JPH10183784A - 目地構造 - Google Patents

目地構造

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JPH10183784A
JPH10183784A JP8347727A JP34772796A JPH10183784A JP H10183784 A JPH10183784 A JP H10183784A JP 8347727 A JP8347727 A JP 8347727A JP 34772796 A JP34772796 A JP 34772796A JP H10183784 A JPH10183784 A JP H10183784A
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JP
Japan
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joint
dry
joint member
wet
sides
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Pending
Application number
JP8347727A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoaki Ito
元章 伊藤
Hideo Okamoto
英男 岡本
Yoshimi Kawamoto
芳美 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd, Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水密性を確実にできるようにする。 【解決手段】 隣合う外装材1の端部間に設けた目地凹
溝2にシーリング材のような湿式防水材3を装填し、外
装材1の表面側から目地凹溝2の表面側にガスケットの
ような乾式目地部材4を被せて取り付けた目地構造であ
る。これにおいて、乾式目地部材4の表面側の表面カバ
ー部5の両側の端縁を目地凹溝2の両側の縁部で隣合う
外装材1に係止する。乾式目地部材4の表面カバー部5
の裏面側で両側に突出させた脚片6の先端を目地凹溝2
の両側面に当接すると共に脚片6で湿式防水材3を目地
底に押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣合う外装材の端
部間の目地を仕舞う構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の隣合う外装材の端部間の目地を仕
上げる場合、隣合う外装材の端部間に設けた目地凹溝に
シーリング材のような湿式防水材を充填して施工してい
るのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シーリング材
のような湿式防水材を充填するだけで仕上げたものの場
合、湿式防水材の表面が汚れやすいという問題があり、
また湿式防水材を充填する構造の場合、作業の仕方によ
って仕上げが不安定になるという問題があり、さらに湿
式防水材の場合、紫外線により劣化するという問題もあ
る。
【0004】この問題を解決するものとして、図5に示
すように隣合う外装材1の端部間に設けた目地凹溝2に
シーリング材のような湿式防水材3を充填し、外装材1
の表面側から目地凹溝2の表面側にガスケットのような
乾式目地部材4′を装填し、乾式目地部材4′の表面カ
バー部5′の両側の端縁を目地凹溝2の両側の縁部で隣
合う外装材1に係止し、乾式目地部材4′の脚部aを湿
式防水材3に埋設したものもある。この場合、乾式目地
部材4′を取り付けることで表面の汚れを防止したり、
仕上げの外観を安定することができるが、水密性という
点では確実といえるものでなかった。
【0005】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、水密性を確実にできるようにすることを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の目地構造は、隣合う外装材1の端部間に設けた
目地凹溝2にシーリング材のような湿式防水材3を装填
し、外装材1の表面側から目地凹溝2の表面側にガスケ
ットのような乾式目地部材4を被せて取り付けたものに
おいて、乾式目地部材4の表面側の表面カバー部5の両
側の端縁を目地凹溝2の両側の縁部で隣合う外装材1に
係止し、乾式目地部材4の表面カバー部5の裏面側で両
側に突出させた脚片6の先端を目地凹溝2の両側面に当
接すると共に脚片6で湿式防水材3を目地底に押圧して
成ることを特徴とする。このようにしたことで、湿式防
水材3の表面側に配置した乾式目地部材4の部分で表面
カバー部5と脚片6との二重目地となるために乾式目地
部材4の部分でも水密性が確実になる。また乾式目地部
材4を装填するとき脚片6にてシーリング材のような湿
式防水材3が押されるので湿式防水材3が目地底に確実
に付着し、水密性能が確実になる。また乾式目地部材4
の脚片6にてシーリング材のような湿式防水材3が押さ
れるため、湿式防水材3は脚片6により表面側にはみ出
さず、またたとえはみ出しても表面カバー部5で覆われ
た部位であるために外観が悪くなったり、はみ出した湿
式防水材3に汚れが付着したりするおそれがない。
【0007】また乾式目地部材4の脚片6は突出する方
向の先端に行く程表面カバー部5側に向けて傾斜してい
ることを特徴とすることも好ましい。この場合、脚片6
の湿式防水材3に接触して接着される面積が大きくな
り、乾式目地部材4が確実に取り付けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、図1、図2に示す実施の形
態から述べる。外装材1はフレーム8に裏面側を装着す
ることによりパネル化したものであって、隣合う外装材
1の端面同士を突き合わせてあり、この外装材1の端部
間に目地凹溝2を設けて次のように目地仕上げしてあ
る。この目地仕上げする部分は隣合うパネルの外装材1
間であっても、パネル自体の隣合う外装材1間であって
もよい。本例の外装材1の場合、外装材1の表面側の端
部に階段状の段部9を設けてあり、隣合う外装材1の端
面同士を突き合わせた状態で段部9間の奥部に断面略コ
字状の目地凹溝2を形成してある。上記外装材1は例え
ばALC板のようなものである。
【0009】ガスケットのような乾式目地部材4はEP
DMのような比較的弾性のある材料にて図2に示すよう
に形成されており、本体部10と表面カバー部5と脚片
6を一体に設けてあり、長手方向に長尺のものである。
表面カバー部5と本体部10とは断面略T字状になるよ
うに設けてあり、本体部10の両側から両側方に突出す
るように脚片6を突出させてある。脚片6は脚片6の先
端に行く程表面カバー部5側に行くように傾斜させてあ
る。表面カバー部5の表面には化粧層16を一体に装着
してある。化粧層16は、CPEやCSMのような着色
性が良好で耐候性の優れた材料で形成されている。また
本体部10と表面カバー部5との間の境の部分の中央に
は乾式目地部材4の伸びや収縮防止のための芯線12を
乾式目地部材4の長手方向に亙るように埋設してある。
【0010】上記目地凹溝2内にはシリコンシーリング
材のような湿式防水材3が充填され、目地凹溝2の表面
側には乾式目地部材4が装填される。乾式目地部材4を
装填したとき表面カバー部5の両側の縁部が目地凹溝2
の両側の縁部で外装材1の表面に係止され、脚片6の先
端が目地凹溝2の両側の内側面に弾接させられる。目地
凹溝2に乾式目地部材4が装填されたとき、湿式防水材
3が押圧されて湿式防水材3が目地底に確実に付着して
水密性は確実になる。また脚片6にて湿式防水材3が押
されるので湿式防水材3が脚片6によりはみ出さず、ま
たたとえはみ出しても表面カバー部5で覆われ部位であ
るために外観が悪くなったり、はみ出した湿式防水材3
に汚れが付着したりするおそれがない。また脚片6が傾
斜しているために脚片6が湿式防水材3に広い面積で接
触して広い面積で接着されるものであって、強固に接着
される。
【0011】次に図3、図4に示す実施の形態について
述べる。この実施の形態も上記実施の形態と基本的に同
じであり、異なる点だけを述べる。本例の場合、乾式目
地部材4の表面カバー部5の表面に中央程凹没する凹曲
面13を設けてある。また表面カバー部5の両側の側端
面は裏面側程内側による傾斜面14としてある。外装材
1の目地凹溝2の両側の表面側の縁部に連続するように
外装材1の段部9に傾斜面15を設けてある。しかして
目地凹溝2にシリコンシーリング材のような湿式防水材
3を充填した後、目地凹溝2の表面側に乾式目地部材4
が上記のものと同様に装填されるが、表面カバー部5の
両側の傾斜面14が外装材1の傾斜面15に沿わせられ
る。このように傾斜面14に傾斜面15を沿わせるもの
であるために目地幅のずれに対応することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は叙述のように乾式目地部材の表
面側の表面カバー部の両側の端縁を目地凹溝の両側の縁
部で隣合う外装材に係止し、乾式目地部材の表面カバー
部の裏面側で両側に突出させた脚片の先端を目地凹溝の
両側面に当接すると共に脚片で湿式防水材を目地底に押
圧しているので、湿式防水材の表面側に配置した乾式目
地部材の部分で表面カバー部と脚片との二重目地となる
ために乾式目地部材の部分でも水密性が確実になるもの
であり、しかも乾式目地部材を装填するとき脚片にてシ
ーリング材のような湿式防水材が押されるので湿式防水
材が目地底に確実に付着し、水密性能が確実になるもの
であり、さらに乾式目地部材の脚片にてシーリング材の
ような湿式防水材が押されるため、湿式防水材は脚片よ
り表面側にはみ出さず、またたとえはみ出しても表面カ
バー部で覆われる部位であるために外観が悪くなった
り、はみ出した湿式防水材に汚れが付着したりするおそ
れがないものである。
【0013】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、乾式目地部材の脚片は突出する方向の先端に行く程
表面カバー部側に向けて傾斜しているので、脚片の湿式
防水材に接触して接着される面積が大きくなり、乾式目
地部材が確実に取り付けられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】同上の乾式目地部材の拡大断面図である。
【図3】同上の他例の断面図である。
【図4】同上の乾式目地部材の拡大断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 外装材 2 目地凹溝 3 湿式防水材 4 乾式目地部材 5 表面カバー部 6 脚片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 芳美 広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴ ム工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合う外装材の端部間に設けた目地凹溝
    にシーリング材のような湿式防水材を装填し、外装材の
    表面側から目地凹溝の表面側にガスケットのような乾式
    目地部材を被せて取り付けた目地構造において、乾式目
    地部材の表面側の表面カバー部の両側の端縁を目地凹溝
    の両側の縁部で隣合う外装材に係止し、乾式目地部材の
    表面カバー部の裏面側で両側に突出させた脚片の先端を
    目地凹溝の両側面に当接すると共に脚片で湿式防水材を
    目地底に押圧して成ることを特徴とする目地構造。
  2. 【請求項2】 乾式目地部材の脚片は突出する方向の先
    端に行く程表面カバー部側に向けて傾斜していることを
    特徴とする請求項1記載の目地構造。
JP8347727A 1996-12-26 1996-12-26 目地構造 Pending JPH10183784A (ja)

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