JPH0710119U - 外壁目地用ガスケット - Google Patents

外壁目地用ガスケット

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JPH0710119U
JPH0710119U JP4433593U JP4433593U JPH0710119U JP H0710119 U JPH0710119 U JP H0710119U JP 4433593 U JP4433593 U JP 4433593U JP 4433593 U JP4433593 U JP 4433593U JP H0710119 U JPH0710119 U JP H0710119U
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JP
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wall
joint
gasket
building
rubber
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JP4433593U
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誠 羽田
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外壁に段差のある場合でも、止水性にすぐれ
た外壁目地用ガスケットを提供する。 【構成】 本考案は、建物の外側に張った外壁10,1
0の接続部に形成される目地部20に建物内部への浸水
を防止するために嵌込む如く、ゴムまたはゴム様弾性体
よりなり、且つ目地部20の開口を覆うカバー部分31
にT字状に中央脚部分32を結合し、その中央脚部分3
2の両側から外壁10,10の端面に向ってシールリッ
プ33を突設してなる外壁目地用ガスケットであって、
前記カバー部分31の両端部内面に中央・奥向き斜めの
サブリップ36,36を突設してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外壁目地用ガスケットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図1及び図2に示すように、建物の外側に張った外壁10,10の接続 部に形成される目地部20には建物内部への浸水を防止するために嵌込む目地用 ガスケットとして、目地部20の開口を覆うカバー部分31、そのカバー部分3 1にT字状に結合した中央脚部分32、中央脚部分32の両側から外壁10,1 0の端面に向って伸びる複数段のシールリップ33、及び各シールリップ33間 に架けたブリッジ34よりなるものが使用されている。なお、この目地用ガスケ ットは、図1に示すように、ゴムまたはゴム様弾性体の押出品であって、そのカ バー部分31の表層部分35は外壁10,10と同色に着色してある。
【0003】 しかしながら、図1に示すゴムまたはゴム様弾性体の押出品は、図3に示すよ うに隣合う外壁10,10間に段差Dがある場合、カバー部分31と外壁10と の間に隙間Sが発生し、その隙間Sから目地部20に水が浸入すると言う問題点 がある。また、外壁10の表面がシボ等の凹凸を有する場合、外壁10との間に 部分的に隙間が発生する。従って、止水を主としてシールリップ33に依存せざ るを得ず、止水に対する不安が残る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上記従来の外壁目地用ガスケットは、隣合う外壁 10,10間に段差がある場合、カバー部分31と外壁10との間に隙間が発生 し、その隙間から目地部20に水が浸入することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図4乃至図7を参考にして説明する。本考案は、建物の外側に張った外壁10 ,10の接続部に形成される目地部20に建物内部への浸水を防止するために嵌 込むところの、ゴムまたはゴム様弾性体よりなり、且つ目地部20の開口を覆う カバー部分31にT字状に中央脚部分32を結合し、その中央脚部分32の両側 から外壁10,10の端面に向ってシールリップ33を突設してなる外壁目地用 ガスケットであって、前記カバー部分31の両端部内面に中央・奥向き斜めのサ ブリップ36,36を突設してなるものである。
【0006】
【実施例】
第1実施例について図4乃至図6を参考にし説明すると、10,10は互いに 端面が相対する如く建物の外側に張った外壁、20はその外壁10,10の接続 部に形成された目地部、30はその目地部20から建物内部への浸水を防止する 目地用ガスケットであって、ゴムまたはゴム様弾性体よりなり、次のように構成 される。すなわち、31は目地部20の開口を覆うカバー部分、32はそのカバ ー部分31にT字状に結合した中央脚部分、33はその中央脚部分32の両側か ら外壁10,10の端面に向って突設した複数段のシールリップ、34はそのシ ールリップ33間に架けた補強用ブリッジ、35は前記カバー部分31の表層部 分であって、外壁10と同色に着色してある。36,36は前記カバー部分31 の両端部内面に中央・奥向き斜めに突設したサブリップである。図7において、 37は各サブリップ36を屈折容易にするためにその内側付け根に形成したノッ チを必要に応じ設けられる。
【0007】 作用について説明すると、図5に示すように隣合う外壁10,10間に段差が ない場合、カバー部分31及びサブリップ36共に、外壁10と弾接し、その間 に隙間が発生することはなく、内部のシールリップ33と組み合わせて多重シー ルになっていて、目地部20に水が浸入する恐れはない。また、図6に示すよう に隣合う外壁10,10間に段差がある場合、カバー部分31及びサブリップ3 6は、前方に出た外壁10に対しては、両者共に弾接し、後方に引込んだ外壁1 0に対しては、カバー部分31は弾接しないが、サブリップ36が段差を吸収し て弾接し、内部のシールリップ33と組み合わせて、多重シールになっていて、 目地部20内への浸水に対する不安は完全に解消される。なお、図4に示す如く 、サブリップ36が外壁10に接触してモーメントMが加わったとき、そのモー メントMによってカバー部分31の外縁にもモーメントMが伝わり、カバー部分 31の外縁を外壁10に近づけ、隙間Sを小さく又は塞ぐ作用もある。また、図 7に示すようにノッチを設けることによりリップ36の反力を低下させ、カバー 部分31の浮き上がりを防止できる。なお、外壁10の表面にシボ等の凹凸があ る場合でも、サブリップ36,36が有効に働き、サブリップ36が外壁10表 面のコーナー及び木口(外壁端面)と弾接するため、両者間の隙間の発生が少な く、止水性が高い。
【0008】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるため、隣合う外壁10,10間に段差があっ ても、少なくともサブリップ36が段差を吸収して、外壁10,10と弾接し、 隙間が発生することはなく、内部のシールリップ33と組み合わせて、目地部2 0内への浸水を完全に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す断面図である。
【図2】従来例の目地部への組み込み状態を示す断面図
である。
【図3】従来例の外壁間に段差がある場合の目地部への
組み込み状態を示す断面図である。
【図4】本考案の実施例を示す断面図である。
【図5】本考案の実施例の目地部への組み込み状態を示
す断面図である。
【図6】本考案の実施例の外壁間に段差がある場合の目
地部への組み込み状態を示す断面図である。
【図7】本考案の実施例のうち、サブリップの付け根に
ノッチを付けたものを示す断面図である。
【符号の説明】
10 外壁 20 目地部 30 ガスケット 31 カバー部分 32 中央脚部分 33 シールリップ 34 ブリッジ 35 表層部分 36 サブリップ 37 ノッチ D 段差 S 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外側に張った外壁(10,10)
    の接続部に形成される目地部(20)に建物内部への浸
    水を防止するために嵌込む如く構成したゴムまたはゴム
    様弾性体よりなり、且つ目地部(20)の開口を覆うカ
    バー部分(31)にT字状に中央脚部分(32)を結合
    し、その中央脚部分(32)の両側から外壁(10,1
    0)の端面に向ってシールリップ(33)を突設してな
    る外壁目地用ガスケットにおいて、前記カバー部分(3
    1)の両端部内面に中央・奥向き斜めのサブリップ(3
    6,36)を突設してなる外壁目地用ガスケット。
JP1993044335U 1993-07-20 1993-07-20 外壁目地用ガスケット Expired - Fee Related JP2593545Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001065146A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Sekisui Chem Co Ltd 外壁目地用ガスケットおよび外壁構造
KR200482624Y1 (ko) * 2016-10-31 2017-02-15 (주)삼우에이피엔 건물 내외장 패널 마감재

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JP5334560B2 (ja) * 2008-12-19 2013-11-06 西川ゴム工業株式会社 目地材

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