JP2012046881A - パネルの目地構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】深いあるいは狭い溝にプライマーをより確実に塗布することができるようにする。
【解決手段】2枚のパネル1の連接部に凹状に形成された溝2と、該溝2の底面2a側に打設された不定形シーリング材3と、溝2の表面側に装填された定形材4と、を含み、溝2における不定形シーリング材3が接触する面には、2枚のパネル1の連接前に形成された塗膜層5と、連接後に形成されたプライマー層9と、を有する。塗膜層5とプライマー層9との間には、色の濃淡差を有することが好ましい。
【選択図】図5

Description

本発明は、パネルの目地構造に関する。さらに詳述すると、本発明は、建物の外壁等におけるパネルの目地構造の改良に関する。
従来より、建物の外壁パネル間の目地部を水密構造とするため、当該目地部に形成された溝に不定形シーリング材を打設したり、定形シーリング材又はガスケットと呼ばれる定形材を装填したりすることが行われている。また、不定形シーリング材3を打設する前には必要に応じて不定形シーリング材の密着性を向上させる為の液状のプライマーが塗布される。
外壁パネルがALC(Autoclaved Light-weight Concrete;軽量気泡コンクリート)からなる場合には、目地部には不定形シーリング材が打設され、更にその表面に防水層としての塗膜層が形成されるのが一般的である。また、この場合、対塗料性能、すなわち塗膜層の汚染(不定形シーリング材に含まれる可塑剤の塗膜層への移行による汚染)の防止性能や塗膜層との密着性能の向上を図るため、シーリング材が本来発揮すべき防水性能(柔軟性や母材との密着性など)やコストをある程度犠牲にしてまでも不定形シーリング材に添加剤などを含有させるといったことが行われている。(例えば、特願2004-331594や2004-322440)
さらに、特許文献1に記載のように、不定形シーリング材と定形材とを重ね合わせ、不定形シーリング材が耐用年数に達した際には定形材のみを除去し、定形材の除去により生まれた空間に新たに不定形シーリング材を充填することで目地部の水密性能を維持することができるようにした目地構造も提案されている。このように構成された目地構造においては、施工後、最初の耐用年数に達するまでの間、不定形シーリング材が定形材によってカバーされた状態となり、不定形シーリング材が塗膜層と直接接触することがないので、不定形シーリング材が担うべき機能を、本来発揮すべき防水性能の長期的な維持機能に絞り込むことができ(すなわち、対塗料性能を向上させるための添加剤などを不定形シーリング材に含有させる必要がなく)、不定形シーリング材の打設量を少なくすることが可能となり、不定形シーリング材の使用量の削減によるコストダウンや、シーリング材を充填する溝の幅を狭くして意匠性の向上を図ることが可能となる。
特開2006−283509号公報
しかしながら、上述のように不定形シーリング材と定形材とを重ねて溝に収容する目地構造とすれば、溝の幅に対して深さが大きくなることから、プライマーの塗布作業や、塗布状態の確認作業が行い難くなる。更に、意匠上の要請により目地幅を狭くすれば、これらの作業がより困難なものになってしまう。
そこで、本発明は、深いあるいは狭い溝にプライマーをより確実に塗布することができるパネルの目地構造を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するべく本発明者は目地における構造について検討した。外壁パネルとして多用されているALCは一般的に細かな孔を有する多孔質材である。従って、その素地状態の溝に、例えば刷毛を用いてプライマーを塗布した場合、液状のプライマーは外壁パネル内部に吸収されやすく、刷毛に含ませたプライマーが短時間のうちに消費される。また、溝の表面に凹凸もあるので、塗りムラも生じやすい。プライマー層を確実に形成するためには、プライマーを度々刷毛に含ませながら、同じ部位で繰り返し塗布作業を行なわなければならず、作業に手間を要しているのが現状である。このことは、溝幅がより深く、より狭くなればより顕著になることは明らかである。こうした点についてさらに検討した本発明者は、課題の解決に結び付く新たな知見を得るに至った。
本発明にかかるパネルの目地構造はこのような知見に基づくもので、2枚のパネルの連接部に凹状に形成された溝と、該溝の底面側に打設された不定形シーリング材と、前記溝の表面側に装填された定形材と、を含み、前記溝における前記不定形シーリング材が接触する面には、前記2枚のパネルの連接前に形成された塗膜層と、連接後に形成されたプライマー層と、を有することを特徴とする。
本発明にかかる目地構造では、溝における不定形シーリング材が接触する面に、2枚のパネルの連接前に形成された塗膜層と、連接後に形成されたプライマー層とを有するので、塗膜層の上に形成されたプライマー層により不定形シーリング材と定形材の両方を収容する深い溝において、予め塗膜層を形成することによって、プライマーが吸収されることを阻止してプライマーの刷毛伸びを向上させることができ、また、溝の表面の凹凸を滑らかにしてプライマーの塗りムラを発生しにくくすることができる。このため、例えば目地幅に対する溝深さが深い目地構造に対しても、特殊な冶具や装置を用いることなくプライマー層を確実に形成することができる。
上述のごとき目地構造において、定形材は、不定形シーリング材の耐用年数経過前あるいは経過後、当該不定形シーリング材を別途加工することなく除去可能で、定形材除去後における溝には、不定形シーリング材が打設されている部分の溝幅の2分の1以上の深さを有する空間が形成されていることも好ましい。
また、溝が、該溝の両壁に形成されて該溝を途中から幅狭にする段部と、当該溝における段部よりも表面寄りの部分である第1溝部と、当該溝における段部よりも深い部分であって第1溝部よりも幅狭の第2溝部と、を有するものであり、不定形シーリング材が第2溝に打設され、定形材が第1溝に装填されていることも好ましい。
また、上述の目地構造において、塗膜層とプライマー層との間には、色の濃淡差を有することも好ましい。色の濃淡差を有することで、プライマーの塗布状態の確認作業が容易となる。
さらに、本発明にかかる目地構造は、外壁パネルが多孔質素材からなる場合に好ましく適用することができる。
本発明によれば、深いあるいは狭い溝にプライマーをより確実に塗布することができる。
隣接する外壁パネルの連接部(目地)に形成された目地構造の一例を示す図である。 外壁パネルの表面のうち少なくとも不定形シーリング材が接触する面に塗膜層が形成された目地構造を示す図である。 外壁パネルの面のうち少なくとも不定形シーリング材が接触する面にプライマー層が形成された目地構造を示す図である。 溝に不定形シーリング材が打設された目地構造を示す図である。 溝に定形材が装填された目地構造を示す図である。 溝が比較的複雑な形状とされた目地構造の他の例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態の一例を図面に基づいて説明する。
図1〜図4に、本発明にかかるパネルの目地構造およびその工法を建物の外壁を構成する外壁パネルに適用した場合の一例を示す。本実施形態における外壁パネル1の目地構造は、外壁パネル1,1の連接部に凹状に形成された溝2の底面2a側に不定形シーリング材3を打設し、該不定形シーリング材3の表面が未硬化のうちに溝2に定形材4を装填してなる水密の構造である。
外壁パネル1は、例えば一般的に流通しているALC(Autoclaved Light-weight Concrete;軽量気泡コンクリート)からなる板状部材であり、例えば鉄骨造建物の外周部に取り付けられて外壁を構成する。なお、外壁パネル1の他の具体例としては、PCa板、GRC、押出し成形セメント板、窯業系サイディング、金属サイディング、塗装鋼板、金属パネル、ガラス、石材等が挙げられる。
外壁パネル1の表面側の端縁部は切り欠かれており、2枚の外壁パネル1を連接することによって、その連接部に凹状の溝2が形成されている(図1等参照)。なお、特に図示していないが、この溝2は深くなるにつれ幅狭となるように、溝2の側面が傾斜したものや階段状に段差が設けられたものであってもよい。
不定形シーリング材3は、溝2に打設されて外壁パネル1間の連接部(目地)を水密構造とするものである(図4等参照)。不定形シーリング材3としては、外壁パネルの材質等に応じて一般的に流通している湿式シーリング材を適宜選択して用いることができ、特にALCからなる外壁パネルに対しては、柔軟性に富み、地震等の外力により変形した際に母材の破壊を生じさせにくい変成シリコーン系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系等のシーリング材が好ましい。また、具体例として、JIS A 5758:1997に規定されるシリコーン系、変性シリコーン系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系、変性ポリサルファイド系、アクリル系、SBR系、ブチルゴム系、ポリイソブチレン系のものなどが挙げられる。ペースト状の不定形シーリング材3は、例えばシーリングガンを用いて溝2に打設され、その後、へらを用いてその表面3aを加圧することで溝2の底面2a側に密実に充填されると同時に表面3aが平滑に仕上げられる。
定形材4は、不定形シーリング材3が耐用年数に達した際に、溝2に新たな不定形シーリング材を打設する為の打設しろを予め確保しておく為のものであり、溝2の幅寸法に対応した幅寸法を有し、上述の不定形シーリング材3に重ね合わされるように溝2に装填される。
定形材4は、上述した不定形シーリング材3の表面3aが硬化するまでの間に溝2に装填され、当該不定形シーリング材3の表面3aの接着力によって保持される(図5参照)。より具体的には、不定形シーリング材3が未硬化で表面3aに粘着性がある状態で、当該不定形シーリング材3の表面3aと定形材4とが密着するように定形材4を溝2へ装填され、不定形シーリング材3が未硬化の状態では該不定形シーリング材3の粘着性による接着力によって保持され、また不定形シーリング材3が硬化するにつれて化学的な接着力によって保持される。このように不定形シーリング材3が有する接着力を利用して定形材4を保持することとすれば、接着材などを別途使用する必要がない。なお、定形材4は、一般的に建築用ガスケット材として流通しているプラスチック系や合成ゴム系の材料で形成することができるが、このように不定形シーリング材3の接着力によって保持されることからすれば、当該不定形シーリング材3との接着性能が良好な塩化ビニルやTPU(熱可塑性ポリウレタン)や天然ゴムなどであることが好ましい。
このような不定形シーリング材3と定形材4の組み合わせによる目地構造において、建物の新築当初から所定年数(不定形シーリング材3の耐用年数)が経過して改修が必要となった際に、一般的には、不定形シーリング材3を除去したうえで新たな不定形シーリング材を打設するものであるところを、不定形シーリング材3を除去することなく定形材4のみを除去し、このとき溝2に形成される空隙に新規な不定形シーリング材を打設することを可能としている。この点を考慮すると、定形材4の厚さは改修後に求められる性能(耐用年数)に応じたものとしておくことが好ましい。例えば、新築当初に溝2に打設された不定形シーリング材3と同等の性能を有する新規な不定形シーリング材を改修時に当該空隙に打設し、次回の改修までの期間を新築から最初の改修までの期間と同等とすることを意図する場合には、定形材4の厚さを、不定形シーリング材3の厚さとほぼ等しい厚さに確保しておくことが好ましい。また、改修時、当初打設された不定形シーリング材3よりも高性能な不定形シーリング材を用いることが想定される場合は、その性能の度合いに応じて定形材4の厚さを小さくすることもできる。
塗膜層5は、外壁パネル1の表面から溝2の底面2aにかけて塗布された塗料によって形成されている。塗料は、例えば合成樹脂エマルジョンあるいは溶液形合成樹脂などであり、塗装範囲は、少なくとも当該外壁パネル1の表面から溝2の底面2a(を構成する切り欠き面)に至るまでの範囲である。本実施形態では、建物の躯体に取り付けられる前の段階、例えば外壁パネル1の製造工場等において、外壁パネル1の表面に塗料を予め塗布して塗膜層5を形成しているが、外壁パネル1を建物の躯体に取り付けた後に塗料を塗布して塗膜層5を形成することもできる(図2等参照)。
溝2の不定形シーリング材3が接触する面には、塗膜層5を下地としてプライマーが塗布されて、プライマー層9が形成されている。プライマー層9は、外壁パネル1に対する不定形シーリング材3の付着性を向上させる為に形成されるものである。使用されるプライマーは、外壁パネル1や不定形シーリング材3の材質に応じて、不定形シーリングメーカーが推奨するものを使用することが一般的である。
塗膜層5は、液体を吸収しやすい外壁パネル1の表面における防水層として機能するものであるが、溝2にも塗膜層5を形成することによって、プライマーが吸収されることを阻止してプライマーの刷毛伸びが向上させることができ、また、溝2の表面の凹凸を滑らかにしてプライマーの塗りムラを発生しにくくすることができる。
なお、溝2のように窪んだ部分においてプライマー層9が確実に形成されているかどうか確認する作業を容易に行いうるようにする為に、プライマー層9と塗膜層5との間には色の濃淡差を有することが好ましい。例えば、塗膜層5が淡色系(例えば白色系や灰色系など)の場合、濃色系(例えば濃い青色系や緑色系など)に着色されたプライマーを用いることによって、溝部2へのプライマー層9の形成状態を目視により容易に確認することができる。
続いて、外壁パネル1の目地構造の施工手順について以下に説明する(図1等参照)。
まず、予め工場において表面及び溝2の底面2aに塗装を施して塗膜層5が形成された外壁パネル1を、建物の外周部に連接するように取り付ける。このとき、隣接する外壁パネル1の間の連接部(目地)に溝2が形成される(図1参照)。
次に、溝2の不定形シーリング材3が接触する面にプライマーを塗布する。このとき、溝2には塗膜層5が形成されているので、プライマーが吸収されることを阻止してプライマーの刷毛伸びが向上させることができ、また、溝2の表面の凹凸を滑らかにしてプライマーの塗りムラを発生しにくくすることができる。
また、例えば、塗膜層5が淡色系(例えば白色系や灰色系など)の場合、濃色系(例えば濃い青色系や緑色系など)に着色されたプライマーを用いることによって、溝部2へのプライマー層9の形成状態を目視により容易に確認することができる。
次に、溝2にシーリングガンを用いて不定形シーリング材3を打設し(図4参照)、その後、へらを用いて加圧することで、当該不定形シーリング材3を溝2に密実に打設しながらその表面3aを平滑に仕上げる。この際、溝2の表面側には定形材4の装填しろを確保しておく。
次に、この不定形シーリング材3の表面3aが硬化する前に、定形材4を溝2に装填し、該不定形シーリング材3の表面3aの接着力によって保持させる(図5参照)。具体的には、作業者らが定形材4を溝2に押し込むといった動作により、定形材4を不定形シーリング材3の表面3aに密着させてその粘着力によって接着させることができる。
その後、外壁パネル1と定形材4の表面に同時に上塗り塗料を吹き付けて上塗り塗膜層6を形成する(図5参照)。
ここまで説明したように、本実施形態における外壁パネル1の目地構造によれば、深いあるいは狭い溝2に対してプライマーを確実に塗布してプライマー層9を形成することができる。このような構造は、意匠上の要請により溝の幅をより狭くした目地構造に好ましく適用できる。
また、プライマー層9と塗膜層5との間に色の濃淡差を有するように着色されたプライマーを塗布することによって、溝部2へのプライマー層9の形成状態を目視により容易に確認することができる。
本実施形態のごとき目地構造は、特に溝2が深い(または狭い)場合に好適である。例示すれば、溝2から定形材4を除去した場合の当該溝2に、不定形シーリング材3が打設されている部分の溝幅の2分の1以上の深さを有する空間が形成されている程度に溝2が深い(または狭い)ような場合に好適である。このような目地構造によれば、例えば不定形シーリング材3の耐用年数経過後に定形材4のみを除去し、当該空間に別の不定形シーリング材を充填する場合に、当該空間の壁面にプライマーを塗布しやすい状況を形成することが可能である。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、本実施形態にて例示した溝2は比較的単純な断面形状を有するものであったが(図1等参照)、本発明はこれよりも複雑な形状、例えば、当該溝2の両壁に該溝2を途中から幅狭にする段部7が設けられ、段部7よりも外壁パネル1の表面寄りの部分である第1溝部21と、段部7よりも深い部分であって第1溝部21よりも幅狭の第2溝部22とが形成され、不定形シーリング材3が第2溝22に打設され、定形材4が第1溝21に装填されるような比較的複雑な形状の目地構造、一例を挙げれば、外壁パネル1の外壁表面から第2溝部22の底面までの深さが当該第2溝部22の底面幅の1.5倍以上であるような深い(あるいは比較的狭い)目地構造の場合に好ましく適用することができる(図6参照)。このように第2溝22が狭いためプライマーが塗布しにくい場合にも、本発明を適用することによって、プライマーが吸収されることを阻止してプライマーの刷毛伸びが向上させることができ、また、溝2の表面の凹凸を滑らかにしてプライマーの塗りムラを発生しにくくすることができる。
1…外壁パネル(パネル)、2…溝、2a…溝の底面、3…不定形シーリング材、3a…不定形シーリング材の表面、4…定形材、5…塗膜層、7…段部、9…プライマー層、21…第1溝部、22…第2溝部

Claims (5)

  1. 2枚のパネルの連接部に凹状に形成された溝と、
    該溝の底面側に打設された不定形シーリング材と、
    前記溝の表面側に装填された定形材と、を含み、
    前記溝における前記不定形シーリング材が接触する面に、2枚のパネルの連接前に形成された塗膜層と、連接後に形成されたプライマー層と、を有することを特徴とするパネルの目地構造。
  2. 前記定形材は、前記不定形シーリング材を別途加工することなく除去可能で、前記定形材除去後における前記溝には、前記不定形シーリング材が打設されている部分の溝幅の2分の1以上の深さを有する空間が形成されることを特徴とする請求項1に記載のパネルの目地構造。
  3. 前記溝が、該溝の両壁に形成されて該溝を途中から幅狭にする段部と、当該溝における前記段部よりも表面寄りの部分である第1溝部と、当該溝における前記段部よりも深い部分であって前記第1溝部よりも幅狭の第2溝部と、を有するものであり、前記不定形シーリング材が前記第2溝に打設され、前記定形材が前記第1溝に装填されていることを特徴とする請求項1に記載のパネルの目地構造。
  4. 前記塗膜層と前記プライマー層との間には、色の濃淡差を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のパネルの目地構造。
  5. 前記パネルが、多孔質素材からなることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のパネルの目地構造。
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