JP2554266Y2 - 目地用定型ガスケット - Google Patents
目地用定型ガスケットInfo
- Publication number
- JP2554266Y2 JP2554266Y2 JP1992006645U JP664592U JP2554266Y2 JP 2554266 Y2 JP2554266 Y2 JP 2554266Y2 JP 1992006645 U JP1992006645 U JP 1992006645U JP 664592 U JP664592 U JP 664592U JP 2554266 Y2 JP2554266 Y2 JP 2554266Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- wall
- pattern
- color
- cover
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、部分的に色調が異な
り、且つ凹凸がある建築用外壁の目地に嵌着する目地用
定型ガスケットに関するものである。
り、且つ凹凸がある建築用外壁の目地に嵌着する目地用
定型ガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図1乃至図4に示すように、建物
の外側に張った外壁1,1の接続部に形成される目地部
2には建物内部への浸水を防止するため、目地部2を外
側から覆うカバー部分8a、そのカバー部分8aにT字
状に結合した中央脚部分4及びその脚部分4の両側から
外壁1,1の端面に向って延びる複数段のシールリップ
5よりなる定型ガスケット9を嵌め込んでいるが、外壁
1,1の表面の色が部分的に異なる場合、定型ガスケッ
ト9のカバー部分8aの表層8bの色Zを単色ではある
が、外壁1,1の主色Zと同一にして、外壁1との違和
感を極力少なくしている。
の外側に張った外壁1,1の接続部に形成される目地部
2には建物内部への浸水を防止するため、目地部2を外
側から覆うカバー部分8a、そのカバー部分8aにT字
状に結合した中央脚部分4及びその脚部分4の両側から
外壁1,1の端面に向って延びる複数段のシールリップ
5よりなる定型ガスケット9を嵌め込んでいるが、外壁
1,1の表面の色が部分的に異なる場合、定型ガスケッ
ト9のカバー部分8aの表層8bの色Zを単色ではある
が、外壁1,1の主色Zと同一にして、外壁1との違和
感を極力少なくしている。
【0003】しかしながら、上記従来の定型ガスケット
9は,外壁1,1の目地部2に取付けた場合、カバー部
分8aの表面が単色、且つ平坦面Wdであるため、部分
的に色が異なり、且つ凹凸模様Waがある外壁1,1の
表面に対して違和感があり、外観がよくないと言う問題
点がある。
9は,外壁1,1の目地部2に取付けた場合、カバー部
分8aの表面が単色、且つ平坦面Wdであるため、部分
的に色が異なり、且つ凹凸模様Waがある外壁1,1の
表面に対して違和感があり、外観がよくないと言う問題
点がある。
【0004】また、平坦面Wdに絞模様を施したものも
知られているが、絞模様Wbに生じる凹部がランダムな
ために、T形の芯金が埋入されていないと剛性不足によ
り蛇行する欠点があった。
知られているが、絞模様Wbに生じる凹部がランダムな
ために、T形の芯金が埋入されていないと剛性不足によ
り蛇行する欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の定型ガスケット9はカバー部分8aの表面
が単色、且つ平坦面Wdであるため、部分的に色が異な
り、且つ凹凸模様Waがある外壁1,1の表面に対して
違和感があったり、T形の芯金が埋入されていないと長
手方向に蛇行することである。
点は、従来の定型ガスケット9はカバー部分8aの表面
が単色、且つ平坦面Wdであるため、部分的に色が異な
り、且つ凹凸模様Waがある外壁1,1の表面に対して
違和感があったり、T形の芯金が埋入されていないと長
手方向に蛇行することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図5乃至図8を参考にし
て説明する。本考案は、建物の外側に張ったところの色
調が部分的に異なり、且つ凹凸模様Waがある外壁1,
1の接続部に形成される目地部2に嵌着する定型ガスケ
ットであって、ガスケットを目地部2と外側から覆うカ
バー部分3aと、該カバー部分3aにT字状に結合した
中央脚部分4と、該中央脚部分4の両側から外壁1,1
の端面に向かって分岐・突設した被数本のシールリップ
5,5と、カバー部分3aとシールリップ5,5とをつ
なぐ支持壁4a,4aとより構成すると共に、目地部2
を外側から覆うカバー部分3aの表層3bを外壁1,1
の主色Zと略同一色Zに着色する層を設けると共に、外
壁1,1と凹凸模様Waと略同一絞模様Wbを施し、而
も絞模様Wbにより生じる凹部が長手方向に複数の平行
する直線状に並ぶ如く構成し、さらに部分的に外壁1,
1の副色X,Yと略同一色X,Yに斑に着色膜としてな
るものである。
て説明する。本考案は、建物の外側に張ったところの色
調が部分的に異なり、且つ凹凸模様Waがある外壁1,
1の接続部に形成される目地部2に嵌着する定型ガスケ
ットであって、ガスケットを目地部2と外側から覆うカ
バー部分3aと、該カバー部分3aにT字状に結合した
中央脚部分4と、該中央脚部分4の両側から外壁1,1
の端面に向かって分岐・突設した被数本のシールリップ
5,5と、カバー部分3aとシールリップ5,5とをつ
なぐ支持壁4a,4aとより構成すると共に、目地部2
を外側から覆うカバー部分3aの表層3bを外壁1,1
の主色Zと略同一色Zに着色する層を設けると共に、外
壁1,1と凹凸模様Waと略同一絞模様Wbを施し、而
も絞模様Wbにより生じる凹部が長手方向に複数の平行
する直線状に並ぶ如く構成し、さらに部分的に外壁1,
1の副色X,Yと略同一色X,Yに斑に着色膜としてな
るものである。
【0007】
【実施例】実施例について説明すると、1,1は建築物
の外側に張った外壁であって、その表面は主色Zの上に
部分的に複数の副色X,Yを配色してあり、且つ凹凸模
様Waを施してある。2はその外壁1,1の接続部に形
成される目地部である。建築物内部への浸水を防止する
ために嵌め込むゴムまたはゴム様弾性体よりなる定型ガ
スケット7は、次のように構成される。3aは目地部2
を外側から覆うカバー部分、4はそのカバー部分3aに
T字状に結合した中央脚部分、5はその中央脚部分4の
両側から外壁1,1の端面に向って分岐・突設した複数
本のシールリップである。4aはカバー部分3a,3a
とカバー部分3aとをつなぐ支持壁である。しかも、こ
の定型ガスケット7のカバー部分3aの表層3bは、外
壁1,1の主色Zと略同一色Zに着色すると共に、外壁
1,1の凹凸模様Waと略同一絞模様Wbを施してあ
り、さらに部分的に外壁1,1の副色X,Yと略同一色
X,Yに着色してある。また絞模様Wbにより生じる凹
部が長手方向に複数の平行する直線状に並ぶ如く構成し
てある。
の外側に張った外壁であって、その表面は主色Zの上に
部分的に複数の副色X,Yを配色してあり、且つ凹凸模
様Waを施してある。2はその外壁1,1の接続部に形
成される目地部である。建築物内部への浸水を防止する
ために嵌め込むゴムまたはゴム様弾性体よりなる定型ガ
スケット7は、次のように構成される。3aは目地部2
を外側から覆うカバー部分、4はそのカバー部分3aに
T字状に結合した中央脚部分、5はその中央脚部分4の
両側から外壁1,1の端面に向って分岐・突設した複数
本のシールリップである。4aはカバー部分3a,3a
とカバー部分3aとをつなぐ支持壁である。しかも、こ
の定型ガスケット7のカバー部分3aの表層3bは、外
壁1,1の主色Zと略同一色Zに着色すると共に、外壁
1,1の凹凸模様Waと略同一絞模様Wbを施してあ
り、さらに部分的に外壁1,1の副色X,Yと略同一色
X,Yに着色してある。また絞模様Wbにより生じる凹
部が長手方向に複数の平行する直線状に並ぶ如く構成し
てある。
【0008】作用について説明すると、この定型ガスケ
ット7の中央脚部分4及び複数段のシールリップ5を外
壁1,1の目地部2に嵌込み、カバー部分3aで目地部
2を覆うと、カバー部分3と外壁1,1との両色調パタ
ーンX,Y,Zと凹凸模様Wa・絞模様Wbが近似し、
違和感が無くなり、外観が著しく向上する。2に嵌込ん
だときカバー部分3bが上に凹に湾曲するが、絞模様W
bによる凹部が長手方向に平行しているので、この各凹
部を湾曲の中心として折れ曲がるので、折曲点の位置が
決まり蛇行が防げる。
ット7の中央脚部分4及び複数段のシールリップ5を外
壁1,1の目地部2に嵌込み、カバー部分3aで目地部
2を覆うと、カバー部分3と外壁1,1との両色調パタ
ーンX,Y,Zと凹凸模様Wa・絞模様Wbが近似し、
違和感が無くなり、外観が著しく向上する。2に嵌込ん
だときカバー部分3bが上に凹に湾曲するが、絞模様W
bによる凹部が長手方向に平行しているので、この各凹
部を湾曲の中心として折れ曲がるので、折曲点の位置が
決まり蛇行が防げる。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
カバー部分3aと外壁1,1との両色調パターンX,
Y,Zと凹凸模様Wa・絞模様Wbが近似し、違和感が
無くなり、外観が著しく向上する。
カバー部分3aと外壁1,1との両色調パターンX,
Y,Zと凹凸模様Wa・絞模様Wbが近似し、違和感が
無くなり、外観が著しく向上する。
【図1】外壁目地に定型ガスケットの従来例を嵌着した
状態を示し且つ模様を模式的に表わした正面図である。
状態を示し且つ模様を模式的に表わした正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来例を示す正面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】外壁目地に定型ガスケットの実施例を嵌着した
状態を示し且つ模様を模式的に表わした正面図である。
状態を示し且つ模様を模式的に表わした正面図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】実施例を示す模様を模式的に表わした正面図で
ある。
ある。
【図8】図7のD−D断面図である。
1 外壁 2 目地部 3a カバー部分 3b 表層 4 中央脚部分 4a 支持壁 5 シールリップ 6 桟木 7 定型ガスケット 8a カバー部分 8b 表層 9 定型ガスケット Wa 凹凸模様 Wb 絞模様 Wd 平坦面 X 第1副色 Y 第2副色 Z 主色
Claims (1)
- 【請求項1】 建物の外側に張ったところの色調が部分
的に異なり、且つ凹凸模様がある外壁(1,1)の接続
部に形成される目地部(2)に嵌着する定型ガスケット
において、ガスケットを目地部(2)を外側から覆うカ
バー部分(3a)と、該カバー部分(3a)にT字状に
結合した中央脚部分(4)と、該中央脚部分(4)の両
側から外壁(1,1)の端面に向かって分岐・突設した
被数本のシールリップと、カバー部分(3a)とシール
リップ(5,5)とをつなぐ支持壁(4a,4a)とよ
り構成すると共に、目地部(2)を外側から覆うカバー
部分(3a)の表層(3b)を外壁(1,1)の主色
(Z)と略同一色(Z)に着色する層を設けると共に、
外壁(1,1)の凹凸模様(Wa)と略同一絞模様(W
b)を施し、而も絞模様(Wb)により生じる凹部が長
手方向に複数の平行する直線状に並ぶ如く構成し、さら
に部分的に外壁(1,1)の副色(X,Y)と略同一色
(X,Y)に斑に着色膜としてなる定型ガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006645U JP2554266Y2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 目地用定型ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006645U JP2554266Y2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 目地用定型ガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558709U JPH0558709U (ja) | 1993-08-03 |
JP2554266Y2 true JP2554266Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=11644113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992006645U Expired - Lifetime JP2554266Y2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 目地用定型ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554266Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2512700Y2 (ja) * | 1989-01-26 | 1996-10-02 | 西川ゴム工業 株式会社 | 目地ガスケット |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP1992006645U patent/JP2554266Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558709U (ja) | 1993-08-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |