JPS5814187Y2 - 建築用板材 - Google Patents

建築用板材

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Publication number
JPS5814187Y2
JPS5814187Y2 JP1976029954U JP2995476U JPS5814187Y2 JP S5814187 Y2 JPS5814187 Y2 JP S5814187Y2 JP 1976029954 U JP1976029954 U JP 1976029954U JP 2995476 U JP2995476 U JP 2995476U JP S5814187 Y2 JPS5814187 Y2 JP S5814187Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
thickness
locking protrusion
stepped surface
stepped
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976029954U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52121109U (ja
Inventor
康敏 加藤
隆治 橋本
誠 木曾
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、壁板として使用される建築用板材に関し、板
材接合部の浸水に対する処理、すなわち雨仕舞を簡易に
行い得る構成である。
壁面を板材の貼付けにより施工する場合、従来において
は、ジョイナ−に水切りを設けたり板材接合部に目地材
を充填する等により板材接合部の防水化を図っているが
、ジョイナ−1目地材を接合部に組込むための作業が必
要である、突合せ接合、目すかし接合のそれぞれに応じ
たジョイナ−を準備しておく必要がある等の不利があり
、防水性についても、作業がやっかいな割には効果が小
である。
本考案に係る建築用板材はジョイナ−1目地材を使用す
ることなしに、防水性に秀れた突合は接合、並びに目す
かし接合を可能にする構成であり、無機質製板材一端部
に、裏面細手厚部が欠切されてなる、係止用突部付きの
段面が設けられ、板材他端部に、表面半厚部が欠切され
てなる、上記段面に対して雌雄関係の段面が設けられ、
上記板゛材一端部における段面には弾性被膜が被着され
ており、前記板材厚さをT、前記段面の巾をa、該段面
の厚さと前記弾性被膜の厚さとの和をb、前記係止用突
部の巾をC1該係止用突部の厚さと前記段面の厚さとの
和をdとすると、a>C,d>工〉b、d+b=’rと
されて構成されていることを特徴とするものである。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図において1は板材、例えば石綿セメント板である
2aは板材1の一端部1aに設けられた段部であり、板
材1の裏面細手厚部が欠切された形状であって、先端に
は係止用突部21 aが形成されている。
この段部における各寸法a、l)、c及びd並びに板材
厚さTとは、a>C,d>工〉b、d+b=Tの関係に
されている。
3は段部2aの平坦面に被着された弾性被膜、例えば、
発泡ウレタン被膜である。
2bは板材1の他端部1bに設けられた段部であり、上
記板材一端1aの段部2aに対して雌雄の関係とされ、
板材1の表面側手厚部が欠切された形状とされている。
第2図は上記した建築用板材で壁面を施工する場合の板
材突合せ部を示し、板材他端部2bの係止用突部21
bが板材一端部1aの段部2aにおける隅部に圧接され
、係止用突部21 bの突出量により同段部2aの弾性
被膜3、例えば発泡層が圧縮されている。
この圧縮された発泡層部分30は気泡が潰されて非吸水
性とされ、面圧の増大によりシール作用を呈する。
従って、矢印Aで示す径路で侵入してくる雨水は、発泡
層部分30で完全に遮断され、従って、接合部に良好な
防水性が付与される。
なお、第2図において、4は胴縁、5は釘である。
第3図は本考案板材で壁面を施工する場合の板材の目す
かし接合部を示し、板材一端部1aにおける段部2aの
突部21 aと板材他端部1bにおける段部2bの突部
21 bとが互に係止され、両板材間には間隙lが隔て
られている。
この接合部においても弾性被膜3の圧縮部分30のため
に秀れた防水性が呈される。
第4図は本考案の別実施例を示し、板材他端部1bの段
面中間に、係止用小突部22 bが形成されている点を
除けば第1図の実施例とほぼ同一構成である。
第5図Aは第4図の板材に対する突合せ接合部を第5図
B並びに第5図Cは同上板材に対する目すかし接合部を
それぞれ示している。
第5図B並びに第5図Cから明らかなように第4図に示
す別実施例によれば、目すかじの巾lを大小に容易に調
節でき、壁面のわりつけ時に、この調節を行い、小巾板
を不要にし得る利点がある。
なお、本考案に係る建築用板材は通常、石綿セメントを
押出成形し、これを養生することにより製造されるが乾
式法、或いは湿式法で得られる石綿セメント生原板2枚
を上下にずらして重ねこれをプレスしたのち、養生する
ことにより製造することもできる。
本考案に係る建築用板材は、上述した通りの構成であり
、目地材、ジョイナ−等を使用することなしに、突合せ
接合並びに目すかし接合の面接合方式で使用できるから
、施工が簡単であり、しかも接合方式を自由に選ぶこと
ができる。
更に、接合部に防水性を付与するための弾性被膜が板材
一端部における裏側半厚部矢切形状の段面に被着されて
いるから第2図、第3図、並びに第5図A〜第5図Cか
ら明らかなように接合部からの弾性被膜の露出を無くし
得、弾性被膜の紫外線劣化が防止でき、従って、長期に
わたって安定な防水性が叶えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案板材を示す断面図、第2図、第3図は本
考案板材の接合状態を示す説明図、第4図は本考案板材
の別実施例を示す断面図、第5図A、第5図B、並びに
第5図Cは別実施例板材の接合状態を示す説明図である
。 図において、1は板材、2aは板材一端部1aにおける
段面、21aは係止用突部、2bは板材他端部における
段面、21bは係止用突部、3は弾性被膜、4は電力ケ
ーフ゛ルで゛ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無機質製板材一端部に、裏面細手厚部が欠切されてなる
    、係止用突部付きの段面が設けられ、板材他端部に、表
    面側半厚部が欠切されてなる、上記段面に対して雌雄関
    係の段面が設けられ、上記板材一端部における段面には
    、弾性被膜が被着されており、前記板材厚さをT、前記
    段面の巾をa、該段面の厚さと前記弾性被膜の厚さとの
    和をb、前記係止用突部の巾をC1該係止用突部の厚さ
    と前記段面の厚さとの和をdとすると、a>c、d>X
    >b、d+b−=Tとされて構成されていることを特徴
    とする建築用板材。
JP1976029954U 1976-03-13 1976-03-13 建築用板材 Expired JPS5814187Y2 (ja)

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JP1976029954U JPS5814187Y2 (ja) 1976-03-13 1976-03-13 建築用板材

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JP1976029954U JPS5814187Y2 (ja) 1976-03-13 1976-03-13 建築用板材

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JPS52121109U JPS52121109U (ja) 1977-09-14
JPS5814187Y2 true JPS5814187Y2 (ja) 1983-03-19

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JP6517249B2 (ja) * 2016-01-20 2019-05-22 株式会社石川時鐵工所 陶磁板及びその製造装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038619B2 (ja) * 1972-11-17 1975-12-11

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JPS5038619B2 (ja) * 1972-11-17 1975-12-11

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