JPH02210144A - 外壁構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無機系建材を着脱容易に施工して構成できる外
壁構造に関する。

〔従来の技術〕

一般に、乾式の無機系建材を下地に施工し外壁を構成す
るには、■特開昭６０−９８０５４号公報、■特開昭６
１〜２９４０６０号公報等がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、この種構造では下記する諸点において種
々の欠点があった。すなわち、■では無機系外装材の下
地にアルミ押出板を敷設・施工する必要があり、かつ目
地間にパッキング材を介在させなければならず、しかも
上記建材の挟持には弾力が殆ど作用しない構造であり、
コストが高く、施工性に劣り、しかも外観上は無機系建
材の外壁のように見えるが実際は無機系建材が存在しな
い部分が多く、防火性に欠ける。■は目地にコーキング
が現れ、３〜４年で劣化し、かつパネルの挟持に弾力が
十分に付加されていないし、下地は金属板であったり、
躯体であったりし、防水性、防火性、耐結露性に欠ける
。等の不利があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明はこのような欠点を除去するため、長尺型の無機
系建材と取付具とに嵌合構造を形成し、かつ上記建材の
着脱を容易とするため圧縮性が大きく、しかも防水性の
あるパッキング材を建材の雄型連結部端と接触するコ字
状保持部に介在させ、また長尺型の無機系建材の雌型連
結部と取付具端のＬ字状ガイド間にパッキング材を介在
させて外壁を形成し、施工しやすく、万一の破壊時の交
換が容易で、その上、防水性と強度があり、かつ安価な
外壁を構成できる外壁構造を提案するものである。

〔実施例〕

以下に、図面を用いて本発明に係る外壁構造の一実施例
について詳細に説明する。第１図は上記外壁構造の代表
例を示す一部切り欠き斜視図であり、１は下地で主柱、
間柱、あるいは既存外壁等の１種からなる。２は防水シ
ートで、例えばアスファルトフェルト、ピロアスファル
トフェルト、防風・防湿シートの１種からなり、万一の
雨水、結露水が下地ｌに漏洩するのを防止するのに用い
る。ｉは無機系建材（以下、単にパネルという）で第２
図に示すように化粧面部４と雄型連結部７と雌型連結部
８と複数個の係止溝１０．１１とから形成したものであ
り、セメント押出品、窯業系サイデイング、焼成粘土、
ＡＬＣ、スレート等の１種以上から構成する。さらに説
明すると、パネル主は長尺状の化粧面部４と両側壁５．
６とから形成し、側壁５．６は化粧面部４に対し任意の
角度に形成する。特に、側壁５．６は目地Ａの形状に対
応して設定する。雄型連結部７はパネル主を横張りした
際の上端となり、雌型連結部８は雄型連結部７を収納す
る切り欠９を有する。係止溝１０．１１はパネル主を下
記する取付具Ｕに係合し、パネル主が万一、破壊した際
の交換の容易さ、所謂、着脱が簡単で、しかも作業スピ
ードが速く、その上、離脱のない形状としたものであり
、パネル盈の裏面に長手方向と平行に、１本もしくは複
数本設ける。なお、係止溝１０は主にストッパ機能、係
止溝１１は離脱防止の係止とストッパとガイドの機能を
有する。旦は取付具で第３図に示すように板材（Ｗｅ、
ＡＮ、ステンレス板）をロール成形、プレス等で成形し
た長尺体でパネル主の装着と防水体およびパネル主の装
着時のガイドとして役立つ。さらに説明すると、取付具
■は板体の途中に前記係止溝１０．１１と対応して形成
した係止片Ｉ３．１４と凹部１５〜１７とコ字状保持部
工８とＬ字状ガイド１９と舌片２０．２１とパッキング
材２２とから構成する。さらに説明すると、取付具用は
０．２〜２ｆｆＩ１１位の板材、押出品を用いたもので
あり、係止片１３は係止溝１１と嵌合し、かつパネル盈
を矢印イ方向に移動可能とすることによりパネル−３−
が容易に交換できる形状、寸法としたものである。特に
、係止片１３はストッパとガイドと保持力を兼備する機
能を有する。

係止片１４はガイドとストッパの機能を有し、凹部１５
はパネル主の裏面凸部３ａを、凹部１６は凸部３ｂを、
凹部１７はパネル主の雄型連結部７を収納、ガイドする
。コ字状保持部１８は雄型連結部７を挟持すると共に、
着脱しうる形状であり、Ｌ字状ガイド１９は雌型連結部
８をガイドするのに役立つものである。舌片２０．２１
は端部補強を行い、パフキング材２２は防水性、圧縮性
を有し、パネル主の雄型連結部７の先端と当接してこの
連結部からの漏水を阻止すると共に、雄型連結部７の寸
法誤差の吸収、およびパネル主の交換を容易にするのに
役立つ。

このパッキング材２２の一例としてはゴム、プラスチッ
クフオーム、防火材入りのパッキング材、および吸水に
より膨潤するタイプなどの１種からなる紐状、線状物゛
であり、断面は円形、角、楕円、その他の任意形状とす
る。

次に施工例について説明すると、いま下地１にアスファ
ルトフェルトからなる防水シート２が敷設されていると
仮定する。そこで、第１枚目の取付具■を釘Ｂで固定す
る。そこで、パネル主の雄型連結部７をコ字状保持部１
８に挿入し、パッキング材２２を圧縮し、係止片１４が
係止溝１０に係合するまで矢印イ方向に押圧し、係合す
る位置で矢印口方向に移動させると第１図に示すような
外壁を形成できる。従って、全外壁を構成するにはこの
ような工程を順次、行えばよい。また、目地Ａには必要
によりコーキング材を充填してもよい。

以上説明したのは本発明に係る外壁構造の一実施例であ
り、取付具兵を第４図、第５図（ａ）〜（ロ）に示すよ
うに形成したり、パネルユを第６図（ａ）〜（ト）、第
７図（ａ）〜（Ｓ）に示すように構成することもできる
、〔発明の効果〕 上述したように、本発明に係る外壁構造によれば、■取
付具とパネルを交互に施工するため、目地幅を一定とす
ることができる。■パネルは着脱容易なため、万一の破
壊でも容易に交換できる。

■パッキング材と取付具とパネルの寸法関係で目地部の
防水性が確実である。■パネルの製作誤差があっても施
工に支障がない。■パネルは離脱がない、■施工に熟練
を必要としない。等の特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る外壁構造の一実施例を示す一部切
り欠き斜視図、第２図は無機系建材の一例を示す斜視図
、第３図は取付具の一例を示す説明図、第４図、第５図
（ａ）〜（ｄ）は取付具の一例を示す説明図、第６図（
ａ）〜（ト）、および第７図（ａ）〜（Ｓ）は無機系建
材の一例を示す説明図である。 ｌ・・・下地、３・−・無機系建材、■・・・取付具。 第 図 第　２　図 第３図 ユ・・・無機系建材 肥・・・取付具 ２２・・・バンキング材 第 ＋ 図 第 図 （Ｃ） 第 図 Ｃａノ 第 図 （パノ （Ｃ〕 第 図 （＆） ｒ！ （Ａ） ｔノ ―争１◆ 第 ワ 図 （い メー ；モス二二二〕。 第 ワ 図 （ａ） １之 φ ［Ｃ） く且 ◆１゜ （ｄノ ダ２ ｔ４） 第 ワ 図 ゛°）〈互 填習困困匡可りヨ °゛〈且 ■Ｆ「＝＝７心ユ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）下地に長尺型無機系建材を取付具を介して装着す
   る外壁構造において、上記無機系建材は裏面に係止溝を
   少なくとも複数個、長尺方向に平行に設け、長手方向の
   一側縁に凸状の雄型連結部を、他側縁に切り欠状の雌型
   連結部を形成し、取付具は前記建材の係止溝に対応した
   係止片を突設すると共に、雄型連結部先端部を弾力下で
   、かつ前記建材の離脱が可能な程度に圧縮するパッキン
   グ材を介在したコ字状保持部と該保持部先端を外方に折
   り返したＬ字状ガイドとからなり、下地に取付具を固定
   し、該取付具に前記建材の係止溝、雄型連結部を嵌合し
   、前記Ｌ字状ガイドの水平面と上段となる前記建材の雌
   型連結部端間にパッキング材を介在させた外壁構造。