記
した液晶表示体30は、背面光源32からの光を液晶パ
ネル31に投射し、液晶パネル31の光の透過する部分
と透過しない部分とにコントラストを持たせることによ
り画像表示が可能になる。
液晶表示体の構成を示す模式的断面図である。図におい
て、液晶表示体40は、液晶パネル41とその下面に位
置する背面光源42を積層して形成されている。液晶パ
ネル41は、2枚のガラス基盤43、44及びその間に
介在するネマチック液晶45と、ガラス基盤の外側に位
置する粗面化層を有しない上部の偏光フィルム46、粗
面化層を有しない下部の偏光フィルム47及び上部の偏
光フィルム上に積層された防眩材料10より構成されて
いる。
なお、「部」は、すべて「重量部」を意味する。 実施例1 まず、架橋アクリル樹脂ビーズとトルエンの混合物をサ
ンドミルにて30分間分散することによって得られた下
記配合の分散液と、下記配合からなるベース塗料をディ
スパーにて15分間撹拌、混合して塗布液を得た。この
塗布液を、膜厚80μm、透過率92%のトリアセチル
セルロースからなる透明基体の片面上に、リバースコー
ティング方式によって塗布し、100℃で2分間乾燥し
た後、120W/cm集光型高圧水銀灯1灯を用いて、
照射距離(ランプ中心から塗工面間での距離)10c
m、処理速度(塗工面基体側の紫外線ランプに対する速
度)5m/分で紫外線照射を行い、塗工膜を硬化させ
た。それにより、厚さ2.5μmの粗面化層を有するH
AZE値16.5の防眩材料を得た。
した以外は、実施例1と同様にして、厚さ3.6μmの
粗面化層を有するHAZE値22.0の防眩材料を得
た。 [分散液の配合] ・架橋アクリル樹脂ビーズ 14部 (商品名:MX300(架橋ポリメチルメタクリレート)、 粒子径3.0±0.5μm、綜研化学社製、 粒子径0.5〜6.0μmの範囲が99重量%、 粒子径6.0μmより大きいものが1重量%未満) ・トルエン 205部 [ベース塗料の配合] ・アクリル系化合物 45部 (トリペンタエリスリトールポリアクリレート) ・エポキシ系化合物 45部 (商品名:サイラキュアUVR−6110、ユニオンカーバイド社製) ・光カチオン重合開始剤 2部 (商品名:サイラキュアUVI−6990、ユニオンカーバイド社製) ・イソプロピルアルコール 5部
した以外は、実施例1と同様にして、厚さ3.8μmの
粗面化層を有するHAZE値13.0の防眩材料を得
た。 [分散液の配合] ・架橋アクリル樹脂ビーズ 10部 (商品名:MX150、粒子径1.5±0.5μm、綜研化学社製:5部) (商品名:MX300、粒子径3.0±0.5μm、綜研化学社製:5部) ・トルエン 210部 [ベース塗料の配合] ・アクリル系化合物 45部 (テトラペンタエリスリトールポリアクリレート:15部) (ネオペンチルグリコールジアクリレート:30部) ・エポキシ系化合物 45部 (商品名:エピコート828、油化シェルエポキシ社製) ・光カチオン重合開始剤 2部 (商品名:サイラキュアUVI−6990、ユニオンカーバイド社製) ・イソプロピルアルコール 5部
した以外は、実施例1と同様にして、厚さ3.8μmの
粗面化層を有するHAZE値9.0の防眩材料を得た。 [分散液の配合] ・架橋アクリル樹脂ビーズ 6部 (商品名:MX150、粒子径1.5±0.5μm、綜研化学社製:3部) (商品名:MX300、粒子径3.0±0.5μm、綜研化学社製:3部) ・トルエン 210部 [ベース塗料の配合] ・アクリル系化合物 45部 (ジペンタエリスリトールポリアクリレート:15部) (トリペンタエリスリトールポリアクリレート:30部) ・エポキシ系化合物 45部 (商品名:ラピキュアDVE−3、ISP社製) ・光カチオン重合開始剤 2部 (商品名:BBI−102、みどり化学社製) ・イソプロピルアルコール 5部
75μm、透過率89%からなる透明基体のポリエチレ
ンテレフタレートフィルムの片面上に、リバースコーテ
ィング方式によって塗布し、実施例1と同様にして、厚
さ2.5μmの粗面化層を有するHAZE値6.7の防
眩材料を得た。 [分散液の配合] ・架橋アクリル樹脂ビーズ 3部 (商品名:MX300、粒子径3.0±0.5μm、綜研化学社製、 粒子径0.5〜6.0μmの範囲が99重量%、 粒子径6.0μmより大きいものが1重量%未満) ・トルエン 210部 [ベース塗料の配合] ・アクリル系化合物 50部 (1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート:20部) (ペンタエリスリトールトリアクリレートヘキサメチレン ジイソシアネート:30部) ・エポキシ系化合物 45部 (商品名:エポライト40E、共栄社化学社製) ・光カチオン重合開始剤 2部 (商品名:MP103、みどり化学社製) ・イソプロピルアルコール 5部
した以外は、実施例1と同様にして、厚さ3.6μmの
粗面化層を有するHAZE値11.0の防眩材料を得
た。 [分散液の配合] ・架橋アクリル樹脂ビーズ 5部 (商品名:MX300、粒子径3.0±0.5μm、綜研化学社製) ・トルエン 200部 [ベース塗料の配合] ・アクリル系化合物 90部 (1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート:45部) (ペンタエリスリトールトリアクリレートヘキサメチレン ジイソシアネート:45部) ・光重合開始剤 5部 (商品名:イルガキュア184、チバガイギー社製) ・イソプロピルアルコール 10部
下記の通りに変更した以外は、実施例1と同様にして、
厚さ3.0μmの粗面化層を有するHAZE値35.0
の防眩材料を得た。 ・架橋アクリル樹脂ビーズ 20部 (商品名:MX300、粒子径3.0±0.5μm、綜研化学社製) 比較例3 粗面化層の架橋アクリル樹脂ビーズの種類及び配合量を
下記に変更した以外は、実施例1と同様にして、厚さ
3.0μmの粗面化層を有するHAZE値29.0の防
眩材料を得た。 ・シリカ顔料 9部 (商品名:サイリシア#456、富士シリシア化学社製、 粒子径:0.5〜6.0μmの範囲のもの50%、 粒子径:6.0μmを越えるもの40%) 比較例4 厚さ80μm、透過率92%のトリアセチルセルロース
をそのまま比較用の防眩材料とした。
様にして、厚さ4.2μm、HAZE値17.5の粗面
化層を有する防眩材料を得た。 [分散液の配合] ・架橋アクリル樹脂ビーズ 6部 (商品名:MR−7G、綜研化学社製、 粒子径:0.5〜6.0μmの範囲のもの60重量%、 粒子径:6.0μmを越えるもの25重量%) ・トルエン 210部 [ベース塗料の配合] ・アクリル系化合物 42部 (ジペンタエリスリトールトリアクリレート) ・エポキシ系化合物 42部 (商品名:セロキサイト2021、ダイセル化学社製) ・光カチオン重合開始剤 10部
成した以外は、実施例5と同様にして、厚さ3.0μm
の粗面化層を有するHAZE値13.0の防眩材料を得
た。 [分散液の配合] ・架橋アクリル樹脂ビーズ 2部 (商品名:MX300、粒子径3.0μm±0.5μm、綜研化学社製) ・トルエン 100部 [ベース塗料の配合] ・ポリエステル系熱可塑性樹脂 40部 (商品名:バイロン200、東洋紡社製) ・トルエン 70部 ・メチルエチルケトン 100部
6で得られた防眩材料を用い、それぞれ図2に示される
構成の偏光フィルム20を作製した。次いで、これらの
偏光フィルム20を、図3に示されるようにガラス基盤
33に貼り付けて、液晶表示体30を得た。また、実施
例4及び比較例4で得られた防眩材料に関しては、粗面
化処理をしていない偏光フィルムに、PET面側が貼り
合わせ面になるように粘着剤を介して貼り合わせた積層
体を作製し、この積層体を図4に示されるように偏光フ
イルム46に貼り付けて、液晶表示体40を得た。
について、画像サイズを10.4インチとし、解像度を
800×600ドットとして、下記方法によって、画像
コントラスト、画像ギラツキ及び防眩性の各項目につい
て評価を行った。また、耐磨耗性、耐薬品性、耐汚染性
についても下記方法によって評価を行った。
C7072 1988)における液晶表示パネルのコン
トラスト比(CR)測定方法に準拠して評価した。画像
コントラストの評価を行うにあたって採用した、光源−
液晶パネル−測光器の位置関係の概略を、図5に示す。
この場合、光源60と液晶パネル61との間を1cm、
液晶パネル61と測光器62との間を50cm、測光器
の開口角を5度に設定した。なお、光源には5WのEL
を使用し、測光器にはミノルタカメラ社製のLS−10
0を使用した。画像コントラストの評価基準について
は、CRが、4以上の場合を◎、3以上〜4未満の場合
を○、2以上〜3未満の場合を△、2未満を×とした。
ィンドウズ、バージョン3.1のペイントブラシのオー
プニング画面が表示できるように、パーソナルコンピュ
ーターと接続し、この白黒表示における画像ギラツキの
有無について、任意の10人が目視判定することにより
評価する方法を採った。この評価基準としては、ギラツ
キを感じた人が、3人未満の場合を○、3人以上〜7人
未満の場合を△、7人以上の場合を×とした。
測定器ICM−1DP(JIS K−7105)を使用
し、透過モードで、光学くし幅2mmにおける写像性を
測定した。測定データの数値は、小さいほど防眩性が高
いことを示す。ここでは、50%未満を○、50%以
上、70%未満を△、70%以上を×として評価した。
耐磨耗性については、日本スチールウール性のスチール
ウール#0000を板紙耐摩耗試験機(熊谷理機工業社
製)に取り付け、防眩材料の粗面化層面を荷重200g
にて50回往復させた後、その部分のHAZE値の変化
δH(下記計算式より算出する。)を、東洋精機製HA
ZEメーターを用いて測定した。この測定値は、大きい
ほど耐磨耗性が悪いことを意味する。なお、HAZE値
の測定は、防眩材料単体で行った。 HAZE値の変化δH=試験後のHAZE値−試験前の
HAZE値
ールを綿棒(ジョンソン社製)に含ませ、50回擦った
後に、粗面に剥がれ等の著しい変化があった場合を×、
変化がない場合を○、その中間を△として評価した。耐
汚染性については、粗面に菜種油をスポイトで1滴、滴
下した後、滴下した菜種油をリグロインを含ませたベン
コット(旭化成社製)で20往復ラビングした。更にそ
の後、拭き取った面のSEM写真を撮影し、面の傷およ
びベンコットの繊維の付着の有無を確認した。粗面に傷
またはベンコットの繊維の付着が顕著に認められる場合
を×、全く変化がない場合を○、その中間を△とした。
たは両面に、少なくともエポキシ系化合物および光カチ
オン重合剤を含む紫外線(UV)硬化型樹脂と、所定の
粒度分布を有する架橋アクリル樹脂ビーズとから形成さ
れた粗面化層を設けた層構成を有し、所定のHAZE値
を有するから、良好な防眩性を示すと共に、CRTやL
CD等の画像表示体に用いた場合、ギラツキがなく、鮮
明で高精細な画像コントラストを発現することができ
る。また、本発明の防眩材料を使用して作製された偏光
フィルムは、良好な防眩性を有し、ギラツキのない、優
れた画像コントラストを示し、したがって、液晶パネル
等の画像表示体として有用なものである。
である。
構成を示す模式的断面図である。
の模式的断面図である。
の模式的断面図である。
念図である。
0…粗面化層付き偏光フィルム、21…透明基体、22
…粗面化層、23…第1の保護材、24…偏光基体、2
5…第2の保護材、30…液晶表示体、31…液晶パネ
ル、32…背面光源、33,34…ガラス基盤、3
3′,34′…透明電極面、35…ネマチック液晶、3
6…偏光フィルム、40…液晶表示体、41…液晶パネ
ル、42…背面光源、43,44…ガラス基盤、45…
ネマチック液晶、46,47…偏光フィルム、60…光
源、61…液晶パネル、62…測光器。
用することができるアクリル系化合物としては、ラウリ
ルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリ
レート、メトキシトリエチレングリコールアクリレー
ト、フェノキシエチルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルアクリレート、イソボルニルアクリレート、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレートおよび2−ヒドロキシ−3−フェノキシ
アクリレート等の単官能アクリレート化合物、ネオペン
チルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオ
ールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサアクリレート、トリペンタエリスリト
ールポリアクリレート、テトラペンタエリスリトールポ
リアクリレートおよびトリメチロールプロパンアクリル
酸安息香酸エステル等の多官能アクリレート化合物等の
アクリル酸誘導体、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、n−ステアリルメタクリレート、シクロヘキシルメ
タクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレートおよび2−ヒ
ドロキシブチルメタクリレート等の単官能メタクリレー
ト化合物、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレートおよび
グリセリンジメタクリレート等の多官能メタクリレート
化合物等のメタクリル酸誘導体、グリセリンジメタクリ
レートヘキサメチレンジイソシアネートおよびペンタエ
リスリトールトリアクリレートヘキサメチレンジイソシ
アネート等のウレタンアクリレート化合物等のモノマ
ー、および上記モノマーのオリゴマーをあげることがで
きる。上記のアクリル系化合物を使用する場合には、粗
面化層中に好ましくは10〜70重量%の範囲、特に好
ましくは30〜60重量%の範囲で混合する。
6で得られた防眩材料を用い、それぞれ図2に示される
構成の偏光フィルム20を作製した。次いで、これらの
偏光フィルム20を、図3に示されるようにガラス基盤
33に貼り付けて、液晶表示体30を得た。また、実施
例4及び比較例4で得られた防眩材料に関しては、粗面
化処理をしていない偏光フィルム46に、PET面側が
貼り合わせ面になるように粘着剤を介して貼り合わせた
積層体を作製し、この積層体を図4に示されるようにガ
ラス基盤43に貼り付けて、液晶表示体40を得た。
Claims (8)
- 【請求項1】 透明基体の片面又は両面に粗面化層を設
けた防眩材料において、HAZE値(JIS K710
5)が3〜30の範囲にあり、前記粗面化層が、少なく
ともエポキシ系化合物および光カチオン重合開始剤を含
む紫外線硬化型樹脂と架橋アクリル樹脂ビーズとから形
成されてなり、前記架橋アクリル樹脂ビーズが、粒子径
0.5〜6.0μmの範囲の粒子が60重量%以上、粒
子径6.0μmより大きい粒子が20重量%未満の粒度
分布を有することを特徴とする防眩材料。 - 【請求項2】 前記紫外線硬化型樹脂が、アクリル系化
合物を含有する請求項1記載の防眩材料。 - 【請求項3】 前記架橋アクリル樹脂ビーズが、メチル
メタクリレートをモノマー成分として形成されたもので
あることを特徴とする請求項1記載の防眩材料。 - 【請求項4】 前記透明基体が、透明フィルムであるこ
とを特徴とする請求項1記載の防眩材料。 - 【請求項5】 偏光基体の一面に、少なくともエポキシ
系化合物および光カチオン重合開始剤を含む紫外線硬化
型樹脂と、架橋アクリル樹脂ビーズとから形成された粗
面化層を透明基体の片面に設けた第1の保護材を、その
非粗面化面が偏光基体に接するように積層し、偏光基体
の他面に第2の保護材を積層してなり、前記架橋アクリ
ル樹脂ビーズが、粒子径0.5〜6.0μmの範囲の粒
子が60重量%以上、粒子径6.0μmより大きい粒子
が20重量%未満の粒度分布を有し、かつ第1の保護材
のHAZE値(JIS K7105)が3〜30の範囲
にあることを特徴とする偏光フィルム。 - 【請求項6】 前記紫外線硬化型樹脂が、アクリル系化
合物を含有する請求項5記載の偏光フィルム。 - 【請求項7】 前記架橋アクリル樹脂ビーズが、メチル
メタクリレートをモノマー成分として形成されたもので
あることを特徴とする請求項5記載の偏光フィルム。 - 【請求項8】 前記透明基体および第2保護材が透明フ
ィルムであることを特徴とする請求項5記載の偏光フィ
ルム。
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