JPH10204009A - C原子7ないし18個を有するアルコールの製造方法及び該アルコールのプラスチック用可塑剤としての使用 - Google Patents

C原子7ないし18個を有するアルコールの製造方法及び該アルコールのプラスチック用可塑剤としての使用

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JPH10204009A
JPH10204009A JP9355075A JP35507597A JPH10204009A JP H10204009 A JPH10204009 A JP H10204009A JP 9355075 A JP9355075 A JP 9355075A JP 35507597 A JP35507597 A JP 35507597A JP H10204009 A JPH10204009 A JP H10204009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オレフィンの新規ヒドロホルミル化法 【解決手段】 相応のオレフィンを、コバルト触媒含有
有機相の存在でヒドロホルミル化し、得られたアルコー
ルを水素化することによってC原子7〜18個を有する
アルコールを製造し、この際コバルト触媒を、適当な有
機溶剤の存在での水性コバルト塩溶液と合成ガスとの反
応によって形成し、コバルト触媒含有有機相を、形成さ
れたコバルト触媒の適当な有機抽出剤による水相からの
抽出によって得ることから成る、該アルコールの製造方
法において、コバルト触媒の形成、形成された同触媒の
有機相中への抽出及びヒドロホルミル化を1段法で行
う。 【効果】 空時収率及びヒドロホルミル化の選択性の改
善。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相応のオレフィン
を、コバルト触媒を含有する有機相の存在で温度50〜
220℃及び圧力100〜400バールで合成ガスでヒ
ドロホルミル化し、次にこのようにして得られたアルデ
ヒドを水素化することによってC原子7〜18個を有す
るアルコールを製造し、この際コバルト触媒を、水と混
合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤の存在
で水性コバルト塩溶液を合成ガスと反応させて形成しか
つコバルト触媒を含有する有機相を、水と混合できない
か又は僅かしか混合できない有機抽出剤を用いて、形成
されたコバルト触媒を水相から抽出することによって得
ることより成る、該アルコールの製造方法に関する。
【0002】また本発明は、製造されたアルコールを、
プラスチック用可塑剤としてのカルボン酸エステルを製
造するために使用することに関する。
【0003】
【従来の技術】オレフィンを、遷移金属触媒、例えばコ
バルト−及びロジウム化合物の存在で一酸化炭素及び水
でヒドロホルミル化してC原子1個だけ多いアルデヒド
を生成することは、オキソ合成として公知である。アル
デヒドを生成するオレフィンのヒドロホルミル化の際に
は、一般に多量の直鎖アルデヒド−経済的に重要なプラ
スチック用可塑剤アルコール及び洗浄剤アルコールの製
造の際の中間生成物−を得る努力がなされている。
【0004】線状の末端オレフィン(所謂α−オレフィ
ン)はホスフィン変性ロジウム−又はコバルト触媒で極
めて良好にヒドロホルミル化できる(J.Falbe編
集:“New Synthesis With Car
bon Monoxide”,Springer−Ve
rlag,Berlin 1980,55頁以下)けれ
ども、反応性のほとんどないオレフィン、内部位(in
nenstaeudige)オレフィン及び内部位枝分
れオレフィンに関しては、好ましくは未変性コバルト−
及びロジウム触媒を使用する。
【0005】内部位枝分れ(innenstaeudi
ge und verzweigte)オレフィンは、
変性触媒の存在では極めて緩慢にヒドロホルミル化され
るか又は一部分しかヒドロホルミル化されない。このた
めに、内部位枝分れオレフィンの経済的なヒドロホルミ
ル化のために変性触媒を使用する可能性はない。
【0006】末端位及び内部位オレフィンならびに内部
位枝分れオレフィンを含有する、ポリマー及び異性体オ
レフィン混合物のヒドロホルミル化は、有利には未変性
コバルト触媒を用いて行われる。コバルト触媒を用いる
と同じ出発オレフィンから出発しても、ロジウム触媒と
比較して極めて望ましい直鎖アルデヒドのより高い収率
が得られる。
【0007】好ましくはコバルト触媒ヒドロホルミル化
によって反応された相応のオキソ−アルデヒドを生成す
る代表的なポリマー及び異性体オレフィン混合物の例
は、プロペン、n−ブテン(1−及び2−ブテン)及び
イソ−ブテンのダイマー、トライマー及びテトラマーで
ある。
【0008】公知方法によれば、コバルト触媒ヒドロホ
ルミル化は、次の四方法段階を含む多段法として行われ
る:触媒の製造(前カルボニル化)、触媒抽出、オレフ
ィン−ヒドロホルミル化及び反応生成物からの触媒の除
去(脱コバルト)。オキソ合成の開発以来コバルト触媒
ヒドロホルミル化の個々の方法段階は、不断に改良され
た。
【0009】第一方法段階、つまり前カルボニル化で
は、水性コバルト塩溶液から出発して、一酸化炭素及び
水素との反応によってヒドロホルミル化に必要な触媒錯
体(HCo(CO)4)が製造される。ドイツ国特許出
願公開第2139630号明細書によれば、前カルボニ
ル化は、好ましくは100〜160℃の温度で200〜
300バールの合成ガスの圧力下で、コバルトカルボニ
ルの負荷されている活性炭、ゼオライト又は塩基性イオ
ン交換体の存在で行われる。
【0010】ドイツ国特許出願公開第2244373号
明細書には改良された連続的なカルボニル化方法が記載
されているが、この方法の場合には、出発物質である合
成ガス及び水性コバルト塩溶液が、水と混合し難い又は
混合できない酸素含有有機溶剤の存在で乱流が維持され
ている区画中を順流で導通されることによって、反応時
間の明らかな短縮が達成される。有利な実施法として、
乱流を維持するための圧力乱流管(Druckturb
ulenzrohr)を使用すること及び有機溶剤とし
て炭素原子4〜10個を有するアルコール又はアルデヒ
ドを加えることが記載されている。
【0011】第二方法段階、つまり触媒抽出において
は、第一方法段階で製造されたコバルト触媒が有機相、
好ましくはヒドロホルミル化すべきオレフィンで水相か
ら抽出される。ドイツ国特許出願公開第2106252
号明細書によれば、オレフィンの他にヒドロホルミル化
の反応−及び副生成物を、それらが水に不溶でかつ選択
された反応条件下で液状である限り、触媒抽出のために
使用するのが有利である。触媒抽出は好ましくは向流で
20〜100℃の温度でかつ100〜400バールの合
成ガス圧力下で行われる。相分離後にコバルト触媒の含
有された有機相が第三方法段階、つまりヒドロホルミル
化に供給される。
【0012】ドイツ国特許出願公開第2139630号
明細書から、ヒドロホルミル化である第三方法段階でコ
バルト触媒の負荷されたオレフィンが、高圧反応器で温
度70〜170℃及び圧力100〜400バールで合成
ガスによってヒドロホルミル化されて相応のアルデヒド
を生成しうることは公知である。生成されたアルデヒド
の一部は、ヒドロホルミル化条件下で、特に高温で水素
化されてアルコールを生成することができる。
【0013】有価生成物たるアルデヒド及びアルコール
の他にさらに副生成物、ヒドロホルミル化しなかった残
余オレフィン及びコバルト触媒を含有する反応器排出物
は1〜15バールまで減圧され、次いで触媒の後処理段
階に供給される。
【0014】脱コバルトである第四方法段階では、反応
器排出物の有機相から錯体を含まないプロセス水の存在
で酸素又は空気で処理することによってコバルトカルボ
ニル錯体が除去される。WO93/24438によれ
ば、脱コバルトは温度60〜100℃及び圧力1〜20
バールで行われる。この際コバルト触媒は酸化的に破壊
されて、生じるコバルト塩は水相中に逆抽出される(z
urueckextrahiert)。脱コバルトから
生じる水性コバルト塩溶液は、前カルボニル化でる第一
方法段階に復帰される。
【0015】WO93/24437及びヨーロッパ特許
出願公開第0183546号明細書には、他の実施態様
が記載されている。この場合には、コバルト触媒の酸化
的破壊前に合成ガス又は窒素によるガス洗浄が行われ
る。
【0016】残存する有機相中の反応生成物は、気相の
分離後に他の後処理段階、すなわち水素化及び蒸留で相
応のアルコールに変えられる。
【0017】コバルト触媒の存在でのオキソ−アルデヒ
ドの公知の多段製造方法は多数の技術的欠点を有する。
すなわちヒドロホルミル化のために必要なコバルト触媒
の製造のためには、二つの技術的に費用のかかる方法段
階(前カルボニル化及び触媒抽出)が必要である。二つ
の方法段階で経過する物質変化のプロセス、すなわち前
カルボニル化の際の気/液−物質変化及び触媒抽出の際
の液/液−物質変化に条件付けられて、相互に分離され
た2個の耐圧装置、例えば撹拌がま又は充填塔が必要で
ある。次に実際のヒドロホルミル化はさらに別個の圧力
反応器で行われる。コバルト触媒の除去は別の装置部分
に関係している。
【0018】公知の多段ヒドロホルミル化法は従って高
い方法技術的費用の他に極めて高い投資を前提としてい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、方法
技術的により容易に実施できかつより経済的である、得
られたアルデヒドの引続く水素化を伴うオレフィンの新
規ヒドロホルミル化法を開発するという課題を基礎にし
ている。
【0020】
【課題を解決するための手段】ところで意外にも、コバ
ルト触媒の形成、形成されたコバルト触媒の有機相中へ
の抽出及び相応のオレフィンのヒドロホルミル化を1段
法で行うことができることが判明した。
【0021】つまり、従来の方法の初めの三方法段階、
すなわち前カルボニル化、触媒抽出及びヒドロホルミル
化が1段法で、好ましくは1個の反応器で行われる。従
って方法段階の費用のかかる装置的分離は省略される。
これは経済的に極めて重要である、それというのも方法
段階の減少は投資コストの著しい低減を意味するからで
ある。本発明方法においては、前カルボニル化、抽出及
びヒドロホルミル化は同時にかつ部分的にはその場で
(in situ)進行する。さらに本発明の1段法は
好ましくは連続的に行われ、この際脱コバルト後に生じ
るコバルト塩溶液は好ましくは循環される。
【0022】従って本発明の対象は、相応のオレフィン
を、コバルト触媒を含有する有機相の存在で温度50〜
220℃及び圧力100〜400バールで合成ガスによ
ってヒドロホルミル化し、次にこのようにして得られた
アルデヒドを水素化することによってC原子7〜18個
を有するアルコールを製造し、この際コバルト触媒を、
水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤
の存在で水性コバルト塩溶液を合成ガスと反応させて形
成しかつコバルト触媒を含有する有機相を、水と混合で
きないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を用い
て、形成されたコバルト触媒を水相から抽出することに
よって得ることから成る、前記アルコールの製造方法で
あって、その特徴とするところは、コバルト触媒の形
成、形成されたコバルト触媒の有機相中への抽出及び相
応のオレフィンのヒドロホルミル化を1段法で行うこと
である。
【0023】好ましくは、コバルト触媒の形成、形成さ
れたコバルト触媒の有機相中への抽出及び相応のオレフ
ィンのヒドロホルミル化を、単一の反応器で行う。
【0024】さらに本発明の対象は、本発明により製造
されたアルコールを、プラスチック用可塑剤としてのカ
ルボン酸エステルを製造するために使用することであ
る。
【0025】本発明方法は、好ましくは連続的に行う。
【0026】コバルト塩としては、好ましくは水溶性コ
バルト塩、例えばギ酸塩及び酢酸塩を使用する。特に酢
酸コバルトが有利であると判ったが、このものは好まし
くは金属として計算して0.2〜2重量%、特に好まし
くは0.5〜1.5重量%のコバルト含分を有する水溶
液として使用する。
【0027】有機溶剤はヒドロホルミル化すべきオレフ
ィン及び/又はアルデヒド及び/又はアルコールであっ
てよく、このアルデヒド及びアルコールはヒドロホルミ
ル化の間に形成された反応生成物である。
【0028】従って水と混合できないか又は僅かしか混
合できない有機溶剤は、好ましくはオレフィン及び/又
はアルデヒド及び/又はアルコールであり、特に好まし
くは1段法からの反応生成物である。
【0029】水相からコバルト触媒を抽出するために必
要な抽出剤は、それがコバルト触媒に対する十分な溶解
度を有する限り、水と混合できないか又は混合困難なす
べての有機溶剤であってよい。しかし好ましくは、ヒド
ロホルミル化すべきオレフィンとヒドロホルミル化の間
に形成されたアルデヒド及び/又はアルコールとから成
る混合物を使用する。
【0030】従って、水と混合できないか又は僅かしか
混合できない有機抽出剤としては、好ましくはオレフィ
ン及び/又はアルデヒド及び/又はアルコール、特に好
ましくは1段法からの反応生成物を使用する。
【0031】より適当には、水と混合できないか又は僅
かしか混合できない有機溶剤及び水と混合できないか又
は僅かしか混合できない有機抽出剤は同一である。
【0032】本発明方法の場合には、1段法の反応器中
への出発物質の計量が特に重要である。計量装置(Do
siervorrichtung)は十分な相混合及び
できるだけ大きい相交換面を保証することが要求されて
いる。出発物質の計量のためには、技術上周知の計量装
置、例えば充填物の充填された乱流管(Turbule
nzrohr)又は多相系用の混合ノズルを使用するこ
とができる。計量は好ましくは乱流を維持しつつ混合ノ
ズルを用いて行う。
【0033】水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガ
ス、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有機
溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できない
有機抽出剤は同時に、特に混合ノズルを用いて、1段法
の反応器中に導入することができる。
【0034】本発明方法の他の変法の場合には、水と混
合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤及び水
と混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤を
1段法の反応器中に予め装入しかつ水性コバルト塩溶
液、オレフィン及び合成ガスを同時に、特に混合ノズル
を用いて1段法の反応器中に導入することができる。
【0035】本発明の他の実施態様では、水と混合でき
ないか又は僅かしか混合できない有機抽出剤を1段法の
反応器中に予め装入しかつ水性コバルト塩溶液、オレフ
ィン、合成ガス及び水と混合できないか又は僅かしか混
合できない有機溶剤を同時に、特に混合ノズルによっ
て、1段法の反応器に導入することができる。
【0036】好ましくは、水性コバルト塩溶液、オレフ
ィン及び合成ガスを同時に、特に好ましくは混合ノズル
によって1段法の反応器に導入する。
【0037】前カルボニル化、触媒抽出及びヒドロホル
ミル化を包含する1段法は、1個の反応器で100〜2
50℃の温度及び100〜400バールの圧力で行うこ
とができる。特に160〜220℃の温度及び200〜
300バールの合成ガス圧力が有利であると判明した。
合成ガス中の一酸化炭素:水素の容量比は一般には2:
1〜1:2、特に1:1である。合成ガスは有利には化
学量論的に必要な量に対して小過剰で使用する。
【0038】1段法は、例えば、組込まれた同軸差込管
(Einsteckrohr)を有しないか又は有す
る、周知の円筒状直立高圧−気泡塔反応器(Blase
nsaeulenreaktor)で行うことができ
る。
【0039】本発明方法の好ましい実施態様では、1段
法の反応器室は少なくとも1個の分離装置によって区分
される。
【0040】該分離装置は、例えば有孔板又は篩板(S
iebboden)であってよく、有利には反応体流及
び生成物流の流動方向に対して垂直に配置される。
【0041】反応器のカスケードによって、逆混合は単
一気泡塔と比べて極めて減少され、流動状態は管状反応
器(Rohrreaktor)の流動状態に接近する。
この方法技術的手段は、空時収率及びヒドロホルミル化
の選択性が改善されるという結果をもたらす。
【0042】本発明方法の適当な実施態様では、反応器
排出物(有機相及び水相;水相は全部又は部分的に反応
器の底部から排出されうる)は、反応器を出た後10〜
15バールに減圧されかつコバルト触媒の除去に必要な
脱コバルト段階に導入されうる。脱コバルト段階では生
成物排出物から、酸性の水性コバルト塩溶液(プロセス
水)の存在で温度50〜180℃で空気又は酸素でコバ
ルトカルボニル錯体が除去されうる。酸性水性コバルト
塩溶液(プロセス水)は、金属として計算して0.2〜
2.0重量%のコバルト含分及び3〜4のpH値を有す
る。pH値は例えば酢酸によって調節することができ
る。脱コバルトは有利には120〜150℃の温度で行
われて、1段法で連続反応によって形成されたアセター
ルが可能な限り完全に再び分解されて所望の有価生成物
であるアルデヒド及びアルコールを生成することを保証
することができる。
【0043】脱コバルトは、好ましくは、充填体、例え
ばラシッヒリングが充填されていて、できるだけ大きい
相交換面が形成されている圧力容器で行う。さてコバル
ト化合物の除去された有機生成物相は、後続の分離容器
で水相から分離されうる。有機相から抽出されたコバル
ト化合物を例えば酢酸コバルト又はギ酸コバルトの形で
含有する水相は、好ましくは1段法に復帰されて、再び
コバルト触媒の製造のための出発物質として使用され
る。
【0044】従って本発明方法は、より適当には、1段
法の反応生成物が、コバルト触媒の酸化のために酸性水
性コバルト塩溶液の添加下に空気で処理されかつ反応生
成物を含有する有機相とコバルト塩を含有する水相とに
分離された後、この水相が1段法に復帰されるように、
実施する。
【0045】次に、コバルト触媒の分離後に残存する有
機相は水素化されて、これによって得られたアルコール
は水素化生成物から例えば蒸留によって製出されうる。
【0046】本発明方法の反応条件下では、水素化によ
ってアルデヒドの他にまた部分的に相応のアルコールも
形成される。アルデヒド及びアルコールは、脱コバルト
後に有機反応器排出物から分離されかつ個々にさらに加
工されうる。しかし好ましくは全有機反応器排出物は公
知方法により、例えば水素化及び引続く蒸留によって後
処理されて相応のアルコールになる。
【0047】本発明方法により製造されたアルコール
は、可塑剤−及び洗浄剤アルコールとして好適である。
アルデヒドはさらにカルボン酸の製造のために使用され
うる。可塑剤アルコールは、例えば無水フタル酸(PS
A)によるエステル化によってポリ塩化ビニル(PV
C)用の慣用可塑剤に変化される。
【0048】本発明方法によって炭素原子6〜17個を
有するオレフィンがヒドロホルミル化され、これによっ
て得られたアルデヒドが水素化されうる。
【0049】本発明方法は特に、プロペン及びブテンの
オリゴマー化によって製造される異性体オレフィン混合
物のヒドロホルミル化のために適当である。ヒドロホル
ミル化の原料ベースとして使用されうる代表的なオリゴ
マーには、例えばジ−、トリ−及びテトラ−プロペンな
らびにジ−、トリ−及びテトラ−ブテンが挙げられる。
【0050】本発明方法によって好ましくは、C原子9
〜13個を有するアルコールが相応のオレフィンから製
造され、特にイソノナノールがジブテンから製造され
る。
【0051】n−ブテンのオリゴマーは、公知のオリゴ
マー化法、例えばヒュルス(Huels)のオクトール
(Octol:登録商標)法及びIFPのジマーゾール
(Dimersol:登録商標)法により大規模工業的
に得られる(J.Schulze,M.Homann:
“C4−Hydrocarbons and Deri
vates”,69頁以下,Springer Ver
lag,Berlin/Heiderberg,198
9)。
【0052】本発明方法で得られたアルデヒドは、公知
の水素化法により気相又は液相で水素化されて所望のア
ルコールを生成しうる(SRI Internatio
nal,Report No.21C,April 1
986,53頁以下)。アルデヒドの水素化用触媒とし
ては、特に亜クロム酸銅(Kupferchromi
t)−、ニッケル−及び銅−亜鉛−触媒が適当である。
アルコールを生成するアルデヒドの水素化は一部分はす
でに1段法で行われている。
【0053】次に本発明を実施例によって詳述する。
【0054】
【実施例】
比較例:ジブテンからイソノナノールを製造するための
公知方法 前カルボニル化:特殊鋼製の2l撹拌オートクレーブ中
に酢酸コバルト含有水(金属として計算して約1.0重
量%のコバルト)1000mlを予め装入する。撹拌
(1000rpm)下にCO/H2の容量比1:1の合
成ガスを170℃及び280バールでオートクレーブに
導入する。断続的に行う試料採取によって、前カルボニ
ル化の間のコバルトカルボニル錯体の形成を分析的に追
跡することができる。6時間の前カルボニル化時間後に
使用されたコバルト塩の約65%が反応されて活性コバ
ルト触媒、コバルトヒドリドカルボニル錯体(Koba
lthydridocarbonylkomplex)
になる。
【0055】水と混合できないか又は混合の困難なアル
コール、例えば2−エチルヘキサノール又はイソノナノ
ールの添加によって前カルボニル化時間の明らかな短縮
が達成されうる。前カルボニル化をコバルト塩−水/イ
ソノナノール−混合物(イソノナノール250ml及び
金属として計算して1重量%のコバルトを含む水性酢酸
コバルト溶液750ml)を用いて前記条件下で行う
と、すでに5分後に使用されたコバルト塩の65%がコ
バルトカルボニル錯体に変化される。
【0056】触媒抽出:前カルボニル化の終了後に、触
媒抽出を行うためにオートクレーブを100バールの合
成ガス圧力に減圧し、約60℃の温度に冷却する。この
条件下でジ−n−ブテン500mlを加えた後激しく撹
拌しながら(1000rpm)コバルトカルボニル錯体
を有機相として働くジ−n−ブテン中に抽出する。約1
0分の抽出時間後に抽出混合物を相分離のために撹拌機
を止めたままさらに10分放置する。オレフィン相はコ
バルトカルボニル錯体(HCo(CO)4)としてコバ
ルト0.22重量%を含有する。水相はコバルト(I
I)塩としてのコバルト0.35重量%の他に、さらに
抽出されなかったコバルトカルボニル錯体としてのコバ
ルト約0.57重量%を含有する。これは、抽出可能な
コバルトカルボニル錯体の約12%だけがオレフィン相
中に抽出されたことを意味する。
【0057】ヒドロホルミル化:触媒抽出後に水相をオ
ートクレーブから排出し、ジ−n−ブテン500mlを
さらに供給する。次にコバルトヒドリドカルボニル錯体
の含有されたオレフィン相をCO/H2−容量比1:1
の合成ガスを用いて175℃の温度及び260バールの
圧力でヒドロホルミル化する。4時間の反応時間後には
合成ガスはもはや認められず、ヒドロホルミル化は終了
している。
【0058】脱コバルト:脱コバルトのためにオートク
レーブを減圧し、生成物混合物を約100℃に冷却す
る。反応混合物を希薄酢酸の存在で100℃未満で空気
で処理することによってコバルトカルボニル錯体が酸化
され、生じるコバルト塩は水相中に逆抽出される(zu
rueckextrahiert)。
【0059】有機相は、ガスクロマトグラフィー分析に
よると次の組成(重量%)を有する:C8−炭化水素1
2.5%、イソノナナール44.5%、イソノナノール
29.5%、エステル(ギ酸イソノニル)3.5%、ア
セタール5%及び高沸点残留物5%。
【0060】水素化:イソノナナール及びギ酸イソノニ
ルを、亜クロム酸銅の存在で150〜250℃及び20
〜30バールで気相で水素化してイソノナノールにす
る。
【0061】例1:ジブテンからイソノナノールを製造
する 本発明方法を、主として高圧管状反応器(直径90m
m、長さ3600mm)及びラシッヒリングの充填され
た後続の脱コバルト容器(容量20l)ならびに相分離
容器から構成されている連続的実験装置で行う。高圧反
応器の反応器室は、流動方向に垂直に組込まれた5個の
有孔板によって階段化される(kaskadier
t)。出発物質の計量のために3物質混合ノズルを使用
する。反応器内容物は、設置された加熱−及び冷却装置
により必要に応じて加熱又は冷却することができる。
【0062】前カルボニル化はアルコール及び/又はア
ルデヒドの存在で加速されるので、本発明の1段法の初
めには、イソノナノール又はイソノナナール/イソノナ
ノール混合物を開始助剤として反応器中に予め装入する
ことができる。反応器を160〜180℃の使用温度に
もたらした後、混合ノズルにより反応器にヒュルス(H
uels)のオクトール法からのジ−n−ブテン、金属
として計算して1重量%のコバルトを含有する水性酢酸
コバルト溶液及びCO/H2の容量比1:1の合成ガス
を連続的に供給する。
【0063】次の流量を調節する:ジ−n−ブテン5.
0kg/h及び酢酸コバルト溶液0.45kg/h。反
応器を、合成ガスによって合成ガス流量2.5〜3.5
Nm3/hで280バールの一定反応圧に圧調節する。
選択されたジ−n−ブテン流量は、反応器容量に対する
空時負荷(Raumzeitbelastung)(L
HSV)約0.3h-1(反応器容量m3及び時間当り
0.3m3のジ−n−ブテン)に相当する。
【0064】有機相は反応器の頭部から連続的に排出さ
れかつ10〜15バールに減圧されて脱コバルト段階に
入る。酢酸コバルト溶液として反応器に供給された水相
は、状態調節されてコバルト錯体含有プロセス水として
反応器の底部から排出されかつ同様に減圧されて脱コバ
ルト段階に入る。
【0065】脱コバルト段階では、140℃で酸性の水
性コバルト塩溶液(プロセス水)の存在で空気又は酸素
によるコバルトカルボニル錯体の酸化によって二つの液
相と減圧の際に生じるガス(反応しなかった合成ガス)
とからコバルト触媒が除去され、次に両相は後続の分離
容器で分離される。コバルトを含まない有機相はさらに
後処理され、これに対して水性コバルト塩溶液は混合ノ
ズルを介して1段法に復帰される。反応しなかった合成
ガスは再使用されるか又は棄却される。
【0066】選択された反応条件下では、90%を超え
るジ−n−ブテンの変換率が得られる。
【0067】脱コバルト後の粗生成物排出物は、ガスク
ロマトグラフィー分析によれば次の組成(重量%)を有
している:C8−炭化水素7.0%、イソノナナール2
9.7%、イソノナノール53.1%、エステル(ギ酸
イソノニル)4.2%及び高沸点残留物6.0%。
【0068】高沸点残留物を蒸留により有価生成物から
非常に簡単に除去することができる。
【0069】脱コバルト後に粗生成物は後続の公知後処
理段階で水素化及び引続く蒸留によってイソノナノール
(異性体混合物)に変えられる。
【0070】粗生成物の水素化は、気相で170〜25
0℃及び20〜25バールで亜クロム酸銅触媒の存在で
行う。
【0071】例2:トリ−n−ブテンからイソトリデカ
ノールを製造する 本発明方法を例1で記載した実験装置で同様に行う。
【0072】前カルボニル化はアルコール及び/又はア
ルデヒドの存在で加速されるので、本発明の1段法の初
めにはイソ−トリデカノール及び/又はイソ−トリデカ
ノール/イソ−トリデカナール混合物を開始助剤として
反応器に予め装入する。
【0073】反応器を160〜180℃の使用温度にも
たらした後、反応器に混合ノズルにより出発物質、すな
わちヒュルスのオクトール法からのトリ−n−ブテン、
金属として計算して1重量%のコバルトを含む水性酢酸
コバルト溶液及びCO/H2の容量比1:1の合成ガス
を連続的に供給する。
【0074】次の流量を調節する:トリ−n−ブテン
1.65kg/h及び酢酸コバルト溶液0.15kg/
h。合成ガスによって反応器を合成ガス流量0.8〜
1.2Nm3/hで一定反応圧力280バールに圧調節
する。選択されたトリ−n−ブテン流量は、反応器容量
に対する空時負荷(LHSV)約0.1h-1(反応器容
量m3及び時間当り0.1m3のトリ−n−ブテン)に相
当する。
【0075】反応器排出物は、例1で記載したように、
さらに後処理する。
【0076】選択された反応条件下では、少なくとも8
0%のトリ−n−ブテン変換率が得られる。
【0077】脱コバルト後の粗生成物排出物は、ガスク
ロマトグラフィー分析によれば次の組成(重量%)を有
している:C8−炭化水素16.5%、イソトリデカナ
ール及びイソ−トリデカノール73.5%ならびに高沸
点残留物10.0%。
【0078】粗生成物は、脱コバルト後に後続の公知後
処理段階で亜クロム酸銅触媒の存在で150〜250℃
及び20〜30バールで液相で水素化し、次に蒸留する
ことによってイソ−トリデカノール(異性体混合物)に
変える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 45/50 C07C 47/02 47/02 B01J 23/74 311X (72)発明者 アルフレート カイツィク ドイツ連邦共和国 マール ゲンドルファ ー シュトラーセ 30 (72)発明者 ベルンハルト ショルツ ドイツ連邦共和国 マール ブリュッゲン ポート 55 (72)発明者 ルードルフ ネーリング ドイツ連邦共和国 マール グリースハイ マー シュトラーセ 12

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相応のオレフィンを、コバルト触媒を含
    有する有機相の存在で温度50〜220℃及び圧力10
    0〜400バールで合成ガスでヒドロホルミル化し、次
    にこのようにして得られたアルデヒドを水素化すること
    によってC原子7〜18個を有するアルコールを製造
    し、その際コバルト触媒を、水と混合できないか又は僅
    かしか混合できない有機溶剤の存在で水性コバルト塩溶
    液を合成ガスと反応させて形成しかつコバルト触媒を含
    有する有機相を、水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない有機抽出剤を用いて、形成されたコバルト触媒
    を水相から抽出することによって得ることから成る、該
    アルコールの製造方法において、コバルト触媒の形成、
    形成されたコバルト触媒の有機相中へ抽出及び相応のオ
    レフィンのヒドロホルミル化を1段法で行うことを特徴
    とする、C原子7〜18個を有するアルコールの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 コバルト触媒の形成、形成されたコバル
    ト触媒の有機相中への抽出及び相応のオレフィンのヒド
    ロホルミル化を単一反応器で行う、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 相応のオレフィンからC原子9〜13個
    を有するアルコールを製造する、請求項1又は2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 イソノナノールをジブテンから製造す
    る、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 該方法を連続的に行う、請求項1から請
    求項4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 1段法の反応器室を少なくとも1個の分
    離装置によって区分する、請求項1から請求項5までの
    いずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成
    ガス、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有
    機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できな
    い有機抽出剤を1段法の反応器に同時に導入する、請求
    項1から請求項6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成
    ガス、水と混合できないか又は僅かしか混合できない有
    機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合できな
    い有機抽出剤を混合ノズルによって1段法の反応器中に
    導入する、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 水と混合できないか又は僅かしか混合で
    きない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混
    合できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入し
    かつ水性コバルト塩溶液、オレフィン及び合成ガスを1
    段法の反応器中に同時に導入する、請求項1から請求項
    6までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない有機溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか
    混合できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入
    しかつ水性コバルト塩溶液、オレフィン及び合成ガスを
    混合ノズルによって1段法の反応器中に導入する、請求
    項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入しか
    つ水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガス及び水と
    混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤を1
    段法の反応器中に同時に導入する、請求項1から請求項
    6までのいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない有機抽出剤を1段法の反応器中に予め装入しか
    つ水性コバルト塩溶液、オレフィン、合成ガス及び水と
    混合できないか又は僅かしか混合できない有機溶剤を混
    合ノズルによって1段法の反応器中に導入する、請求項
    11記載の方法。
  13. 【請求項13】 水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない有機溶剤がオレフィン及び/又はアルデヒド及
    び/又はアルコールである、請求項1から請求項12ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない有機溶剤が1段法からの反応生成物である、請
    求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない有機抽出剤がオレフィン及び/又はアルデヒド
    及び/又はアルコールである、請求項1から請求項14
    までのいずれか1項記載の方法。
  16. 【請求項16】 水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない有機抽出剤が1段法からの反応生成物である、
    請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない溶剤及び水と混合できないか又は僅かしか混合
    できない抽出剤が同一である、請求項1から請求項16
    までのいずれか1項記載の方法。
  18. 【請求項18】 水性コバルト塩溶液、オレフィン、及
    び合成ガスを1段法の反応器中に同時に導入する、請求
    項1から請求項17までのいずれか1項記載の方法。
  19. 【請求項19】 水性コバルト塩溶液、オレフィン及び
    合成ガスを混合ノズルによって1段法の反応器中に導入
    する、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 1段法の反応生成物を、コバルト触媒
    の酸化のために酸性の水性コバルト塩溶液の添加下に空
    気で処理し、反応生成物を含有する有機相とコバルト塩
    を含有する水相とに分離した後水相を1段法に復帰させ
    る、請求項1から請求項19までのいずれか1項記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 コバルト触媒の除去後に残存する有機
    相を水素化し、これによって得られるアルコールを水素
    化生成物から製出する、請求項1から請求項20までの
    いずれか1項記載の方法。
  22. 【請求項22】 請求項1から請求項21までのいずれ
    か1項により製造されたアルコールの、プラスチック用
    可塑剤としてのカルボン酸エステルの製造のための使
    用。
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