JPH10266370A - 目地部の構造 - Google Patents

目地部の構造

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Publication number
JPH10266370A
JPH10266370A JP7752897A JP7752897A JPH10266370A JP H10266370 A JPH10266370 A JP H10266370A JP 7752897 A JP7752897 A JP 7752897A JP 7752897 A JP7752897 A JP 7752897A JP H10266370 A JPH10266370 A JP H10266370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
wall
section
bottom wall
construction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7752897A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Shibuya
誠一 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Hoppo Jubunka Kenkyusho KK
Original Assignee
HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Hoppo Jubunka Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK, Sekisui Chemical Co Ltd, Hoppo Jubunka Kenkyusho KK filed Critical HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Priority to JP7752897A priority Critical patent/JPH10266370A/ja
Publication of JPH10266370A publication Critical patent/JPH10266370A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目地が目立たず、外観にすぐれた目地部の構
造を提供すること。 【解決手段】 隣接する外壁パネル1,1の端部に傾斜
溝壁部11と傾斜底壁部12が設けられ、この傾斜底壁
部12間に、挿入部212と押圧部211とからなる断
面略T字形状の目地材2の押圧部211が跨がって設け
られている目地部3の構造において、傾斜溝壁部11と
傾斜底壁部12の境界部に、目地材2の押圧部211の
端部厚みに略等しい段差部13が設けられていることを
特徴とする目地部の構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁,天井などの
目地部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば複数の外壁パネル間の目
地部の構造として、特開昭58−127861号公報に
記載されているようなものが知られている。この目地部
の構造は、図2に示すように、外壁パネル1a,1aの
端部を切り欠いて傾斜溝壁部11aと平坦部12aを形
成し、この平坦部12a,12a間に跨がるように乾式
のガスケットからなる目地材2aが設けられている。こ
の目地材2aが設けられた状態の目地溝3aは、外壁パ
ネル1aの表面に設けられた化粧溝13aと同じ形状に
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、上記従来
の目地部の構造は、目地材2aの表面部21aの端部と
外壁パネル1aの端部の平坦部12aとの間に段差31
aがあり、光の具合によってそこに影が生じることがあ
った。この影が生じた場合、外壁パネル1aの他の化粧
溝13aとの関係では目地溝3aの見え方が相違するこ
とになり、目地が目立つことになった。このため、外観
上の見栄えが低下するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、目地が目立たず、美的外
観にすぐれた目地部の構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
目地部の構造は、隣接するパネルの端部に傾斜溝壁部と
底壁部が設けられ、この底壁部間に、挿入部と押圧部と
からなる断面略T字形状の目地材の押圧部が跨がって設
けられている目地部の構造において、前記傾斜溝壁部と
底壁部の境界部に、目地材の押圧部の端部厚みに略等し
い段差部が設けられているものである。
【0006】(作用)請求項1記載の本発明において
は、目地材の押圧部の端部厚みに略等しい段差部が傾斜
溝壁部と底壁部の境界部に設けられているので、実質的
に目地溝の底部において、目地材の押圧部の端部と外壁
パネルの端部の底壁部との間に段差は生じない。このた
め、光の具合によって影は生じず、目地部が目立たな
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の外壁パネル間の目
地部の構造の第1実施例を示す要部断面図である。
【0008】図において、1,1は硬質木片セメント板
などからなる外壁パネルであり、その端部はプレス成形
などにより切り欠かれた形状になされ、傾斜溝壁部11
と傾斜底壁部12が設けられている。そして、傾斜溝壁
部11と傾斜底壁部12の境界部には、後述の目地材の
押圧部の端部の厚みにほぼ等しい段差部13が設けられ
ている。この段差部13は外壁パネル面に対して直交し
ている。
【0009】目地材2は断面T字状の本体部21と、こ
の本体部21の下部の両側に設けられた複数のシール部
22とからなっている。本体部21は硬質のゴム,硬質
塩化ビニル樹脂などの耐候性を有する材料からなるもの
であり、押圧部211と挿入部212とからなってい
る。押圧部211の厚みは端部に近づくにつれて薄くな
っている。シール部22は低硬度のゴム,軟質合成樹脂
などのシール性の良好な材料からなり、外壁パネル1の
端部に圧接されることにより防水性能を発揮するように
なっている。なお、シール部22の一部は抜け防止機能
も有している。
【0010】そして、目地材2が外壁パネル1,1の傾
斜底壁部12,12間に跨がるように挿入されて、その
端部側の裏面を傾斜底壁部12に当接するように装着さ
れて目地部の構造とされている。なお、3,4は連結用
の型材であり、両外壁パネル1の端部裏面に固定されて
おり、両型材3,4の連結部31,41を重ね合わせ、
釘6にて枠材(図示せず)に固定された合板5に固定さ
れている。
【0011】このように外壁パネル1,1間に目地材2
が設けられて形成される目地溝3は、外壁パネル1の傾
斜溝壁部11と傾斜底壁部12の境界部に、目地材2の
押圧部211の端部の厚みに等しい段差部13が存在す
るので、目地材2の押圧部211の端部と、外壁パネル
1の傾斜溝壁部11と傾斜底壁部12の境界部との間に
段差を生じない。このため、光線の角度がどのように変
化しても、境界部に影を生じることがない。
【0012】上記実施例においては、外壁パネル表面は
平坦なものとしたが、たとえば外壁パネルの表面に目地
溝とほぼ同じ形状の化粧溝を設けてもよい。
【0013】また、上記実施例においては、底壁部を傾
斜したものとしたが、平坦なものであってもよい。
【0014】さらに、上記実施例では、外壁パネル間の
目地部に適用した例を示したが、内壁パネルや天井の目
地部に適用できることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の目地部の構造において
は、傾斜溝壁部と底壁部の境界部に、目地材の押圧部の
端部厚みに略等しい段差部が設けられていることによ
り、目地材の押圧部の端部と外壁パネルの端部の底壁部
との間に段差は生じない。このため、光の具合によって
影が生じないため、目地部が目立たず、美的外観にすぐ
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部断面図である。
【図2】従来の目地部の構造を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 外壁パネル 11 傾斜溝壁部 12 傾斜底壁部 13 段差部 2 目地材 21 本体部 211 押圧部 212 挿入部 22 シール部 3 目地溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接するパネルの端部に傾斜溝壁部と底
    壁部が設けられ、この底壁部間に、挿入部と押圧部とか
    らなる断面略T字形状の目地材の押圧部が跨がって設け
    られている目地部の構造において、前記傾斜溝壁部と底
    壁部の境界部に、目地材の押圧部の端部厚みに略等しい
    段差部が設けられていることを特徴とする目地部の構
    造。
JP7752897A 1997-03-28 1997-03-28 目地部の構造 Pending JPH10266370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7752897A JPH10266370A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 目地部の構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP7752897A JPH10266370A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 目地部の構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10266370A true JPH10266370A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13636488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7752897A Pending JPH10266370A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 目地部の構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH10266370A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002155586A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Daido Steel Sheet Corp パネルの接合構造
JP2009057717A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット間の目地構造及びユニット建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002155586A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Daido Steel Sheet Corp パネルの接合構造
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