JPH09290490A - 防眩材料及びそれを使用した偏光フィルム - Google Patents

防眩材料及びそれを使用した偏光フィルム

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JPH09290490A
JPH09290490A JP8105947A JP10594796A JPH09290490A JP H09290490 A JPH09290490 A JP H09290490A JP 8105947 A JP8105947 A JP 8105947A JP 10594796 A JP10594796 A JP 10594796A JP H09290490 A JPH09290490 A JP H09290490A
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Japan
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antiglare
liquid crystal
curable resin
antidazzling
film
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JP8105947A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Murata
力 村田
Kazuya Oishi
和也 大石
Yukinori Sakumoto
征則 作本
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Tomoegawa Co Ltd
Original Assignee
Tomoegawa Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部光の映り込みを防止する優れた防眩特性
を有し、ギラツキ等のない鮮明で高精細な画像表示に好
適な防眩材料及びそれを使用した偏光フイルムを提供す
る。 【解決手段】 透明基体の片面又は両面に粗面化層を設
ける防眩材料であって、少なくとも片面の粗面化層は、
アクリル系紫外線硬化型樹脂及び粒径が0.5〜6.0
μmの架橋アクリルビーズを含有する防眩材料。又、ア
クリル系紫外線硬化型樹脂および粒径が0.5〜6.0
μmの架橋アクリルビーズを含有する粗面化層を片面に
設けた防眩材料からなる第1の保護材、及び該保護材の
粗面と反対面に偏光基体を介して第2の保護材を積層し
て形成される偏光フィルム。上記防眩材料のHAZE値
(JIS K7105)は、3〜30の範囲にあること
が好ましく、又、透明基体、第1及び第2の保護材は、
いずれも透明フィルムであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LCDやCRT等
の画像表示体等に好適に用いられ、特に、画像部の防
眩、耐薬品性、耐磨耗性、さらに、指紋等による耐汚染
性に優れた防眩材料及びそれを使用した偏光フィルムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】LCDやCRTに代表される画像表示装
置(以下、これを「ディスプレイ」という。)は、テレ
ビジョン画面やコンピューター端末画面を始めとして、
様々な分野で繁用されており、目覚ましい発展を遂げて
いる。このディスプレイの開発は、当初においてはカラ
ー化が開発のキーワードであったが、最近はハイビジョ
ン化がキーワードの一つになり、画像の高精細化、高画
質化、更には、低消費電力化等に向かって努力が傾注さ
れている。マン−マシンインターフェイスの重要な役割
を担うこれらのディスプレイは、今後マルチメディア時
代の到来とともに一層の普及が予想され、特に、携帯電
話、PHS、その他の各種携帯端末用としての普及が著
しく拡大するものと予測される。
【0003】携帯端末用ディスプレイとしては、軽量か
つコンパクトであり、また汎用性等を有するLCDが市
場を独占すると考えられている。これらの携帯端末は、
屋外で使用されるケースが多いことから、屋外で良好な
画像表示を実現するため、ディスプレイに入射した太陽
光等の外部光の反射を極力抑える必要がある。最近、こ
の分野からの追い風もあって、ディスプレイへの太陽光
や蛍光灯等の外部光の映り込みを防止すること、すなわ
ち、ディスプレイ画面の防眩に対する要求が強くなって
きた。
【0004】さらに、最近、タッチパネル等のディスプ
レイに直接指等を触れて操作するものが市販されるよう
になったことから、ディスプレイ表面には、耐磨耗性お
よび耐薬品性を有するとともに、指触等による汚染防止
への要求も高まってきた。
【0005】防眩性に関しては、従来、この種の防眩を
実現するために、磨きガラスのように、光を散乱もしく
は拡散させて像をぼかす手法が一般的に行われている。
通常、光を散乱もしくは拡散させるためには、光の入射
する基体面を粗面化させることが基本となっており、こ
の粗面化処理には、サンドブラスト法やエンボス法等に
より基体表面を直接粗面化する方法、基体表面にフィラ
ーを含有させた塗工層を設ける方法及び基体表面に海島
構造による多孔質膜を形成する方法等が採用されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ディスプレイの解像度
が向上するに伴い、粗面の凹凸の高さや間隔にも緻密化
が要求されるようになってきた。画像の高精細化は、主
に画像ドットを高密度にすることにより達成されるもの
であるが、上記凹凸の間隔が、この画像ドットのピッチ
より大きい場合には干渉によるギラツキが発生するとい
う問題がある。そこで、防眩性が良好であり、ギラツキ
のない鮮明な画像を得るためには、上記凹凸の高さ及び
間隔を小さくするとともに、バラツキがないようにコン
トロールしなければならない。
【0007】現在、基体表面にフィラーを含有させた塗
工層を設ける方法は、フィラーの粒径により粗面の凹凸
の大きさを比較的容易にコントロールできること及び製
造が容易であること等の利点があることから、好適に用
いられている。塗工剤に使用する樹脂としては、透過
性、耐熱性、耐磨耗性、耐薬品性等の諸性質に優れてい
るものが望まれるが、基体には耐熱性に乏しい高透明な
プラスチックフィルムである場合が多いため、紫外線硬
化型樹脂が好んで使用されている。その例として、紫外
線硬化型樹脂およびシリカ顔料を用いる方法が、特開平
1−105738号公報や特開平5−162261号公
報等に提案されている。
【0008】しかしながら、上記公報等に使用されてい
る紫外線硬化型樹脂は、一般的に紫外線を照射するまで
液体状態にあるため、塗料を基体に塗布した後、紫外線
を照射するまでの間に塗工層中のフィラーが凝集して、
オレンジピールを形成するという問題を有していた。特
に、塗工層表面に凹凸を緻密化させる目的でフィラーの
含有量を増加させたり、フィラーを塗工層面から突出さ
せる目的で溶剤等を用いて希釈する場合には、オレンジ
ピールが特に顕著に現れた。上記のとおり、現状では、
ディスプレイの高解像度化に適合した粗面の凹凸形成に
ついては、未だ満足すべきものは得られていない。
【0009】また、上記公報のように、シリカ顔料とし
て吸油性の高い無定形シリカを使用すると、このシリカ
顔料は油分等を吸収し易いものであるため、指紋等で粗
面が汚染されるという欠点があった。この種の汚れは、
アルコール等の溶媒を染み込ませた布で拭いても除去し
難いものである上に、拭き取った部分は、布の繊維が付
着したり、顔料が削り取られたりして白色化するため、
ディスプレイ用途では画像のコントラストが低下すると
いう問題も有していた。
【0010】本発明は、従来技術における上記した実情
に鑑みてなれたものである。すなわち、本発明の目的
は、ディスプレイへの太陽光及び蛍光灯等の外部光の映
り込みを防止することにより、優れた防眩特性を発揮
し、かつ、ギラツキ等のない鮮明な画像及び高精細画像
を得ることができるとともに、さらに優れた耐磨耗性、
耐薬品性を有するディスプレイ、特に、フルカラー液晶
ディスプレイに好適な防眩材料を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記防眩材料を使用した良
好な防眩性を有する偏光フィルムを提供することにあ
る。
【0011】
【問題を解決するための手段】本発明の防眩材料は、透
明基体の片面または両面に粗面化層を設けてなる防眩材
料において、少なくとも片面の粗面化層は、アクリル系
紫外線硬化型樹脂および粒径が0.5〜6.0μmの範
囲にある架橋アクリルビーズを含有することを特徴とす
る。また、本発明の偏光フィルムは、アクリル系紫外線
硬化型樹脂および粒径が0.5〜6.0μmの範囲にあ
る架橋アクリルビーズを含有する粗面化層を片面に設け
た防眩材料からなる第1の保護材、および該保護材の粗
面と反対面に偏光基体を介して第2の保護材を積層して
なることを特徴とする。上記した防眩材料及びそれを用
いる偏光フィルムにおいては、第1の保護材のHAZE
値(JISK7105)が3〜30の範囲にあることが
好ましく、また、透明基体、第1の保護材及び第2の保
護材は、いずれも透明フィルムであることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。先ず、本発明の防眩材料において、
使用される透明基体としては、従来公知の透明なフィル
ム、ガラス等が挙げられる。その透明基体の具体例とし
ては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、トリア
セチルセルロース、ポリイミド、ポリエーテル、ポリカ
ーボネート、ポリスルホン、セロファン、芳香族ポリア
ミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等の各種樹脂フィ
ルムおよび石英ガラス、ソーダガラス等のガラス基材等
が好適に使用される。
【0013】これらの透明基体は、透明性の高いものほ
ど好適であるが、光線透過率(JIS C−6714)
としては80%以上のもの、好ましくは90%以上のも
のである。また、その透明基体を小型軽量の液晶ディス
プレイに用いる場合には、透明基体はフィルムであるこ
とがより好ましい。透明基体の厚さは、軽量化の観点か
らすると薄い方が望ましいが、その生産性を考慮する
と、1μm〜5mmの範囲のものを使用することが好ま
しい。また、透明基体の表面には、粗面化層との密着性
を向上させるために、アルカリ処理、コロナ処理、プラ
ズマ処理、スパッタ処理等の表面処理、シランカップリ
ング剤の塗布またはSi蒸着等の表面改質処理を行うこ
とは、粗面化層と透明基体との密着性を向上する点から
好ましい。
【0014】本発明において、防眩材料における粗面化
層には、少なくとも片面の粗面化層に、アクリル系紫外
線硬化型樹脂および架橋アクリルビーズを含有させるこ
とが必要である。本発明の粗面化層に使用するアクリル
系紫外線硬化型樹脂としては、アクリルアクリレート
系、エポキシアクリレート系、ポリエステルアクリレー
ト系、ウレタンアクリレート系等の光重合性モノマーや
オリゴマーと、アセトフェノン系、ベンゾフェノン系、
チオキサントン系等の光重合開始剤を用いて合成される
紫外線硬化型樹脂が挙げられるが、その中で、酸、アル
カリ、エタノール等に対する耐薬品性、及び、爪、布、
鉛筆等に対する耐磨耗性に優れていること、及び紫外線
硬化に伴う体積収縮率(D)が20%以下のものである
ことが好ましい。体積収縮率が20%より大きくなる
と、透明基体がフィルムの場合はカールが著しくなり、
またガラスの場合は粗面化層の密着性が低下する。 体積収縮率:D=(S−S′)/S×100 (式中、Sは樹脂の硬化前の比重、S′は樹脂の硬化後
の比重を意味し、この比重は、JIS K−7112の
B法であるピクノメーター法により測定した。) また、本発明に使用するアクリル系紫外線硬化型樹脂
は、透明性の高いものほど好ましく、透明基体と同様
に、光線透過率(JIS C−6714)が80%以上
のもの、好ましくは90%以上のものである。透明性は
使用する紫外線硬化型樹脂の屈折率にも影響するが、屈
折率は透明基体の屈折率より低いことが好ましい。
【0015】次に、粗面化層に使用する架橋アクリルビ
ーズとしては、アクリル酸及びアクリル酸エステル、メ
タクリル酸及びメタクリル酸エステル、アクリルアミ
ド、アクリロニトリル等のアクリル系モノマーに、過硫
酸等の重合開始剤およびエチレングリコールジメタクリ
レート等の架橋剤を用いて、懸濁重合法等により重合さ
せて得られる単独重合体および共重合体からなる架橋ア
クリル系ビーズが好適に使用できる。アクリル系モノマ
ーとして、メチルメタクリレートを用いて得られた架橋
アクリルビーズが特に好ましい。
【0016】このようにして得られた架橋アクリルビー
ズは、球状であり、吸油性が小さいものであるから、粗
面化層に使用すると優れた耐汚染性を発現することがで
きる。また、この架橋アクリルビーズは、アクリル系紫
外線硬化型樹脂への分散性に優れているため、オレンジ
ピールが発生し難いという利点を有している。また、樹
脂への分散性をより一層向上させるために、油脂類、シ
ランカップリング剤、金属酸化物等の有機材料や無機材
料等による表面改質を行ってもよい。
【0017】架橋アクリルビーズの粒径としては、0.
5〜6.0μmの範囲のものが好適に使用できる。特
に、1.5μmを中心として、1.0〜3.0μmの範
囲のものが好ましい。粒径が、0.5μmより小さい場
合は防眩性が低下し、また、6.0μmより大きい場合
はディスプレイの画像コントラストが低下し、ギラツキ
が発生する。なお、本発明の架橋アクリルビーズの粒径
は、電子顕微鏡写真を拡大して解析することにより得た
ものである。
【0018】本発明において、透明基体の片面または両
面に粗面化層を設ける方法としては、上述の紫外線硬化
型樹脂および架橋アクリルビーズを、必要に応じて、水
や有機溶剤と共に、ペイントシェーカー、サンドミル、
パールミル、ボールミル、アトライター、ロールミル、
高速インペラー分散機、ジェットミル、高速衝撃ミル、
超音波分散機等によって分散した塗料またはインキを用
いて、コーティングや印刷により、透明基体の片面また
は両面上に単層もしくは多層に分けて設ける方法等があ
げられる。
【0019】上記した塗料のコーティングには、エアド
クターコーティング、ブレードコーティング、ナイフコ
ーティング、リバースコーティング、トランスファロー
ルコーティング、グラビアロールコーティング、キスコ
ーティング、キャストコーティング、スプレーコーティ
ング、スロットオリフィスコーティング、カレンダーコ
ーティング、電着コーティング、ディップコーティン
グ、ダイコーティング等が用いられる。また、インクの
印刷には、フレキソ印刷等の凸版印刷、ダイレクトグラ
ビア印刷、オフセットグラビア印刷等の凹版印刷、オフ
セット印刷等の平版印刷、スクリーン印刷等の孔版印刷
等が用いられる。
【0020】さらに、塗料の塗工適性やインクの印刷適
性を向上させるために、必要に応じて、シリコーンオイ
ル等のレベリング剤、硬化剤等の添加剤を適宜使用する
ことができる。粗面化層の厚さは、0.5〜10μmの
範囲であり、好ましくは1〜5μmの範囲である。粗面
化層の厚さが0.5μmより薄いと、粗面化層の耐磨耗
性が悪くなったり、紫外線硬化型樹脂が酸素阻害を受け
易くなり、硬化不良が発生する。一方、10μmより厚
くすると紫外線硬化型樹脂の硬化収縮により、カールが
発生したり、粗面化層にマイクロクラックが発生した
り、粗面化層と透明基体との密着性が低下する。
【0021】本発明の防眩材料は、上記のようにして作
製されるものであるが、(JISK7105)によるH
AZE値が、3〜30の範囲にあることが好ましい。こ
の場合、この値が3未満では防眩性が不良となり、一
方、30を越えて大きいと画像コントラストが悪く、視
認性不良となり、ディスプレイとしての機能低下を招く
ことから好ましくない。なお、HAZE値とは、曇価を
意味するものであり、積分球式光線透過率測定装置を用
いて、拡散透過率(Hd%)と全光線透過率(Ht%)
を測定し、下記式により算出される。 HAZE値=Hd/Ht×100
【0022】次に、本発明の偏光フィルムについて説明
する。本発明の偏光フィルムは、偏光基体の少なくとも
片面に、上記した防眩材料、すなわち、粗面化層を有す
る透明基体からなる第1の保護材が形成されているもの
である。本発明における偏光基体としては、透明フィル
ムを形成できる材料からなり、具体的には、ポリビニル
アルコール、ポリビニレン等が使用できる。この偏光基
体としては、上記した材料を延伸させて得られるフィル
ムが使用でき、例えば、2色性素子として沃素または染
料を吸着させたポリビニルアルコールを一軸延伸して得
られたポリビニルアルコール(PVA)フィルムを用い
ることが好ましい。この偏光基体の層厚は、10〜80
μmの範囲のものが使用される。
【0023】本発明の偏光フィルムは、上記フィルム状
の偏光基体の片面に、前記粗面化層を有する透明基体か
らなる第1の保護材を設け、他面に第2の保護材を設け
た積層構造を有する。具体的には、PVAフィルムを一
軸方向に3〜4倍程度延伸し、得られた延伸PVAフィ
ルムを高次の沃素イオン中に含浸させた偏光基体の両側
に、ポリエステル系接着剤、ポリアクリル系接着剤、ポ
リウレタン系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤等によ
り、第1及び第2の保護材をラミネートした構造を有す
るものが好ましい。上記で得られるPVAフィルムは、
強度等が不足しているために裂け易く、湿度変化に対し
て収縮率が大きいという欠点を有していることから、偏
光基体の両側に保護材がラミネートされる。この第1及
び第2の保護材としては、透明な高分子化合物のフィル
ム、例えば、トリアセチルセルロース等のセルロース系
フィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフ
ィルム等が使用される。このフィルムの厚さは、10〜
2000μmの範囲のものが好ましい。また、これらの
フィルムには、特に硼酸等のゲル化剤を使用したり、熱
処理やホルマール化を行うことにより、フィルムの耐水
性を向上させることが好ましい。
【0024】以下、図面を用いて、さらに詳しく説明す
る。図1は、本発明の透明基体からなる防眩材料の構成
を示す概略断面図であり、その防眩材料の片面は、上記
した粗面化層が形成されていることを示している。図1
において、防眩材料10は、透明基体11の片面上に粗
面化層12を有する構成である。図2は、本発明の偏光
フィルム20の構成を示す概略断面図であり、偏光基体
24の片面には、透明基体21の上に粗面化層22を有
する第1の保護材23が形成され、その他の面には第2
の保護材25が形成されていることを示している。
【0025】図3は、本発明の防眩材料を用いて防眩性
を改善した液晶表示体30の構成を示す概略断面図であ
る。この液晶表示体30は、上面の液晶パネル31と下
面の導光板装置(EL)やランプ等の背面光源32とを
積層して形成されている。液晶パネル31には、例え
ば、ツイステッドネマチック(TN)液晶セル等が使用
可能である。TN液晶セルは、所望のパターンからなる
透明電極付きの2枚のガラス基盤33、34の透明電極
面33′、34′上に、ポリイミドの溶液を塗布して配
向膜を形成し、これをラビング操作により配向させ、そ
の後、この基盤間にネマチック液晶35を注入し、ガラ
ス基盤周辺部をエポキシ樹脂等で封着することにより形
成される。このネマチック液晶は、配向膜の作用により
90°捻れ配向する。このTN液晶セルの2枚のガラス
基盤の背面光源の反対側には、図2に示される粗面化層
を有する偏光フィルム20を、また、その背面光源側に
は、粗面化層のない偏光フィルム36を、それぞれ偏光
角が互いに90°捻れるように貼ることにより液晶パネ
ル31が形成される。
【0026】上記TN液晶パネル31の透明電極に駆動
信号を印加すると、信号が印加された電極間には電界が
発生する。その際、液晶分子の持つ電子的異方性によ
り、液晶分子の長軸が電界方向と平行になるため、液晶
分子による光の施光性が失われることとなり、その結
果、液晶パネルには光が透過しない状態となる。画像の
表示は、このときの光透過の差により現われるコントラ
ストにより視覚情報として認識される。上記した液晶表
示体30においては、液晶パネル31に透過させ、液晶
パネル31の光の透過する部分と透過しない部分とにコ
ントラストを持たせることにより画像表示が可能とな
る。
【0027】図4は、本発明の防眩材料10を使用した
他の液晶表示体の構成を示す断面図である。図4におい
て、液晶パネル41は、2枚のガラス基盤43、44及
びその間に介在するネマチック液晶45と、ガラス基盤
の外側に位置する粗面化層を有しない上部の偏光フィル
ム46、粗面化層を有しない下部の偏光フィルム47及
びその上部の偏光フィルム上に積層された防眩材料10
より構成されている。また、液晶表示体40は、液晶パ
ネル41とその下面に位置する背面光源42を積層して
形成されている。
【0028】
【実施例】本発明を実施例によって具体的に説明する。
なお、「部」は、すべて「重量部」を意味するものとす
る。 実施例1 下記成分からなる混合物をサンドミルにより30分間分
散させて得られた塗料を、膜厚80μm、透過率92%
のトリアセチルセルロースからなる透明基体の片面上
に、リバースコーティング方式にて塗布し、100℃で
2分間乾燥した後、120W/cm集光型高圧水銀灯1
灯を用いて紫外線照射(照射距離10cm、照射時間3
0秒)することにより、塗工膜を硬化させた。このよう
にして、厚さ3.2μm、HAZE値が16.5の粗面
化層を有する防眩材料を得た。 エポキシアクリレート系紫外線硬化型樹脂 95部 (商品名:KR−566、固形95%溶液、旭電化社製) 架橋アクリルビーズ顔料 10部 (商品名:MX150、粒径1.5±0.5μm、綜研化学社製) イソプロピルアルコール 230部
【0029】実施例2 粗面化層の成分として下記のものに変更した以外は、実
施例1と同様にして、厚さ5μm、HAZE値28.0
の粗面化層を有する防眩材料を得た。 ポリメチルメタクリレート系紫外線硬化型樹脂 110部 (商品名:FOP1500、固形分85%、日本化薬社製) 架橋アクリルビーズ顔料 8部 (商品名:MX300、粒径1.0〜3.5μm、綜研化学社製) イソプロピルアルコール 221部
【0030】実施例3 粗面化層の成分として下記のものに変更した以外は、実
施例1と同様にして、厚さ4.0μm、HAZE値が2
9.5の粗面化層を有する防眩材料を得た。 エポキシアクリレート系紫外線硬化型樹脂 85部 (商品名:KR−566、固形95%溶液、旭電化社製) 架橋アクリルビーズ顔料 20部 (商品名:MX150、粒径1.5±0.5μm、綜研化学社製) イソプロピルアルコール 230部
【0031】実施例4 下記成分の混合物を実施例1と同様にして分散した塗料
を、膜厚75μm、透過率89%のポリエチレンテレフ
タレートフィルムからなる透明基体の片面上に、リバー
スコーティング方式にて塗布し、その後、実施例1と同
様にして、厚さ2.5μm、HAZE値が10.4の粗
面化層を有する防眩材料を得た。 エポキシアクリレート系紫外線硬化型樹脂 90部 (商品名:KR−566、固形95%溶液、旭電化社製) 架橋アクリルビーズ顔料 15部 (商品名:MX150、粒径1.5±0.5μm、綜研化学社製) イソプロピルアルコール 230部
【0032】比較例1 粗面化層の成分を下記に変更した以外は、実施例1と同
様にして、厚さ3.6μm、HAZE値67.0の粗面
化層を有する防眩材料を得た。 エポキシアクリレート系紫外線硬化型樹脂 74部 (商品名:KR−566、固形95%溶液、旭電化社製) 架橋アクリルビーズ顔料 30部 (商品名:MX1500、粒径15±0.5μm、総研化学社製) イソプロピルアルコール 230部
【0033】比較例2 粗面化層の成分を下記に変更した以外は、実施例1と同
様にして、厚さ2.3μm、HAZE値25.3の粗面
化層を有する防眩材料を得た。 エポキシアクリレート系紫外線硬化型樹脂 101部 (商品名:KR−566、固形95%溶液、旭電化社製) シリカ顔料 4部 (商品名:サイリシア#435、富士シリシア化学社製) イソプロピルアルコール 230部
【0034】比較例3 厚さ80μm、透過率92%のトリアセチルセルロース
をそのまま比較用の防眩材料とした。 比較例4 下記成分からなる混合物をサンドミルにて30分間分散
することによって得られた塗料を、膜厚75μm、透過
率89%のポリエチレンテレフタレートフィルムからな
る透明基体の片面上に、リバースコーティング方式にて
塗布し、100℃で2分間乾燥することにより、厚さ
2.9μm、HAZE値が19.1の粗面化層を有する
防眩材料を得た。 熱可塑性ポリエステル樹脂 90部 (商品名:バイロン200、東洋紡社製) 架橋アクリルビーズ顔料 10部 (商品名:MX150、粒径1.5±0.5μm、総研化学社製) イソプロピルアルコール 400部
【0035】上記実施例1〜3及び比較例1〜3で得ら
れた防眩材料10を用い、図2に示される構成の偏光フ
ィルム20を作製する。次いで、この偏光フィルム20
を、図3に示されるようにガラス基盤33に貼り付け
て、液晶表示体30を得た。また、実施例4および比較
例4で得られた防眩材料10に関しても、粗面化処理を
していない偏光フィルムに、PET面側が貼り合わせ面
になるように粘着剤を介して貼り合わせた積層体を作製
し、この積層体を図4に示されるように偏光フイルム4
6に貼り付けて、液晶表示体40を得た。これらの各液
晶表示体の画像サイズは、10.4インチとし、解像度
は、800×600ドットとして、下記方法によって、
画像コントラスト、画像ギラツキ及び防眩性の各項目に
ついて評価を行った。また、耐磨耗性、耐薬品性、耐汚
染性の評価は下記方法により行った。
【0036】画像コントラストについては、(JIS
C7072 1988)における液晶表示パネルのコン
トラスト比(CR)測定方法に準拠して評価した。画像
コントラストの評価を行うにあたって採用した、光源6
0−液晶パネル61−測光器62の位置関係の概略を、
図5に示す。この場合、光源60と液晶パネル61との
間を1cm、液晶パネル61と測光器62との間を50
cm、測光器の開口角を5度に設定した。なお、光源に
は5WのELを使用し、測光器にはミノルタカメラ社製
のLS−100を使用した。画像コントラストの評価基
準としては、CRが、4以上の場合を◎、3以上〜4未
満の場合を○、2以上〜3未満の場合を△、2未満を×
とした。
【0037】画像ギラツキについては、液晶表示体をウ
ィンドウズ、バージョン3.1のペイントブラシのオー
プニング画面が表示できるように、パーソナルコンピュ
ーターと接続し、この白黒表示における画像ギラツキの
有無について、任意の100人が目視判定することによ
り評価する方法を採った。この評価基準としては、ギラ
ツキを感じた人が、30人未満の場合を○、30人以上
〜70人未満の場合を△、70人以上の場合を×とし
た。
【0038】防眩性については、40Wの螢光灯下で、
液晶表示体を黒表示状態とし、液晶表示体から垂直に5
0cm離れて見た場合の自分の像(顔)が、液晶表示体
の表面に映り込むか否かについて、その有無を画像ギラ
ツキの評価と同様に、任意の100人が目視判定するこ
とにより評価することとした。その映り込みを感じなか
った人が、70人以上の場合を○、30人以上〜70人
未満の場合を△、30人未満の場合を×とした。
【0039】耐磨耗性については、日本スチールウール
性のスチールウール#0000を板紙耐摩耗試験機(熊
谷理機工業社製)に取り付け、防眩材料の粗面化層面を
荷重200gにて50回往復させた後、その部分のHA
ZE値の変化δH(下記計算式より算出する。)を、東
洋精機製HAZEメーターを用いて測定した。この測定
値は、大きいほど耐磨耗性が悪いことを意味する。な
お、HAZE値の測定は、防眩材料単体で行った。 HAZE値の変化δH=試験後のHAZE値−試験前の
HAZE値
【0040】耐薬品性については、イソプロピルアルコ
ールを綿棒(ジョンソン社製)に含ませ、50回擦った
後に、粗面に剥がれ等の著しい変化があった場合を×、
変化がない場合を○、その中間を△として評価した。耐
汚染性については、粗面に菜種油をスポイトで1滴、滴
下した後、滴下した菜種油をリグロインを含ませたベン
コット(旭化成社製)で20往復ラビングする。さらに
その後、抜き取った面のSEM写真を撮影、面の傷やベ
ンコットの繊維の付着の有無を確認した。粗面に傷やベ
ンコットの繊維の付着が顕著に認められる場合を×、全
く変化がない場合を○、その中間を△とした。
【0041】以上の評価結果を表1に示す。
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明の防眩材料は、特定の紫外線硬化
型樹脂および架橋アクリルビーズを含む粗面化層を設け
た構成からなることにより、良好な防眩性を示すととも
に、CRTやLCD等の画像表示体に用いた場合、ギラ
ツキがなく、鮮明で高精細な画像コントラストを発現す
ることができる。また、この防眩材料を使用した偏光フ
ィルムは、良好な防眩性を有し、ギラツキのない、優れ
た画像コントラストを示すから、液晶パネル等の画像表
示体として有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防眩材料の構成を示す概略断面図で
ある。
【図2】 本発明の防眩材料を使用した偏光フィルムの
構成を示す概略断面図である。
【図3】 防眩材料を使用した偏光フィルムを具備する
液晶表示体の構成を示す概略断面図である。
【図4】 防眩材料を使用した偏光フィルムを具備する
他の液晶表示体の構成を示す概略断面図である。
【図5】 画像コントラストの測定装置の配置を示す概
念図である。
【符号の説明】
10…防眩材料、11…透明基体、12…粗面化層、2
0…粗面化層付き偏光フィルム、21…透明基体、22
…粗面化層、23…第1の保護材、24…偏光基体、2
5…第2の保護材、30…液晶表示体、31…液晶パネ
ル、32…背面光源、33,34…ガラス基盤、3
3′,34′…透明電極面、35…ネマチック液晶、3
6…偏光フィルム、40…液晶表示体、41…液晶パネ
ル、42…背面光源、43,44…ガラス基盤、45…
ネマチック液晶、46,47…偏光フィルム、60…光
源、61…液晶パネル、62…測光器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基体の片面または両面に粗面化層を
    設けてなる防眩材料において、少なくとも片面の粗面化
    層は、アクリル系紫外線硬化型樹脂および粒径が0.5
    〜6.0μmの範囲にある架橋アクリルビーズを含有す
    ることを特徴とする防眩材料。
  2. 【請求項2】 防眩材料のHAZE値(JIS K71
    05)が、3〜30の範囲にあることを特徴とする請求
    項1記載の防眩材料。
  3. 【請求項3】 架橋アクリルビーズが、ポリメチルメタ
    クリレートであることを特徴とする請求項1記載の防眩
    材料。
  4. 【請求項4】 透明基体が、透明フィルムであることを
    特徴とする請求項1記載の防眩材料。
  5. 【請求項5】 アクリル系紫外線硬化型樹脂および粒径
    が0.5〜6.0μmの範囲にある架橋アクリルビーズ
    を含有する粗面化層を片面に設けた防眩材料からなる第
    1の保護材、および該保護材の粗面と反対面に偏光基体
    を介して第2の保護材を積層してなることを特徴とする
    偏光フィルム。
  6. 【請求項6】 第1の保護材のHAZE値(JIS K
    7105)が、3〜30の範囲にあることを特徴とする
    請求項5記載の偏光フィルム。
  7. 【請求項7】 架橋アクリルビーズが、ポリメチルメタ
    クリレートであることを特徴とする請求項5記載の偏光
    フィルム。
  8. 【請求項8】 透明基体が、透明フィルムであることを
    特徴とする請求項5記載の偏光フィルム。
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