JPH10261568A - 荷電ビーム描画データ作成方法 - Google Patents
荷電ビーム描画データ作成方法Info
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- JPH10261568A JPH10261568A JP6514997A JP6514997A JPH10261568A JP H10261568 A JPH10261568 A JP H10261568A JP 6514997 A JP6514997 A JP 6514997A JP 6514997 A JP6514997 A JP 6514997A JP H10261568 A JPH10261568 A JP H10261568A
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- Analytical Chemistry (AREA)
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Abstract
の設計データからの変換時間を増大させることなくデー
タ量を低減する。 【解決手段】 主偏向器33と副偏向器34を有する多
段偏向方式の電子ビーム描画装置を用いてパターンを描
画する技術であり、設計データから描画データを作成す
るための電子ビームデータ作成方法において、最小副偏
向走査領域サイズを越える大きさのパターンが副偏向デ
ータ作成時に分割される前に、該大きさのパターンを副
偏向走査領域サイズ以下のパターンに分割して表現し直
す処理を副偏向描画データ作成前に行う。また、設計デ
ータ中に存在する重なり合うセルアレイを重なり合わな
いセルアレイの構造に変更した後、階層的図形演算処理
及びフォーマット処理を行う。
Description
る半導体集積回路のパターンをマスクやウェハ等の試料
に高速・高精度に描画する荷電ビーム描画技術に係わ
り、特に設計データから描画データを作成するための荷
電ビーム描画データ作成方法に関する。
微細化に伴い、描画装置を利用してウェハ又はマスク上
にパターンを描画する技術が採用されている。論理設
計,回路設計及びレイアウト設計によって作成されたL
SIの設計パターンデータを用いて、所定のパターンを
描画装置でウェハ又はマスク上に描画するには、設計パ
ターンデータを描画装置のための描画データに変換しな
ければならない。
おいては、多階層のセル階層構造のパターンデータを描
画データ用の1階層のセル階層構造に変換しなければな
らない。1階層にする際、図形の重なりにより多重露光
によって描画精度が低下しないようにするための重なり
除去、設計データの拡大・縮小を行う寸法補正、またそ
のように補正されたパターンを描画装置にとって描画可
能な基本図形に分割する処理などが行われる。
層に定義されるが、設計データ中で定義される複数の層
のパターンデータにアンド処理やオア処理などの所謂 B
oolean図形演算と呼ばれる処理を施して、描画装置に入
力可能な1層で定義されるパターンデータを合成する処
理方法が頻繁に用いられる。
データの圧縮を可能にする技術が提案されている。従来
例の1つとして、特開平5−29202号公報がある。
この方法は、設計データにおいて複数回配置されている
ようなパターンを図44に示すように、電子ビーム描画
における副偏向走査領域に分解することにより基本図形
を形成し、それぞれの基本図形の配置情報を取得してデ
ータ量を圧縮しようとするものである。
は次のような問題があった。即ち、設計データを一旦、
試料全面にわって展開した後に描画装置固有の格子状の
副偏向走査領域に分解してから、データ圧縮のための基
本図形を生成する処理、更には基本図形の配置情報を取
得する処理を行うため、描画データへの変換時間が増大
する。また、基本図形の生成についても副偏向走査領域
単位で行うため、図形の半端部分については基本図形に
より圧縮されない。このような点からデータ量の圧縮効
果は少なく、データ変換時間は増大するという問題点が
あった。
の圧縮を可能にする技術として、設計データ中のセル階
層構造を有効に利用した階層的データ変換方式が提案さ
れている。
た例として、“Japanese Journal of Applied Physics
第31巻4257〜4261ページ(1992年):文献1)”におい
て、設計データの持つ階層のまま階層的図形演算処理を
行うと、所謂2重露光やパターン間の隙間などがあるパ
ターンが変換されてしまう可能性があり、従って電子ビ
ーム描画装置に受容不可能となる場合のあることが指摘
された。
が少なくとも部分的に重なり合って配置されている場合
には、これらのセルを上位階層に展開し(セル重複除
去)、階層構造を一旦変更してから階層的図形演算を行
うことにより、電子ビーム描画装置用のパターンデータ
を正しく変換できることが提案されている。以下、セル
重複除去のように描画用パターンデータを階層的に変換
する際に必要となる、階層構造変更の処理を階層最適化
処理と呼ぶことにする。
計データにある繰り返し数の多い種パターンが展開して
しまう場合には、階層処理による処理時間の短縮効率及
びデータ量の圧縮効率が低減してしまうことが問題とな
る。第2の従来例として、“Proceedings of 27th ACM/
IEEE Design Automation Conference 321-326 ページ
(1990):文献2”では、階層的な図形演算処理におい
てセル間に重なりがある場合、セル展開の対象を1階層
より離れたセル間の重なりに限定し、1階層以内のセル
との重なりの場合にはセルを展開せずセル間で重なりあ
っている図形にマークをつけ適切な図形演算を行うこと
で、階層処理の効率を大幅に上げることができるとして
いる。
は、階層処理の効率を最も損なってしまう複数のアレイ
配置されるセルが重複している場合について、セル展開
を抑止して階層的にデータ変換するための方法は開示さ
れてはいない。また、設計データの複数の層に対して行
われる図形演算の場合に、セル展開を極力避けて階層的
に正しくデータ変換する方法も開示されてはいない。
平5−29202号公報のように、データ圧縮のための
基本図形を生成する処理、基本図形の配置情報を取得す
る処理を、設計データを展開して副偏向走査領域に分解
した後に行う方法では、データ量の圧縮効果は少なく、
データ変換時間が増大するという問題があった。
と単独の図形又は別のセルが重複している場合、又は異
なる複数のセルのアレイが重複している場合、階層処理
による処理時間の短縮効率及びデータ量圧縮効率が低下
する問題があった。同様に、設計データの複数の層を対
象とする図形演算処理を含むデータ作成処理において、
複数のセルが重複している場合は、描画データ作成時間
並びにデータ量を削減することができない問題があっ
た。
もので、その目的とするところは、描画装置に供給され
る描画データの設計データからの変換時間を増大させる
ことなくデータ量を低減することのできる荷電ビーム描
画データ作成方法を提供することにある。
で、あるセルのアレイと単独の図形又は別のセルが重複
している場合、又は異なる複数のセルのアレイが重複し
ている場合について、階層的図形演算の処理効率の低減
につながるセル展開を最小限に抑えることができ、描画
データ作成時間並びにデータ量を削減することができる
荷電ビーム描画データ作成方法を提供することにある。
タの複数の層を対象とする図形演算処理を含むデータ作
成処理において、複数のセルが重複している場合でも、
描画データ作成時間並びにデータ量を削減することがで
きる荷電ビーム描画データ作成方法を提供することにあ
る。
な構成を採用している。
向方式の荷電ビーム描画装置を用いて試料上にパターン
を描画する技術であり、設計データから描画データを作
成するための荷電ビームデータ作成方法において、最小
副偏向走査領域サイズを越える大きさのパターンが副偏
向データ作成時に分割されないように、該大きさのパタ
ーンを副偏向走査領域サイズ以下のパターンに分割して
表現し直す処理を、副偏向描画データ作成前に行うこと
を特徴とする。
大きさのパターンを副偏向走査領域サイズ以下のパター
ンに分割して表現し直す処理が、副偏向走査領域サイズ
以下のパターンを任意個含むセルを複数配置して該パタ
ーンを被覆することにより行われること。 (1-2) セルのサイズが副偏向走査領域サイズ以下である
こと。 (1-3) パターンを被覆する手段として、同一セルの繰り
返し表現が含まれていること。 (1-4) パターンの被覆が、同一セルの繰り返し表現のみ
で行われること。 (1-5) 副偏向器は、1段若しくは複数段で形成されるこ
と。
向方式の荷電ビーム描画装置を用いて試料上にパターン
を描画する技術であり、設計データから描画データを作
成するための荷電ビームデータ作成方法において、セル
内に配置された複数のパターンから同一のものを抜き出
して別セルに定義し直す処理を、副偏向データ作成前に
行うことを特徴とする。
則的に配置されたパターンをそのパターンを含む任意セ
ルの繰り返し表現とすることを特徴とする。 (2-1) 副偏向器は、1段若しくは複数段で形成されるこ
と。
適化処理を行った後、少なくとも1つの入力層を対象と
する所定の図形演算処理を階層毎に施すことによって、
多階層のセル階層構造で定義される設計データを荷電ビ
ーム描画用のパターンデータに変換する荷電ビーム描画
データ作成方法において、前記階層最適化処理として、
設計データ中のある親セル内で参照定義される子セルが
該親セルに属する図形によって完全に被覆される領域を
求めるステップと、該領域において親セルの図形を子セ
ルに取り込む領域枠を取得するステップと、該領域枠に
存在する親セルの図形を親セルから削除し、かつ子セル
が単独配置の場合にはこの削除したパターンを子セルに
取り込んで新たな子セルとして登録し、子セルがアレイ
配置されている場合には該削除したパターンから子セル
のx及びy方向のアレイ繰り返し単位長で定義される矩
形部分を子セルに取り込んで新たな子セルとするステッ
プと、を行うことによって階層構造を変更する処理を含
むことを特徴とする。
適化処理を行った後、少なくとも1つの入力層を対象と
する所定の図形演算処理を階層毎に施すことによって、
多階層のセル階層構造で定義される設計データを荷電ビ
ーム描画用のパターンデータに変換する荷電ビーム描画
データ作成方法において、前記階層最適化処理として、
設計データ中のあるセル内で参照定義される繰り返し数
が1以上であるセルAのアレイ配置とセルBのアレイ配
置の重複領域を求めるステップと、該重複領域において
セルAの種パターンとセルBの種パターンをもとに、セ
ルAのアレイ繰り返し単位長とセルBのアレイ繰り返し
単位長の公倍数で定義される単位長を持つ新たな種パタ
ーンCを作成するステップと、該重複領域にあるセルA
のアレイ配置とセルBのアレイ配置をセルCのアレイ配
置で置き換えるステップと、を行うことによって階層構
造を変更する処理を含むことを特徴とする。
適化処理を行った後、少なくとも1つの入力層を対象と
する所定の図形演算処理を階層毎に施すことによって、
多階層のセル階層構造で定義される設計データを荷電ビ
ーム描画用のパターンデータに変換する荷電ビーム描画
データ作成方法において、前記階層最適化処理として、
設計データ中のあるセル内で参照定義される繰り返し数
が1以上であるセルAのアレイ配置とセルBのアレイ配
置の重複領域を求めるステップと、該アレイ領域重複箇
所においてセルの外接矩形が重ならずかつ繰り返し数が
できるだけ多くなるように設計データの階層情報に基づ
いてアレイの分割及び融合を行って新たなセルを作成す
るステップと、該重複領域にあるセルAのアレイとセル
Bのアレイを上記作成した新たなセルで置き換えるステ
ップと、を行うことによって階層構造を変更する処理を
含むことを特徴とする。
外接矩形が重ならずかつ繰り返し数ができるだけ多くな
るようにアレイの分割及び融合を行って新たなセルを作
成するステップとして、重複するアレイ領域において、
さらにセル外接矩形が重複する領域を求め、これに基づ
きセル外接矩形が重複する領域と重複しない領域となる
ように各セルのアレイを分割し、セル外接矩形が重複す
る領域においては、重複するセルのアレイピッチの公倍
数のアレイピッチを持つセルを重複するセルから作成す
る。
ば、最小副偏向走査領域サイズを越える大きさのパター
ンが副偏向データ作成時に分割される前に、該大きさの
パターンを副偏向走査領域サイズ以下のパターンに分割
して表現し直す処理を副偏向描画データ作成前に行うこ
と、またセル内に配置された複数のパターンから同一の
ものを抜き出して別セルに定義し直す処理を副偏向デー
タ作成前に行うことにより、設計データから描画データ
への変換時間を増大することなくデータ量を圧縮した描
画データを作成することができる。
セル間に重複のある場合でも階層処理の効率を低減する
ことなく描画用パターンデータの作成が可能となる。ま
た、設計データ中で重複するセルを重複のないセルの階
層構造に変更する際には、設計データで定義される繰り
返し情報を基に行うため、パターンマッチング等により
繰り返しパターンを特定する必要がなく、階層構造の変
更処理を容易に行うことができる。
形態によっで説明する。
施形態に使用した主副二段偏向方式の電子ビーム描画装
置を示す概略構成図である。
内には半導体ウェハ若しくはマスク等の試料11を載置
したステージ12が収容されている。ステージ12は、
ステージ駆動回路13によりX方向(紙面左右方向)及
びY方向(紙面表裏方向)に駆動される。そして、ステ
ージ12の移動位置はレーザ測長系等を用いた位置回路
14により測定されるものとなっている。
0が配置されている。この光学系20は、電子銃21,
各種レンズ22〜26,ブランキング用偏向器31,ビ
ーム寸法可変用偏向器32,ビーム走査用の主偏向器3
3,ビーム走査用の副偏向器34,及びビーム成形アパ
ーチャ35,36等から構成されている。そして、主偏
向器33により所定の副偏向走査領域(以降、サブフィ
ールドと呼ぶ)に位置決めし、副偏向器34によりサブ
フィールド内での図形描画単位の位置決めを行うと共
に、ビーム寸法可変用偏向器32及びビーム成形アパー
チャ35,36にビーム形状を制御し、ステージ12を
一方向に連続移動しながら、LSIチップを主偏向ビー
ム偏向幅に応じて短冊状に分割したフレーム領域を描画
処理する。さらに、ステージ12を連続移動方向と直交
する方向にステップ移動し、上記処理を繰り返して各フ
レーム領域を順次描画するものとなっている。
1を始めとする記憶媒体が接続されており、この磁気デ
ィスク41にLSIの描画データが格納されている。磁
気ディスク41から読み出された描画データは前記フレ
ーム領域毎にパターンメモリ(データバッファ部)42
に一時的に格納される。データバッファ部42に格納さ
れたフレーム領域毎のパターンデータ、つまり描画位置
及び基本図形データ等で構成されるフレーム情報は、デ
ータ解析部であるパターンデータデコーダ43及び描画
データデコーダ44により解析され、ブランキング回路
45,ビーム成形器ドライバ46,主偏向器ドライバ4
7,及び副偏向器ドライバ48に送られる。
上記データを入力し、必要に応じてフレーム領域に包含
される図形データに反転処理を施し、反転パターンデー
タを生成する。そして、次にフレームデータとして定義
されている基本図形データを成形アパーチャ35,36
の組み合わせにより形成可能な単位描画図形群に図形分
割し、このデータに基づいてブランキングデータが作成
され、ブランキング回路45に送られる。そして、更に
希望するビーム寸法データが作成され、このビーム寸法
データがビーム成形器ドライバ46に送られる。次に、
ビーム成形器ドライバ46から光学系20のビーム寸法
可変用偏向器32に所定の偏向信号が送られ、これによ
り電子ビームの寸法が制御されるものとなっている。
フレームデータに基づいてサブフィールドの位置決めの
データ作成され、このデータが主偏向器ドライバ47に
送られる。そして、主偏向器ドライバ47から光学系2
0の主偏向器33に所定の信号が送られ、これにより電
子ビームは指定のサブフィールド位置に偏向走査され
る。さらに、描画データデコーダ44では副偏向器走査
のコントロール信号が発生され、この信号が副偏向器ド
ライバ48に送られる。そして、副偏向器ドライバ48
から副偏向器34に所定の副偏向信号が送られ、これに
よりサブフィールド毎の描画が行われるものとなってい
る。
ンの描画処理を行うためのデータ作成工程を示したのが
図2である。LSIパターンはCADシステム51によ
り作成され、そこから出力される設計データ52がデー
タ変換用計算機53で描画データ54に変換される。そ
して、制御計算機55により描画データ54を読み出し
て、電子ビーム描画装置による描画処理が行われること
になる。
りパターン重複除去,台形分割などの処理を経て電子ビ
ーム描画装置で許容し得るデータ形式に変換され、更に
描画装置のパターンデータデコーダ43により描画装置
で露光可能な矩形又は三角形に分割される様子を示して
いる。
成方法について、次に詳述する。図4は本実施形態に従
ってLSIの設計データから描画装置に受容可能なデー
タ変換する処理の流れを示す図である。このフローチャ
ートに従い処理の内容を説明する。
データを入力する(S1)。この入力した設計データに
対し、セル重複除去やリサイズを行うための前処理(ド
ーナツ処理等)からなる階層最適化処理を行い、電子ビ
ーム描画装置に適した階層的図形演算処理が行えるよう
に設計データの階層構造を変更する(S2)。
し、階層的図形演成処理を行う(S3)。この図形演算
には、例えば白黒反転処理,ミラー反転処理,リサイズ
処理等が含まれる。また、描画装置に入力可能なパター
ンとして台形のみが許されている場合にはパターンの台
形分割もこの段階で行う。
この圧縮処理では、図形演算処理された全図形に対し
て、サブフィールドサイズ以上の図形に対して、図形を
サブフィールドサイズの矩形を持つセル(以降、基本セ
ルと呼ぶ)による繰り返し表現で表わせるか、また基本
セルと任意サイズの矩形を持つセル(以降、任意セルと
呼ぶ)の組み合わせ、又は任意セルによる繰り返し表現
で表わせる判定し、いずれかの繰り返し表現で表わせる
ならセルの階層構造を変える。
ルに対して、サブフィールド分割処理を行う(S5)。
最後に、セルを各フレームに仕分けし(S6)、描画デ
ータの作成を終了する。
て、図5〜図7を参照して更に説明する。
である。図5(a)のセルAに包含される図形1(図形
2)の図形サイズfx,fyのどちらかが基本セル、任
意セルによる繰り返し表現を行うか否かのサブフィール
ドサイズより大である関係が成り立っているものとす
る。
て、図5(a)のセルは図5(b)から図6(c)のよ
うに表現され、セルの階層を変更する。以下に順を追っ
て説明する。
行う。
イズ(fx,fy)がサブフィールドサイズより大きい
か否かを比較する。サブフィールドサイズより大きい場
合はステップS3へ。サブフィールドサイズより小さい
場合はステップS5へ。
ドサイズ(sfs)から繰り返し表現情報を生成する。 fx/sfs=Nx…Rx(Nxは商(整数)、Rxは
余り) fy/sfs=Ny…Ry(Nyは商(整数)、Ryは
余り) fx/(Nx+1)=Gx fy/(Ny+1)=Gy fx/Gx=NxG fy/Gy=NyG ステップS4:セルの階層構造を変更し、基本セル、任
意セルを生成する。
件に従ってセルの階層構造を変更する。
G で繰り返し表現される(図6(c)参照)。
全セル未抽出ならステップS1へ戻る。
の図形2も図形1と同様に処理される。
画データ作成前に予め、セルに包含される図形のサイズ
が最小副偏向走査領域サイズを越えるか否かを判定し、
越える場合にはこの図形を副偏向走査領域サイズ以下の
パターンに分割して表現し直すことにより、副偏向走査
領域サイズを越える図形が副偏向データ作成時に分割さ
れるのを未然に防止でき、設計データから描画データへ
の変換時間を増大することなくデータ量を圧縮した描画
データを作成することができる。
実施形態を、図8のフローチャート及び図9の模式図を
参照して説明する。
て、図9(a)のセルは図9(b)のように表現され、
セルの階層を変更する。以下に順を追って説明する。な
お、図9(a)のセルBに存在する図形1と図形4は同
一形状、同一サイズである。また、図形2と図形3,図
形5,図形6も同一形状、同一サイズである。
抽出を行う。
図形形状と図形サイズと図形配置位置を取得する。
形サイズ毎に図形配置位置のテーブルを作成する。
ピッチを算出する。
り返し表現可能か判定する。 (1)繰り返し表現可能な図形は新たにセルとし、階層
構造を変更する。図9(a)の図形1,図形4は同一形
状,同一サイズ,ピッチにより繰り返し表現可能。ま
た、同図の図形2,図形3,図形5,図形6も同一形
状,同一サイズ,ピッチにより繰り返し表現可能。 (2)繰り返し表現不可能な図形は元セルに残す。図9
(a)の図形7は繰り返し表現不可能なため、セルBに
残す。
全セル未抽出ならステップS1へ戻る。
は図9(b)のようにセルの階層構造が変更される。
フィールド)に分割してから基本図形を生成し、配置情
報を得て圧縮していたが、これではサブフィールド単位
の基本図形しか生成されず、図形の半端部分は圧縮され
ない。しかし、本実施形態では図形の半端部分には任意
矩形を持つセル(任意セル)を適用することにより、従
来技術では圧縮できなかった図形を圧縮することができ
る。また、配置情報も繰り返し情報を利用することによ
り従来例よりも配置情報を低減することができる。
割後に圧縮処理を組込んでいたが、サブフィールド分割
された図形個々に対してパターンマッチング処理を行う
必要があり、データ変換時間の増大を招いてしまう。本
実施形態ではサブフィールド分割前の図形単位に対して
先に圧縮処理を行うことによりサブフィールド分割の処
理は基本セル、任意セルについて行うことになり従来処
理に比べデータ変換時間を大幅に短縮することが可能に
なる。
データや大図形が存在する設計データに上記方法を適用
すれば、従来方法に比べ1/2〜1/16に描画データ
量を低減することが可能になる。
の実施形態に基づいて説明したが、本発明はそれに限定
されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲において
種々変更可能である。例えば、電子ビーム描画装置の構
成は図1に限定されるものではなく適宜変更可能であ
る。また、本実施形態では主副二段方式の電子ビーム描
画装置を例にとり説明したが、副偏向を2段以上にした
多段偏向方式でもよく、電子ビーム以外のイオンビーム
描画装置に対しても適用可能である。
3〜5)の実施形態について説明する。
本発明方法の位置付けを前記図2を参照しながら説明す
る。LSIデバイスの開発は、その仕様が決定された後
に論理回路設計や回路設計などが行われ、それに基づい
てレイアウトパターン設計が行われる。この設計作業は
一般にCADを用いて行われ、所要のLSIデバイスの
設計データが取得される。これに基づいてLSIデバイ
スを製造するときは、同データを電子ビーム描画用デー
タ変換システムに与えて、描画データに変換する。そし
て、この描画データに基づいて電子ビーム描画装置でマ
スクを描画し、このマスクパターンをステッパを用いて
ウェハに露光し所定の製造プロセスを行う。この描画デ
ータ作成からウェハプロセスまでの流れを繰り返して、
最終的な所望のLSIデバイスが形成される。本発明に
係わる電子ビーム描画データ作成方法は電子ビーム描画
データ変換システムに反映される。
は、例えば図10に示すような処理フローに従ってデー
タ作成処理を行う(文献1)。まず、入力した設計デー
タの階層構造の最適化を行う。この処理は、設計データ
の階層構造のまま階層的図形演算した場合に発生する図
形の重畳などを発生しないようにすることを目的として
おり、セル重複除去やリサイズを行うための前処理(ド
ーナツ処理)からなる。この階層最適化処理後に図形演
算処理を行う。図形演算処理には、例えば白黒反転,ミ
ラー反転,リサイズ等が含まれる。また、一般に、図形
演算処理では複数の層を対象とした、例えば2層間のア
ンド処理等が頻繁に用いられる。この処理結果に対し
て、描画装置に入力可能な基本図形への分割処理,サブ
フィールド分割,フレーム分割処理等の描画装置のため
のフォーマット処理を行い描画データ作成は終了する。
明する。図11に示すように、本発明は典型的には従来
方法における階層最適化処理の前処理として実現するこ
とができる。
属するセルを選択して、親セルとする。この親セルで参
照定義されているセル(以下子セルと呼ぶ)について順
次、図11に示す処理を行う。第1のステップS1で
は、各々の子セルが前記親セルに属する図形によって完
全に被覆される領域を求める。もし、親セルの図形に部
分的に重複する子セルがあれば、この子セルを親セルに
展開する。第2のステップS2では、この領域において
親セルの図形を子セルに取り込む領域枠を取得する。
存在する親セルの図形を親セルから削除する。同時に、
子セルが単独配置の場合にはこの削除したパターンを子
セルに取り込んで新たな子セルとして登録する。もし、
子セルがアレイ配置されている場合には親セルから削除
したパターンの一部、即ち子セルのx及びy方向のアレ
イ繰り返し単位長で定義される矩形部分を子セルに取り
込んで新たな子セルとして登録する。
して行う。即ち、最上位階層から始めて、順次1階層づ
つ下位の階層に移って繰り返し、最下層のセルとなるま
で処理を繰り返す。逆に、最下層から始めて、順次1階
層づつ上位の階層に移って、最上位のセルとなるまで処
理を繰り返しても良い。
を変更した後、(文献1)に開示されているドーナツ処
理等の通常の階層最適化処理を行う(S4)。続いて、
リサイズ等の図形演算を行い(S5)、最後に電子ビー
ム描画装置の入力フォーマットに合わせたフォーマット
処理を行い(S6)、電子ビーム描画装置用のデータ変
換処理を終了する。
適用した例について説明する。まず、この設計データに
ついて説明しながら、一般的な設計データの構造につい
て概説する。
タはセルの階層としては3階層で構成されている。一般
に設計データにおいて、セルはそのセルに属する図形、
又はそのセルに別のセルを参照配置する情報(インスタ
ンス情報)を持つことができる。また、図形情報は、幾
つかの層(レイヤー)に分けて定義される。
るパターンPa及びPa’を持つ。このパターンは、レ
イヤー1で定義されている。Aにはインスタンスとし
て、セルBの4×4アレイ配置とセルCが定義されてい
る。セルBは図12(b)に示すようにパターンPbを
持ち、このパターンはレイヤー2に定義されている。ま
た、セルBでは、別のセルは参照配置されていない。即
ち、インスタンスを持たない。セルCは、セルCに属す
るパターンとして4つのPcを持ち、これらのパターン
はレイヤー1で定義されている。また、セルCはインス
タンスとして、セルDの4×4アレイ配置を持つ。セル
Dは、自身に属するパターンとしてパターンPdを持
ち、このパターンはレイヤー2で定義されている。
場合について、図11の詳細説明である図13及び図1
4,図15,図16を参照しながら順次説明する。
ルAを処理対象とする。
否かを判定し、重複領域がある場合はステップS3に進
む。
(セルA)のパターンPaと重複するセルBのアレイ配
置を選択する。
域がパターンPaに完全に被覆されるので、ステップS
5をスキップし、ステップS2に戻る。この段階で階層
構造は、図12(a)のものから変更はない。
ターンPa’と重複するセルCの部分を選択する。
全に被覆されてはいない。従って、ステップS5に進
む。
る。この展開に伴い階層構造は図14(a)のようにな
る。即ち、パターンPcはセルAのパターンPa''とし
て変更登録され、セルDのアレイ配置はセルAで参照さ
れるようになる。ステップS2に戻る。
し、重複領域としてパターンPa’とセルDのアレイ配
置が重複している。ステップS3に進む。セルDの4×
4のアレイ配置のうち、Pa’に完全に被覆されていな
い最右列の1×4の部分をセルAに展開する。この展開
により階層構造は図14(b)のようになる。ステップ
S2に戻る。未処理の重複領域がないので、ステップS
6に進む。
済みの重複領域について、パターン変更の設定枠を求め
る。パターンPaとセルBの4×4アレイ配置の箇所に
ついては、図15の設定枠1を得る。また、パターンP
a’とセルDの3×4アレイ配置の箇所については、設
定枠2を得る。ステップS8に進む。
枠1で指定される領域について、パターンPaからこの
部分を削除する。次に、設定枠1で囲まれるパターンP
aのうち、セルBの1つの種セルと重複する部分をセル
BのパターンとしてBに取り込む。設定枠2についても
同様の処理を行う。この結果、セルAに属するパターン
Pa及びPa’は、それぞれ、図16(b)のpa,p
a’のように変更される。また、セルB及びセルDはそ
れぞれ、図16(c)(d)のように変更される。ま
た、セルA以下の階層構造は、図16(a)のようにな
る。ステップS10に進む。
り、設計データの階層構造は図16のようになった。セ
ルB及びセルDの階層より下層のセルはないため処理を
終了する。なお、1階層下位にセルがある場合は、ステ
ップS11で注目する階層を1階層下位にしてステップ
S2に戻る。
理が終了した。以降は、図11のドーナツ処理等の従来
の階層最適化の処理に移る。
縮に与える効果について説明する。従来例として、階層
最適化処理においてセルが重複している場合に上位階層
に展開する例をとると、設計データの階層構造は図17
のように変更される。図形演算処理として、レイヤー1
をレイヤー2でマスク演算する場合を考える。マスク演
算とは図18に示すように、あるレイヤーで定義される
パターンから、別のレイヤーで定義されるパターン領域
を削除する図形演算である。まず、図17で示される従
来例の場合について考えると、レイヤー1のパターンか
らレイヤー2のパターンをマスク演算するための処理数
は32回である。
セルDのアレイの部分については、マスク演算を種パタ
ーンについて行えばよいので、マスク演算に要する処理
回数は6回となる。マスク演算に要する処理時間は処理
回数に比例するので、本実施形態の場合には従来例に比
べて処理時間は約1/5に短縮される。
データ圧縮に与える効果について説明する。本実施形態
の場合について、マスク演算処理を行い描画装置用のフ
ォーマット処理を行った後のデータ構造を示したのが図
19である。但し、描画装置としては矩形で表わされる
図形のみ入力可能とし、図16における多角形を全て矩
形に分割するフォーマット処理を行った。本実施形態で
は、セルB及びセルDの部分はアレイで表現されている
ため、図形の定義は種セルのみで良く、矩形数は全体で
35個である。
り、矩形数は全体で74個となる。描画データ中の図形
データ量は矩形数に比例するので、従来例に比べて本実
施形態の場合には図形データ量は約1/2に減少するこ
とが分かった。設計データ中で定義されるアレイ繰り返
し数が、より多い場合には、本発明によるデータ作成方
法を行った場合に期待される変換処理時間の短縮及びデ
ータ圧縮効果は、さらに大きいものとなる。
法における階層最適化処理の前に実施する方法を示した
が、従来の階層最適化処理の中に組み込んだ処理として
行ってもよい。また、階層最適化処理から、描画装置用
のフォーマット処理までの全体の処理フローの中で、分
散して行っても良い。
化処理以前に、重複するセルのアレイを重複しないセル
のアレイへと構成し直すことにより、変換処理に要する
時間を大幅に低減できる。さらに、設計データ中のアレ
イを極力展開しないようにして、描画データを作成する
ことが可能であるため、データ量も大幅に圧縮すること
が可能である。その結果、LSI製造に必要なマスクの
作成時間を短縮することとなり、また製造装置のデータ
格納装置等も小規模のものにできるので、製造コストの
低減に寄与することができる。
ータの持つ階層情報を利用して行い、一般に設計データ
中のパターンの繰り返しを認識するために行われるパタ
ーンマッチング等の負荷の重い処理を伴わないため、極
めて簡便な、また、データ変換時間の短縮化には有効な
方法であるといえる。
4の実施形態に係わるデータ変換システムの例を示す図
である。図21に示すように、本実施形態も典型的には
従来方法における階層最適化処理の前処理として実現す
ることができる。まず、入力された設計データの最上位
階層(ルート)セルを親セルとする。この親セルでイン
スタンス定義されている子セルについて、順次図21に
示す処理を行う。
なり合う子セルのアレイを抽出する。第2のステップS
2では、重なり合う子セルのアレイピッチが同一である
かを、設計データに格納されている情報を読み取り判定
する。第3のステップ23では、アレイピッチが同一の
場合に、重なり合う子セルのうちの1つのセルに、他の
子セルのパターン及び子セルで参照しているインスタン
ス情報を取り込みこのセルを再登録し、また階層構造を
変更する。ルートセルにある重なり合う子セルの全てに
ついてこの処理を終了したら、注目する階層を1階層下
位に移して上記の処理を行う。この処理を最下位の階層
が終了するまで繰り返す。
を変更した後、(文献1)等に開示されているドーナツ
処理等の通常の階層最適化処理を行う(S4)。続い
て、リサイズ,白黒反転等の図形演算処理を行い(S
5)、最後に電子ビーム描画装置の入力フォーマットに
合わせたフォーマット処理を行い(S6)、電子ビーム
描画装置用のデータ変換処理を終了する。
前に、設計データパターンのフォーマットを図25と図
26を参照しながら説明する。設計データが図24で示
されるセルの階層構造によって構成されていたとする。
即ち、セルAは1つのパターンPaを持つ。セルBでは
1つのパターンPbを持ち、参照インスタンスとしてセ
ルAを1×1アレイ配置(単独配置)として持つ。セル
Cは自身に属するパターンを持たないが、参照インスタ
ンスとしてセルBを2×2アレイ配置として持つ。
格納される場合には、そのフォーマットはCADシステ
ムにより異なり、種々のものがあるが、典型的には例え
ば図25のように表現されている。即ち、セルの情報は
セル自身に属するパターンとセル内で参照されるインス
タンスの情報とからなる。セルBの場合について説明す
ると、セルBではセルAがBの原点に対して(Xa,Y
a)の位置にインスタンスとして参照されている。ま
た、セルB自身が持つパターンPbはレイヤー番号1の
図形を表わす区画に、4頂点列として図25(b)の右
欄のように表わされている。
形態を適用した例について説明しながら、本発明の詳細
について示す。設計データ中で最上位階層(ルート)で
あるセルAには、セルBが4×4アレイ配置されてお
り、同一サイズのセルCがセルBと重なるように図23
のようにインスタンス配置されているとする。図22の
本実施形態の詳細説明図に従って、この設計データに対
し本実施形態を適用した場合を順次説明する。
て、セルBの4×4アレイ配置とセルCの4×4アレイ
配置が重なっているため、これが選択される。
ピッチを図25で表わされるような設計データの内部表
現の該当箇所から検索して調べる。セルBとセルCのア
レイのピッチは同じであるのでステップS4に進む。
に取り込む。同時に階層ツリーからセルCを削除する。
この変更により、設計データの階層構造は図26のよう
になる。この変更を計算機内部での設計データのフォー
マットに対応して説明したのが図29である。
層となるのでステップS7に進み、従来の階層最適化の
処理、それに続く図形演算処理及び描画装置用のフォー
マット処理を行う。
か存在せず、インスタンスは配置されていないため、ス
テップS4ではパターンデータのみをセルBに取り込ん
だ。もし、セルCでインスタンスを参照している場合に
は、インスタンス配置もセルBに取り込むことにする。
タ量圧縮に与える効果について説明する。例として、図
23の設計データのレイヤー1をレイヤー2でマスク演
算する図形演算を考える。本実施形態では、設計データ
の階層構造が図26のように変更され、このデータに対
して上記のマスク演算が階層的に処理される。即ち、レ
イヤー1をレイヤー2でマスクする図形演算は、図26
のセルBのPbをPcでマスク演算する処理のみとな
り、図形演算回数は1回である。このマスク演算を行
い、描画装置用のフォーマット処理を行った結果が図2
7である。描画装置では、図形は矩形や三角形などで表
わされる必要があるので、セルBのパターンはドーナツ
状の1つの多角形ではなく、4つの矩形で表わされる。
セルが重複している場合に上位階層に展開してしまう場
合には、図23の設計データにおいて、セルBとセルC
のパターンは全て、セルAに属するように展開されてし
まう。この場合、レイヤー1からレイヤー2をマスク図
形演算する処理回数は16回となる。従って、本実施形
態の場合、図形演算に要する処理時間は1/16で済む
ことになる。
従来例の場合には64個。一方、図27で示される本実
施形態の場合には4個である。描画データの図形データ
量は図形数に比例するので、本実施形態では従来例に比
べて図形データ量が1/16に減少することになる。
形演算処理時間の短縮効果及び描画データの図形データ
量の圧縮効果は、アレイの繰り返し数の積に反比例して
大きくなる。例えば、図23においてセルBとセルCが
10×10アレイ配置で定義されている場合には、図形
演算処理時間及び図形データ量共に、従来例に比べて1
/100になる。
法における階層最適化処理の前処理として実施する方法
を示したが、従来の階層最適化処理の一部として組み込
んだ処理としても実施することができる。また、階層最
適化処理から、描画装置用のフォーマット処理までの全
体の処理フローの中で分散して行っても良い。
5の実施形態に係わるデータ変換システムの例を示す図
である。図30に示すように、本実施形態も典型的には
従来方法における階層最適化処理の前処理として実現す
ることができる。
部から構成される。まず、入力された設計データの、最
上位階層(ルート)セルを親セルとする。この親セルで
インスタンス定義されている子セルについて、順次図3
1に示す処理を行う。
互いに重なり合う子セルのアレイを抽出する。第2のス
テップS2では、重なり合う子セルのアレイピッチの最
小公倍数を求める(以下、基本アレイピッチと呼ぶ)。
この処理において、設計データに格納されているアレイ
ピッチの情報を読み取り基本アレイピッチを求めること
にする。
ルの図形から、第2のステップS2で求めた基本アレイ
ピッチを繰り返し単位とする新しいセルデータを作成す
る。同時に、設計データの階層構造から、重なり合う子
セルの情報を削除し新セルを階層構造に加えて再編す
る。ルートセルにある重なり合う子セルの全てについて
この処理を終了したら、注目する階層を1階層下位に移
して上記の処理を行う。この処理を最下位の階層が終了
するので繰り返す。
を変更した後、(文献1)等に開示されているドーナツ
処理等の通常の階層最適化処理を行う(S4)。続いて
リサイズ、白黒反転等の図形演算処理を行い(S5)、
最後に電子ビーム描画装置の入力フォーマットに合わせ
たフォーマット処理を行い(S6)、電子ビーム描画装
置用のデータ変換処理を終了する。
形態を適用した例について説明しながら、本発明の詳細
について示す。設計データ中で最上位階層(ルート)で
あるセルAには、セルBの4×4アレイとセルCの4×
2アレイが、それぞれの配置原点が0点で重なるように
インスタンス配置されている。それぞれの、アレイのピ
ッチは図32(b)及び図32(c)に示すようになっ
ている。このデータは、実際には前記図25で説明した
フォーマットで表わされている。図31の詳細説明図に
従って、この設計データに対し本実施形態を適用した場
合について順次説明する。
て、セルBの4×4アレイ配置とセルCの4×2アレイ
配置が重なっているため、これが選択される。
ピッチを図25で表わされるような設計データの内部表
現の該当箇所から検索して調べる。この結果、セルBの
アレイピッチはXpb=5μm,Ypb=5μm、また
セルCのアレイピッチはXpc=5μm,Ypc=10
μmであることが求まる。この値より、セルBとセルC
のアレイピッチの最小公倍数として、Xp=5μm,Y
p=10μmを得る。
μmがアレイピッチとなるように、セルCのパターン2
つ分とセルBの1つ分のパターンから新セルDを作成す
る。
セルB及びセルCの情報を削除し、セルDの情報に置き
換え、階層構造を変更する。この変更により設計データ
の階層構造は図33のようになる。
重複するセルがなくなるので、ステップS6に進む。
層となるのでステップS8に進み、従来の階層最適化の
処理、それに続く図形演算処理及び描画装置用のフォー
マット処理を行う。なお、下位階層が存在する場合に
は、ステップS7で下位階層に処理を移してステップS
2に戻る。
ンデータしか存在せず、インスタンスは配置されていな
いため、ステップS4ではパターンデータのみ合成して
セルDを作成した。もし、セルB又はセルCでインスタ
ンスを参照している場合には、インスタンス配置もセル
Dに合成する。
タ量圧縮に与える効果について説明する。例として、前
記図32の設計データのレイヤー1をレイヤー2でマス
ク演算する図形演算を考える。本実施形態では、設計デ
ータの階層構造が図33のように変更され、このデータ
に対して上記のマスク演算が階層的に処理される。即
ち、レイヤー1をレイヤー2でマスクする図形演算は、
図33のセルのPbをPc1及びPc2でマスク演算す
る処理のみとなり、図形演算回数は2回である。このマ
スク演算を行い、描画装置用のフォーマット処理を行っ
た結果が図34である。描画装置では、図形は矩形や三
角形などで表わされる必要があるので、セルDのPd1
及びPd2はそれぞれ8個のパターンで表わされ、セル
Dでは図形数は16個となる。
セルが重複している場合に上位階層に展開してしまう場
合をとると、図32の設計データにおいて、セルBとセ
ルCのパターンは全て、セルAに属するように展開され
てしまう。この場合、レイヤー1からレイヤー2をマス
ク図形演算する処理回数は16回となる。従って、本実
施形態の場合、図形演算に要する処理時間は1/8で済
むことになる。また、図形データ数は、図35で示され
る従来例の場合には128個となる。一方、図27で示
される本実施形態の場合には、16個である。描画デー
タの図形データ量は図形数に比例するので、本実施形態
では従来例に比べて図形データ量が1/8に減少するこ
とになる。
形演算処理時間の短縮効果及び描画データの図形データ
量の圧縮効果は、アレイの繰り返し数の積に反比例して
大きくなる。例えば、図32においてセルBが10×1
0アレイ、セルCが10×5アレイ配置で定義されてい
る場合には、図形演算処理時間及び図形データ量共に、
従来例に比べて1/50になる。
法における階層最適化処理の前処理として実施する方法
を示したが、従来の階層最適化処理の一部として組み込
んだ処理としても実施することができる。また、階層最
適化処理から、描画装置用のフォーマット処理までの全
体の処理フローの中で分散して行っても良い。
6の実施形態に係わるデータ変換システムの例を示す図
である。図36に示すように、本実施形態も典型的には
従来方法における階層最適化処理の前処理として実現す
ることができる。
部から構成される。まず、第1のステップS1では、設
計データの全てのセルについてセルの外接矩形を求め
る。セルの外接矩形とは、セル内で定義されているイン
スタンス中の図形も含めた全図形頂点のうち最も左下に
ある頂点の座標を(xll,yll)、最も右上にある頂点
の座標を(xru,yru)とすると、この2点で指定され
る矩形である。図39(b)及び(c)に外接矩形の例
を示す。CADデータのフォーマットによっては、この
外接矩形の座標をセルのサイズとして登録しているもの
があるが、その場合には第1のステップS1を省略する
ことができる。
データの、最上位階層(ルート)セルを親セルとする。
この親セルでインスタンス定義されている子セルについ
て、順次図36に示す処理を行う。まず、互いにアレイ
の外接矩形(以下、アレイ領域と呼ぶ)が重なり合う子
セルのアレイを抽出する。このアレイ領域が重複するア
レイに対し、さらに、複数のセルの外接矩形が重なりあ
っている領域を算定する。第3のステップSでは、ステ
ップS2で求めた情報を基に複数のセル外接矩形が重複
する領域と、セル外接矩形が重なりを持たない領域とな
るように、各アレイを分割する。
イ構造に対し、セル外接矩形が重複する箇所では重なり
合う子セルのアレイピッチの最小公倍数を求める。引き
続き、第5のステップS5のセル図形再登録部では、上
記求めたアレイピッチの最小公倍数のピッチを持つ新セ
ルを、重複するセルの図形及びセル内で参照されるイン
スタンスを融合することにより作成する。同時に、階層
ツリーへの新セルの登録と、新セルの基になった重複す
る子セルの情報を削除する。ルートセルにある重なり合
う子セルの全てについてこの処理を終了したら、注目す
る階層を1階層下位に移して上記の処理を行う。この処
理を最下位の階層が終了するまで繰り返す。
を変更した後、(文献1)等に開示されているドーナツ
処理等の通常の階層最適化処理を行う(S6)。続いて
サイズ、白黒反転等の図形演算処理を行い(S7)、最
後に電子ビーム描画装置の入力フォーマットに合わせた
フォーマット処理を行い(S8)、電子ビーム描画装置
用のデータ変換処理を終了する。
形態を適用した例について説明しながら、本発明の詳細
について示す。設計データ中で最上位階層(ルート)で
あるセルAには、セルBの6×6アレイとセルCの3×
2アレイが、それぞれの配置原点が0点で重なるように
インスタンス配置されている。また、それぞれのアレイ
のピッチは図に示すようになっている。このデータは、
実際には前記図25で説明したフォーマットで表わされ
ている。
ータに対し本実施形態を適用した場合について順次説明
する。
外接矩形を求める。この結果を図39に示す。図中の破
線で示した矩形が各セルの外接矩形である。
としてセルBの(6×6)アレイと、セルCの(3×
2)アレイを選択する。
対しセルの外接矩形が重複する領域を抽出する。図40
において、セル外接矩形重複領域1及び2においてセル
Bの外接矩形とセルCの外接矩形が重複していることが
求まる。セル外接矩形が重複している領域と重複してい
ない領域とに分かれるように、各セルのアレイ情報を分
割する。図41にこの結果を示す。
ピッチを、図25で表わされるような設計データの内部
表現の該当箇所から検索して調べる。この結果、セルB
のアレイピッチはXpb=5μm,Ypb=5μm、ま
たセルCのアレイピッチはXpc=10μm,Ypc=
5μmであることが求まった。この値より、セルBとセ
ルCのアレイピッチの最小公倍数として、Xp=10μ
m,Yp=5μmを得る。
倍数で指定される枠内にあるセルBとセルCのパターン
を内部情報より読み込み、新セルDを作成する。
が配置されるべき領域に該当するセルBとセルCの情報
をセルDの情報に置き換え、階層構造を変更する。この
変更により設計データの階層構造は図42のようにな
る。
重複するセルアレイ領域がなくなるので、ステップS8
に進む。
層となるのでステップS10に進み、従来の階層最適化
の処理、それに続く図形演算処理及び描画装置用のフォ
ーマット処理を行う。なお、下位階層が存在する場合に
は、ステップS9で下位階層に処理を移してステップS
3に戻る。
ンデータしか存在せず、インスタンスは配置されていな
いため、ステップS4ではパターンのみ合成してセルD
を作成した。セルB又はセルCでインスタンスを参照し
ている場合には、インスタンス配置もセルDに合成す
る。
タ量圧縮に与える効果について説明する。例として、図
38の設計データのレイヤー1とレイヤー2との図形和
(オア処理)をとる図形演算を考える。本実施形態では
設計データの階層構造が図42のように変更され、この
データに対して上記のマスク演算が階層的に処理され
る。
をとる図形演算は、図42のセルDのPb1とPd2と
Pd3をオア処理演算する処理のみとなり、図形演算回
数は2回である。このマスク演算を行い、描画装置用の
フォーマット処理を行った結果が図43である。描画装
置では、図形は矩形や三角形などで表わされる必要があ
るので、セルDの図形数は13個、またセルB図形数は
5個となる。
セルのアレイ領域が重複している場合に上位階層に展開
してしまう場合をとると、図38の設計データにおい
て、セルBとセルCのパターンは全て、セルAに属する
ように展開されてしまう。この場合、レイヤーとレイヤ
ー2との図形和をとるための演算処理回数は12回とな
る。従って、本実施形態の場合、図形演算に要する処理
時間は1/4で済むことになる。
従来例の場合には198個となる。一方、図43で示さ
れる本実施形態の場合には、描画データにおいてもセル
DとセルBがアレイによって定義されているため基本図
形数は18個である。描画データの図形データ量は図形
数に比例するので、本実施形態では従来例に比べて図形
データ量が1/11に減少することになる。
の、図形演算処理時間の短縮効果及び描画データの図形
データ量の圧縮効果は、アレイの繰り返し数の積に反比
例して大きくなる。
法における階層最適化処理の前処理として実施する方法
を示したが、従来の階層最適化処理の一部として組み込
んだ処理としても実施することができる。また、階層最
適化処理から、描画装置用のフォーマット処理までの全
体の処理フローの中で分散して行っても良い。
されるものではない。本発明は描画データの作成に特徴
を有することから、描画装置は図1に示す構造に何等限
定されない。また、実施形態では電子ビーム描画を例に
とり説明したが、本発明はイオンビーム描画にも同様に
適用することが可能である。その他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
2)によれば、描画データ作成において、最小副偏向走
査領域サイズを越える大きさのパターンが副偏向データ
作成時に分割される前に、該大きさのパターンを副偏向
装置領域サイズ以下のパターンに分割して表現し直す処
理を副偏向描画データ作成前に行うこと、またセル内に
配置された複数のパターンから同一のものを抜き出して
別セルに定義し直す処理を副偏向データ作成前に行うこ
とにより、設計データから描画データへの変換時間を増
大することなくデータ量を圧縮した描画データを作成す
ることができる。
階層最適化処理以前に、重複するセルのアレイを重複し
ないセルのアレイへと構成し直すことにより、階層的図
形演算の処理効率の低減につながるセル展開を最小限に
抑えることができ、さらに設計データ中のアレイを極力
展開しないようにして描画データを作成することが可能
であるため、描画データ作成時間並びにデータ量を削減
することができる。
成時間を短縮することとなり、また製造装置のデータ格
納装置等も小規模のものにできるので、製造コストの低
減に寄与することができる。
装置を示す概略構成図。
造の変更を示す図。
造の変更を示す図。
造の変更を示す図。
の例を示す図。
示す図。
ーを示す図。
の例を示す図。
ーを示す図。
の例を示す図。
ーを示す図。
の例を示す図。
ーを示す図。
Claims (5)
- 【請求項1】主偏向器と少なくとも1段の副偏向器を有
する多段偏向方式の荷電ビーム描画装置を用いて試料上
にパターンを描画するに際し、 最小副偏向走査領域サイズを越える大きさのパターンが
副偏向データ作成時に分割されないように、該大きさの
パターンを副偏向走査領域サイズ以下のパターンに分割
して表現し直す処理を、副偏向描画データ作成前に行う
ことを特徴とする荷電ビーム描画データ作成方法。 - 【請求項2】主偏向器と少なくとも1段の副偏向器を有
する多段偏向方式の荷電ビーム描画装置を用いて試料上
にパターンを描画するに際し、 セル内に配置された複数のパターンから同一のものを抜
き出して別セルに定義し直す処理を、副偏向データ作成
前に行うことを特徴とする荷電ビーム描画データ作成方
法。 - 【請求項3】入力した設計データの階層構造の最適化処
理を行った後、少なくとも1つの入力層を対象とする所
定の図形演算処理を階層毎に施すことによって、多階層
のセル階層構造で定義される設計データを荷電ビーム描
画用のパターンデータに変換する荷電ビーム描画データ
作成方法において、 前記階層最適化処理として、 設計データ中のある親セル内で参照定義される子セルが
該親セルに属する図形によって完全に被覆される領域を
求めるステップと、該領域において親セルの図形を子セ
ルに取り込む領域枠を取得するステップと、該領域枠に
存在する親セルの図形を親セルから削除し、かつ子セル
が単独配置の場合にはこの削除したパターンを子セルに
取り込んで新たな子セルとして登録し、子セルがアレイ
配置されている場合には該削除したパターンから子セル
のx及びy方向のアレイ繰り返し単位長で定義される矩
形部分を子セルに取り込んで新たな子セルとするステッ
プと、を行うことによって階層構造を変更する処理を含
むことを特徴とする荷電ビーム描画データ作成方法。 - 【請求項4】入力した設計データの階層構造の最適化処
理を行った後、少なくとも1つの入力層を対象とする所
定の図形演算処理を階層毎に施すことによって、多階層
のセル階層構造で定義される設計データを荷電ビーム描
画用のパターンデータに変換する荷電ビーム描画データ
作成方法において、 前記階層最適化処理として、 設計データ中のあるセル内で参照定義される繰り返し数
が1以上であるセルAのアレイ配置とセルBのアレイ配
置の重複領域を求めるステップと、該重複領域において
セルAの種パターンとセルBの種パターンをもとに、セ
ルAのアレイ繰り返し単位長とセルBのアレイ繰り返し
単位長の公倍数で定義される単位長を持つ新たな種パタ
ーンCを作成するステップと、該重複領域にあるセルA
のアレイ配置とセルBのアレイ配置をセルCのアレイ配
置で置き換えるステップと、を行うことによって階層構
造を変更する処理を含むことを特徴とする荷電ビーム描
画データ作成方法。 - 【請求項5】入力した設計データの階層構造の最適化処
理を行った後、少なくとも1つの入力層を対象とする所
定の図形演算処理を階層毎に施すことによって、多階層
のセル階層構造で定義される設計データを荷電ビーム描
画用のパターンデータに変換する荷電ビーム描画データ
作成方法において、 前記階層最適化処理として、 設計データ中のあるセル内で参照定義される繰り返し数
が1以上であるセルAのアレイ配置とセルBのアレイ配
置の重複領域を求めるステップと、該アレイ領域重複箇
所においてセルの外接矩形が重ならずかつ繰り返し数が
できるだけ多くなるように設計データの階層情報に基づ
いてアレイの分割及び融合を行って新たなセルを作成す
るステップと、該重複領域にあるセルAのアレイとセル
Bのアレイを上記作成した新たなセルで置き換えるステ
ップと、行うことによって階層構造を変更する処理を含
むことを特徴とする荷電ビーム描画データ作成方法。
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